JP2005127274A - エンジンのカバー - Google Patents

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Abstract

【課題】シリンダヘッドの側方にマフラーや燃料タンク、エアクリーナなどの各種装置を配置した構成のエンジンにおいて、シリンダヘッドから発生する騒音を低減し、且つファンからの冷却風を反対側へも有効に作用させることができるカバーを提供することを課題とする。
【解決手段】シリンダヘッド7の前後左右側方のうち3方を、燃料タンク10、エアクリーナ20、マフラー9で覆う構成のエンジン1において、残りの一方をサイドカバー51で覆い、シリンダヘッド7上方をトップカバー52で覆うようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジン上部を覆うカバーの構成に関する。
従来から、空冷式エンジンにおいて、シリンダヘッドの側方にマフラーや燃料タンク、エアクリーナ等の各種装置を配置した構成のものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1に示される技術においては、シリンダの一側に設けたファンからの冷却風を、反ファン側のシリンダ側面にまで通過するようにして、冷却機能の向上を図るものとしている。
特開平8−232654号公報
特許文献1に示す技術では、シリンダヘッド及びシリンダを囲むように排風フランジを設けた構成であるため、冷却風のみガイドする構成であり、遮音性は考慮に入れられていなかった。一方、エンジンにカバーを取り付けて、エンジンの駆動による振動や騒音の放散を防止することは、一般に行われていた。この場合、エンジン全体を覆うように構成されるため、取り付け作業が手間の掛かるものとなり、メンテナンス性が悪かった。また、汎用エンジンの場合、取り付ける作業機毎にカバーを変更する必要があった。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、シリンダヘッドの前後左右側方のうち3方を、燃料タンク、エアクリーナ、マフラーで覆う構成のエンジンにおいて、残りの一方をサイドカバーで覆い、シリンダヘッド上方をトップカバーで覆うようにしたものである。
請求項2においては、前記サイドカバーを排気管の形状に合わせて折り曲げ形成したものである。
請求項3においては、前記サイドカバーとトップカバーとを一体的に構成したものである。
請求項4においては、前記サイドカバーの上縁部に切欠を設け、上縁部をトップカバーの側面に固設したものである。
請求項5においては、前記サイドカバーの側面に開口部を設けたものである。
請求項6においては、前記サイドカバーの下縁部の少なくとも一辺を、垂直に折り曲げて挿入突起とし、エンジン本体に設けたスリットに挿入して取り付けたものである。
請求項7においては、前記トップカバーの上面に取付用孔を開口し、該取付孔の周囲を漏斗状に構成するとともに、内周に切欠を設けたものである。
請求項8においては、前記トップカバーの上面に、吊り上げ用部材挿入孔と始動補助材充填孔を設けたものである。
請求項9においては、シリンダヘッドの前後左右側方のうち3方を、燃料タンク、エアクリーナ、マフラーで覆う構成のエンジンにおいて、前記トップカバーとボンネットカバーとの間の空間に冷却風を吐出する冷却風ガイドを、エアクリーナのボディのシリンダヘッド側に形成したものである。
請求項10においては、前記冷却風ガイドを、エアクリーナのボディのシリンダヘッド側に形成する仕切り壁に一体的に形成したものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、吸気側からの冷却風をシリンダヘッドを介して排気管まで送ることができて、シリンダヘッド及び反対側に配置される排気管を冷却することができる。
シリンダヘッドの回りをカバーにより覆うことができるので、シリンダヘッドから発生する騒音を低減することができる。
また、トップカバーとサイドカバーに分割されるので、カバーをエンジンに簡単に組み付けることができる。さらに、メンテナンスを行う際に、トップカバーとサイドカバーを単独で外すことができるので、所望の部品などを容易に外すことができ、メンテナンスが向上する。
請求項2においては、サイドカバーにより排気管を覆うことができるので、ユーザが誤って排気管に接触して火傷することを防止することができる。
