JP2005127710A - 純粋蒸気製造装置 - Google Patents

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JP2005127710A JP2004351779A JP2004351779A JP2005127710A JP 2005127710 A JP2005127710 A JP 2005127710A JP 2004351779 A JP2004351779 A JP 2004351779A JP 2004351779 A JP2004351779 A JP 2004351779A JP 2005127710 A JP2005127710 A JP 2005127710A
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誠一 丹
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Abstract

【課題】製薬及び食品製造の工程で使用される純粋蒸気製造装置において、加熱器と蒸発缶、及び気液分離器を1つに構成して配管による接続をなくすこと、及び連続的で効率よく、高品質の純度の高い蒸気を提供する。
【解決手段】加熱器の機能を備えた加熱缶部(10)と、蒸気を発生させる機能とサイクロン(8)による気液分離機能を備えた蒸発缶部(20)とを上下一体に結合したものからなり、前記加熱缶部(10)は供給水取入口(1)から取入れた供給水を伝熱管(2、3)を通して加熱し発生蒸気の圧力で蒸気と液滴の混合状態にして蒸発缶部(20)の上部受入口(4)にダイレクトに圧送する構成とされるとともに、前記加熱缶部(10)の伝熱管(2、3)を供給水が外側の伝熱管(3)を上昇して中心部内側の伝熱管(2)を降下するストレート管往復型として構成してなることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、製薬及び食品製造の分野で使用される純粋蒸気製造装置に関するものである。
この種の装置では、加熱缶と蒸発缶及び気液分離器の3構成からなり、供給水をプレヒーターで加温した後加熱缶へ流入し、発生蒸気により蒸気と飽和水の気液2相流体で蒸発缶に流入させ、蒸発缶で発生した蒸気は気液分離器に送入され液滴が分離されて純粋蒸気が製造されるものであるが、従来の装置では、図5に示すように夫々に独立した構造の加熱器51と蒸発缶52、及び分離器53を、主配管54で接続する構成であった。
従って、このような従来の装置では、加熱器と蒸発缶、及び分離器を夫々に独立したものとして個別に製造する上に、配管で接続するものであるから広大な面積の設置場所が必要で、また配管工事の手間及び製作、管理等の面でコスト高になり、また不純物や雑菌等異物の混入を許容し、高品質で純度の高い純粋蒸気を連続且つ効率的に提供することができないという問題があった。
特開平10−246401号公報(図2参照) 特開平6−288501号公報(図1参照)
本発明は、従来の技術のこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、加熱缶と蒸発缶及び気液分離器を1つに構成して配管による接続を無くすとともに、不純物や雑菌等異物の混入を無くして高品質で純度の高い蒸気を連続且つ効率的に提供することによって、前述の問題点を解消しようとするものである。
本発明は、純粋蒸気を製造する装置であって、加熱器の機能を備えた加熱缶部10と、蒸気を発生させる機能とサイクロン8による気液分離機能を備えた蒸発缶部20とを上下一体に結合したものからなり、前記加熱缶部10は供給水取入口1から取入れた供給水を伝熱管2、3を通して加熱し発生蒸気の圧力で蒸気と液滴の混合状態にして蒸発缶部20の上部受入口4にダイレクトに圧送する構成とされるとともに、前記加熱缶部10の伝熱管2、3を供給水が外側の伝熱管3を上昇して中心部内側の伝熱管2を降下するストレート管往復型として構成してなることを特徴とする。
