JP2005130237A - 映像信号処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画質妨害成分(ドット妨害成分やクロスカラー妨害成分)を含むコンポーネント映像信号の画質妨害成分を取り除くことができ、コンポーネント映像信号の画質を向上させることができる映像信号処理装置を提供する。
【解決手段】 簡易型Y/C分離回路13はコンポジット映像信号を3次元処理することなく第1の輝度信号と第1の色信号とに分離する。色復調回路14は第1の色信号を第1の色差信号に色復調する。3次元処理部16は第1の輝度信号及び第1の色差信号またはコンポーネント映像信号を構成する第2の輝度信号及び第2の色差信号を3次元処理して、画質妨害成分を除去する。セレクタ15は3次元処理部16に第1の輝度信号及び第1の色差信号または第2の輝度信号及び第2の色差信号を選択的に供給する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンポジット映像信号及びコンポーネント映像信号を入力映像信号とする映像信号処理装置に係り、コンポーネント映像信号の画質を向上させることができる映像信号処理装置に関する。
画像表示装置に入力する映像信号としては、NTSC信号やPAL信号等の輝度(Y)信号と色(C)信号とが複合されたコンポジット映像信号と、Y信号とC信号または色差信号とが分離されたコンポーネント映像信号とがある。コンポジット映像信号を入力映像信号とする際には、Y信号とC信号とを精度よく分離しないと、Y信号にC信号成分が混入するドット妨害や、C信号にY信号が混入するクロスカラー妨害が発生してしまう。そこで、これらのドット妨害やクロスカラー妨害がなく、高画質の映像を表示するには、Y信号とC信号とを精度よく分離する必要がある。
Y信号とC信号とを精度よく分離するため、フレーム相関を利用した動き適応型3次元Y/C分離回路が用いられている。動き適応型3次元Y/C分離回路は、動画部分についてはライン相関を利用した2次元処理を行い、静止画部分についてはフレーム相関を利用した3次元処理を行って、Y信号とC信号とを分離するものである。
図7は、コンポジット映像信号及びコンポーネント映像信号を入力映像信号とし、3次元Y/C分離回路を備えた一般的な映像信号処理装置の概略構成を示すブロック図である。図7において、入力端子1にはコンポジット映像信号が入力され、入力端子2にコンポーネント映像信号が入力さる。コンポジット映像信号は動き適応型3次元Y/C分離回路3に入力され、3次元Y/C分離回路3はフレームメモリ4によってフレーム遅延させた信号を用いて3次元Y/C分離を行う。ここでは3次元Y/C分離回路3及びフレームメモリ4を極めて簡略化して概念的に図示している。3次元Y/C分離回路3より出力されたY信号とC信号は色復調回路5に入力される。色復調回路5はC信号を色復調して色差(CD)信号に変換し、さらにY信号を遅延させてY信号とCD信号との時間合わせを行って出力する。
色復調回路5より出力されたY信号とCD信号はスイッチ6の端子aを介して出力端子7へと供給される。出力端子7より出力されたY信号とCD信号は図示していない他の信号処理回路へと供給されて、表示部にて表示されることとなる。入力端子2に入力されたコンポーネント映像信号(Y信号とCD信号)は3次元Y/C分離回路3及び色復調回路5での処理を施す必要はないので、スイッチ6の端子bを介して出力端子7へと供給される。図示していない制御部によって、スイッチ6が、入力映像信号がコンポジット映像信号であれば端子aを選択し、入力映像信号がコンポーネント映像信号であれば端子bを選択するよう切り換える。
なお、コンポジット映像信号の画質を向上させる公知例としては、一例として下記の特許文献1に記載のものがある。
特開2003−70018号公報
コンポーネント映像信号は本来Y信号とCD信号とが分離された信号であるためドット妨害成分やクロスカラー妨害成分はないはずであるが、デジタル放送等において放送局から送信されるハイビジョン(HD)信号を含むコンポーネント映像信号は、NTSC信号等のスタンダード(SD)信号をアップコンバーとした信号であったり、放送局での蓄積や編集過程において一旦コンポジット映像信号に変換された後コンポーネント映像信号に戻された信号である場合がある。このようなコンポーネント映像信号は、ドット妨害成分やクロスカラー妨害成分を多く含むことがある。
