JP2005130273A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 人間の視覚周波数特性を考慮した画像評価を行うこと。
【解決手段】 実空間領域データである画像を空間周波数領域データに変換し(S308)、空間周波数領域データを人間の視覚周波数特性によって重み付け(S309)した後、実空間領域データに戻す(S310)。そして、実空間領域データの色軸毎の統計的なばらつき量を求め、当統計的ばらつき量を、画像から求まる可変結合係数と乗じ(S314)、結合した値を画像の画質評価値として求める。
【選択図】 図9

Description

本発明は、デジタルカメラやスキャナ等の画像生成装置で生成された画像の画質評価技術に関する。
また、本発明は画像生成装置で生成された画像の最適化技術に関する。
従来、デジタルカメラやイメージスキャナといった撮像装置や画像入力装置(以下、まとめて画像生成装置という)が生成する画像の画質評価方法としては、例えば特許文献1に記載されるような、以下の方法が知られている。すなわち、評価対象となる画像(以下、被評価画像)を直交変換して空間周波数分布を求め、この空間周波数分布を人間の視覚周波数特性(VTF:Virtual Transfer Function)で重み付け補正する。そして、この重み付け後、均等色空間に変換し、その均等色空間内での各軸毎の標準偏差を求め、その値に予め実験的に求めた一定の重み係数を乗じたものを被評価画像の画像評価値(装置のノイズ)とするものである。
また、特許文献1には、VTFが、観察距離や観察時の被評価画像の平均輝度、周囲輝度といった観察条件に応じて変化するものであることに鑑み、観察環境に応じた複数のVTFをテーブル化し、実際の観察環境に適したVTFをテーブルから読み出して使用することも開示されている。
また、従来、画像生成装置が生成した画像の最適化は、CIE LAB空間などの均等色空間で入力データと目標色データとの平均の色差ΔEが小さくなるようにDLS(Dumped Least Square)法などの最適化アルゴリズムを用いて色処理のパラメータを最適化することによって行われている。なお、入力データとは、デフォルトの色処理パラメータで補正された画像のRGB平均値を算出し、それを均等色空間であるCIE LABへ変換したデータであり、目標色データとは、マクベスチャートなどの色票を測色したデータである。
特開平9−284429号公報
特許文献1記載の画像評価方法においては、実際の観察環境に近いVTFが存在すれば再現性の良い評価結果が得られると考えられる。しかしながら、実際の観察環境はさまざまであるため、想定される観察環境毎のVTFを予め求めてテーブル化する作業は膨大であり、また効率的であるとは言えなかった。さらに、特許文献1記載の評価方法は、対象が無彩色の色票に限定されていた。
また、従来の画像の最適化方法では、入力データとターゲットデータとの色差ΔEのみを最小とするアルゴリズムのため、重要色などで必要以上にノイズが目立つ解を求めている可能性がある。
本発明はこのような従来技術の問題点を解決することをその主な目的とするものである。
すなわち、本発明の要旨は、人間の視覚特性を考慮して画像の画質評価を行うための画像処理装置であって、実空間領域データである画像を空間周波数領域データに変換する手段と、空間周波数領域データを人間の視覚周波数特性によって重み付けした後、実空間領域データに戻す手段と、実空間領域データの色軸毎の統計的なばらつき量を求め、当統計的ばらつき量を、画像から求まる係数と乗じ、結合した値を画像の画質評価値として求める手段とを有することを特徴とする画像処理装置に存する。
また、本発明の別の要旨は、画像データに色処理パラメータを用いて色処理を行う画像処理装置であって、色処理パラメータを最適化するパラメータ最適化手段を有し、パラメータ最適化手段が、色差とノイズ量の線形結合で表される画質評価関数を最小化するように色処理パラメータを最適化することを特徴とする画像処理装置に存する。
また、本発明の別の要旨は、人間の視覚特性を考慮して画像の画質評価を行うための画像処理方法であって、実空間領域データである画像を空間周波数領域データに変換するステップと、空間周波数領域データを人間の視覚周波数特性によって重み付けした後、実空間領域データに戻すステップと、実空間領域データの色軸毎の統計的なばらつき量を求め、当統計的ばらつき量を、画像から求まる係数と乗じ、結合した値を画像の画質評価値として求めるステップとを有することを特徴とする画像処理方法に存する。
また、本発明の別の要旨は、画像データに色処理パラメータを用いて色処理を行う画像処理方法であって、色処理パラメータを最適化するパラメータ最適化ステップを有し、パラメータ最適化ステップが、色差とノイズ量の線形結合で表される画質評価関数を最小化するように色処理パラメータを最適化することを特徴とする画像処理方法に存する。
また、本発明の別の要旨は、本発明の画像処理方法をコンピュータに実行させるプログラムに存する。
