JP2005141856A - バンド・コード化を内蔵するタイミングをベースとするサーボ・パターン - Google Patents

バンド・コード化を内蔵するタイミングをベースとするサーボ・パターン Download PDF

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Abstract

【課題】 タイミング部分以外の追加データにトラック識別を記憶することができるようにすることにより、サーボ・トラック内に記憶している情報の効率を改善する方法を提供する。
【解決手段】 コード化することができる表面と、前記表面上の少なくとも1つのサーボ・トラックと、前記少なくとも1つの各サーボ・トラック上に書き込まれた複数のタイミングをベースとするサーボ・パターンとを備え、前記少なくとも1つの各サーボ・パターンの複数の第1の部分が同じものであり、前記テープの長さに沿って同期していて、前記少なくとも1つのサーボ・パターンの複数の第2の部分が異なる。サーボ・トラックの識別は、サーボ記録ヘッド上の少なくともいくつかのトラックの書込素子に対して、1つまたはそれ以上の追加記号を追加することにより行われる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、概して、磁気記憶媒体へのデータの記録、及び磁気記憶媒体からのデータの読み取りに関し、特に磁気テープ内のトラックに対する磁気ヘッドの位置を維持するサーボ制御システムに関する。
情報の磁気記憶が高度になるにつれて、より多くのデータがより小さな空間内に詰め込まれるようになってきている。磁気テープ上に大量のデータを記憶する際に、データの複数の「トラック」がテープの長さ方向に平行に記憶される。特定の幅のテープ上に記憶することができるトラックの数は、使用する技術の感度により異なるが、現在、1/2インチ(1.27cm)幅の磁気テープ上に数百のトラックを形成することができる。
これら数百のトラックへデータを記録し、そこからデータを読み取る際の主な障害は、テープが読取/書込ヘッドを横切る時のテープ媒体の横方向の振れである。この問題は、テープを横切って種々の横方向の位置にサーボ情報を記録しているトラックを含むテープを製造することにより克服できる。これらのサーボ・トラックは、テープ・トランスポートのサーボ機構が、データ・トラックに対してヘッドを正確に位置決めすることができる情報を供給する。
図1は、テープ及び読取/書込ヘッドを示す。テープ100は、多数のサーボ・トラック101〜105を有する。データは、サーボ・トラック101〜105間のバンド106〜109内に記憶される。各データ・バンドは、技術により異なる所与の数のトラックを含む。これらの例の場合には、読取/書込ヘッド112は、3つのサーボ読取素子114,116,118及び特に図示していない多数のデータ読取/書込素子を含む。読取/書込ヘッド112は、テープ100の上部124または下部126に位置させることができる。読取/書込ヘッド112の幅は、テープの幅より広く作られていて、そのため、その位置がどこにあっても、ヘッド112はテープ100をサポートする。サーボ読取素子114,116,118は、サーボ・トラックから情報を読み取る。これにより、サーボ機構は、テープ100に対して読取/書込ヘッド112の位置を正しく維持するために必要なすべての動作を計算することができる。
サーボ・トラックは、サーボ機構に対して位置決め情報を供給する他に、個々のサーボ・トラック及びテープに沿った現在のテープの縦方向の位置の識別などの追加の有用な情報を運ぶためにコード化することができる。
