JP2005127424A - Driving force control device for vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両の駆動力制御装置に関する。 The present invention relates to a driving force control apparatus for a vehicle.
従来の車両の駆動力制御装置としては、例えば特許文献1に記載されるようなものがある。特許文献1では、アクセル開度から目標加速度、または目標減速度を求め、その目標加減速度を達成できるようにスロットルバルブのバルブ開度を制御している。次に車速センサより実車速を検出し、その車速を微分して実加減速度を求める。目標加減速度と実加減速度とが一致しているか否かを判断し、一致していなければ、バルブ開度に補正を加えている。
As a conventional vehicle driving force control device, for example, there is one described in
また特許文献2では、負の駆動力(エンジンが車両から駆動されている状態)を必要とする場合、エンジントルク指令値及び変速比指令値をエンジンブレーキ特性(スロットル開度全閉、且つ燃料カット状態)と出力指令値との交点より求めるものである。これにより負の駆動力に対しても対応可能としている。
さらに、無段変速機においては、変速比は車速及びアクセル開度(駆動トルク)から予め用意されたマップに基づいて決められ、アクセルを踏み込むと変速比を減少、すなわち無段変速機をハイギア側にする一方、アクセルを離すと変速比を増加、すなわち無段変速機をローギア側に変速することは公知である。
Further, in
Furthermore, in a continuously variable transmission, the gear ratio is determined based on a map prepared in advance from the vehicle speed and the accelerator opening (drive torque), and when the accelerator is depressed, the gear ratio is reduced, that is, the continuously variable transmission is moved to the high gear side. On the other hand, when the accelerator is released, it is known to increase the gear ratio, that is, to shift the continuously variable transmission to the low gear side.
また非特許文献1には、無段変速付き車両において、車速指令値を維持するために必要な駆動力を実現するために必要な駆動力を実現するエンジントルクと変速比との組み合わせから最適燃費を実現できる組み合わせを算出して各々を制御するものである(定常のみを考慮)。具体的には、駆動力指令値と車速とから馬力指令値を算出して、予め算出した最適燃費運転線(エンジントルクとエンジン回転数との関係で規定される線)と等馬力線との交点を求めるものである。
ここでドライバーが車両の減速を必要とする場合、例えば車両が下り坂を走行する場合、減速に必要な駆動トルクである負の駆動力と変速比とを算出し、これを実現するのに最適な燃費にて運転をする。
しかしながら、ドライバーがアクセルを離すと、目標加速度が減速側に転じるため、スロットルを閉じ側に制御する。下り坂等でスロットル全閉だけでは減速度が足らなくなった場合には、それを補うために無段変速機をダウンシフト側(ローギア側)に制御するという構成になっていたため、無段変速機のダウンシフトの応答性が悪いと減速が遅れてしまい、ドライバーに減速不足感を与えてしまうという問題があった。
Here, when the driver needs to decelerate the vehicle, for example, when the vehicle travels downhill, it calculates the negative driving force and the gear ratio, which are the driving torque necessary for deceleration, and is optimal for realizing this. Driving with good fuel efficiency.
However, when the driver releases the accelerator, the target acceleration turns to the deceleration side, so the throttle is controlled to the closed side. If the deceleration is not enough when the throttle is fully closed on a downhill, etc., the continuously variable transmission is controlled to the downshift side (low gear side) to compensate for it. If the downshift response of the vehicle is poor, the deceleration will be delayed, causing the driver to feel unsatisfactory.
また先行車がいる場合には、先行車との車間距離及び相対速さが接近方向に変化しているときには、よりドライバーに減速不足感を与えてしまうという問題があった。
本発明は、このような問題に着目してなされたもので、ドライバーが車両の減速を必要とした際に十分な減速を確保することを目的とする。
Further, when there is a preceding vehicle, there is a problem that the driver is more decelerated when the distance between the vehicle and the relative speed with the preceding vehicle changes in the approaching direction.
The present invention has been made paying attention to such a problem, and an object thereof is to ensure sufficient deceleration when the driver needs to decelerate the vehicle.
そのため本発明は、車両の運転状態に基づいて目標駆動トルクを設定し、この目標駆動トルクに基づいて変速機の目標変速比を設定し、目標駆動トルク及び実変速比に基づいて目標エンジントルクを設定し、目標変速比に基づいて変速機を制御し、目標エンジントルクに基づいてエンジンを制御する車両の駆動力制御装置であって、車両の走行状況に応じて目標変速比を補正する。 Therefore, the present invention sets the target drive torque based on the driving state of the vehicle, sets the target speed ratio of the transmission based on the target drive torque, and sets the target engine torque based on the target drive torque and the actual speed ratio. A driving force control apparatus for a vehicle that sets, controls a transmission based on a target gear ratio, and controls the engine based on a target engine torque, and corrects the target gear ratio in accordance with a traveling state of the vehicle.
本発明によれば、車両の走行状況に応じて目標変速比を補正しているため、例えば車両が下り坂を走行している間にドライバーがアクセルを離したときには、変速機の応答性に左右されずに十分な減速感をドライバーに与えることができる。また、変速比を変更しても駆動トルクは変わらないようにするため、変速比を変更することによる違和感をドライバーに与えることを防止できるという効果がある。 According to the present invention, since the target gear ratio is corrected in accordance with the traveling state of the vehicle, for example, when the driver releases the accelerator while the vehicle is traveling on a downhill, the response of the transmission is affected. It is possible to give the driver a sufficient feeling of deceleration without being lost. Further, since the driving torque does not change even if the speed ratio is changed, there is an effect that it is possible to prevent the driver from feeling uncomfortable due to the change of the speed ratio.
以下、図面に基づいて本発明について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る構成を示す図である。
エンジン1には、エンジン回転数センサ2及びスロットルアクチュエータ(以下「スロットルACTR」と示す)3等が設けられている。エンジン回転数センサ2は、エンジン1の実回転数aNEに応じた出力をする。スロットルACTR3は、スロットルバルブ3aの開度を調整することでエンジントルクを調整可能である。
The present invention will be described below with reference to the drawings.
FIG. 1 is a diagram showing a configuration according to an embodiment of the present invention.
