JP2005130660A - モールドモータ - Google Patents

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JP2005130660A
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stator
motor
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teeth
fixing
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Hirokazu Fujii
浩和 藤井
Hisanori Mitamura
尚徳 三田村
Muneo Yamamoto
宗生 山本
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】電気的絶縁に対する信頼性を維持しつつモータ全高を抑制した薄型のモールドモータを提供することを目的としている。
【解決手段】ブラケット11に複数形成した固定用凸部110を、スロット305上であって、隣接するコイル35間の樹脂部37に形成した固定用凹部13に圧入固定していることを特徴とするモールドモータ1としたものである。
【選択図】図3

Description

本発明は、各種家電製品等の電気機器に搭載されるモールドモータに係るものである。
モールドモータにおけるブラケットの固定は、固定子内径部にブラケットを圧入し固定されていた。
しかし当該固定方法によっては、樹脂部と金属性ブラケットの熱膨張係数の相違に起因し、モータ駆動の際の温度上昇により固定強度を確保することが困難であった。
そこで、従来のモールドモータは固定子のモールド端面にリング状の突起部を一体成形し、前記突起部にブラケットに形成した凹部を圧入し固定していた(例えば、特許文献1参照。)。
特開平4−172941号公報
しかしながら、上記従来のモールドモータにおいても薄型に対する要請に応える必要があるが、当該構成によっては突起部を形成する分モータ全高が高くなってしまう。
なお、上記従来のモールドモータにおいても、モータ全高を変化させず、固定子のモールド端面の突起部に替え凹部を形成し、前記凹部にブラケットを圧入するという構成を採用することも可能である。しかし、モールドモータの樹脂部にはモールドの際の空気の巻込み等により巣(空孔)が存在しており、凹部の底部とコイルとの距離(ブラケットの凹部圧入部とコイルとの距離)が短くなり、前記巣を介してブラケットとコイルが導通し、絶縁不良を生じることとなってしまう。したがって、凹部による構成においてもブラケットとコイル間に適正な絶縁距離を確保する必要があるため、上記突起部のモールドモータ同様モータ全高が高くなる。換言すれば、モータ全高を同一として単に凹部構成を採用することは不可能であった。
本発明は、電気的絶縁に対する信頼性を維持しつつモータ全高を抑制した薄型のモールドモータを提供することを目的としている。
本発明は上記従来の課題に鑑みなされたものであり、ブラケットに複数形成した固定用凸部を、スロット上であって、隣接する前記コイル間の樹脂部に形成した固定用凹部に圧入固定していることを特徴とするモールドモータとしたものである。
本願の請求項1に係る発明によれば、適正な絶縁距離を確保しつつモータ全高を抑制した薄型のモールドモータとすることができる。
本願の請求項1に係る発明は、軸受を介して回転自在に保持される回転子と、ヨークと前記ヨークの径方向に放射状に突出したティースと前記ヨークと隣接する前記ティースにより形成されるスロットを有する固定子鉄心と、前記ティースに絶縁材を介して集中巻され前記スロットに収納されたコイルと、前記ティースの前記回転子と対向する面を除き前
記固定子鉄心とコイルを樹脂でモールドした固定子と、前記固定子に固定され前記軸受を保持するブラケットを有するモールドモータにおいて、前記ブラケットに複数形成した固定用凸部を、前記スロット上であって、隣接する前記コイル間の樹脂部に形成した固定用凹部に圧入固定していることを特徴とするモールドモータであり、隣接するコイル間に生じるデッドスペースにブラケット固定用の凸部を配置することで所定の絶縁距離を確保した上で、ブラケットの固定をすることができる。
なお、固定用凸部をスロットと同数形成することで、最大のブラケット固定力を確保することができる。