情報は、多数の異なる方法でサーボ・トラック内に書き込まれたパターンにコード化される。1つの非常に有用な方法は、タイミングをベースとするコード化である。何故なら、この方法は、読取速度に影響されない位置感知方法を提供するからである。この方法は、引用によって本明細書の記載に援用する、米国特許第6,021,013号に開示されている。この米国特許においては、各サーボ・トラックに、その相互間の間隔がサーボ・トラックの幅を横切って一定の方法で変化する2つのパターン化されたラインの反復巡回シーケンスが書き込まれる。パターンの周期的なギャップは、パターンに対する出発点としての働きをする。図2及び図3は、この米国特許からの2つの例示としてのパターン200及び300のコピーである。2つの異なるラインの検出の間の時間Aは、2つの類似のラインの検出の間の時間Bと比較される。A:Bの値は、読み取りの時点でのサーボ読取ヘッドの中心間の距離を表し、それ故、読取ヘッドを正しく位置させるのに必要な修正量を表す。記号間の距離ではなくこの比率を使用することにより、テープは種々の速度で移動することができる。それ故、データの所与のバンド上の位置を維持することができる。
2つのパターン200及び300は、タイミングをベースとするサーボ・パターンの原理を示しているが、A及びBの1回の比較では、正確な測定を行うのに十分でないことが分かっている。それ故、図4Aに示すパターン400のような入れ子パターンがもっと頻繁に使用される。4つのシェブロンの入れ子パターンを使用することにより、テープの所与の長さを横切って4回の測定を行うことができる。A:Bのその平均値の方が遥かに正確である。ストライプの予想したシーケンス(通常、2組の5つのシェブロンの後に2組の4つのシェブロンが続く)を検出すれば、エラーを効率的に検出することができる。何故なら、予想した入力が発見されなかった場合、ソフトウェアがそれを直ちに検出することができるからである。
必要な高い精度を得るために、特殊なサーボ・トラック機械によりテープに対して記録が行われる。記録ヘッドの第1の部分は消去ヘッドを含み、この消去ヘッドはテープの全幅を消去する。その後に、1回でテープ上にすべてのサーボ・トラックに書込みを行うことができるコイルを1回巻いた複数のギャップを有する書込素子が位置する。連続的に電力が供給され、反復してある極性から反対の極性に切り替えられる通常のデータ書込素子とは異なり、サーボ書込素子は、スイッチによりオン/オフされ、通常、一方の極性だけで書き込まれる。さらに、書込素子はパターン化され、そのため、電力が供給される度に、書込素子はテープ上にパターン化された書込素子の画像を形成する。テープがヘッドを横切って移動する時に、書込素子の切替えを制御することにより、パターンが各サーボ・トラック上に反復して書き込まれる。入れ子パターンの場合には、パターンの左右の成分の両方の画像が、精度を維持するために同時に書き込まれる。
図4B〜Kは、図4Aのパターンの生成を示す。この例の場合には、これらの図面は、テープが書込ヘッドを横切って右から左に移動する場合のテープの同じ部分を示す。白で示すテープの部分は、すでに消去されている。図4Kは、書込素子にパルスが供給された場合を示すタイミング・パターンであり、一方、図4B〜Jは、各パルス供給後のテープを順次示す。図4Bについて説明すると、書込素子の第1のパルスP1は、書込素子上に位置するパターンの画像をすでに形成していて、2つのシェブロンのパターン410−1を生成している。図4Cは、パルスP2がパターン410−2を書き込んだ後のテープを示し、図4Dは、パルスP3がパターン410−3を書き込んだ後のテープを示し、図4Eは、パルスP4がパターン410−4を書き込んだ後のテープを示し、図4Fは、パルスP5がパターン410−5を書き込んだ後のテープを示す。最初の5つのパルスの後で、最初の5つの入れ子シェブロン410−1〜410−5すべてが書込素子を通過するまで、書込素子にはパルスは再び供給されない。次に、さらに4つのパルスP6〜P9が、4つの入れ子シェブロン410−6〜410−7のパターンを書き込む。このプロセスは、テープの全長に沿ってすべてのサーボ・パターンが書き込まれるまで継続して行われる。
タイミングをベースとするサーボ・パターンを正しく動作させるために、結果に悪影響を与える恐れがあるいくつかの要因を考慮に入れなければならない。第一に、サーボ読取素子は、各サーボ読取素子が、生成されたパターンの狭い幅だけを検出するように、サーボ・トラックより遥かに狭いものでなければならない。そうすることにより、偽の位置信号によるトラッキング・エラーを最も少なくすることができる。第二に、すべてのパターン・ラインは、単極書込電流により書き込まれ、タイミングは同じ極性を有する磁束遷移間だけで測定される(例えば、ラインの始めに遷移が何時も位置するようにタイミングをとる)。書込ヘッドまたは書込プロセスでの変動、及び他の問題により、異なる極性を有する遷移のタイミングが明らかにシフトする恐れがある。それ故、反対の遷移は決して比較されない。
