JP7326430B2 - 不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークをサニタイズするときに使用する方法および装置 - Google Patents

不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークをサニタイズするときに使用する方法および装置 Download PDF

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Description

本開示は、不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークをサニタイズするときに使用するための方法および装置に関し、特に、排他的ではないが、不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークを再利用および/または閉鎖する方法および装置に関する。
ストレージ技術の最近の発展は、フラッシュベースの不揮発性メモリデバイスまたはソリッドステートドライブ(SSD)を特に狙った、新しいホストコントローラインタフェース、不揮発性メモリエクスプレス(NVMe)を実現した。特に、フラッシュメモリによって提供される利益を利用するために作成されるNVMeの仕様は、多くの特徴的な構成を含む。たとえば、NVMeの仕様は、不揮発性メモリ(NVM)の一部であるネームスペースがサポートされている。各ネームスペースは、論理ブロックにフォーマットされ、識別子を使用して参照できる。NVMeの仕様はNVMe 1.3cの仕様であってもよく、当該仕様は2018年5月24日にリリースされ、本明細書では「NVMeベース標準」と呼ばれる。
図1は、全体的に1で示され、全体的に2で示される単一のNVMe SSDデバイスと、NVMe SSDデバイス2へのデータの記憶および/またはNVMe SSDデバイス2からのデータの消去を制御するデータ管理装置14と、NVMe SSDデバイス2およびデータ管理装置14を接続するPCIeバス16の形態の接続ファブリックとを含む既知のNVMeシステムを示す。NVMe SSD装置2は、データを記憶するために、NVM媒体4の形態の不揮発性メモリを含む。NVM媒体4は、データを保存するための1つ以上のネームスペースを定める。NVMe SSD装置2はさらに、NVMe制御部6と、1つ以上のネームスペース識別子のグループ、ストアまたはレジスタ8と、NVMe制御部6およびNVM媒体4の間の不揮発性メモリインタフェース10と、ファブリックポート12と、を含む。
使用時には、データ管理装置14がPCIeバス16およびファブリックポート12を介してNVMe制御部6と通信し、NVM媒体4の1つ以上のネームスペースにデータを格納および/または消去する。当業者は、データ管理装置14は処理リソース(図示せず)と、メモリ(現在図示せず)とを含み、メモリは、処理リソースによって実行されるときに、データ管理装置14に、NVMe SSD装置2へのデータの記憶を制御させ、および/またはNVMe SSD装置2からのデータの消去を行わせるコンピュータプログラムを記憶することを理解するであろう。
データセンターおよびエンタープライズ環境では、大容量記憶アレイが複数の、例えば数千のNVMe装置を含むことができる。NVMe装置は1つの大容量記憶媒体としてユーザに提示され得るが、物理的には非常に高速な接続媒体またはファブリックを介して相互接続された物理的に分離された位置に存在する多数のNVMe装置が存在し得る。NVMe装置のネットワークは、不揮発性メモリ・エクスプレス・オーバー・ファブリックス(NVMeOF)1.0aの仕様(2018年7月23日にリリースされ、本明細書では「NVMeOF標準」と呼ばれる)に準拠することができる。例えば、図2は、一般に101と表され、複数例えば数千個のNVMe SSD装置102と、NVMe SSD装置102へのデータの保存及び/又はNVMe SSD装置102からのデータの消去を制御するためのデータ管理装置114と、例えばNVMe SSD装置102を互いに接続してNVMeサブシステムを形成するファイバチャネル(FC)又は遠隔直接記憶アクセス(RDMA)ネットワーク又はファブリックのようなネッワークファブリック接続116と、を含む既知の一般的NVMeOFシステムを示す。ネットワークファブリック接続116はさらに、NVMe SSDデバイス102をデータ管理装置114に接続する。ここで、ファイバチャネル(FC)は、電気的または光学的信号を含んでもよい。NVMeOFシステム101は、データを記憶するために複数例えば数千のNVM媒体104を含む。各NVM媒体104は、データの記憶のために1つ以上のネームスペースを定め得る。NVMeOFシステム101はさらに、複数例えば数千のNVMe制御部106と、複数例えば数千のネームスペース識別子のグループ、記憶装置またはレジスタ108と、NVMe制御部106およびNVM媒体104の間の不揮発性メモリインタフェース110と、複数のファブリックポート112と、を含む。使用中、データ管理装置114はネットワークファブリック接続116およびファブリックポート112を介してNVMe制御部106と通信し、NVM媒体104のネームスペースにデータを記憶し、および/またはそこから消去する。当業者は、データ管理装置114が処理リソース(図示せず)とメモリ(図示せず)とを含み、メモリは、コンピュータプログラムを記憶し、コンピュータプログラムは処理リソースによって実行されると、データ管理装置114に、NVMe SSD装置102へのデータの記憶および/またはNVMe SSD装置からのデータの消去を制御させることを理解するであろう。
NVMeOFシステム101のアーキテクチャは、イーサネット(登録商標)、ファイバチャネル、TCP/IPまたはInfiniBandのような様々なストレージネットワーキングコンジットにわたってNVMeプロトコルがサポートされるように定められる。これらの高速ネットワーキング・プロトコルにより、データ管理装置114はストレージがデータ管理装置114に直接接続されていた場合に達成可能であったものであろう速度と同等の速度でリモート・ストレージにアクセスするために、まったく同じコマンド・セットを使用し得る。NVMeOFはNVMeを介して利用可能な非常に短い待ち時間を維持しながら、非常に高い性能を提供するために、多くのNVMe SSD装置102から構成されるストレージシステムの作成を可能にする。
しかしながら、NVMeOFシステム101のNVMe装置102を確実にサニタイズするための適切な方法を決定することは困難であり得る。
以下の態様または実施形態のいずれか1つの構成のいずれかは、単独で、または他の態様若しくは実施形態のいずれか1つ以上に関して任意の組合せで、適用され得ることを理解されたい。
本開示の態様又は実施形態によれば、不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークをサニタイズするときに使用する方法であり、それぞれの不揮発性メモリエクスプレスデバイスは、少なくとも1つのコントローラと、不揮発性メモリとを備え、少なくとも1つの不揮発性メモリエクスプレスデバイスの不揮発性メモリの少なくとも一部は、同じ不揮発性メモリエクスプレスデバイスの少なくとも1つのコントローラに対してアクセス可能であり、及び/又は少なくとも1つの他の不揮発性メモリエクスプレスデバイスの少なくとも1つのコントローラに対してアクセス可能であり、方法は、不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークの構成を識別する識別ステップを含み、識別ステップは、不揮発性メモリエクスプレスデバイスのコントローラの1つ以上を識別することと、不揮発性メモリエクスプレスデバイスの不揮発性メモリのどの部分がどの識別されるコントローラに対してアクセス可能であるかを識別することとを含み、ネットワークの識別される構成に少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つの不揮発性メモリエクスプレスデバイスの不揮発性メモリの少なくとも一部に関するデータ消去処理を実施する実施ステップを更に含む、方法が提供される。
実施ステップが、データ消去手順を実行してデータを少なくとも1つの不揮発性メモリエクスプレスデバイスの不揮発性メモリの少なくとも一部から消去することを含み得る。
そのような方法は不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークの一部または全体が完全に、首尾よく(例えば、所定の消去規格に準拠して)、および/または確実にサニタイズされることを可能にし得る。
このような方法は、例えば見えなくまたは不揮発性メモリエクスプレス装置のユーザに直ちには明らかでない複雑なネットワーク内で不揮発性メモリエクスプレス装置が相互接続される場合、および/または、例えばネットワークの構成についての知識の欠如または不完全な理解により、不適切または不正確な消去手順のアプリケーションをもたらし得る場合に有利であり得る。
このような方法は例えば、不揮発性メモリエクスプレスデバイスの不揮発性メモリの一部を、同一NVMeデバイスの異なるNVMeコントローラ間で共有し、または異なるNVMeデバイスの異なるNVMeコントローラ間で共有することが可能である場合、関連する不揮発性メモリエクスプレスデバイスの不揮発性メモリの一部を、別のNVMeコントローラによって予約できるために消去できない場合に有利であり得る。さらに、そのような方法は例えば、不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークのNVMeデバイスのいずれかのNVMeコントローラのいずれかに、不揮発性メモリエクスプレスデバイスの不揮発性メモリの一部が割り当てられておらずまたはアクセス不可能である場合に有利であり得る。さらに、そのような方法は例えば、不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークのNVMeデバイスのうちの1つまたは複数のNVMeコントローラのうちの1つ以上が、データ管理装置にアクセス可能ではなく、データ管理装置に可視であり得る場合に有利であり得る。言い換えれば、このような方法は例えば、データ管理装置が不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークのNVMeデバイスの1つ以上のNVMeコントローラの存在を検出できるが、不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークのNVMeデバイスの1つ以上のNVMeコントローラがデータ管理装置から受信した命令にすることを許可されない場合に有利であり得る。
そのような方法は例えば、不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークのNVMeデバイスが未知のタイプまたは異なるタイプである場合、例えば、異なるNVMeデバイスが異なる製造業者によって製造される場合、異なるNVMeデバイスが異なる機能または能力を有する場合、および/または異なるNVMeデバイスで異なる機能セットが有効である場合に有利であり得る。特に、そのような方法は、例えば不揮発性メモリエクスプレス装置のネットワークのNVMeデバイスを、効率的であり及び/又は最適である消去規格に適切な又は対応する方法で確実にサニタイズするための適切な方法を決定することが困難である場合に有利であり得る。
不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークは、NVMエクスプレス・オーバー・ファブリックス(NVMeOF)システムを備えることができる。そのような方法は、NVMeOFネットワークなどの個々のNVMeデバイスのネットワークを集中的に検出および/または識別し、NVMeデバイスのうちの1つ以上からデータを消去するために使用され得る。
不揮発性メモリエクスプレスデバイスは、イーサネットと、ファイバチャネルと、TCP/IPと、インフィニバンド(InfiniBand)と、遠隔直接記憶アクセス(RDMA)と、の少なくとも1つを介して互いに通信するように構成されてもよい。
識別ステップが、不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークにおける、不揮発性メモリエクスプレスデバイスのコントローラのすべてを識別することを含み得る。
そのような方法は、不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークのすべての不揮発性メモリエクスプレスデバイスのすべてのコントローラの構成を網羅的にマッピングするために使用され得る。