請求項3においては、カバーをエンジンに取り付ける際の手間を省くことができる。
請求項4においては、切欠にデコンプレバーを取り付けることができるので、デコンプレバーをカバーより外側へ突出することなく取り付けることができる。したがって、カバーをエンジンに取り付けた状態で、エンジンの外観を損なうことなく、デコンプレバーの操作が可能となる。
また、トップカバーとサイドカバーをL字状に連結できるため、外観を向上できる。
請求項5においては、開口部より冷却風を十分に排出でき、冷却効率を向上できる。
また、開口分だけサイドカバーの軽量化を図ることができる。
請求項6においては、サイドカバーをエンジン本体に対して簡単に位置決めして、固定することができる。また、サイドカバーの固定部を簡単に構成できる。
請求項7においては、トップカバー上面に雨水等がかかっても、切欠から水が抜け出るため、溜まることを防止できる。また、トップカバーの水抜き構成を簡単に構成できる。
請求項8においては、トップカバーをエンジンから外すことなく、吊り上げ用部材をシリンダヘッドに簡単に取り付けることができるので、エンジン本体にガイド部材等を設ける必要なく、吊り上げ用部材のみで簡単にエンジンを吊り上げることができる。
また、トップカバーをエンジン本体から外すことなく、始動補助剤充填孔から始動補助剤を充填できる。
請求項9においては、冷却風ガイドによりファンからの冷却風をガイドして分岐させることが可能となり、シリンダヘッドだけでなくボンネットカバーや燃料噴射ノズルをも冷却することができる。また、冷却風ガイドを鋳物等で簡単に構成できる。
請求項10においては、ボディに特別な部品を付加したり、加工したりして構成する必要がなく、安価に構成することができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1はカバーを取り付けた状態のエンジンの斜視図、図2は同じく正面断面図、図3は同じく上部側面断面図、図4はエンジン上部の平面図、図5はエアクリーナのボディの正面図、図6は同じく底面図、図7はサイドカバーとトップカバーの正面図、図8は同じく右側面図、図9は同じく平面図である。
まず、空冷式のディーゼルエンジンを実施例として、エンジンの全体構成について、図1から図3を用いて説明する。なお、以下の説明においては、図1における矢印Fの方向を前方とする。
エンジン1の本体は上部のシリンダブロック2と下部のクランクケース3とから構成されており、該シリンダブロック2の中央にシリンダ2aが上下方向に形成され、該シリンダ2aにピストン4が収納されている。そして、該ピストン4がクランクケース3に軸支されたクランク軸5にコンロッド6により連結されている。
前記シリンダブロック2下部のクランクケース3内にはバランスウエイトやガバナ装置11等が配置され、該ガバナ装置11の上方にカム軸13や燃料噴射ポンプ12等が配置されている。燃料噴射ポンプ12は、カム軸13の前後中央上に設けられたポンプ駆動カム14により該燃料噴射ポンプ12のプランジャを押し引きして燃料タンク10からの燃料を吸入し、高圧管19を介して燃料噴射ノズル15に所定のタイミングで所定量の燃料を供給するように構成されている。該燃料噴射ノズル15による燃料噴射量は、燃料噴射ポンプ12のコントロールレバー16を回動してプランジャのストロークを変更することで調節可能となっている。
前記シリンダブロック2上にはシリンダヘッド7が配設され、該シリンダヘッド7内に吸気弁31や排気弁32、噴射ノズル15が配置されている。さらに、該シリンダヘッド7上にボンネットカバー8が配設されて弁腕室8aが形成され、該弁腕室8a内に前記吸気弁31と排気弁32の上端部、弁腕27・28、プッシュロッド25の上端部等が内装されている。該シリンダヘッド7とボンネットカバー8の前後左右側方のうち三方がマフラー9、燃料タンク10、エアクリーナ20で覆われている。本実施例では、シリンダヘッド7の右側方にマフラー9が配置され、左側方に燃料タンク10が配置され、後方にエアクリーナ20が配置されている。そして、残りの一方及び上方がそれぞれカバー50のサイドカバー51とトップカバー55で覆われている。
また、前記エアクリーナ20の下方でシリンダブロック2の一側面(後面)には、ファン35が配設されている。ファン35は、フライホイール35aをクランク軸5の一端に固設し、該フライホイール35a外側面の外周部に複数のフィン35b・35b・・・を一体的に設けることで構成されている。該ファン35はファンケース36により覆われ、ファン35の回転によりファンケース36内に吸い込まれた外の空気を、シリンダブロック2やシリンダヘッド7等に送り冷却し、また、エアクリーナ20に空気を供給するようになっている。