図1の読取ヘッド112を、データのバンド106,107,108,109上に正確に位置させるために、異なるサーボ・トラックに対して各パターンが使用される。例えば、パターン200が図1の3つのサーボ・トラック101,102,105上で使用され、パターン300がサーボ・トラック103及び104上で使用される場合には、2つの隣接するサーボ・トラックを読み取り、それらのパターンを認識することにより、下記のテーブル1を使用してどのデータ・バンドが2つのサーボ・トラック間に位置しているかを決定することができる。
Figure 2005141856
サーボ・トラック内において、縦方向の位置のような追加情報は、パターンの連続しているグループ間の間隔のようなパターンの特定の部分を変化させることによりコード化することができる。サーボ・トラックは通常データ・トラックと比較すると遥かに少ない密度で記録されるので、サーボ・トラックは高速で読み取ることができる。縦方向のデータを高速で読み取ることができるこの機能により、遥かに効率的に検索を行うことができる。
タイミングをベースとするサーボ・システムの利点は、このシステムが個々の記号ではなくて、比較を使用していることによるものなので、このコンセプト自身もその利点を有している。意味は比較による関係だけで運ばれるので、情報の密度は必ず低くなる。追加情報は、タイミング・パターン自身をダメにしないで、タイミング・パターンにより運ぶことが望ましい。
米国特許第6,169,640号に1つの解決方法が開示されている。この米国特許は、例えば、タイミング・パターンは同じであるが、相互に同期していない4つのサーボ・トラックの使用を開示している。それどころか、図15に示すように、2つのインナ・トラック1502及び1503は、2つのアウタ・トラック1501及び1504から所与の距離だけズレている。その結果、隣接する各ペアのサーボ・トラックは、他のペアのサーボ・トラックと比較すると、異なるタイミング関係を有し、このズレによりサーボ・トラックを識別することができる。しかし、このスキームはそれ自身の欠点を有する。サーボ・トラックは、相互に同期していないので、位置誤差信号を生成する際にソフトウェアがサーボ・トラック間の位相差を識別しなければならない。
米国特許第6,021,013号 米国特許第6,169,640号
同期を失わないでトラックを識別できれば有利である。
現在使用されている簡単な入れ子パターンではなく、本発明は、サーボ書込素子が書き込むトラックの少なくともいくつかのパターンに追加の記号を追加する。これらのパターンは、依然として従来技術の方位角方向に傾斜した2つの記号だけを含むが、生成されたサーボ・パターンはもはや対称ではない。対称でないということは、パターン内のすべての記号が、タイミングの目的のために使用されるわけではないことを意味する。しかし、記号はサーボ・トラックを識別するために使用することができ、それ故、サーボ・トラック間のデータ・バンドを識別するためにも使用することができる。好ましい実施形態の場合には、記号間の空間が、記号をいくつかのグループに分け、各グループ内の記号の数が、トラックに対するコード化を定義する。
本発明の特徴と信ずる新規な機能は添付の特許請求の範囲に記載してある。しかし、本発明自身及び好適な使用形態、その他の目的及び利点は、添付の図面を参照しながら、例示としての実施形態の下記の詳細な説明を読めば最もよく理解することができるだろう。
サーボ・パターンの下記の説明においては、テープに沿った位置をマークするために、多くのパターンの上にグリッドが図示されている。これらのグリッドは、もちろん、テープ上には存在しないが、理解し易くするためにだけ図示したものである。
