JP2005135116A - ストレージ装置及びそのアクセス制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 物理記憶装置の割り当て効率を改善し、ストレージ装置にかかるコストを低減することを可能としたストレージ装置及びそのアクセス制御方法を提供する。
【解決手段】 複数の物理記憶装置101の集合からなる物理記憶スペース102上の領域をある単位長の物理ブロック103で分割し、物理ブロックによって物理記憶スペースを割り当てることにより論理記憶装置104を構成するストレージ装置であって、論理記憶装置104上の領域毎に、物理ブロックが割り当てられているか又は所定のデータ配置パターンから生成されるデータに従うかを示す識別情報を記録する論理記憶管理テーブル213を備え、論理記憶装置104の領域に対するデータの書き込み要求があった場合、書き込み要求データのデータ配置パターンが予め登録されたデータ配置パターンと一致する場合に、一致するデータ配置パターンの識別情報を、論理記憶管理テーブル213の書き込み要求のあった領域に対応させて記録し、書き込み要求データを破棄するデータ書き込み手段201を備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 複数の物理記憶装置101の集合からなる物理記憶スペース102上の領域をある単位長の物理ブロック103で分割し、物理ブロックによって物理記憶スペースを割り当てることにより論理記憶装置104を構成するストレージ装置であって、論理記憶装置104上の領域毎に、物理ブロックが割り当てられているか又は所定のデータ配置パターンから生成されるデータに従うかを示す識別情報を記録する論理記憶管理テーブル213を備え、論理記憶装置104の領域に対するデータの書き込み要求があった場合、書き込み要求データのデータ配置パターンが予め登録されたデータ配置パターンと一致する場合に、一致するデータ配置パターンの識別情報を、論理記憶管理テーブル213の書き込み要求のあった領域に対応させて記録し、書き込み要求データを破棄するデータ書き込み手段201を備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、複数の物理記憶装置の集合から構成される物理記憶スペース上の領域をある単位長の物理ブロック単位で分割し、物理ブロック単位で物理記憶スペースを割り当てることにより論理記憶装置を構成するストレージ装置に関し、特に、物理記憶装置の割り当て効率を改善するストレージ装置及びそのアクセス制御方法に関する。
従来、RAID(Redundant Arrays of Inexpensive/Independent Disks)に代表されるディスクアレイ装置のように、複数の物理記憶装置の集合から論理記憶装置を構成するストレージ装置が存在する。このようなストレージ装置上の論理記憶装置に対して格納するデータは、複数の物理記憶装置上の記憶領域に分散して格納する。
ストレージ装置では、論理記憶装置の論理記憶領域と物理記憶装置の物理記憶領域との対応付けを行うためのテーブルを保持し、ストレージ装置に格納するデータ配置の対応関係を管理する。また、高可用性を維持するため、格納するデータを冗長化して物理記憶装置に記録する。
このような冗長性を有するストレージ装置では、格納するデータが大規模になればなるほど、必要とされる物理記憶装置容量が増大し、それに伴いコストが増大するという問題点がある。
ストレージ装置のコスト増大を解決する従来技術の一例が、特開平8−221875号公報(特許文献1)に開示されている。この特許文献1には、データ記憶システム上に冗長度の異なる記憶領域を用意し、利用者から求められる性能や信頼性によって、冗長度の異なる記憶領域を選択的に変更することにより、必要となる物理記憶容量を抑える技術が開示されている。
また、特開2003−29935号公報(特許文献2)では、物理記憶容量の異なる物理記憶装置からRAIDを構成する際、容量が異なることによって発生する物理記憶装置上の未使用領域に対し論理アドレスを割り当てる手段により、物理記憶装置上の領域を有効利用する技術が開示されている。
また、論理記憶装置の構築と、その論理記憶装置に対応する物理記憶装置上の領域の割り当てを分離し、論理記憶装置に対する物理記憶装置の領域は、データの書き込み要求によってオンデマンドで記憶領域の割り当てを実施する方式が存在する。この方式によれば、データ書き込み要求によって物理記憶装置上の領域が必要となるまで、実際の物理記憶装置上の領域は不必要となるため、未使用となる無駄な領域を無くし、記憶領域の割り当てを効率化するストレージ装置が存在する。
特開平8−221875号公報
特開2003−29935号公報
上述した従来の技術には、以下に述べるような問題点があった。
従来のストレージ装置は、論理記憶装置上の領域に対して書き込みデータを記録する物理記憶装置が必ず存在するため、必ずしも物理記憶装置の割り当てを効率化できていないという問題がる。