また、本発明の別の要旨は、本発明のプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に存する。
本発明によれば、可変結合係数を導入することにより、より簡便な方法で様々な条件における画像を評価することが可能となる。また、色差とノイズの線形結合から表される評価関数を最小化するように色処理パラメータを最適化することにより、色再現とノイズのバランスが取れた画像処理を行うことが可能となるという効果を実現することができる。
また、ユーザが色票の色差とノイズ量とに与える重みや、γLUT、色変換マトリクス等を調整可能とすることで、ノイズレベルを考慮した色再現をユーザーの好みの画質になるように設定することができる。これにより、例えば空色を重要色とした場合、色再現性は良好であるがノイズが目立つといったことを回避できる。
以下、図面を参照して本発明をその好適な実施形態に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像処理システムの構成例を示すブロック図である。
図1において、画像処理システムは、色票3を撮影する、デジタルカメラやスキャナなどの画像入力装置1と、色補正パラメータカスタマイズ装置2とから構成されている。
画像入力装置1は、撮影レンズとCCD等の画像センサよりなる撮像部101、画像データおよび色処理パラメータの外部とのインターフェイスであるデータ入出力部102、撮像部101で取得した被写体像から、色処理パラメータ保持部104に格納された色処理パラメータを用いて処理を行い、画像データを形成する画像処理部103、色処理パラメータを保持する色処理パラメータ保持部104及び、撮影中の画像を表示する液晶ディスプレイ等の表示部105から構成される。
また、色補正パラメータカスタマイズ装置2において、データ入出力部201は画像データおよび色処理パラメータ、ターゲットデータの外部とのインターフェイスである。画像処理部202は撮像部101で取得した被写体像から、色処理パラメータ保持部207に格納された色処理パラメータを用いて処理を行い、画像データを形成する。平均値算出部203はデータ入出力部201から入力した画像データの各パッチのRGB平均値を算出する。
ターゲットデータ変更部204は、入力データおよびターゲットデータをCIE LABで規定される色空間のab平面上もしくは入出力RGB平面上にプロットしたデータを表示し、ユーザがターゲットデータを必要に応じてUI(User Interface)上で好みの色になるように調整することを可能にする。
画質評価部205はデータ入出力部201から読み込んだ画像データを、画像処理部202を通して処理した後の画質の評価値を算出する。パラメータ最適化部206は画質評価部205で算出された評価値を最小にするよう、色処理パラメータ保持部207に格納されている色処理パラメータを例えばDLS(Dumped Least Square)法などを用いて最適化する。色処理パラメータ保持部207は色処理パラメータを、入力データ、ターゲットデータ保持部208は入力データ、およびターゲットデータをそれぞれ保持する、
表示部209は、データ入出力部201から読み込んだ画像データを、画像処理部202を通して処理した後の画像を表示する。パラメータ変更部210は、画像処理部202を通して処理した後の画像が好みの画質になるように、ユーザーがUIを介して色処理パラメータを調整することを可能にする。
重み値変更部211は、画像処理部202を通して処理した後の画像が好みの画質になるように、画質評価部205で算出される評価値の重み値をユーザーがUIを介して調整することを可能にする。
<画像処理システムの動作>
以下、本実施形態に係る画像処理システムの動作を説明する。
本実施形態では、画質を複数の観点から客観的に評価し、それら複数の評価値の重み付けをユーザーが選択することにより画質評価関数を設定し、その評価値が最小となるように自動的に色処理パラメータの最適化を行うか、あるいはユーザーがUI上で好み評価値となるように色処理パラメータを最適化し、決定された色処理パラメータにより処理された出力画像を得るものである。
<画像入力装置1での処理>
まず、ユーザーが不図示の電源スイッチをONにすると、画像処理部103は、撮像部101を通して取得した画像データから、色処理パラメータ保持部104に格納されたパラメータを使用して表示用画像を生成し、表示部105に表示する。ユーザーは表示部105に表示された画像を見て、カメラの構図を決め、不図示のシャッターボタンを押し、撮影を行う。シャッターボタンが押されると、画像処理部103は、撮像部101で取得した画像データから色処理パラメータ保持部104に格納されたパラメータを使用して、色補正や、明るさ補正等の画像処理を行い、処理後の画像データをデータ入出力部102を通して出力する。