図5A〜I及び図6A〜Iは、2つの別々のトラックに対して、それぞれのパターン500及び600が書き込まれる場合のテープ上の2つの各トラックを示す。書込素子のパターンは、サーボ・トラックの全幅を横切って延びている。それ故、各トラックに対する第1の図面は、書込素子の第1のパルス供給後に生成される画像である。この実施形態の場合には、図5Aのサーボ・トラック500上には、位置1及び6のところに右に傾いているラインが形成され、位置13のところに左に傾いているラインが形成される。一方、図6Aのサーボ・トラック600上には、位置1のところに右に傾いているラインが形成され、位置8及び13のところに左に傾いているラインが形成される。
図5B及び図6Bにおいては、テープ上の位置が1つ遅れたところで、書込素子に再びパルスが供給され、第1の位置から位置1つズレたところに、書込素子の第2の画像が形成される。下記の図5C〜I及び図6C〜Iにおいては、図5J及び図6Jのタイミング図により、サーボ・パターンが生成される場合のサーボ・パターンが各ステップのところに位置している。この場合、前の例と全く同じように、5つのパルスからなる第1の組の後に、テープが長い距離移動した後で4つのパルスからなる第2の組が位置している。記号のグループ分け及び各グループ内の記号の数について説明すると、第1のトラックは10、5、4、4、4と解読され、一方、第2のトラックは5、10、4、4、4と解読される。
図7A〜C及び図8A〜Cは、それぞれ、サーボ・トラック700及び800上のサーボ・トラック・コード化の他の実施形態を示す。図7D及び図8Dのように、タイミング・パターンが後ろに表示してある。図7A及び図8Aに示すように、トラック700だけが、そのパターン化された書込素子内に第3の記号を含む。図7B及び図8Bは、5つのパルスの後の部分パターンを示し、図7C及び図8Cは、テープが前進した後のトラック700及び800、及びさらに4つのパルスを示す。この実施形態の場合には、トラック700は、10、5、4、4、4と解読され、トラック800は5、5、4、4と解読される。
さらに他の実施形態の場合には、トラックのコード化は、各グループ内の記号の数に基づいて行われないで、遷移の間隔の長さに基づいて行われる。図9A及び図10Aは、それぞれ、サーボ・トラック900及び1000に対する書込素子パターンの実施形態である。両方のトラック900及び1000は、位置1及び11のところに右に傾いたラインを含み、位置24のところに左に傾いたラインを含むが、トラック1000だけが位置12のところに1つの記号を有する。図9D及び図10Dのこの実施形態に対するタイミングは、前のタイミングとは若干異なっている。何故なら、テープが消去ヘッドの隣接するパルス供給間に位置2つ分だけ移動することができるからである。図9B及び図10Bは、第1の5つのパルスにより生成されたトラック900及び1000上のパターンを示す。図9C及び図10Cは、テープが前進した後のトラック900及び1000上のパターンと、追加の4つのパルスを示す。追加の記号のために、第2のトラックは、いくつかの部分において第1のトラックより遥かに高い頻度の記号を含む。この高い頻度は、サーボ・ハードウェアにより検出することができ、識別として使用することができる。
図11は、未知の数のデータ・トラックを含む5つのサーボ・トラック1101,1102,1103,1104及び1105、及び4つのデータ・バンド1106,1107,1108及び1109を含むテープを示す。トラック1101,1102及び1105は、図9Cのトラック900内に示すパターンを含み、一方、トラック1103及び1104は、図10Cのトラック1000内に示すパターンを含む。テープを横方向に横切るヘッドの位置は、任意の2つの隣接するサーボ・トラックを読み取り、下記のテーブル2を使用して決定することができる。
Figure 2005141856
