JP2005126401A - カチオン性ポリ(ビニルラクタム)及び少なくとも一つのc10〜c14脂肪アルコールを含むケラチン繊維の酸化染色組成物、酸化染色方法及び装置 - Google Patents

カチオン性ポリ(ビニルラクタム)及び少なくとも一つのc10〜c14脂肪アルコールを含むケラチン繊維の酸化染色組成物、酸化染色方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 ケラチン繊維、特にヒトのケラチン繊維、さらに詳細には毛髪の酸化染色組成物を提供すること。
【解決手段】 本発明は、適切な染色媒体中に少なくとも一つの酸化染料、少なくとも一つのC10〜C14脂肪アルコール及びカチオン性ポリ(ビニルラクタム)を含む、ケラチン繊維、特にヒトのケラチン繊維、より詳細には毛髪の酸化染色組成物に関する。本発明はさらに、該組成物を使用する染色方法及び装置にも関する。本発明により、酸化剤と他の任意の成分との混合の容易性が増大し、発泡特性が改良され、かつ特にリンス中の除去の容易性が増大した即時使用可能な酸化染色組成物を得ることが可能である。
【選択図】 なし

Description

本発明は、少なくとも一つの酸化染料、少なくとも一つのカチオン性ポリ(ビニルラクタム)及び少なくとも一つの特定の脂肪アルコールを含む、ケラチン繊維、特にヒトのケラチン繊維、さらに詳細には毛髪の酸化染色組成物に関する。
一般に“酸化塩基”といわれる酸化染料前駆体、特にオルト−又はパラ−フェニレンジアミン、オルト−又はパラ−アミノフェノール及びヘテロ環塩基を含む染色組成物でケラチン繊維、特にヒトの毛髪を染色することが公知である。
酸化染料前駆体は、当初はわずかに着色しているか又は着色していない化合物であって、毛髪において酸化剤の存在下に着色化合物を形成して染色力を表すものである。これらの着色化合物の形成は、“酸化塩基”自体の酸化的縮合又は“酸化塩基”と色変性化合物又は“カプラー”との酸化的縮合のいずれかによって生じ、色変性化合物又はカプラーは一般に酸化染色で使用する染色組成物中に存在し、かつより詳細にはメタ−フェニレンジアミン、メタ−アミノフェノール及びメタ−ジフェノール、及びある種のヘテロ環化合物によって表される。
一方で“酸化塩基”及び他方で“カプラー”から成る使用する分子が多様であることによって、非常に豊富な色彩を得ることができる。
毛髪に適用した酸化染色製品が顔又は染色を望む領域の外へ流れないように制限するために、現在までのところ、常用の増粘剤が使用されており、これらは例えば、架橋ポリアクリル酸、ヒドロキシエチルセルロース、ポリウレタン、ワックス又は適切に選択したHLB(親水性親油性バランス)を有するノニオン性界面活性剤の混合物であり、これらが水及び/又は界面活性剤で希釈されるとゲル化作用を生じる。
先行技術の増粘系の多くは、選択性が低くかつ粘着性が良好な濃くかつ多彩な色合いを得かつ処置した毛髪に良好な化粧状態を提供するすることができない。さらに、少なくとも一つの酸化染料と増粘系を含む先行技術の即時使用可能な染色組成物の多くは、長期間にわたって流れたり粘度が低下することなく十分に正確な適用を可能にしないことが見出されている。
特許出願FR 2 820 032は、流れず、従って適用部位に良好に限定されて残留する、即時使用可能な酸化染色組成物を記載しており;該組成物は、適切な染色媒体中に、少なくとも一つの酸化染料及び少なくとも一つのカチオン性ポリ(ビニルラクタム)を含み;これらはさらに低い選択性と化学薬品(シャンプー、パーマネントウエーブ剤等)に対して良好な粘着性を有する濃くかつ多彩な(光り輝く)色合いを得ることを可能にし、一方毛髪に良好な化粧特性を付与する。
少なくとも一つの酸化染料と増粘系を含む組成物をクリームの形態で提供することができる。このように、酸化染料の分野における現在の技術では、クリームの外観を得るためには、これらの組成物が高濃度の脂肪活性剤(アルコール、アミド、酸)を含むことが必要である。
しかしながら、本出願人は、これらのクリームの粘度がその保存中に変化するので、これらの組成物をクリームの形態で酸化剤と混合すると均一な混合物を得ることが困難であることを見出した。さらに、これらのクリームのコンシステンシーもその使用を困難にする。
有利かつ驚くべきことに、本出願人は、酸化剤及び他の任意の成分との混合の容易性が増大し、発泡特性が改良され、かつ特にリンス中の除去の容易性が増大した即時使用可能な酸化染色組成物を得ることが可能であることを見出した。
さらに、本発明に従うこれらの組成物は流れず、従って適用した部位に限定されて良好に残留し;これらはさらに低い選択性と化学薬品(シャンプー、パーマネントウエーブ剤等)又は自然力(光、発汗等)に対して良好な粘着性を有する濃くかつ多彩な(光り輝く)色合いを得ることを可能にし、一方毛髪に良好な化粧特性を付与する。
本発明に従う組成物はさらに、組成物(クリーム)のコンシステンシーが影響を受けることなく、先行技術の組成物と比較して、脂肪活性物質の含量を減少させることができることを見出した。
従って、本発明の主題は、適切な染色媒体中に、少なくとも一つの酸化染料、少なくとも一つのC10〜C14脂肪アルコール及び少なくとも一つのカチオン性ポリ(ビニルラクタム)を含む、ケラチン繊維、特にヒトのケラチン繊維、さらに詳細には毛髪の酸化染色組成物である。
本発明の他の主題は、少なくとも一つの酸化染料、少なくとも一つのC10〜C14脂肪アルコール及び以下に規定する少なくとも一つのカチオン性ポリ(ビニルラクタム)及び酸化剤を含むケラチン繊維の即時使用可能な染色組成物に関する。
“即時使用可能な組成物”という表現は、本発明の目的のために、ケラチン繊維にそのままの状態で適用することを意図した組成物、すなわち、使用前にそのまま保存できるもの又は2又はそれより多い組成物を新たに混合して得られるものを意味すると解すべきである。
有効量のカチオン性ポリ(ビニルラクタム)を以下のいずれかの組成物に導入する:
(i) 一又は複数の酸化染料及び任意に一又は複数のカプラーを含んでもよい組成物(又は組成物A)、
(ii) 酸化組成物(又は組成物B)、又は
(iii) 同時に両者の組成物。
有効量のC10〜C14脂肪アルコールを以下のいずれかの組成物に導入する:
(i) 一又は複数の酸化染料及び任意に一又は複数のカプラーを含んでもよい組成物(又は組成物A)、
(ii) 酸化組成物(又は組成物B)、又は
(iii) 同時に両者の組成物。
好ましくは、C10〜C14脂肪アルコールは、一又は複数の酸化染料を含む組成物中に存在する。
本発明はさらに、ケラチン繊維、特にヒトのケラチン繊維、さらに詳細には毛髪のようなヒトのケラチン繊維を染色する方法にも関し、該方法は適切な染色媒体中に以下を含む少なくとも一つの組成物Aを該繊維に適用することから成る:組成物Aの使用時に混合されるか又は中間でリンすることなく順次適用される少なくとも一つの酸化剤を含む組成物Bによって、アルカリ性、中性又は酸性pHにおいて色が発色する少なくとも一つの酸化染料、組成物A中に又は組成物B中に又は各組成物A及びB中に存在する以下に規定する少なくとも一つのカチオン性ポリ(ビニルラクタム)、及び組成物A中に又は組成物B中に又は各組成物A及びB中に存在する以下に規定する少なくとも一つのC10〜C14アルコール。
本発明の主題はさらに多区画染色装置又は“キット”である。
本発明に従う2−区画装置は、適切な染色媒体中に少なくとも一つの酸化染料を含む組成物A1を含む一つの区画、及び適切な染色媒体中に酸化剤を含む組成物B1を含む他の区画を含み、以下に規定するカチオン性ポリ(ビニルラクタム)ポリマーは組成物A1又は組成物B1に、又は各組成物A1及びB1に存在し、以下に規定するC10〜C14アルコールが組成物A1又は組成物B1に、又は組成物A1及びB1のそれぞれに存在する。
本発明に従う3区画を有する他の装置は、適切な染色媒体中に少なくとも一つの酸化染料を含む組成物A2を含む第1の区画、適切な染色媒体中に少なくとも一つの酸化剤を含む組成物B2を含む第2の区画、及び適切な染色媒体中に少なくとも一つのカチオン性ポリ(ビニルラクタム)ポリマーを含む組成物Cを含む第3の区画を含み、さらに、組成物A2及び/又は組成物B2は以下に規定するポリ(ビニルラクタム)ポリマーを含むことができ、組成物A2及び/又は組成物B2及び/又は組成物Cは以下に規定するC10〜C14脂肪アルコールを含むことができる。
本発明の他の特徴、観点、主題及び利点は、以下の説明及び例を読むことによってより明確となろう。
会合性ポリマーは、配合媒体中で、分子が相互に結合し又は他の化合物の分子と結合することが可能なポリマーである。
これらの化学構造は一般に、少なくとも一つの親水性領域と少なくとも一つの疎水性領域を含み、一又は複数の疎水性領域は少なくとも一つの脂肪鎖を含む。
本発明に従うカチオン性ポリビニルラクタムポリマー
本発明に従って使用するカチオン性ポリ(ビニルラクタム)ポリマーは以下を含む:
− a)ビニルラクタム又はアルキルビニルラクタム型の少なくとも一つのモノマー;
− b)以下の構造(Ia)又は(Ib)を有する少なくとの一つのモノマー:

Figure 2005126401

Figure 2005126401

式中:
Xは酸素原子又は基NR6を意味し、
1及びR6は、相互に独立に、水素原子又は直鎖若しくは分岐したC1〜C5アルキル基を意味し、
2は直鎖又は分岐したC1〜C4アルキル基を意味し、
3、R4及びR5は、相互に独立に、水素原子、直鎖又は分岐したC1〜C30アルキル基又は式(II)の基を意味し:

Figure 2005126401

Y、Y1及びY2は、相互に独立に、直鎖又は分岐したC2〜C16アルキレン基を意味し、
7は水素原子又は直鎖若しくは分岐したC1〜C4アルキル基又は直鎖若しくは分岐したC1〜C4ヒドロキシアルキル基を意味し、
8は水素原子又は直鎖若しくは分岐したC1〜C30アルキル基を意味し、
p、q及びrは、相互に独立に、0又は1の値のいずれかを意味し、
m及びnは、相互に独立に、0〜100の範囲の整数を意味し、
xは1〜100の範囲の整数を意味し、
Zは有機又は無機酸アニオンを意味し、
ただし、以下を条件とする:
− 少なくとも一つの置換基R3、R4、R5又はR8は直鎖又は分岐したC9〜C30アルキル基を意味し、
− m又はnが0でない場合、qは1に等しく、
− m又はnが0に等しい場合、p又はqは0に等しい。
本発明に従って使用するカチオン性ポリ(ビニルラクタム)ポリマーは、架橋していてもしていなくてもよく、さらにブロックポリマーであってもよい。
好ましくは、式(Ia)のモノマーの対イオンZ-を、ハライドイオン、ホスフェートイオン、メトスルフェートイオン、トシレートイオンから選択する。
好ましくは、R3、R4及びR5は、相互に独立に、水素原子又は直鎖若しくは分岐したC1〜C30アルキル基を意味する。
より好ましくは、モノマーb)は式(Ia)のモノマーであり、さらに好ましくはこの場合m及びnが0に等しい。
ビニルラクタム又はアルキルビニルラクタムモノマーは、好ましくは構造(III)を有する化合物である:

Figure 2005126401

式中:
sは3〜6の範囲の整数を意味し、
9は水素原子又はC1〜C5アルキル基を意味し、
10は水素原子又はC1〜C5アルキル基を意味し、ただし、基R9及びR10の少なくとも一つは水素原子を意味する。
さらに好ましくは、モノマー(III)はビニルピロリドンである。
本発明に従って使用するカチオン性ポリ(ビニルラクタム)ポリマーはさらに、一又は複数の追加の、好ましくはカチオン性又はノニオン性モノマーを含むことができる。
本発明に従って使用することがさらに好ましい化合物として、少なくとも以下を含む以下のターポリマーを挙げることができる:
a)式(III)の一つのモノマー、
b)式(Ia)の一つのモノマー、式中、p=1、q=0、R3及びR4は、相互に独立に、水素原子又はC1〜C5のアルキル基を意味し、R5はC9〜C24アルキル基を意味し、及び
c)式(Ib)の一つのモノマー、式中、R3及びR4は、相互に独立に、水素原子又はC1〜C5アルキル基を意味する。
さらに好ましくは、40〜95質量%のモノマー(a)、0.1〜55質量%のモノマー(c)及び0.25〜50質量%のモノマー(b)を含むターポリマーを使用する。
これらのポリマーは特許出願WO−00/68282に記載されており、この内容は本発明の不可欠な部分を形成する。
本発明に従うカチオン性ポリ(ビニルラクタム)ポリマーとして、以下を特に使用する:ビニルピロリドン/ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド/ドデシルジメチルメタクリルアミドプロピルアンモニウムトシレート又はクロリドターポリマー、ビニルピロリドン/ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド/ココイルジメチルメタクリルアミドプロピルアンモニウムトシレート又はクロリドターポリマー、ビニルピロリドン/ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド/ラウリルジメチルメタクリルアミドプロピルアンモニウムトシレート又はクロリドターポリマー。
本発明に従うカチオン性ポリ(ビニルラクタム)ポリマーの質量平均分子量は、好ましくは500〜20,000,000である。これはより好ましくは200,000〜2,000,000、さらに好ましくは400,000〜800,000である。
本発明に従う染色組成物において、上記の一又は複数のカチオン性ポリ(ビニルラクタム)を好ましくは、組成物の全質量の約0.01から10質量%まで変化する量で使用する。より好ましくは、この量は約0.1から5質量%まで変化する。
好ましくは、本発明に従う組成物の粘度は、200s-1のせん断速度においてRHEOMAT RM 180のレオメーターを使用し、25℃で測定して1Pa・sec(1,000cp)より大きい。
10 〜C 14 脂肪アルコール
本発明に従う組成物で使用する脂肪アルコールはC10〜C14脂肪アルコールである。これらはポリオキシアルキレン化していない脂肪アルコールであってもよいが、好ましくはこれらのC10〜C14脂肪アルコールはポリオキシアルキレン化している。より好ましくは、これらは2〜20のオキシエチレン(EO)単位を含み、有利には3〜15のオキシエチレン(EO)単位を含むポリオキシアルキレン化した脂肪アルコールである。
これらは例えばカプリルアルコール、ラウリルアルコール又はミリスチルアルコール、及びこれらの混合物であることができる。
有利には、オキシエチレン化した(12EO)ラウリルアルコール及び/又はオキシエチレン化した(3EO)デシルアルコールを使用する。
本発明に従う染色組成物において、一又は複数のC10〜C14脂肪アルコールを好ましくは、組成物の全質量の約0.1質量%から40質量%まで変化することができる量で使用する。より好ましくは、この量は約2%から25%、さらに好ましくは5%から20%まで変化する。
酸化染料
本発明に従って使用することができる酸化染料を酸化塩基及び/又はカプラーから選択する。
好ましくは、本発明に従う組成物は少なくとも一つの酸化塩基を含む。
本発明に即して使用することができる酸化塩基を酸化染色で通常知られているものから選択し、これらのうち特にパラ−フェニレンジアミン、二重塩基、オルト−及びパラ−アミノフェノール、以下のヘテロ環塩基及びその酸との付加塩を挙げることができる。
特に以下を挙げることができる:
−(A) 以下の式(IV)のパラ−フェニレンジアミン及びその酸との付加塩:

Figure 2005126401
式中:
1は水素原子、C1〜C4アルキル基、モノヒドロキシ(C1〜C4アルキル)基、ポリヒドロキシ(C2〜C4アルキル)基、(C1〜C4)アルコキシ(C1〜C4)アルキル基、窒素含有基で置換されたC1〜C4アルキル基、フェニル基又は4'−アミノフェニル基を表し;
2は水素原子、C1〜C4アルキル基、モノヒドロキシ(C1〜C4アルキル)基又はポリヒドロキシ(C2〜C4アルキル)基、(C1〜C4)アルコキシ(C1〜C4)アルキル基又は窒素含有基で置換されたC1〜C4アルキル基を表し;
1及びR2はさらにこれらが有する窒素原子と共に5−又は6−員の窒素含有ヘテロ環を形成し、該環は任意に一又は複数のアルキル、ヒドロキシル又はウレイド基で置換されていてもよく;
3は水素原子、塩素のようなハロゲン原子、C1〜C4アルキル基、スルホ基、カルボキシル基、モノヒドロキシ(C1〜C4アルキル)基又はヒドロキシ(C1〜C4アルコキシ)基、アセチルアミノ(C1〜C4アルコキシ)基、メシルアミノ(C1〜C4アルコキシ)基又はカルバモイルアミノ(C1〜C4アルコキシ)基を表し、
4は水素原子又はハロゲン原子又はC1〜C4アルキル基を表す。
上記の式(IV)の窒素含有基のうち、特に以下を挙げることができる:アミノ、モノ(C1〜C4)アルキルアミノ、(C1〜C4)ジアルキルアミノ、(C1〜C4)トリアルキルアミノ、モノヒドロキシ(C1〜C4)アルキルアミノ、イミダゾリニウム及びアンモニウム基。
上記の式(IV)のパラ−フェニレンジアミンのうち、特に以下を挙げることができる:パラ−フェニレンジアミン、パラ−トリレンジアミン、2−クロロ−パラ−フェニレンジアミン、2,3−ジメチル−パラ−フェニレンジアミン、2,6−ジメチル−パラ−フェニレンジアミン、2,6−ジエチル−パラ−フェニレンジアミン、2,5−ジメチル−パラ−フェニレンジアミン、N,N−ジメチル−パラ−フェニレンジアミン、N,N−ジエチル−パラ−フェニレンジアミン、N,N−ジプロピル−パラ−フェニレンジアミン、4−アミノ−N,N−ジエチル−3−メチルアニリン、N,N−ビス(β−ヒドロキシエチル)−パラ−フェニレンジアミン、4−N,N−ビス(β−ヒドロキシエチル)アミノ−2−メチルアニリン、4−N,N−ビス(β−ヒドロキシエチル)アミノ−2−クロロアニリン、2−β−ヒドロキシエチル−パラ−フェニレンジアミン、2−フルオロ−パラ−フェニレンジアミン、2−イソプロピル−パラ−フェニレンジアミン、N−(β−ヒドロキシプロピル)−パラ−フェニレンジアミン、2−ヒドロキシメチル−パラ−フェニレンジアミン、N,N−ジメチル−3−メチル−パラ−フェニレンジアミン、N,N−(エチル−β−ヒドロキシエチル)−パラ−フェニレンジアミン、N−(β,γ−ジヒドロキシプロピル)−パラ−フェニレンジアミン、N−(4'−アミノフェニル)−パラ−フェニレンジアミン、N−フェニル−パラ−フェニレンジアミン、2−β−ヒドロキシエチルオキシ−パラ−フェニレンジアミン、2−β−アセチルアミノエチルオキシ−パラ−フェニレンジアミン、N−(β−メトキシエチル)−パラ−フェニレンジアミン、2−メチル−1−N−β−ヒドロキシエチル−パラ−フェニレンジアミン及びこれらの酸との付加塩。
上記の式(IV)のパラ−フェニレンジアミンのうち、特に好ましいのは以下のものである:パラ−フェニレンジアミン、パラ−トリレンジアミン、2−イソプロピル−パラ−フェニレンジアミン、2−β−ヒドロキシエチル−パラ−フェニレンジアミン、2−β−ヒドロキシエチルオキシ−パラ−フェニレンジアミン、2,6−ジメチル−パラ−フェニレンジアミン、2,6−ジエチル−パラ−フェニレンジアミン、2,3−ジメチル−パラ−フェニレン−ジアミン、N,N−ビス(β−ヒドロキシエチル)−パラ−フェニレンジアミン、2−クロロ−パラ−フェニレンジアミン及びこれらの酸との付加塩。
−(B) 本発明に従うと、”二重塩基”は、少なくとも二つの芳香族環を含み該環がアミノ及び/又はヒドロキシル基を有している化合物を意味すると解する。
本発明に従う染色組成物において酸化塩基として使用することができる二重塩基のうち、特に以下の式(V)に相当する化合物及びこれらの酸との付加塩を挙げることができる:

Figure 2005126401
式中:
− Z1及びZ2は、同一又は異なり、C1〜C4アルキル基又は結合手Yで置換されていてもよいヒドロキシル基又は−NH2基を表し;
− 結合手Yは1〜14の炭素原子を含む直鎖又は分岐したアルキレン鎖を表し、該鎖は、一又は複数の窒素含有基及び/又は一又は複数のヘテロ原子、例えば酸素、硫黄又は窒素原子によって中断されていてもよく、又はそれらが末端であってもよく、かつ任意に一又は複数のヒドロキシル又はC1〜C6アルコキシ基で置換されていてもよく;
− R5及びR6は水素原子又はハロゲン原子、C1〜C4アルキル基、モノヒドロキシ(C1〜C4アルキル)基、ポリヒドロキシ(C2〜C4アルキル)基、アミノ(C1〜C4アルキル)基又は結合手Yを表し;
− R7、R8、R9、R10、R11及びR12は、同一又は異なり、水素原子、結合手Y又はC1〜C4アルキル基を表し;
式(V)の化合物は分子当たり唯一の結合手Yを含むことが理解される。
上記の式(V)の窒素含有基のうち、特にアミノ、モノ(C1〜C4)アルキルアミノ、(C1〜C4)ジアルキルアミノ、(C1〜C4)トリアルキルアミノ、モノヒドロキシ(C1〜C4)アルキルアミノ、イミダゾリニウム及びアンモニウム基を挙げることができる。
上記の式(V)の二重塩基のうち、特に以下を挙げることができる:N,N'−ビス(β−ヒドロキシエチル)−N,N'−ビス(4'−アミノフェニル)−1,3−ジアミノプロパノール、N,N'−ビス(β−ヒドロキシエチル)−N,N'−ビス(4'−アミノフェニル)エチレンジアミン、N,N'−ビス(4'−アミノフェニル)テトラメチレンジアミン、N,N'−ビス(β−ヒドロキシエチル)−N,N'−ビス(4−アミノフェニル)テトラメチレンジアミン、N,N'−ビス(4−メチルアミノフェニル)テトラメチレンジアミン、N,N'−ビス(エチル)−N,N'−ビス(4'−アミノ−3'−メチルフェニル)エチレンジアミン、1,8−ビス(2,5−ジアミノフェノキシ)−3,6−ジオキサオクタン、及びこれらの酸との付加塩。
式(V)のこれらの二重塩基のうちで、N,N'−ビス(β−ヒドロキシエチル)−N,N'−ビス(4’−アミノフェニル)−1,3−ジアミノプロパノール、1,8−ビス(2,5−ジアミノフェノキシ)−3,6−ジオキサオクタン、又はこれらの酸との付加塩が特に挙げられる。
−(C) 以下の式(VI)に対応するパラ−アミノフェノール及びこれらの酸との付加塩:

Figure 2005126401

式中:
13は水素原子、フッ素のようなハロゲン原子、C1〜C4アルキル基、モノヒドロキシ(C1〜C4アルキル)基、(C1〜C4)アルコキシ(C1〜C4)アルキル基又はアミノ(C1〜C4アルキル)基又はヒドロキシ(C1〜C4)アルキルアミノ(C1〜C4アルキル)基を表し、
14は水素原子又はフッ素のようなハロゲン原子、C1〜C4アルキル基、モノヒドロキシ(C1〜C4アルキル)基、ポリヒドロキシ(C2〜C4アルキル)基、アミノ(C1〜C4アルキル)基、シアノ(C1〜C4アルキル)基又は(C1〜C4)アルコキシ(C1〜C4)アルキル基を表す。
上記の式(VI)のパラ−アミノフェノールのうち、特に以下を挙げることができる:パラ−アミノフェノール、4−アミノ−3−メチルフェノール、4−アミノ−3−フルオロフェノール、4−アミノ−3−ヒドロキシメチルフェノール、4−アミノ−2−メチルフェノール、4−アミノ−2−ヒドロキシメチルフェノール、4−アミノ−2−メトキシメチルフェノール、4−アミノ−2−アミノメチルフェノール、4−アミノ−2−(β−ヒドロキシエチルアミノメチル)フェノール、及びこれらの酸との付加塩。
−(D) 本発明に即して酸化塩基として使用することができるオルト−アミノフェノールを特に以下から選択する:2−アミノフェノール、2−アミノ−1−ヒドロキシ−5−メチルベンゼン、2−アミノ−1−ヒドロキシ−6−メチルベンゼン、5−アセタミド−2−アミノフェノール、及びこれらの酸との付加塩。
−(E) 本発明に従う染色組成物で酸化塩基として使用することができるヘテロ環塩基のうち、以下を特に挙げることができる:ピリジン誘導体、ピリミジン誘導体、ピラゾール誘導体、及びこれらの酸との付加塩。
ピリジン誘導体のうち、例えば特許GB 1,026,978及びGB 1,153,196に記載された化合物、例えば以下のものを特に挙げることができる:2,5−ジアミノピリジン、2−(4−メトキシフェニル)アミノ−3−アミノピリジン、2,3−ジアミノ−6−メトキシピリジン、2−(β−メトキシエチル)アミノ−3−アミノ−6−メトキシピリジン、3,4−ジアミノピリジン、及びこれらの酸との付加塩。
ピリミジン誘導体のうち、例えばドイツ特許DE 2,359,399又は日本特許JP 88−169571及びJP 91−10659又は特許出願WO 96/15765に記載された化合物、例えば以下のものを特に挙げることができる:2,4,5,6−テトラアミノピリミジン、4−ヒドロキシ−2,5,6−トリアミノピリミジン、2−ヒドロキシ−4,5,6−トリアミノピリミジン、2,4−ジヒドロキシ−5,6−ジアミノピリミジン、2,5,6−トリアミノピリミジン、及びピラゾロピリミジン誘導体、例えば特許出願FR−A−2,750,048に挙げられているもののうち以下を挙げることができる:ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3,7−ジアミン;2,5−ジメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3,7−ジアミン;ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3,5−ジアミン;2,7−ジメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3,5−ジアミン;3−アミノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−オール;3−アミノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5−オール;2−(3−アミノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イルアミノ)エタノール;2−(7−アミノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−イルアミノ)エタノール;2−[(3−アミノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)(2−ヒドロキシエチル)アミノ]エタノール;2−[(7−アミノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−イル)(2−ヒドロキシエチル)アミノ]エタノール;5,6−ジメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3,7−ジアミン;2,6−ジメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3,7−ジアミン;2,5,N7,N7−テトラメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3,7−ジアミン;3−アミノ−5−メチル−7−イミダゾリルプロピルアミノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;及びこれらの付加塩及び互変異性体がある場合にはこれらの互変異性体、及びこれらの酸との付加塩。
ピラゾール誘導体のうち、特許DE 3,843,892、DE 4,133,957及び特許出願WO 94/08969、WO 94/08970、FR−A−2,733,749及びDE 195 43 988に記載された化合物、例えば以下のものを挙げることができる:4,5−ジアミノ−1−メチルピラゾール、3,4−ジアミノピラゾール、4,5−ジアミノ−1−(4'−クロロベンジル)ピラゾール、4,5−ジアミノ−1,3−ジメチルピラゾール、4,5−ジアミノ−3−メチル−1−フェニルピラゾール、4,5−ジアミノ−1−メチル−3−フェニルピラゾール、4−アミノ−1,3−ジメチル−5−ヒドラジノピラゾール、1−ベンジル−4,5−ジアミノ−3−メチルピラゾール、4,5−ジアミノ−3−t−ブチル−1−メチルピラゾール、4,5−ジアミノ−1−t−ブチル−3−メチルピラゾール、4,5−ジアミノ−1−(β−ヒドロキシエチル)−3−メチルピラゾール、4,5−ジアミノ−1−(β−ヒドロキシエチル)ピラゾール、4,5−ジアミノ−1−エチル−3−メチルピラゾール、4,5−ジアミノ−1−エチル−3−(4'−メトキシフェニル)ピラゾール、4,5−ジアミノ−1−エチル−3−ヒドロキシメチルピラゾール、4,5−ジアミノ−3−ヒドロキシメチル−1−メチルピラゾール、4,5−ジアミノ−3−ヒドロキシメチル−1−イソプロピルピラゾール、4,5−ジアミノ−3−メチル−1−イソプロピルピラゾール、4−アミノ−5−(2'−アミノエチル)アミノ−1,3−ジメチルピラゾール、3,4,5−トリアミノピラゾール、1−メチル−3,4,5−トリアミノピラゾール、3,5−ジアミノ−1−メチル−4−メチルアミノピラゾール、3,5−ジアミノ−4−(β−ヒドロキシエチル)アミノ−1−メチルピラゾール、及びこれらの酸との付加塩。
本発明に従うと、酸化塩基は好ましくは本組成物の全質量の約0.0005〜20質量%、より好ましくは該全質量の約0.005〜8質量%存在する。
本発明に従う染色方法で使用することができるカプラーは、酸化染色組成物で通常使用されるものであり、すなわち以下のものである:メタ−アミノフェノール、メタ−フェニレンジアミン、メタ−ジフェノール、ナフトール及びヘテロ環カプラー、例えばインドール誘導体、インドリン誘導体、セサモール及びその誘導体、ピリジン誘導体、ピラゾロトリアゾール誘導体、ピラゾロン、インダゾール、ベンズイミダゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾキサゾール、1,3−ベンゾジオキソール、キノリン及びこれらの酸との付加塩。
これらのカプラーをより詳細には以下から選択する:2,4−ジアミノ−1−(β−ヒドロキシエチルオキシ)ベンゼン、2−メチル−5−アミノフェノール、5−N−(β−ヒドロキシエチル)アミノ−2−メチルフェノール、3−アミノフェノール、1,3−ジヒドロキシベンゼン、1,3−ジヒドロキシ−2−メチルベンゼン、4−クロロ−1,3−ジヒドロキシベンゼン、2−アミノ−4−(β−ヒドロキシエチルアミノ)−1−メトキシベンゼン、1,3−ジアミノベンゼン、1,3−ビス(2,4−ジアミノフェノキシ)プロパン、セサモール、1−アミノ−2−メトキシ−4,5−メチレンジオキシベンゼン、α−ナフトール、6−ヒドロキシインドール、4−ヒドロキシインドール、4−ヒドロキシ−N−メチルインドール、6−ヒドロキシインドリン、2,6−ジヒドロキシ−4メチルピリジン、1−H−3−メチルピラゾール−5−オン、1−フェニル−3−メチルピラゾール−5−オン、2−アミノ−3−ヒドロキシピリジン、3,6−ジメチルピラゾロ[3,2−c]−1,2,4−トリアゾール、2,6−ジメチルピラゾロ[1,5−b]−1,2,4−トリアゾール及びこれらの酸との付加塩。
これらが存在する場合、これらのカプラーは組成物の全質量の約0.0001〜20質量%、より好ましくは約0.005〜5質量%存在する。
一般に、酸化塩基及びカプラーの酸との付加塩を特に、ヒドロクロリド、ヒドロブロミド、スルフェート及びタータレート、ラクテート及びアセテートから選択する。
本発明に従う組成物は上記の酸化染料に加えてさらに、きらめきのある色合いを強化するために直接染料を含むことができる。次いでこれらの直接染料を特に中性、カチオン性又はアニオン性ニトロ、アゾ又はアントラキノン染料から、組成物の全質量の約0.001〜20質量%、好ましくは0.01〜10質量%の比率で選択することができる。
組成物A及び/又は組成物B及び/又は組成物Cはさらに、少なくとも一つの両性ポリマー又は一つの本発明に従うカチオン性ポリ(ビニルラクタム)とは異なるカチオン性ポリマーを含むことができる。
本発明のものとは異なるカチオン性ポリマー
本発明の目的のために、“カチオン性ポリマー”という表現は、カチオン性の基及び/又はカチオン性の基へイオン化が可能な基を含む全てのポリマーを意味する。
本発明に従って使用することができるカチオン性ポリマーを、毛髪の化粧特性を改良する既に自体公知の全てのものから選択することができ、すなわち、特許出願EP−A−337354及びフランス特許FR−2,270,846、2,383,660、2,598,611、2,470,596及び2,519,863に記載されたものから特に選択することができる。
好ましいカチオン性ポリマーを、第1、第2、第3及び/又は4級アミノ基を含む単位を含むものから選択し、該アミノ基はポリマー主鎖の一部を形成してもよく、又はこれらに直接結合した側鎖置換基に含まれていてもよい。
一般に使用するカチオン性ポリマーは、約500〜5×106、好ましくは約103〜3×106の数平均分子量を有する。
カチオン性ポリマーのうち、特にポリアミン、ポリアミノアミド及び4級ポリアンモニウム型のポリマーを挙げることができる。
これらは公知の製品である。これらは特にフランス特許No.2,505,348又は2,542,997に記載されている。これらのポリマーのうち、以下を挙げることができる:
(1)アクリル酸又はメタクリル酸エステル又はアミドから誘導され、かつ以下の式(VII)、(VIII)、(IX)又は(X)の少なくとも一つの単位を含むホモポリマー又はコポリマー:

Figure 2005126401
式中:
3は同一又は異なり、水素原子又はCH3基を意味し;
Aは同一又は異なり、炭素数1〜6の、好ましくは炭素数2又は3の直鎖又は分岐したアルキル基又は炭素数1〜4のヒドロキシアルキル基を表し;
4、R5、R6は、同一又は異なり、1〜18の炭素原子を有するアルキル基又はベンジル基、好ましくは1〜6の炭素原子を有するアルキル基を表し;
1及びR2は、同一又は異なり、水素原子又は1〜6の炭素原子を有するアルキル基、好ましくはメチル又はエチル基を表し;
式(VIII)及び(IX)の荷電した種を対イオンX-と組み合わせることができ、
-は無機又は有機酸から誘導したアニオン、例えばメトスルフェートアニオン又はハライド、例えばクロリド又はブロミドを意味する。
群(1)のポリマーはさらに、以下の群から選択することができるコモノマーから誘導する一又は複数の単位を含むことができる:アクリルアミド、メタクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド、窒素を低級(C1〜C4)アルキルで置換したアクリルアミド及びメタクリルアミド、アクリル酸又はメタクリル酸又はこれらのエステル、ビニルラクタム、例えばビニルピロリドン又はビニルカプロラクタム、ビニルエステル。
従って、群(1)のこれらのポリマーのうち、以下を挙げることができる:
− ジメチルスルフェート又はジメチルハライドで4級化したジメチルアミノエチルメタクリレートとアクリルアミドとのコポリマー、例えばハーキュリーズ(HERCULES)社によりHERCOFLOC(登録商標)の名称で市販されているもの、
− メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロリド及びアクリルアミドのコポリマー、例えば特許出願EP−A−080976に記載されかつチバ ガイギー(CIBA GEIGY)社によりBINA QUAT P 100(登録商標)の名称で市販されているもの、
− メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムメトスルフェートとアクリルアミドとのコポリマーであって、ハーキュリーズ(HERCULES)社によりRETEN(登録商標)の名称で市販されているもの、
− 4級化されたか又はされていないビニルピロリドン/ジアルキルアミノアルキルアクリレート又はメタクリレートコポリマー、例えばISP社により“GAFQUAT(登録商標)”の名称で市販されている製品、例えば“GAFQUAT 734”又は“GAFQUAT 755”又は“COPOLYMER 845(登録商標)、958(登録商標)及び937(登録商標)”と呼ばれる製品。これらのポリマーはフランス特許2,077,143及び2,393,573に詳細に記載されている。
− ジメチルアミノエチルメタクリレート/ビニルカプロラクタム/ビニルピロリドンターポリマー、例えばISP社によりGAFFIX VC 713(登録商標)の名称で市販されている製品、
− ビニルピロリドン/メタクリルアミドプロピルジメチルアミンコポリマー、特にISP社によりSTYLEZE CC 10(登録商標)の名称で市販されているもの、
− 及び4級化したビニルピロリドン/ジメチルアミノプロピルメタクリルアミドコポリマー、例えばISP社により“GAFQUAT(登録商標)HS 100”の名称で市販されている製品。
(2)4級アンモニウム基を含むセルロースエーテル誘導体、フランス特許1,492,597に記載され、かつ特にユニオン カーバイド(Union Carbide Corporation)社により“JR(登録商標)”(JR 400、JR 125、JR 30M)又は“LR(登録商標)”(LR 400、LR 30M)の名称で市販されているポリマー。これらのポリマーはさらにCTFA辞書でヒドロキシエチルセルロース4級アンモニウムとしても規定されており、これらはトリメチルアンモニウム基で置換したエポキシド基と反応したものである。
(3)カチオン性セルロース誘導体、例えばセルロースコポリマー又は4級アンモニウム水溶性モノマーでグラフトしたセルロース誘導体、特に米国特許4,131,576に記載されたもの、例えば特にメタクリロイルエチルトリメチルアンモニウム、メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウム又はジメチルジアリルアンモニウム塩でグラフトした、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル又はヒドロキシプロピルセルロースのようなヒドロキシアルキルセルロース。
この規定に対応する市販製品は、より詳細には、ナショナル スターチ(National Starch)社により“Celquat(登録商標)L 200”及び“Celquat(登録商標)H 100”の名称で市販されている製品である。
(4)より詳細には米国特許3,589,578及び4,031,307に記載されたカチオン性多糖類、例えばカチオン性トリアルキルアンモニウム基を含むグアガム。2,3−エポキシプロピルトリメチルアンモニウム塩(例えばクロリド)で変性したグアガムを例えば使用する。
これらの製品はメイホール(MEYHALL)社によりJAGUAR(登録商標)C13 S、JAGUAR(登録商標)C 15、JAGUAR(登録商標)C 17又はJAGUAR(登録商標)C162の商品名で市販されている。
(5)ピペラジニル単位と直鎖又は分岐した鎖を有するアルキレン又はヒドロキシアルキレン2価基とから成るポリマー、これらの鎖は酸素、硫黄又は窒素原子又は芳香環若しくはヘテロ環で中断されていてもよく、並びにこれらのポリマーの酸化及び/又は4級化製品。これらのポリマーは特にフランス特許2,162,025及び2,280,361に記載されている。
(6)酸化合物とポリアミンとの重縮合により特に製造した水溶性ポリアミノアミド;これらのポリアミノアミドを以下のものと架橋することができ:エピハロヒドリン、ジエポキシド、ジ無水物、不飽和ジ無水物、ジ不飽和誘導体、ビスハロヒドリン、ビスアゼチジニウム、ビスハロアシルジアミン、アルキルビスハライド又はビスハロヒドリン、ビスアゼチジニウム、ビスハロアシルジアミン、アルキルビスハライド、エピハロヒドリン、ジエポキシド又はジ不飽和誘導体に対して反応性である2官能性化合物の反応から得られたオリゴマー;架橋剤をポリアミノアミドのアミン基当たり0.025〜0.35モルの範囲の比率で使用し;これらのポリアミノアミドをアルキル化することができ、又はこれらが一又は複数の第3アミン官能基を含む場合は4級化することができる。これらのポリマーは特にフランス特許2,252,840及び2,368,508に記載されている。
(7)ポリアルキレンポリアミンとポリカルボン酸との縮合、次いで2官能性剤とのアルキル化によって得られたポリアミノアミド誘導体。例えば以下を挙げることができる:アジピン酸−ジアルキルアミノヒドロキシアルキル−ジアルキレントリアミンポリマー、ここで、アルキル基は1〜4の炭素原子を含み、好ましくはメチル、エチル又はプロピルを意味する。これらのポリマーは特にフランス特許1,583,363に記載されている。
これらの誘導体のうち、特にアジピン酸/ジメチルアミノヒドロキシプロピル/ジエチレントリアミンポリマーを挙げることができ、これはサンド(Sandoz)社により“Cartaretine(登録商標)F、F4又はF8”の名称で市販されている。
(8)2つの第1アミン基と少なくとも1つの第2アミン基を含むポリアルキレンポリアミンとジグリコール酸及び3〜8の炭素原子を含む飽和脂肪族ジカルボン酸から選択するジカルボン酸との反応によって得られたポリマー。ポリアルキレンポリアミンのジカルボン酸に対するモル比は0.8:1〜1.4:1であり;この反応から得られたポリアミノアミドをエピクロロヒドリンと、ポリアミノアミドの第2アミン基に対するエピクロロヒドリンのモル比を0.5:1〜1.8:1の比率で反応させる。これらのポリマーは特に米国特許3,227,615及び2,961,347に記載されている。
この型のポリマーは特には、ハーキュリーズ(Hercules Inc.)社により“Hercosett(登録商標)57”の名称で、又はアジピン酸/エポキシプロピル/ジエチレン−トリアミンのコポリマーの場合はハーキュリーズ(Hercules)社により“PD 170(登録商標)”又は“Delsette 101(登録商標)”の名称で市販されている。
(9)アルキルジアリルアミン又はジアルキルジアリルアンモニウムの環状ポリマー、例えば鎖の主要構成体として式(XI)又は(XII)に対応する単位を含むホモポリマー又はコポリマー:

Figure 2005126401
式中、k及びtは0又は1に等しく、k+tの合計は1に等しく;R9は水素原子又はメチル基を意味し;R7及びR8は、相互に独立に、1〜8の炭素原子を含むアルキル基、好ましくはアルキル基が1〜5の炭素原子を有するヒドロキシアルキル基、又は低級(C1〜C4)アミドアルキル基を意味し、又はR7とR8はこれらが結合する窒素原子と共にヘテロ環基、例えばピペリジニル又はモルホリニルを意味することができ;R7及びR8は、相互に独立に、好ましくは1〜4の炭素原子を有するアルキル基を意味し;Y-はアニオン、例えばブロミド、クロリド、アセテート、ボレート、シトレート、タータレート、ビスルフェート、ビスルファイト、スルフェート又はホスフェートである。これらのポリマーは特にフランス特許2,080,759及びその追加特許2,190,406に記載されている。
上記のポリマーのうち、特にカルゴン(Calgon)社により“Merquat(登録商標)100”の名称で市販されているジメチルジアリルアンモニウムクロリドホモポリマー(及びその平均分子量が小さい同族体)及び“MERQUAT(登録商標)550”の名称で市販するジアリルジメチルアンモニウムクロリドとアクリルアミドとのコポリマーを挙げることができる。
(10)式に相当する繰り返し単位を含む4級ジアンモニウムポリマー:

Figure 2005126401

式(XIII)中:
10、R11、R12及びR13は、同一又は異なって、1〜20の炭素原子を含む脂肪族、脂環式又はアリール脂肪族基又は低級ヒドロキシ脂肪族基、又はR10、R11、R12及びR13は、一緒になって又は個別に、これらが結合する窒素原子と共に、窒素原子以外の第2のヘテロ原子を含んでもよいヘテロ環基を形成し、又はR10、R11、R12及びR13はニトリル、エステル、アシル、アミド又は−CO−O−R14−D又は−CO−NH−R14−D基で置換した直鎖又は分岐したC1〜C6アルキル基を意味し、式中R14はアルキレンであり、Dは4級アンモニウム基である;
1及びB1は2〜20の炭素原子を含むポリメチレン基を表し、これは直鎖又は分岐し、飽和又は不飽和であってもよく、かつ主鎖に結合し又は挿入される一又は複数の芳香環、又は一又は複数の酸素又は硫黄原子又はスルホキシド、スルホン、ジスフィド、アミノ、アルキルアミノ、ヒドロキシル、4級アンモニウム、ウレイド、アミド又はエステル基を含むことができ、かつ
-は無機又は有機酸から誘導するアニオンを意味し;
1、R10及びR12は、これらが結合する二つの窒素原子と共に、ピペラジン環を形成することができ;さらにA1が飽和又は不飽和の、直鎖又は分岐したアルキレン又はヒドロキシアルキレン基である場合、B1はさらに基−(CH2)n−CO−D−OC−(CH2)n−を意味することができ、式中、nは1〜100、好ましくは1〜50であり、かつDは以下を意味する:
a)式:−O−Z−O−のグリコール残基、式中Zは直鎖又は分岐した炭化水素基又は以下の式の一つに対応する基を意味する:
−(CH2−CH2−O)x−CH2−CH2
−[CH2−CH(CH3)−O]y−CH2−CH(CH3)−
式中、x及びyは1〜4の整数を意味し、規定したかつ特定の重合度を表し、又は1〜4のいずれかの数は平均重合度を表し;
b)ジ第2ジアミン残基、例えばピペラジン誘導体;
c)式:−NH−Y−NH−のジ第1ジアミン残基、式中Yは直鎖又は分岐した炭化水素基又は2価の基−CH2−CH2−S−S−CH2−CH2−を表し;
d)式:−NH−CO−NH−のウレイレン基;
-は好ましくはアニオン、例えばクロリド又はブロミドである。
これらのポリマーは、一般に1,000〜100,000である数平均分子量を有する。
この型のポリマーは特に以下に記載されている:フランス特許2,320,330、2,270,846、2,316,271、2,336,434及び2,413,907及び米国特許2,273,780、2,375,853、2,388,614、2,454,547、3,206,462、2,261,002、2,271,378、3,874,870、4,001,432、3,929,990、3,966,904、4,005,193、4,025,617、4,025,627、4,025,653、4,026,945及び4,027,020。
以下の式(XIV)に対応する繰り返し単位から成るポリマーを特に使用することができる:

Figure 2005126401

式中、R10、R11、R12及びR13は、同一又は異なり、約1〜4の炭素原子を有するアルキル又はヒドロキシアルキル基を意味し、n及びpは約2から20まで変化する整数であり、かつX−は無機又は有機酸から誘導するアニオンである。
(11)式(XV)の繰り返し単位から成る4級ポリアンモニウムポリマー:

Figure 2005126401

式中、pは約1から6まで変化する整数を意味し、Dはゼロであることができ、又は基−(CH2)r−CO−を表すことができ、式中rは4又は7に等しい数を意味し、X-はアニオンである。
これらのポリマーを米国特許No.4,157,388、4,702,906、4,719,282に記載された方法に従って製造することができる。これらは特に特許出願EP−A−122 324に記載されている。
これらのうち、例えばミラノール(Miranol)社により市販されている製品“Mirapol(登録商標)A 15”、“Mirapol(登録商標)AD1”、“Mirapol(登録商標)AZ1”及び“Mirapol(登録商標)175”を挙げることができる。
(12)4級ビニルピロリドン及びビニルイミダゾールポリマー、例えばB.A.S.F.社によりLuviquat(登録商標)FC 905、FC 550及びFC 370の名称で市販されている製品。
(13)ヘンケル(Henkel)が市販するPolyquart H、CTFA辞書で“ポリエチレングリコール(15)タロウポリアミン”の名称で参照されているようなポリアミン。
(14)メタクリロイルオキシ(C1〜C4アルキル)トリ(C1〜C4アルキル)アンモニウム塩の架橋ポリマー、例えばメチルクロリドで4級化したジメチルアミノエチルメタクリレートのホモ重合により、又はアクリルアミドとメチルクロリドで4級化したジメチルアミノエチルメタクリレートとの共重合により得られたポリマーを、ホモ重合又は共重合に引き続くオレフィン系不飽和を含む化合物、特にメチレンビスアクリルアミドで架橋することによって得られたポリマー。より詳細には、架橋したアクリルアミド/メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロリドコポリマー(質量で20/80)を鉱油中に50質量%含む分散物の形態で該コポリマーを使用することができる。本分散物は“SALCARE(登録商標)SC 92”の名称でアライド コロイズ(ALLIED COLLOIDS)社により市販されている。さらに、鉱油又は液状エステル中に約50質量%のホモポリマーを含む架橋メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロリドホモポリマーも使用することができる。これらの分散物は“SALCARE(登録商標)SC 95”及び“SALCARE(登録商標)SC 96”の名称でアライド コロイズ(ALLIED COLLOIDS)社により市販されている。
本発明の範囲において使用することができる他のカチオン性ポリマーは、ポリアルキレンイミン、特にポリエチレンイミン、ビニルピリジン又はビニルピリジニウム単位を含むポリマー、ポリアミンとエピクロロヒドリンとの縮合物、4級ポリウレイレン及びキチン誘導体である。
本発明に即して使用することができる全てのカチオン性ポリマーのうち、群(1)、(9)、(10)、(11)及び(14)のポリマーを使用することが好ましく、以下の式(W)の繰り返し単位を有し:

Figure 2005126401

かつ特にゲル浸透クロマトグラフィーによって測定した分子量が9,500〜9,900であるもの、
及び以下の式(U)の繰り返し単位を有し:

Figure 2005126401

かつ特にゲル浸透クロマトグラフィーによって測定した分子量が約1,200であるものがより好ましい。
本発明に従う組成物における一又は複数の追加的なポリマーの濃度は、組成物の全質量に対して0.01〜10質量%、好ましくは0.05〜5質量%、より好ましくは0.1から3質量%まで変化することができる。
両性ポリマー
本発明に従って使用することができる両性ポリマーを、ポリマー鎖中に統計的に分布したK及びM単位を含むポリマーから選択することができ、ここでKは少なくとも一つの塩基性窒素原子を含むモノマーから誘導する単位を意味し、かつMは一又は複数のカルボキシル又はスルホン基を含む酸性モノマーから誘導する単位を意味し、又はK及びMはカルボキシベタイン又はスルホベタインの双性イオン性モノマーから誘導する基を意味することもでき;
K及びMはさらに、第1、第2、第3又は4級アミン基を含むカチオン性ポリマー鎖を意味することもでき、この場合、少なくとも一つのアミン基は炭化水素基を介して結合したカルボキシル基又はスルホン基を有し、又はK及びMはα,β−ジカルボキシルエチレン単位を有するポリマーの鎖の部分を形成し、この場合、カルボキシル基の一つは一又は複数の第1又は第2アミン基を含むポリアミンと反応させてある。
上記の定義に対応する両性ポリマーをより詳細には好ましくは以下のポリマーから選択する:
(1)カルボキシル基を有するビニル化合物、たとえばより詳細にはアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、α−クロロアクリル酸から誘導するモノマーと、少なくとも一つの塩基性原子を含む置換ビニル化合物、例えばより詳細にはジアルキルアミノアルキルメタクリレート及びアクリレート、ジアルキルアミノアルキルメタクリルアミド及びアクリルアミドから誘導する塩基性モノマーの共重合から得られるポリマー。これらの化合物は米国特許No.3,836,537に記載されている。さらに、ヘンケル(HENKEL)社によりPOLYQUART KE(登録商標)3033の名称で市販されている、ナトリウムアクリレート/アクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリドコポリマーを挙げることができる。
ビニル化合物はジアルキルジアリルアンモニウム塩、例えばジメチルジアリルアンモニウムクロリドであってもよい。アクリル酸と後者のモノマーとのコポリマーは、カルゴン(CALGON)社によりMERQUAT(登録商標)280、MERQUAT(登録商標)295及びMERQUAT(登録商標)PLUS 3330の名称で提供されている。
(2)以下から誘導する単位を含むポリマー:
a)アルキル基で窒素原子が置換されたアクリルアミド又はメタクリルアミドから選択する少なくとも一つのモノマー、
b)一又は複数の反応性カルボキシル基を含む少なくとも一つの酸性コモノマー、及び
c)少なくとも一つの塩基性コモノマー、例えばアクリル酸及びメタクリル酸の第1、第2、第3及び4級アミン置換基を有するエステル及びジメチルアミノエチルメタクリレートをジメチル又はジエチルスルフェートで4級化した製品。
本発明に従うより好ましいN−置換アクリルアミド又はメタクリルアミドはアルキル基が2〜12の炭素原子を含む基であり、特にN−エチルアクリルアミド、N−t−ブチルアクリルアミド、N−t−オクチルアクリルアミド、N−オクチルアクリルアミド、N−デシルアクリルアミド、N−ドデシルアクリルアミド、及び対応するメタクリルアミドである。
酸性コモノマーを特にアクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸及びフマル酸並びにマレイン酸又はフマル酸又はその無水物の1〜4の炭素原子を有するアルキルモノエステルから選択する。
塩基性コモノマーは好ましくはアミノエチル、ブチルアミノエチル、N,N'−ジメチルアミノエチル、N−t−ブチルアミノエチルのメタクリレートである。
特に使用されるのは、CTFA名(第4版、1991年)がオクチルアクリルアミド/アクリレート/ブチルアミノエチルメタクリレートコポリマーであるコポリマー、例えばナショナル スターチ(National Starch)社によりAMPHOMER(登録商標)又はLOVOCRYL(登録商標)47の名称で市販されている製品である。
(3)以下の一般式のポリアミノアミドから誘導した、部分的又は完全にアルキル化しかつ架橋したポリアミノアミド:

Figure 2005126401

式中、R19は飽和したジカルボン酸、エチレン系二重結合を有するモノ−又はジカルボキシル脂肪族酸、これらの酸の1〜6の炭素原子を有する低級アルカノールとのエステルから誘導された2価の基又はこれらの酸のいずれか一つとビス−第1又はビス−第2アミンとの付加により誘導された基を表し、かつZはビス−第1、モノ−又はビス−第2ポリアルキレン−ポリアミンの基を表し、好ましくは以下を表す:
a)60〜100mol%の割合の以下の基

Figure 2005126401

式中、x=2かつp=2又は3、又はx=3かつp=2
この基をジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン又はジプロピレントリアミンから誘導する;
b)0〜40mol%の割合の上記の基(XVII)、式中、x=2かつp=1であり、これをエチレンジアミンから誘導し、又はピペラジンから誘導する基:

Figure 2005126401

c)0〜20mol%の割合の基−NH−(CH2)6−NH−、これをヘキサメチレンジアミンから誘導し、これらのポリアミノアミンは、エピハロヒドリン、ジエポキシド、ジ無水物、ビス−不飽和誘導体から選択する2官能性架橋剤を、ポリアミノアミドのアミン基当たり架橋剤を0.025〜0.35モル添加して架橋し、かつアクリル酸、クロロ酢酸又はアルカンスルトン又はこれらの塩の作用でアルキル化する。
飽和したカルボン酸を好ましくは6〜10の炭素原子を有する酸、例えばアジピン酸、2,2,4−トリメチルアジピン酸及び2,4,4−トリメチルアジピン酸、テレフタル酸、エチレン系二重結合を有する酸、例えばアクリル酸、メタクリル酸、及びイタコン酸から選択する。
アルキル化で使用するアルカンスルトンは好ましくはプロパン又はブタンスルトンであり、アルキル化剤の塩は好ましくはナトリウム又はカリウム塩である。
(4)以下の式の双性イオン性単位を含むポリマー:
Figure 2005126401