The
エンジン1と無段変速機(CVT)4とは、トルクコンバータ5を介して接続されている。エンジン1で発生したトルクは、トルクコンバータ5を介して無段変速機4に伝達される。無段変速機4は変速比の変更が可能となっており、ベルト4aを介してトルクが伝達される。
ファイナルギア6は、無段変速機4に接続される軸7に設けられたギア8と、タイヤ9を備える車軸10に設けられたギア11とで構成されている。従って、エンジン1にて発生したトルクがトルクコンバータ5、無段変速機4及びファイナルギア6を介して車軸10に伝達される。
The
The
また図示の通り、エンジン1に配設されたエンジン回転数センサ2、アクセルペダル12の踏み込み量APOを検出するアクセル開度センサ13、車軸10のギア11に配設された車速センサ14、制御開始スイッチ(以下「制御開始SW」と示す)15、ブレーキスイッチ(以下「ブレーキSW」と示す)16及び車間距離センサ17など各種センサ等からの出力(回転数aNE、アクセル踏込み量APO、車速aVSP、制御SW15、ブレーキSWのONまたはOFFの信号、及び車間距離distなど)が車速制御用の電子制御装置(以下「車速制御ECU」と示す)100に入力される。なお制御開始SW15は、オートクルーズスイッチ等の各種スイッチである。
Further, as shown in the figure, an
車速制御ECU100は、後述する処理を行い、エンジン制御用の電子制御装置(以下「エンジンECU」と示す)20及びトランスミッション制御用の電子制御装置(以下「トランスミッションECU」と示す)30に各指令値を出力する。エンジンECU20は、エンジン1のスロットル開度信号を出力してスロットルACTR3等を制御する。トランスミッションECU30は、変速比変更信号を無段変速機4に出力して変速比を変更する。
The vehicle speed control ECU 100 performs processing to be described later, and controls each command value to an electronic control device for engine control (hereinafter referred to as “engine ECU”) 20 and an electronic control device for transmission control (hereinafter referred to as “transmission ECU”) 30. Is output. The
次にこれらの制御構成について図2を用いて説明する。
車間距離センサ17は、例えばレーザレーダ等を利用したもので、光や電波の反射波によって、先行車との車間距離distおよび車間距離の時間変化から相対速度dVSPを検出する。
制御開始SW15は、車速制御を実行するか否かを検出する。SWオン状態の場合は、車速制御実行と判断する。一方、SWオフの場合は、車速制御を停止する。
Next, these control configurations will be described with reference to FIG.
The inter-vehicle distance sensor 17 uses, for example, a laser radar or the like, and detects the relative speed dVSP from the inter-vehicle distance dist with respect to the preceding vehicle and the temporal change in the inter-vehicle distance by reflected waves of light or radio waves.
The control start
ブレーキSW16は、ドライバーがブレーキを踏んでいるか否かを検出する。ブレーキを踏んでいる場合はオン状態となる。一方、ブレーキを離している場合はオフ状態となる。
アクセル開度センサ13は、ドライバーによるアクセルペダル12の踏み込み量APOを検出する。
The
The accelerator opening sensor 13 detects the depression amount APO of the
車速センサ14は、タイヤ9を備える車軸10に設けられたギア11の回転数から車両の実車速aVSPを検出する。
エンジン回転センサ5は、エンジン1の点火信号から実際のエンジン回転数aNEを検出する。エンジン回転センサ5としては、例えばクランク角センサを用いる。
車速制御ECU100は、マイクロコンピュータとその周辺部品により構成され、制御周期(例えば10ms)毎に制御開始SW15、ブレーキSW16,アクセル開度センサ13、車速センサ14及びエンジン回転数センサ2からの信号を読み込んで演算処理を行い、エンジンECU20及びトランスミッションECU30に指令値を出力する。
The
The engine speed sensor 5 detects the actual engine speed aNE from the ignition signal of the
The vehicle speed control ECU 100 includes a microcomputer and its peripheral components, and reads signals from the
車速制御ECU100は、スロットルとトランスミッションとを用いることによって、車速を制御する。
エンジンECU20は、車速制御ECU100から出力されたエンジントルク指令値cTEに基づいてスロットル開度を算出し、スロットルACTR3にスロットル開度信号を出力する。スロットルACTR3は、スロットル開度信号に従ってエンジン1のスロットルバルブ3aの開度を調整する。
The vehicle speed control ECU 100 controls the vehicle speed by using a throttle and a transmission.
Engine ECU 20 calculates a throttle opening based on engine torque command value cTE output from vehicle
トランスミッションECU30は、車速制御ECU100から出力された変速比指令値(目標変速比)cRATIOに基づいて変速機4の変速比を変更する。
ここで車速制御ECU100は、図示のように、マイクロコンピュータのソフトウェア形態により構成される制御開始判定部200、目標車速算出部300、車速制御部400、実変速比算出部500及び駆動力分配部600を備えている。
The
Here, the vehicle speed control ECU 100 includes a control
制御開始判定部200は、制御開始SW15及びブレーキSW16から信号に基づいてフラグfSTARTの有無を判定し、これをエンジンECU20、トランスミッションECU30及び目標車速演算部300にそれぞれ出力する。
目標車速演算部300は、制御実行フラグfSTARTの実行指令(fSTART=1)があった場合に、アクセル開度センサ13のアクセル踏み込み量APOと、車速センサ14の車速aVSPとに基づいて目標車速tVSPを算出し、これを車速制御部400に出力する。なお目標車速演算部300には、後述する曲線道路の曲率(曲率半径)を推定する手段を備えており、車両が曲線道路を走行する場合に、アクセルペダル12の操作により加速度(減速度)を補正することで車速を減速可能である。
The control start
When there is an execution command (fSTART = 1) for the control execution flag fSTART, the target vehicle
車速制御部400は、目標車速tVSP及び車速aVSPに基づいて駆動トルク指令値(目標駆動トルク)cTDRを算出し、これを駆動力分配部600に出力する。
実変速比算出部500は、車速aVSP及びエンジン回転数aNEに基づいて実変速比aRATIOを算出し、これを駆動力分配部600に出力する。
駆動力分配部600は、駆動トルク指令値cTDR、車速aVSP、実変速比aRATIO及び車間距離distに基づいてエンジントルク指令値cTE及び変速比指令値cRATIOを算出し、エンジントルク指令値cTEをエンジンECU20に、変速比指令値cRATIOをトランスミッションECU30にそれぞれ出力する。これにより車両が曲線道路を走行する場合に、駆動トルクを保ったまま、無段変速機4の変速比とスロットル開度との分配を適切に行う。
The vehicle
The actual gear
The driving
次に、図3のフローチャートに基づいて制御開始判定部200の動作(処理)を説明する。このフローチャートは、所定時間毎(例えば、10ms)に実行される。
ステップ1(図では「S1」と示す。以下同様)では、制御開始SW15からの信号を読み込んで、SWがオン状態であるか否かを判定する。SWがオン状態(Yes)である場合はステップ2へ進む。一方、SWがオフ状態(No)である場合は後述するステップ4へ進む。
Next, the operation (processing) of the control start
In step 1 (shown as “S1” in the figure, the same applies hereinafter), a signal from the control start
ステップ2では、ブレーキSW16からの信号を読み込んでSWがオフ状態であるか否かを判定する。オフ状態(Yes)である場合はステップ3へ進む。一方、オン状態(No)である場合は後述するステップ4へ進む。
ステップ3では、制御実行フラグfSTARTを1とし、処理を終了する。これにより速度制御を実行する。
In
In step 3, the control execution flag fSTART is set to 1, and the process is terminated. This executes speed control.