図7にて説明した従来の映像信号処理装置では、ドット妨害成分やクロスカラー妨害成分を含むコンポーネント映像信号に対しては3次元処理を行うことができないので、ドット妨害やクロスカラー妨害が発生してしまうという問題点があった。図7の構成において、コンポーネント映像信号に対しても3次元処理を行うよう回路を追加すればドット妨害成分やクロスカラー妨害成分を取り除くことが可能であるが、回路規模が増大し、大幅なコストアップとなってしまう。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたものであり、回路規模の増大やコストアップを最小限に抑えつつ、入力映像信号が画質妨害成分(ドット妨害成分やクロスカラー妨害成分)を含むコンポーネント映像信号であっても画質妨害成分を取り除くことができ、コンポーネント映像信号の画質を向上させることができる映像信号処理装置を提供することを目的とする。
本発明は、上述した従来の技術の課題を解決するため、コンポジット映像信号とコンポーネント映像信号とを入力する映像信号処理装置において、前記コンポジット映像信号を3次元処理することなく第1の輝度信号と第1の色信号とに分離する簡易型Y/C分離回路(13)と、前記第1の色信号を第1の色差信号に色復調する色復調回路(14)と、前記第1の輝度信号及び前記第1の色差信号または前記コンポーネント映像信号を構成する第2の輝度信号及び第2の色差信号を3次元処理して、を除去する3次元処理部(16)と、前記3次元処理部に前記第1の輝度信号及び前記第1の色差信号または前記第2の輝度信号及び前記第2の色差信号を選択的に供給するセレクタ(15)とを備えて構成したことを特徴とする映像信号処理装置を提供する。
また、この構成に加え、前記3次元処理部は、前記第1の輝度信号と前記第1の色信号とを混合する混合器を備え、前記混合器より出力された混合信号を3次元処理して画質妨害成分を除去した第3の輝度信号を生成することを特徴とする映像信号処理装置を提供する。
さらに、上記の構成に加え、前記3次元処理部に入力された輝度信号及び色差信号対して3次元処理を行わないよう、前記3次元処理部における3次元処理を選択的に停止させるよう制御する制御手段を備えることを特徴とする映像信号処理装置を提供する。
本発明の映像信号処理装置によれば、回路規模の増大やコストアップを最小限に抑えつつ、入力映像信号が画質妨害成分(ドット妨害成分やクロスカラー妨害成分)を含むコンポーネント映像信号であっても画質妨害成分を取り除くことができ、コンポーネント映像信号の画質を向上させることができる。入力映像信号がコンポジット映像信号の場合も同様に、ドット妨害やクロスカラー妨害のない高画質な映像とすることができる。
以下、本発明の映像信号処理装置について、添付図面を参照して説明する。図1は本発明の映像信号処理装置の第1実施形態を示すブロック図、図2は図1中の3次元処理部16の具体的構成例を示すブロック図、図3は本発明の映像信号処理装置の第2実施形態を示すブロック図、図4は図1中の3次元処理部16’の具体的構成例を示すブロック図、図5は本発明の映像信号処理装置の第3実施形態を示すブロック図、図6は本発明の映像信号処理装置の第4実施形態を示すブロック図である。
<第1実施形態>
図1において、入力端子11にはコンポジット映像信号が入力され、入力端子12にコンポーネント映像信号が入力さる。コンポジット映像信号は簡易型Y/C分離回路13に入力される。簡易型Y/C分離回路13とはフレームメモリを備えない(3次元処理しない)Y/C分離回路であり、例えば色副搬送波周波数(NTSC方式の場合は3.58MHz)を中心帯域として抽出するバンドバスフィルタ、ライン相関を用いた櫛型フィルタ、2次元Y/C分離回路である。簡易型Y/C分離回路13は簡易的にY信号とC信号とを分離する。簡易型Y/C分離回路13より出力されたY信号とC信号は色復調回路14に入力される。色復調回路14はC信号を色復調して色差(CD)信号に変換し、さらにY信号を遅延させてY信号とCD信号との時間合わせを行って出力する。
色復調回路14より出力されたY信号とCD信号はセレクタ15の端子aに入力される。入力端子12に入力されたコンポーネント映像信号はセレクタ15の端子bに入力される。セレクタ15は図示していない制御手段(例えばマイクロコンピュータ)による制御によって、コンポジット映像信号入力(選択)時は端子aに接続し、コンポーネント映像信号入力(選択)時は端子bに接続する。コンポジット映像信号を入力(選択)したかコンポーネント映像信号を入力(選択)したかは、映像信号の供給源として選択したチューナの種別(アナログチューナであるかデジタルチューナであるか)や、外部入力端子の種別(コンポジット入力端子であるかD入力端子であるか)等によって識別することができる。
