JP2005124647A - 浄油器 - Google Patents

浄油器 Download PDF

Info

Publication number
JP2005124647A
JP2005124647A JP2003360936A JP2003360936A JP2005124647A JP 2005124647 A JP2005124647 A JP 2005124647A JP 2003360936 A JP2003360936 A JP 2003360936A JP 2003360936 A JP2003360936 A JP 2003360936A JP 2005124647 A JP2005124647 A JP 2005124647A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spout body
spout
pot
lever
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003360936A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4038168B2 (ja
Inventor
Tokuji Onishi
徳二 大西
Seiji Toyoshima
聖二 豊嶋
Sakuya Sakaguchi
作弥 坂口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Duskin Co Ltd
Yamatoyo Sangyo KK
Original Assignee
Duskin Co Ltd
Yamatoyo Sangyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Duskin Co Ltd, Yamatoyo Sangyo KK filed Critical Duskin Co Ltd
Priority to JP2003360936A priority Critical patent/JP4038168B2/ja
Publication of JP2005124647A publication Critical patent/JP2005124647A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4038168B2 publication Critical patent/JP4038168B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Frying-Pans Or Fryers (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Food-Manufacturing Devices (AREA)

Abstract

【課題】
注ぎ口を隠すことができるとともに、メンテナンスが容易である、浄油器、を提供すること。
【解決手段】
上ポットと下ポット3とからなる浄油器において、下ポット3の開口部311に、両端部41,42が開口部311に内側から回動自在に支持された注ぎ口体4と、両端部51,52が開口部311に外側から回動自在に支持されたレバー5と、が設けられており、レバー5が、注ぎ口体4に対して回動方向に所定の角度を維持した状態で、両端部51,52が注ぎ口体4の両端部41,42に連結して、注ぎ口体4と一体となっており、注ぎ口体4と共に回動するようになっており、注ぎ口体4が、開口部311の一方側に位置して注ぎ口40を構成する使用状態と、開口部311の他方側に位置して開口部311の内側に全て収納される収納状態と、の間で回動可能となっていることを特徴としている。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えば調理用油などを再使用するために濾過して貯める浄油器に関するものである。
油を濾過する上ポットと、濾過された油を受けて貯める下ポットと、からなる浄油器は、一般に、下ポット上に上ポットを重ねるように載置した状態で、使用され、また、保管される。このような浄油器においては、近年、下ポット上に上ポットを載置した際に、注ぎ口を隠すことが求められている。そして、それを満たす浄油器としては、例えば特許文献1に記載のものがあった。
特許番号第2593923号明細書