ステップ4では、制御実行フラグfSTARTを0とし、処理を終了する。すなわち、制御SW1がオフ状態、またはブレーキSW16がオン状態のいずれか一方である場合には、車速制御は停止される。ドライバーがブレーキを踏んでいる場合は、スロットル開度及び変速比では、目標車速tVSPに車両の実速度aVSPを追従させることができないため、フラグを0とし、制御を停止する。 In step 4, the control execution flag fSTART is set to 0, and the process ends. That is, when the control SW1 is in the off state or the brake SW16 is in the on state, the vehicle speed control is stopped. When the driver is stepping on the brake, since the actual vehicle speed aVSP cannot be made to follow the target vehicle speed tVSP with the throttle opening and the gear ratio, the flag is set to 0 and the control is stopped.
ここで制御実行フラグfSTARTは、車速制御ECU100からエンジンECU20及びトランスミッションECU30に出力され、エンジンECU20及びトランスミッションECU30は、フラグに従って以下のように制御される。
制御フラグfSTARTが1の場合、エンジンECU20は車速制御実行状態と判定し、車速制御ECU100(制御開始判定部200)から出力されたエンジントルク指令値cTEに基づいたエンジントルクを出力するようにスロットルACTR3を制御する。一方、制御実行フラグfSTARTが0の場合、エンジンECU20は車速制御停止状態と判定し、アクセル踏み込み量APOに応じたエンジントルクを出力するようにスロットルACTR3を制御する。
Here, the control execution flag fSTART is output from the vehicle
When the control flag fSTART is 1, the
同様に制御実行フラグfSTARTが1の場合、トランスミッションECU30は車速制御実行状態と判定し、車速制御ECU100から出力された変速比指令値cRATIOに変速比を設定する。一方、制御実行フラグfSTARTが0の場合、トランスミッションECU30は車速制御停止状態と判定し、アクセル踏み込み量APOと実車速aVSPとに応じた変速比を設定する。
Similarly, when the control execution flag fSTART is 1, the
次に、目標車速算出部300の構成について図4に基づいて説明する。
目標車速算出部300は、目標加速度決定部310及び積分処理部320で構成され、制御実行フラグfSTART、実車速aVSP及びアクセル踏み込み量APOを読み込み、これらに基づいて目標車速tVSPを算出する。
目標加速度決定部310は、アクセル踏み込み量APOと、積分処理部330で算出された目標車速tVSP前回値とから図5に示すマップをもとに目標加速度tACCを決定する。図5に示されるように目標加速度tACCは、アクセル踏み込み量APOが大きいほど大きくなる。また車速が高くなるほど走行抵抗は大きくなり、実現可能な加速度は小さくなることに対応するため、図5では同じアクセル踏み込み量APOであれば、車速が高いほど、目標加速度tACCは小さくなるように設定されている。
Next, the configuration of the target vehicle
The target vehicle
The target
積分処理部320は、制御実行フラグfSTART、実車速aVSP及び目標加速度tACCに基づいて目標車速tVSPを算出する。
図6は、積分処理部320の処理内容を示すフローチャートである。
ステップ11では、制御実行フラグfSTARTが1であるか否かを判定する。制御実行フラグfSTARTが1の場合、すなわち制御開始SW15がオン状態で且つブレーキSW16がオフ状態である場合は、ステップ12へ進む。一方、制御実行フラグfSTARTが0の場合、すなわち制御開始SW15がオフ状態若しくはブレーキSW16がオン状態である場合は、ステップ13へ進む。
The
FIG. 6 is a flowchart showing the processing contents of the
In
ステップ12では、tVSP前回値に目標加速度tACCを加算して目標車速tVSP(=tVSP前回値+tACC)を算出し、tVSP前回値を目標車速tVSPで更新する(tVSP前回値=tVSP)。ここで算出された目標車速tVSPは車速制御部400に出力される一方、tVSP前回値は目標加速度決定部310に出力される。
ステップ13では、目標車速tVSP及びtVSP前回値を実車速aVSPで初期化する(tVSP=aVSP、tVSP前回値=aVSP)。
In
In step 13, the target vehicle speed tVSP and the previous value of tVSP are initialized with the actual vehicle speed aVSP (tVSP = aVSP, tVSP previous value = aVSP).
次に車速制御部400の構成について図7に基づいて説明する。
車速制御部400は、位相補償器410、規範モデル420、フィードバック補償器430及び駆動トルク変換部440から構成されている。そして、位相補償器41により構成されるフィードフォワード制御部(以下「F/F制御部」と称する)と、規範モデル420及びフィードバック補償器430により構成されるフィードバック制御部(以下「F/B制御部」と称する)とからなる2自由度制御系で構成されている。
Next, the configuration of the vehicle
The
車速制御部400は、目標車速tVSPを入力とし自車速aVSPを出力とした場合の伝達特性が図7の規範モデル420の伝達特性となるようにF/F制御部及びF/B制御部により制御を行う。規範モデル420の伝達関数GT(s)は、次式で表される。
The vehicle
制御対処の車両モデルは、駆動トルク指令値cTDRを操作量とし、車速aVSPを制御量としてモデル化することによって、車両のパワートレインの挙動は図8に示す簡易非線形モデルにて、次式で表される。
The vehicle model for control is modeled using the drive torque command value cTDR as the operation amount and the vehicle speed aVSP as the control amount, so that the behavior of the vehicle's powertrain is expressed by the following equation using the simple nonlinear model shown in FIG. Is done.
再度図7を参照して、F/F制御部(位相補償器410)は、目標車速tVSPを入力とし実車速aVSPを出力とした場合の制御対象の応答性を、予め定めた一次遅れと無駄時間要素とを持つ所定の伝達特性GT(s)の特性に一致させることでF/F指令値を算出する。制御対象の無駄時間を無視して、規範モデル420の伝達特性GT(s)を時定数τHの1次のローパスフィルタにおける特性とすると、次式で表される。 Referring to FIG. 7 again, the F / F control unit (phase compensator 410) determines the responsiveness of the control target when the target vehicle speed tVSP is input and the actual vehicle speed aVSP is output as a predetermined primary delay and waste. The F / F command value is calculated by matching with the characteristic of a predetermined transfer characteristic G T (s) having a time element. If the dead time of the controlled object is ignored and the transfer characteristic G T (s) of the reference model 420 is a characteristic in the first-order low-pass filter having the time constant τ H , the following expression is obtained.
そしてF/F指令値及びF/B指令値の加算値を駆動トルク変換部440に入力する。F/B指令値により外乱やモデル化誤差による影響を抑える。フィードバック補償器430の一例として、比例ゲインKp及び積分ゲインKiからなるPI補償器がある。
位相補償器(F/F制御部)410で算出されたF/F指令値に、F/B補償器430で算出されたF/B指令値を加えた値に対して駆動トルク変換部440にて車両質量M及びタイヤ動半径Rtを掛け合わせ、駆動トルク指令値cTDRを算出する。
Then, an addition value of the F / F command value and the F / B command value is input to the drive torque conversion unit 440. The F / B command value suppresses the influence of disturbances and modeling errors. An example of the feedback compensator 430 is a PI compensator including a proportional gain K p and an integral gain K i .