セレクタ15の出力は3次元処理回路17とフレームメモリ18とを備える3次元処理部16に入力される。ここでは3次元処理部16を極めて簡略化して概念的に図示している。第1実施形態では、コンポジット映像信号を分離して得たY信号,CD信号と、コンポーネント映像信号として入力されたY信号,CD信号とのいずれの場合であっても、3次元処理部16に供給して3次元処理を行う。3次元処理されたY信号,CD信号は出力端子19より出力される。出力端子19より出力されたY信号,CD信号は図示していない他の信号処理回路へと供給されて、表示部にて表示されることとなる。
ここで、図2を用いて3次元処理部16の具体的構成及び動作について説明する。図2において、入力端子161にはY信号が入力される。Y信号はフレームメモリ181と動き検出回路171と加算器173とセレクタ177に入力される。フレームメモリ181は入力されたY信号を1フレーム遅延して動き検出回路171に供給する。動き検出回路171は入力端子161に入力されたY信号とフレームメモリ181によって1フレーム遅延されたY信号とを用いて画像の動きを検出する。加算器173は、フレームメモリ181より出力されたY信号と入力端子161に入力されたY信号とを加算する。加算器173の出力は除算器175に入力される。除算器175は加算器173の出力を1/2にしてセレクタ177の端子aに供給する。セレクタ177の端子bには入力端子161に入力されたY信号が供給される。
動き検出回路171は、画像に動きがあると判定した動画領域においては端子bを選択するようセレクタ177を制御し、画像に動きがないと判定した静止画領域においては端子aを選択するようセレクタ177を制御する。静止画領域においてドット妨害成分を除く本来のY信号は、現フレーム(入力端子161に入力されたY信号)とそれを1フレーム遅延した信号である前フレーム(フレームメモリ181より出力されたY信号)とで同位相である。これに対し、ドット妨害成分は現フレームと前フレームとで位相が逆転する。加算器173によってフレームメモリ181より出力されたY信号と入力端子161に入力されたY信号とを加算することによって、Y信号に含まれているドット妨害成分のみを相殺して除去することができる。
静止画領域においてドット妨害成分が除去されたY信号は出力端子163より出力される。第1実施形態においては、コンポジット映像信号を分離して得たY信号だけでなく、コンポーネント映像信号として入力されたY信号に対しても3次元処理を行うので、ドット妨害成分を含むコンポーネント映像信号が入力された場合でも静止画領域においてドット妨害成分を除去することができ、コンポーネント映像信号の画質を向上させることができる。
一方、図2において、入力端子162にはCD信号が入力される。CD信号はフレームメモリ182と動き検出回路172と加算器174とセレクタ178に入力される。フレームメモリ182は入力されたCD信号を1フレーム遅延して動き検出回路172に供給する。動き検出回路172は入力端子162に入力されたCD信号とフレームメモリ182によって1フレーム遅延されたCD信号とを用いて画像の動きを検出する。加算器174は、フレームメモリ182より出力されたCD信号と入力端子162に入力されたCD信号とを加算する。加算器174の出力は除算器176に入力される。除算器176は加算器174の出力を1/2にしてセレクタ178の端子aに供給する。セレクタ178の端子bには入力端子162に入力されたCD信号が供給される。
動き検出回路172は、画像に動きがあると判定した動画領域においては端子bを選択するようセレクタ178を制御し、画像に動きがないと判定した静止画領域においては端子aを選択するようセレクタ178を制御する。静止画領域においてクロスカラー妨害成分を除く本来のCD信号は、現フレーム(入力端子162に入力されたCD信号)とそれを1フレーム遅延した信号である前フレーム(フレームメモリ182より出力されたCD信号)とで同位相である。これに対し、クロスカラー妨害成分は現フレームと前フレームとで位相が逆転する。加算器174によってフレームメモリ182より出力されたCD信号と入力端子162に入力されたCD信号とを加算することによって、CD信号に含まれているクロスカラー妨害成分のみを相殺して除去することができる。
