JP2005135601A - 電池パック - Google Patents

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Abstract

【課題】二次電池と温度保護素子と電圧変換器とを熱結合させることで電圧変換器の発熱を抑制することができ、それによって電圧変換器のエネルギー変換効率を高くする。
【解決手段】ケース4には、マイナス外部端子5、電圧変換外部端子6、およびプラス外部端子7が設けられる。二次電池1の正極と、プラス外部端子7との間には、温度保護素子2が設けられる。また、二次電池1の正極と、電圧変換外部端子6との間には、温度保護素子2および電圧変換器3が直列に接続される。マイナス外部端子5は、二次電池1の負極から導出される。
【選択図】図1

Description

この発明は、絶縁ケースに二次電池が内蔵され、該絶縁ケースの外表面に少なくとも正極および負極が外部端子として設けられた電池パックに関する。
軽量、高容量、且つ充電可能な二次電池として、例えばリチウムイオン二次電池が、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯型電話機等の移動体電源として目覚しい勢いで普及している。しかしながら、リチウムイオン二次電池は、決められた上限の電圧を超えて充電する(過充電)とリチウムを析出し、下限を超えて放電する(過放電)と内部ショートを発生するといった不具合が発生する問題があった。
そのため、リチウムイオン二次電池の場合、他のアルカリ系二次電池とは異なり、その電池電圧を検知し、出力線を遮断するような保護回路と電池セルとが一体化された電池パックの形で世に供給されるのが一般的である。
なお従来、リチウムイオン電池の出力電圧は約3.0V〜4.2Vと高く、汎用の一次電池の出力電圧1.0V〜1.5Vよりかなり高く使用しにくい問題点を解決することを目的とし、電池パックの出力電圧を変換する電圧変換器を内蔵したものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−185824号公報
また、二次電池上部と基板と熱感応素子が樹脂で充填成形されているものがある(例えば、特許文献2参照。)。
特開2002−185398号公報
また、2個以上の二次電池の間に、感熱素子を配置しているものがある(例えば、特許文献3参照。)。
特開平2−119679号公報
また、二次電池電圧を別な電圧に変換し、外部端子に出力し、放電するバッテリーパックが記載され、さらに充電時には、外部端子電圧を別な電圧に変換し、二次電池電圧に出力し、充電するようにしたものがある(例えば、特許文献4参照。)。
特開平11−185824号公報
また、二次電池の電圧により、二次電池の接続構成を変化させることにより、バッテリーパック外部端子の電圧を一定範囲内に保ち、バッテリーパックを効率的に放電するようにしたものがある(例えば、特許文献5参照。)。
特開平2001−178006号公報
リチウムイオン二次電池を電源として駆動する電子機器は、リチウムイオン二次電池の電池電圧をそのまま使用しているわけではない。例えば携帯型電話機を例に取ると、近年増加しているTFT(Thin Film Transistor)液晶パネルを採用するモデルでは、TFT液晶パネル駆動用として正電源の+15V電源、負電源の−10V電源が必要となる。その他にマイコン(マイクロコンピュータ)駆動用として+3V電源が必要となり、ディジタルカメラCCD(Charge Coupled Device)素子用電源およびスピーカ駆動用電源として+5V電源が必要となり、さらにアンテナ電波発生器用電源として+2.9V〜+4.2Vの電源が必要である。
しかしながら、従来の二次電池を内蔵した電池パックは、出力端子が2端子であり、出力電圧として電池電圧か、特許文献1に記載のような変換された単一の定電圧を出力する構成であった。したがって、電子機器本体の電圧変圧器にて必要とされる電圧を作る必要があった。
そこで、電池パック内に電圧変換器を内蔵して必要とされる電圧を作ることが考えられる。内蔵される電圧変換器の一例として、DC(Direct Current)−DCコンバータを使用した場合、そのエネルギー変換効率は、70%〜95%である。これは、電圧変換器を構成する電磁トランスの電磁誘導の効率が温度上昇によって低下することが原因である。言い換えると、5%〜30%のエネルギーがDC−DCコンバータの発熱のために失われているという問題があった。
