JP2005136902A - 画像データ処理装置 - Google Patents

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    • G06T2200/12Indexing scheme for image data processing or generation, in general involving antialiasing

Abstract

【課題】本発明は、入力画像データの解像度別に、処理後の各出力解像度と画質を鑑みた画像処理を行って、安価に画質を向上させる画像データ処理装置に関する。
【解決手段】デジタル複写装置1は、注目画素に対してパターン認識部42で生成されたパターンコード情報をアドレスとして補正データを読み出して多値画像化するメモリブロック43が、多値画像化過程で、入力画像の解像度のままの多値画像データとして出力する場合と、入力画像よりも2倍以上高い任意の解像度の多値画像データとして出力する場合とで、異なる画像データ変換を行うとともに、任意の解像度のYビット多値データのうち全白画素と全黒画素を意味する2種類のデータに変換する倍密モード用画素パターン生成部で、H倍の画素数に増大化する場合のYビット多値データの全白画素と全黒画素を意味する2種類のデータによる画素構成を2×H倍の変倍方向に対して2倍変倍する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、画像データ処理装置に関し、詳細には、入力される画像データの解像度別に、処理後の各出力解像度と画質を鑑みた画像処理を行って、画質向上効果を最小限の処理で達成し、かつ、より安価にデータ処理する画像データ処理装置に関する。
デジタル複写装置等の画像データ処理装置は、従来からビットマップ状に展開された画像データに対して、輪郭線のジャギーを補正して画質を向上させることが行われている。そして、従来から、以下に示すような方法で、予めメモリに記憶させておく必要のあるデータを極力低減し、画像データのうちの補正が必要な画素の判別と補正が必要な画素に対する補正データの決定を、マイクロプロセッサ等による簡単な判定及び演算によって極めて短時間で行おうとしている(特許文献1及び特許文献2参照)。
すなわち、特許文献1及び特許文献2では、ビットマップ状に展開された画像データの黒画素領域の白画素領域との境界部分の線分形状を認識して、所要の各画素に対して認識した線分形状の特徴を複数ビットのコード情報に置き換え、少なくともそのコード情報の一部を利用して補正が必要な画素か否かを判別して、補正が必要と判別した画素に対してはコード情報に応じた補正を行うという画像データ処理を行っている。
一方、この画像データ処理方法による画像データ処理装置は、ビットマップ状に展開された画像データの対象とする画素を中心として所定領域の各画素のデータを抽出するためのウインドウと、当該ウインドウを通して抽出される画像データによって、当該画像データの黒画素領域の白画素領域との境界部分の線分形状を認識して、対象とする画素に対して認識した線分形状の特徴を表す複数ビットのコード情報を生成するパターン認識手段と、少なくともそのコード情報の一部を利用して補正が必要な画素か否かを判別する判別手段と、当該判別手段によって補正が必要と判別された画素に対して、パターン認識手段によって生成されたコード情報をアドレスとして予め記憶されている補正データを読み出して出力する補正データメモリとを備えている。そして、パターン認識手段は、所定の各画素に対して認識した線分形状の特徴を表すコード情報として、パターン認識対象とする画素が黒画素または白画素のいずれであるかを示すコードと、線分の傾斜方向を示すコードと、傾きの度合いを示すコードと、対象とする画素の水平または垂直方向に連続する線分の端部の画素からの位置を示すコードを含むコード情報を生成する。
このような画像データ処理方法及び画像データ処理装置によれば、ビットマップ状に展開された画像データの黒画素領域の白画素領域との境界部分(文字等の輪郭線)の線分形状を認識して、所要の各画素に対して複数ビットのコード情報に置き換え、少なくともそのコード情報の一部を利用して補正が必要な画素か否かを判別し、補正が必要な画素に対してはコード情報に応じた補正を行っている。
したがって、予め補正が必要な全ての特徴パターンをテンプレートとして作成して記憶させておく必要が無く、補正が必要な画素の判別と補正が必要な画素に対する補正データの決定をコード情報を用いて簡単に短時間で行うことができる。
また、従来、入力画像データの解像度に対応して、異なる画像補正データによるスムージング処理を実施していたが、画像処理に伴う画像補正データの格納にメモリを必要とし、かつ、低解像度のデータほど高解像度のデータに変換する過程において用いる格納されたデータ量が多くなる方式が用いられている(特許文献3参照)。
特開平5−207282号公報 特開2000−236446号公報 特開平9−107475号公報
しかしながら、上記各従来技術にあっては、ビットマップ状に展開された画像データに対して輪郭線のジャギーを補正して画質の向上を図るために、予めメモリに記憶させておくことが必要なデータを極力低減し、かつ、処理時間の短縮を可能としており、また、入力画像データの解像度を別に、入力画像データに対する画像データ処理方法を選択することで、入力された画像の解像度情報に応じた階調変換処理による高品質の画像を提供することができるが、画像データ処理装置に入力される画像データの解像度別に、処理後の各出力解像度と画質を鑑みた画像処理により、画質向上効果を最小限の処理で達成し、かつ、より安価にデータ処理する上で、改良の必要があった。
そこで、請求項1記載の発明は、主走査方向M画素と副走査方向Nラインからなるウィンドウ手段で、記憶手段にビットマップ状に展開されて記憶されている入力画像データの注目画素を中心として所定領域の各画素のデータを抽出し、パターン認識手段で、当該抽出された画像データの黒画素領域の白画素との境界部分の線分形状を認識し注目画素に対して当該認識した線分形状の特徴を表す複数ビットのパターンコード情報を生成して、判別手段で、少なくとも当該パターンコード情報の一部を利用して画像データの注目画素が斜線または円弧を構成する画素として補正が必要な画素であるか否かを判別し、メモリブロック手段が、当該判別手段によって補正が必要と判別された注目画素に対してパターン認識手段で生成されたパターンコード情報をアドレスとして予め記憶されている補正データを読み出して多値画像化して出力するに際して、メモリブロック手段が、入力されるビットマップ状に展開された任意の解像度の2値画像データをパターン認識手段の認識した線分形状の特徴に基づいて多値画像化する過程で、入力画像の解像度のままの多値画像データとして出力する場合と、当該入力画像の解像度よりも2倍以上高い任意の解像度の多値画像データとして入力画素数の2倍以上の画素数に増大化して出力する場合とで、画像データの2値から多値への画像データ変換において異なる画像データ変換を行うとともに、任意の解像度の入力2値画像データを2倍以上の解像度のYビット多値画像データとして入力画素数のH倍(Hは2以上の整数)以上の画素数に増大化して出力する場合に、当該任意の解像度のYビット多値データのうち全白画素と全黒画素を意味する2種類のデータに変換する倍密モード用画素パターン生成手段を設け、任意の解像度のYビット多値画像データとして入力画素数の2×H倍の画素数に増大化して出力する場合は、当該倍密モード用画素パターン生成手段で、H倍の画素数に増大化する場合の任意解像度のYビット多値データの全白画素と全黒画素を意味する2種類のデータによる画素構成を2×H倍の変倍方向に対して、2倍変倍して出力することにより、入力画像データの解像度に対して、出力の画像データの解像度を2倍以上の解像度のデータに変換する場合には、画素数では、主走査及び副走査に各々2倍の全体で4倍の画素数の増大化が必要であるが、この場合に、出力の画像データの解像度を2倍以上の解像度として出力して、画質的に、主走査及び副走査に多値化して、解像度変換に伴う画素数の増大化を伴わない場合の2値→多値変換処理に対して、より簡素な構成の2値→多値変換処理を行い、さらに、2倍の2倍である4倍の場合には、入力画像の解像度がより低解像度であるため、結果的に2倍時と同じ出力結果となる処理で安価に画質を向上させる画像データ処理装置を提供することを目的としている。