なお、処理後の画像データはケーブルや無線などの通信媒体を介して色処理パラメータカスタマイズ装置2に直接出力しても良いし、画像入力装置1が例えば内蔵するコンパクトフラッシュ(登録商標)などの記録媒体に出力しても良い。
なお、色処理パラメータ保持部104に、撮像部101から取得した画像データをそのままデータ入出力部102に出力するようなパラメータを設定すれば、画像処理部103での処理は実質的に行われず、撮像部101を通して取得した生の画像データを取得することが出来る。
<色票3>
図2に色票3の例を示す。色票3としては、たとえばグレタグマクベス社のColorCheckerなど、全ての色相をまんべんなく網羅し、グレーの階調も持っている市販のチャートを好適に用いることが出来る。
<色処理パラメータカスタマイズ装置2での処理>
図3は、本実施形態における色処理パラメータカスタマイズ装置2の処理を示すフローチャートである。
ステップS1において、画像入出力部201において画像データを読み込む。読み込んだ画像を入力データとする。入力データは、画像1枚分でも良いし、同じ色票を異なる露出で撮影した複数の画像であってもよい。入力データは入力データ、ターゲットデータ保持部208に格納される。
ステップS2において、ターゲットデータを入力する。ターゲットデータは、例えば色票3自体をグレタグマクベス社のSpectroLinoなどの測色システムで測定したCIE LABデータを用いることができる。ターゲットデータは入力データ、ターゲットデータ保持部208に格納される。
ステップS3において、平均値算出部203において、入力データの各パッチの平均値を求める。例えば平均値は入力データがRGBやIEC61966-2-1で規定されるsRGB空間の値であると仮定し、白色点をD65としてCIE LAB空間の値に変換したものを表示する。
ステップS4において、ターゲットデータ変更部204は、入力データの各パッチの平均値とターゲットデータを変更可能に表示部209に表示する。図4に表示例を示す。
図4において、2041が各パッチの入力データ、2042がターゲットデータである。データ自体は、CIE LABで規定された空間の、a**平面、L**平面、L**平面のいずれかにマッピングしたものを表示しており、同じパッチを複数露出で撮影したデータを一連のデータ系列として直線、もしくはスプライン曲線などで結んで表示する(直線、曲線は図示せず)。これにより、ユーザは直線やスプライン曲線で結ばれたデータが、もともと同じパッチであることをGUI上で容易に理解できる。
ユーザは、ステップS5において、ポインタ2043を例えばキーボードやマウスといった入力装置によって操作し、ターゲットデータを変更することが出来る。このとき、好みによってたとえば肌色の赤味を強めたり、空の青色を強めたりすることが出来る。ターゲットデータ変更部204は、ユーザからの指示に応答してターゲットデータを変更し、変更を表示データにフィードバックする。これにより、ユーザは表示部209の表示を見ながら、リアルタイムに変更内容を把握しながらターゲットデータの編集を行うことが出来る。
編集終了の指示を受けると、ターゲットデータ変更部204は変更されたターゲットデータをターゲットデータ保持部208に格納する。
ステップS6において、画像処理部202は、色処理パラメータ保持部207に設定されている色処理パラメータを使用して、入力データに対して色処理を行う。そして、処理後のRGBデータを処理データとする。
ステップS7において、平均値算出部203は、処理データの各パッチの平均値を求める。ステップS3での処理と同様、例えば平均値は入力データがRGBやIEC61966-2-1で規定されるsRGB空間の値であると仮定し、白色点をD65としてCIE LAB空間の値に変換したものを表示する(すなわち、均等色空間へ変換した値を表示する)。なお、均等色空間としてCIE LUVを用いても良い。
ステップS8において、画質評価部205は処理データの画質を評価する。
ここで、図5に示すフローチャートを用いて、ステップS8において画質評価部205が行う画質評価処理の詳細を説明する。はじめに、ステップS101で各色票(本実施形態ではID0〜15の計16の色票を用いるものとする)の重み値である色差重みwEi,ノイズ重みwNiをそれぞれの入力欄2051、2052に入力装置を用いて入力する。これらの重み値wEi,wNiは、例えば図6に示すように重み値変更部211が表示部209に表示するGUIを用い、ユーザが好みの画質となるように入力可能とすることが好ましい。図6に示されるように、色票はID入力欄2053にIDを入力して特定可能である。
次にステップS102で色再現性を評価し、ステップS103でノイズを評価する。本実施形態において、色票の色再現性とノイズについての評価関数をそれぞれE,Nと表す。なお、色再現性評価関数Eiの値(色差)とノイズ評価関数Niの値(ノイズ)はそれぞれ小さいほど良いものとする。色再現性EiとノイズNiの評価方法の詳細は後述する。ステップS104において、全ての色票について評価が終了したことが検出されると、ステップS105で画質評価を行う。ここで、ステップS105における画質評価は、全体の評価関数Iによって行う。各色票の評価関数をIiとすると、全体の評価関数Iは