静止画領域においてクロスカラー妨害成分が除去されたCD信号は出力端子164より出力される。第1実施形態においては、コンポジット映像信号を分離して得たCD信号だけでなく、コンポーネント映像信号として入力されたCD信号に対しても3次元処理を行うので、クロスカラー妨害成分を含むコンポーネント映像信号が入力された場合でも静止画領域においてクロスカラー妨害成分を除去することができ、コンポーネント映像信号の画質を向上させることができる。
なお、図2のフレームメモリ181,182は図1のフレームメモリ18に相当し、図2のフレームメモリ181,182以外の構成は図1の3次元処理回路17に相当する。フレームメモリ181,182はSD信号を記憶する容量を有するのは勿論のこと、HD信号を記憶する容量とすることが好ましい。
<第2実施形態>
図3及び図4に示す第2実施形態において、図1及び図2に示す第1実施形態と同一部分には同一符号を付し、その説明を適宜省略する。図3に示すように、第2実施形態は、簡易型Y/C分離回路13によって分離したC信号を3次元処理部16’に入力してY信号の画質をさらに向上させる点に特徴がある。具体的には、図4に示すように、入力端子165には簡易型Y/C分離回路13より出力されたC信号が入力され、混合器179は、入力端子161に入力されたY信号と入力端子165に入力されたC信号とを混合して、動き検出回路171と加算器173とフレームメモリ181に供給する。即ち、第2実施形態では、加算器179によってY信号とC信号とを混合することによってコンポジット映像信号に戻している。
このようにすると、簡易型Y/C分離回路13により分離されたY信号のみを用いてY信号を3次元処理する場合と比較して、簡易型Y/C分離回路13によって失われたY信号成分を復元することができ、静止画領域におけるY信号の画質を向上させることができる。当然のことながら、Y信号にC信号を加算することによる弊害はない。
<第3実施形態>
上述した第1,第2実施形態は、コンポーネント映像信号であっても3次元処理部16によって3次元処理を行うようにしたものであるが、図5に示す第3実施形態は、ドット妨害成分やクロスカラー妨害成分を含まないコンポーネント映像信号に対して3次元処理を行わないように構成したものである。ドット妨害成分やクロスカラー妨害成分を含む可能性のあるコンポーネント映像信号に対しては上述のように3次元処理を行い、ドット妨害成分やクロスカラー妨害成分を含まないと考えられるコンポーネント映像信号に対して3次元処理を行わないように処理を切り換えることは好ましい。
図5において、図1と同一部分には同一符号を付し、その説明を適宜省略する。図5に示す第3実施形態は、図1と同様の構成を内蔵したテレビジョン受像機100とカメラ一体型VTR20とをIEEE1394インタフェースによってデジタル接続した例である。カメラ一体型VTR20は一例としてDV方式の記録再生を行うものである。カメラ一体型VTR20はテレビジョン受像機100内のインタフェース部21とIEEE1394インタフェースによって接続されている。カメラ一体型VTR20から入力されるストリーム内のVAUXデータはマイクロコンピュータ(マイコン)22に供給され、圧縮映像信号はDVデコーダ23に供給される。DVデコーダ23は圧縮映像信号をデコードしてコンポーネント映像信号を3次元処理部16に供給する。
VAUXデータのうち、パック・ヘッダが60h(hは16進数を意味する)であるパック・データ(SOURCE)の一部であるソースコード(SOURCE CODE)なるシステムデータは、テープに記録したコンテンツが放送信号を記録したものかカメラ撮影を記録したものかの情報を含む。ここで、DV規格のVAUXデータの内、ソースコードの定義内容を表1に示す。表1において、Tuner,Pre-recorded tape,No informationの識別は別のシステムデータとの組み合わせにより定義されるものである。
Figure 2005130237
表1に示すように、ソースコードは、入力ソースを識別するコードを有しており、入力ソースがカメラであるカメラ撮影を記録したという情報00b(bは2進数を意味する)を検出した場合には、コンポーネント映像信号はドット妨害成分やクロスカラー妨害成分を含まないと考えられる。そこで、カメラ撮影を記録したという情報を検出した場合、マイコン22は、DVデコーダ23より出力されるコンポーネント映像信号に対して3次元処理を行わないよう3次元処理部16における3次元処理を停止させる。具体的には、図2のセレクタ177,178を端子bに接続させて、Y信号とCD信号とをスルーさせる。ここに示す第3実施形態は、図1に示す第1実施形態に対してIEEE1394インタフェースによってデジタル接続した外部映像機器からのコンポーネント映像信号に対しては3次元処理を停止させる構成を追加したものであるが、図3に示す第2実施形態に対して同じ構成を追加してもよいことは当然である。