この方法は、NVMeデバイスに適用されるときのデータ消去の状況と、NVMeOFシステムを支える複雑なアーキテクチャの関連付けの可能性を考慮することができる。本方法は、消去および検証オプションの細分化された制御と組み合わされた網羅的な検出機構の適用を通じて、適切な消去処理が識別されることを可能にし、アセットの潜在的誤解釈または不適切若しくは偶発的な消去を回避する重要な情報を公開することができる。
本方法は固有の複雑さを考慮し、NVMeOFシステムに見られるNVMeデバイスまたはネットワークまたはNVMeデバイスの集合体の有効な発見、分析および消去を介して所望の消去目標を達成するための意思決定を容易にするための指針を提供する。この方法は異なる構成を考慮し、最も効果的で有益な結果を可能にする。
識別ステップが、存在する場合、識別されるコントローラのどれがアクセス不可能であり、それによってデータ消去処理に関する命令に応答して作動することが許可されていないかを識別することを含み得る。
方法は、いずれか1つ以上のアクセス不可能コントローラを再構成して、そのような1つ以上のアクセス不可能コントローラをアクセス可能にし、それによってデータ消去処理に関する命令に応答して作動することを許可するステップを含み得る。
方法は、アラームを発し、1つ以上のアクセス不可能コントローラの存在を使用者に通知し又は使用者に警告するステップを含み得る。
識別ステップが、少なくとも最初はいずれかの識別されるコントローラに対して見えるがアクセスできない、いずれかの不揮発性メモリエクスプレスデバイスの不揮発性メモリの何れか1つ以上の未割当部分を識別することを含み得る。
データ消去処理が、いずれかの不揮発性メモリエクスプレスデバイスの不揮発性メモリの未割当部分のいずれか1つ以上を、識別されるコントローラの少なくとも1つに対して割り当てて、いずれかの不揮発性メモリエクスプレスデバイスの不揮発性メモリのそのような未割当部分のいずれか1つ以上を、識別されるコントローラの少なくとも1つに対してアクセス可能にするステップを含み得る。そのような方法は、いずれかの不揮発性メモリエクスプレス装置のメモリのいずれかの未割当部分からデータを消去するために使用されてもよい。
データ消去処理は、アラームを発し、いずれかの不揮発性メモリエクスプレスデバイスの不揮発性メモリの未割当部分のいずれか1つ以上の存在を使用者に通知し又は使用者に警告するステップを含み得る。これにより、ユーザは、メモリの未割当部分を有する不揮発性メモリエクスプレスデバイスのうちの1つ以上を物理的に配置するなど、任意の適切なアクションをとることができる。そのような方法は、NVMe装置の不揮発性メモリの消去されない部分がある可能性、または不揮発性メモリのこれらの部分がユーザから隠される可能性を回避することができる。
たとえば、NVMe装置全体がリタイアまたは再利用されているが、その物理ストレージの一部が別のコントローラと共有されている場合、このような方法により、たとえばユーザの知識なしに、NVMeデバイスが部分的に消去または検証されるだけである可能性を回避できる。
識別ステップが、不揮発性メモリエクスプレスデバイスの1つ以上の健全性の測定値を識別することを含み得る。例えば、識別ステップが、不揮発性メモリエクスプレスデバイスのうちの1つ以上の温度関連フラグまたはカウンタを識別することを含み得る。
識別ステップが、1つ以上の不揮発性メモリエクスプレスデバイスの不揮発性メモリの任意の部分の構成を識別することを含み得る。
不揮発性メモリエクスプレスデバイスの不揮発性メモリの部分の1つ以上は、1つ以上のネームスペースを含み得る。少なくとも1つの不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネームスペースの1つ以上は、同じ不揮発性メモリエクスプレスデバイスのコントローラの少なくとも1つに対してアクセス可能とでき、及び/又は少なくとも1つの他の不揮発性メモリエクスプレスデバイスのコントローラの少なくとも1つに対してアクセス可能とできる。
識別ステップは、ネームスペースの1つ以上を識別することを含み得る。
識別ステップは、識別されるネームスペースのどれが、識別されるコントローラのどれに対してアクセス可能であるかを識別することを含み得る。
方法は、データ消去処理を、ネットワークの識別される構成に少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つの不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネームスペースの少なくとも1つに関して実施することを含み得る。
このような方法はたとえば、同じNVMeデバイスの異なるNVMeコントローラ間でネームスペースを共有し、または異なるNVMeデバイスの異なるNVMeコントローラでネームスペースを共有し、および、関連するネームスペースを、別のNVMeコントローラによって予約できるため、消去できない場合に有利であり得る。
そのような方法は例えば、同じNVMeデバイス内の個々のネームスペースが、例えばそれらのフォーマットに応じて、異なる特性を有する場合に有利であり得る。そのような方法は例えば、NVMeデバイスに関連付けられるネームスペースのうちの1つ以上が、同じNVMeデバイスに関連付けられた他のネームスペースとは異なる消去処理をサポートする場合に有利であり得る。そのような方法は例えば、異なるNVMeデバイスに関連付けられる異なるネームスペースが、同様の理由で異なる消去処理をサポートする場合に有利であり得る。
識別ステップが、不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークにおける不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネームスペースのすべてを識別することを含み得る。
識別ステップが、少なくとも最初は識別されるコントローラの1つ以上に対して見えるが識別されるコントローラのすべてに対してアクセス不可能であり、又は少なくとも最初は識別されるコントローラの1つ以上に対して見えるが識別されるコントローラのいずれに対してもアクセス可能ではない、1つ以上のアクセス不可能ネームスペースを識別することを含み得る。
データ消去処理が、アクセス不可能ネームスペースのいずれか1つ以上を、識別されるコントローラに割り当てて、そのような1つ以上のアクセス不可能ネームスペースを、識別されるコントローラの少なくとも1つに対してアクセス可能にするステップを含み得る。そのような方法を使用して、任意のそのような1つ以上のアクセス不能なネームスペースからデータを消去できる。
データ消去処理が、アラームを発し、アクセス不可能ネームスペースのいずれか1つ以上の存在を使用者に通知し若しくは使用者に警告するステップを含み得る。これにより、ユーザは、1つ以上のアクセス不能なネームスペースを有する1つ以上の不揮発性メモリエクスプレスデバイスを物理的に配置するなど、任意の適切なアクションをとることができる。
データ消去処理が、認証を提供して、いずれか1つ以上のアクセス不可能ネームスペースに対してアクセスし、及び/又はいずれか1つ以上のアクセス不可能ネームスペースに記憶されるデータの消去を可能にするスデップを含み得る。
データ消去処理が、いずれか1つ以上のアクセス不可能ネームスペースに対するアクセスアクセスを妨げ、及び/又はいずれか1つ以上のアクセス不可能ネームスペースに記憶されるデータの消去を妨げる、いずれかの予約を解除するステップを含み得る。
識別ステップが、それぞれの識別されるネームスペースに対して、又はデータ消去処理の実施に関連するそれぞれのネームスペースに対して、ネームスペースの1つ以上の特性を識別することを含み得る。
ネームスペースの1つ以上の識別される特性は、論理ブロックアドレス指定(LBA)フォーマット情報等のフォーマット情報を含み得る。
ネームスペースの1つ以上の識別される特性は、メタデータを含み得る。
ネームスペースの1つ以上の識別される特性は、保護情報を含み得る。
ネームスペースの1つ以上の識別される特性は、ネームスペースが共有されているかプライベートであるかの指示を含み得る。
ネームスペースの1つ以上の識別される特性は、ネームスペースがアクティブか非アクティブかの指示を含み得る。
ネームスペースの1つ以上の識別される特性は、エンドツーエンド保護が有効か無効かの指示を含み得る。
ネームスペースの1つ以上の識別される特性は、ネームスペースからのデータ消去に適したいずれか1つ以上のデータ消去手順の指示を含み得る。例えば、ネームスペースの1つ以上の識別される特性は、ネームスペースがアクセス可能な1つ以上のコントローラによってサポートされるいずれか1つ以上のデータ消去手順の指示、及び/又はネームスペースを定める不揮発性メモリを含む不揮発性メモリエクスプレスデバイスによってサポートされるいずれか1つ以上のデータ消去手順の指示を含み得る。
データ消去処理は、各不揮発性メモリエクスプレスデバイスの1つ以上の特性に少なくとも部分的に基づいて、データ消去処理の実行に関連するそれぞれの不揮発性メモリエクスプレスデバイスに対して、データ消去手順を選択することを含むことができる。データ消去処理は、データ消去処理の実行に関連するそれぞれの不揮発性メモリエクスプレスデバイスに対して、データベースからのデータ消去手順またはデータ消去手順のルックアップテーブルを選択することを含むことができ、データベースまたはルックアップテーブルは1つ以上の対応する適切なデータ消去手順と共に、不揮発性メモリエクスプレスデバイスの1つ以上の特性を含む。
データ消去処理が、少なくとも1つの不揮発性メモリエクスプレスデバイスの不揮発性メモリの各部分の1つ以上の特性に少なくとも部分的に基づいて、データ消去処理の実施に関連する少なくとも1つの不揮発性メモリエクスプレスデバイスの不揮発性メモリの各部分に対して、データ消去手順を選択するステップを含み得る。データ消去処理は、データ消去処理の実行に関連する少なくとも1つの不揮発性メモリエクスプレスデバイスの不揮発性メモリの各部分に対して、データベースからのデータ消去手順またはデータ消去手順のルックアップテーブルを選択することを含むことができ、データベースまたはルックアップテーブルは1つ以上の対応する適切なデータ消去手順と共に、不揮発性メモリエクスプレスデバイスの不揮発性メモリの部分の1つ以上の特性を含む。
データ消去処理が、各ネームスペースの識別される1つ以上の特性に少なくとも部分的に基づいて、データ消去処理の実施に関連するそれぞれのネームスペースに対して、データ消去手順を選択するステップを含み得る。データ消去処理は、データ消去処理の実行に関連するそれぞれのネームスペースに対して、データベースからのデータ消去手順またはデータ消去手順のルックアップテーブルを選択することを含むことができ、データベースまたはルックアップテーブルは1つ以上の対応する適切なデータ消去手順と共に、ネームスペースの1つ以上の特性を含む。データ消去処理が、それぞれのネームスペースに対する必要な消去標準に少なくとも部分的に基づいて、データ消去処理の実施に関連するそれぞれのネームスペースに対して、データ消去手順を選択するステップを含み得る。
データ消去処理が、ネイティブデータ消去手順、及び/又はファームウェアに定められるデータ消去手順を含み得る。
データ消去処理が、暗号消去手順を含み得る。
データ消去処理が、1つ以上の不揮発性メモリエクスプレスデバイスのメモリに記憶されるデータ上へのデータ書き込みを含み得る。
データ消去処理が、データ消去手順実行中の、強制ユニットアクセス(FUA)フラグを適用した、1つ以上の不揮発性メモリエクスプレスデバイスのメモリに記憶されるデータ上へのデータの強制的書き込みを含み得る。
データ消去処理が、1つ以上の不揮発性メモリエクスプレスデバイスのメモリに記憶されるデータ上へのアトミックデータ書き込みを含み得る。
識別ステップが、ネームスペース管理インターフェースの存在又は利用可能性を識別することを含み得る。
方法は、ネームスペース管理インターフェースの存在又は利用可能性の識別に応答して、識別されるコントローラ及び識別されるネームスペースの初期構成を記録し、識別されるネームスペースの少なくとも1つに関するデータ消去処理を実施する前に、識別されるコントローラ及び識別されるネームスペースの初期構成を変更し、識別されるネームスペースの少なくとも1つに関するデータ消去処理を実施した後に、識別されるコントローラ及び識別されるネームスペースの初期構成を復元する、ことを含み得る。