請求項2記載の発明は、変倍モード用画素パターン生成手段が、生成する任意の解像度のYビット多値データの全白画素と全黒画素を意味する2種類のデータとして、入力画素に対する出力画素の増大倍数Hの素数別に異なる画素構成のデータを生成することにより、より一層安価に、高解像度の画像データに対しても斜線または円弧を構成する画素へのジャギー補正を行い、かつ、単純に整数変倍を実施できない素数倍の変倍をも行う画像データ処理装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明の画像データ処理装置は、入力されビットマップ状に展開された任意の解像度の2値画像データを少なくともNライン分記憶可能な記憶手段と、主走査方向M画素と副走査方向Nラインからなり前記記憶手段にビットマップ状に展開されて記憶されている画像データの注目画素を中心として所定領域の各画素のデータを抽出するウインドウ手段と、前記ウインドウ手段で抽出された画像データの黒画素領域の白画素との境界部分の線分形状を認識し前記注目画素に対して当該認識した線分形状の特徴を表す複数ビットのパターンコード情報を生成するパターン認識手段と、少なくとも前記パターンコード情報の一部を利用して前記画像データの注目画素が斜線または円弧を構成する画素として補正が必要な画素であるか否かを判別する判別手段と、前記判別手段によって補正が必要と判別された前記注目画素に対して前記パターン認識手段で生成された前記パターンコード情報をアドレスとして予め記憶されている補正データを読み出して多値画像化して出力するメモリブロック手段と、を備えた画像データ処理装置であって、前記メモリブロック手段は、前記入力されるビットマップ状に展開された任意の解像度の2値画像データを前記パターン認識手段の認識した線分形状の特徴に基づいて多値画像化する過程で、入力画像の解像度のままの多値画像データとして出力する場合と、当該入力画像の解像度よりも2倍以上高い任意の解像度の多値画像データとして入力画素数の2倍以上の画素数に増大化して出力する場合とで、画像データの2値から多値への画像データ変換において異なる画像データ変換を行うとともに、前記任意の解像度の入力2値画像データを2倍以上の解像度のYビット多値画像データとして入力画素数のH倍(Hは2以上の整数)以上の画素数に増大化して出力する場合に、当該任意の解像度のYビット多値データのうち全白画素と全黒画素を意味する2種類のデータに変換する倍密モード用画素パターン生成手段を有し、前記任意の解像度のYビット多値画像データとして入力画素数の2×H倍の画素数に増大化して出力する場合は、前記倍密モード用画素パターン生成手段で、H倍の画素数に増大化する場合の任意解像度のYビット多値データの全白画素と全黒画素を意味する2種類のデータによる画素構成を2×H倍の変倍方向に対して、2倍変倍して出力することにより、上記目的を達成している。
この場合、例えば、請求項2に記載するように、前記変倍モード用画素パターン生成手段は、前記生成する任意の解像度のYビット多値データの全白画素と全黒画素を意味する2種類のデータとして、入力画素に対する出力画素の増大倍数Hの素数別に異なる画素構成のデータを生成するものであってもよい。
請求項1記載の発明の画像データ処理装置によれば、主走査方向M画素と副走査方向Nラインからなるウィンドウ手段で、記憶手段にビットマップ状に展開されて記憶されている入力画像データの注目画素を中心として所定領域の各画素のデータを抽出し、パターン認識手段で、当該抽出された画像データの黒画素領域の白画素との境界部分の線分形状を認識し注目画素に対して当該認識した線分形状の特徴を表す複数ビットのパターンコード情報を生成して、判別手段で、少なくとも当該パターンコード情報の一部を利用して画像データの注目画素が斜線または円弧を構成する画素として補正が必要な画素であるか否かを判別し、メモリブロック手段が、当該判別手段によって補正が必要と判別された注目画素に対してパターン認識手段で生成されたパターンコード情報をアドレスとして予め記憶されている補正データを読み出して多値画像化して出力するに際して、メモリブロック手段が、入力されるビットマップ状に展開された任意の解像度の2値画像データをパターン認識手段の認識した線分形状の特徴に基づいて多値画像化する過程で、入力画像の解像度のままの多値画像データとして出力する場合と、当該入力画像の解像度よりも2倍以上高い任意の解像度の多値画像データとして入力画素数の2倍以上の画素数に増大化して出力する場合とで、画像データの2値から多値への画像データ変換において異なる画像データ変換を行うとともに、任意の解像度の入力2値画像データを2倍以上の解像度のYビット多値画像データとして入力画素数のH倍(Hは2以上の整数)以上の画素数に増大化して出力する場合に、当該任意の解像度のYビット多値データのうち全白画素と全黒画素を意味する2種類のデータに変換する倍密モード用画素パターン生成手段を設け、任意の解像度のYビット多値画像データとして入力画素数の2×H倍の画素数に増大化して出力する場合は、当該倍密モード用画素パターン生成手段で、H倍の画素数に増大化する場合の任意解像度のYビット多値データの全白画素と全黒画素を意味する2種類のデータによる画素構成を2×H倍の変倍方向に対して、2倍変倍して出力するので、入力画像データの解像度に対して、出力の画像データの解像度を2倍以上の解像度のデータに変換する場合には、画素数では、主走査及び副走査に各々2倍の全体で4倍の画素数の増大化が必要であるが、この場合に、出力の画像データの解像度を2倍以上の解像度として出力して、画質的に、主走査及び副走査に多値化して、解像度変換に伴う画素数の増大化を伴わない場合の2値→多値変換処理に対して、より簡素な構成の2値→多値変換処理を行うことができ、さらに、2倍の2倍である4倍の場合には、入力画像の解像度がより低解像度であるため、結果的に2倍時と同じ出力結果となる処理で安価に画質を向上させることができる。
請求項2記載の発明の画像データ処理装置によれば、変倍モード用画素パターン生成手段が、生成する任意の解像度のYビット多値データの全白画素と全黒画素を意味する2種類のデータとして、入力画素に対する出力画素の増大倍数Hの素数別に異なる画素構成のデータを生成するので、より一層安価に、高解像度の画像データに対しても斜線または円弧を構成する画素へのジャギー補正を行うことができ、かつ、単純に整数変倍を実施できない素数倍の変倍をも行うことができる。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1〜図19は、本発明の画像データ処理装置の一実施例を示す図であり、図1は、本発明の画像データ処理装置の一実施例を適用したデジタル複写装置1の要部概略構成図である。