特許文献1記載の浄油器では、下ポット上に上ポットを載置した際の注ぎ口を隠すための構成として、次の構成を採用している。即ち、上ポットの下部を小径とし、その回りをカバーリングで覆い、該小径の部分とカバーリングとの間の空隙に、注ぎ口を位置させるようにしている。
しかしながら、上記構成では、注ぎ口に付着している油がカバーリングや上ポットに付着する恐れがあり、メンテナンスが面倒になる恐れがあった。
本発明は、注ぎ口を隠すことができるとともに、メンテナンスが容易である、浄油器、を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、油を濾過する上ポットと、濾過された油を受けて貯める下ポットと、からなる浄油器において、下ポットの開口部に、両端部が該開口部に内側から回動自在に支持された略半円状の注ぎ口体と、両端部が該開口部に外側から回動自在に支持された湾曲円弧状のレバーと、が設けられており、レバーが、注ぎ口体に対して回動方向に所定の角度を維持した状態で、その両端部が注ぎ口体の両端部に連結して、注ぎ口体と一体となっており、注ぎ口体と共に回動するようになっており、注ぎ口体が、上記開口部の一方側に位置して注ぎ口を構成する使用状態と、上記開口部の他方側に位置して上記開口部の内側に全て収納される収納状態と、の間で回動可能となっていることを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、下ポットの開口部の内面には、使用状態において注ぎ口体の下縁を受け止める段部が形成されており、注ぎ口体は、該段部に受け止められた状態で、注ぎ口が上記開口部の上縁より上方に位置する使用状態となるようになっているものである。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、注ぎ口体が、帯状体からなっており、注ぎ口を形成している上縁部と、下ポットの開口部の上記一方側の内面に当接する面状本体部と、からなっており、注ぎ口体の両端部が、面状本体部を外向きに張り出すよう付勢するばね機構を有しているものである。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明において、下ポットが取っ手を有しており、注ぎ口体の収納状態において、レバーは、注ぎ口体の上方に位置するとともに、その中央部が下ポットの取っ手の切欠き部に上方から当接するようになっているものである。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明において、上ポットが取っ手を有しており、上ポット及び下ポットの両取っ手は、上ポットを下ポット上に載置した場合に上記切欠き部を残して重なって一体的となる形態を有しており、注ぎ口体の収納状態において、上ポットは、レバーを回避して下ポット上に載置可能となっているものである。
請求項6記載の発明は、請求項1記載の発明において、注ぎ口体の両端部が、上記開口部及びレバーの両端部に対して脱着可能であるものである。
請求項7記載の発明は、請求項1記載の発明において、レバーの両端部が、上記開口部及び注ぎ口体の両端部に対して脱着可能であるものである。
請求項8記載の発明は、請求項1記載の発明において、注ぎ口体の端部とレバーの端部との連結構造は、一方の端部の板状突起を他方の端部のスリットに嵌入させてなるものである。
請求項9記載の発明は、請求項6記載の発明において、注ぎ口体の少なくとも一方の端部に、摘みが設けられているものである。
請求項10記載の発明は、請求項1記載の発明において、上ポットは、下部の小径部に活性炭フィルターを保持しており、該小径部は、活性炭フィルターの周囲を圧迫するよう、更に小径となっているものである。
請求項1記載の発明によれば、レバーを回動させることにより、注ぎ口体を使用状態と収納状態とにすることができる。従って、下ポットに貯まった油を、手を油で汚すことなく、他の容器などへ移すことができ、また、下ポット上に上ポットを載置してなる保管状態を、手を油で汚すことなく、実現できる。
請求項2記載の発明によれば、レバーを回動させて注ぎ口体の下縁が段部に当接したところが注ぎ口体の使用状態となるので、使用状態における注ぎ口体及びレバーの位置決めを容易に行うことができる。
請求項3記載の発明によれば、注ぎ口体を使用状態へ回動させる際や使用状態から回動させる際に、面状本体部を下ポットの開口部の内面に摺接させることができる。従って、注ぎ口体に付着している油を、その度に、削ぎ取ることができる。それ故、開口部と注ぎ口体との間に油が溜まるのを防止できる。従って、メンテナンスの手間を軽減でき、メンテナンスを容易に行うことができる。