その理由は、従来のストレージ装置は、ホスト計算機からのデータ書き込み要求を受けると、予め確保済みの物理記憶装置上の記憶領域にデータを記録するかあるいはオンデマンドで記憶領域を割り当ててデータを記録するため、ホスト計算機からのデータ書き込み要求に応じた分の物理記憶装置が必要となる。ところが、ホスト計算機上で動作するある種のプログラム(ファイルシステム、ボリューム管理プログラム、バックアップ復旧プログラムなど)は、特定のデータ格納形式(データの配置パターン)でストレージ装置に対してデータを書き込むことがあるが、従来のストレージ装置ではデータ格納形式(データの配置パターン)に依存した処理がなされておらず、書き込み要求を受けた領域に対しては必ず物理記憶装置上の領域が割り当てされることになる。
このため、データ格納形式(データの配置パターン)に依存した処理を導入すれば、物理記憶装置の割り当てを一層効率化することが可能である。
本発明の目的は、このような従来技術の問題点を解消し、複数の物理記憶装置の集合から論理記憶装置を構成するストレージ装置において、物理記憶装置の割り当て効率を改善し、ストレージ装置にかかるコストを低減することを可能としたストレージ装置及びそのアクセス制御方法を提案することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、複数の物理記憶装置の集合からなる物理記憶スペース上の領域をある単位長の物理ブロックで分割し、物理ブロックによって物理記憶スペースを割り当てることにより論理記憶装置を構成するストレージ装置において、前記論理記憶装置上の領域毎に、前記物理ブロックが割り当てられているか又は所定のデータ配置パターンから生成されるデータに従うかを示す識別情報を記録する論理記憶管理テーブルを備え、前記論理記憶装置の領域に対するデータの書き込み要求があった場合、書き込み要求データのデータ配置パターンが予め登録されたデータ配置パターンと一致する場合に、一致するデータ配置パターンの識別情報を、前記論理記憶管理テーブルの書き込み要求のあった領域に対応させて記録し、前記書き込み要求データを破棄するデータ書き込み手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ストレージ装置に対する書き込み要求データがデータ配置パターンに従う限り、物理記憶装置の領域の割り当てが不要となり、こにれより、物理記憶装置の割り当て効率が改善され、ストレージ装置にかかるコストが低減される。
請求項2の本発明のストレージ装置は、前記論理記憶装置の当該領域に対して前記物理ブロックが割り当て済みである場合、割り当て済みの物理ブロックを解放するブロック解放手段を備えることを特徴とする。
請求項3の本発明のストレージ装置は、前記データ書き込み手段は、前記書き込み要求データのデータ配置パターンが、予め登録されたデータ配置パターンと一致しない場合、前記物理ブロックを割り当てて当該物理ブロックの識別情報を前記論理記憶管理テーブルの書き込み要求のあった領域に対応させて記録し、前記書き込み要求データを前記物理ブロックに書き込むことを特徴とする。
請求項4の本発明のストレージ装置は、前記データ配置パターンを一意に識別する前記識別情報と、前記データ配置パターンを対応させて登録したデータ配置パターン記録テーブルを備え、前記データ配置パターン記録テーブルを参照して、前記書き込み要求データのデータ配置パターンと一致するデータ配置パターンが存在するかどうかを判別することを特徴とする。
請求項5の本発明のストレージ装置は、前記データ配置パターン記録テーブルを調査し、指定されたデータがデータ配置パターン記録テーブル上のデータ配置パターンに一致する場合、当該データ配置パターンの識別情報を前記データ書き込み手段に返却するデータ配置パターン解析手段を備えることを特徴とする。
請求項6の本発明のストレージ装置は、前記物理ブロックを識別する識別情報と、前記物理ブロックに対応する物理記憶スペース上のアドレスと、前記物理ブロックが前記論理記憶装置の領域として割り当て済みか否かを示す割り当てフラグとを対応させて記録する物理記憶管理テーブルを備え、前記物理記憶管理テーブルから割り当て可能な物理ブロックを取得し、指定された論理記憶装置上の領域に対応する物理ブロックを割り当て、前記論理記憶管理テーブルに当該物理ブロックの識別情報を記録するブロック割り当て手段を備えることを特徴とする。
請求項7の本発明のストレージ装置は、前記論理記憶装置の領域からデータの読み出し要求があった場合、前記論理記憶管理テーブルを参照し、データを読み出す前記論理記憶装置上の領域に対して物理ブロックが割り当て済みであれば、当該物理ブロックからデータを読み出し、当該領域に対して前記データ配置パターンの識別情報が記録されていれば、前記識別情報に対応するデータ配置パターンからデータを生成し、当該生成したデータを返却するデータ読み出し手段を備えることを特徴とする。