従って、この発明の目的は、電圧変換器を内蔵しても従来と同等サイズにでき、且つ二次電池と温度保護素子と電圧変換器とを熱結合させることで電圧変換器の発熱を抑制することができ、それによって電圧変換器のエネルギー変換効率を高くすることができる電池パックを提供することにある。
上述した課題を達成するために、この発明は、二次電池が内蔵された電池パックにおいて、1以上の電圧変換器と、二次電池および電圧変換器の温度を検出する温度保護素子と、2以上の異なる電圧を出力する複数の出力端子とを有し、温度保護素子が二次電池および電圧変換器の両方に熱的に結合するようにした電池パックである。
この発明は、二次電池が内蔵された電池パックにおいて、二次電池の放電時に使用する放電用電圧変換器と、二次電池の充電時に使用する充電用電圧変換器と、二次電池、放電用電圧変換器、および充電用電圧変換器の温度を検出する温度保護素子とを有し、温度保護素子が二次電池、放電用電圧変換器、および充電用電圧変換器に熱的に結合するようにした電池パックである。
この発明に依れば、従来必要であった電圧変換器および二次電池それぞれの温度保護素子を1つにすることができるため、電池パックを小型化でき、さらにコストダウンを図ることができる。
さらに、この発明に依れば、電圧変換器の発熱が温度保護素子を介して二次電池に放熱されるため、電圧変換器の温度上昇を抑えることができる。電磁トランスは、低温の方が電磁誘導の効率が高いので、このように温度を低く抑えることによって、電圧変換器の変換効率の向上を図ることができる。また、二次電池を電圧変換器のヒートシンクとすることができるので、従来必要であった電圧変換器用の放熱器を削除することができ、電池パックを小型化でき、さらにコストダウンを図ることができる。
以下、この発明の実施形態について図面を参照して説明する。この発明が適用される電池パックの第1の実施形態の構成について図1を参照して説明する。この電池パックは、二次電池1、温度保護素子2、および電圧変換器3からなり、ケース4にはマイナス外部端子5、電圧変換外部端子6、およびプラス外部端子7が設けられる。二次電池1の正極と、プラス外部端子7との間には、温度保護素子2が設けられる。また、二次電池1の正極と、電圧変換外部端子6との間には、温度保護素子2および電圧変換器3が直列に接続される。マイナス外部端子5は、二次電池1の負極から導出される。
なお、図1に示すように、温度保護素子2は、二次電池1と電圧変換器3との両方に、距離的に近くに配置されている。例えば、温度保護素子2および電圧変換器3は、二次電池1の外装ケースの面に物理的に接触するように配置される。また、図示しないが、二次電池1の端部に設けられた金属フィルム、例えばラミネートフィルムの溶着部に温度保護素子2および電圧変換器3を配置するようにしても良い。
従って、図2に示すように、二次電池1と温度保護素子2と電圧変換器3とを有する電池パックにおいて、温度保護素子2は、二次電池1と電圧変換器3の両方に熱的に結合している。
二次電池1としては、リチウムイオン二次電池、リチウムポリマー二次電池、ニッケル水素二次電池、ニッケルカドミウム二次電池、リチウム金属二次電池等を用いることができる。リチウムイオン二次電池の場合、例えば角形電池の構成とされ、二次電池1が全体として鉄の電池缶で被覆されている。また、リチウムポリマー二次電池の場合には、アルミニウムのラミネートフィルムで封止された構成とされている。また、今後開発される種類の二次電池であっても同様に用いることができる。
温度保護素子2は、二次電池1と電圧変換器3との両方の温度異常を検出し、保護する働きを有する。二次電池1が外部から物理的な損傷を受ける等、二次電池1が異常状態になり、温度が上昇した場合、温度保護素子2が溶断し、放電電流および充電電流を遮断する。また、電圧変換器3が故障し、その内部で短絡等の異常が発生し、異常発熱した場合、温度保護素子2が溶断し、放電電流および充電電流を遮断する。
温度保護素子2としては、温度ヒューズ、正特性サーミスタ(PTC:Positive Temperature Coefficient)、サーモスタット等を用いることができる。温度ヒューズは、棒形状の低融点金属で構成されており、この低融点金属が高温時に溶断する。低融点金属の周囲には、フラックスが付着している。二次電池用の温度ヒューズの溶断温度は、約90℃、約100℃、約130℃などである。このような温度ヒューズの一例として、松下電子部品株式会社製のEYP2MT092がある。