図1において、デジタル複写装置1は、1ビーム方式で概略的に原稿(図示せず)を読み取る画像読取部2、画像読取部2の読み取った原稿の画像データに対して各種処理を行う信号処理部3及び信号処理部3の処理した画像データに基づいて画像を電子写真方式で用紙(図示せず)上に印刷する画像印刷部4等を備えている。
画像読取部2は、コンタクトガラス5上に載置された原稿に、主走査方向に細長い光源6から光を照明し、原稿での反射光を第1ミラー7、第2ミラー9、第3ミラー10で順次反射して、結像光学系12でCCD(Charge Coupled Device)センサ13に結像させて、CCDセンサ13により光電変換して、原稿の画像を読み取る。上記光源6と第1ミラー7が第1走査ユニット8を構成し、第2ミラー9と第3ミラー10が第2走査ユニット11を構成して、画像読取部2は、第1走査ユニット8と第2走査ユニット11を2対1の速度比で副走査方向に移動させることで、原稿を副主走査方向に走査する。
信号処理部3は、アンプ14、ADC(A/D変換器)15、画像処理部16、印刷制御部17及びLD変調部18等を備えている。信号処理部3は、画像読取部2のCCDセンサ13により光電変換されたアナログ画像信号をアンプ14で増幅し、次いで、ADC15によりデジタル画像信号に変換して、画像処理部16に入力する。画像処理部16は、ADC15から入力されるデジタル画像信号に対して明度補正処理、変倍処理及び編集処理等の画像処理を施してラスタ画像データとして印刷制御部17に入力し、印刷制御部17は、画像処理部16で画像処理されたラスタ画像データをスムージング処理するとともに、1ビーム(1ライン)用の画像データに変換してLD変調部18に出力する。LD変調部18は、1ライン分の画像データに基づいて、画像印刷部4のLDユニット20の1つの半導体レーザのビームを変調する。なお、印刷制御部17とLD変調部18の間に、画像範囲の制限を行う回路やパターン合成等を行う回路が設けられていてもよい。
画像印刷部4は、LDユニット20、シリンダレンズ21、ポリゴンミラー22、fθレンズ23、感光体ドラム24及び光検知器25等を備えており、LDユニット20が、上記LD変調部18により変調された1つのレーザビームをシリンダレンズ21方向に出射する。シリンダレンズ21は、入射されるレーザビームをポリゴンミラー22に収束させ、ポリゴンミラー22が、入射されるレーザビームを等角速度偏向させてfθレンズ23方向に出射させる。fθレンズ23は、ポリゴンミラー22から入射されるレーザビームを等速度偏向に補正して感光体ドラム24上に照射させて1ライン分の潜像を形成するとともに、光検知器25に入射させて、光検知器25がこのレーザビームを検知する。光検知器25は、感光体ドラム24の主走査方向の有効書込領域の前に配置されており、レーザビームを受光すると、同期検知パルス信号XDETPを印刷制御部17にフィードバックする。なお、本実施例では、画像印刷部4が1本のレーザビームを発生する半導体レーザを用いている場合について説明したが、ビーム数としては、1本に限定されるものではなく、複数ビームの半導体レーザアレイを用いていてもよい。
上記印刷制御部17は、画像読取部2から入力する画像データの入力速度と、画像印刷部4に対して画像データを出力する出力速度の調停も合わせて行う。すなわち、画像読取部2では、コンタクトガラス5上の原稿を第1走査ユニット8と第2走査ユニット11により副走査方向に走査してCCDセンサ13により読み取っているため、CCDセンサ13は、副走査方向に連続する複数の主走査ラインのドットマトリクスの画像データを1ラインずつ信号処理部3に出力する。
このとき、CCDセンサ13は、1ライン分の画像データを、ライン同期信号LSYNCによりアドレスがリセットされた後、画素クロック毎に主走査方向に1画素ずつ出力するため、信号処理部3(印刷制御部17)に対しては、第1走査ユニット8及び第2走査ユニット11の走査速度やCCDセンサ13の読取周期等に基づく所定のライン周期で1ラインずつ出力する。
次に、画像印刷部4は、ポリゴンミラー22により走査されたレーザビームが感光体ドラム24の直前に入射すると、光検知器25が同期検知パルス信号XDETPを出力し、印刷制御部17が、この同期検知パルス信号XDETPに基づいて画像読取部2から入力する画像データの印刷タイミングを制御する。
そこで、印刷制御部17は、スムージング処理を行う。ここで、スムージングに必要なパターン認識用マトリクスは、注目画素の前後の4ラインずつを含む計9ラインのマトリクスとする。
すなわち、印刷制御部17は、図2に示すように、一次記憶部(記憶手段)31と画像処理部32等を備えており、先ず、画像処理部16からのドットマトリクス状の9ライン分の画像データを、第1の画素クロックに同期して1画素毎に順次一時記憶部31に記憶する。なお、本実施例のデジタル複写装置1は、前段からの画像データとして、1クロック当たり複数のデータが複数の信号線を介して入力されるパラレルデータの場合にも適用することができ、この場合には、パラレル→シリアル変換して9ライン分の画像データを一時記憶部31に記憶する。
画像処理部32は、一時記憶部31に記憶された9ライン分の画像データを、1ライン分の画像データが入力する間に、第2の画素クロックに同期して9ライン分同時に読み出す。なお、本実施例では、第2の画素クロックは、一時記憶部31から9ラインについて各ライン毎に、1画素単位で画像データを読み出すものとしている。
そして、この一時記憶部31からの第2の画素クロックによる1画素単位での画像データの読み出し動作は、図3から図7に示すように、第2の画素クロックの何クロック毎に行うかを選択することができる。図3は、一時記憶部31からの第2の画素クロックによる1画素単位での画像データの読み出し動作を、第2の画素クロック毎に実施する場合のタイミングチャート、図4は、一時記憶部31からの第2の画素クロックによる1画素単位での画像データの読み出し動作を、第2の画素クロックの2クロック毎に実施する場合のタイミングチャート、図5は、一時記憶部31からの第2の画素クロックによる1画素単位での画像データの読み出し動作を、第2の画素クロックの3クロック毎に実施する場合のタイミングチャート、図6は、一時記憶部31からの第2の画素クロックによる1画素単位での画像データの読み出し動作を、第2の画素クロックの4クロック毎に実施する場合のタイミングチャート、図7は、一時記憶部31からの第2の画素クロックによる1画素単位での画像データの読み出し動作を、第2の画素クロックの6クロック毎に実施する場合のタイミングチャートである。
ここで、画像印刷部4においてレーザビームによる電子写真プロセスへの書込の行われる解像度が1200dpiであるものとすると、図3〜図7の各場合は、その解像度が以下のようになる。
すなわち、図3は、画像処理部16から印刷制御部17への入力画像データが、入力解像度として1200dpiの2値画像データである場合の例であり、上述のように一時記憶部31から第2の画素クロックにより、1画素単位での画像データの読み出し動作を第2の画素クロック毎に実施し、画像印刷部4が1200dpiの書込を行う場合の第2の画素クロックの設定周波数のクロック周期で、順次1画素単位の画像データを出力すると、印刷制御部17の出力時は、画像データの画素数の変更は無く、1200dpiの解像度のままでの出力となる。
図4は、画像処理部16から印刷制御部17への入力画像データが、入力解像度として600dpiの2値画像データである場合の例であり、図3と同様に一時記憶部31から第2の画素クロックにより、1画素単位での画像データの読み出し動作を第2の画素クロックの2周期毎に実施し、画像印刷部4が1200dpi書込を行う場合の第2の画素クロックの設定周波数の2倍のクロック周期で、順次1画素単位の画像データを出力すると、印刷制御部17の出力時は、入力時の600dpiに対して、画像データの画素数は2倍となり、1200dpiの解像度へ変更された出力となる。