The drive torque converter 440 receives the value obtained by adding the F / B command value calculated by the F / B compensator 430 to the F / F command value calculated by the phase compensator (F / F controller) 410. The vehicle mass M and the tire dynamic radius Rt are multiplied to calculate the drive torque command value cTDR.
次に図2の実変速比算出部500は、自車速aVSP及びエンジン回転数aNEより、次式に従って実変速比aRATIOを算出する。
Next, the actual speed
次に駆動力分配部600の構成について図9に基づいて説明する。
駆動力分配部600は、変速比指令値算出部610、エンジントルク指令値算出部620、補正後変速比指令値算出部630、路面勾配推定部640及び道路曲率推定部650から構成されており、車間距離dist、相対速dVSP、車速aVSP、駆動トルク指令値cTDR及び実変速比aRATIOに基づいて変速比指令値cRATIO及びエンジントルク指令値cTEを算出する。
Next, the configuration of the driving
The driving
変速比指令値算出部610は、入力された車速aVSP及び駆動トルク指令値cTDRに基づいて補正前の変速比指令値tRATIOを算出する。補正前の変速比指令値tRATIOは、図10に示すマップを用いて、駆動トルク指令値cTDR及び自車速aVSPから算出する。なお、図10は無段変速機4を用いた場合のマップであり、横軸は車速(km/h)、縦軸は変速比を示している。このマップは、駆動トルクが大きくなれば車速及び変速比が大きくなり、駆動トルクが所定値である場合には車速が高くなれば変速比が小さくなる。 The gear ratio command value calculation unit 610 calculates a gear ratio command value tRATIO before correction based on the input vehicle speed aVSP and the drive torque command value cTDR. The speed ratio command value tRATIO before correction is calculated from the drive torque command value cTDR and the host vehicle speed aVSP using the map shown in FIG. FIG. 10 is a map when the continuously variable transmission 4 is used. The horizontal axis indicates the vehicle speed (km / h), and the vertical axis indicates the gear ratio. In this map, the vehicle speed and the gear ratio increase as the driving torque increases, and the gear ratio decreases as the vehicle speed increases when the driving torque is a predetermined value.
エンジントルク指令値算出部620は、入力された駆動トルク指令値cTDR及び実変速比aRATIOに基づいて、次式によりエンジントルク指令値cTEを算出する。 Based on the input drive torque command value cTDR and actual gear ratio aRATIO, engine torque command value calculation unit 620 calculates engine torque command value cTE by the following equation.
ここで路面勾配の算出には、先ず理想車両駆動トルクを、駆動系入力トルクに駆動系の変速比を乗じることで算出する。駆動系損失トルクを、変速機4の油圧、油温、入力軸回転数、変速比のうち少なくとも一つに基づき算出する。理想車両駆動トルクから駆動系損失トルクを減じて有効車両駆動トルクを算出する。次に、平坦路走行抵抗トルクを車速に基づき算出し、加速抵抗トルクを車両の加速度に基づき算出する。勾配抵抗トルクを、有効車両駆動トルクから平坦路走行抵抗トルクと加速抵抗トルクとを減じて算出する。走行中の路面勾配は、勾配抵抗トルクから算出する。そして、有効車両駆動トルクから、平坦路走行抵抗トルク、旋回抵抗トルク及び加速抵抗トルクを減じて路面勾配トルクを算出する。そして、この路面勾配トルクを基に路面勾配を算出する。
Here, the road surface gradient is calculated by first calculating the ideal vehicle drive torque by multiplying the drive system input torque by the speed ratio of the drive system. The drive system loss torque is calculated based on at least one of the hydraulic pressure of the transmission 4, the oil temperature, the input shaft rotation speed, and the gear ratio. The effective vehicle drive torque is calculated by subtracting the drive system loss torque from the ideal vehicle drive torque. Next, the flat road running resistance torque is calculated based on the vehicle speed, and the acceleration resistance torque is calculated based on the acceleration of the vehicle. The gradient resistance torque is calculated by subtracting the flat road running resistance torque and the acceleration resistance torque from the effective vehicle driving torque. The road gradient during traveling is calculated from the gradient resistance torque. Then, the road surface gradient torque is calculated by subtracting the flat road running resistance torque, the turning resistance torque, and the acceleration resistance torque from the effective vehicle driving torque. Then, the road surface gradient is calculated based on this road surface gradient torque.
なお路面勾配の推定については、加速度指令値と実際の加速度(加速度推定値、若しくは、加速度検出値)との偏差から、勾配推定値を演算する方法を用いてもよい。また、勾配を検出するセンサやナビゲーションシステムからの位置情報から路面勾配を求めてもよい。
道路曲率推定部650は、自車前方の道路道路曲率を推定し、この値を補正後変速比指令値算出部630に出力する。
For estimation of the road surface gradient, a method of calculating the gradient estimated value from the deviation between the acceleration command value and the actual acceleration (accelerated estimated value or detected acceleration value) may be used. Further, the road surface gradient may be obtained from position information from a sensor for detecting the gradient or a navigation system.
The road curvature estimation unit 650 estimates the road road curvature ahead of the host vehicle and outputs this value to the corrected gear ratio command value calculation unit 630.
ここで道路曲率の推定は、道路に対する車両の横変位、車両の前輪及び後輪の舵角、及び車両の車速aVSPをそれぞれ計測し、これらの計測値に基づき、道路曲率演算器により道路曲率を現代制御理論の状態推定で演算する。なお車両の横変位は、CCDカメラで車両前方の画像を取り込み、これを画像処理装置に送り、前方注視点により計測する。車両の前輪及び後輪の舵角は、前輪舵角センサ及び後輪舵角センサの出力に基づいて計測する。車速aVSPは車速センサ14により計測する。
Here, the road curvature is estimated by measuring the lateral displacement of the vehicle with respect to the road, the steering angles of the front and rear wheels of the vehicle, and the vehicle speed aVSP of the vehicle, and based on these measured values, the road curvature is calculated by the road curvature calculator. Calculated by state estimation in modern control theory. The lateral displacement of the vehicle is measured from the front gazing point by capturing an image ahead of the vehicle with a CCD camera, sending it to the image processing device. The steering angles of the front and rear wheels of the vehicle are measured based on the outputs of the front wheel steering angle sensor and the rear wheel steering angle sensor. The vehicle speed aVSP is measured by the
なお道路曲率推定については、車載カメラ等で自車両近傍のレーンマーカや先行車を検知し、画像処理等にて道路屈曲率を推定する方法を用いてもよい。また、ナビゲーションシステムからの位置情報から求める方法を用いてもよい。
補正後変速比指令値算出部630は、曲率推定値、勾配推定値、車間距離dist、相対速dVSP、車速aVSP、及び補正前の変速比指令値tRATIOに基づいて補正後の変速比指令値cRATIOを算出する。
As for road curvature estimation, a method of detecting a lane marker or a preceding vehicle in the vicinity of the host vehicle with an in-vehicle camera or the like and estimating the road curvature by image processing or the like may be used. Moreover, you may use the method calculated | required from the positional information from a navigation system.