請求項8の本発明のストレージ装置は、前記データ配置パターン記録テーブルにデータ配置パターンの識別情報と任意のデータ配置パターンを設定するデータ配置パターン設定手段とを備えることを特徴とする。
請求項9の本発明は、複数の物理記憶装置の集合からなる物理記憶スペース上の領域をある単位長の物理ブロックで分割し、物理ブロックによって物理記憶スペースを割り当てることにより論理記憶装置を構成するストレージ装置のアクセス制御方法であって、前記論理記憶装置上の領域毎に、前記物理ブロックが割り当てられているか又は所定のデータ配置パターンから生成されるデータに従うかを示す識別情報を記録する論理記憶管理テーブルを備え、前記論理記憶装置の領域に対するデータの書き込み要求があった場合、書き込み要求データのデータ配置パターンが予め登録されたデータ配置パターンと一致する場合に、一致するデータ配置パターンの識別情報を、前記論理記憶管理テーブルの書き込み要求のあった領域に対応させて記録し、前記書き込み要求データを破棄するステップを有することを特徴とする。
本発明のストレージ装置及びデータアクセス方法によれば、以下の効果が達成される。
ストレージ装置を利用するホスト計算機上で動作するプログラム(ファイルシステム、ボリューム管理プログラム、バックアップ復旧プログラムなど)において、ストレージ装置上の論理記憶装置に対し、ある特定の条件に従うデータ配置パターンを書き込むことが判明している場合、ストレージ装置にそのデータ配置パターンの条件を記録することにより、論理記憶装置に対するデータ書き込み要求に対し、物理記憶装置の領域を割り当てずにデータ配置条件の識別情報のみを記録する構成としたので、ストレージ装置に対して書き込むデータがデータ配置条件に従う限り、物理記憶装置の領域の割り当てが不要となり、物理記憶装置の割り当て効率が大幅に改善され、ストレージ装置に要するコストも低減することができる。
以下、本発明の好適な実施例について図面を参照して詳細に説明する。
(実施例の構成)
図1は、本発明の好適な実施例によるストレージ装置の構成を示すブロックである。
図1は、本発明の好適な実施例によるストレージ装置の構成を示すブロックである。
本実施例のストレージ装置100は、物理記憶スペース102、論理記憶装置104、物理記憶管理テーブル211、データ配置パターン記録テーブル212、論理記憶管理テーブル213、データ書き込み手段201、データ配置パターン解析手段202、ブロック割り当て手段203、ブロック解放手段204、データ読み出し手段205、データ配置パターン設定手段206を備えて構成される。
物理記憶スペース102は、1つ以上の物理記憶装置101の集合からなり、仮想的な物理記憶空間を構成する。この物理記憶スペース102上の領域は、ある単位長の複数の物理ブロック103単位で分割されている。
論理記憶装置104は、物理記憶スペース102上の物理ブロック103の集合から構成されるストレージ装置100上の論理的な記憶装置である。物理ブロックによって物理記憶スペースを割り当てることにより論理記憶装置が構成されている。
ストレージ装置100は、上記論理記憶装置104に対してデータの書き込み要求あるいは読み出し要求を発行するホスト計算機110と接続されている。
物理記憶管理テーブル211は、物理ブロック103の割り当て状態を管理するためのテーブルである。
データ配置パターン記録テーブル212は、データ配置条件の識別情報およびデータ配置条件の対を記録するためのテーブルである。
論理記憶管理テーブル213は、論理記憶装置104を構成する論理記憶空間と物理記憶スペース102上の物理ブロック103との対応関係を記録するためのテーブルである。
データ書き込み手段201は、ホスト計算機110からの書き込み要求を受け、ストレージ装置100上の論理記憶装置104に対してデータを書き込む機能を有する。
データ配置パターン解析手段202は、論理記憶装置104に書き込むデータのデータ配置パターンを解析する機能を有する。
ブロック割り当て手段203は、論理記憶装置104上の論理記憶空間に対してデータを格納するための物理ブロック103を割り当てる機能を有する。
ブロック解放手段204は、論理記憶装置104に対して既に割り当て済みの物理ブロック103を解放する機能を有する。
データ読み出し手段205は、ホスト計算機110からの読み出し要求を受け、論理記憶装置104からデータを読み出す機能を有する。
データ配置パターン設定手段206は、データ配置パターン記録テーブル212に任意のデータ配置条件を設定する。
図2は、物理記憶管理テーブル211の一例を示した図である。物理記憶管理テーブル211は、物理ブロック103を識別する情報である物理ブロックIDと、当該物理ブロックに対応する物理記憶スペース102上のアドレスを示す物理記憶スペースアドレスと、当該物理ブロックが論理記憶装置104を構成する領域として割り当て済みか否かを示す割り当てフラグとを対応させて記憶している。