識別されるコントローラ及び識別されるネームスペースの初期構成の変更は、識別されるコントローラの少なくとも1つに対してアクセス可能であるとともに、不揮発性メモリエクスプレスデバイスのメモリのアドレス可能な位置のすべてを含む、単一の又はグローバルネームスペースを生成することを含み得る。そのような方法は効率的、最適、または完全なサニタイズ/消去のために、NVMeデバイスを遠隔で分解し、その後、NVMeデバイスに物理的にアクセスする必要なしに、それらの初期構成に再構成または復元することを可能にし得る。ネームスペース管理はオプション機能であるため、NVMeデバイスで常にサポートされているわけではない。そのような方法の使用は、その方法のユーザがネームスペース管理インターフェースの存在または可用性を決定するために必要なスキルおよび技術を有する必要がないことを意味し得る。
不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークの構成を識別することは、接続されるNVMeデバイスおよびアクセス可能なネームスペースを決定することを含むことができる。このような方法は、NVMeデバイスまたはサブシステムへの使用可能なパスを発見する能力を提供できる。
不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークの構成を識別することは、任意のNVMeOF構成を識別することを含むことができる。
不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークの構成を識別することは、識別されるコントローラにアクセスできないネームスペースと共に、共有されるネームスペースを識別することを含んでもよい。
不揮発性メモリエクスプレス装置のネットワークの構成を識別することは、NVMe装置がNVMeOFシステム等のより大きなNVMeシステムの一部であるかどうか、例えば、NVMe装置がNVMeOFシステム等のより大きなNVMeシステムのノードであるかどうかを決定することを含み得る。
不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークの構成を識別することは、消去作業がネームスペースにどのように影響するかを決定することを含み得る。例えば、消去作業はNVMeデバイスのネームスペースの1つまたは全てに適用される。
不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークの構成を識別することは、特定のNVMeデバイスおよび/またはコントローラ上のネームスペースを識別することを含んでもよい。
不揮発性メモリエクスプレス装置のネットワークの構成を識別することは、消去されるべき一つ以上のネームスペース(例えば、OPAL)へのアクセスを妨げる可能性のある任意の可能な認証要件を決定することを含むことができる。
不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークの構成を識別することは、消去を意図するデータへの任意の予約を識別することを含むことができる。
方法はデータ消去のために予約されたネームスペースにアクセスするために、予約を取得および/または削除することを含むことができる。
不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークの構成を識別することは、管理インタフェース(MI)の利用可能性を識別することを含んでもよい。MIは、追加の機能/情報を提供することができる。このことは、検出および消去処理にとって重要な場合があり、例えば、MIは未割当のNVMキャパシティ(UNVMCAP)に関する追加の機能/情報を提供できる。UNVMCAPフィールドは、NVMeデバイスまたはサブシステム内の未割当のNVM容量を示す場合がある。値はバイト単位で指定できる。ネームスペース管理およびネームスペースアタッチメントコマンドがサポートされる場合に、このフィールドはサポートされることがある。
すべての構成方法が可能であるので、方法は、消去のために、ユーザにネットワークまたはNVMeシステムのアーキテクチャを知らせることができる。方法は、直接接続される(ローカル)NVMe SSDだけでなく、他の接続されるNVMeデバイスまたはサブシステムも判別できる。方法はまた、アクセス可能および/または共有ネームスペース、ならびに不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークをサニタイズする際に使用するための方法を実行するデータ管理機器に対してアクセスできない任意のファブリック構成またはネームスペースを確認することができる。徹底的または網羅的検出処理を実行することによって、方法は基礎となる構成をユーザに通知することができ、例えば、NVMeデバイス若しくはサブシステムおよび/若しくはデータ管理機器がより大きなNVMeシステムの一部であること、ならびに/またはストレージのアクセス不可能な区分が存在することを警告することができる。このことは、導入される消去動作に関する正しい決定を行うための基礎を提供する。
不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークの構成を識別することは、接続されたNVMeデバイスの現在の構成を読み取ることを含み得る。
不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークの構成を識別することは、現在のコントローラ構造を識別することを含むことができる。
不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークの構成を識別することは、いずれかのNVMe装置またはサブシステムのメモリ内に未割当および/または空き領域があるかどうかを識別することを含み得る。方法は、いずれかのNVMe装置またはサブシステムのメモリ内の任意の未割当領域および/若しくは空き領域を使用中にすること、または未割当領域および/若しくは空き領域およびアクセスできない何らかの物理記憶領域についてユーザに警告することを含むことができる。
不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークの構成を識別することは、どのネームスペースが異なる制御部と関連するかを識別すること、および各ネームスペースの詳細を識別することを含むことができる。
不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークの構成を識別することは、LBAフォーマット(メタデータ、保護情報)を識別することを含んでもよい。
不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークの構成を識別することは、共有/プライベートネームスペースを識別することを含んでもよい。
不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークの構成を識別することは、どのネームスペースがアクティブであり、非アクティブであり、接続されおよび/または存在するかを識別することを含むことができる。
不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークの構成を識別することは、エンドツーエンド保護が有効か無効かを識別することを含むことができる。
不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークの構成を識別することは、1つ以上のNVMe装置またはサブシステムのメモリ内にパーティションが存在するかどうかを識別することを含み得る。
不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークの構成を識別することは、任意の(セルフモニタリング・アナリシス・アンド・リポーティング・テクノロジー(S.M.A.R.T.)データおよび/または任意の重要な製品データ(VPD)ページの存在を識別することを含み得る。
不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークの構成を識別することは、予約がサポートされているかどうか、および/またはアクティブな予約が存在するかどうかを識別することを含むことができる。
不揮発性メモリ高速デバイスのネットワークの構成を識別することは、直接的または遠隔的に接続されるデバイスのいずれかまたはすべてを発見および/または検出することを含み得る。
不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークの構成を識別することは、消去オプションを決定する前に、前記装置の構成を識別するステップを含むことができる。
不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークの構成を識別することは、各NVMe装置内に存在するコントローラの構造を決定することを含むことができる。
不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークの構成を識別することは、NVMe装置またはより広いシステムのメモリ内にいずれかの未割当/空き領域が存在するかどうかを決定することを含むことができる。方法は潜在的にアドレス指定可能な記憶装置のすべてへのアクセスを提供し、消去要件を達成するために、未割当スペースを接続することを含み得る。逆に、この方法は未割当スペースをデータ管理機器に公開するオプションまたは機能がない場合にユーザに警告することを含むことができ、これによりユーザは、データ消去処理に関してより良い判断を下すことができる。
方法は、ネームスペースを消去する効果を決定することを含むことができる。このことは、ネームスペースを消去すると、同じまたは異なるネットワークまたはシステム内の他の複数の物理デバイスに浸透する(cascades down)場合に重要になり得る。特定デバイス/コントローラ上の1つ以上のネームスペースに消去動作が適用されるかどうかを知ることは、データ消去処理を初期化する前に非常に望ましいことがある。
健康情報はまた、この段階で貴重であり得る(良好、不良、未知)。例えば、方法は、NVMeデバイスまたはサブシステムに健康特定情報を照会することを含むことができる。方法はサニタイズの前に、差し迫った障害に近い可能性のある領域がある場合にユーザに通知することを含むことができる。そのような方法により、障害に近いデバイスが破壊される可能性があるので、様々な処分決定を容易にすることができる。
方法は、例えばユーザが元の構成を保持してこれをサニタイズ後に再適用させ得るように、スナップショットを取ること、またはNVMeOFシステムなどのNVMeデバイスまたはシステムの構成を記憶することを含むことができる。
不揮発性メモリエクスプレス装置のネットワークの構成を識別することは、パーティショニングの存在を識別すること、および/またはいずれかのパーティション分割を特徴付けることを含むことができる。不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークの構成を識別することは、LBAフォーマットを識別することを含んでもよい。不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークの構成を識別することは、任意の保護情報を識別することを含むことができる。
方法は、消去の前に、1つ以上のNVMeデバイスまたはサブシステムの能力および特性を変更することを含むことができる。方法は、1つ以上のNVMeデバイスの構成を変更して「グローバル」ネームスペースを作成することを含み得る。
消去目標を達成するための変更を必要とする1つ以上のNVMeデバイスの複雑な構成が存在する場合、抹消後に、1つ以上のNVMeデバイスの構成を再適用するために、1つ以上のNVMeデバイスの元の構成を記憶することが適切であり得る。
方法は、ネームスペース管理がサポートされている場合に、1つ以上のNVMeデバイスのネームスペースの再構成を含み得る。例えば、方法は、前のネームスペース構成の消去、1つ以上の予約の削除、1つ以上のネームスペースの切り離し、および1つ以上のネームスペースの削除のうち、少なくとも1つを含み得る。
ネームスペース管理がサポートされていない場合、方法は既存のネームスペース構成の使用を含み得る。例えば、方法は、1つ以上のネームスペースを予約するステップと、既存のネームスペースを繰り返すステップとのうちの少なくとも1つを含むことができる。
ネームスペース管理がサポートされている場合、方法は、NVMeデバイスのアドレス可能なすべての場所に適用される単一の「グローバル」ネームスペースを作成することを含み得る。