図5は、画像処理部16から印刷制御部17への入力画像データが、入力解像度として400dpiの2値画像データである場合の例であり、上述と同様に、一時記憶部31から第2の画素クロックにより、1画素単位での画像データの読み出し動作を第2の画素クロックの3周期毎に実施し、画像印刷部4が1200dpi書込を行う場合の第2の画素クロックの設定周波数の3倍のクロック周期で、順次1画素単位の画像データを出力すると、印刷制御部17の出力時は、入力時の400dpiに対して、画像データの画素数は3倍となり、1200dpiの解像度へ変更された出力となる。
図6は、画像処理部16から印刷制御部17への入力画像データが、入力解像度として300dpiの2値画像データである場合の例であり、図3と同様に一時記憶部31から第2の画素クロックにより、1画素単位での画像データの読み出し動作を第2の画素クロックの4周期毎に実施し、画像印刷部4が1200dpi書込を行う場合の第2の画素クロックの設定周波数の4倍のクロック周期で、順次1画素単位の画像データを出力すると、印刷制御部17の出力時は、入力時の300dpiに対して、画像データの画素数は4倍となり、1200dpiの解像度へ変更された出力となる。
図7は、画像処理部16から印刷制御部17への入力画像データが、入力解像度として200dpiの2値画像データである場合の例であり、上述同様に一時記憶部31から第2の画素クロックにより、1画素単位での画像データの読み出し動作を第2の画素クロックの6周期毎に実施し、画像印刷部4が1200dpi書込を行う場合の第2の画素クロックの設定周波数の6倍のクロック周期で、順次1画素単位の画像データを出力すると、印刷制御部17の出力時は、入力時の200dpiに対して、画像データの画素数は6倍となり、1200dpiの解像度へ変更された出力となる。
また、図3〜図7のタイミングチャートによる画像データの読み出し動作を第2の画素クロックに対して実施することにより、一時記憶部31から読み出された9ライン分の画像データを、ウインドウ41(図8及び図9参照)を用いる画像処理部32に、9ライン同時に出力することができる。
画像処理部32は、画像のエッジ部の斜め線や円弧のギザギザを軽減するために、主走査13画素・副走査9ラインのデータによりマトリクスを生成して注目画素と周辺画素の各値に基づいて注目画素の特徴を抽出し、注目画素の値を決定する。また、画像処理部32は、スムージング処理を第2の画素クロック毎に行うことにより、全ての画素に対して、1画素当たり複数ビットの多値データに変換する。
すなわち、画像処理部32は、図8にそのブロック構成図を示すように、ウインドウ41、パターン認識部42、メモリブロック43、ビデオデータ出力部44及びこれらを同期制御するタイミング制御部45等を備えており、ウィンドウ(ウィンドウ手段)41は、図9に示すように、図2の一時記憶部31から出力される9ライン分の画像データに対して、各々主走査方向に13画素分のシフトレジスタ41a〜41iがシリアルに接続されていて、パターン検出用のウインドウを構成している。但し、一時記憶部31から読み出された画像データは、9ライン分が画像処理部32に出力される。
タイミング制御部45は、画像データの1ページ分の副走査方向の書き込み期間を規定するFGATE信号・主走査1ライン分の書き込み期間を規定するLGATE信号・各ラインの書き込み開始及び終了タイミングを示すLSYNC信号・1ドット毎の読み出し及び書き込み周期を取る画像クロックWCLK及びRESET信号を入力し、図8の各部41〜44に対して、その動作の同期を取るために必要なクロック信号等を発生する。
画像処理部32を構成するウインドウ41では、図9に示すシフトレジスタ41eの左端から7画素目の画素位置(図9に丸1印で示す画素位置)がターゲットとなる注目画素の格納位置となる。
そして、画像処理部32は、ウインドウ41を構成するシフトレジスタ41a〜41i内を画像データを順次1画素ずつシフトさせることによって、注目画素を画像処理部32に対して順次変化させ、その注目画素を中心とするウインドウ41の画像データを連続的に抽出する。
図9のウインドウ41内のシフトレジスタ41a〜41iにおける動作を、図3〜図7を例に、説明する。
図3の場合は、一時記憶部31から第2の画素クロックにより、1画素単位での画像データの読み出し動作が、第2の画素クロック毎に実施され、画像処理部32のウインドウ41を構成するシフトレジスタ41a〜41i内の画像データも、第2の画素クロック毎に順次1画素ずつシフトされて、注目画素が画像処理部32に対して順次変化する。
図4の場合は、図3の場合と同様に、一時記憶部31から第2の画素クロックにより、1画素単位での画像データの読み出し動作が実施されるが、読み出しの周期は、第2の画素クロックの2周期毎に実施され、画像処理部32のウインドウ41を構成するシフトレジスタ41a〜41i内の画像データも、第2の画素クロックの2周期毎に順次1画素ずつシフトされて、注目画素が画像処理部32に対して順次変化する。
図5の場合は、図3及び図4の場合と同様に、一時記憶部31から第2の画素クロックにより、1画素単位での画像データの読み出し動作が実施されるが、読み出しの周期は、第2の画素クロックの3周期毎に実施され、画像処理部32のウインドウ41を構成するシフトレジスタ41a〜41i内の画像データも、第2の画素クロックの3周期毎に順次1画素ずつシフトされて、注目画素が画像処理部32に対して順次変化することになる。
図6の場合は、上記同様に、一時記憶部31から第2の画素クロックにより、1画素単位での画像データの読み出し動作が実施されるが、読み出しの周期は、第2の画素クロックの4周期毎に実施され、画像処理部32のウインドウ41を構成するシフトレジスタ41a〜41i内の画像データも、第2の画素クロックの4周期毎に順次1画素ずつシフトされて、注目画素が画像処理部32に対して順次変化する。
図7の場合は、上記同様に、一時記憶部31から第2の画素クロックにより、1画素単位での画像データの読み出し動作が実施されるが、読み出しの周期は、第2の画素クロックの6周期毎に実施され、画像処理部32のウインドウ41を構成するシフトレジスタ41a〜41i内の画像データも、第2の画素クロックの6周期毎に順次1画素ずつシフトされるて、注目画素が画像処理部32に対して順次変化することになる。
そして、上記画像処理部32に対して配置されるウインドウ41を構成するシフトレジスタ41a〜41i内を画像データが順次1画素ずつシフトする様子は、図10のように示すことができる。
図10(a)は、図2の画像処理部16から入力される画像データに対する第2の画素クロックの任意の立ち上がりエッジ時(図10(c)のT1時)の図9のウインドウ41を構成するシフトレジスタ41a〜41i内の画像データを示しており、図10(b)は、上記第2の画素クロックの任意の立ち上がりエッジの次にくる第2の画素クロックの立ち上がりエッジ時(図10(c)のT2時)の図9のウインドウ41を構成するシフトレジスタ41a〜41i内の画像データを示している。そして、図10(c)に示すように、第2の画素クロック毎にウインドウ41を構成するシフトレジスタ41a〜41i内の画像データを順次1画素ずつシフトすることによって、画像処理部32は、各ラインの先頭より全ての画素を注目画素としてドット情報を抽出することになる。
なお、上記図10は、図3に示すタイミングチャートの動作の場合の説明図であるが、図4〜図7については、以下の動作となる。