請求項4記載の発明によれば、レバーを回動させてその中央部が取っ手の切欠き部に当接したところが注ぎ口体の収納状態となるので、収納状態におけるレバー及び注ぎ口体の位置決めを容易に行うことができる。
請求項5記載の発明によれば、下ポット上に上ポットを載置すると、取っ手が一体に見えるようになり、しかも、レバーが切欠き部に保持され且つ上ポットを回避して安定して存在することとなる。従って、下ポット上に上ポットを載置してなる保管状態を、見映えの良い安定したものにできる。
請求項6記載の発明によれば、注ぎ口体を取り外すことができるので、注ぎ口体のメンテナンスを容易に行うことができる。
請求項7記載の発明によれば、レバーを取り外すことができるので、レバーのメンテナンスを容易に行うことができる。
請求項8記載の発明によれば、注ぎ口体とレバーとの連結を簡単な構造で実現でき、しかも、注ぎ口体とレバーとが回動方向に所定の角度を維持した状態を簡単な構造で実現できる。
請求項9記載の発明によれば、注ぎ口体の脱着作業を、摘みを持って行うことができるので、容易に行うことができる。
請求項10記載の発明によれば、活性炭フィルターの周囲に圧力が加わり、活性炭フィルターの周囲よりも中央部を油が通りやすくなる。従って、活性炭フィルターによる濾過効率を向上できる。また、活性炭フィルターが上ポットの下部から落下するのを防止できる。
図1は本発明の浄油器の側面図、図2は同じく一部断面分解図である。浄油器1は、油を濾過する上ポット2と、濾過された油を受けて貯める下ポット3と、からなっている。上ポット2は、下ポット3上に、それぞれの周面が略同一面となるように、載置されるようになっている。
上ポット2において、ポット本体21の周面の一部には取っ手22が取り付けられている。ポット本体21は、内部の上部にメッシュフィルター23を備えると共に、下部の小径部210内に活性炭フィルター24を有している。上ポット2は、濾過したい油をメッシュフィルター23上に注ぐことにより、メッシュフィルター23で大きな不要物を濾取し、活性炭フィルター24で小さな不要物を濾取して、油を清浄化するようになっている。上ポット2は、一般には、蓋(図示せず)で上部開口211が塞がれる。なお、メッシュフィルター23は、タブ231を摘んで、ポット本体21へ出し入れ可能となっている。活性炭フィルター24は、小径部210内に嵌め込まれている。小径部210は、活性炭フィルター24の下部を両側から圧迫するよう、下部2101が更に小径となっている。
下ポット3は、上ポット2で濾過された油を受けて貯めるようになっている。下ポット3において、ポット本体31の周面の一部には取っ手32が取り付けられている。上ポット2の取っ手22と、下ポット3の取っ手32とは、図1に示すように、重ねた際に一体となる形態を有している。具体的には、取っ手22と取っ手32とは、同じように湾曲しており、取っ手32の湾曲外面には、取っ手22の湾曲内面の延在凸部221が嵌り込む溝(図示せず)が形成されている。図3は図1のIII矢視部分図である。取っ手22と取っ手33は同じ幅を有しており、上方から見ても、重ねた際に一体となる形態を有している。
図4、図5、図7〜図9は下ポット3について示す図であるが、これらの図では、取っ手32を省略している。図4は下ポット3の一作動状態の側面図であり、図5はその状態の斜視図である。両図に示すように、下ポット3の開口部311には、略半円状の注ぎ口体4と、湾曲円弧状のレバー5と、が設けられている。注ぎ口体4は、両端部41,42が開口部311に内側から回動自在に支持されている。レバー5は、両端部51,52が開口部311に外側から回動自在に支持されている。