図1は本願発明のモールドモータに係る具体的構成を示すものであり、モールドモータ1は固定子3と、回転子5と、回転子5を回転自在に保持する軸受7およびパワー素子91等を基板93の端面上に実装した駆動回路9等により構成されるブラシレスモータである。
固定子3は電磁鋼板をプレスで打ち抜き積層し、ヨーク(描画せず。)、ヨークの径方向に放射状に突出したティース303およびヨークと隣接するティース303により形成されるスロット305を有する固定子鉄心30に絶縁材33を介してコイル35が集中巻され(図1において、その下側に配置されている絶縁材33およびコイル35については描画せず。)、これを覆うように、例えば、BMC等の樹脂部37でモールドしている。
駆動回路9は上記モールドに際し、固定子3の径方向であってコイル35の外側に一体的に形成された駆動回路収納室373に基板93の電子部品実装面が固定子3の端面と平行になるように配置し、駆動回路収納蓋375で覆われ収納されている。
また、回転子5も固定子3同様電磁鋼板を積層した回転子鉄心50の外周に樹脂成形により回転子鉄心50と一体的に磁石部53を形成するとともに、回転子鉄心50中心部に軸55を圧入等により固定している。
軸55には軸受7が取り付けられており、軸受7を固定子3に固定されたブラケット11等で保持することで、回転子5は軸受7を介して固定子3のティース303の回転子5対向面と所定の空隙もって回転自在に保持されている。
より具体的に固定子3へのブラケット11の固定について説明すると、ブラケット11は固定子3のモールド端面に形成された固定用凹部13にブラケット11の固定用凸部110を圧入し、固定されている。なお、固定用凸部110は固定用凹部13に圧入により収納しているため、モータ駆動等による固定子3の温度上昇により樹脂部が膨張した場合であっても、固定用凸部110の内径側部分でブラケット11を固定保持することができる。
ここで、固定用凹部13は固定子鉄心30を構成するスロット305上であって、隣接するコイル35間の樹脂部37に形成している。当該位置における樹脂部37にはティース303に集中巻されたコイル35の角部はR形状350となっているため、図2に示すように隣接するコイル35の互いに対向するR形状350により略三角形状のデッドスペース370が形成されている。
したがって、デッドスペース370に固定用凹部13を形成すれば、仮に図3に示すように適正な絶縁距離をLとすれば、同図に示すようにモータ全高をΔH抑制しつつ適正な絶縁距離Lを確保することができる。なお、図3には、単に固定子のモールド端面に凹部
を形成したモールドモータ(比較品)を同図左側に示し、本発明の具体的なモールドモータを右側に示している。
なお、隣接するコイル35相互がスロット305内で接触しているか否かに係らずモータ全高を低くすることができる。すなわち、接触していない場合はデッドスペース370の形状が略Y字形状となるのみで、適正な絶縁距離を確保するという点において、略三角形状の場合と機能上相違することはない。
本発明に係るモールドモータは、電気的絶縁に対する信頼性を維持しつつ全高を抑制した薄型モータが必要な各種家電製品等の電気機器等の用途にも適用することができる。
本発明のモールドモータを示す図 本発明のモールドモータの固定子断面を示す図 モールドモータの全高を比較した図
符号の説明
1 モールドモータ
3 固定子
30 固定子鉄心
303 ティース
305 スロット
33 絶縁材
35 コイル
350 R形状
37 樹脂部
370 デッドスペース
373 駆動回路収納室
375 駆動回路収納蓋
5 回転子
50 回転子鉄心
53 磁石部
55 軸
7 軸受
9 駆動回路
91 パワー素子
93 基板
11 ブラケット
110 固定用凸部
13 固定用凹部

Claims (1)

  1. 軸受を介して回転自在に保持される回転子と、ヨークと前記ヨークの径方向に放射状に突出したティースと前記ヨークと隣接する前記ティースにより形成されるスロットを有する固定子鉄心と、前記ティースに絶縁材を介して集中巻され前記スロットに収納されたコイルと、前記ティースの前記回転子と対向する面を除き前記固定子鉄心とコイルを樹脂でモールドした固定子と、前記固定子に固定され前記軸受を保持するブラケットを有するモールドモータにおいて、前記ブラケットに複数形成した固定用凸部を、前記スロット上であって、隣接する前記コイル間の樹脂部に形成した固定用凹部に圧入固定していることを特徴とするモールドモータ。

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