方法は、消去のためにNVMeデバイスを準備することを含み得る。消去のためにNVMeデバイスを準備することは、ネームスペースに未割当のNVMストレージを割り当て、または以前に切り離されたネームスペースを接続することで、使用可能なすべてのストレージを表示するようにネームスペース設定を変更することを含み得る。消去のためのNVMeデバイスの準備には、区域に対するLBAフォーマットの変更が含まれ得る。消去のためにNVMeデバイスを準備することは、存在する任意のパーティショニングスキームを除去することを含むことができる。
データ消去処理は、従うデータ消去標準に従って選択することができる。データ消去処理は、1つ以上のデータ消去手順を含むことができる。各データ消去手順は、不揮発性メモリ、ネームスペースおよび/または消去されるNVMeデバイスの構成、属性および/または特性に従って選択することができる。各データ消去手順は、データ上書き手順を含むことができる。各データ消去手順は、ファームウェアベースのデータ消去手順であってもよい。各データ消去手順は、データ上書き手順およびファームウェアベースのデータ消去手順の両方の組み合わせを含むことができる。
データ消去処理は、要求された場合、LBAフォーマットの変更を含むことができる。これにより、消去速度を向上させることができる。これには、ネームスペースの再フォーマットが必要になる場合がある。
データ消去処理は、融合操作(比較および書込み)を使用できる可能性を調査することを含むことができる。
データ消去処理は、強制ユニットアクセス(FUA)フィールドを使用すること、および/またはFUAフラグを設定することを含むことができる。FUAフィールドまたはフラグは、コマンド完了を示す前に、データが不揮発性媒体に書き込まれるべきであることを示す。他のコマンドでは、暗黙の順序付けは行われません。これにより、データが物理ストレージに書き込まれることを確実にし得るため、消去の可視性が向上できる。
FUAフィールドまたはフラグは、データが不揮発性媒体から読み出されることを明示できる。これにより、データがNVMから読み取られることを確実にでき、バッファされるデータまたはその他のキャッシュされるデータが読み取られないことを確実にできる。これは、特に、装置がストレージエンクロージャ内に位置している場合に、より多くの制御をもたらすことができる。これにより、キャッシュメモリを手動でフラッシュする必要性を減少させ得る。
データ消去処理は、1つ以上のNVMeデバイスのメモリがユーザデータを含むかどうかを決定することを含むことができる。
データ消去処理は、ユーザデータを含む1つ以上のNVMeデバイスのメモリからデータを読み出すことを含むことができる。ここで、ユーザデータとは、データ消去処理中に、データ消去処理であらかじめ定義された形式で書き込まれるデータを指す。
データ消去処理は、ネームスペースがメタデータを含むようにフォーマットされているかどうかを決定することを含むことができる。
データ消去処理は、ネームスペースがメタデータを含むようにフォーマットされているかどうかに少なくとも部分的に基づいて、適切な書き込みコマンドを使用することを含むことができる。
データ消去処理は、ネームスペースがメタデータを含むようにフォーマットされているかどうかに少なくとも部分的に基づいて、書き込みコマンドの適切なパラメータで埋めることを含むことができる。
データ消去処理は、アトミック書き込みを使用することを含むことができる。アトミック書込みを使用すると、フラッシュ媒体の寿命を2倍まで延ばすことができる。アトミック書込みを使用すると、ログ先行書き込みおよび二重書込みバッファリングの低下により、フラッシュ媒体の寿命を2倍まで延ばすことができる。
データ消去処理は、1つ以上のNVMeデバイスのメモリがユーザデータを含むかどうかを決定することを含むことができる。
データ消去処理は、ユーザデータを含む1つ以上のNVMeデバイスのメモリへのデータの書き込みのみで構成され得る。データ消去処理は例えば、ユーザデータを含む1つ以上のNVMeデバイスのメモリからデータを読み出すこと、および/または暗号的消去を検証することをさらに含むことができる。
データ消去処理は、ファームウェアによって制御され、および/またはファームウェアで定義されてもよい。消去処理は、暗号消去能力(ネームスペース毎、容量毎等)のチェックを含むことがある。
データ消去処理は、1つ以上のデータ上書き手続、若しくは1つ以上のファームウェアベースのデータ消去手続、またはそれら両方の組み合わせを含むことができる。
データ消去処理はデータ消去が成功したことを保証するために、1つ以上の検証アクションを実行することを含むことができる。
データ消去処理は、ターゲットネームスペースへのアクセスを制限するために、1つ以上の予約アクションを実行することを含んでもよい。
正しい識別および/または検出処理は様々なシナリオが確実にサービスされるようにするために消去処理に必要な制御を提供することができ、および/またはローカルまたはリモートに配置される特定のネームスペースを識別および消去するために、単純な「すべてを消去する」オプションを可能にすることができる。
NVMeサブシステムでは、特にデバイスがNVMeOFネットワークにわたって接続されている場合、複数のNVMeデバイスまたはNVMeコントローラによってネームスペースにアクセスできる。共有ネームスペースを消去する必要がある状況では、別のNVMeデバイスまたはNVMeコントローラによってアクセスされる場合にロックするために予約処理が必要である。
データ消去処理は、上書きを含むことができる。消去標準が、排他的にまたはファームウェアベースの方法と組み合わせて上書きする必要性を規定する場合があるため、上書きはNVMeデバイスの消去のために選択される方法であり得る。
データ消去処理は、ユーザデータを含む1 つ以上のNVMeデバイスのメモリへのデータの書き込みのみで構成される場合がある。これにより、NVMeデバイスに不必要にデータを書き込む必要がなくなる場合がある。NVMe SSD上の上書き処理を促進し、データ消去処理の改善された有効性を保持するために取ることができるアクションがある。デバイスの上書きにかかる時間は、サイズによって異なる。最近のSSDは数テラバイトのサイズになる可能性があり、常に増加しているにもかかわらず、まだ上書きに時間がかかる速度である。データ消去処理は、融合動作を使用することを含むことができる。融合動作は、プロセスを高速化するために2つの行動を組み合わせる。データ消去処理は、NVMeデバイス上で「比較および書き込み」機能を使用することを含むことができる。これにより、NVMeデバイスに不必要にデータを書き込む必要性をなくし得る。
データ消去処理は、強制ユニットアクセス(FUA)フラグを適用することを含むことができる。FUAフラグを適用することで、キャッシュとは対照的に、データが不揮発性媒体に書き込まれることが保証し得る。これにより、データがストレージに書き込まれ、キャッシュに保持されないことを確保できる。このコマンドは、完了を示す前にデータを不揮発性媒体に書き込むことを強制できるので、より高い保証を達成することができる。
データ消去処理は、識別されまたは検出されるネームスペースがメタデータを含むようにフォーマットされているかどうかを決定することを含むことができる。
識別された、または検出されたネームスペースがメタデータを含むようにフォーマットされていると判断された場合、データ消去処理は、書き込みコマンドに適切なパラメータを設定して、上書処理にメタデータの除去を処理させることを含むことができ、メタデータは、他の方法では保持され、(理論的には)機密情報を含む可能性がある。
データ消去処理は、アトミック書き込みを使用することを含むことができる。アトミック書込みは、ログ先行書き込みおよび二重書込みバッファリングの低下により、フラッシュ媒体の寿命を2倍まで延ばすことができる。アトミック書き込みは、通常の動作中に、サポートされている任意のネームスペース形式のすべてのネームスペースにわたって、データがアトミックにNVMに書き込まれることが保証できる。
データ消去処理は、識別されるネームスペースの一つ以上に利用可能なファームウェア消去能力を確立することを含むことができる。データ消去処理は、ファームウェア消去を消去ターゲットに適用することを含み得る。
データ消去処理は、保護消去オプションおよび無保護消去オプションの両方を考慮することを含むことができる。
データ消去処理は、NVMe仕様のフォーマットコマンドを適用することを含むことができる。NVMe仕様でのフォーマットコマンドの適用は、保護消去オプションおよび無保護消去オプションの両方を考慮する。
データ消去処理は、ユーザが特定のストレージターゲットに対してどの動作が実行されるかを明確に識別できることを保証するために、フィードバックループを提供することを含むことができる。また、細分化される制御を可能にすることにより、経験が改善され、データ消去処理中にエラーが発生する可能性が低減される。
データ消去処理は所定のNVMeデバイスのメモリから可能な限り多くのデータを消去するために、フォーマット動作が、特定のネームスペースではなくNVMeデバイス全体に適用されるように指定することを含むことができる。この種の制御は、ユーザがアセットを現在の使用から引退させ、すべてのデータを消去しなければならない状況において望ましい場合がある。ブランケット消去動作の適用は、システム全体が消去されておりサブシステムの細分化された理解が必要とされない環境において、複雑さを低減することができる。
データ消去処理は、データの消去の検証を含むことができる。
NVMeデバイスの設定(すなわちアドレス可能なすべてのメモリを公開する)に応じて、さまざまな検証動作がサポートされ得る。データ消去処理は、強制ユニットアクセス(FUA)を使用することを含むことができる。FUA手段の使用は、NVMeデバイスを、以前にバッファされたデータからではなく、直接強制的に読み込むことを意味する。このことは、NVMe記憶媒体ではなくキャッシュからデータを読み取るために消去処理のエラーが検出されなかった場合に潜在的なセキュリティリスクが発生する可能性があるため、データ消去にとって重要である。
方法は、データ消去処理を実行する前に、NVMeハードウェアの元の構成を決定し、記憶することを含んでもよい。
方法は、データ消去処理を実行する前に、単一(グローバル)ネームスペースを作成することを含むことができる。このような単一の(グローバルな)ネームスペースの使用は、検証をNVMeデバイスの可能な限り最大の面に適用することを可能にし得る。
方法は、データ消去処理が完了すると、予約を解除することを含むことができる。
方法は、データ消去処理が完了すると、NVMeハードウェアの元の構成を再適用することを含むことができる。
本開示の態様または実施形態によれば、データ管理機器用のコンピュータプログラムであり、データ管理機器の処理リソースによって実行されるときに、データ管理機器に、上述したいずれかの方法を実施させる、コンピュータプログラムが提供される。
本開示の態様または実施形態によれば、不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークをサニタイズする際に使用するデータ管理機器であり、それぞれの不揮発性メモリエクスプレスデバイスは、少なくとも1つのコントローラと不揮発性メモリとを備え、少なくとも1つの不揮発性メモリエクスプレスデバイスの不揮発性メモリの少なくとも一部は、同じ不揮発性メモリエクスプレスデバイスのコントローラの少なくとも1つに対してアクセス可能であり、及び/又は少なくとも1つの他の不揮発性メモリエクスプレスデバイスのコントローラの少なくとも1つに対してアクセス可能であり、データ管理機器は、不揮発性メモリエクスプレスデバイスのそれぞれと通信するために構成される処理リソースを備え、処理リソースはデータ管理機器に上述したいずれかの方法を実施させるように更に構成される、データ管理機器が提供される。
不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークは、NVMエクスプレス・オーバー・ファブリックス(NVMeOF)システムを備えることができる。
このようなデータ管理機器は、NVMeOFネットワークのような個々のNVMeデバイスのネットワークを集中的に検出および/または識別し、1つ以上のNVMeデバイスにデータを格納および/または1つ以上のNVMeデバイスからデータを消去するために使用することができる。
不揮発性メモリエクスプレスデバイスは、イーサネットと、ファイバチャネルと、TCP/IPと、InfiniBandと、遠隔直接記憶アクセス(RDMA)と、の少なくとも1つを介して互いに及び処理リソースと通信するように構成されてもよい。
データ管理機器は、データ管理機器によって実行されるときに、データ管理機器に前述のいずれかの方法を実行させるコンピュータプログラムを記憶するメモリを備えてもよい。