図12Aは、サーボ・トラックの新規なシステムを実施することができるサーボ・ライタを簡単にしたものであり、一方、図13は、テープを生成するための流れを示す。これらの図面については、全体の流れにより説明する。テープはリール1205とリール1204との間を移動する。テンショナ1206は、動作をよりスムースにするために、テープ上のテンションを一定に維持するのを助ける。消去ヘッド1215は、テープを連続的に消去し、その後に、パターンを書き込むためのパルスの供給を受ける書込ヘッド1214が位置し、パターンが正しく書き込まれたかどうかを確認する読取ヘッド1216が位置する。コントローラ1232は、リール1204及び1205、また消去ヘッド1215、書込ヘッド1214及び読取ヘッド1216の動作を制御する。テープにサーボ・トラックを書き込む際に、テープはリール1205からリール1204に送られるが、この場合、すべてのサーボ・トラックが1回で書き込まれる(ステップ1310)。テープが移動すると、テープは最初に消去され(ステップ1320)、次に、書込ヘッドに反復してパルスが供給され、その度に、各サーボ・トラックのパターンの1つのコピーが生成される。このパターンの反復書込みによりサーボ・トラックが生成される(ステップ1330)。ハードウェア側においては、パターン発生器1212が、所与のパターンを処理し、書込ヘッド1214が所望のパターンを生成するために駆動されるように、パルス発生器1210を制御する。信号が書き込まれると、信号を読み取り、前置増幅器1220で信号を増幅し、それをパターン確認装置電子回路1222に送ることにより確認が行われる。全テープの処理が終わると、データを記憶するためにテープを使用することができる。
図12Bは、テープ駆動装置及びデータを記憶するために使用するテープを示し、一方、図14は、トラッキング機構のフローチャートである。テープは、第1のリール1265から第2のリール1266に移動し、読取/書込ヘッド1264を横切って移動するように(ステップ1410)接続される。テープ駆動コントローラ1282は、リール1265及び1266の動きを制御する。コントローラ1282は、読取/書込ヘッド1264、サーボ読取ヘッドから信号を運ぶサーボ・チャネル1285、及びヘッドの横方向の動きが制御されるサーボ機構(特に図示せず)を制御するヘッド位置決め装置1286の動作を制御するために使用される書込チャネル1283及び読取チャネル1284を含む。テープに書込みが行われていようと、テープから読み取りが行われていようと、サーボ・トラックが読み取られ、そのパターンが感知される(ステップ1420)。類似の記号の検出間の時間が、類似していない記号の係合したペアの検出間の時間のように測定され、平均時間が計算される(ステップ1430)。この計算から修正量が計算され、サーボ機構に送られ、この機構を動作する(ステップ1440)。
本明細書に記載する簡単な発明は、タイミング部分以外の追加データにトラック識別を記憶することができるようにすることにより、サーボ・トラック内に記憶している情報の効率を改善する可能性を提供する。
本発明の上記説明は、説明及び記述のためのものであり、この開示により本発明をあますところなく説明するためのものでもなければ、本発明を制限するためのものでもない。通常の当業者であればすぐに種々の変更及び変形を思い付くだろう。本発明の原理、実際の用途を最もよく説明するために、また他の通常の当業者が種々の変更を含む種々の実施形態に対する本発明を、考えている特定の用途に適するものとして理解できるように実施形態を選択して記述した。
例えば、2つの異なるサーボ・パターンの特定の組合わせだけを有するテープを開示してきたが、任意の数または任意の組合わせのサーボ・パターンを使用することができる。
さらに、サーボ・パターンを書き込むための、パターン化された書込ヘッドの使用について説明してきたが、パターン化される書込ヘッドを必要としない他の方法を考案することもできる。
さらに、サーボ・トラックはサーボ・バンドとも呼ばれることにも留意されたい。意味は同じである。