図3は、データ配置パターン記録テーブル212の一例を示した図である。データ配置パターン記録テーブル212は、データ配置条件を識別する情報であるパターンIDと、当該パターンIDの示すデータ配置条件とを対応させて記憶している。
ここで、データ配置条件には、具体的な定数、あるいはオフセットアドレス等の要求に応じて可変な変数を設定することができる。例えば、パターンIDが「PT1」のデータ配置条件は、対象となるブロック上の領域が「00h」で満たされることを示している。パターンIDが「PT4」のデータ配置条件は、先頭の0〜3byte目が論理記憶装置104上の論理記憶アドレスをブロックサイズで除算した値であり、残りのブロックの領域が全て「00h」で満たされることを示している。
以上のように、データ配置パターン記録テーブル212には、論理記憶装置104を利用するホスト計算機110上で動作するプログラムが書き込むデータの配置パターン(データ格納形式)に適合するデータ配置条件を保持するものとする。
すなわち、ストレージ装置100を利用するホスト計算機110上で動作するプログラム(ファイルシステム、ボリューム管理プログラム、バックアップ復旧プログラムなど)において、ストレージ装置100上の論理記憶装置104に対し、ある特定の条件に従うデータ配置パターンを書き込むことが判明している場合、ストレージ装置100のデータ配置パターン記録テーブル212にそのデータ配置パターンの条件を記録する。
データ配置パターン設定手段206は、データ配置パターン記録テーブル212に対して、データ配置条件を一意に識別するパターンIDおよびデータ配置条件を記録する機能を提供する。論理記憶装置104の利用者は、データ配置パターン設定手段206を利用して、あらかじめデータ配置条件を設定することが望ましい。また、事後的にもパターンID及びデータ配置条件を追加することが可能である。
図4は、論理記憶管理テーブル213の一例を示した図である。論理記憶管理テーブル213は、論理記憶装置104を識別する情報である論理記憶装置IDと、1つの論理記憶装置104上の領域をブロック単位に分割した各ブロックを識別する論理ブロックIDと、当該論理ブロックに対応する論理記憶装置104上の領域のアドレスを示す論理記憶アドレスと、当該論理ブロックに対して物理ブロック103が割り当てられているか、あるいはデータ配置パターンに従うかを識別する割り当てIDとを対応させて記憶している。
割り当てIDには、物理ブロックIDまたはパターンIDのいずれかが記録される。もし、割り当てIDに物理ブロックIDが記録されていた場合は、当該論理記憶装置104上の領域に物理ブロックが割り当てられ、物理ブロックに対応する物理記憶装置101にデータが記録されていることを示す。もし、割り当てIDにパターンIDが記録されていた場合は、当該論理記憶装置104上の領域は当該パターンIDに対応するデータ配置条件から生成されるデータに従うことを示している。
(動作の説明)
上記のように構成される本実施例の詳細な動作について図面を参照して説明する。
上記のように構成される本実施例の詳細な動作について図面を参照して説明する。
図5は、ストレージ装置100のデータ書き込み手段201の動作を示すフローチャートである。
データ書き込み手段201は、ホスト計算機110からデータ書き込み要求を受けることによって動作する。
まず、データ書き込み手段201は、データ書き込み要求を受け取ると、書き込み要求された論理記憶装置104に対応する論理記憶装置IDと、論理記憶アドレスと、データサイズを元に当該データ書き込み要求が論理記憶装置104上のいずれの領域に対する要求であるか判別し、論理記憶管理テーブル213を参照して、当該書き込み要求に対応する論理記憶管理テーブル213のエントリと、当該エントリが示す論理ブロックIDを取得する(ステップS11)。
次に、書き込みデータを指定してデータ配置パターン解析手段202を呼び出すことにより、当該書き込みデータとデータ配置パターン記録テーブル212のデータ配置条件との比較を実施し、一致するデータ配置条件が存在するかどうかを調査し、一致する場合は一致するデータ配置条件のパターンIDが取得される(ステップS12)。
もし、ステップS12による比較の結果、当該書き込みデータに対応するデータ配置条件が存在しない場合、当該書き込みデータのデータ配置条件はストレージ装置100に対して未登録であり、当該書き込みデータを記録するための物理領域が必要であると判断し、ステップS14に移行する(ステップS13)。
一方、データ配置条件が存在する場合、当該書き込みデータのデータ配置条件はストレージ装置100に対して登録済みであり、当該書き込みデータを記録するための物理領域は不要であると判断し、ステップS17に移行する(ステップS13)。