図3に示すように、前記吸気弁31(排気弁32)は、下端部の弁頭31a(32a)と胴部の弁棒31b(32b)とからなり、前記ピストン4の上方に配置されている。弁頭31a(32a)は、シリンダヘッド7下面に形成されたバルブシートに対して着座・離間可能に配置され、シリンダヘッド7に形成された吸気ポート7a(排気ポート7b)とシリンダブロック2に形成されたシリンダ2a内とを連通・遮断することを可能としている。吸気ポート7aはシリンダヘッド7の後方に設けられたエアクリーナ20と連通され、排気ポート7bは排気管34を介してマフラー9と連通されている。
前記弁棒31b(32b)は、シリンダヘッド7を上方に貫通してボンネットカバー8側に摺動可能に突出され、その上端が弁腕27(28)に当接されている。そして、弁腕室8a内において、該弁棒31b(32b)にバネ33(33)が外嵌され、該バネ33により弁頭31a(31b)が上方に摺動するように付勢されて、吸気弁31(排気弁32)が閉じるように構成されている。
前記吸気弁31と排気弁32との間には前記噴射ノズル15が配置されている。該噴射ノズル15は、その先端(吐出部)がシリンダ2aの中心上方に位置するようにシリンダヘッド7を貫通して下方に突出される一方、他端が前記燃料噴射ポンプ12から延出された高圧管19と接続されて、シリンダ2a内に燃料噴射ポンプ12により供給された燃料を噴射できるようになっている。
また、前記シリンダヘッド7及びボンネットカバー8の一端には上下方向に貫通する連通孔37が設けられている。連通孔37は吸気ポート7aと連通され、低温時にエンジンの始動を円滑に行うための始動補助材を該連通孔37から吸気ポート7aを介してシリンダ2a内に充填できるように構成されている。なお、該連通孔37には、始動補助剤充填時以外はキャップ38が挿嵌されて、外からの異物混入を防止している。
さらに、前記ボンネットカバー8にはデコンプレバー39が設けられている。デコンプレバー39は、エンジン始動時に排気弁32または吸気弁31(通常排気弁であり、本実施例では排気弁32に設けている)を強制的に開いてシリンダ2a内の圧縮力を低下させることによりクランキング力を弱めて始動性を高めるものであり、ボンネットカバー8に枢支される操作軸39aに把手39bが取り付けられて構成されている。
前記操作軸39aはボンネットカバー8に前後水平方向に回動自在に支持されており、その前方外側に突出した端部に把手39bが一体的に固定される一方、弁腕室8a内に突出した端部には切欠を有する半円筒状の当接部39cが形成され、該当接部39cと弁腕28とが当接可能とされている。したがって、デコンプレバー39を手動で回動操作して、当接部39cが弁腕28に当接して押すことにより、排気弁32がバネの付勢力に抗して下方に摺動し、排気弁32が開くことになる。こうして、ピストン4が上昇してもシリンダ2a内の空気は排気弁32より出て圧縮されることがなく、クランク軸5を大きな力を必要とせず回動することができる。
また、図3に示すように、前記エアクリーナ20は、主にボディ40とカバー41とエレメント42から構成されており、該カバー41がボディ40にシール部材43を介して固設され、該カバー41とボディ40との間にエレメント42が収納されている。つまり、ボディ40の内側に、エレメント42の外周形状に合わせて段形状に凹部40aが形成され、該凹部40aにシール部材44を介してエレメント42を嵌合してからボルト45・ナット46で締め付けてエレメント42をボディ40に固定し、その後にカバー41をナット47で固定するように構成されている。
前記エアクリーナ20の下部には、吸入口20aが設けられ、直接外気を吸入し、或いはファンケース36から外気を吸入するようにしている。該吸入口20aは、ボディ40にカバー41が固定された際に、前記カバー41の下側縁部に形成された切欠41aにより形成され、下方に開口して外の冷たい空気をエアクリーナ20内へと吸入可能としている。また、ボディ40の中央部には空気の通過経路として吸気孔40jが形成され、シリンダヘッド7の吸気ポート7aと連通されている。