のように算出される。
なお、画質評価は色再現性及びノイズに基づいて行われるものに限定されるものでなく、鮮鋭性や階調性など、他の評価項目を用いて評価しても良いし、組み合わせる評価項目とその数も適宜選択可能である。
図3に戻り、ステップS9において、パラメータ最適化部206は、色処理パラメータの最適化を行う。最適化の際には、DLS法などを用いて、画質評価部205が算出する全体画質評価関数Iがなるべく小さくなるように色処理パラメータを最適化する。換言すれば、色差とノイズ量の線形結合で表される評価関数を最小化するように色処理パラメータを最適化する。このとき、焼きなまし法(Simulated Annealing)などを用いて極小解(Local Minimum)に陥る危険性を回避する試みがなされているとなお良い。
また、重み値wEi,wNiを大きく設定すれば、計算上の評価値が大きくなるため、その評価値の改善率は高まる。例えば、空色色票の色再現性は許容できるが、ノイズが許容できない場合は、ノイズNiにかかる重み値wNiを大きく設定し、ノイズを抑える最適化を行うことが可能となる。
ここで、色処理のひとつである色変換を行う色変換マトリクスのパラメータ最適化の場合を考える。色変換マトリクスのパラメータは次式のように示される。
ここでa11〜a33が色変換マトリクスの色処理パラメータで、R,G,Bは入力データ、R’G’B’は色処理パラメータによって変換された処理データである。そして、パラメータ最適化部206で、前述のDLS法などを用いて評価関数Iをなるべく小さくするようにパラメータを設定すれば最適なパラメータが得られる。
なお、ここでは3×3=9パラメータ(1次Matrix)の色変換マトリクスを例示したが、色再現の精度や計算コストとの兼ね合いにより、3×9=27パラメータ(2次Matrix)や3×20=60パラメータ(3次Matrix)の色変換マトリクスを用いても良い。
さらに、色処理のひとつであるγ変換に用いるγルックアップテーブル(以下γLUT)のパラメータ最適化の場合を考える。γLUTパラメータは図7の入出力特性曲線2061として与えられる。入出力ともに8bitならば、256パラメータとなるが、実際にパラメータを求める際には図7に示す各色票の点2062のみを求め、各点間を例えば直線、もしくはスプライン曲線などで結んだ線をパラメータとすると良い。
求めたパラメータが図7の入出力特性曲線2062となることを仮定すると、曲線におけるノイズの入出力関係は、図7のノイズ波形2063として考えられる。図より特性曲線2062の傾きが小さい領域では出力側のノイズが減衰され、特性曲線の傾きが大きい領域ではノイズが増幅されることがわかる。
最適な入出力特性を表すパラメータを求めるには、パラメータ最適化部206で、前述のDLS法などを用いて評価関数Iをなるべく小さくするようにパラメータの最適化を行えば良い。
ステップS10において、最適化されたパラメータを色処理パラメータ保持部207に保存する。
ステップS11において、最適化された色処理パラメータを用いて画像処理を行った結果とともに、各色票の評価関数Ei,Ni、及びIを表示部209に表示する。ここで、Ei,NiおよびIは、例えば図12に示すように各色票(ID0〜15)のターゲットデータ、最適化後のパラメータで入力データを処理した後の処理データ(図12では最適化後入力データと記述)、重み値wEi,wNi、評価関数Ei,Niを一覧で表示し、最後に評価関数Iを表示するようにすると、判断しやすい。
ステップS12において、パラメータ変更部210は、例えば図13に示すようなGUIを表示部209に表示する。ユーザは、キーボードやマウス等、GUIの操作に通常用いられる入力装置を用い、必要に応じて色処理パラメータ調整することが可能である。図13示すGUIは、γLUTを調整する場合の例を示している。γLUT2070上の色票点2071の1つを例えばポインタカーソル2072で選択し、マウスをドラッグするか、キーボードの矢印キーなどを用いて上下に操作してパラメータを調整することができる。
そして、γLUT2070の下部には出力画像2074が表示されており、表示中のγLUT2074を用いて色補正された出力画像2074をリアルタイムに表示することで、ユーザは調整の結果をその場で確認しながらパラメータの調整を行うことが可能である。また、γLUT2070及び出力画像2074の他にも、Ei,NiおよびIを表示すれば、ユーザーは表示されたノイズや色再現性を元に、ノイズレベルを考慮した好みの色再現を設定することができる。表示されるノイズや色再現性は複数のパッチに対して表示することも可能である。なお、変更できるパラメータはγLUTのみでなく、色変換マトリクスを変更可能に構成することも可能である。この場合、例えばγLUT2070の代わりにマトリクスの各要素を変更可能に表示すればよい。