The corrected gear ratio command value calculation unit 630 calculates the corrected gear ratio command value cRATIO based on the curvature estimation value, the gradient estimated value, the inter-vehicle distance dist, the relative speed dVSP, the vehicle speed aVSP, and the uncorrected gear ratio command value tRATIO. Is calculated.
このようにして算出された補正後の変速比指令値cRATIOは、前述の図2に示される通り、トランスミッションECU30に出力される。そしてエンジントルク指令値cTEは、エンジンECU20に出力される。これによりトルクを保ったまま、変速比及びスロットル開度を変更することができ、車両が曲線道路を走行している時にドライバーがアクセルペダルを離した際に、十分な減速が図れる。
The corrected gear ratio command value cRATIO calculated in this way is output to the
なおエンジンECU20がスロットルACTR3に対してスロットル開度指令値(信号)を算出する処理について、図11を用いて説明する。
図示の通り、エンジンスロットル開度指令値算出部700には、エンジントルク指令値cTE及びエンジン回転数aNEが入力される。そして、これらをエンジン全性能マップに当てはめてスロットル開度指令値を算出する。
A process in which
As illustrated, the engine torque command value cTE and the engine speed aNE are input to the engine throttle opening command value calculation unit 700. Then, these are applied to the overall engine performance map to calculate the throttle opening command value.
エンジン全性能マップは、エンジン回転数aNEが高くなった場合にエンジントルクを高くするには、スロットル開度を大きくすることを示している。これは、補正後変速比指令値算出部630により算出した補正後の変速比指令値cRATIOにより無段変速機4をダウンシフト側(ローギア側)にした場合に、エンジン回転数aNEが増加してエンジントルクが低下するが、このトルクダウンを防止するためにスロットル開度を大きくして、トルクを一定に維持するためである。 The overall engine performance map indicates that the throttle opening is increased in order to increase the engine torque when the engine speed aNE increases. This is because the engine speed aNE increases when the continuously variable transmission 4 is shifted to the downshift side (low gear side) based on the corrected gear ratio command value cRATIO calculated by the corrected gear ratio command value calculation unit 630. This is because the engine torque decreases, but the throttle opening is increased to keep the torque constant in order to prevent this torque reduction.
ここで例えば車両が下り坂へ進入する場合に、補正後変速比指令値算出部630が行う処理について図12を用いて説明する。
図12は、無段変速機4の変速比補正値αを算出するテーブルであり、横軸は路面勾配(%)、縦軸は変速比補正値αを示している。なお路面勾配が負(図の左側)であるほど降板路の勾配が急であることを示している。
Here, for example, processing performed by the corrected gear ratio command value calculation unit 630 when the vehicle enters a downhill will be described with reference to FIG.
FIG. 12 is a table for calculating the gear ratio correction value α of the continuously variable transmission 4, where the horizontal axis indicates the road surface gradient (%) and the vertical axis indicates the gear ratio correction value α. In addition, it has shown that the gradient of a descending board road is so steep that the road surface gradient is negative (left side of a figure).
補正後変速比指令値算出部630は、変速比指令値算出部610にて算出された変速比補正前指令値tRATIOに変速比補正値αを乗じて補正後の変速比指令値cRATIO(=tRATIO×α)を算出する。ここで、路面が平坦路および登板路である場合には変速比補正値α=1とし、降板路になると勾配に応じて徐々に変速比補正値αを増加させている。すなわち車両が走行する路面勾配がきつい下り坂になるほど、補正後の変速比指令値cRATIOを増加側、すなわち無段変速機4をローギア側にするよう補正する。 The corrected gear ratio command value calculation unit 630 multiplies the gear ratio correction command value tRATIO calculated by the gear ratio command value calculation unit 610 by the gear ratio correction value α to correct the corrected gear ratio command value cRATIO (= tRATIO). X α) is calculated. Here, when the road surface is a flat road or a climbing road, the gear ratio correction value α = 1, and when the road surface is a descending road, the gear ratio correction value α is gradually increased according to the gradient. In other words, the corrected gear ratio command value cRATIO is corrected to increase, that is, the continuously variable transmission 4 is corrected to the low gear side, as the road gradient on which the vehicle travels becomes a steep downhill.
なお、同じ路面勾配でも車速が高いほど走行抵抗等により下り勾配による加速度への影響が少ない(加速しにくい)ので、車速が高くなるにつれ補正量を少なくすることにより、適正な減速感が得られる。
図13には、従来例と本発明と装置における各パラメータの変化を示しており、(イ)は従来例、(ロ)は本願の実施例を示している。なお横軸は時間、縦軸は路面勾配、車速、アクセル開度、駆動トルク指令値、スロットル開度、及び変速比(点線が変速比指令値、実線が実変速比)を示している。
Even with the same road surface gradient, the higher the vehicle speed, the less influence (acceleration is difficult) on the acceleration caused by the downward gradient due to running resistance, etc., so that the appropriate amount of deceleration can be obtained by reducing the correction amount as the vehicle speed increases. .
FIG. 13 shows changes in parameters in the conventional example, the present invention, and the apparatus. (A) shows a conventional example, and (B) shows an example of the present application. The horizontal axis represents time, and the vertical axis represents road surface gradient, vehicle speed, accelerator opening, drive torque command value, throttle opening, and gear ratio (the dotted line is the gear ratio command value and the solid line is the actual gear ratio).
図示の通り、本願の実施例においては、車両が下り坂に進入した時に変速比補正値αを増加させ、無段変速機4の変速比をアップシフト側、すなわち変速機4をローギア側にする。これにより、ドライバーが車両の減速を必要と感じてアクセルペダルを離した時には、既に無段変速機4がダウンシフト側(ローギア側)に変速しているため、車両のエンジンブレーキによる減速が図れ、変速機4の応答遅れによる減速不足感を防止することができる。 As illustrated, in the embodiment of the present application, when the vehicle enters a downhill, the gear ratio correction value α is increased, and the gear ratio of the continuously variable transmission 4 is set to the upshift side, that is, the transmission 4 is set to the low gear side. . As a result, when the driver feels that the vehicle needs to be decelerated and releases the accelerator pedal, the continuously variable transmission 4 has already shifted to the downshift side (low gear side). A feeling of insufficient deceleration due to a response delay of the transmission 4 can be prevented.
更に駆動力分配部600では、変速比をフィードバックしてエンジントルク指令値cTEを算出しているため、変速比が補正されても駆動トルクとしては変化することはないので、変速機4をダウンシフト側(ローギア側)にすることによる違和感をドライバーに与えることはない。
次に、自車の前方に先行車がある場合に、補正後変速比指令値算出部630が行う処理について図14及び図15を用いて説明する。
Further, since the driving
Next, processing performed by the corrected gear ratio command value calculation unit 630 when there is a preceding vehicle ahead of the host vehicle will be described with reference to FIGS. 14 and 15.