正特性サーミスタ(PTC)は、グラファイト、金属粉などの導体と樹脂とが混ざった構成をしており、温度が高温になると樹脂が膨張し、導体の接合密度が低くなり抵抗値が増大するものである。例えば、正特性サーミスタ(PTC)の温度が23℃からトリップ温度以上の130℃になると、抵抗値が20mΩから20Ωと約1000倍以上になる。正特性サーミスタ(PTC)の抵抗値が上昇するトリップ温度は、約100℃〜約130℃である。このような正特性サーミスタ(PTC)の一例として、タイコ エレクトロニクスレイケム株式会社製のVTP210Sがある。
サーモスタットは、2種類の金属を張り合わせた金属の合板(バイメタル)と、バネ性を有する金属板とから構成されており、バイメタルおよび金属板のそれぞれにスイッチ接点が設けられている。バイメタルおよび金属板の一方は上下に動作し、その他方は固定されている。また、サーモスタットの種類によっては、バイメタルおよび金属板の一方にのみスイッチ接点が配置されているものもある。通常、バイメタルに設けられたスイッチ接点と、金属板に設けられたスイッチ接点とは接触状態であり、規定の温度に達すると、バイメタルが逆方向に反り返るように動作し、スイッチ接点が開放状態となる。そして、再び温度が正常状態に戻ると、バイメタルおよび金属板のそれぞれのスイッチ接点が接触状態となる。このようなサーモスタットの一例として、日本テキサス・インスツルメンツ株式会社製の1MMがある。
電圧変換器3としては、種々の構成のものを使用できる。例えば、コンデンサとスイッチ素子を用いたチャージャーポンプ方式、ダイオードとインダクタとコンデンサとスイッチ素子を用いたステップアップコンバータ(ステップダウンコンバータ)、またはトランスとスイッチ素子を用いたスイッチングレギュレータを使用できる。さらに、圧電トランスを用いた圧電インバータ、またはバイポーラトランジスタ素子を用いたシリーズレギュレータを電圧変換器3として使用しても良い。電圧変換器3の厚さは、約0.5mm〜10mmであり、一般的には、約1mmのものが使用される。そのため、電池パックに電圧変換器を内蔵するのは比較的容易である。なお、電圧変換器3は、放電用電圧変換器または充電用電圧変換器の何れを適用しても良いが、この一例では放電用電圧変換器を適用したものとする。
電圧変換器3は、その内部にFET(Field Effect Transistor)やコンデンサを含んでいることがある。その内部のFETが破壊されると、FETのドレイン−ソース間の抵抗値が増大し、異常発熱する可能性がある。また、コンデンサの内部電極の短絡が発生すると、コンデンサ内部に大きな電流が流れて、異常発熱する可能性がある。
なお、温度保護素子2と電圧変換器3との間に、絶縁板を配置しても良い。絶縁板の材質は、プラスチックまたは不織布である。プラスチックの一例として、ポリエステル、ポリイミド、ポリアミド、ポリエチレン等があり、不織布の一例として、ガラス繊維等がある。
ここで、この第1の実施形態の回路の一例を図3に示す。二次電池1の正極とプラス外部端子7との間に、温度保護素子2が設けられる。二次電池1の負極からマイナス外部端子5が導出される。マイナス外部端子5とプラス外部端子7との間には、二次電池1の電池電圧が直接出力される。例えば、二次電池1の電池電圧は、2.5V〜4.3Vが適正状態の電圧値、すなわち過放電および過充電の何れでもない状態の電圧値と設定されている。
電圧変換器3の一方の電源端子が温度保護素子2を介して二次電池1の正極と接続され、その他方の電源端子が二次電池1の負極と接続される。なお、以下の説明でも同様であるが、電圧変換器の電源端子に供給される直流電圧は、電圧変換器の入力直流電圧となる。電圧変換器3の出力端子が電圧変換外部端子6として導出される。マイナス外部端子5と電圧変換外部端子6との間には、電圧変換器3によって定電圧制御され、電池電圧と異なる値の出力電圧が取り出される。
このように、温度保護素子2、二次電池1、および電圧変換器3のそれぞれは、電気的に接続されているため、電気的接続のための金属板や電線により熱が伝わるようになされている。熱的により強く結合させるためには、金属板の断面積を大きくし、距離を短くすれば良い。その金属板は、一般的にニッケルが使用されているが、銅、鉄、鉄合金等を使用しても良い。
なお、この実施形態では、二次電池1、温度保護素子2、および電圧変換器3は、熱的に結合させるために、後述する熱伝導性の高い接着剤が塗布され、電圧変換器3のヒートシンクとして二次電池1が使用される。熱伝導性の高い接着剤が塗布されることによって、温度保護素子2は、二次電池1および電圧変換器3とより強固に熱的に結合することができ、電圧変換器3のエネルギー変換効率を高くすることができる。