すなわち、図4の場合は、画像処理部32のウインドウ41を構成するシフトレジスタ41a〜41i内における画像データが、第2の画素クロックの2周期毎に順次1画素ずつシフトされ、画像処理部32は、各ラインの先頭から全ての画素を注目画素としてドット情報を抽出することになるが、ドット情報の抽出(変化)は、第2の画素クロックの2周期毎となる。この場合のドット情報は、第2の画素クロックの2周期単位に継続することになる。
図5の場合は、同様に、画像処理部32のウインドウ41を構成するシフトレジスタ41a〜41i内における画像データが、第2の画素クロックの3周期毎に順次1画素ずつシフトされ、画像処理部32は、各ラインの先頭より全ての画素を注目画素としてドット情報を抽出することになるが、ドット情報の抽出(変化)は、第2の画素クロックの3周期毎となる。この場合のドット情報は、第2の画素クロックの3周期単位に継続することになる。
図6の場合は、同様に、画像処理部32のウインドウ41を構成するシフトレジスタ41a〜41i内における画像データが、第2の画素クロックの4周期毎に順次1画素ずつシフトされ、画像処理部32は、各ラインの先頭より全ての画素を注目画素としてドット情報を抽出することになるが、ドット情報の抽出(変化)は、第2の画素クロックの4周期毎となる。この場合のドット情報は、第2の画素クロックの4周期単位に継続することになる。
図7の場合は、同様に、画像処理部32のウインドウ41を構成するシフトレジスタ41a〜41i内における画像データが、第2の画素クロックの6周期毎に順次1画素ずつシフトされ、画像処理部32は、各ラインの先頭より全ての画素を注目画素としてドット情報を抽出することになるが、ドット情報の抽出(変化)は、第2の画素クロックの6周期毎となる。この場合のドット情報は、第2の画素クロックの6周期単位に継続することになる。
再び、図8において、パターン認識部(パターン認識手段)42は、ウインドウ41が注目画素に対して抽出したドット情報に基づいて、ターゲットとなっている画素(注目画素)及びその周囲の情報、特に画像データの黒画素と白画素の境界の線分形状の特徴を認識し、その認識結果を定められたフォーマットのコード情報(例えば、13ビットのコード情報)に変換してメモリブロック43に出力する。
なお、パターン認識部42から出力されるコード情報が、メモリブロック43の画像処理時(スムージング時)のメモリ用のリードアドレスとなる。
上記ウィンドウ41とパターン認識部42は、その詳細なブロックが図11のように示され、サンプル窓であるウインドウ41は、中央の3×3ビットのコア領域(Core)41C、その下領域(Lower)41Dと上領域(Upper)41U、その左領域(Left)41Lと右領域(Right)41Rに区分される。また、コア領域41Cの周辺の下領域41D、上領域41U、左領域41L及び右領域41Rは、図示しないが、それぞれ三つのサブ領域に区分されている。そして、コア領域41Cの中心のドットが、補正の対象となる注目画素(ターゲットドット)であり、コア領域41C内における線分の検出パターンが水平に近く傾きが1/2以下の場合には、右領域41Rまたは左領域41あるいはその両方を調べ、線分の検出パターンが垂直に近く傾きが1/2以上である場合には、上領域41Uまたは下領域41Dあるいはその両方を調べる。
そして、パターン認識部42は、コア領域認識部421、周辺領域認識部422、マルチプレクサ(MUX)423、424、傾き(Gradient)計算部425、位置(Position)計算部426、判別部427及びゲート428によって構成されており、周辺領域認識部422は、さらに、上領域認識部422U、右領域認識部422R、下領域認識部422D及び左領域認識部422Lで構成されている。
そして、コア領域認識部421は、ウィンドウ41のコア領域41C内の各ドットのデータを抽出して取り込み、その中心の注目ドットに関して各種判断及び計数等を実行して、各信号H/V(水平に近い線分か垂直に近い線分かを示す信号)、B/W(注目ドット(画素)が黒か白かを示す信号)、U/L(注目ドットが白のときにその注目ドットの位置が線分に対して上側(右側)であるのか下側(左側)出あるのかを示す信号)をメモリブロック43に出力する。また、コア領域認識部421は、コア領域41C内のパターンに対して右領域41Rまたは上領域41Uの状態も判断が必要かを示すフラグであるRUC及びコア領域41C内のパターンに対して左領域41Lまたは下領域41Dの状態も判断が必要かどうかを示すフラグであるLLCを判別部427と傾き計算部425に出力し、注目ドットが傾き(Gradient)計算のスタート点か否かを示す信号であるGSTを位置計算部426に出力し、また、コア領域41C内の線分パターンの連続ドット数を示す2ビットの情報であるCC〔1:0〕を傾き計算部425に出力し、右領域41Rまたは上領域41U内の三つのサブ領域のうちの一つを指定する2ビット信号であるRUAS〔1:0〕を上領域認識部422Uと右領域認識部422Rに出力し、下領域41D及び左領域41Lの三つのサブ領域の一つを指定するLLAS〔1:0〕を下領域認識部422D及び左領域認識部422Lに出力する。
周辺領域認識部422は、上領域認識部422U、右領域認識部422R、下領域認識部422D及び左領域認識部422Lが、それぞれウィンドウ41の上領域41C、右領域41R、下領域41D、左領域41Lのそれぞれ指定されたサブ領域内の各ドットデータを抽出して取り込み、その線分パターンを認識して、その領域内の連続ドット数を示すcn〔2:0〕及び線分の傾き方向を示すdir〔1:0〕をマルチプレクサ423またはマルチプレクサ424に出力する。
マルチプレクサ423は、コア領域認識部421から入力される信号H/Vが「0」のときには、上領域認識部422Uからの情報を、信号H/Vが「1」のときには、右領域認識部422Rからの情報を、それぞれ選択して入力し、各サブ領域内の連続ドット数をRUCN〔2:0〕として傾き計算部425に出力し、また、線分の傾き方向をRUDIR〔1:0〕として判別部427に出力する。
マルチプレクサ424は、コア領域認識部421から入力される信号H/Vが「0」のときには、下領域認識部422Dからの情報を、信号H/Vが「1」のときには、左領域認識部422Lからの情報を、それぞれ選択して入力し、各サブ領域内の連続ドット数をLLCN〔2:0〕として傾き計算部425及び位置計算部426に出力し、また、線分の傾き方向をLLDIR〔1:0〕として判別部427に出力する。
判別部(判別手段)427は、上記各コード情報DIR〔1:0〕、RUDIR〔1:0〕、LLDIR〔1:0〕及び信号RUC、LLCに基づいてドット補正する必要があるか否かを判別し、ドット補正する必要があると判別すると、当該ドット補正する必要があると認識した線分の傾き方向を示すコード情報DIR〔1:0〕をメモリブロック43に出力するとともに、メモリブロック43及びゲート428への判別信号N0−MATCHを「1」にする。ゲート428は、「1」の判別信号N0−MATCHが入力されると、ゲートを綴じて、位置計算部426からの位相情報P〔3:0〕に出力を停止する。
傾き計算部425は、それぞれ連続ドット数を示すコード情報CC〔1:0〕、RUCN〔2:0〕及びLLCN〔2:0〕と信号RUC、LLCが入力され、これらのコード情報と信号に基づいて認識した線分パターンの傾き度合い(GRADIENT)をその連続するドット数として算出して、コード情報G〔3:0〕としてメモリブロック43に出力する。