ステップS13において、最適化を終了するかどうかの判断をする。この判断は例えば継続の有無をユーザに問い合わせるGUIを表示部209に表示し、ユーザ指示の結果によって行うことができる。再び最適化を行うときはステップS6へ、最適化を終了するときは、ステップS14に進む。
ステップS14において、最適化された色処理パラメータをデータ入出力部201に出力し、画像入力装置1にアップロードする。
<ステップS102での色再現性評価>
次に、図5のステップS102で行う色再現性評価処理の詳細について、図8のフローチャートを用いて説明する。
ステップS201において、まず図3のステップS7で平均値算出部203が求めたRGB平均値を取得する。
ステップS203において、評価関数Eiを求める。すなわち、ステップS201で取得した各平均値を(Li、ai、bi)、対応する各ターゲットデータを(LTi、aTi、bTi)としたとき、各色票の評価関数をEiは、
のように算出される。
<ステップS103でのノイズ評価>
次に、図5のステップS103で行うノイズ価処理の詳細について、図9のフローチャートを用いて説明する。
ステップS301において、図3のステップS6で求められた色処理後のRGBデータを取得する。サイズはN×N[pixel](Nは2のべき乗)とする。
ステップS302において、まずステップS301で取得したRGBの処理データから三刺激値X,Y,Zを求め、均等色空間(例えばCIE LUVとする)へ変換する。まず、三刺激値X,Y,Zを求める。例えばIEC61966-2-1で規定されるsRGBであるとすると、以下のように求めることができる。
入力データをR,G,B(各8ビット)とすると、
もしR’sRGB,G’sRGB,B’sRGB≦0.04045ならば
もしR’sRGB,G’sRGB,B’sRGB>0.04045ならば
とし、以下の変換を行う
さらに、均等色空間へ変換する。例えばCIE LUVへ変換するには以下の式となる。
なお、均等色空間としてCIE LABを用いても良い。
ステップS303において、処理データの明度平均値を算出する。算出された明度平均値により、図10の可変結合係数α(L*),β(L*),γ(L*)が決定できる。可変結合係数α(L*),β(L*),γ(L*)は、異なる明度により明度ノイズと色度ノイズがどの程度知覚されるかの被験者実験を行うことによって、あらかじめ求めたものである。これは、明度の異なる画像にノイズを付加した場合に、同じノイズを付加しても人間は異なる知覚を持つことを表している。可変結合係数は、離散的に明度の異なる複数の画像ノイズの知覚量を近似曲線で補間したものである。
このように、被評価画像の明度ごとに、人間の主観評価に合うように重み係数を実験的に求め、離散的に異なる明度の係数を近似曲線で補完し、明度に応じて変化する可変結合係数を導入することで、VTFを観察環境に応じてテーブル化せずに、様々な明度の色票を評価できる。
ステップS304において、画像の平均色度成分(色度直流成分)を取り除く。具体的には、色度軸に対して直交変換を行い、空間周波数領域信号へ変換し、色度直流成分を0とした後、逆直交変換を行い元の空間領域データに戻す。例えば、色空間としてCIE LUVを、直交変換として離散フーリエ変換を用いる場合、以下のように記述できる。
*,u*,v*画像データを、それぞれl(nx,ny),u(nx,ny),v(nx,ny)とする。そして、色度成分のu(nx,ny),v(nx,ny)の2次元離散フーリエ変換より、空間周波数応答U(ux,uy),V(ux,uy)を求める。なおux,uyはそれぞれx(画像縦方向),y(画像横方向)軸の空間周波数である。ここでU(0,0)=0,V(0,0)=0とし、画像の色度周波数直流成分をカットし、平均色度を取り除く。被評価画像の平均色度成分を取り除くことで、無彩色軸上のVTFでもカラーチャート評価に対応することができる。
次に、逆変換を行い空間データに戻す。例えば逆変換として逆離散フーリエ変換を用いると以下の式となる。U(ux,uy),V(ux,uy)を2次元離散逆フーリエ変換し、空間データu^(nx,ny),v^(nx,ny)に戻す。
ここで、l(nx,ny),u^(nx,ny),v^(nx,ny)をL*,u^*,v^*とする。そして、L*,u^*,v^*からRD,GD,BDを求める。この時点で、画像はノイズが含まれるグレイ画像となる。また、周波数領域でなく空間領域で同様の処理をしてもよい。空間領域での処理の場合は、各色度平均値を求め、その平均値を画像データから減算すればよい。
ステップS305において、三刺激値XD,YD,ZDを求める。例えばIEC61966-2-1で規定されるsRGBとするとステップS302で説明した式を用いることが出来る。
ステップS306において、白色色度点を変換する。sRGBの白色色度点を反対色応答の色度座標へ変換する。例えば、ISO 15739に規定される色順応式を使うと、以下のように記述できる。