熱的に結合させるために塗布される熱伝導性の接着剤には、通常小さなアルミニウム粉が含まれており、熱伝導率を高くするために、細かな金属粉を含有させることが好ましい。さらに、この熱伝導性の接着剤の電気抵抗値は高く、略々絶縁物と同じ値となる。
また、熱的に結合させるため、温度保護素子2と電圧変換器3との間に、熱伝導性のゲル状の板を配置するようにしても良い。通常、熱伝導性のゲル状の板には、小さなアルミニウム粉が含まれており、熱伝導率を高くするために、細かな金属粉を含有させることが好ましい。さらに、この熱伝導性の接着剤の電気抵抗値は高く、略々絶縁物と同じ値となる。ゲル状の板は、電子部品の凹凸を吸収し、隙間を埋めるような形状に変化するため、温度保護素子2とその周囲の部品との熱結合が強固になる。
一例として、東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製の放熱用各種シリコーンを使用することができる。表1は、この放熱用各種シリコーンの分類とその特徴を示す。これら放熱用シリコーンは、通常のシリコーン熱伝導率を改良し、「熱放散性」を向上させたものであり、熱伝導率が高いという特徴がある。これら放熱用シリコーンは、パワートランジスタやサーミスタなどの熱源と、基板ないしは放熱板との間隔に設置することで、電子機器の熱放散を大きく向上させ、これら機器の軽薄短小化を可能にする。放熱用シリコーンは、ゴムタイプ、ゲルタイプ、オイルコンパウンドタイプの3種類がある。
Figure 2005135601
具体的には、2液加熱硬化型放熱用シリコーンゲル(SE4445CV A/B)を使用すると好適である。このシリコーンゲルの熱伝導率は、1.26W/m・kであり優れている。また、このシリコーンゲルは、電気絶縁性に優れている、弾性に富んでいるため各種クリアランスに対応できるなどの特徴を有する。このシリコーンゲルを型に流し込んで長時間加熱して硬化し、板形状のゲルシートを製作する。製作した硬化物のゲルシートは、密着性、追随性、粘着性に優れた難燃タイプである。
また、例えば、東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製の速乾・非腐食性シリコーン接着剤(SE9184 WHITE RTV)を使用することができる。この接着剤は、1成分形室温硬化型シリコーン接着剤である。熱伝導率は、0.84W/mK(2.0×10-3cal/cm・sec・℃)と高く、体積抵抗率は、1.0×1015Ω・cmであり、放熱性にも優れているなどの特徴を有する。
また、例えば、ジーイー東芝シリコーン株式会社製の難燃性・半流動性一般工業用接着シール材(TSE3843−W)を使用することができる。このシール材は、1成分オキシム型の液状シリコーンゴムである。このシール材は、チューブまたはカートリッジから押し出すだけで常温で硬化し、ゴム状弾性体となる。したがって、塗布後に乾燥させることで固体化する。熱伝導率は、0.8W/mK(1.9×10-3cal/cm・sec・℃)と高く、体積抵抗率は、2.0×1015Ω・cmであり、放熱性にも優れているなどの特徴を有する。
また、例えば、株式会社ジェルテック製のラムダゲル(λGEL)を使用することができる。このラムダゲルは、ゲル状なので凹凸部品の隙間を埋め密着する。また、接触面に空気層が形成されず、電気絶縁性を有している。熱伝導率は、1.8W/m・kと高く、体積抵抗率は、3.4×1012Ω・cmであり、放熱性にも優れているなどの特徴を有する。
また、例えば、株式会社寺岡製作所製の熱伝導性両面テープNo7090を使用することができる。この熱伝導性両面テープNo7090は、熱伝導率が1.0×10-3cal/cm・sec・℃と高いなどの特徴を有する。
このように、熱伝導率の高い接着剤を塗布したり、ゲル状の充填剤を充填したりすることによって、温度保護素子2は、電圧変換器3および二次電池1とより強く熱的に結合することができる。
ここで、この発明が適用される電池パックの第2の実施形態の構成について図4を参照して説明する。この電池パックは、二次電池1、温度保護素子2、電圧変換器3、および基板11からなり、ケース4にはマイナス外部端子5、電圧変換外部端子6、およびプラス外部端子7が設けられる。このように、この第2の実施形態の電池パックは、第1の実施形態に基板11を追加したものである。