ステップS13において、書き込みデータのデータ配置条件が存在せず、ステップS11において求めた論理記憶管理テーブル213のエントリにおける割り当てIDが物理ブロックIDであった場合、当該論理ブロックに対して物理ブロック103は割り当て済みと判断する。一方、割り当てIDがパターンIDであった場合、当該論理ブロックに対して物理ブロック103は未割り当てと判断する(ステップS14)。
ステップS14において、物理ブロック103が未割り当てと判断した場合は、論理記憶装置IDと論理ブロックIDを指定してブロック割り当て手段203を呼び出すことにより、当該論理記憶装置104上の領域に対して書き込むデータを格納するための物理記憶スペース102に対応する物理ブロック103を割り当てる(ステップS15)。
最後に、物理ブロック103に対し、書き込み要求を受けたデータの書き込み処理を実施する(ステップS16)。
一方、ステップS13において、当該書き込みデータのデータ配置条件が存在する場合、ステップS11において求めた論理記憶管理テーブル213の当該エントリの割り当てIDがパターンIDであり、かつ当該パターンIDが、ステップS12のデータ配置パターン解析手段202で求めたデータ配置条件のパターンIDと一致する場合、当該書き込みデータに対応するパターンIDは既に論理記憶管理テーブル213に記録済みであり、論理記憶管理テーブルの更新は不要と判断する(ステップS17)。
また、論理記憶管理テーブル213の当該エントリの割り当てIDが物理ブロックIDであるか、あるいは当該エントリの割り当てIDがパターンIDであるがステップS12で求めたデータ配置条件のパターンIDと一致しない場合は、論理記憶管理テーブル213の更新が必要と判断する(ステップS17)。
ステップS17において、論理記憶管理テーブル213の更新が必要と判断した場合は、論理記憶管理テーブル213上の当該エントリの割り当てIDを読み出し、当該割り当てIDを過去の割り当てIDとして保存した後、当該エントリの割り当てIDに対して当該書き込みデータのデータ配置条件に対応するパターンIDを記録することで、論理記憶管理テーブル213を更新する(ステップS18)。
次に、ステップS18において保存した過去の割り当てIDが物理ブロックIDであった場合、当該書き込み要求に対応する論理記憶領域に対して物理ブロック103が割り当て済みであったと判断する。一方、過去の割り当てIDがパターンIDであった場合、物理ブロック103は未割り当てであったと判断する(ステップS19)。
ステップS19において、物理ブロック103が割り当て済みと判断した場合、保存した過去の割り当てIDを解放すべき物理ブロックIDと指定してブロック解放手段204を呼び出し、物理ブロックの解放処理を実施する(ステップS20)。
ステップS20の処理が完了した後、または、ステップS17において当該書き込みデータに対応するパターンIDが既に論理記憶管理テーブル213に記録済みである場合、または、ステップS19において当該書き込み要求に対応する論理記憶領域に対して物理ブロック103が未割り当てである場合、当該書き込み要求のデータを破棄して処理を終了する(ステップS21)。
図6は、図5のステップS12におけるデータ配置パターン解析手段202の動作の詳細を示すフローチャートである。データ配置パターン解析手段202は、調査対象データを指定され、データ書き込み手段201から呼び出されることによって動作する。
まず、データ配置パターン解析手段202は、データ配置パターン記録テーブル212の全エントリを調査するための初期化処理を行う(ステップS31)。
データ配置パターン記録テーブル212の全てのエントリについて調査を実行済みであるかどうかを確認し、残りのエントリがあれば調査を継続する(ステップS32)。
データ配置パターン記録テーブル212の次のエントリに記録されているデータ配置条件を取得し、当該データ配置条件を解釈して比較対象とするデータ配置パターンを生成する(ステップS33)。
ステップS33において生成した比較対象のデータ配置パターンと、指定された調査対象データ(書き込みデータ)を比較し、一致しない場合はステップS32に戻り次のエントリの調査を行う(ステップS34)。
ステップS33において生成したデータ配置パターンと指定された調査対象データ(書き込みデータ)が一致した場合は、一致するパターンの条件が存在することをパターンIDと共に呼び出し元のデータ書き込み手段201に返却する(ステップS35)。
一方、前記ステップS32において、全てのエントリの調査が完了した場合、調査対象データ(書き込みデータ)に対して一致するパターンが無いことを呼び出し元のデータ書き込み手段201に返却する(S36)。
図7は、図5のステップS15におけるブロック割り当て手段203の動作の詳細を示すフローチャートである。ブロック割り当て手段203は、論理記憶装置IDと論理ブロックIDを指定され、データ書き込み手段201から呼び出されることによって動作する。