位置計算部426は、ウィンドウ41の左領域41Lまたは下領域41D内の連続ドット数を示すコード情報LLCN〔2:0〕と信号GSTが入力され、このコード情報LLCN〔2:0〕と信号GSTに基づいて注目ドットの位置(POSITION)を算出して、コード情報P〔3:0〕(P=0〜3)をメモリブロック43に出力する。
なお、上記説明では、パターン認識部42及びウィンドウ41のコア領域41Cを3×3ビットとしているが、他のビット構成、例えば、5×5ビット構成であってもよい。
上記図8のメモリブロック(メモリブロック手段)43は、図12に示すように、パターンメモリ431、倍密モード用画素パターン生成部432及びセレクタ433を備えている。
パターンメモリ431には、予め短密モード用の4ビットのスムージング用の補正データが記憶されており、パターン認識部42からの13ビットのコード情報がアドレスとして入力される。パターンメモリ431は、パターン認識部42からのコード情報をアドレスとして補正データを読み出して、レーザ駆動用の画像データを補正されたドットパターンとして、セレクタ433に出力する。
なお、このメモリブロック43に予め記憶されているスムージング用の補正データは、画像処理(スムージング)を画像データに施す以前に、メモリブロック43にパターン認識部42からのコード情報に対応したデータが設定される。
また、メモリブロック43の補正データは、デジタル複写装置1内のMPU(Micro Processing Unit)あるいはCPU(Central Processing Unit )によりROM(Read Only Memory)等のメモリから選択的にロードされたり、ホストコンピュータからダウンロードすることもでき、こうすることにより画像データの被補正パターンに対する補正データを容易に変更することができる。
そして、上記補正データ設定インタフェース(I/F)としては、デジタル複写装置1の内部に配置されている内蔵メモリに記憶されているデータのCPU(Central Processing Unit )による書込による対応等が可能である。
倍密モード用画素パターン生成部(倍密モード用画素パターン生成手段)432には、パターン認識部42からの13ビットのコード情報が入力されるとともに、主走査・副走査倍密コードが入力され、倍密モード用画素パターン生成部432は、これらのコード情報と主走査・副走査倍密コードに基づいて予め設定されている補正データ(4ビット)を生成して、レーザ駆動用の画像データをドットパターンとして、セレクタ433に出力する。
なお、パターン認識部42の判別部427は、斜線もしくは円弧を構成する画素として補正が不必要な画素と判別された水平線分黒画素の1画素ラインもしくは2画素以上の垂直方向に幅を持つラインの上端黒画素あるいは下端黒画素(すなわち、ビットマップ状に展開された画像データのうち、黒画素領域と白画素領域との境界であるが、ジャギーを伴う斜線線分を構成する画素ではない黒画素)に対する線分形状の特徴を表す複数ビットのコード情報の一部のビットを固有の値に置き換える。
セレクタ433には、短密モードのときにパターンメモリ431を選択させ、倍密モードのときに倍密モード用画素パターン生成部432を選択させる画像パス選択信号が入力され、セレクタ433は、画像パス選択信号に基づいて、短密モードのときには、パターンメモリ431からの画像データを選択してビデオデータ出力部44に出力し、倍密モードのときには、倍密モード用画素パターン生成部432からの画像データを選択してビデオデータ出力部44に出力する。
具体的には、図3で説明した動作モード(以下、単密モードという。)では、パターンメモリ431が、パターン認識部42から出力されるコード情報(13ビット)をアドレスとして、予め記憶された補正データ(4ビット)を読み出して、レーザ駆動用の画像データをセレクタ433に出力し、セレクタ433がパターンメモリ431からの画像データを補正されたドットパターンとして選択して、ビデオデータ出力部44に出力する。
図4〜図7で説明した動作モード(以下、倍密モードいい、図4は、2倍密モード、図5は、3倍密モード、図6は、4倍密モード、図7は、6倍密モードの例である。)では、倍密モード用画素パターン生成部432が、パターン認識部42からのコード情報(13ビット)と主走査・副走査倍密コードに基づいて、予め設定された補正データ(4ビット)を生成して、レーザ駆動用の画像データをセレクタ433に出力し、セレクタ433が倍密モード用画素パターン生成部432からの画像データを補正されたドットパターンとして選択して、ビデオデータ出力部44に出力する。
ここで、主走査・副走査倍密コードとは、倍密モード時に主走査方向及び副走査方向に何回目の画素の変倍を行ったかを示すコードであり、図4の主走査2倍密モードでは、図4中の主走査倍密コードに図示するように、0→1→0→1→0・・・の2つのコード状態の繰り返し、図5の主走査3倍密モードでは、図5中の主走査倍密コードに図示するように、0→1→2→0→1→2→0・・・の3つのコード状態の繰り返し、図6の主走査4倍密モードでは、図6中の主走査倍密コードに図示するように、0→1→2→3→0→1→2→3→0・・・の4つのコード状態の繰り返し、図7の主走査6倍密モードでは、図7中の主走査倍密コードに図示するように、0→1→2→3→4→5→0→1→2→3→4→5→0・・・の6つのコード状態の繰り返しとなる。
なお、副走査方向に関しては、図示しないが、図3と同様の倍密モードにおいて、副走査倍密コードが何回目のライン単位での変倍を行ったかを示すコード情報に対応する。
そして、セレクタ433は、補正データ出力を、第2の画素クロック毎にレーザ発光時間を第2の画素クロック幅に対して複数に分割した情報(この場合は、2値PWM信号出力)または多値情報として、図8のビデオデータ出力部44に出力する。
ビデオデータ出力部44は、メモリブロック43、すなわち、セレクタ433から第2の画素クロック毎に1画素分ずつ出力される補正データ出力を、1画素分の画像データフォーマットに変換して、図1のLD変調部18に出力し、LD変調部18のLDのON/OFF及びパワー制御を行って感光体ドラム24上に画像データを書き込む。
そして、本実施例のデジタル複写装置1は、印刷制御部17の画像処理部32のウィンドウ41のサイズが同一の場合、注目画素と周辺画素の各値に基づいて注目画素の特徴を抽出した結果であるパターンコード情報の数は同一となるが、ウインドウ41によってパターン認識される入力画像データが如何なる解像度の画像データであり、如何なる解像度の出力画像データとして最終的にプリント用紙上に可視像としてプリントされるかによって、画質の差異を低減することができる。
例えば、印刷制御部17は、解像度1200dpiの2値画像データが一時記憶部31から画像処理部32のウインドウ41に入力され、パターン認識部42、メモリブロック43及びビデオデータ出力部44を介して、同一の解像度1200dpiの多値画像データとしてスムージング処理して出力する場合(単密モード)には、画像データの2値⇒多値変換の効果により、ジャギーの低減効果が発揮されて画質が向上する。この場合のスムージング処理(2値⇒多値変換処理)には、上記ウインドウ41による注目画素と周辺画素の各値に基づいて注目画素の特徴を抽出した結果であるパターンコード情報のみにより、画像データの変換が行われ、パターンメモリ431がこの変換を実施する。
