JP2005131062A - 介護用パンツ - Google Patents

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Abstract

【課題】解決しようとする問題点は、泌尿器系のカテーテルを使う場合、通常の下着を使用するとカテーテルが直接肌に接触し、肌を傷つけてしまいやすい点である。
【解決手段】使用者の正面側を覆う前身頃と背面側を覆う後身頃とを有する介護用パンツ10であって、一方の側の側面部で前身頃22と後身頃18とが分離可能であり、かつ、後身頃18の分離部分14に前身頃22の分離部分19に所要幅で重なり合って使用者の正面側の肌に接する延出部11が形成され、延出部11と前身頃22との重合部間を通してカテーテル20が外部に引き出し可能となっており、また、分離部分同士を分離可能に固定する固定手段12、13が設けられていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、介護用パンツに関し、詳しくは泌尿器系のカテーテルを使用している人に便利な介護用パンツに関するものである。
自力排尿が困難な場合、カテーテルを使用して尿を体外へ排出しなくてはならない。このとき、尿道から膀胱内に挿入されたカテーテルは、パンツ(下着)やズボンのウエスト部から外方へ引き出されて密封型バックである蓄尿バックに接続されるので、長い時間カテーテルが肌に密着し、肌を傷つけることが多い。特に、腸骨稜の前端の、上前腸骨棘の辺りにカテーテルが接触して傷がつきやすい。
解決しようとする問題点は、泌尿器系のカテーテルを使う場合、通常の下着を使用するとカテーテルが直接肌に接触し、肌を傷つけてしまいやすい点である。
本発明の介護用パンツは、使用者の正面側を覆う前身頃と背面側を覆う後身頃とを有する介護用パンツであって、一方の側の側面部で前身頃と後身頃とが分離可能であり、かつ、後身頃の分離部分に前身頃の分離部分に所要幅で重なり合って使用者の正面側の肌に接する延出部が形成され、該延出部と前身頃との重合部間を通してカテーテルが外部に引き出し可能となっており、また、前記分離部分同士を分離可能に固定する固定手段が設けられていることを特徴とする。
また、前記延出部の下部側が前方側かつ上方側に折り返される折り返し片に形成され、折り返し片と延出部との間にカテーテルが挿通されることを特徴とする。
また、折り返し片を延出部に分離可能に固定する固定手段が設けられていることを特徴とする。
本発明の介護用パンツは、泌尿器系のカテーテルをパンツの側面部から外方へ簡単に引き出すことができ、カテーテルの取扱いが容易になる上、カテーテルとの接触によって肌を傷つけることを防止できる。
図1、図2は、本発明の介護用パンツの形状を示す概略図であり、図3は介護用パンツの着用方法を示す概略図である。また、図4は、介護用パンツを着用した際の状態を示す概略図である。尚、文章中の前後左右方向については、使用者から見た場合の方向で記述している。
本発明の介護用パンツ10は下着であり、肌に直接つけられるものである。図に示される介護用パンツ10は、ブリーフタイプであり、使用者の正面側を覆う前身頃22と背面側を覆う後身頃18とを有している。そして、図4に示されるように前身頃22と後身頃18は、左側の側面部で、分離部21を設けて分離可能に形成されている。分離部21は、ウエスト部15から左足用開口部16へ直線的に設けられ、パンツ10を着用した際に、側部より少し正面側を通過する位置がよい。具体的には使用者の左の、腸骨稜の前端である上前腸骨棘の最前方突出部より、少し身体の中心側を通過する位置に設けられるとよい。
また、前身頃22と後身頃18の分離部分同士は、固定手段によって分離可能に固定される。例えば、固定手段は、後身頃18の分離部分14の上部側と、前身頃22の分離部分19の上部側にそれぞれ設けられた紐12、13によって構成され、両者によって後身頃と前身頃は、分離可能に連結される。
また、後身頃18側の分離部分14には、延出部11が設けられ(図1参照)、着用にあたって分離部21が前記固定手段によって固定されるときには、延出部11が前身頃22の分離部分側より内側(身体側)に配置されて、これと重なり合う。つまり、延出部11は使用者の正面側の肌に接することとなる。
延出部11の形状は、例えば、パンツ10を側部で折った際には(図2参照)後身頃18からはみ出さない大きさに形成され、分離部分14から中心線33までの長さの幅を有すると共に、ウエスト部15から股幅部23付近までの長さを有して、後身頃の分離部分14よりも下方に長く設けられる。これにより、延出部11の下部側は、上方に折り返し可能となって、折り返し片11aに形成されている。
前身頃22、後身頃18及び延出部11は同一素材から形成され、その素材としては、従来パンツに使用されているものが適しており、特に綿は汗等を吸収し易く、肌触りがよい点で好適である。さらに、抗菌防臭加工の施されている素材も好適である。
次に、上記構成による介護用パンツ10の着用方法について説明する。
まず、使用者の右足を右足用開口部17に通し、後身頃18で使用者の背面側を覆いながら、延出部11によって身体の中心付近から左側の下腹部を覆う。そして、延出部11の表11b側にカテーテル20を沿わせて身体の左側外方へ引き出す(図3参照)。この際、さらに折り返し片11aを前方側かつ上方側に折り返して、カテーテル20を延出部11と折り返し片11aによって挟んでもよい。また、図に示すように、カテーテル20を下から包み込むように、折り返し片11aを2重に折り畳んでもよい。
それから、前身頃22を延出部11の表11b側に被せて、2つの紐12、13を結び、分離部21を閉じて介護用パンツ10を着用する(図4参照)。こうして分離部21が閉じられたパンツ10は、通常のパンツの外観となって着用され、カテーテル20は、延出部11と前身頃22との重合部間に通されて分離部21を介して外方へ引き出されることとなる。
本発明の介護用パンツによれば、泌尿器系のカテーテル20を分離部21を介して容易に外方へ引き出すことができ、ウエスト部を介して引き出す従来の方法とは異なって、パンツ内でカテーテルが引きまわされることがなく、肌への接触を減らして、傷を防ぐことができる。さらに、無理なくカテーテルを外方へ引き出すことができるので、カテーテルの折れ等が防止され、採尿器具の取扱いも容易になる。その上、前身頃と後身頃を分離させれば、パンツを着用したままで検査やカテーテルの交換等を行うことができるので便利である。また、上前腸骨棘付近より身体の中心側を通過する位置に分離部21を形成することにより、傷つきやすい身体の突出した部分より正面側でカテーテルを外方へ引き出して接触を避けることができる。
また、使用者は左足をパンツの足用開口部に通す動作を省くことができるので、着脱が簡単であり、介護者の負担も軽くすることができる。さらに、延出部11を設けたことで、分離部21を前身頃と重ね合わせて閉じることができ、身体を確実に包み込むことができる。
また、カテーテル20を延出部11の表側に沿わせることで、カテーテルが患者の肌に直接接触することがなく、肌を傷めることがない。
さらに、延出部11と、その下部側の折り返し片11aによってカテーテルを挟む、或いは包むことにより、カテーテル20を固定することができる。固定にあたっては、カテーテルを挟んだ際に延出部11が緩んで開いてしまわないように、折り返し片11aの下部と、折り返し片11aを折り返した際にこれに相対する延出部の位置に固定手段を設けるとよい。固定手段としては具体的には、留め外し可能なマジックテープ(登録商標)等の面ファスナーやスナップ等が挙げられる。
以上本発明につき好適な実施例を挙げて種々説明したが、本発明はこの実施例に限定されるものではない。例えば、ひも12、13の代わりに面ファスナーやスナップ等の固定手段を設けてもよい。これによりさらにパンツの着脱が簡単になる。
さらに、ブリーフタイプの介護用パンツについて説明したが、これに限定されずさるまたタイプ、トランクスタイプのパンツについても同様に上記構成が適用できる。
また、分離部21はカテーテルを引き出したい側方に形成すればよく、パンツの右側の側面部に設けてもよいのは勿論である。
本発明による介護用パンツと、パンツと同じ方向の側方に分離部が設けられたズボンやズボン下とを併用すると、パンツ、ズボン下、ズボンの3つの分離部を介してカテーテルを外方に容易に引き出すことができ便利である。
本発明による介護用パンツの形状を示す概略図である。 介護用パンツの形状を示す概略図である。 介護用パンツの着用方法を示す概略図である。 介護用パンツを着用した際の状態を示す概略図である。
符号の説明
10 介護用パンツ
11 延出部
11a 折り返し片
12、13 紐
14 分離部分
15 ウエスト部
16 左足用開口部
17 右足用開口部
18 後身頃
19 分離部分
20 カテーテル
21 分離部
22 前身頃
23 股幅部