ブロック割り当て手段203は、まず、物理記憶管理テーブル211を参照し、割り当てフラグの状態から、まだ論理記憶装置104に対して割り当てられていない物理ブロック103を選択する。当該物理ブロック103は、この時点で割り当て用に予約済みとなるため、物理記憶管理テーブル211の割り当てフラグに割り当て済みであることを記録し、物理記憶管理テーブル211を更新する(ステップS41)。
次いで、論理記憶管理テーブル213から指定された論理記憶装置IDと論理ブロックIDに対応するエントリを選択し、当該エントリに対応する割り当てIDに、前記ステップS41において選択した物理ブロック103を識別する物理ブロックIDを記録し、論理記憶管理テーブル213を更新する(ステップS42)。
図8は、図5のステップS20におけるブロック解放手段204の動作の詳細を示すフローチャートである。ブロック解放手段204は、物理ブロックIDを指定され、データ書き込み手段201から呼び出されることによって動作する。
ブロック解放手段204は、物理記憶管理テーブル211から指定された物理ブロックIDに対応するエントリを選択し、選択したエントリの割り当てフラグに当該物理ブロックは未割り当てであることを記録し、物理記憶管理テーブル211を更新する(ステップS51)。
以上のように、データ書き込み手段201は、ホスト計算機110からのデータ書き込み要求を受け、書き込むデータに一致するデータ配置パターン記録テーブル212上のデータ配置条件が存在するかどうか調査し、存在しない場合はデータ書き込み要求を受けた論理記憶装置104上の領域に対して物理ブロック103を割り当て、要求されたデータを書き込む。
一方、データ配置条件が存在する場合は、要求を受けた論理記憶装置104上の領域が当該データ配置条件に従うことを論理記憶管理テーブル213に記録して、物理ブロック103を割り当てずに要求されたデータを破棄し、さらに、当該領域に対して物理ブロック103が既に割り当て済みであった場合は、割り当て済みの物理ブロック103を解放する。
これにより、ストレージ装置100に対して書き込むデータがデータ配置条件に従う限り、物理記憶装置101の領域である物理ブロックの割り当てが不要となるため、物理記憶装置の割り当て効率を改善し、ストレージ装置にかかるコストを低減することが可能となる。
図9は、ストレージ装置100のデータ読み出し手段205の動作を示すフローチャートである。
データ読み出し手段205は、ホスト計算機110からデータ読み出し要求を受けることによって動作する。
まず、データ読み出し手段205は、データ読み出し要求を受け取ると、読み出しを要求された論理記憶装置104に対応する論理記憶装置IDと、論理記憶アドレスと、データサイズを元に当該データ読み出し要求が論理記憶装置104上のいずれの領域に対する要求であるかを判断し、論理記憶管理テーブル213を参照して、当該データ読み出し要求に対応する論理記憶管理テーブル213のエントリを求め、当該エントリが示す論理ブロックIDと割り当てIDを取得する(ステップS61)。
論理記憶管理テーブル213における当該エントリの割り当てIDが、物理ブロックIDであれば、物理ブロック103が割り当て済みと判断する。一方、割り当てIDがパターンIDであれば、物理ブロック103は未割り当てであると判断する(ステップS62)。
ステップS62において、物理ブロック103が割り当て済みであった場合は、物理記憶管理テーブル211を参照し、当該物理ブロックIDが示す物理記憶スペース102のオフセットアドレスから読み出し要求されたデータの読み出しを行う(ステップS63)。
最後に、データ読み出し要求を受けたホスト計算機110に対して読み出したデータの返却を行う(ステップS64)。
一方、ステップS62において、物理ブロック103が未割り当てと判断した場合は、データ配置パターン記録テーブル212を参照し、当該エントリの割り当てIDに記録されたパターンIDが示すデータ配置条件を取得し、当該データ配置条件に従ってデータを生成する(ステップS65)。その後、ステップS64において、データ読み出し要求を受けたホスト計算機110へ生成したデータを返却する。
以上のように、データ読み出し手段205は、ホスト計算機110からのデータ読み出し要求を受け、論理記憶管理テーブル213を参照し、データ読み出し要求に対応する論理記憶装置104上の領域に対して、物理ブロック103が割り当て済みであれば、対応する物理ブロック103からデータを読み出し、読み出したデータを返却する。
一方、当該要求に対応する論理記憶装置104上の記憶領域が、データ配置パターン記録テーブル212上のデータ配置条件に従うことが記録されていれば、当該データ配置条件に従ってデータを生成し、生成したデータを返却する。
なお、上記実施例においては、データ配置パターン記録テーブル212にデータ配置条件を一意に識別するパターンIDおよびデータ配置条件を記録するデータ配置パターン設定手段206を備える構成を示したが、このデータ配置パターン設定手段206は必ずしも設ける必要がない。