基板11には、電圧変換器3がマウントされる。参照符号12で示すように、基板11の端部で、基板11に設けられた銅箔ランド(図示なし)と、温度保護素子2に電気的に接続された配線とが半田付けされる。基板11の銅箔ランドには、電圧変換器3が電気的に接続されている。
なお、図4に示すように、温度保護素子2は、二次電池1および電圧変換器3の両方に、距離的に近くに配置されている。例えば、温度保護素子2および電圧変換器3は、二次電池1の外装ケースの面に物理的に接触するように配置される。また、図示しないが、二次電池1の端部に設けられた金属フィルム、例えばラミネートフィルムの溶着部に温度保護素子2および電圧変換器3を配置するようにしても良い。
従って、図4に示すように、二次電池1、温度保護素子2、および電圧変換器3を有する電池パックにおいて、温度保護素子2が二次電池1および電圧変換器3の両方に熱的に結合している。
この発明が適用される電池パックの第2の実施形態の他の例の構成について図5を参照して説明する。この図5の他の例は、上述の図4の構成と比較すると、基板11にマウントした電圧変換器3を温度保護素子2側に配置したものである。図5に示すように、温度保護素子2と電圧変換器3とが物理的に接触している。このため、温度保護素子2と電圧変換器3とが熱的により強く結合している。上述の図4と同様に、参照符号12で示すように、基板11の端部で、基板11に設けられた銅箔ランド(図示なし)と、温度保護素子2に電気的に接続された配線とが半田付けされる。基板11の銅箔ランドには、電圧変換器3が電気的に接続されている。
なお、図5に示すように、温度保護素子2は、二次電池1および電圧変換器3の両方に、距離的に近くに配置されている。例えば、温度保護素子2および電圧変換器3は、二次電池1の外装ケースの面に物理的に接触するように配置される。また、図示しないが、二次電池1の端部に設けられた金属フィルム、例えばラミネートフィルムの溶着部に温度保護素子2および電圧変換器3を配置するようにしても良い。
従って、図5に示すように、二次電池1、温度保護素子2、および電圧変換器3を有する電池パックにおいて、温度保護素子2が二次電池1および電圧変換器3の両方に熱的に結合している。
この発明が適用される電池パックの第3の実施形態の構成について図6を参照して説明する。この電池パックは、二次電池1、温度保護素子2、放電用電圧変換器21、および充電用電圧変換器22からなり、ケース4にはマイナス外部端子5、放電用外部端子23、および充電用外部端子24が設けられる。このように、この第3の実施形態の電池パックは、第1の実施形態と比較すると、放電用および充電用のそれぞれ2つの電圧変換器を使用したものである。
二次電池1の正極と放電用外部端子23との間には、温度保護素子2および放電用電圧変換器21が直列に接続される。また、二次電池の正極と充電用外部端子24との間には、温度保護素子2および充電用電圧変換器22が直列に接続される。マイナス外部端子5は、二次電池1の負極から導出される。
なお、図6に示すように、温度保護素子2は、二次電池1、放電用電圧変換器21、および充電用電圧変換器22の全てに、距離的に近くに配置されている。例えば、温度保護素子2、放電用電圧変換器21、および充電用電圧変換器22は、二次電池1の外装ケースの面に物理的に接触するように配置される。また、図示しないが、二次電池1の端部に設けられた金属フィルム、例えばラミネートフィルムの溶着部に温度保護素子2、放電用電圧変換器21、および充電用電圧変換器22を配置するようにしても良い。
従って、図7に示すように、二次電池1、温度保護素子2、放電用電圧変換器21、および充電用電圧変換器22を有する電池パックにおいて、温度保護素子2が二次電池1、放電用電圧変換器21、および充電用電圧変換器22の全てに熱的に結合している。
ここで、この第3の実施形態の回路の一例を図8に示す。放電用電圧変換器21の一方の電源端子が温度保護素子2を介して二次電池1の正極と接続され、その他方の電源端子が二次電池1の負極と接続される。放電用電圧変換器21の出力端子が放電用外部端子23として導出される。二次電池1の負極からマイナス外部端子5が導出される。マイナス外部端子5と放電用外部端子23との間には、放電用電圧変換器21によって定電圧制御され、電池電圧と異なる値の出力電圧が取り出される。
また、二次電池1の電池電圧が所定値以下、いわゆる過放電になるような場合、放電用電圧変換器21の動作を停止させて、二次電池1を過放電から保護することができる。