そして、図5、図6に示すように、前記ボディ40のシリンダヘッド7側には、上下中途部から水平方向にシリンダヘッド7側に延出する仕切り壁40bと、該仕切り壁40bに連続してボディ40の下部両側から外側(シリンダヘッド7側)に延出する仕切り壁40cと、ボディ40の反シリンダヘッド7側の底部から底面視で略U字状で下方に延設される仕切り壁40dが一体的に形成され、該仕切り壁20b・20c・40dによりファン35から送られてくる冷却風をファンケース36の上部からシリンダヘッド7内にガイドするように構成されている。なお、仕切り壁40b・40cにはボディ40をシリンダヘッド7に取り付けるためのボルト孔が形成されている。
さらに、前記仕切り壁40bと仕切り壁40cにおいては、それぞれの中途部に上方に突出する冷却風ガイド40e・40fが設けられている。該冷却風ガイド40e・40fは、ボディ40がシリンダヘッド7に取り付けられた際に、該シリンダヘッド7の上面より上方に位置して開口部48・49を形成し、仕切り壁40b・40c・40dとシリンダヘッド7との間の空間と、トップカバー55とシリンダヘッド7との間の空間を連通するように構成されている。よって、ファン35から流れてくる冷却風の一部がシリンダヘッド7内ではなく、仕切り壁40b・40cの冷却風ガイド40e・40fにより案内されて、開口部48・49からシリンダヘッド上方のボンネットカバー8とトップカバー55との間の空間に送られる。
このように、シリンダヘッド7上方のボンネットカバー8とトップカバー55との間の空間に冷却風を吐出する冷却風ガイド40e・40fをエアクリーナ20のボディ40のシリンダヘッド7側に形成したので、該冷却風ガイド40e・40fによりファン35からの冷却風をガイドして分岐させることが可能となり、シリンダヘッド7だけでなくボンネットカバー8をも冷却することができる。また、冷却風ガイド40e・40fを鋳物等で簡単に構成できる。
さらに、冷却風ガイド40e・40fを、エアクリーナ20のボディ40のシリンダヘッド7側に形成する仕切り壁40b・40cに一体的に形成したので、ボディ40に特別な部品を付加したり、加工したりして構成する必要がなく、安価に構成することができる。
次に、カバー50について、図1、図7から図9を用いて説明する。
カバー50はサイドカバー51とトップカバー55とからなり、シリンダヘッド7の前後左右側方の三方がマフラー9、燃料タンク10、エアクリーナ20で覆われたエンジン上部において、残りの一方をサイドカバー51で覆い、シリンダヘッド7及びボンネットカバー8の上方をトップカバー55で覆うように構成されている。
サイドカバー51は、本実施例ではマフラー9、燃料タンク10、エアクリーナ20で覆われないシリンダヘッド7前方に配置され、シリンダヘッド7前面に配設された排気管34を覆うとともに、シリンダブロック2の上部側方を覆っている。
前記サイドカバー51はハット状に折り曲げて形成されるとともに、後面視略台形状に形成されている。つまり、サイドカバー51はその排気管34を覆う部分となる上下中央部を前方へ突出して左右両側が開放された突出部52を構成し、該突出部52がシリンダヘッド7側からマフラー9側に向かうに従って上下方向に大きくし、排気管34の形状に合わせて形成されている。
また、サイドカバー51の側面には複数の開口部52a・52b・52cが設けられている。本実施例では、開口部52a・52b・52cはサイドカバー51の突出部52に三つの長孔が所定間隔で上下方向に開口されて構成されているが、開口部の数や形状は特に限定するものではなく、より多くの開口部を設けてもよいし、また開口部を設けずに両側方または両上下方向から排熱する構成でもよく、排気管34に直接触ることができないようにして火傷等を防止し、排熱できる構成であればよい。
前記サイドカバー51の下縁部53においては、図8、図9に示すように、その少なくとも一辺が垂直に折り曲げられて、挿入突起53aが形成されている。該挿入突起53aは、図3に示すように、エンジン本体(シリンダブロック2)の前面に左右水平方向に突出された複数の放熱用のフィンに、上下方向にスリット2bを形成し、該スリット2bに前記挿入突起53aを挿入可能とされ、簡単に位置決めして固定できるようにしている。