データ管理機器は、データ消去処理が実行され関連する各不揮発性メモリエクスプレスデバイスに対して、各不揮発性メモリエクスプレスデバイスの1つ以上の特性に少なくとも一部に基づいてデータ消去手順を選択するように構成されてもよい。データ管理機器はデータ消去手順のデータベースまたはルックアップテーブルからデータ消去手順を選択するように構成することができ、データベースまたはルックアップテーブルは、1つ以上の対応する適切なデータ消去手順と共に、不揮発性メモリエクスプレスデバイスの1つ以上の特性を含む。
データ管理機器は、データ消去処理が実行され関連する少なくとも1つの不揮発性メモリエクスプレスデバイスの不揮発性メモリの各部分に対して、少なくとも1つの不揮発性メモリエクスプレスデバイスの不揮発性メモリの各部分の1つ以上の特性に少なくとも一部に基づいてデータ消去手順を選択するように構成されてもよい。データ管理機器は、データ抹消処理が実行され関連する少なくとも1つの不揮発性メモリエクスプレスデバイスの不揮発性メモリの各部分に対して、データ消去手順をデータ消去手順のデータベースまたはルックアップテーブルから選択するように構成され、データベースまたはルックアップテーブルは、1つ以上の対応する適切なデータ消去手順と共に、不揮発性メモリエクスプレスデバイスの不揮発性メモリの1つ以上の特性を含む。
データ管理機器は、データ消去処理が実行され関連する各ネームスペースに対して、各ネームスペースの識別される1つ以上の特性に少なくとも部分的に基づいてデータ消去手順を選択するように構成されてもよい。データ管理機器はデータ消去手順のデータベースまたはルックアップテーブルからデータ消去手順を選択するように構成することができ、データベースまたはルックアップテーブルは、1つ以上の対応する適切なデータ消去手順と共に、ネームスペースの1つ以上の特性を含む。
データ管理機器は、1つ以上の様々なデータ消去手順を記憶するように構成されてもよい。例えば、データ管理機器は、データ管理機器のメモリに1つ以上の様々なデータ消去手順を記憶するように構成してもよい。
データ管理機器は、データ消去手順のデータベースまたはルックアップテーブルを記憶するように構成されてもよい。
データベースまたはルックアップテーブルは、遠隔記憶デバイス内のデータ管理装置から遠隔的に記憶されてもよい。データ管理機器は、遠隔記憶装置からデータ消去手順を受けとるように構成されてもよい。
データベースまたはルックアップテーブルは、不揮発性メモリエクスプレスデバイスの1つ以上の特性、及び1つ以上の対応する適切なデータ消去手順と、不揮発性メモリエクスプレスデバイスの不揮発性メモリの1つ以上の特性、および1つ以上の対応する適切なデータ消去手順と、ネームスペースの1つ以上の特性、および1つ以上の対応する適切なデータ消去手順と、
の少なくとも1つを含むことができる。
上述の態様または実施形態のいずれか1つの構成のいずれかは、上述の他の態様または実施形態のいずれか1つ以上に関して、単独で、または任意の組合せで、適用され得ることを理解されたい。
既知のNVMeシステムの概略図である。 既知のNVMeOFシステムと、NVMeOFシステムにデータを書き込み、および/またはNVMeOFシステムからデータを消去する際に使用するためのデータ管理装置との概略図である。 NVMeOFシステムと、NVMeOFシステムの不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークをサニタイズする際に使用するためのデータ管理機器との概略図である。 図3のNVMeOFシステムの不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークをサニタイズする際に使用するための方法の概略図である。 単一のNVMeデバイスを含むNVMeサブシステムのNVMeコントローラおよびネームスペースの配置と、NVMeコントローラに対するNVMeデバイスの不揮発性メモリの異なる部分のアクセス可能性とを示す概略図である。 2つのNVMeデバイスを含むNVMeサブシステムのNVMeコントローラおよびネームスペースの配置と、NVMeコントローラに対するNVMe装置の不揮発性メモリの異なる部分のアクセス可能性を示す概略図である。
不揮発性メモリエクスプレスデバイスをサニタイズする際に使用するための方法およびデバイスは、非限定的な例のみとして、図面を参照して本明細書に記載される。
当業者は、図面を参照して以下に記載される実施形態の構成のうちの1つ以上が、実施形態の他の構成のうちの1つ以上から分離して使用されるときに、効果を生じまたは利点を提供できることを理解し、構成の異なる組み合わせが、以下に記載される実施形態の特徴の特定の組み合わせ以外で可能であることを理解するであろう。
図3は、第1および第2のNVMeデバイス202aおよび202bと、第1および第2のNVMeデバイス202a、202bにデータを記憶しおよび/またはそこからデータを消去するためのデータ管理機器214と、FC RDMAネットワークまたはファブリック216と、を含むNVMeOFシステム201の例を概略的に示す。図3のNVMeOFシステム201は明確にするために、2つのNVMeデバイス202a、202bのみを含むことを理解されたい。しかしながら、当業者は、NVMeデバイスの数が2より多くてもよく、例えば、NVMeデバイスの数が数千のオーダーであってもよいことを理解するであろう。データ管理機器214は、処理資源220と、コンピュータプログラム224を記憶するメモリ222とを備える。以下でより詳細に説明するように、コンピュータプログラム224は、処理リソース220によって実行されるときに、データ管理機器214に、不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークをサニタイズする際に使用する、すなわち第1および第2のNVMeデバイス202aおよび202bをサニタイズする際に使用する方法を実行させる。
第1のNVMeデバイス202aは、2つのNVMeコントローラ"NVMeコントローラ00"及び"NVMeコントローラ01"と、不揮発性メモリ204aと、を含む。不揮発性メモリ204aは、"NS A"、"NS B"及び"NS C"の3つのネームペースを含む4つの部分を含む。各ネームペース"NS"、"NS A"、"NS B"及び"NS C"は、それぞれ対応するネームペース識別子"NSID 1"、"NSID 2"及び"NSID 3"を有する。
同様に、第2のNVMeデバイス202bは、2つのNVMeコントローラ「NVMコントローラ10」および「NVMeコントローラ11」と、不揮発性メモリ204bと、を含む。不揮発性メモリ204bは、2つのネームスペース「NS D」および「NS E」の形態の2つの部分を含む。各ネームスペース「NS D」および「NS E」が、それぞれ対応するネームスペース識別子「NSID 4」および「NSID 5」を有する。
図3の破線によって示されるように、ネームスペース「NS A」は、第1のNVMeデバイスまたはサブシステム202aの「NVMeコントローラ00」と、第2のNVMeデバイスまたはサブシステム202bの「NVMeコントローラ10」と、にアクセス可能であり、ネームスペース「NS B」は、第1のNVMeデバイス202aの「NVMeコントローラ00」および「NVMeコントローラ01」と、第2のNVMeデバイス202bの「NVMeコントローラ11」と、にアクセス可能であり、ネームスペース「NS C」は、第1のNVMeデバイスまたはサブシステム202aの「NVMeコントローラ01」のみにアクセス可能であり、ネームスペース「NS D」は、第2のNVMeデバイス202bの「NVMeコントローラ10」のみにアクセス可能である。しかしながら、ネームスペース「NS E」は、第1または第2のNVMeデバイス202a、202bのいずれのコントローラにもアクセス可能ではない。また、第1のNVMeデバイス202aの不揮発性メモリ204aの部分「未割当NVM」は未割当であり、すなわち、不揮発性メモリ204aの「未割当NVM」の部分は、ネームスペースを定めず、NVMeコントローラ「NVMe Controller 00」、「NVMe Controller 01」、「NVMe Controller 10」および「NVMe Controller 11」のいずれにもアクセスできない。
図4を参照すると、図3のNVMeOFシステム201のような不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークをサニタイズするときに使用する方法301が示されている。方法301は、ステップ302および304において、不揮発性メモリエクスプレスデバイス202a、202bのネットワークの構成を識別する。より具体的には、302において、データ管理機器214は不揮発性メモリエクスプレスデバイス202a、202bのコントローラ「NVMeコントローラ00」、「NVMeコントローラ01」、「NVMeコントローラ10」および「NVMeコントローラ11」のうちの1つ以上を識別する。特に、データ管理機器214と、コントローラ「NVMeコントローラ00」、「NVMeコントローラ01」、「NVMeコントローラ10」および「NVMeコントローラ11」のうちの1つ以上とは、この目的のために、イーサネット、ファイバチャネル、TCP/IP、およびInfiniBandのうちの少なくとも1つにわたって、NVMeプロトコルを使用して、FC RDMAネットワークまたはファブリック216を介して通信する。
不揮発性メモリエクスプレスデバイス202a、202bのネットワークの構成を識別するステップは、304に続き、データ管理機器214は、識別されたコントローラ「NVMeコントローラ00」、「NVMeコントローラ01」、「NVMeコントローラ10」および「NVMeコントローラ11」のうちのどれに対し、不揮発性メモリエクスプレスデバイス202a、202bの不揮発性メモリのどの部分がアクセス可能であるかを識別する。特に、データ管理機器装置214は、対応するネームスペース識別子「NSID 1」、「NSID 2」、「NSID 3」、「NSID 4」および「NSID 5」に基づいて、ネームスペース「NS A」、「NS B」、「NS C」、「NS D」および「NS E」のうちの1つ以上を識別するために、コントローラ「NVMeコントローラ00」、「NVMeコントローラ01」、「NVMeコントローラ10」および「NVMeコントローラ11」のうちの1つ以上と通信する。
306において、データ管理装置214は、ネットワークの識別される構成に少なくとも部分的に基づいて、不揮発性メモリエクスプレスデバイス202a、202bのうちの少なくとも1つの不揮発性メモリの少なくとも一部分に関するデータ消去処理を実行する。より具体的にはデータ管理装置214が識別される1つ以上のコントローラ「NVMeコントローラ00」、「NVMeコントローラ01」、「NVMeコントローラ10」および「NVMeコントローラ11」のうちの少なくとも1つと通信して、ステップ302および304で識別されたネットワークの構成に少なくとも部分的に基づいて、識別されるネームスペース「NS A」、「NS B」、「NS C」、「NS D」、および「NS E」のうちの1つに関するデータ消去処理を実行する。ネームスペース「NS E」は識別されるコントローラ「NVMeコントローラ00」、「NVMeコントローラ01」、「NVMeコントローラ10」および「NVMeコントローラ11」のうちのいずれかに少なくとも最初はアクセス可能ではないので、ネームスペース「NS E」からのデータの消去は少なくとも最初は可能でない。不揮発性メモリエクスプレスデバイス202a、202bのうちの少なくとも1つの不揮発性メモリの少なくとも一部に関するデータ消去処理を実行するステップは、不揮発性メモリエクスプレスデバイス202a、202bの少なくとも1つの不揮発性メモリの少なくとも1つの部分からデータを消去するためのデータ消去手順の実行を含み得る。これにより、例えば、アクセス可能なネームスペース「NS A」、「NS B」、「NS C」および「NS D」のいずれか1つ以上からデータを消去することができる。
当業者であれば、添付の特許請求の範囲によって定められる本発明の範囲から逸脱することなく、上述の不揮発性メモリエクスプレスデバイスをサニタイズするための方法およびデータ管理装置に様々な他の変更を行うことができることを理解するであろう。例えば、不揮発性メモリ表現装置202a,202bのネットワークの構成を識別するステップは、データ管理装置214が、全てのコントローラ「NVMeコントローラ00」、「NVMeコントローラ01」、「NVMeコントローラ10」及び「NVMeコントローラ11」を識別することを含み得る。これは、例えば、NVMeOF標準によって指定されたディスカバリサービス、またはNVMeベース標準によって指定された他の手段を使用することによって達成することができる。