<第4実施形態>
図6において、図1と同一部分には同一符号を付し、その説明を適宜省略する。図6に示す第4実施形態は、図1と同様の構成を内蔵すると共に、光ディスク再生装置(DVDプレーヤ)31を内蔵した光ディスク再生装置内蔵型テレビジョン受像機200の例である。光ディスク再生装置31は光ディスク再生装置制御用マイコン32によって制御されており、光ディスク再生装置制御用マイコン32は光ディスク再生装置31にて再生しているディスクの種別を判別することができる。光ディスク再生装置31によって再生されたコンポーネント映像信号は3次元処理部16に入力される。
光ディスク再生装置31で再生するディスクがDVD−ROM(市販ディスク)である場合、これはDVD−R,DVD−RW,DVD−RAMとは異なり、ユーザがテレビジョン放送を記録したものではないため、コンポーネント映像信号にはドット妨害成分やクロスカラー妨害成分が含まれていないと考えられる。そこで、マイコン33は、光ディスク再生装置制御用マイコン32から光ディスク再生装置31にて再生しているディスクがDVD−ROMであるとの情報を受けたら、光ディスク再生装置31から3次元処理部16へと供給されるコンポーネント映像信号に対して3次元処理を行わないよう3次元処理部16における3次元処理を停止させる。具体的には、図2のセレクタ177,178を端子bに接続させて、Y信号とCD信号とをスルーさせる。
ここに示す第4実施形態は、図1に示す第1実施形態に対して光ディスク再生装置31を内蔵させ、コンポーネント映像信号にはドット妨害成分やクロスカラー妨害成分が含まれていないと考えられるディスクを再生した場合には3次元処理を停止させる構成を追加したものであるが、図3に示す第2実施形態に対して同じ構成を追加してもよいことは当然である。
他の実施形態として、以上の第1〜第4実施形態に対して、ユーザが表示部に表示された映像の妨害の有無を視覚的に判断して、3次元処理を動作させるか停止させるかを手動で切り換えるように構成してもよい。
本発明の第1実施形態を示すブロック図である。 図1中の3次元処理部16の具体的構成例を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態を示すブロック図である。 図1中の3次元処理部16’の具体的構成例を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態を示すブロック図である。 本発明の第4実施形態を示すブロック図である。 従来例を示すブロック図である。
符号の説明
13 簡易型Y/C分離回路
14 色復調回路
15 セレクタ
16 3次元処理部
17 3次元処理回路
18 フレームメモリ
22,33 マイクロコンピュータ(制御手段)
179 混合器

Claims (3)

  1. コンポジット映像信号とコンポーネント映像信号とを入力する映像信号処理装置において、
    前記コンポジット映像信号を3次元処理することなく第1の輝度信号と第1の色信号とに分離する簡易型Y/C分離回路と、
    前記第1の色信号を第1の色差信号に色復調する色復調回路と、
    前記第1の輝度信号及び前記第1の色差信号または前記コンポーネント映像信号を構成する第2の輝度信号及び第2の色差信号を3次元処理して、画質妨害成分を除去する3次元処理部と、
    前記3次元処理部に前記第1の輝度信号及び前記第1の色差信号または前記第2の輝度信号及び前記第2の色差信号を選択的に供給するセレクタとを備えて構成したことを特徴とする映像信号処理装置。
  2. 前記3次元処理部は、前記第1の輝度信号と前記第1の色信号とを混合する混合器を備え、前記混合器より出力された混合信号を3次元処理して画質妨害成分を除去した第3の輝度信号を生成することを特徴とする請求項1記載の映像信号処理装置。
  3. 前記3次元処理部に入力された輝度信号及び色差信号対して3次元処理を行わないよう、前記3次元処理部における3次元処理を選択的に停止させるよう制御する制御手段を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の映像信号処理装置。

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