式中、R20は重合可能な不飽和基、例えばアクリレート、メタクリレート、アクリルアミド又はメタクリルアミド基を意味し、y及びzは1〜3の整数を表し、R21及びR22は水素原子、メチル、エチル又はプロピルを表し、R23及びR24は水素原子又はR23及びR24中の炭素原子の合計が10を越えないアルキル基を表す。
これらの単位を含むポリマーはさらに非双性イオン性モノマーから誘導する単位、例えばジメチル又はジエチルアミノエチルアクリレート又はメタクリレート又はアルキルアクリレート又はメタクリレート、アクリルアミド又はメタクリルアミド又はビニルアセテートを含むことができる。
例として、ブチルメタクリレート/ジメチルカルボキシメチルアミノエチルメタクリレートのコポリマー、例えばサンド(SANDOZ)社によりDIAFORMER Z301(登録商標)の名称で市販されている製品を挙げることができる。
(5)以下の式(XIX)、(XX)、(XXI)に対応するモノマー単位を含むキトサンから誘導されたポリマー:

Figure 2005126401

(XIX)単位は0〜30%の割合で、(XX)単位は5〜50%の割合でかつ(XXI)単位は30〜90%の割合で存在し、(XXI)単位においてR25は以下の式の基を表し:

Figure 2005126401

式中、qは0又は1を表し;
q=0の場合、R26、R27及びR28は、同一又は異なり、それぞれ水素原子、メチル、ヒドロキシル、アセトキシ又はアミノ残基、一又は複数の窒素原子で任意に中断されていてもよくかつ/又は一又は複数のアミン、ヒドロキシル、カルボキシル、アルキルチオ又はスルホン基で任意に置換されていてもよいモノアルキルアミン残基又はジアルキルアミン残基、又はアルキル基がアミノ残基を含むアルキルチオ残基を表し、この場合R26、R27及びR28基の少なくとも一つが水素原子を表し;
q=1の場合、R26、R27及びR28は、それぞれ水素原子を表し、並びにこれらの化合物と酸又は塩基とによって形成された塩。
(6)キトサンのN−カルボキシアルキル化から誘導されたポリマー、例えばN−カルボキシメチルキトサン又はN−カルボキシブチルキトサン、ジャン ディーカー(JAN DEKKER)社により“EVALSAN(登録商標)”の名称で市販されているもの。
(7)一般式(XXII)に対応するポリマー、例えばフランス特許1,400,366に記載されているもの:

Figure 2005126401

式中、R29は水素原子、CH3O、CH3CH2O又はフェニル基を表し、R30は水素又は低級アルキル基、例えばメチル又はエチルを意味し、R31は水素又は低級アルキル基、例えばメチル又はエチルを意味し、R32は低級アルキル基、例えばメチル又はエチル又は式:−R33−N(R31)2に対応する基を意味し、式中R33は基−CH2−CH2−、−CH2−CH2−CH2−又は−CH2−CH(CH3)−を表し、R31は上記の意味を有し、
並びに6までの炭素原子を含むこれらの基のより高分子量の同族体を表し、
rは分子量が500〜6,000,000、好ましくは1,000〜1,000,000となる数である。
(8)以下から選択する−D−X−D−X−型の両性ポリマー:
a)以下の式の少なくとも一つの単位を含む化合物にクロロ酢酸又はクロロ酢酸ナトリウムを作用させて得られたポリマー:
−D−X−D−X−D− (XXIII)
式中Dは基

Figure 2005126401

を意味し、
かつ、Xは記号E又はE'を意味し、E又はE'は、同一又は異なり、主鎖中に7までの炭素原子を含む直鎖又は分岐した鎖を有するアルキレン基である2価の基を意味し、該基は未置換であるか又はヒドロキシル基で置換されており、かつさらに酸素、窒素又は硫黄原子、1〜3の芳香族及び/又はヘテロ環を含むことができ;該酸素、窒素及び硫黄原子はエーテル、チオエーテル、スルホキシド、スルホン、スルホニウム、アルキルアミン又はアルケニルアミン基、又はヒドロキシル、ベンジルアミン、アミンオキシド、4級アンモニウム、アミド、イミド、アルコール、エステル及び/又はウレタン基の形態で存在し;
b)以下の式のポリマー:
−D−X−D−X− (XXIV)
式中Dは基

Figure 2005126401

を意味し、
かつ、Xは記号E又はE'を意味し、少なくとも一度はE'を意味し;Eは上記の意味を有し、かつE'は主鎖中に7までの炭素原子を含む直鎖又は分岐した鎖を有するアルキレン基である2価の基を意味し、該基は未置換であるか又は一又は複数のヒドロキシル基で置換されており、かつ一又は複数の窒素原子を含み、該窒素原子はアルキル鎖で置換されており、該鎖は任意に酸素原子で中断されてもよくかつ必ず一又は複数のカルボキシル官能基又は一又は複数のヒドロキシル官能基を含み、かつクロロ酢酸又はクロロ酢酸ナトリウムとの反応によりベタイン化されている。
(9)N,N−ジアルキルアミノアルキルアミン、例えばN,N−ジメチルアミノプロピルアミンとのセミアミド化により、又はN,N−ジアルカノールアミンとのセミエステル化により部分的に変性したコポリマー(C1〜C5)アルキルビニルエーテル/マレイン酸無水物。これらのコポリマーはさらに他のビニルコモノマー、例えばビニルカプロラクタムを含むことができる。
本発明に従う特に好ましい両性ポリマーは群(1)のものである。
本発明に従うと、追加的な一又は複数の両性ポリマーは、組成物の全質量の、0.01質量%〜10質量%、好ましくは0.05質量%〜5質量%、さらに好ましくは0.1質量%〜3質量%存在することができる。
本発明の組成物は好ましくは、ポリオキシアルキレン化したC10〜C14脂肪アルコール以外の一又は複数の界面活性剤を含む。
界面活性剤を、単独であると混合物の形態にあるとを問わず、アニオン性、両性、ノニオン性、双性イオン性及びカチオン性界面活性剤から選択することができる。
本発明を実施するのに適する界面活性剤は特に以下のものである:
(i)アニオン性界面活性剤
本発明に即して、単独又は混合物として使用することができるアニオン性界面活性剤の例として、特に以下の化合物の塩(特にアルカリ金属、特にナトリウム塩、アンモニウム塩、アミン塩、アミノアルコール塩又はマグネシウム塩)を挙げることができるがこれに限定されない:アルキルスルフェート、アルキルエーテルスルフェート、アルキルアミドエーテルスルフェート、アルキルアリールポリエーテルスルフェート、モノグリセリドスルフェート;アルキルスルホネート、アルキルホスフェート、アルキルアミドスルホネート、アルキルアリールスルホネート、α−オレフィンスルホネート、パラフィンスルホネート;(C6〜C24)アルキルスルホスクシネート、(C6〜C24)アルキルエーテルスルホスクシネート、(C6〜C24)アルキルアミドスルホスクシネート;(C6〜C24)アルキルスルホアセテート;(C6〜C24)アシルサルコシネート及び(C6〜C24)アシルグルタメート。さらに以下を使用することができる:(C6〜C24)アルキルポリグリコシドカルボキシルエステル、例えばアルキルグルコシドシトレート、アルキルポリグリコシドタータレート及びアルキルポリグリコシドスルホスクシネート、アルキルスルホスクシナメート;アシルイセチオナート、及びN−アシルタウレート、これらの種々の化合物の全てのアルキル又はアシル基は、好ましくは12〜20の炭素原子を含み、かつアリール基は好ましくはフェニル又はベンジル基を意味する。なお使用することができるアニオン性界面活性剤のうち、さらに以下を挙げることができる:脂肪酸、例えばオレイン酸、リシノール酸、パルミチン酸及びステアリン酸、コプラ油又は水素添加したコプラ油の酸の塩;アシル基が8〜20の炭素原子を含むアシルラクチレート。さらに以下を使用することも可能である:アルキルD−ガラクトシドウロン酸及びその塩、ポリオキシアルキレン化した(C6〜C24)アルキルエーテルカルボン酸、ポリオキシアルキレン化した(C6〜C24)アルキルアリールエーテルカルボン酸、ポリオキシアルキレン化した(C6〜C24)アルキルアミドエーテルカルボン酸及びこれらの塩、特に2〜50のアルキレン、特にエチレン、オキシド基を含むもの、及びこれらの混合物。
(ii)ノニオン性界面活性剤:
ノニオン性界面活性剤自体は、それ自体周知の化合物でもあり(この点に関して、M. R. Porter著、“Handbook of Surfactants”、Blackie & Son(グラスゴー及びロンドン)、1991年発行、116〜178頁を参照)、本発明に即して、それらの性質は臨界的な特性を有しない。従って、これらを特に以下から選択することができ、かつそれに限定されない:例えば8〜18の炭素原子を含む脂肪鎖を有するα−ジオール又はポリエトキシル化したか又はポリプロポキシル化したアルキルフェノール、エチレンオキシド又はプロピレンオキシド基の数は特に2〜50の範囲であることができる。エチレンオキシドとプロピレンオキシドのコポリマー及びエチレンオキシドとプロピレンオキシドの脂肪アルコールとの縮合物も挙げることができる;好ましくは2〜30モルのエチレンオキシドを含むポリエトキシル化した脂肪アミド、平均で1〜5、特に1.5〜4のグリセロール基を含むポリグリセロール化した脂肪アミド;2〜30モルのエチレンオキシドを含むソルビタンのオキシエチレン化した脂肪酸エステル;スクロースの脂肪酸エステル、ポリエチレングリコールの脂肪酸エステル、アルキルポリグリコシド、N−アルキルグルカミン誘導体、アミンオキシド、例えば(C10〜C14)−アルキルアミンのオキシド又はN−アシルアミノプロピルモルホリンオキシド。
(iii)両性又は双性イオン性界面活性剤
両性又は双性イオン性界面活性剤は、本発明に即してその性質は臨界的に重要ではなく、該活性剤は特に以下のものであるがこれに限定されない:脂肪族第2又は第3アミンの誘導体、該誘導体において脂肪族基は8〜18の炭素原子を含む直鎖又は分岐した鎖であり、かつ少なくとも一つの水溶性アニオン性基(例えばカルボキシレート、スルホネート、スルフェート、ホスフェート又はホスホネート)を含み;(C8〜C20)アルキルベタイン、スルホベタイン、(C8〜C20)アルキルアミド(C1〜C6)アルキルベタイン又は(C8〜C20)アルキルアミド(C1〜C6)アルキルスルホベタインをさらに挙げることができる。
アミン誘導体のうち、MIRANOLの名称で市販されている製品を挙げることができ、これは特許US−2,528,378及びUS−2,781,354に記載され、CTFA辞書(第3版、1982年)でアンホカルボキシグリシネート及びアンホカルボキシプロピオネートの名称で分類され、それぞれ以下の構造を有する:
2−CONHCH2CH2−N(R3)(R4)(CH2COO-)
式中:R2は加水分解したコプラ油中に存在する酸R2−COOHのアルキル基、ヘプチル、ノニル又はウンデシル基を意味し、R3はβ−ヒドロキシエチル基を意味しかつR4はカルボキシメチル基を意味し;
及び
2'−CONHCH2CH2−N(B)(C)
式中:
Bは−CH2CH2OX'を表し、Cは−(CH2)z−Y'を表し、式中z=1又は2であり、
X'は−CH2CH2−COOH基又は水素原子を意味し、
Y'は−COOH又は基−CH2−CHOH−SO3Hを意味し、
2'は加水分解したコプラ油中又はアマニ油中に存在する酸R9−COOHのアルキル基、アルキル基、特にC7、C9、C11又はC13、C17アルキル基及びそのイソ型又は不飽和C17基を意味する。
これらの化合物はCTFA辞書、第5版、1993年において以下の名称で分類されている:ジナトリウムココアンホジアセテート、ジナトリウムラウロアンホジアセテート、ジナトリウムカプリルアンホジアセテート、ジナトリウムカプリロアンホジアセテート、ジナトリウムココアンホジプロピオネート、ジナトリウムラウロアンホジプロピオネート、ジナトリウムカプリルアンホジプロピオネート、ジナトリウムカプリロアンホジプロピオネート、ラウロアンホジプロピオン酸、ココアンホジプロピオン酸。
例として、ローディア キミ(RHODIA CHIME)社によりMIRANOL(登録商標)C2M濃縮物の商品名で市販されているココアンホジアセテートを挙げることができる。
(iv)カチオン性界面活性剤
カチオン性界面活性剤のうち、特に以下を挙げることができるがこれに限定されない:任意にポリオキシアルキレン化してもよい第1、第2又は第3アミンの塩;4級アンモニウム塩、例えばテトラアルキルアンモニウム、アルキルアミドアルキルトリアルキルアンモニウム、トリアルキルベンジルアンモニウム、トリアルキルヒドロキシアンモニウム又はアルキルピリジニウムクロリド又はブロミド;イミダゾリン誘導体又はカチオン性のアミンオキシド。
本発明に従う組成物に存在する界面活性剤の量は、組成物の全質量の0.01から40質量%、好ましくは0.5から30質量%まで変化することができる。
追加的な増粘剤
本発明に従う組成物はさらに他のレオロジー調節剤、例えば以下をを含むことができる:セルロース系増粘剤(ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース等)、グアガム及びその誘導体(ヒドロキシプロピルグア等)、微生物起源のガム(キサンタンガム、スクレログルカンガム等)、合成増粘剤、例えばアクリル酸及びアクリルアミドプロパンスルホン酸の架橋したホモポリマー及びイオン性又は非イオン性会合性ポリマー、例えばグッドリッチ(GOODRICH)社によりPEMULEN(登録商標)TR1又はTR2の名称で、アライド コロイズ(ALLIED COLLOIDS)社によりSALCARE(登録商標)SC90の名称で、ローム & ハース(ROHM & HAAS)社によりACULYN(登録商標)22、28、33、44又は46の名称で、及びアクゾ(AKZO)社によりELFACOS(登録商標)T210及びT212の名称で市販されているポリマー。
これらの補足的な増粘剤は、組成物の全質量の0.01〜10質量%まで存在することができる。
本組成物の適切な染色媒体は好ましくは水から成る水性媒体であり、有利には特に以下を含む化粧品として受容可能な有機溶媒を含むことができる:アルコール、例えばエチルアルコール、イソプロピルアルコール、ベンジルアルコール及びフェニルエチルアルコール、グリコール又はグリコールエーテル、例えばエチレングリコールのモノメチル、モノエチル及びモノブチルエーテル、プロピレングリコール又はそのエーテル、例えばプロピレングリコール、ブチレングリコール、ジプロピレングリコールのモノメチルエーテル、及びジエチレングリコールのアルキルエーテル、例えばジエチレングリコールのモノエチルエーテル又はモノブチルエーテル。溶媒は、組成物の全質量に対して、約0.5〜20質量%、好ましくは約2〜10質量%の範囲の濃度で存在することができる。
組成物Aはさらに、有効量の他の剤、さらに酸化染色で以前から知られている剤、例えば種々の通常使用される補助剤、例えば封鎖剤、例えばEDTA及びエチドロン酸、UV−遮蔽剤、ワックス、環状又は直鎖状又は分岐した揮発性又は非揮発性シリコーン、(特にアミン基で)有機変性したもの又はしていないもの、保存剤、セラミド、シュードセラミド、植物油、鉱油又は合成油、ビタミン又はプロビタミン、例えばパンテノール、不透明化剤、本発明以外の会合性ポリマー、特にノニオン性会合性ポリエーテルポリウレタン。
本組成物はさらに還元剤又は抗酸化剤を含むことができる。これらを特に以下から選択することができる:亜硫酸ナトリウム、チオグリコール酸、チオ乳酸、亜硫酸水素ナトリウム、デヒドロアスコルビン酸、ヒドロキノン、2−メチルヒドロキノン、t−ブチルヒドロキノン及びホモゲンチジン酸、これらは一般に、組成物の全質量に対して約0.05〜3質量%の範囲の量で存在する。
当然のことながら、当業者は、本発明に従う染色組成物に本来備わっている有利な性質を、追加的な化合物の目的とする添加によって損なわないか、実質的に損なわないことが可能な上記の追加的な化合物を十分注意して選択するであろう。
即時使用可能な組成物又は組成物Bにおいて、酸化剤を好ましくは尿素ペルオキシド、アルカリ金属ブロメート又はフェリシアニド、過塩、例えばペルボレート及びペルスルフェートから選択する。過酸化水素の使用が特に好ましい。この酸化剤は、有利には、滴定濃度が特に約1から40用量、より好ましくは約5から40まで変化する過酸化水素の溶液から成る。
一又は複数の酸化−還元酵素、例えばラッカーゼ、ペルオキシダーゼ及び2個の電子を有するオキシドレダクターゼ(例えばウリカーゼ)を酸化剤として使用することもでき、適切な場合にはこれらのそれぞれのドナー又はコファクターの存在下で使用することもできる。
ケラチン繊維に適用する即時使用可能な組成物[染色組成物A及び酸化組成物B及び任意の組成物Cの混合物から得られる組成物」のpHは一般に4〜11の値である。この値は好ましくは6〜10であり、ケラチン繊維の染色の技術水準で周知の酸性化剤又はアルカリ性化剤によって所望の値に調整することができる。
アルカリ性化剤のうち、例として以下を挙げることができる:水性アンモニア、アルカリ金属カーボネート、アルカノールアミン、例えばモノ−、ジ−及びトリエタノールアミン、及びこれらの誘導体、オキシエチレン化しかつ/又はオキシプロピレン化したエチレンジアミン及びヒドロキシアルキルアミン、水酸化ナトリウム又は水酸化カリウム及び以下の式(XXV)を有する化合物:

Figure 2005126401

式中、Rはヒドロキシル基又はC1〜C4アルキル基で任意に置換されていてもよいプロピレン残基であり;R38、R39、R40及びR41は、同一又は異なり、水素原子、C1〜C4アルキル又はC1〜C4ヒドロキシアルキル基を表す。
酸性化剤は常用のものであり、例えば無機又は有機酸、例えば塩酸、オルトリン酸、カルボン酸、例えば酒石酸、クエン酸、乳酸又はスルホン酸である。
本発明に従う染色法方は好ましくは、上記の組成物A及びB並びに任意の組成物Cから使用時に新たに製造した即時使用可能な組成物を、乾燥又は湿潤したケラチン繊維に適用し、次いで好ましくは約1から60分、より好ましくは約10から45分まで変化する曝露時間の間組成物を作用させ、繊維をリンスし、任意にシャンプーで繊維を洗浄してもよく、次いで繊維を再度リンスし、かつ繊維を乾燥することから成る。
該方法に従うと、組成物A及び/又はBはさらに少なくとも一つの追加的なカチオン性又は両性ポリマー及び少なくとも一つの界面活性剤を含むことができる。
本発明を説明する具体例を以下に示すが、これは本発明を制限するものではない。

以下の組成物を製造した:
(量はグラムで表されている)
酸化組成物
Figure 2005126401
染色組成物
Figure 2005126401
本発明に従うポリマーは、ビニルピロリドン/ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド/ラウリルジメチルメタクリルアミドアンモニウムクロリドターポリマーであり、これはISP社によりPOLYMER ACP-1234の参照名で提供される。
染色組成物を使用時に、プラスチックのボール中で2分間、上記の酸化組成物と、酸化組成物1.5部当たり染色組成物1部の量で、混合した。
得られた混合物は滑らかで製造は容易である。
90%が白髪である天然の灰色の毛髪にこれを適用する。これを30分間作用させる。 製品は水でリンスすることにより容易に除去される。
標準的なシャンプーで洗浄後、毛髪を乾燥する。毛髪は黄金色のブロンドの色合いに染色された。
12モルのEOを含むラウリルアルコール及び3モルのEOを含むデシルアルコールを等量の3モル及び12モルのEOを含むセチルアルコールに置き換えると、得られた混合物は製造のしやすさが減少し、適用したときの良好な感覚が減少し、かつ除去するのがより困難である。得られた色合いの質は劣っている。

Claims (47)

  1. 適切な染色媒体中に、少なくとも一つの酸化染料、少なくとも一つのC10〜C14脂肪アルコール及び以下を含む少なくとも一つのカチオン性ポリ(ビニルラクタム)ポリマーを含む、ケラチン繊維、特にヒトのケラチン繊維、さらに詳細には毛髪の酸化染色組成物:
    − a)ビニルラクタム又はアルキルビニルラクタム型の少なくとも一つのモノマー;
    − b)以下の構造(Ia)又は(Ib)を有する少なくとの一つのモノマー:

    Figure 2005126401

    Figure 2005126401

    式中:
    Xは酸素原子又は基NR6を意味し、
    1及びR6は、相互に独立に、水素原子又は直鎖若しくは分岐したC1〜C5アルキル基を意味し、
    2は直鎖又は分岐したC1〜C4アルキル基を意味し、
    3、R4及びR5は、相互に独立に、水素原子、直鎖又は分岐したC1〜C30アルキル基又は式(II)の基を意味し:

    Figure 2005126401

    Y、Y1及びY2は、相互に独立に、直鎖又は分岐したC2〜C16アルキル基を意味し、
    7は水素原子又は直鎖若しくは分岐したC1〜C4アルキル基又は直鎖若しくは分岐したC1〜C4ヒドロキシアルキル基を意味し、
    8は水素原子又は直鎖若しくは分岐したC1〜C30アルキル基を意味し、
    p、q及びrは、相互に独立に、0又は1の値のいずれかを意味し、
    m及びnは、相互に独立に、0〜100の範囲の整数を意味し、
    xは1〜100の範囲の整数を意味し、
    Zは有機又は無機酸アニオンを意味し、
    ただし、以下を条件とする:
    − 少なくとも一つの置換基R3、R4、R5又はR8は直鎖又は分岐したC9〜C30アルキル基を意味し、
    − m又はnが0でない場合、qは1に等しく、
    − m又はnが0に等しい場合、p又はqは0に等しい。
  2. ビニルラクタム又はアルキルビニルラクタムモノマーが構造(III)を有する化合物であることを特徴とする、請求項1に記載の組成物:




    Figure 2005126401

    式中:
    sは3〜6の範囲の整数を意味し、
    9は水素原子又はC1〜C5アルキル基を意味し、
    10は水素原子又はC1〜C5アルキル基を意味し、ただし、基R9及びR10の少なくとも一つは水素原子を意味する。
  3. 式(III)のモノマーがビニルピロリドンであることを特徴とする、請求項2に記載の組成物。
  4. 式(Ia)又は(Ib)において基R3、R4及びR5が、相互に独立に、水素原子又は直鎖若しくは分岐したC1〜C30アルキル基を意味することを特徴とする、先の請求項1ないし3のいずれか1項に記載の組成物。
  5. モノマーb)が式(Ia)のモノマーであることを特徴とする、先の請求項1ないし4のいずれか1項に記載の組成物。
  6. 式(Ia)においてm及びnが0に等しいことを特徴とする、請求項5に記載の組成物。
  7. 式(Ia)のモノマーの対イオンZ-を、ハライドイオン、ホスフェートイオン、メトスルフェートイオン及びトシレートイオンから選択することを特徴とする、先の請求項1ないし6のいずれか1項に記載の組成物。
  8. カチオン性ポリ(ビニルラクタム)ポリマーが一又は複数の追加のカチオン性又はノニオン性モノマーを含むことを特徴とする、先の請求項1ないし7のいずれか1項に記載の組成物。
  9. カチオン性ポリ(ビニルラクタム)が以下を含むターポリマーであることを特徴とする、請求項8に記載の組成物:
    a)式(III)の一つのモノマー、
    b)式(Ia)の一つのモノマー、式中、p=1、q=0、R3及びR4は、相互に独立に、水素原子又はC1〜C5アルキル基を意味し、R5はC9〜C24アルキル基を意味し、及び
    c)式(Ib)の一つのモノマー、式中、R3及びR4は、相互に独立に、水素原子又はC1〜C5アルキル基を意味する。
  10. ターポリマーが40〜95質量%のモノマー(a)、0.25〜50質量%のモノマー(b)及び0.1〜55質量%のモノマー(c)を含むことを特徴とする、請求項9に記載の組成物。
  11. カチオン性ポリ(ビニルラクタム)を以下から選択することを特徴とする、先の請求項1ないし10のいずれか1項に記載の組成物:ビニルピロリドン/ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド/ドデシルジメチルメタクリルアミドプロピルアンモニウムトシレート又はクロリドターポリマー、ビニルピロリドン/ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド/ココイルジメチルメタクリルアミドプロピルアンモニウムトシレート又はクロリドターポリマー、ビニルピロリドン/ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド/ラウリルジメチルメタクリルアミドプロピルアンモニウムトシレート又はクロリドターポリマー。
  12. カチオン性ポリ(ビニルラクタム)の質量平均分子量が500〜20,000,000、好ましくは200,000〜2,000,000、より好ましくは400,000〜800,000であることを特徴とする、先の請求項1ないし11のいずれか1項に記載の組成物。
  13. 一又は複数のカチオン性ポリ(ビニルラクタム)を組成物の全質量の0.01から10質量%まで変化する量で使用することを特徴とする、先の請求項1ないし12のいずれか1項に記載の組成物。
  14. 一又は複数のカチオン性ポリ(ビニルラクタム)を組成物の全質量の0.1から5質量%まで変化する量で使用することを特徴とする、請求項13に記載の組成物。
  15. 10〜C14脂肪アルコールがポリオキシアルキレン化していない脂肪アルコールであることを特徴とする、先の請求項1ないし14のいずれか1項に記載の組成物。
  16. 10〜C14脂肪アルコールがポリオキシアルキレン化した脂肪アルコールであることを特徴とする、先の請求項1ないし14のいずれか1項に記載の組成物。
  17. 10〜C14脂肪アルコールが2〜20のオキシエチレン(EO)単位を含むポリオキシエチレン化した脂肪アルコールであることを特徴とする、請求項16に記載の組成物。
  18. 10〜C14脂肪アルコールが3〜15のオキシエチレン(EO)単位を含むポリオキシエチレン化した脂肪アルコールであることを特徴とする、請求項17に記載の組成物。
  19. 10〜C14脂肪アルコールがオキシエチレン化した12EOラウリルアルコールであることを特徴とする、請求項18に記載の組成物。
  20. 10〜C14脂肪アルコールがオキシエチレン化した3EOカプリルアルコールであることを特徴とする、請求項18に記載の組成物。
  21. 10〜C14脂肪アルコールを組成物の全質量に対して0.1質量%〜40質量、好ましくは2〜25質量%、より好ましくは5〜20質量%の範囲で使用することを特徴とする、先の請求項1ないし20のいずれか1項に記載の組成物。
  22. 酸化染料を酸化塩基及び/又はカプラーから選択することを特徴とする、先の請求項1ないし21のいずれか1項に記載の組成物。
  23. 組成物が少なくとも一つの追加的な酸化塩基を含むことを特徴とする、請求項22に記載の組成物。
  24. 酸化塩基をパラ−フェニレンジアミン、二重塩基、オルト−又はパラ−アミノフェノール、及びヘテロ環塩基及びこれらの化合物の酸との付加塩から選択することを特徴とする、請求項22又は23に記載の組成物。
  25. 酸化塩基が組成物の全質量に対して約0.0005〜20質量%存在することを特徴とする、請求項22ないし24のいずれか1項に記載の組成物。
  26. カプラーをメタ−フェニレンジアミン、メタ−アミノフェノール、メタ−ジフェノール、ヘテロ環カプラー、及びこれらの化合物の酸との付加塩から選択することを特徴とする、請求項22に記載の組成物。
  27. カプラーが組成物の全質量に対して0.0001〜20質量%存在することを特徴とする、請求項22又は26のいずれかに記載の組成物。
  28. 酸化染料の酸との付加塩をヒドロクロリド、ヒドロブロミド、タータレート、スルフェート、ラクテート及びアセテートから選択することを特徴とする、請求項24又は26のいずれかに記載の組成物。
  29. 組成物がさらに直接染料を含むことを特徴とする、先の請求項1ないし28のいずれか1項に記載の組成物。
  30. 組成物がさらに少なくとも一つの両性ポリマー又は一つの請求項1〜12のいずれか1項で規定した一又は複数のカチオン性ポリ(ビニルラクタム)とは異なるカチオン性ポリマーを含むことを特徴とする、先の請求項1ないし29のいずれか1項に記載の組成物。
  31. カチオン性ポリマーが以下の式(W)に対応する繰り返し単位から成る4級ポリアンモニウムであることを特徴とする、請求項30に記載の組成物:

    Figure 2005126401
  32. カチオン性ポリマーが以下の式(U)に対応する繰り返し単位から成る4級ポリアンモニウムであることを特徴とする、請求項30に記載の組成物:

    Figure 2005126401
  33. 両性ポリマーが少なくともモノマーとしてアクリル酸及びジメチルジアリルアンモニウムの塩を含むことを特徴とする、請求項30に記載の組成物。
  34. カチオン性又は両性ポリマーが組成物の全質量の0.01質量%〜10質量%、好ましくは0.05質量%〜5質量%、より好ましくは0.1質量%〜3質量%存在することを特徴とする、請求項30ないし33のいずれか1項に記載の組成物。
  35. 組成物がアニオン性、カチオン性、ノニオン性又は両性界面活性剤から選択する少なくとも一つの界面活性剤を含むことを特徴とする、先の請求項1ないし34のいずれか1項に記載の組成物。
  36. 界面活性剤が組成物の全質量の0.01〜40質量%、好ましくは0.5〜30質量%存在することを特徴とする、請求項35に記載の組成物。
  37. 組成物が少なくとも一つの追加的な増粘剤を含むことを特徴とする、先の請求項1ないし36のいずれか1項に記載の組成物。
  38. 組成物がさらに少なくとも一つの還元剤を組成物の全質量に対して0.05〜3質量%の範囲の量で含むことを特徴とする、先の請求項1ないし37のいずれか1項に記載の組成物。
  39. 組成物がさらに酸化剤を含みかつ組成物が即時使用可能であることを特徴とする、先の請求項1ないし38のいずれか1項に記載の組成物。
  40. 酸化剤を過酸化水素、尿素ペルオキシド、アルカリ金属ブロメート又はフェリシアニド、過塩、酸化−還元酵素であってそれらのそれぞれのドナー又はコファクターを任意に有していてもよいものから選択することを特徴とする、請求項39に記載の組成物。
  41. 酸化剤が過酸化水素であることを特徴とする、請求項40に記載の組成物。
  42. 酸化剤が、滴定濃度が1から40用量まで変化する過酸化水素の溶液であることを特徴とする、請求項41に記載の組成物。
  43. pHが4〜11の範囲であることを特徴とする、請求項39に記載の組成物。
  44. ケラチン繊維、特にヒトのケラチン繊維、例えば毛髪を染色する方法であって、該方法が適切な染色媒体中に以下を含む少なくとも一つの組成物Aを該繊維に適用することから成ることを特徴とする方法:組成物Aの使用時に混合されるか又は中間でリンすることなく順次適用される少なくとも一つの酸化剤を含む組成物Bによって、アルカリ性、中性又は酸性pHにおいて色が発色する少なくとも一つの酸化染料、組成物A中に又は組成物B中に又は各組成物A及びB中に存在する請求項1ないし14のいずれか1項に規定する少なくとも一つのカチオン性ポリ(ビニルラクタム)、及び組成物A中に又は組成物B中に又は各組成物A及びB中に存在する請求項15ないし21の1項に規定する少なくとも一つのC10〜C14アルコール。
  45. 上記の組成物(A)及び(B)から使用時に新たに製造した即時使用可能な組成物を、乾燥又は湿潤したケラチン繊維に適用し、次いで約1から60分、好ましくは10から45分まで変化する曝露時間の間組成物を作用させ、繊維をリンスし、ついで任意にシャンプーで繊維を洗浄してもよく、次いで繊維を再度リンスし、かつ繊維を乾燥することから成ることを特徴とする、請求項44に記載の方法。
  46. 以下のことを特徴とする、ケラチン繊維、特にヒトのケラチン繊維、例えば毛髪を染色するための2−区画装置又は“キット”:一つの区画が適切な染色媒体中に少なくとも一つの酸化染料を含む組成物A1を含むこと、及び他の区画が適切な染色媒体中に酸化剤、組成物A1中に又は組成物B1中に又は各組成物A1及びB1中に存在する請求項1ないし14のいずれか1項に規定する少なくとも一つのカチオン性ポリ(ビニルラクタム)、及び組成物A1中に又は組成物B1中に又は各組成物A1及びB1中に存在する請求項15ないし21のいずれか1項に規定するC10〜C14アルコールを含むこと。
  47. 以下のことを特徴とする、ケラチン繊維、特にヒトのケラチン繊維、例えば毛髪を染色するための3−区画装置:第1の区画が適切な染色媒体中に少なくとも一つの酸化染料含む組成物A2を含むこと、第2の区画が適切な染色媒体中に少なくとも一つの酸化剤を含む組成物B2を含むこと、及び第3の区画が適切な染色媒体中に請求項1ないし14のいずれか1項に規定する少なくとも一つのカチオン性ポリ(ビニルラクタム)を含む組成物Cを含むこと、さらに、組成物A2及び/又は組成物B2は請求項1ないし14に規定したカチオン性ポリ(ビニルラクタム)を含むことが可能であり、さらに組成物A2及び/又は組成物B2及び/又は組成物Cは請求項15ないし17のいずれか1項に規定したC10〜C14脂肪アルコールを含むことが可能である。
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