図14は、自車と先行車との車間距離distを用いて無段変速機4の変速比補正値βを算出するテーブルであり、横軸は車間距離(m)、縦軸は変速比補正値βを示している。
補正後変速比指令値算出部630は、変速比指令値算出部610にて算出された変速比補正前指令値tRATIOに変速比補正値βを乗じて補正後の変速比指令値cRATIO(=tRATIO×β)を算出する。
FIG. 14 is a table for calculating the gear ratio correction value β of the continuously variable transmission 4 using the inter-vehicle distance dist between the host vehicle and the preceding vehicle, the horizontal axis is the inter-vehicle distance (m), and the vertical axis is the gear ratio correction. The value β is shown.
The corrected gear ratio command value calculation unit 630 multiplies the pre-speed ratio correction command value tRATIO calculated by the gear ratio command value calculation unit 610 by the gear ratio correction value β to correct the corrected gear ratio command value cRATIO (= tRATIO). Xβ) is calculated.
ここで、先行車両との車間距離distが長い(先行車が離れている)時には変速比補正値β=1とし、車間距離distが短くなるにつれて徐々に変速比補正値βを増加させている。すなわち車間距離distが短くなるほど、補正後の変速比指令値cRATIOを増加側、すなわち変速機4をダウンシフト側(ローギア側)に補正する。
図15は、自車と先行車との相対速度dVSPを用いて無段変速機4の変速比補正値γを算出するテーブルであり、横軸は相対速(km/h)、縦軸は変速比補正値γを示している。なお相対速が負(図の左側)にあるほど先行車両に接近していることを示している。
Here, when the inter-vehicle distance dist with the preceding vehicle is long (the preceding vehicle is away), the gear ratio correction value β = 1, and the gear ratio correction value β is gradually increased as the inter-vehicle distance dist becomes shorter. That is, as the inter-vehicle distance dist becomes shorter, the corrected gear ratio command value cRATIO is corrected to the increase side, that is, the transmission 4 is corrected to the downshift side (low gear side).
FIG. 15 is a table for calculating the gear ratio correction value γ of the continuously variable transmission 4 using the relative speed dVSP between the host vehicle and the preceding vehicle. The horizontal axis is the relative speed (km / h), and the vertical axis is the speed change. The ratio correction value γ is shown. In addition, it has shown that it is approaching the preceding vehicle, so that relative speed is negative (left side of a figure).
補正後変速比指令値算出部630は、変速比指令値算出部61にて算出された変速比補正前指令値tRATIOに変速比補正値γを乗じて補正後の変速比指令値cRATIO(=tRATIO×γ)を算出する。
ここで、自車と先行車との相対速dVSPがゼロ(先行車の車速と自車の車速とが一定)である時には変速比補正値γ=1とし、相対速dVSPが低くなる(相対速が負に向かう)につれて徐々に変速比補正値γを増加させている。すなわち相対速dVSPが低くなるほど、補正後の変速比指令値cRATIOを増加側、すなわち変速機4をダウンシフト側(ローギア側)に補正する。
The corrected gear ratio command value calculation unit 630 multiplies the gear ratio pre-correction command value tRATIO calculated by the gear ratio command value calculation unit 61 by the gear ratio correction value γ to correct the corrected gear ratio command value cRATIO (= tRATIO). Xγ) is calculated.
Here, when the relative speed dVSP between the host vehicle and the preceding vehicle is zero (the vehicle speed of the preceding vehicle and the vehicle speed of the host vehicle are constant), the gear ratio correction value γ = 1, and the relative speed dVSP becomes lower (relative speed). Gradually increases) as the gear ratio correction value γ increases. That is, the lower the relative speed dVSP, the corrected gear ratio command value cRATIO is corrected, that is, the transmission 4 is corrected to the downshift side (low gear side).
図16には、従来例と本発明と装置における各パラメータの変化を示しており、(イ)は従来例、(ロ)は本願の実施例を示している。なお本願の実施例においては、自車と先行車との車間距離dist及び相対速度dVSPに基づいて変速比補正値β、γを算出して変速比指令値cRATIOを算出した場合における各パラメータの変化を示している。なお横軸は時間、縦軸は路面勾配、車速、アクセル開度、駆動トルク指令値、スロットル開度、及び変速比(点線が変速比指令値、実線が実変速比)を示している。 FIG. 16 shows changes in parameters in the conventional example, the present invention, and the apparatus. (A) shows a conventional example, and (B) shows an example of the present application. In the embodiment of the present application, the change in each parameter when the gear ratio correction values β and γ are calculated based on the inter-vehicle distance dist and the relative speed dVSP between the host vehicle and the preceding vehicle and the gear ratio command value cRATIO is calculated. Is shown. The horizontal axis represents time, and the vertical axis represents road surface gradient, vehicle speed, accelerator opening, drive torque command value, throttle opening, and gear ratio (the dotted line is the gear ratio command value and the solid line is the actual gear ratio).
図示の通り、本願の実施例においては、自車と先行車との車間距離distが短く、若しくは相対速が小さくなった場合には、無段変速機4をダウンシフト側(ローギア側)、すなわち変速比補正値β、γを増加させている。これにより、ドライバーが車両の減速を必要と感じてアクセルペダルを離した時には、既に無段変速機4をダウンシフト側に変速しているため、車両のエンジンブレーキによる減速が図れ、変速機4の応答遅れによる減速不足感を防止することができる。 As illustrated, in the embodiment of the present application, when the inter-vehicle distance dist between the own vehicle and the preceding vehicle is short or the relative speed is small, the continuously variable transmission 4 is moved to the downshift side (low gear side), that is, The gear ratio correction values β and γ are increased. As a result, when the driver feels that the vehicle needs to be decelerated and releases the accelerator pedal, the continuously variable transmission 4 has already been shifted to the downshift side, so that deceleration by the engine brake of the vehicle can be achieved. A feeling of insufficient deceleration due to a response delay can be prevented.
更に駆動力分配部600では、変速比をフィードバックしてエンジントルク指令値cTEを算出しているため、変速比が補正されても駆動トルクとしては変化することはないので、変速比を補正することによる違和感をドライバーに与えることはない。
次に、車両が曲線道路へ進入する場合に、補正後変速比指令値算出部630が行う処理について図17を用いて説明する。
Further, since the driving
Next, processing performed by the corrected gear ratio command value calculation unit 630 when the vehicle enters a curved road will be described with reference to FIG.