一方、サイドカバー51の上縁部54には、前記デコンプレバー39を取付可能とする側面視略V字状の切欠54aが設けられている。該切欠54aは、サイドカバー51をエンジン本体に取り付けた状態において、その閉鎖側に形成された円弧部54cがボンネットカバー8から前方に突出するデコンプレバー39の操作軸39aの軸線上に位置するように形成されている。このように、切欠54aを構成することで、デコンプレバー39を前記突出部52より低い位置に配置することができて、デコンプレバー39をカバーの凹んだ位置に配置して突出することがなく、外観を向上でき、サイドカバー51を簡単に取り外すことができて、メンテナンス性が向上し、パンチ等で簡単に切欠を構成することもできる。但し、切欠54aの形状は限定するものではない。
さらに、前記サイドカバー51においては、その下縁部53にサイドカバー51をエンジン本体(シリンダブロック2)に取リ付けるための取付孔53bが設けられるとともに、上縁部54に該サイドカバー51をトップカバー55に取り付けるための複数の取付孔54b・54bが設けられている。該上縁部54の内側には、取付孔54bと一致するようにナット68が固設されている。
一方、トップカバー55はシリンダヘッド7上方に配置され、該シリンダヘッド7及びボンネットカバー8を覆っている。該トップカバー55は平面視矩形状に形成され、その上面56の左右両側及び前側が下方に垂直に折り曲げられて縁部57・58・59が形成されている。
前記トップカバー55の上面56には該トップカバー55をエンジン本体に取り付けるための複数の取付孔56a・56a・・・が開口されている。本実施例では、四つの取付孔56a・56a・56a・56aが開口され、これらの取付孔56a・56a・56a・56aがトップカバー55の上面56の四隅に配置されている。
各取付孔56aにおいては、図8、図9に示すように、中心部分の周囲が低くなるように漏斗状に構成されるとともに、該取付孔56aの内周に切欠56bが設けられている。この切欠56bにより水抜き構成が簡単にでき、そのため、ボルト等によりカバーを固定してトップカバー55の上面56に雨水などがかかっても、切欠56bから水が抜けるので、トップカバー55に溜まることを防止できる。
前記トップカバー55の上面56には、更に吊り上げ用部材挿入孔56cと始動補助剤充填孔56dが設けられている。吊り上げ用部材挿入孔56cは、図4に示すように、シリンダヘッド7上面に形成された螺子孔61と平面視で一致するように配置され、通常はボルトで閉じておき、吊り上げる時にはそのボルトを外して、吊り上げ用部材挿入孔56cからIボルト等の取付用部材をボス等を介してシリンダヘッド7に螺装可能としている。こうして、エンジン1を移動するときや作業機に組み込む場合などでは、トップカバー55をエンジン1から外すことなく、吊り上げ用部材をシリンダヘッド7に簡単に取り付けてエンジン1を吊り上げることができるようにしている。よって、エンジン本体にガイド部材等を設ける必要なく、吊り上げ用部材のみで容易にエンジン1を吊り上げることができる。
前記始動補助剤充填孔56dは、ボンネットカバー8及びシリンダヘッド7に設けられた前記連通孔37と一致するように開口されており、該連通孔37に挿嵌されたキャップ38を挿通できる大きさに形成されて、トップカバー55をエンジン本体に取り付けた状態で、キャップ38を該始動補助剤充填孔56dから取り外せるように構成されている。これにより、トップカバー55をエンジン本体から外すことなく、連通孔37を開口して、始動補助剤充填孔56dから始動補助剤を充填できるようになる。
また、前記縁部57・58・59のうち、マフラー9、燃料タンク10、エアクリーナ20に接しない前側の縁部59には、トップカバー55に前記サイドカバー51を取り付けるための取付孔59a・59aが複数設けられている。さらに、該縁部59の下端部には切欠からなる円弧部59bが、サイドカバー51の上縁部54に形成された切欠54bの円弧部54cと向かい合うように形成されている。
続いて、カバー50の取付構成について、図3、図4を用いて説明する。
カバー50のうちトップカバー55は、エアクリーナ20のボディ40と、シリンダヘッド7、ボンネットカバー8に取り付けられ、サイドカバー51はシリンダブロック2とトップカバー55に取り付けられる。
前記エアクリーナ20のボディ40のシリンダヘッド側には、トップカバー55取付用のボス部40g・40gが突出して形成されており、各ボス部40gに上下方向に螺子孔40hが形成されている。そして、ボス部40gの螺子孔40hにトップカバー55に設けられた取付孔56a・56a・56a・56aのうち、エアクリーナ20側の取付孔56a・56aを一致させ、ボルト64をトップカバー55の取付孔56a及び防振ゴム等の介設部材65を介して、ボス部40gの螺子孔40hに螺合させて締結することで、トップカバー55はエアクリーナ20のボディ40に取り付けられる。