ステップS307において、三刺激値を反対色応答に変換する。XS,YS,ZSを、Moppositeにより反対色応答SW-K,SR-G,SY-Bへ変換する。
ステップS308において、反対色応答SW-K,SR-G,SY-Bを2次元離散フーリエ変換し、2次元の空間周波数領域データを求める。
ステップS309において、2次元の空間周波数領域データに対し、図11(a)(b)(c)の2次元の視覚空間周波数特性VTF2D(ux,uy)を重み付けする。VTF2D(ux,uy)は輝度、色度によって異なるものを用いる。(a)はSW-K,(b)はSR-G,(c)はSY-BのVTFである。
ステップS310において、2次元離散逆フーリエ変換により、空間領域へ変換する。
ステップS311において、反対色応答を、Moppositeの逆行列M-1 oppositeにより三刺激値へ変換する。
ステップS312において、反対色応答の色度座標を、Madaptの逆行列M-1 adaptにより元の白色点へ変換する。
ステップS313において、三刺激値から均等色空間、例えばCIE LUVへ変換する。
ステップS314において、均等色空間の各軸の標準偏差より、Niを求める。例えばL*,u*,v*の標準偏差σL*,σu*,σv*を求め、式に代入する。
<他の実施形態>
上述の実施形態においては、画像入力装置を有する画像処理システムについて説明したが、画像入力装置は必須ではない。また、色補正パラメータカスタマイズ装置と同等の機能を複数の機器から構成されるシステムによって実現しても良い。
尚、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、記録媒体から直接、或いは有線/無線通信を用いて当該プログラムを実行可能なコンピュータを有するシステム又は装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータが該供給されたプログラムを実行することによって同等の機能が達成される場合も本発明に含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給、インストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明に含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記録媒体、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−R、DVD−RW等の光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリなどがある。
有線/無線通信を用いたプログラムの供給方法としては、コンピュータネットワーク上のサーバに本発明を形成するコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイル等、クライアントコンピュータ上で本発明を形成するコンピュータプログラムとなりうるデータファイル(プログラムデータファイル)を記憶し、接続のあったクライアントコンピュータにプログラムデータファイルをダウンロードする方法などが挙げられる。この場合、プログラムデータファイルを複数のセグメントファイルに分割し、セグメントファイルを異なるサーバに配置することも可能である。
つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムデータファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるサーバ装置も本発明に含む。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件を満たしたユーザに対して暗号化を解く鍵情報を、例えばインターネットを介してホームページからダウンロードさせることによって供給し、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
本発明の実施形態に係る画像処理システムの構成例を示す図である。 本実施形態に用いる色票3の例を示す図である。 色処理パラメータカスタマイズ装置2における処理を示すフローチャートである。 ターゲットデータ変更部204が提示するGUIの例を示す図である。 図3のステップS8で行う画質評価部の処理の詳細を示すフローチャートである。 重み値変更部210が提示するGUIの例を示す図である。 γルックアップテーブルパラメータと入出力関係を示す図である。 図5のステップS102の処理の詳細を示すフローチャートである。 図5のステップS103の処理の詳細を示すフローチャートである。 明度と可変結合係数の関係を示す図である。 本実施形態で用いる視覚周波数特性(VTF)を示す図である。 各色票の評価関数Ei,Ni,及びIの表示例を示す図である。 パラメータ変更部210が表示するGUIの例を示す図である。
符号の説明
1 画像入力装置
2 色処理パラメータカスタマイズ装置
3 色票
101 撮像部
102 データ入出力部