図17は、無段変速機4の変速比補正値εを算出するテーブルであり、横軸は道路の曲率(1/m)、縦軸は変速比補正値εを示している。なお曲率が高い(図の右側にある)ほど曲線道路の曲がりが急であることを示している。
補正後変速比指令値算出部630は、変速比指令値算出部610にて算出された変速比補正前指令値tRATIOに変速比補正値εを乗じて補正後の変速比指令値cRATIO(=tRATIO×ε)を算出する。ここで、車両が直線道路を走行する場合には変速比補正値ε=1とし、曲線道路になると道路の曲率に応じて徐々に変速比補正値εを増加させている。すなわち車両が走行する道路の曲率が大きく、カーブがきつくなるほど(図の右側へ向かうほど)、補正後の変速比指令値cRATIOが増加するよう、すなわち変速機4をダウンシフト側(ローギア側)になるように補正する。
FIG. 17 is a table for calculating the gear ratio correction value ε of the continuously variable transmission 4. The horizontal axis indicates the road curvature (1 / m), and the vertical axis indicates the gear ratio correction value ε. The higher the curvature (on the right side of the figure), the sharper the curve road is.
The corrected gear ratio command value calculation unit 630 multiplies the pre-speed ratio correction command value tRATIO calculated by the gear ratio command value calculation unit 610 by the gear ratio correction value ε to correct the corrected gear ratio command value cRATIO (= tRATIO). Xε) is calculated. Here, when the vehicle travels on a straight road, the gear ratio correction value ε = 1, and when the vehicle is a curved road, the gear ratio correction value ε is gradually increased according to the curvature of the road. That is, the greater the curvature of the road on which the vehicle is traveling and the tighter the curve (the more toward the right side of the figure), the corrected gear ratio command value cRATIO increases, that is, the transmission 4 is shifted to the downshift side (low gear side). Correct so that
図18には、従来例と本発明と装置における各パラメータの変化を示しており、(イ)は従来例、(ロ)は本願の実施例を示している。なお横軸は時間、縦軸は路面勾配、車速、アクセル開度、駆動トルク指令値、スロットル開度、及び変速比(点線が変速比指令値、実線が実変速比)を示している。
図示の通り、本願の実施例においては、車両が曲線道路に進入した時に無段変速機4をダウンシフト側(ローギア側)、すなわち変速比補正値εを増加させている。これにより、ドライバーが車両の減速を必要と感じてアクセルペダルを離した時には、既に無段変速機4をダウンシフト側に変速しているため、車両のエンジンブレーキによる減速が図れ、変速機4の応答遅れによる減速不足感を防止することができる。
FIG. 18 shows changes in parameters in the conventional example, the present invention, and the apparatus. (A) shows a conventional example, and (B) shows an example of the present application. The horizontal axis represents time, and the vertical axis represents road surface gradient, vehicle speed, accelerator opening, drive torque command value, throttle opening, and gear ratio (the dotted line is the gear ratio command value and the solid line is the actual gear ratio).
As illustrated, in the embodiment of the present application, when the vehicle enters the curved road, the continuously variable transmission 4 is increased on the downshift side (low gear side), that is, the speed ratio correction value ε. As a result, when the driver feels that the vehicle needs to be decelerated and releases the accelerator pedal, the continuously variable transmission 4 has already been shifted to the downshift side, so that deceleration by the engine brake of the vehicle can be achieved. A feeling of insufficient deceleration due to a response delay can be prevented.
更に駆動力分配部600では、変速比をフィードバックしてエンジントルク指令値cTEを算出しているため、変速比が補正されても駆動トルクとしては変化することはないので、変速機4をダウンシフト側にすることによる違和感をドライバーに与えることはない。
本実施形態によれば、車両の運転状態(目標車速tVSP、車速aVSP)に基づいて目標駆動トルクcTDRを設定する目標駆動トルク設定手段400,440と、目標駆動トルクcTDRに基づいて変速機4の目標変速比tRATIOを設定する目標変速比設定手段610と、目標駆動トルクcTDR及び実変速比aRATIOに基づいて目標エンジントルクcTEを設定する目標エンジントルク設定手段620と、目標変速比tRATIOに基づいて変速機4を制御する変速比制御手段(トランスミッションECU)30と、目標エンジントルクcTEに基づいてエンジン1を制御するエンジン制御手段(エンジンECU)20と、を備える車両の駆動力制御装置であって、車両の走行状況に応じて目標変速比(変速比補正値α、β、γ)を補正する目標変速比補正手段630を有する。このため、車両の走行状況、例えば車両が曲線道路を走行する場合に、車両の旋回状態量(道路の曲率)に基づいて目標変速比を設定することにより、曲線道路走行中に車速が高いと感じた場合には、アクセル操作のみで十分な減速度を得ることができるという効果がある。そして、無段変速機4の変速比を補正しても駆動トルクは変わらないようにするため、変速比を補正することによる違和感をドライバーに与えないようにすることができる。
Further, since the driving
According to the present embodiment, the target drive torque setting means 400 and 440 that sets the target drive torque cTDR based on the driving state of the vehicle (target vehicle speed tVSP, vehicle speed aVSP), and the transmission 4 based on the target drive torque cTDR. Target speed ratio setting means 610 for setting the target speed ratio tRATIO, target engine torque setting means 620 for setting the target engine torque cTE based on the target drive torque cTDR and the actual speed ratio aRATIO, and speed change based on the target speed ratio tRATIO A vehicle driving force control device comprising a transmission ratio control means (transmission ECU) 30 for controlling the machine 4 and an engine control means (engine ECU) 20 for controlling the
また本実施形態によれば、目標変速比補正手段630は、車両が勾配を有する道路を走行する場合に目標変速比tRATIOを補正する(変速比補正値α、図12,13)。このため、下り坂では平坦路に比べて減速しにくいので、予め変速比を増加するよう補正、すなわち変速機4をダウンシフト側(ローギア側)にしておくことにより、ドライバーがアクセルペダルを離した際に十分な減速感をドライバーに与えることができる。 Further, according to the present embodiment, the target gear ratio correction means 630 corrects the target gear ratio tRATIO when the vehicle travels on a road having a gradient (speed ratio correction value α, FIGS. 12 and 13). For this reason, it is harder to decelerate on a downhill than on a flat road. Therefore, the driver releases the accelerator pedal by correcting the transmission ratio in advance, that is, by setting the transmission 4 to the downshift side (low gear side). This can give the driver a sufficient feeling of deceleration.
また本実施形態によれば、目標変速比補正手段630は、道路の勾配に応じて目標変速比cRATIOの補正値を変更する(変速比補正値α、図12,13)。このため、下り勾配が急である場合には変速比を増加、すなわち無段変速機4をダウンシフト側(ローギア側)に変更する一方、下り勾配が緩やかである場合には変速比の補正値を小さくすることにより、ドライバーがアクセルペダルを離した際に適切な減速を確保することができる。 Further, according to the present embodiment, the target gear ratio correction means 630 changes the correction value of the target gear ratio cRATIO according to the road gradient (speed ratio correction value α, FIGS. 12 and 13). For this reason, when the down slope is steep, the gear ratio is increased, that is, the continuously variable transmission 4 is changed to the downshift side (low gear side), while when the down slope is gentle, the gear ratio correction value. By reducing the value, an appropriate deceleration can be ensured when the driver releases the accelerator pedal.