データ配置パターン記録テーブル212に事後的に新たなデータ配置条件を追加せず、予め設定された特定のデータ配置条件(例えば、書き込み対象データが全て「00h」、あるいは全て「FFh」といった2パターンのみのデータ配置条件)を保持するとした場合も、書き込みデータが当該データ配置条件に従う限り、物理記憶装置101の割り当て効率が改善し、要するコストを低減することができる。ただし、上述した実施例よりも期待されるコスト削減の効果は低下する。
本発明のストレージ装置の機能は、その機能をハードウェア的に実現することは勿論として、上記した各手段(データ書き込み手段201、データ読み出し手段205、データ配置パターン解析手段202、ブロック割り当て手段203、ブロック解放手段204)の機能を実行するアクセス制御プログラム(アプリケーション)500をコンピュータ処理装置で実行することにより、ソフトウェア的に実現することができる。このアクセス制御プログラム500は、磁気ディスク、半導体メモリその他の記録媒体に格納され、その記録媒体からコンピュータ処理装置にロードされ、コンピュータ処理装置の動作を制御することにより、上述した各機能を実現する。
以上好ましい複数の実施例をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも、上記実施例に限定されるものでなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形して実施することができる。
100:ストレージ装置
101:物理記憶装置
102:物理記憶スペース
103:物理ブロック
104:論理記憶装置
110:ホスト計算機
201:データ書き込み手段
202:データ配置パターン解析手段
203:ブロック割り当て手段
204:ブロック解放手段
205:データ読み出し手段
206:データ配置パターン設定手段
211:物理記憶管理テーブル
212:データ配置パターン記録テーブル
213:論理記憶管理テーブル
101:物理記憶装置
102:物理記憶スペース
103:物理ブロック
104:論理記憶装置
110:ホスト計算機
201:データ書き込み手段
202:データ配置パターン解析手段
203:ブロック割り当て手段
204:ブロック解放手段
205:データ読み出し手段
206:データ配置パターン設定手段
211:物理記憶管理テーブル
212:データ配置パターン記録テーブル
213:論理記憶管理テーブル
Claims (15)
- 複数の物理記憶装置の集合からなる物理記憶スペース上の領域をある単位長の物理ブロックで分割し、物理ブロックによって物理記憶スペースを割り当てることにより論理記憶装置を構成するストレージ装置において、
前記論理記憶装置上の領域毎に、前記物理ブロックが割り当てられているか又は所定のデータ配置パターンから生成されるデータに従うかを示す識別情報を記録する論理記憶管理テーブルを備え、
前記論理記憶装置の領域に対するデータの書き込み要求があった場合、書き込み要求データのデータ配置パターンが予め登録されたデータ配置パターンと一致する場合に、一致するデータ配置パターンの識別情報を、前記論理記憶管理テーブルの書き込み要求のあった領域に対応させて記録し、前記書き込み要求データを破棄するデータ書き込み手段を備えることを特徴とするストレージ装置。 - 前記論理記憶装置の当該領域に対して前記物理ブロックが割り当て済みである場合、割り当て済みの物理ブロックを解放するブロック解放手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のストレージ装置。
- 前記データ書き込み手段は、前記書き込み要求データのデータ配置パターンが、予め登録されたデータ配置パターンと一致しない場合、前記物理ブロックを割り当てて当該物理ブロックの識別情報を前記論理記憶管理テーブルの書き込み要求のあった領域に対応させて記録し、前記書き込み要求データを前記物理ブロックに書き込むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のストレージ装置。
- 前記データ配置パターンを一意に識別する前記識別情報と、前記データ配置パターンを対応させて登録したデータ配置パターン記録テーブルを備え、
前記データ配置パターン記録テーブルを参照して、前記書き込み要求データのデータ配置パターンと一致するデータ配置パターンが存在するかどうかを判別することを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載のストレージ装置。 - 前記データ配置パターン記録テーブルを調査し、指定されたデータがデータ配置パターン記録テーブル上のデータ配置パターンに一致する場合、当該データ配置パターンの識別情報を前記データ書き込み手段に返却するデータ配置パターン解析手段を備えることを特徴とする請求項4に記載のストレージ装置。