充電用電圧変換器22の入力端子は充電電圧が供給される充電用外部端子24と接続され、その他方の電源端子はマイナス外部端子5と接続される。また、充電用電圧変換器22の他方の電源端子は、二次電池1の負極と接続される。充電用電圧変換器22の出力端子は、二次電池1の正極と接続される。
充電用電圧変換器22では、充電器(図示なし)からマイナス外部端子5および充電用外部端子24から充電電圧が供給され、供給された充電電圧に応じて二次電池1が充電される。
また、充電器から過充電となる電圧および電流が供給されても、充電用電圧変換器22で最適な電圧および電流を二次電池1に対して供給することができるので、二次電池1を過充電から保護することができる。
このように図7に示す回路の他の例では、放電用電圧変換器21によって二次電池1を過放電から保護することができ、充電用電圧変換器22によって二次電池1を過充電から保護することができる。従って、放電制御用のFETおよび充電制御用のFETを省略できる。
なお、二次電池1、温度保護素子2、放電用電圧変換器21、および充電用電圧変換器22を熱的に結合させるために、熱伝導性の高い接着剤が塗布される。それによって、放電用電圧変換器21および充電用電圧変換器22の発熱を二次電池1を介して放熱することができ、放電用電圧変換器21および充電用電圧変換器22のエネルギー変換効率を高くすることができる。
この発明が適用される電池パックの第4の実施形態の構成について図9を参照して説明する。この電池パックは、二次電池1、温度保護素子2、電圧変換器3、および二次電池保護回路31からなり、ケース4にはマイナス外部端子5、電圧変換外部端子6、およびプラス外部端子7が設けられる。このように、この第4の実施形態の電池パックは、第1の実施形態に二次電池保護回路31を追加したものである。
二次電池保護回路31は、二次電池1の負極とマイナス外部端子5との間に設けられる。また、二次電池保護回路31は、温度保護素子2を介して二次電池1の正極と接続され、さらに温度保護素子2および電圧変換器3を介して二次電池1の正極と接続される。この二次電池保護回路31は、二次電池1が過電圧充電された場合、スイッチ素子を開放状態に切り替える、すなわち二次電池1が過電圧充電されることを防止する機能(過電圧充電保護機能)と、二次電池1が過電圧放電された場合、スイッチ素子を開放状態に切り替える、すなわち二次電池1が過電圧放電されることを防止する機能(過電圧放電機能)とを有する。
このとき二次電池保護回路31で使用されるスイッチ素子は、FETが一般的である。このFETが破壊されると、FETのドレイン−ソース間の抵抗値が増大し、異常発熱する可能性がある。
なお、図9に示すように、温度保護素子2は、二次電池1、電圧変換器3、および二次電池保護回路31の全てに、距離的に近くに配置されている。例えば、温度保護素子2、電圧変換器3、および二次電池保護回路31は、二次電池1の外装ケースの面に物理的に接触するように配置される。また、図示しないが、二次電池1の端部に設けられた金属フィルム、例えばラミネートフィルムの溶着部に温度保護素子2、電圧変換器3、および二次電池保護回路31を配置するようにしても良い。
従って、図10に示すように、二次電池1、温度保護素子2、電圧変換器3、および二次電池保護回路31を有する電池パックにおいて、温度保護素子2が二次電池1、電圧変換器3、および二次電池保護回路31の全てに熱的に結合している。
ここで、この第4の実施形態の回路の一例を図11に示す。二次電池1の正極とプラス外部端子7との間に、温度保護素子2および二次電池保護回路31が設けられる。二次電池1の負極とマイナス外部端子5との間に、二次電池保護回路31が設けられる。マイナス外部端子5とプラス外部端子7との間には、二次電池1の電池電圧が直接出力される。例えば二次電池1の電池電圧は、2.5V〜4.3Vが適正状態の電圧値、すなわち過放電および過充電の何れでもない状態の電圧値と設定されている。
電圧変換器3の一方の電源端子が温度保護素子2および二次電池保護回路31を介して二次電池1の正極と接続され、その他方の電源端子が二次電池保護回路31を介して二次電池1の負極と接続される。電圧変換器3の出力端子が電圧変換外部端子6として導出される。マイナス外部端子5と電圧変換外部端子6との間には、電圧変換器3によって定電圧制御され、電池電圧と異なる値の出力電圧が取り出される。
二次電池保護回路31は、一例として保護回路32、FET33、35、寄生ダイオード34、および36から構成される。保護回路32の一方の電源端子が温度保護素子2を介して二次電池1の正極と接続され、その他方の電源端子が二次電池1の負極と接続される。二次電池1の負極とマイナス外部端子5が放電電流用のスイッチ33および充電電流用のスイッチ35を介して接続される。