不揮発性メモリエクスプレスデバイス202a、202bのネットワークの構成を識別するステップは、いずれのコントローラもデータ消去処理に関連してデータ管理装置214から受信された命令に応答して動作することを許可されていないという意味で、データ管理装置214が、もしあれば識別されたどのコントローラ「NVMeコントローラ00」、「NVMeコントローラ01」、「NVMeコントローラ10」および「NVMeコントローラ11」がデータ管理機器214にアクセス不可能であるかを識別することを含み得る。
この方法は、任意の1つ以上のアクセス不可能なコントローラを再構成して、任意のそのような1つ以上のアクセス不可能な制御部をデータ管理装置214にアクセス可能にし、したがって、データ管理装置214から受信したデータ消去処理に関する命令に応答して動作することを許可することを含むことができる。この方法は、アラームを発すること、1つ以上のアクセス不能なコントローラの存在をユーザに通知すること、または当該存在をユーザに警告することを含むことができる。
不揮発性メモリ表現装置202a,202bのネットワークの構成を識別するステップは、データ管理装置214が、不揮発性メモリ表現装置202a,202bのいずれかのメモリの未割当部分を識別すること、例えば、少なくとも最初は識別されるコントローラ「NVMeコントローラ00」、「NVMeコントローラ01」、「NVMeコントローラ10」及び「NVMeコントローラ11」のいずれにもアクセスできない、不揮発性メモリエクスプレスデバイス202aのメモリの「未割当NVM」を識別することを含み得る。これは、例えば、NVMeOF標準によって指定されるディスカバリサービス、またはNVMeベース標準によって指定される他の手段を使用することによって達成できる。
データ消去処理を実行するステップは、データ管理装置214が、不揮発性メモリエクスプレスデバイス202a, 202bのメモリの任意の1つ以上の未割当部分を、識別されるコントローラ「NVMeコントローラ00」、「NVMeコントローラ01」、「NVMeコントローラ10」及び「NVMeコントローラ11」の少なくとも1つに割り当てて、いずれかの不揮発性メモリエクスプレスデバイス202a, 202bのメモリの任意の1つ以上の未割当部分を、識別されるコントローラ「NVMeコントローラ00」、「NVMeコントローラ01」、「NVMeコントローラ10」及び「NVMeコントローラ11」のうちの少なくとも1つに対してアクセス可能にすることを含む。例えば、データ管理装置214は、不揮発性メモリエクスプレスデバイス202aのメモリの未割当部分「未割当NVM」を、識別されるコントローラ「NVMeコントローラ00」、「NVMeコントローラ01」、「NVMeコントローラ10」及び「NVMeコントローラ11」のうちの1つ以上に割り当てて、不揮発性メモリエクスプレスデバイス202aのメモリの未割当部分「未割当NVM」を、識別されるコントローラ「NVMeコントローラ00」、「NVMeコントローラ01」、「NVMeコントローラ10」及び「NVMeコントローラ11」のうちの少なくとも1つに対してアクセス可能にすることができる。このことは、例えば、NVMeOFベース基準によって指定されるディスカバリサービス、又はNVMeベース標準によって指定される他の手段を使用することによって達成できる。このことは、不揮発性メモリエクスプレスデバイス202aのメモリの未割当部分である「未割当NVM」からデータを消去させ得る。
追加的にまたは代替的に、データ消去処理を実行することは、データ管理装置214が不揮発性メモリエクスプレスデバイス202a、202bのいずれかのメモリの任意の1つ以上の未割当部分の存在を、アラームを発し、使用者に通知しまたは使用者に警告することを含むことができる。例えば、データ管理装置214は、アラームを発すること、不揮発性メモリエクスプレスデバイス202aのメモリの未割当部分「未割当NVM」の存在をユーザに通知しまたはユーザに警告することができ、その結果、ユーザは、不揮発性メモリエクスプレスデバイス202aを物理的に配置するなどの、任意の適切なアクションをとることができる。
不揮発性メモリエクスプレスデバイス202a、202bのネットワークの構成を識別するステップは、データ管理装置214が、不揮発性メモリエクスプレスデバイス202a、202bごとに、不揮発性メモリエクスプレスデバイス202a、202bの健全性の測定値を識別することを含み得る。例えば、データ管理装置214は、不揮発性メモリエクスプレスデバイス202a、202bごとに、温度関連フラグまたはカウンタを識別することができる(NVMeベース標準を参照)。不揮発性メモリエクスプレスデバイス202a、202bの健全性の知識は、例えば消去処理を実行することに優先して、または不揮発性メモリエクスプレスデバイス202a、202bをサニタイズ若しくは再目的化することに優先して、不揮発性メモリエクスプレスデバイス202a、202bの一方または両方をリタイアまたは破壊するかどうかの任意の決定を通知することができるので、各不揮発性メモリエクスプレスデバイス202a、202bの健全性の測定値を識別することは有益であり得る。
不揮発性メモリエクスプレス装置202a,202bのネットワークの構成を識別するステップは、データ管理装置214が、不揮発性メモリエクスプレス装置202a,202bの1つ以上のメモリ内の任意のパーティションの構成を識別することを含むことができる。
不揮発性メモリエクスプレスデバイス202a、202bのネットワークの構成を識別するステップは、データ管理装置214が1つ以上のネームスペースを識別することを含み得る。
不揮発性メモリエクスプレスデバイス202a、202bのネットワークの構成を識別するステップは、データ管理装置214が、識別されるネームスペースのどれが識別されるコントローラのどれにアクセス可能であるかを識別することを含み得る。
不揮発性メモリエクスプレスデバイス202a、202bのネットワークの構成を識別するステップは、データ管理装置214が、不揮発性メモリエクスプレスデバイス202a、202bのネームスペースのすべてを識別することを含み得る。データ管理装置214は、識別されるコントローラ「NVMeコントローラ00」、「NVMeコントローラ01」、「NVMeコントローラ10」および「NVMeコントローラ11」のすべてと通信して、不揮発性メモリエクスプレスデバイス202a、202bのネームスペース「NS A」、「NS B」、「NS C」、「NS D」および「NS E」のすべてを識別できる。
不揮発性メモリエクスプレスデバイス202a、202bのネットワークの構成を識別するステップは、データ管理装置214が、識別されたコントローラごとに、識別されるコントローラにアクセス可能なネームスペースのすべてを識別することを含み得る。このことは、例えば、NVMeOF標準によって指定されるディスカバリサービス、またはNVMeベース標準によって指定される他の手段を使用することによって達成できる。データ管理装置214は、識別されるコントローラ「NVMeコントローラ00」、「NVMeコントローラ01」、「NVMeコントローラ10」および「NVMeコントローラ11」のすべてと通信して、識別されるコントローラごとに、識別されるコントローラにアクセス可能なすべてのネームスペースを識別してもよい。このように進めることによって、データ管理装置214は、NVMeOFシステム201を形成するすべてのNVMeデバイスまたはサブシステムのすべての、識別されるコントローラおよび識別されるネームスペースのすべての構成を網羅的にマッピングすることができる。このことは、例えば、NVMeOF標準によって指定されるディスカバリサービス、またはNVMeベース標準によって指定される他の手段を使用することによって達成できる。
不揮発性メモリエクスプレスデバイス202a、202bのネットワークの構成を識別するステップは、データ管理装置214が、ネームスペース「NS E」のような任意の1つ以上のアクセス不可能なネームスペースを識別することを含んでもよく、ネームスペース「NS E」は、少なくとも最初は、識別されるコントローラ「NVMeコントローラ00」、「NVMeコントローラ01」、「NVMeコントローラ10」および「NVMeコントローラ11」の全てにアクセス不能であり、または、少なくとも最初は、識別されるコントローラ「NVMeコントローラ00」、「NVMeコントローラ01」、「NVMeコントローラ10」および「NVMeコントローラ11」のいずれにもアクセス不可能である。このことは、例えば、NVMeOF標準によって指定されるディスカバリサービス、またはNVMeベース標準によって指定される他の手段を使用することによって達成できる。
データ消去処理を実行することは、データ管理装置214が、任意の1つ以上のアクセス不能なネームスペースを、識別されるコントローラの少なくとも1つに割り当てて、任意のそのような1つ以上のアクセス不能なネームスペースを、識別されるコントローラの少なくとも1つにアクセス可能にすることを含み得る。例えば、データ消去処理を実行することは、データ管理装置214が、アクセス不能なターゲットネームスペース「NS E」を、識別されるコントローラ「NVMeコントローラ00」、「NVMeコントローラ10」および「NVMeコントローラ11」のうちの少なくとも1つにアクセス可能にするために、アクセス不能なネームスペース「NS E」を、識別されるコントローラ「NVMeコントローラ00」、「NVMeコントローラ10」および「NVMeコントローラ11」のうちの少なくとも1つに割り当てることを含み得る。このことは、例えば、NVMeOF標準によって指定されるディスカバリサービス、またはNVMeベース標準によって指定される他の手段を使用することによって達成できる。
追加的にまたは代替的に、データ消去処理を実行することは、データ管理装置214がアラームを発すること、アクセス不能なネームスペース「NS E」などの1つ以上のアクセス不能なネームスペースの存在をユーザに通知しまたはユーザに警告することを含むことができ、その結果、ユーザは、不揮発性メモリエクスプレスデバイス202bを物理的に配置するなどの、任意の適切なアクションをとることができる。
データ消去処理を実行することは、データ管理装置214が、1つ以上の複数のアクセス不能なネームスペースへのアクセスを獲得するための認証を提供する、および/または1つ以上のアクセス不能なネームスペースに格納されるデータの消去を可能にするための認証を提供することを含むことができる。
データ消去処理を実行することは、データ管理装置214が、任意の1つ以上のアクセス不能なネームスペースへのアクセスを妨げる、および/または任意の1つ以上のアクセス不能なネームスペースに格納されるデータの消去を妨げる、任意の予約を削除することを含み得る。
データ管理装置214は、識別される各ネームスペース「NS A」、「NS B」、「NS C」、「NS D」および「NS E」または消去される各ネームスペースに関する、識別されるネームスペース「NS A」、「NS B」、「NS C」、「NS D」および「NS E」の1つ以上の特性を識別することができる。例えば、データ管理装置214は、各ネームスペースが結びつきまたはアクセス可能な、識別されるコントローラ「NVMeコントローラ00」、「NVMeコントローラ01」、「NVMeコントローラ10」および「NVMeコントローラ11」のいずれか1つ以上を識別できる。これにより、データ管理装置214は、識別されるコントローラの構成、およびNVMeOFシステム201の識別されるネームスペースを、マッピングできる。
不揮発性メモリエクスプレスデバイス202a、202bのネットワークの構造を識別するステップは、データ管理装置214が、識別されるネームペース毎に、またはデータ消去処理が行われデータ消去処理に関するネームペース毎に、ネームペースの1つ以上の特性識別することを含み得る。例えば、不揮発性メモリエクスプレスデバイス202a、202bのネットワークの構成を識別するステップは、データ管理装置214が、識別されるネームスペース「NS A」、「NS B」、「NS C」、「NS D」、および「NS E」毎に、またはデータ消去処理が実行され関連するネームスペース毎に、以下のうちの少なくとも1つを識別することを含むことができる。 以下のうちの少なくとも1つとは、論理ブロックアドレス指定(LBA)フォーマット情報、メタデータ、保護情報、ネームスペースが共有されているかプライベートであるかの指示、ネームスペースがアクティブか非アクティブかの指示、エンドツーエンド保護が有効か無効かの指示、ネームスペースからのデータ消去に適した任意の1つ以上のデータ消去手順の指示、ネームスペースがアクセス可能な1つ以上のコントローラによってサポートされる任意の1つ以上のデータ消去手順の指示、および、ネームスペースを定める不揮発性メモリを含む不揮発性メモリエクスプレスデバイスによってサポートされる1つ以上のデータ消去手順の指示、の少なくとも1つである。