- 前記物理ブロックを識別する識別情報と、前記物理ブロックに対応する物理記憶スペース上のアドレスと、前記物理ブロックが前記論理記憶装置の領域として割り当て済みか否かを示す割り当てフラグとを対応させて記録する物理記憶管理テーブルを備え、
前記物理記憶管理テーブルから割り当て可能な物理ブロックを取得し、指定された論理記憶装置上の領域に対応する物理ブロックを割り当て、前記論理記憶管理テーブルに当該物理ブロックの識別情報を記録するブロック割り当て手段を備えることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載のストレージ装置。 - 前記論理記憶装置の領域からデータの読み出し要求があった場合、前記論理記憶管理テーブルを参照し、データを読み出す前記論理記憶装置上の領域に対して物理ブロックが割り当て済みであれば、当該物理ブロックからデータを読み出し、当該領域に対して前記データ配置パターンの識別情報が記録されていれば、前記識別情報に対応するデータ配置パターンからデータを生成し、当該生成したデータを返却するデータ読み出し手段を備えることを特徴とする請求項1から請求項6の何れか1項に記載のストレージ装置。
- 前記データ配置パターン記録テーブルにデータ配置パターンの識別情報と任意のデータ配置パターンを設定するデータ配置パターン設定手段とを備えることを特徴とする請求項4に記載のストレージ装置。
- 複数の物理記憶装置の集合からなる物理記憶スペース上の領域をある単位長の物理ブロックで分割し、物理ブロックによって物理記憶スペースを割り当てることにより論理記憶装置を構成するストレージ装置のアクセス制御方法であって、
前記論理記憶装置上の領域毎に、前記物理ブロックが割り当てられているか又は所定のデータ配置パターンから生成されるデータに従うかを示す識別情報を記録する論理記憶管理テーブルを備え、
前記論理記憶装置の領域に対するデータの書き込み要求があった場合、書き込み要求データのデータ配置パターンが予め登録されたデータ配置パターンと一致する場合に、一致するデータ配置パターンの識別情報を、前記論理記憶管理テーブルの書き込み要求のあった領域に対応させて記録し、前記書き込み要求データを破棄するステップを有することを特徴とするアクセス制御方法。 - 前記論理記憶装置の当該領域に対して前記物理ブロックが割り当て済みである場合、割り当て済みの物理ブロックを解放するステップを有することを特徴とする請求項9に記載のアクセス制御方法。
- 前記書き込み要求データのデータ配置パターンが、予め登録されたデータ配置パターンと一致しない場合、前記物理ブロックを割り当てて当該物理ブロックの識別情報を前記論理記憶管理テーブルの書き込み要求のあった領域に対応させて記録し、前記書き込み要求データを前記物理ブロックに書き込むステップを有することを特徴とする請求項9又は請求項10に記載のアクセス制御方法。
- 前記データ配置パターンを一意に識別する前記識別情報と、前記データ配置パターンを対応させて登録したデータ配置パターン記録テーブルを備え、
前記データ配置パターン記録テーブルを参照して、前記書き込み要求データのデータ配置パターンと一致するデータ配置パターンが存在するかどうかを判別するステップを有することを特徴とする請求項9から請求項11の何れか1項に記載のアクセス制御方法。 - 前記データ配置パターン記録テーブルを調査し、指定されたデータがデータ配置パターン記録テーブル上のデータ配置パターンに一致する場合、当該データ配置パターンの識別情報を返却するステップを有することを特徴とする請求項12に記載のアクセス制御方法。
- 前記物理ブロックを識別する識別情報と、前記物理ブロックに対応する物理記憶スペース上のアドレスと、前記物理ブロックが前記論理記憶装置の領域として割り当て済みか否かを示す割り当てフラグとを対応させて記録する物理記憶管理テーブルを備え、
前記物理記憶管理テーブルから割り当て可能な物理ブロックを取得し、指定された論理記憶装置上の領域に対応する物理ブロックを割り当て、前記論理記憶管理テーブルに当該物理ブロックの識別情報を記録するステップを有することを特徴とする請求項9から請求項13の何れか1項に記載のアクセス制御方法。 - 前記論理記憶装置の領域からデータの読み出し要求があった場合、前記論理記憶管理テーブルを参照し、データを読み出す前記論理記憶装置上の領域に対して物理ブロックが割り当て済みであれば、当該物理ブロックからデータを読み出し、当該領域に対して前記データ配置パターンの識別情報が記録されていれば、前記識別情報に対応するデータ配置パターンからデータを生成し、当該生成したデータを返却するステップを有することを特徴とする請求項9から請求項14の何れか1項に記載のアクセス制御方法。
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