テープ及びテープを読み取るために位置決めされた読取/書込ヘッドである。 タイミングをベースとするサーボ・トラックのための1つのパターンである。 タイミングをベースとするサーボ・トラックのための別のパターンである。 Aは、タイミングをベースとするサーボ・トラックのための別の入れ子パターンである。B〜Jは、入れ子パターンを生成する場合のシーケンスであり、Kは、このパターンを生成するために、書込素子にパルスを供給するためのタイミング・パターンである。 A〜Iは、本発明の第1の実施形態による第1のサーボ・トラックの書込みであり、Jは、タイミング・パターンである。 A〜Iは、本発明の第1の実施形態による第2のサーボ・トラックの書込みであり、Jは、タイミング・パターンである。 A〜Cは、本発明の第2の実施形態による第1のサーボ・トラックの書込みであり、1つのパルス、5つのパルス及び9つのパルスの後のプロセスをそれぞれ示し、Dは、タイミング・パターンである。 A〜Cは、本発明の第2の実施形態による第2のサーボ・トラックの書込みであり、1つのパルス、5つのパルス及び9つのパルスの後のプロセスをそれぞれ示し、Dは、タイミング・パターンである。 A〜Cは、本発明の第3の実施形態による第1のサーボ・トラックの書込みであり、Dは、対応するタイミング・パターンである。 A〜Cは、本発明の第3の実施形態による第2のサーボ・トラックの書込みであり、Dは、対応するタイミング・パターンである。 上記第3の実施形態による2つのサーボ・パターンによりコード化されたテープである。 Aは、サーボ・トラックの新規なシステムを実施することができるサーボ・ライタ・システムの略図であり、Bは、サーボ・トラックの新規なシステムを使用することができるテープ駆動システムの略図である。 テープ上にサーボ・トラックを生成するための流れである。 テープを使用する流れである。 サーボ・トラックを識別するための従来技術の解決方法である。

Claims (22)

  1. 情報を記録することができる記録媒体であって、
    コード化することができる表面と、
    前記表面上の少なくとも1つのサーボ・トラックと、
    前記少なくとも1つの各サーボ・トラック上に書き込まれた複数のタイミングをベースとするサーボ・パターンとを備え、
    前記少なくとも1つの各サーボ・パターンの複数の第1の部分が同じものであり、前記テープの長さに沿って同期していて、
    前記少なくとも1つのサーボ・パターンの複数の第2の部分が異なるものである記録媒体。
  2. 前記複数の第1の部分が、入れ子タイミング・パターンを形成する、請求項1に記載の記録媒体。
  3. 前記複数の第2の部分が、前記サーボ・トラック及びデータ・バンドに対して識別を提供する、請求項1に記載の記録媒体。
  4. 所与のサーボ・パターン内の隣接する各グループ分け内の記号の数のシーケンスが、前記複数のトラックに対する識別を提供する、請求項1に記載の記録媒体。
  5. 各サーボ・トラック上の記号の頻度が、前記複数のサーボ・トラックの識別を提供する、請求項1に記載の記録媒体。
  6. 前記サーボ・トラックを高速で読み取ることができる、請求項1に記載の記録媒体。
  7. 複数のタイミングをベースとするサーボ・トラックに同時に書き込むための書込ヘッドであって、前記パターン化された書込ヘッドが、
    第1のサーボ・トラックに第1の組のパターン化された記号を書き込むために整合している書込素子と、
    第2のサーボ・トラックに、第2の組のパターン化された記号を書き込むために整合している書込素子とを備え、
    パターン化された記号の前記第1の組とパターン化された記号の前記第2の組が同時に書き込まれ、
    パターン化された記号の前記第1の組の第1の部分とパターン化された記号の前記第2の組の第1の部分が同じものであり、同じ縦方向の位置のところに書き込まれるように整合していて、
    パターン化された記号の前記第1の組とパターン化された記号の前記第2の組の全部が同じとは限らない書込ヘッド。
  8. パターン化された記号の前記第1の組の前記第1の部分とパターン化された記号の前記第2の組の前記第1の部分が、入れ子タイミング・パターンを形成する、請求項7に記載の書込ヘッド。
  9. 前記書込ヘッドがパターン化される、請求項7に記載の書込ヘッド。
  10. 磁気テープ上にサーボ・パターンを記録するための方法であって、
    読取/書込ヘッド上を、第1のリールから第2のリールへテープを移動させるステップと、
    複数のサーボ・パターンを形成するために、少なくとも1つのサーボ・トラックに複数の磁化記号を同時に書き込むステップとを含み、