データ管理装置214は、データ消去処理が実行され関連する各ネームスペースに対して、各ネームスペースの識別される1つ以上の特性に少なくとも部分的に基づいてデータ消去手順を選択できる。そのような方法により、データ管理装置214が識別された1つ以上の特性に少なくとも部分的に基づいて、消去されるべき個々のネームスペースに合わせて調整された適切な、効率的なまたは最適な消去手順を選択し得る。
データ管理装置214は、データ抹消処理が実行され関連するネームスペースごとに、少なくとも部分的にネームスペースの必要な消去標準に基づいてデータ消去手順を選択してもよい。そのような方法により、データ管理装置214が消去されるべき個々のネームスペースに対する顧客指定消去標準などの消去標準を満たし、および/または消去されるべき個々のネームスペースに対する規則または法的要件によって指定される消去標準を満たす、抹消されるべき個々のネームスペースに合わせて調整される適切な消去手続を選択し得る。
データ消去手順は、ネイティブデータ消去手順、および/または不揮発性メモリエクスプレスデバイス202a,202bの1つ以上のファームウェアに定められるデータ消去手順を含み得る。
データ消去手順は、暗号データ消去手順を含むことができる。
データ消去手順は、1つ以上の不揮発性メモリエクスプレスデバイス202a,202bのメモリに記憶されたデータ上に、データを書き込むことを含み得る。
データ消去手続は、データ消去手順の実行中に、不揮発性メモリエクスプレスデバイス202a、202bの1つ以上のメモリに記憶されたデータの上に強制的にデータを書き込むために、不揮発性メモリエクスプレスデバイス202a、202bの1つ以上の強制ユニットアクセス(FUA)フラグを適用することを含み得る。
データ消去手順は、不揮発性メモリエクスプレスデバイス202a,202bの1つ以上のメモリに記憶されたデータ上へのアトミックデータ書き込みを含み得る。
不揮発性メモリエクスプレスデバイス202a, 202bのネットワークの構成を識別するステップは、データ管理装置214が、ネームスペース管理インターフェースの存在又は利用可能性を識別することを含むことができ、データ管理装置214は、識別されるコントローラ「NVMeコントローラ10」、「NVMeコントローラ01」、「NVMeコントローラ10」及び「NVMeコントローラ11」の各々におけるネームスペース管理インターフェースの存在又は利用可能性の識別に応答して、識別されたコントローラ「NVMeコントローラ00」、「NVMeコントローラ01」、「NVMeコントローラ10」及び「NVMeコントローラ11」、並びに識別されるネームスペース「NS A」、「NS B」、「NS C」、「NS D」および「NS E」のネームスペースの初期構成を記録できる。データ管理装置214は次に、識別されるネームスペースの少なくとも1つに関連するデータ消去処理を行う前に、識別されるコントローラ「NVMeコントローラ00」、「NVMeコントローラ01」、「NVMeコントローラ10」及び「NVMeコントローラ11」並びに識別されるネームスペース「NS A」、「NS B」、「NS C」、「NS D」および「NS E」の初期構成を変更できる。データ管理装置214は次に、識別されるネームスペースの少なくとも1つに関連するデータ消去処理を実行した後に、識別されるコントローラ「NVMeコントローラ00」、「NVMeコントローラ01」、「NVMeコントローラ10」及び「NVMeコントローラ11」並びに識別されるネームスペース「NS A」、「NS B」、「NS C」、「NS D」および「NS E」の初期構成を復元することができる。例えば、データ管理装置214は、識別されるコントローラ「NVMeコントローラ00」、「NVMeコントローラ01」、「NVMeコントローラ10」、及び「NVMeコントローラ11」の少なくとも1つにアクセス可能であるとともに、不揮発性メモリエクスプレスデバイス202a,202bのメモリ内のアドレス可能な場所のすべてを含む、単一の又はグローバルなネームスペースを生成することにより、識別されるコントローラ「NVMeコントローラ00」、「NVMeコントローラ01」、「NVMeコントローラ10」、及び「NVMeコントローラ11」の初期構成を変更できる。
当業者は、図3のNVMeOFシステム201が第1および第2のNVMe装置202aおよび202bを含み、各NVMe装置202a、202bが2つのNVMe制御部を含むが、NVMe装置の数は2つより多くても少なくてもよいことを理解するであろう。例えば、図5は、NVMeOFシステムのNVMeサブシステムの一例を概略的に示し、NVMeサブシステムは、2つのNVMeコントローラ「NVMeコントローラ0」および「NVMeコントローラ1」と、ネームスペース「NS A」、「NS B」およ「NS C」を定めるNVMe記憶媒体とを含む単一のNVMeデバイス(図には明示しない)を含む。各ネームスペース「NS A」、「NS B」および「NS C」はそれぞれ対応するネームスペース識別子「NSID 1」、「NSID 2」および「NSID 3」を有する。図5において実線で示されているように、各NVMeコントローラ「NVMeコントローラ0」および「NVMeコントローラ1」は、1つ以上のネームスペース「NS A」、「NS B」および「NS C」にアクセスすることができる。具体的に言うと、図5において実線で示されているように、ネームスペース「NS A」は「NVMe controller 0」にのみアクセス可能であり、ネームスペース「NS C」は「NVMe controller 1」にのみアクセス可能であり、ネームスペース「NS B」は「NVMeコントローラ0」と「NVMeコントローラ1」の両方に対して共有されまたはアクセス可能である。ネームスペースの共有によって、2つ以上の異なるNVMeコントローラが共有(共通)ネームスペースにアクセスする能力を提供する。図5に示すように、NVMe記憶媒体にはNVMeコントローラ「NVMeコントローラ0」および「NVMeコントローラ1」のいずれにもアクセスできない不揮発性メモリの未割当部分も含まれている。
図3のNVMeOFシステム201は第1および第2のNVMeデバイス202aおよび202bを含み、各NVMeデバイス202a、202bは2つのNVMeコントローラを含むが、NVMeデバイス当たりのNVMeコントローラの数は2つより多くても少なくてもよい。例えば、図6は2つのNVMeデバイス「NVMeデバイス0」および「NVMeデバイス1」を含むNVMeサブシステムの例を模式的に示す。各NVMeデバイス「NVMeデバイス0」および「NVMeデバイス1」は単一の対応するNVMeコントローラを含み、「NVMeコントローラ0」および「NVMeコントローラ1」はそれぞれ、対応するNVMe記憶媒体(明示的には図示されていない)を含む。NVMeデバイス0のNVMe記憶媒体はネームスペース「ネームスペースA」および「ネームスペースB」を定める。NVMeデバイス1のNVMe記憶媒体はネームスペース「ネームスペースC」を定める。各ネームスペース「ネームスペースA」、「ネームスペースB」および「ネームスペースC」はそれぞれ、対応するネームスペース識別子「NSID 1」、「NSID 2」および「NSID 3」を有する。図6において点線で示されているように、各NVMeコントローラ「NVMeコントローラ 0」および「NVMeコントローラ 1」は、ネームスペース「ネームスペースA」、「ネームスペースB」および「ネームスペースC」の1つ以上にアクセスできる。具体的には図4の点線で示されているように、ネームスペース「ネームスペースA」は、「NVMe device 0」の「NVMe controller 0」のみにアクセス可能であり、ネームスペース「ネームスペースC」は、「NVMe device 1」の「NVMe controller 1」のみにアクセス可能であり、ネームスペース「namespace B」は、「NVMe controller 0」および「NVMe controller 1」の両方に対して共有されまたはアクセス可能である。ネームスペースの共有によって、共有ネームスペースが同じNVMe記憶媒体によって定義されているかまたは異なる記憶媒体例えば様々なNVMeデバイスの様々な記憶媒体によって定められているかに関係なく、2つ以上の異なるNVMeコントローラが、共有(共通)ネームスペースにアクセスする能力を提供する。図6に示すように、「NVMeデバイス 1」のNVMe記憶媒体には、NVMeコントローラ、「NVMeコントローラ 0」および「NVMeコントローラ 1」のいずれに対してもアクセスできない不揮発性メモリの未割当部分も含まれる。
図3のNVMeOFシステム201は第1および第2のNVMeデバイス202aおよび202bを含むが、NVMeデバイスの数は2より多くてもよく、例えば、NVMeデバイスの数は数千のオーダーであってもよい。さらに、各NVMeデバイス202a、202bは2つのNVMeコントローラを有するものとして説明されているが、他の実施形態ではNVMeデバイスのうちの1つ以上が2つよりも多いまたは少ないNVMeコントローラを有することができる。さらに、NVMeデバイスはファブリック内で相互接続されて、ストレージエリアネットワーク(SAN)などの分散ストレージエンティティなどのNVMeサブシステムを形成してもよい。
各ネームスペースは、独自の特定の形式、構成、特性、属性情報、機能および/または能力を持つことができる。ネームスペースを作成または削除できる。ネームスペースは、同じNVMe装置若しくはサブシステムのNVMeコントローラ、または別のNVMe装置若しくはサブシステムに対して、結びつくことができまたはアクセス可能にできる。逆に、ネームスペースを、同じNVMe装置若しくはサブシステムのNVMeコントローラ、または別のNVMe装置若しくはサブシステムに対して、切り離すことができまたはアクセス不能にできる。したがって、ストレージの可視性および/またはアクセシビリティーは、ネームスペースを1つ以上のNVMeコントローラに対して結びつけおよび/または切り離すことによって制御することができる。ネームスペースの特性または属性は、ネームスペースがすでに結びついており、または1つ以上の特定のNVMeコントローラに対してアクセス可能であることを示すことができ、ネームスペースがプライベートであり(つまり、ネームスペースがどのNVMeコントローラに対してもアクセスできない)、またはネームスペースが1つ以上の特定のNVMeコントローラに対して結びつけられておらずまたはアクセスできないことを示し得る。
NVMeデバイスまたはサブシステム上のデータは、メタデータに関連付けることができる。メタデータは論理ブロックの一部であってもよく、またはデータの別個のバッファとして転送されてもよい。メタデータは本質的に機密であり得る。ネームスペースのフォーマットは変わる場合がある。各ネームスペースは、ロジカルブロックアドレッシング(LBA)を使用できる。LBAのフォーマットは変わる場合がある。NVMeコントローラは、複数の、論理ブロックサイズおよび関連するメタデータサイズの物理フォーマットをサポートできる。異なる物理フォーマット間には性能の差異が存在し得る。
特定の実施形態を説明してきたが、これらの実施形態は例としてのみ提示されており、本発明の範囲を限定することを意図していない。実際に、本明細書に記載される新規な方法およびシステムは、様々な他の形態で具現化できる。さらに、本発明の精神から逸脱することなく、本明細書に記載される方法およびシステムの形態における様々な省略、置換および変更を行うことができる。添付の特許請求の範囲およびその均等物は、本発明の範囲および精神内に入るような形態または変更を包含することが意図される。

Claims (21)

  1. 不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークをサニタイズするときに使用する方法であり、
    それぞれの不揮発性メモリエクスプレスデバイスは、少なくとも1つのコントローラと、不揮発性メモリとを備え、
    少なくとも1つの前記不揮発性メモリエクスプレスデバイスの前記不揮発性メモリの少なくとも一部は、同じ不揮発性メモリエクスプレスデバイスの少なくとも1つのコントローラに対してアクセス可能であり、及び/又は少なくとも1つの他の不揮発性メモリエクスプレスデバイスの少なくとも1つのコントローラに対してアクセス可能であり、