前記シリンダヘッド7及びボンネットカバー8の上面にも、トップカバー55取付用の螺子孔62・63が上下方向に設けられている。そして、前記トップカバー55の残りの取付孔56a・56aをそれぞれ螺子孔62・63に一致させ、ボルト64・64をトップカバー55の各取付孔56a、介設部材、ボスを介して、螺子孔62・63に締結することで、トップカバー55はシリンダヘッド7とボンネットカバー8に取り付けられる。
また、図3に示すように、サイドカバー51は、突出部52で排気管34を覆うように配置され、下縁部53に形成された挿入突起53aをシリンダブロック2の側面に設けられたスリット2bに挿入することで、位置決めして固定される。
さらに、前記シリンダブロック2側面に突出して形成されたボス部2cの螺子孔に、サイドカバー51の下縁部53に設けられた取付孔53bを一致させ、ボルト66をサイドカバー51の取付孔53b及び介設部材67を介して、ボス部2cの螺子孔に螺合させて締結することで、サイドカバー51をシリンダブロック2に強固に取り付けられる。
そして、サイドカバー51の上縁部54をトップカバー55の前側縁部58に重ね合わせて、上縁部54の取付孔54b・54bを前側縁部58の取付孔59a・59aに一致させ、ボルト69を取付孔54a・59bを介して、上縁部54のナット68に螺挿することで、サイドカバー51がトップカバー55に締結される。こうして、トップカバー55とサイドカバー51がL字状に連結され、外観の向上が図られている。また、トップカバー55とサイドカバー51とを一体に構成してもよく、この場合カバーの取付作業の手間を省くことができる。
前記サイドカバー51とトップカバー55との締結部においては、サイドカバー51の上縁部54に形成された切欠54aの円弧部54bとトップカバー55の前側縁部59に形成された円弧部59bとにより、円形状の開口部が形成されて、該開口部から前記デコンプレバー39が突出される。このとき、デコンプレバー39の把手39bは、トップカバー55の上面56より下方、且つサイドカバー51の突出部52上方に位置し、トップカバー55及びサイドカバー51より外側に突出しないようになる。したがって、カバー50をエンジン1に取り付けた状態で、エンジン1の外観を損なうことなく、デコンプレバー39の操作が可能となる。
このようにカバー50をトップカバー55とサイドカバー51に分割して構成しているので、エンジン1へのカバー50の組み付けが簡単にできる。さらに、メンテナンスを行う際に、トップカバー55とサイドカバー51を単独で外すことができるので、所望の部品などを容易に外すことができ、メンテナンスが向上する。
また、シリンダヘッド7の回りをカバー50により覆うことができるので、シリンダヘッド7から発生する騒音を低減することができる。すなわち、シリンダヘッド7の前後左右側方のうち3方を、燃料タンク10、エアクリーナ20、マフラー9で覆い、残りの一方をサイドカバー51で覆い、該シリンダヘッド7の上方をトップカバー55で覆うので、騒音を低減することができるのである。
加えて、シリンダヘッド7の露出側、つまりマフラー9等の各種装置を配置しない側に設けられる排気管34を、サイドカバー51により覆うことができるので、ユーザが誤って排気管34に接触して火傷することを防止することができる。
以上のようにしてエンジン本体にカバー50を取り付けた状態において、該カバー50はファン35からの冷却風のガイドとして機能し、ファン35の反対側に配置される排気管34まで冷却風を送ることができる。
すなわち、図3、図4に示すように、ファン35からの冷却風は、ファンケース36によりガイドされた後、該ファンケース36の上端部から上方へ送出され、シリンダヘッド7とエアクリーナ20との間の空間に流れる。ここで、冷却風はエアクリーナ20のボディ40に形成された仕切り壁40b・40c・40d及び冷却風ガイド40e・40gによりガイドされて分岐され、一部が冷却風ガイド40e・40gにより形成された開口部48・49からトップカバー55とボンネットカバー8との間の空間に吐出される。該冷却風は、トップカバー55とボンネットカバー8、シリンダヘッド7に沿って前方へ流れた後、排気管34まで流れて、サイドカバー51の突出部52の左右両側方及び開口部52a・52b・52cから排出される。