スイッチ33および35は、例えばNチャンネル型のFETにより構成され、スイッチ33および35と並列に寄生ダイオード34および36が接続される。スイッチ33および35が保護回路32からの放電制御信号37および充電制御信号38によってそれぞれ制御される。
保護回路32は、一般的な回路構成であり、保護回路32によってスイッチ33および35が制御され、過充電保護、過放電保護および過電流保護がなされる。電池電圧が設定電圧範囲内の通常状態であれば、放電制御信号37および充電制御信号38が共に"1"(論理的なレベルを意味する)となり、スイッチ33および35がオン状態とされる。したがって、二次電池1から負荷への放電と、充電器から二次電池1への充電が自由に行える。
二次電池1の電池電圧が設定電圧範囲より高いと、例えば電池電圧が4.3V以上になると、充電制御信号38が"0"となり、スイッチ35がオフとされ、充電が禁止される。
このようにして、二次電池1の電池電圧が異常に高い場合に、充電を停止させて、二次電池1の劣化を防止する。負荷への放電は、寄生ダイオード36を介して行われる。
二次電池1の電池電圧が設定電圧範囲より低いと、例えば電池電圧が2.5V以下になると、放電制御信号37が"0"(論理的なレベルを意味する)となり、スイッチ33がオフとされ、放電電流が流れることを禁止する。このようにして、二次電池1の電池電圧が低い場合に、放電を停止させて、二次電池1の劣化を防止する。その後充電器を接続すると、寄生ダイオード34を介して充電がなされる。
さらに、マイナス外部端子5およびプラス外部端子7の間が短絡されると、過大放電電流が流れ、FETが破壊される可能性があるので、放電電流が所定の電流値に達すると、放電制御信号37が"0"となり、スイッチ33がオフとされ、放電電流が流れることを禁止する。
なお、二次電池1、温度保護素子2、電圧変換器3、および二次電池保護回路31は、熱的に結合させるために、熱伝導性の高い接着剤が塗布される。それによって、電圧変換器3の発熱を二次電池1を介して放熱することができ、電圧変換器3のエネルギー変換効率を高くすることができる。
ここで、この実施形態で使用される接着剤等について説明する。図12に示す特性図は、ケース4と二次電池1との隙間に接着剤を塗布し、電池パックの周囲温度である雰囲気温度45℃における高負荷電流5.8Aの放電をしたときの二次電池1の温度曲線a、b、およびcと、電池パックのプラス外部端子7およびマイナス外部端子5の間の電圧曲線dとを示す。
温度曲線aは、ソニーケミカル株式会社製のSC901を使用したときの温度変化を示す。このSC901は、熱伝導率が0.84W/m・K(2.0×10-3cal/cm・sec・℃)、比重が1.65、金属粉(アルミニウム粉)が50重量%、接着力(引っ張り強さ)が2.9MPaであり、乾燥時に体積膨張しないシリコン接着剤である。時間経過と共に二次電池1の温度が上昇し、放電末期における二次電池1の温度は約57.6℃になる。
温度曲線bは、セメダイン株式会社製のスーパーXを使用したときの温度変化を示す。このスーパーXは、熱伝導率は0.2W/m・K(0.48×10-3cal/cm・sec・℃)であり、極めて熱伝導性の悪い接着剤である。時間経過と共に二次電池1の温度が上昇し、放電末期における二次電池1の温度は約61.6℃になる。
温度曲線cは、熱伝導率が0.4W/m・K(0.96×10-3cal/cm・sec・℃)の接着剤を使用したときの温度変化を示す。この接着剤は、金属粉(アルミニウム粉)が20重量%、シリコーン80重量%のものであり、接着力は2MPa以上であり、乾燥時に体積拡張しない接着剤である。時間経過と共に二次電池1の温度が上昇し、放電末期における二次電池1の温度は約60.2℃になる。
このように、接着剤の熱伝導率の差によって放電末期における二次電池1の温度が異なる。そこで、この実施形態では、温度保護素子2が二次電池1および電圧変換器3をより強く熱的に結合させるために、熱伝導性の高い接着剤として、例えば熱伝導率が0.4W/m・K(0.96×10-3cal/cm・sec・℃)以上のものが使用される。
この実施形態では、電池パックから出力される電圧は、異なる2つの電圧としたが、3つ以上の異なる電圧を出力するようにしても良い。その場合、複数の電圧変換器を設けるようにしても良いし、1つの電圧変換器から複数の異なる電圧を出力するようにしても良い。