103 画像処理部
104 色処理パラメータ保持部
105 表示部
201 データ入出力部
202 画像処理部
203 平均値算出部
204 ターゲットデータ変更部
205 画質評価部
206 パラメータ最適化部
207 色処理パラメータ最適化部
208 入力データ・ターゲットデータ保持部
209 表示部
210 パラメータ変更部
211 重み値変更部

Claims (14)

  1. 人間の視覚特性を考慮して画像の画質評価を行うための画像処理装置であって、
    実空間領域データである画像を空間周波数領域データに変換する手段と、
    前記空間周波数領域データを人間の視覚周波数特性によって重み付けした後、実空間領域データに戻す手段と、
    実空間領域データの色軸毎の統計的なばらつき量を求め、当該統計的ばらつき量を、前記画像から求まる係数と乗じ、結合した値を前記画像の画質評価値として求める手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像から求まる係数は、画像の平均的明るさから求まる係数であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. さらに、前記画像データの均等色空間上での平均色度を除去する手段を有することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記統計的なばらつき量は、前記均等色空間の各軸毎の標準偏差であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 画像データに色処理パラメータを用いて色処理を行う画像処理装置であって、
    前記色処理パラメータを最適化するパラメータ最適化手段を有し、
    前記パラメータ最適化手段が、色差とノイズ量の線形結合で表される画質評価関数を最小化するように色処理パラメータを最適化することを特徴とする画像処理装置。
  6. 前記色差は、最適化前の前記色処理パラメータで処理された後の画像データの平均値と、ターゲットデータとの、均等色空間上の距離であることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記ノイズ量は、請求項1記載の画質評価値であることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 前記画質評価関数における前記色差と前記ノイズ量のそれぞれに重み付けが可能であり、
    前記重み付けの量をユーザが設定可能であることを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 前記パラメータ最適化手段が前記設定された重み付け量を有する前記画質評価関数を最小化するように色処理パラメータを最適化し、
    最適化した色処理パラメータを用いて前記画像データを処理した結果を表示する表示手段を更に有することを特徴とする請求項8記載の画像処理装置。
  10. 前記色処理パラメータがγ変換又は色変換用パラメータであり、前記色処理パラメータの値をユーザが変更可能であることを特徴とする請求項5乃至請求項9のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  11. 人間の視覚特性を考慮して画像の画質評価を行うための画像処理方法であって、
    実空間領域データである画像を空間周波数領域データに変換するステップと、
    前記空間周波数領域データを人間の視覚周波数特性によって重み付けした後、実空間領域データに戻すステップと、
    実空間領域データの色軸毎の統計的なばらつき量を求め、当該統計的ばらつき量を、前記画像から求まる係数と乗じ、結合した値を前記画像の画質評価値として求めるステップとを有することを特徴とする画像処理方法。
  12. 画像データに色処理パラメータを用いて色処理を行う画像処理方法であって、
    前記色処理パラメータを最適化するパラメータ最適化ステップを有し、
    前記パラメータ最適化ステップが、色差とノイズ量の線形結合で表される画質評価関数を最小化するように色処理パラメータを最適化することを特徴とする画像処理方法。
  13. 請求項11又は請求項12に記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるプログラム。
  14. 請求項13記載のプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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CN111199540A (zh) * 2019-12-27 2020-05-26 Oppo广东移动通信有限公司 图像质量评价方法、装置、电子设备及存储介质

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