このように短密モードの処理のみを行うのであれば、図12に示したメモリブロック43は、図13に示すように、パターンメモリ431のみで構成することができ、この場合のパターンメモリ431のメモリ容量は、図13に図示する13ビットの上記パターンコード情報をアドレスとして、各4ビットの情報が格納可能である仕様となるため、32kビット(アドレス=8kビット・データ:4ビット)の容量が必要となる。この短密モードでの処理内容は、図14のように示すことができ、入力時は、「0」または「1」のデータのみで構成される1200dpiの2値画像データが、ウインドウ41によるパターン認識により、各画素が上記コード情報に変換され、出力時には、1200dpiの多値画像データとして出力される。また、この場合は単密モードであるため、図14には、主走査・副走査倍密コードは、全て「0」の記載はあるが、スムージング処理には不要な情報である。
単密モードに対して、解像度400dpiの2値画像データが一時記憶部31から画像処理部32のウインドウ41に入力され、パターン認識部42、メモリブロック43及びビデオデータ出力部44を介して、解像度1200dpiの多値画像データとしてスムージング処理して出力する場合(3倍密モード)には、画像データの2値⇒多値変換の効果により、上記同様のジャギーの低減効果が発揮されて画質が向上する。ただし、この場合のスムージング処理(2値⇒多値変換処理)には、上記ウインドウ41による注目画素と周辺画素の各値に基づいて注目画素の特徴を抽出した結果であるパターンコード情報以外に、解像度を400dpi⇒1200dpiへ変換する過程において生成される主走査・副走査倍密コードが加えられ、画像データの変換が行われる。この処理を、単密モード同様に、図15に示すように、パターンメモリ431のみを用いて実施するものとすると、パターンメモリ431のメモリ容量は、図15に図示する13ビットのコード情報とYビットの主走査・副走査倍密コードをアドレスとして、各4ビットの情報が格納可能である仕様となるため、主走査・副走査倍密コードが3倍密対応時には、Y=4ビットとして、512kビット(アドレス=128kビット・データ:4ビット)の容量が必要となり、単密モード時に対して、16倍のメモリ容量が必要となり、この方式では、画質を向上させるために大きくコストアップを伴うことになる。また、低解像度の画像データは、高解像度の画像データに比較して、ジャギーが視認容易であり、スムージング処理の効果がより期待されるが、低ビット数の多値画像データへの変換の実施でもスムージング処理の効果が期待できるため、パターンメモリ432のメモリ容量の増大によるコストアップと画質への効果を考慮して、スムージング処理に関連する各種コード情報の低減対応を行っても、画質向上が期待できることから、本実施例のデジタル複写装置1では、メモリブロック43として、上記図12に示したパターンメモリ431の他に倍密モード用画素パターン生成部432とセレクタ433を用いることで、メモリ容量の少ないパターンメモリ431を用いて、安価に画質を向上させている。
すなわち、上記のように、3倍密モードに対するスムージング処理(2値⇒多値変換処理)を行う場合、図12のメモリブロック43では、ウインドウ41による注目画素と周辺画素の各値に基づいて注目画素の特徴を抽出した結果であるパターンコード情報(13ビット)以外に、解像度を400dpi⇒1200dpiへ変換する過程において生成される主走査・副走査倍密コード(Yビット)が加えられ、画像データの変換を行なう動作は同一であるが、図15に示したパターンメモリ431を介しての実施は行わず、倍密モード用画素パターン生成部422を介して多値画像データを生成する。倍密モード用画素パターン生成部422は、メモリによって構成されておらず、入力時の画像データ1画素に相当する出力画素の配列を1つの画素配列として出力する組み合わせ回路で構成されている。すなわち、倍密モード用画素パターン生成部422は、図16のように、入力時の解像度が600dpiの画像データに対しては、出力時には、主走査2倍・副走査2倍の画素数変倍を行ない、解像度1200dpi4画素で画素を構成させ、図17のように、入力時の解像度が400dpiの画像データに対しては、出力時には、主走査3倍・副走査3倍の画素数変倍を行ない、解像度1200dpi9画素で画素の構成させ、図18のように、入力時の解像度が300dpiの画像データに対しては、出力時には、主走査4倍・副走査4倍の画素数変倍を行ない、解像度1200dpi16画素で画素を構成させ、図19のように、入力時の解像度が200dpiの画像データに対しては、出力時には、主走査6倍・副走査6倍の画素数変倍を行ない、解像度1200dpi36画素で画素の構成をさせる。
なお、出力時の解像度の1画素単位での画像データは、多値画像データであるが、図14に示すような全白画素と全黒画素の間の濃度階調を示す中間調の画像データを含まず、多値画像データの全黒画素(図16〜図19では「F」)と全白画素(図14及び図16〜図19では「0」)に相当する多値画像データによってのみ構成されるものとする。
また、図16〜図19から、入力時は「0」または「1」のデータのみで構成される600/400/300/200dpiの2値画像データが、ウインドウ41によるパターン認識により、各画素が動作モードによらず同一のパターンであれば、同一のコード情報に変換され、さらに、図16〜図19に図示する主走査・副走査倍密コードを利用して、倍密モード用画素パターン生成部422で、入力時の画像データ1画素に相当する出力画素の配列を上記複数の出力時の画素配列として出力することにより、同図中に図示する入力画像に対する画質を向上させることができる。さらに、図16の2倍密時と図18の4倍密時及び図17の3倍密時と図19の6倍密時は、図示するように、同一の入力画素構成の画像をプリント出力する場合は、1200dpi画素構成は異なるが、結果的に同一の画像をプリントすることができ、画質に関しても同一の画質が得られることになる。
また、図16の2倍密時と図18の4倍密時及び図17の3倍密時と図19の6倍密時は、各々2倍密と3倍密という素数を基本にした倍密時の対応を示した例であり、プリント時の出力画素構成を各素数倍毎に最適化し、画質向上を行うことができる。
このように、本実施例のデジタル複写装置1は、主走査方向M画素と副走査方向Nラインからなるウィンドウ41で、一時記憶部31にビットマップ状に展開されて記憶されている入力画像データの注目画素を中心として所定領域の各画素のデータを抽出し、パターン認識部42で、当該抽出された画像データの黒画素領域の白画素との境界部分の線分形状を認識し注目画素に対して当該認識した線分形状の特徴を表す複数ビットのパターンコード情報を生成して、判別部427で、少なくとも当該パターンコード情報の一部を利用して画像データの注目画素が斜線または円弧を構成する画素として補正が必要な画素であるか否かを判別し、メモリブロック43が、判別部427によって補正が必要と判別された注目画素に対してパターン認識部42で生成されたパターンコード情報をアドレスとして予め記憶されている補正データを読み出して多値画像化して出力するに際して、メモリブロック43が、入力されるビットマップ状に展開された任意の解像度の2値画像データをパターン認識部42の認識した線分形状の特徴に基づいて多値画像化する過程で、入力画像の解像度のままの多値画像データとして出力する場合と、当該入力画像の解像度よりも2倍以上高い任意の解像度の多値画像データとして入力画素数の2倍以上の画素数に増大化して出力する場合とで、画像データの2値から多値への画像データ変換において異なる画像データ変換を行うとともに、任意の解像度の入力2値画像データを2倍以上の解像度のYビット多値画像データとして入力画素数のH倍(Hは2以上の整数)以上の画素数に増大化して出力する場合に、当該任意の解像度のYビット多値データのうち全白画素と全黒画素を意味する2種類のデータに変換する倍密モード用画素パターン生成部432を設け、任意の解像度のYビット多値画像データとして入力画素数の2×H倍の画素数に増大化して出力する場合は、当該倍密モード用画素パターン生成部432で、H倍の画素数に増大化する場合の任意解像度のYビット多値データの全白画素と全黒画素を意味する2種類のデータによる画素構成を2×H倍の変倍方向に対して、2倍変倍して出力している。