レバー5は、注ぎ口体4に対して回動方向に所定の角度αを維持した状態で、その両端部51,52が注ぎ口体4の両端部41,42にそれぞれ連結して、注ぎ口体4と一体となっており、注ぎ口体4と共に矢印A,Bに示すように回動するようになっている。具体的には、注ぎ口体4の両端部41,42とレバー5の両端部51,52との連結構造は、次のようになっている。即ち、拡大分解斜視図である図6に示すように、レバー5の端部51には、内向きの板状突起511が形成されている。板状突起511は、レバー5の幅方向Wと平行に形成されている。一方、注ぎ口体4の端部41には、スリット411が形成されている。スリット411は、注ぎ口体4の幅方向Wに対して角度αだけ傾いて形成されている。そして、板状突起511は、開口部311の貫通孔312を通って、スリット411に嵌入されるようになっている。貫通孔312は、板状突起511の幅W1より少し大径である。なお、この連結構造は、分解可能となっている。即ち、板状突起511は、スリット411及び貫通孔312から抜き出すことも可能となっている。注ぎ口体4の端部42とレバー5の端部52との連結も、同じである。これにより、レバー5は、注ぎ口体4に対して回動方向に所定の角度αを維持した状態で、注ぎ口体4と一体となっており、注ぎ口体4と共に矢印A,Bに示すように回動するようになっている。
上述したように、注ぎ口体4とレバー5とは、所定の角度αを維持した状態で、矢印A,B方向(図4)に一体に回動するが、図7は、両者が図4の矢印A方向に回動して、注ぎ口体4が開口部311の図4中の左側に位置して注ぎ口を構成している、使用状態であり、図2は、両者が図4の矢印B方向に回動して、注ぎ口体4が開口部311の図4中の右側に位置して開口部311の内側に全て収納されている、収納状態を示している。なお、図8は図7に示す使用状態の斜視図であり、図9は図2に示す収納状態の斜視図である。
注ぎ口体4は、帯状体からなっており、注ぎ口40を形成するよう変形されている上縁部43と、面状本体部44と、からなっている。一方、開口部311の内面には、使用状態において面状本体部44の下縁441を受け止める段部313(図6)が形成されている。使用状態(図7、図8)において、注ぎ口体4は、段部313に受け止められた状態で、注ぎ口40が開口部311の上縁314より上方に位置するようになっている。
一方、収納状態(図2、図9)において、レバー5は注ぎ口体4の上方に位置しており、レバー5の本体部50の中央部501が、取っ手32に形成されている切欠き部321に上方から当接している。この切欠き部321は、取っ手32に取っ手22が重ねられた状態においても、レバー5の中央部501を保持したまま確保されるようになっている。なお、レバー5の本体部50は、収納状態において、下ポット3上に載置された上ポット2に接触しないよう湾曲している。
注ぎ口体4の両端部41,42は、図5に示すように、屈曲部からなるばね機構45,46を有している。ばね機構45,46は、面状本体部44を外向きに張り出すよう付勢している。更に、注ぎ口体4の端部42には、図5及び図10に示すように、摘み47が設けられている。
上記構成の浄油器1は、次のように使用する。即ち、まず、図1に示すように、下ポット3上に上ポット2を重ねるように載置する。このとき、下ポット3の注ぎ口体4は収納状態としておく。そして、図1の状態で、上ポット2に濾過したい油を注ぐ。注がれた油は、上ポット2にて濾過されることにより清浄化され、下ポット3内に落下して貯まる。
上ポット2による濾過が終了すると、取っ手22を把持して上ポット2を下ポット3上から持ち上げて除く。そして、レバー5を矢印A方向(図4)に回動させる。このとき、レバー5は、注ぎ口体4に対して回動方向に角度αを維持した状態で、注ぎ口体4を伴って回動する。そして、注ぎ口体4の下縁441が開口部311内の段部313に上方から当接したところで、レバー5及び注ぎ口体4の回動が停止し、注ぎ口体4が図7及び図8に示す使用状態となる。なお、使用状態における注ぎ口体4の状態は、上述したとおりである。
ところで、注ぎ口体4の面状本体部44は、開口部311の内面に当接するよう形成されているので、使用状態において、面状本体部44は、開口部311の内側に嵌り込んだようになって安定している。しかしながら、面状本体部44は、ばね機構45,46によって外向きに張り出すよう付勢されているので、使用状態において、開口部311の内面に圧接しており、開口部311の内側において更に安定している。
そして、取っ手32を把持して下ポット3を傾けて、貯まっている油を注ぎ口体4の注ぎ口40から他の容器などへ注ぐ。こうして、使用状態を操作する。
使用状態の操作を終えると、レバー5を矢印B方向(図4)へ回動させる。このときも、レバー5は、注ぎ口体4に対して回動方向に角度αを維持した状態で、注ぎ口体4を伴って回動する。そして、レバー5の中央部501が取っ手32の切欠き部321に上方から当接したところで、レバー5及び注ぎ口体4の回動が停止し、注ぎ口体4が図2及び図9に示す収納状態となる。収納状態において、注ぎ口体4は、開口部311の内側に全て収納されている。