また本実施形態によれば、目標変速比補正手段630は、前方車両との車間距離distに応じて目標変速比cRATIOを補正する(変速比補正値β、図14,16)。このため、車間距離distが狭くなっている場合には変速比を増加、すなわち無段変速機4をダウンシフト側(ローギア側)にすることにより、ドライバーがアクセルペダルを離した際に適切な減速を確保することができる。 Further, according to the present embodiment, the target gear ratio correction means 630 corrects the target gear ratio cRATIO according to the inter-vehicle distance dist with the preceding vehicle (speed ratio correction value β, FIGS. 14 and 16). For this reason, when the inter-vehicle distance dist is reduced, the gear ratio is increased, that is, the continuously variable transmission 4 is set to the downshift side (low gear side), so that an appropriate deceleration is achieved when the driver releases the accelerator pedal. Can be secured.
また本実施形態によれば、目標変速比補正手段630は、前方車両との相対速度差dVSPに応じて目標変速比tRATIOを補正する(変速比補正値γ、図15,16)。このため、相対速度dVSPが負に向かう場合、すなわち先行車両に接近する場合には無段変速機4の変速比を増加、すなわち変速機4をダウンシフト側(ローギア側)にすることにより、ドライバーがアクセルペダルを離した際に適切な減速を確保することができる。 Further, according to the present embodiment, the target gear ratio correction means 630 corrects the target gear ratio tRATIO according to the relative speed difference dVSP with the preceding vehicle (speed ratio correction value γ, FIGS. 15 and 16). Therefore, when the relative speed dVSP is negative, that is, when approaching the preceding vehicle, the transmission ratio of the continuously variable transmission 4 is increased, that is, the transmission 4 is shifted to the downshift side (low gear side), thereby When the accelerator pedal is released, proper deceleration can be ensured.
また本実施形態によれば、目標変速比補正手段630は、車両が曲線道路を走行する場合に目標変速比tRATIOを補正する(変速比補正値ε、図17,18)。このため、車両が曲線道路を走行する場合には無段変速機4の変速比を増加、すなわち変速機4をダウンシフト側(ローギア側)にすることにより、ドライバーがアクセルペダルを離した際に適切な減速を確保することができる。 Further, according to the present embodiment, the target gear ratio correction means 630 corrects the target gear ratio tRATIO when the vehicle travels on a curved road (speed ratio correction value ε, FIGS. 17 and 18). For this reason, when the vehicle travels on a curved road, the transmission ratio of the continuously variable transmission 4 is increased, that is, when the transmission is shifted to the downshift side (low gear side), the driver releases the accelerator pedal. Appropriate deceleration can be ensured.
また本実施形態によれば、目標変速比補正手段630は、道路の曲率に応じて目標変速比tRATIOの補正値を変更する(変速比補正値ε)。このため、道路の曲率が大きい場合には無段変速機4の変速比を増加、すなわち変速機4のローギア側へのダウンシフト量を大きく変更する一方、道路の曲率が小さい場合には変速機4のダウンシフト量を小さく変更することにより、ドライバーがアクセルペダルを離した際に適切な減速を確保することができる。 Further, according to the present embodiment, the target gear ratio correction means 630 changes the correction value of the target gear ratio tRATIO according to the curvature of the road (speed ratio correction value ε). For this reason, when the curvature of the road is large, the transmission ratio of the continuously variable transmission 4 is increased, that is, the amount of downshift of the transmission 4 to the low gear side is greatly changed, while when the curvature of the road is small, the transmission By changing the downshift amount of 4 to be small, it is possible to ensure appropriate deceleration when the driver releases the accelerator pedal.
また本実施形態によれば、目標変速比補正手段630は、車速aVSPに応じて目標変速比tRATIOの補正値を変更する(変速比補正値ε)。このため、車両が曲線道路を走行する際の車速aVSPが大きい場合には無段変速機4の変速比を増加、すなわち変速機4のローギア側へのダウンシフト量を大きく変更する一方、車速が低い場合には変速比を小さくすることにより、ドライバーがアクセルペダルを離した際に適切な減速を確保することができる。 Further, according to the present embodiment, the target gear ratio correction means 630 changes the correction value of the target gear ratio tRATIO according to the vehicle speed aVSP (speed ratio correction value ε). Therefore, when the vehicle speed aVSP when the vehicle travels on a curved road is high, the transmission ratio of the continuously variable transmission 4 is increased, that is, the amount of downshift of the transmission 4 to the low gear side is greatly changed, while the vehicle speed is If it is low, the gear ratio can be reduced to ensure proper deceleration when the driver releases the accelerator pedal.
また本実施形態によれば、目標変速比補正手段630は、変速機4をダウンシフト側(ローギア側)にするよう目標変速比tRATIOを補正する。このため、ドライバーが減速を必要とした場合には、既に目標変速比tRATIOを補正して無段変速機4をローギア側に設定しており、ドライバーがアクセルペダルを離すことにより車両の減速ができる。 Further, according to the present embodiment, the target gear ratio correction means 630 corrects the target gear ratio tRATIO so that the transmission 4 is on the downshift side (low gear side). Therefore, when the driver needs to decelerate, the target transmission ratio tRATIO has already been corrected and the continuously variable transmission 4 is set to the low gear side, and the driver can decelerate the vehicle by releasing the accelerator pedal. .
2 エンジン回転センサ
3 スロットルACTR
13 アクセル開度センサ
14 車速センサ
15 制御開始SW
16 ブレーキSW
20 エンジンECU
30 トランスミッションECU
100 車速制御ECU
200 制御開始判定部
300 目標車速算出部
310 目標加速度決定部
320 積分処理部
400 車速制御部
410 位相補償器
420 規範モデル
430 フィードバック補償器
440 駆動トルク変換部
500 実変速比算出部
600 駆動力分配部
610 変速比指令値算出部
620 エンジントルク指令値算出部
630 補正後変速比指令値算出部
640 路面勾配推定部
650 道路曲率推定部
2 Engine rotation sensor 3 Throttle ACTR
13
16 Brake SW
20 Engine ECU
30 Transmission ECU
100 Vehicle speed control ECU
200 Control start
Claims (9)
車両の走行状況に応じて目標変速比を補正する目標変速比補正手段を有することを特徴とする車両の駆動力制御装置。 Target drive torque setting means for setting a target drive torque based on the driving state of the vehicle, target gear ratio setting means for setting a target speed ratio of the transmission based on the target drive torque, the target drive torque and the actual speed change Target engine torque setting means for setting a target engine torque based on the ratio; speed ratio control means for controlling the transmission based on the target speed ratio; engine control means for controlling the engine based on the target engine torque; A vehicle driving force control device comprising:
A driving force control apparatus for a vehicle, comprising: a target speed ratio correcting unit that corrects a target speed ratio according to a traveling state of the vehicle.
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008273387A (en) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Toyota Motor Corp | Vehicle speed controller of vehicle |
JP2008290469A (en) * | 2007-05-22 | 2008-12-04 | Hitachi Ltd | Vehicle speed control device in accordance with path curvature |
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2003
- 2003-10-24 JP JP2003363970A patent/JP2005127424A/en active Pending
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