したがって、入力画像データの解像度に対して、出力の画像データの解像度を2倍以上の解像度のデータに変換する場合には、画素数では、主走査及び副走査に各々2倍の全体で4倍の画素数の増大化が必要であるが、この場合に、出力の画像データの解像度を2倍以上の解像度として出力して、画質的に、主走査及び副走査に多値化して、解像度変換に伴う画素数の増大化を伴わない場合の2値→多値変換処理に対して、より簡素な構成の2値→多値変換処理を行うことができ、さらに、2倍の2倍である4倍の場合には、入力画像の解像度がより低解像度であるため、結果的に2倍時と同じ出力結果となる処理で安価に画質を向上させることができる。
また、本実施例のデジタル複写装置1は、変倍モード用画素パターン生成部432が、生成する任意の解像度のYビット多値データの全白画素と全黒画素を意味する2種類のデータとして、入力画素に対する出力画素の増大倍数Hの素数別に異なる画素構成のデータを生成している。
したがって、より一層安価に、高解像度の画像データに対しても斜線または円弧を構成する画素へのジャギー補正を行うことができ、かつ、単純に整数変倍を実施できない素数倍の変倍をも行うことができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
レーザプリンタ等の光プリンタ、デジタル複写装置及び普通紙ファックス装置等のデジタル画像データにおける電子写真方式の画像データ処理装置に適用することができる。
本発明の画像データ処理装置の一実施例を適用したデジタル複写装置の要部概略構成図。 図1の印刷制御部の詳細なブロック構成図。 図2の一時記憶部からの第2の画素クロックによる1画素単位での画像データの読み出し動作を第2の画素クロック毎に実施する場合のタイミングチャート。 図2の一時記憶部からの第2の画素クロックによる1画素単位での画像データの読み出し動作を第2の画素クロックの2クロック毎に実施する場合のタイミングチャート。 図2の一時記憶部からの第2の画素クロックによる1画素単位での画像データの読み出し動作を第2の画素クロックの3クロック毎に実施する場合のタイミングチャート。 図2の一時記憶部からの第2の画素クロックによる1画素単位での画像データの読み出し動作を第2の画素クロックの4クロック毎に実施する場合のタイミングチャート。 図2の一時記憶部からの第2の画素クロックによる1画素単位での画像データの読み出し動作を第2の画素クロックの6クロック毎に実施する場合のタイミングチャート。 図2の画像処理部の詳細なブロック構成図。 図8のウィンドウの詳細な構成図。 図9のウインドウを構成するシフトレジスタ内を画像データが順次1画素ずつシフトする状態の説明図。 図8のウィンドウとパターン認識部の詳細なブロック構成図。 図8のメモリブロックの詳細なブロック構成図。 図8のメモリブロックをパターンメモリのみで構成した例を示すブロック構成図。 短密モードでの図12及び図13でのメモリパターンでの処理内容の説明図。 図8のメモリブロックをパターンメモリのみで倍密モード処理を行う場合のブロック構成図。 図8の倍密モード用画素パターン生成部の2倍密モード時の処理内容の説明図。 図8の倍密モード用画素パターン生成部の3倍密モード時の処理内容の説明図。 図8の倍密モード用画素パターン生成部の4倍密モード時の処理内容の説明図。 図8の倍密モード用画素パターン生成部の6倍密モード時の処理内容の説明図。
符号の説明
1 デジタル複写装置
2 画像読取部
3 信号処理部
4 画像印刷部
5 コンタクトガラス
6 光源
7 第1ミラー
8 第1走査ユニット
9 第2ミラー
10 第3ミラー
11 第2走査ユニット
12 結像光学系
13 CCDセンサ
14 アンプ
15 ADC
16 画像処理部
17 印刷制御部
18 LD変調部
20 LDユニット
21 シリンダレンズ
22 ポリゴンミラー
23 fθレンズ
24 感光体ドラム
25 光検知器
31 一次記憶部
32 画像処理部
41 ウインドウ
41a〜41i シフトレジスタ
41C コア領域
41D 下領域
41U 上領域
41L 左領域
41R 右領域
42 パターン認識部
43 メモリブロック
44 ビデオデータ出力部
45 タイミング制御部
421 コア領域認識部
422 周辺領域認識部
423、424 マルチプレクサ
425 傾き計算部
426 位置計算部
427 判別部
428 ゲート
422U 上領域認識部
422R 右領域認識部
422D 下領域認識部
422L 左領域認識部
431 パターンメモリ
432 倍密モード用画素パターン生成部
433 セレクタ

Claims (2)

  1. 入力されビットマップ状に展開された任意の解像度の2値画像データを少なくともNライン分記憶可能な記憶手段と、主走査方向M画素と副走査方向Nラインからなり前記記憶手段にビットマップ状に展開されて記憶されている画像データの注目画素を中心として所定領域の各画素のデータを抽出するウインドウ手段と、前記ウインドウ手段で抽出された画像データの黒画素領域の白画素との境界部分の線分形状を認識し前記注目画素に対して当該認識した線分形状の特徴を表す複数ビットのパターンコード情報を生成するパターン認識手段と、少なくとも前記パターンコード情報の一部を利用して前記画像データの注目画素が斜線または円弧を構成する画素として補正が必要な画素であるか否かを判別する判別手段と、前記判別手段によって補正が必要と判別された前記注目画素に対して前記パターン認識手段で生成された前記パターンコード情報をアドレスとして予め記憶されている補正データを読み出して多値画像化して出力するメモリブロック手段と、を備えた画像データ処理装置であって、前記メモリブロック手段は、前記入力されるビットマップ状に展開された任意の解像度の2値画像データを前記パターン認識手段の認識した線分形状の特徴に基づいて多値画像化する過程で、入力画像の解像度のままの多値画像データとして出力する場合と、当該入力画像の解像度よりも2倍以上高い任意の解像度の多値画像データとして入力画素数の2倍以上の画素数に増大化して出力する場合とで、画像データの2値から多値への画像データ変換において異なる画像データ変換を行うとともに、前記任意の解像度の入力2値画像データを2倍以上の解像度のYビット多値画像データとして入力画素数のH倍(Hは2以上の整数)以上の画素数に増大化して出力する場合に、当該任意の解像度のYビット多値データのうち全白画素と全黒画素を意味する2種類のデータに変換する倍密モード用画素パターン生成手段を有し、前記任意の解像度のYビット多値画像データとして入力画素数の2×H倍の画素数に増大化して出力する場合は、前記倍密モード用画素パターン生成手段で、H倍の画素数に増大化する場合の任意解像度のYビット多値データの全白画素と全黒画素を意味する2種類のデータによる画素構成を2×H倍の変倍方向に対して、2倍変倍して出力することを特徴とする画像データ処理装置。
  2. 前記変倍モード用画素パターン生成手段は、前記生成する任意の解像度のYビット多値データの全白画素と全黒画素を意味する2種類のデータとして、入力画素に対する出力画素の増大倍数Hの素数別に異なる画素構成のデータを生成することを特徴とする請求項1記載の画像データ処理装置。
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