Claims (3)

  1. 使用者の正面側を覆う前身頃と背面側を覆う後身頃とを有する介護用パンツであって、
    一方の側の側面部で前身頃と後身頃とが分離可能であり、かつ、後身頃の分離部分に前身頃の分離部分に所要幅で重なり合って使用者の正面側の肌に接する延出部が形成され、該延出部と前身頃との重合部間を通してカテーテルが外部に引き出し可能となっており、また、前記分離部分同士を分離可能に固定する固定手段が設けられていることを特徴とする介護用パンツ。
  2. 前記延出部の下部側が前方側かつ上方側に折り返される折り返し片に形成され、折り返し片と延出部との間にカテーテルが挿通されることを特徴とする請求項1記載の介護用パンツ。
  3. 折り返し片を延出部に分離可能に固定する固定手段が設けられていることを特徴とする請求項2記載の介護用パンツ。
JP2003369748A 2003-10-30 2003-10-30 介護用パンツ Pending JP2005131062A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011256500A (ja) * 2010-06-10 2011-12-22 Nikka Kogyo Kk 患者用アンダーウエア
JP2011256499A (ja) * 2010-06-10 2011-12-22 Nikka Kogyo Kk 患者用寝巻パンツ
JP2014227630A (ja) * 2013-05-24 2014-12-08 有限会社 マツハシ 病衣

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