    前記不揮発性メモリエクスプレスデバイスの前記不揮発性メモリの部分の1つ以上は、1つ以上のネームスペースを含み、
    少なくとも1つの前記不揮発性メモリエクスプレスデバイスの前記ネームスペースの少なくとも1つは、同じ不揮発性メモリエクスプレスデバイスのコントローラの少なくとも1つに対してアクセス可能であり、及び/又は少なくとも1つの他の不揮発性メモリエクスプレスデバイスのコントローラの少なくとも1つに対してアクセス可能であり、
    前記方法は、不揮発性メモリエクスプレスデバイスの前記ネットワークの構成を識別する識別ステップを含み、
    前記識別ステップは、
    前記不揮発性メモリエクスプレスデバイスの前記コントローラの1つ以上を識別することと、
    前記不揮発性メモリエクスプレスデバイスの前記不揮発性メモリのどの部分が、どの識別される前記コントローラに対してアクセス可能であるかを識別することと、
    前記ネームスペースの1つ以上を識別し、識別される前記ネームスペースのどれが、識別される前記コントローラのどれに対してアクセス可能であるかを識別することと、
    少なくとも最初は識別される前記コントローラの1つ以上に対して見えるが識別される前記コントローラのすべてに対してアクセス不可能であり、又は少なくとも最初は識別される前記コントローラの1つ以上に対して見えるが識別される前記コントローラのいずれに対してもアクセス可能ではない、いずれかの識別される前記ネームスペースを識別することと、
    を含み、
    前記方法が、
    データ消去に関して、識別されるいずれか1つ以上のアクセス不可能ネームスペースを、識別される前記コントローラの少なくとも1つに対してアクセス可能にすることを、
    アクセス不可能ネームスペースのいずれか1つ以上を、少なくとも1つの識別される前記コントローラに割り当てるステップと、
    認証を提供して、いずれか1つ以上の識別されるアクセス不可能ネームスペースに対してアクセスし、及び/又はいずれか1つ以上のアクセス不可能ネームスペースに記憶されるデータの消去を可能にするスデップと、
    いずれか1つ以上のアクセス不可能ネームスペースに対するアクセスを妨げ、及び/又はいずれか1つ以上の識別されるアクセス不可能ネームスペースに記憶されるデータの消去を妨げる、いずれかの予約を取得及び/又は解除するステップと、
    の少なくとも1つによって行うことを含み、
    前記方法は、前記ネットワークの識別される前記構成に少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つの前記不揮発性メモリエクスプレスデバイスの前記不揮発性メモリの少なくとも一部に関するデータ消去処理を実施する実施ステップを更に含み、
    前記実施ステップが、データ消去手順を実行してデータを少なくとも1つの前記不揮発性メモリエクスプレスデバイスの前記不揮発性メモリのアクセス可能ネームスペースから消去することを含み、
    前記データ消去手順が、ファームウェアに定められ、及び/又は前記データ消去手順が、1つ以上の前記不揮発性メモリエクスプレスデバイスの前記不揮発性メモリに記憶されるデータ上へのデータ書き込みを含む、方法。
  2. 前記識別ステップが、前記不揮発性メモリエクスプレスデバイスの前記ネットワークにおける、前記不揮発性メモリエクスプレスデバイスの前記コントローラのすべてを識別することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記識別ステップが、存在する場合、識別される前記コントローラのどれがアクセス不可能であり、それによって前記データ消去処理に関する命令に応答して作動することが許可されていないかを識別することを含む、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記方法は、
    いずれか1つ以上のアクセス不可能コントローラを再構成して、そのような1つ以上のアクセス不可能コントローラをアクセス可能にし、それによって前記データ消去処理に関する命令に応答して作動することを許可するステップ、及び/又は
    アラームを発し、いずれか1つ以上のアクセス不可能コントローラの存在を使用者に通知し若しくは使用者に警告するステップ、
    を含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記識別ステップが、少なくとも最初はいずれかの識別される前記コントローラに対して見えるがアクセスできない、いずれかの前記不揮発性メモリエクスプレスデバイスの前記不揮発性メモリのいずれか1つ以上の未割当部分を識別することを含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記データ消去処理が、
    いずれかの前記不揮発性メモリエクスプレスデバイスの前記不揮発性メモリの未割当部分のいずれか1つ以上を、識別される前記コントローラの少なくとも1つに対して割り当てて、いずれかの前記不揮発性メモリエクスプレスデバイスの前記不揮発性メモリのそのような未割当部分のいずれか1つ以上を、識別される前記コントローラの少なくとも1つに対してアクセス可能にするステップ、及び/又は
    アラームを発し、いずれかの前記不揮発性メモリエクスプレスデバイスの前記不揮発性メモリの未割当部分のいずれか1つ以上の存在を使用者に通知し若しくは使用者に警告するステップ、
    を含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記識別ステップが、前記不揮発性メモリエクスプレスデバイスの1つ以上の健全性の測定値を識別することを含む、請求項1~6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記識別ステップが、1つ以上の前記不揮発性メモリエクスプレスデバイスの前記不揮発性メモリの任意の部分の構成を識別することを含む、請求項1~7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記識別ステップが、前記不揮発性メモリエクスプレスデバイスの前記ネットワークにおける前記不揮発性メモリエクスプレスデバイスの前記ネームスペースのすべてを識別することを含む、請求項1~8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記識別ステップが、それぞれの識別されるコントローラに対して、識別される前記コントローラに対してアクセス可能なネームスペースのすべてを識別する、請求項1~9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記データ消去処理が、
    アラームを発し、アクセス不可能ネームスペースのいずれか1つ以上の存在を使用者に通知し若しくは使用者に警告するステップ、
    を含む、請求項1~10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記識別ステップが、それぞれの識別されるネームスペースに対して、又は前記データ消去処理の実施に関連するそれぞれのネームスペースに対して、前記ネームスペースの1つ以上の特性を識別し、
    前記特性は例えば、
    論理ブロックアドレス指定(LBA)フォーマット情報等のフォーマット情報、
    メタデータ、
    保護情報、
    前記ネームスペースが共有されているかプライベートであるかの指示、
    前記ネームスペースがアクティブか非アクティブかの指示、
    エンドツーエンド保護が有効か無効かの指示、
    前記ネームスペースからのデータ消去に適したいずれか1つ以上のデータ消去手順の指示、
    前記ネームスペースがアクセス可能な1つ以上のコントローラによってサポートされるいずれか1つ以上のデータ消去手順の指示、及び、
    前記ネームスペースを定める前記不揮発性メモリを含む前記不揮発性メモリエクスプレスデバイスによってサポートされるいずれか1つ以上のデータ消去手順の指示、
    の1つ以上である、請求項1~11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記データ消去処理が、前記ネームスペースの識別される前記1つ以上の特性に少なくとも部分的に基づいて、前記データ消去処理の実施に関連するそれぞれのネームスペースに対して、データ消去手順を選択するステップを含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記データ消去処理が、前記ネームスペースに対する必要な消去標準に少なくとも部分的に基づいて、前記データ消去処理の実施に関連するそれぞれのネームスペースに対して、データ消去手順を選択するステップを含む、請求項12又は13に記載の方法。
  15. 前記データ消去処理が、
    ネイティブデータ消去手順と、
    暗号データ消去手順と、
    前記データ消去手順実行中の、強制ユニットアクセス(FUA)フラグを適用した、1つ以上の前記不揮発性メモリエクスプレスデバイスの前記不揮発性メモリに記憶されるデータ上へのデータの強制的書き込みと、
    1つ以上の前記不揮発性メモリエクスプレスデバイスの前記不揮発性メモリに記憶されるデータ上へのアトミックデータ書き込みと、
    の少なくとも1つを含む、請求項1~14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記識別ステップが、ネームスペース管理インターフェースの存在又は利用可能性を識別することを含み、
    前記方法は、ネームスペース管理インターフェースの前記存在又は利用可能性の識別に応答して、
    識別される前記コントローラ及び識別される前記ネームスペースの初期構成を記録し、
    識別される前記ネームスペースの少なくとも1つに関する前記データ消去処理を実施する前に、識別される前記コントローラ及び識別される前記ネームスペースの前記初期構成を変更し、
    識別される前記ネームスペースの少なくとも1つに関する前記データ消去処理を実施した後に、識別される前記コントローラ及び識別される前記ネームスペースの前記初期構成を復元する、
    ことを更に含む、請求項1~15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 識別される前記コントローラ及び識別される前記ネームスペースの前記初期構成の変更は、識別される前記コントローラの少なくとも1つに対してアクセス可能であるとともに前記不揮発性メモリエクスプレスデバイスの前記不揮発性メモリのアドレス可能な位置のすべてを含む、単一の又はグローバルネームスペースを生成することを含む、請求項16に記載の方法。
  18. 複数の前記不揮発性メモリエクスプレスデバイスが、イーサネットと、ファイバチャネルと、TCP/IPと、インフィニバンドと、遠隔直接記憶アクセス(RDMA)と、の少なくとも1つを介して互いに通信するように構成され、及び/又は
    前記不揮発性メモリエクスプレスデバイスの前記ネットワークが、不揮発性メモリエクスプレス・オーバー・ファブリックス(NVMeOF)システムを備える、請求項1~17のいずれか一項に記載の方法。
  19. データ管理機器用のコンピュータプログラムであり、前記データ管理機器の処理リソースによって実行されるときに、前記データ管理機器に、請求項1~18のいずれか一項に記載の方法を実施させる、コンピュータプログラム。
  20. 不揮発性メモリエクスプレスデバイスのネットワークをサニタイズする際に使用するデータ管理機器であり、
    それぞれの不揮発性メモリエクスプレスデバイスは、少なくとも1つのコントローラと不揮発性メモリとを備え、
    少なくとも1つの前記不揮発性メモリエクスプレスデバイスの前記不揮発性メモリの少なくとも一部は、同じ不揮発性メモリエクスプレスデバイスのコントローラの少なくとも1つに対してアクセス可能であり、及び/又は少なくとも1つの他の不揮発性メモリエクスプレスデバイスのコントローラの少なくとも1つに対してアクセス可能であり、
    前記データ管理機器は、前記不揮発性メモリエクスプレスデバイスのそれぞれと通信するために構成される処理リソースを備え、
    前記処理リソースは前記データ管理機器に請求項1~18のいずれか一項に記載の方法を実施させるように更に構成される、データ管理機器。
  21. 前記処理リソースによって実行されるときに前記データ管理機器に請求項1~18のいずれか一項に記載の方法を実施させる、コンピュータプログラムを記憶するメモリを備える、請求項20に記載のデータ管理機器。
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