    前記複数の各サーボ・パターンの第1の部分が同じであり、同期状態で形成され、
    前記複数の各サーボ・パターンの第2の部分が異なる方法。
  11. 前記第1の部分が、前記サーボ・パターンの入れ子タイミング部分を形成する、請求項10に記載の方法。
  12. 記号のグループ分けを含む前記複数のサーボ・パターンが書き込まれ、前記グループ分け内の記号の数が、前記サーボ・トラックの識別を提供する、請求項10に記載の方法。
  13. 記号の変化する頻度を含む前記複数のサーボ・パターンが書き込まれ、記号の前記頻度が、前記サーボ・トラックの識別を提供する、請求項10に記載の方法。
  14. サーボ・トラックに書き込むための方法であって、
    第1の方位角の傾きを有する記号の第1の組と、前記第1の方位角の傾きとは異なる第2の方位角の傾きを有する記号の第2の組により、第1のサーボ・トラックと第2のサーボ・トラックを生成するステップを含み、
    前記第1のサーボ・トラック及び前記第2のサーボ・トラックの第1の部分が、同じように同期して書き込まれ、前記第1のサーボ・トラック及び前記第2のサーボ・トラックの第2の部分が、同じようには書き込まれない方法。
  15. 前記第1のサーボ・トラック及び前記第2のサーボ・トラックの前記第1の部分が、入れ子タイミング・パターンを備える、請求項14に記載の方法。
  16. 前記第1のサーボ・トラック及び前記第2のサーボ・トラックの前記第2の部分が、前記サーボ・トラックの識別を制御する、請求項14に記載の方法。
  17. 前記サーボ・トラックの識別が、記号の前記第1の組及び前記第2の組のグループ分けにより運ばれる、請求項14に記載の方法。
  18. 前記サーボ・トラックの識別が、記号の前記第1の組及び前記第2の組の発生の頻度により運ばれる、請求項14に記載の方法。
  19. サーボ・パターンを検出するための方法であって、
    読取/書込ヘッド上を、第1のリールから第2のリールへテープを移動させるステップと、
    第1の方向にある方位角で傾いている複数の第1の記号、及び第2の方向にある方位角で傾いている複数の第2の記号を感知するステップとを含み、前記複数の記号が前記テープ上の複数のサーボ・トラックにより運ばれ、
    前記第1及び第2の記号のパターンの発生において、前記第1の記号のn回の発生が、それぞれ、前記第2の記号の各発生を有し、さらに、
    前記第1の記号の前記n回の各発生の検出及び前記第2の記号の前記各発生からの時間Aを計算するステップと、
    前記第1の記号の前記n回の各発生の検出、及び前記第1の記号の(n+1)回の発生からの時間Bを計算するステップと、
    前記n回の発生に対する平均時間A及び平均時間Bを計算するステップと、
    (平均距離A):(平均距離B)の比率により、前記読取/書込ヘッドの移動の際の修正量を計算するステップとを含み、
    前記計算ステップが、前記複数のサーボ・トラックを横切って同じようにまた同期して記録される前記第1及び前記第2の記号の発生を使用して行われ、
    前記第1または前記第2の記号の残りの発生が、前記サーボ・トラックを識別するために使用される方法。
  20. 前記サーボ・トラックの識別が、記号の前記第1の組及び前記第2の組のグループ分けで運ばれる、請求項19に記載の方法。
  21. 前記サーボ・トラックの識別が、記号の前記第1の組及び前記第2の組の発生頻度で運ばれる、請求項19に記載の方法。
  22. テープ・ドライブを制御するための方法であって、
    サーボ・パターンの所与の反復で、
    第2の記号の各発生を有する第1の記号のそれぞれの記号を識別するステップと、
    テープ上の横方向の位置を決定するために、前記第2の記号の各発生を有する前記第1の記号の前記それぞれの記号を使用するステップと、
    トラック識別のために、他の記号のそれぞれの発生を持たない前記第1及び第2の記号のそれぞれの記号を使用するステップと、を含む方法。
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