このようにカバー50はガイドとして冷却ファン35の冷却風をシリンダヘッド7を介して排気管34まで送ることができるのである。そのため、該冷却風によりシリンダヘッド7やボンネットカバー8、反対側に配置される排気管34を冷却することができる。
一方、分岐された残りの冷却風は、仕切り壁40b・40c・40dによりシリンダヘッド7内に導入される。冷却風はシリンダヘッド7を内側から冷却し、該シリンダヘッド7から流れ出た後、再びトップカバー55とボンネットカバー8との間の空間から流れ出た冷却風と合流して、サイドカバー51の突出部52の左右両側方及び開口部52a・52b・52cから排出される。
このような構成において、サイドカバー51の側面に開口部52a・52b・52cが設けられているので、シリンダヘッド7側から流れ出た冷却風を滞らせることなく十分に外へ排出することができるようになる。したがって、冷却効率を向上させることができる。また、開口部52a・52b・52c分だけサイドカバー51の軽量化を図ることができる。
なお、ファン35の冷却風は、シリンダブロック2とマフラー9との間、シリンダブロック2と燃料タンク10との間にも流れるようになっている。該冷却風はシリンダブロック2と排気マフラー9の間、シリンダブロック2と燃料タンク10との間を通過して冷却した後、サイドカバー51側方より排出される。
カバーを取り付けた状態のエンジンの斜視図。 同じく正面断面図。 同じく上部側面断面図。 エンジン上部の平面図。 エアクリーナのボディの正面図。 同じく底面図。 サイドカバーとトップカバーの正面図。 同じく右側面図。 同じく平面図。
符号の説明
1 エンジン
2 シリンダブロック
7 シリンダヘッド
8 ボンネットカバー
9 マフラー
10 燃料タンク
20 エアクリーナ
40 ボディ
40e 冷却風ガイド
40f 冷却風ガイド
50 カバー
51 サイドカバー
55 トップカバー

Claims (10)

  1. シリンダヘッドの前後左右側方のうち3方を、燃料タンク、エアクリーナ、マフラーで覆う構成のエンジンにおいて、残りの一方をサイドカバーで覆い、シリンダヘッド上方をトップカバーで覆うようにしたことを特徴とするエンジンのカバー。
  2. 前記サイドカバーを排気管の形状に合わせて折り曲げ形成したことを特徴とする請求項1に記載のエンジンのカバー。
  3. 前記サイドカバーとトップカバーとを一体的に構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエンジンのカバー。
  4. 前記サイドカバーの上縁部に切欠を設け、上縁部をトップカバーの側面に固設したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエンジンのカバー。
  5. 前記サイドカバーの側面に開口部を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエンジンのカバー。
  6. 前記サイドカバーの下縁部の少なくとも一辺を、垂直に折り曲げて挿入突起とし、エンジン本体に設けたスリットに挿入して取り付けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエンジンのカバー。
  7. 前記トップカバーの上面に取付用孔を開口し、該取付孔の周囲を漏斗状に構成するとともに、内周に切欠を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエンジンのカバー。
  8. 前記トップカバーの上面に、吊り上げ用部材挿入孔と始動補助材充填孔を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエンジンのカバー。
  9. シリンダヘッドの前後左右側方のうち3方を、燃料タンク、エアクリーナ、マフラーで覆う構成のエンジンにおいて、前記トップカバーとボンネットカバーとの間の空間に冷却風を吐出する冷却風ガイドを、エアクリーナのボディのシリンダヘッド側に形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエンジンのカバー。
  10. 前記冷却風ガイドを、エアクリーナのボディのシリンダヘッド側に形成する仕切り壁に一体的に形成したことを特徴とする請求項9に記載のエンジンのカバー。
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