供給水入口から供給水を供給しながら加熱器と蒸発缶及び分離器の機能を備えた一つの装置から連続的に純粋蒸気が得られるものであり、特に本発明では、加熱缶部10の伝熱管2、3を供給水が外側の伝熱管3を上昇して中心部内側の伝熱管2を下降するストレート管往復型とに構成されているので、中心部内側に向けて集中的に圧力を高めることができ、管内を通過する際には管壁に均一な水膜が形成され乾き部分(ドライスポット)を生じるおそれが少ないという利点がある。
以下、本発明の実施例を図1乃至図4に基づいて説明する。
図1に示すように、加熱缶部10は、本体ケース10aの外面に熱源を取入れる加熱蒸気入口10bと同出口10cを開設し、中空内部にストレート管往復型の伝熱管2、3を設けたものからなる。伝熱管2、3の各上端口は隔板10dで仕切られた上部室10eに開口し中心部の伝熱管3の下端口は蒸発缶20の上部受入口4に開口し、その他の伝熱管3の各下端口は下部室14に夫々開口している。
蒸発缶部20は、図1乃至図2に示すように円筒状の缶胴ケース20aをアウターケースにして、その内部に同心に円筒部5と、環状の隔壁12及びその外周サイクロン外筒13とを一体に設けたものからなる。円筒部5は上部端板15に吊持状に支持されてその上部受入口4に伝熱管2の下端口が開口するように臨ませている。円筒部5の下端口5aは缶胴ケース20aの底部との間に下部膨張室6となる空間を形成している。
サイクロン8は図3乃至図4に示すようにサイクロン外筒13の上部の外周面に中心内方に向かって旋回流が生じるように接線方向に切設した複数の窓孔8aと奥に向かう程細巾の通路8bを形成するように区切られたガイド小片8cとで形成され、円周等間隔に3乃至4箇所設けるものとする。
この状態で供給水を供給水入口1より供給すると、この供給水は下部室14より伝熱管2を通って上部室10eに至り、さらにこの上部室10eより中心部の伝熱管3を通って蒸発缶部20の円筒部5の上部受入口4に送入される。この為供給水は伝熱管2、3を往復通過する間に所定の高温度に加熱されて蒸気が発生し、さらにその圧力で蒸気と飽和水の気液2相流体で円筒室5へ圧送され下端口より膨張室6を経て環状室7を上昇し圧力を高めながらサイクロン8により中心内方へ向かう旋回流となってサイクロン室11及び隔壁12の内側の圧力路15を上昇し分離室16より取出口9へ送出されるものであって、このような流れの間に最終的に液滴が分離除去されて高純度の蒸気が得られるものである。
尚、分離室16には液滴のドレン管17が設けられていて余剰の液滴をドレンとして回収する。 。
加熱缶と蒸発缶部と気液分離器を一体化した構造に組み合わせことによって、広大な設置場所を必要とせず、配管による接続の手間も省けるため、病院や研究室、等の狭いスペースでの用途にも適用できる。
本発明の一実施例を示す純粋蒸気製造装置の全体構造の縦断側面図である。 図1における下半部の拡大した断面図である。 図2におけるAーA線矢視の拡大した横断平面図である。 サイクロン部分の拡大した矢視である。 従来の装置の配置図である。
符号の説明
1 供給水取入口
2.3 伝熱管
4 上部受入口
5 円筒部
6 膨張室
7 環状室
8 サイクロン
9 取出口
10 加熱缶部
11 サイクロン室
12 隔壁
13 サイクロン外筒
14 下部室
20 蒸発缶部

Claims (1)

  1. 純粋蒸気を製造する装置であって、加熱器の機能を備えた加熱缶部(10)と、蒸気を発生させる機能とサイクロン(8)による気液分離機能を備えた蒸発缶部(20)とを上下一体に結合したものからなり、前記加熱缶部(10)は供給水取入口(1)から取入れた供給水を伝熱管(2、3)を通して加熱し発生蒸気の圧力で蒸気と液滴の混合状態にして蒸発缶部(20)の上部受入口(4)にダイレクトに圧送する構成とされるとともに、前記加熱缶部(10)の伝熱管(2、3)を供給水が外側の伝熱管(3)を上昇して中心部内側の伝熱管(2)を降下するストレート管往復型として構成してなることを特徴とする純粋蒸気製造装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008128559A (ja) * 2006-11-21 2008-06-05 Seiichi Tan 純粋蒸気製造装置

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