この発明は、上述したこの発明の実施形態等に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
この発明が適用される第1の実施形態の電池パックの構成について説明するための概略図である。 この発明が適用される第1の実施形態の熱的結合について説明するための概略図である。 この発明が適用される第1の実施形態について説明するための回路図である。 この発明が適用される第2の実施形態の電池パックの構成について説明するための概略図である。 この発明が適用された第2の実施形態の電池パックの他の例の構成について説明するための概略図である。 この発明が適用される第3の実施形態の電池パックの構成について説明するための概略図である。 この発明が適用される第3の実施形態の熱的結合について説明するための概略図である。 この発明が適用される第3の実施形態について説明するための回路図である。 この発明が適用される第4の実施形態の電池パックの構成について説明するための概略図である。 この発明が適用される第4の実施形態の熱的結合について説明するための概略図である。 この発明が適用される第4の実施形態について説明するための回路図である。 この発明に適用される接着剤について説明するための特性図である。
符号の説明
1 二次電池
2 温度保護素子
3 電圧変換器
4 ケース
5 マイナス外部端子
6 電圧変換外部端子
7 プラス外部端子

Claims (14)

  1. 二次電池が内蔵された電池パックにおいて、
    1以上の電圧変換器と、
    上記二次電池および上記電圧変換器の温度を検出する温度保護素子と、
    2以上の異なる電圧を出力する複数の出力端子とを有し、
    上記温度保護素子が上記二次電池および上記電圧変換器の両方に熱的に結合するようにした電池パック。
  2. さらに、上記二次電池を保護する二次電池保護手段を有し、
    上記温度保護素子が上記二次電池、上記電圧変換器、および上記二次電池保護手段の全てに熱的に結合するようにした請求項1に記載の電池パック。
  3. 上記温度保護素子の周囲に熱伝導率が0.4W/m・K以上の接着剤を塗布するようにした請求項1に記載の電池パック。
  4. 上記温度保護素子の周囲に熱伝導率が0.4W/m・K以上のゲル状の充填剤を充填するようにした請求項1に記載の電池パック。
  5. 上記二次電池と、上記電圧変換器と、上記温度保護素子とが共通のケース内に収納された請求項1に記載の電池パック。
  6. 上記電圧変換器および上記温度保護素子は、上記二次電池の外装ケースの面に接触するように配置される請求項1に記載の電池パック。
  7. 上記電圧変換器および上記温度保護素子は、上記二次電池の端部の金属フィルム溶着部に接触するように配置される請求項1に記載の電池パック。
  8. 二次電池が内蔵された電池パックにおいて、
    上記二次電池の放電時に使用する放電用電圧変換器と、
    上記二次電池の充電時に使用する充電用電圧変換器と、
    上記二次電池、上記放電用電圧変換器、および上記充電用電圧変換器の温度を検出する温度保護素子とを有し、
    上記温度保護素子が上記二次電池、上記放電用電圧変換器、および上記充電用電圧変換器に熱的に結合するようにした電池パック。
  9. さらに、上記二次電池を保護する二次電池保護手段を有し、
    上記温度保護素子が上記二次電池、上記放電用電圧変換器、上記充電用電圧変換器、および上記二次電池保護手段の全てに熱的に結合するようにした請求項8に記載の電池パック。
  10. 上記温度保護素子の周囲に熱伝導率が0.4W/m・K以上の接着剤を塗布するようにした請求項8に記載の電池パック。
  11. 上記温度保護素子の周囲に熱伝導率が0.4W/m・K以上のゲル状の充填剤を充填するようにした請求項8に記載の電池パック。
  12. 上記二次電池と、上記放電用電圧変換器と、上記充電用電圧変換器と、上記温度保護素子とが共通のケース内に収納された請求項8に記載の電池パック。
  13. 上記放電用電圧変換器、上記充電用電圧変換器、および上記温度保護素子は、上記二次電池の外装ケースの面に接触するように配置される請求項8に記載の電池パック。
  14. 上記放電用電圧変換器、上記充電用電圧変換器、および上記温度保護素子は、上記二次電池の端部の金属フィルム溶着部に接触するように配置される請求項8に記載の電池パック。
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