そして、取っ手22を把持して、取っ手22を取っ手32上に重ねながら、上ポット2を下ポット3上に載置する。これにより、浄油器1は、図1に示す濾過使用又は保管の状態となる。
下ポット2において、注ぎ口体4及びレバー5の本体31からの取り外しは、次のように行う。即ち、摘み47を持って端部42を内向きに動かすことにより、端部42のスリット421からレバー5の板状突起521を引き抜く。次に、端部41を内向きに動かすことにより、端部41のスリット411からレバー5の板状突起511を引き抜く。これにより、注ぎ口体4が本体31から外される。次に、レバー5の板状突起511,521をそれぞれ貫通孔312から引き抜く。これにより、レバー5が本体31から外される。
上記構成の浄油器1においては、次のような作用効果が発揮される。
(1)レバー5を回動させることにより、注ぎ口体4を使用状態と収納状態とにすることができるので、下ポット2に貯まった油を、手を汚すことなく、他の容器などへ移すことができ、また、下ポット上に上ポットを載置してなる保管状態を、手を汚すことなく、実現できる。
(2)レバー5を回動させて注ぎ口体4を使用状態とする際に、注ぎ口体4の下縁441が段部313に上方から当接することにより、回動が停止するので、使用状態における注ぎ口体4及びレバー5の位置決めを容易に行うことができる。
(3)注ぎ口体4の面状本体部44が開口部311の内面に当接するようになっているので、注ぎ口体4を使用状態へ回動させる際や使用状態から回動させる際に、面状本体部44が開口部311の内面に摺接する。そのため、注ぎ口体4に付着している油が、その度に、削ぎ取られることとなる。それ故、開口部311と注ぎ口体4との間に油が溜まるのが防止される。従って、メンテナンスの手間を軽減でき、メンテナンスを容易に行うことができる。
(4)レバー5を回動させて注ぎ口体4を収納状態とする際に、レバー5の中央部501が取っ手32の切欠き部321に上方から当接することにより、回動が停止するので、収納状態におけるレバー5及び注ぎ口体4の位置決めを容易に行うことができる。
(5)収納状態において、注ぎ口体4は開口部311の内側に完全に隠れている。また、上ポット2は、下ポット3上に、それぞれの周面が略同一面となるように、載置されるようになっている。また、上ポット2の取っ手22と、下ポット3の取っ手32とは、図1に示すように、重ねた際に一体となる形態を有している。しかも、図3に示すように、取っ手22と取っ手33は同じ幅を有しており、上方から見ても、重ねた際に一体となる形態を有している。更に、収納状態において、レバー5の中央部501は、切欠き部321に保持されており、レバー5の本体部50は、下ポット3上に載置された上ポット2に接触しないよう湾曲している。従って、下ポット3上に上ポット2を載置してなる保管状態を、見映えの良い安定したものにできる。
(6)注ぎ口体4を本体31から取り外すことができるので、注ぎ口体4のメンテナンスが容易である。しかも、注ぎ口体4は、摘み47を持って取り外すことができるので、容易に取り外すことができ、また、容易に取り付けることもできる。
(7)レバー5を本体31から取り外すことができるので、レバー5のメンテナンスが容易である。
(8)注ぎ口体4とレバー5とは、板状突起511,521をスリット411,421に嵌入させることにより連結しているので、簡単な構造で連結でき、しかも、簡単な構造で角度αを維持できる。
(9)上ポット2の小径部210の下部2101が活性炭フィルター24を圧迫しているので、活性炭フィルター24の周囲に圧力が加わり、活性炭フィルター24の周囲よりも中央部を油が通りやすくなる。よって、活性炭フィルター24による濾過効率を向上できる。
なお、次のような構成を採用してもよい。
(1)注ぎ口体4とレバー5との連結構造において、注ぎ口体4に、スリットに代えて板状突起を設け、レバー5に、板状突起に代えてスリットを設けてもよい。
(2)注ぎ口体4に設けた摘み47を、レバー5に設けてもよい。
本発明は、注ぎ口を隠すことができるとともに、使用やメンテナンスが容易である、浄油器、を提供できるので、産業上の利用価値は大である。
本発明の浄油器の側面図である。 図1の浄油器の一部断面分解図である。 図1のIII矢視部分図である。 下ポットの一作動状態の側面図である。 図4の状態の斜視図である。 注ぎ口体とレバーとの連結構造の拡大分解斜視図である。 下ポットの使用状態の側面図である。 図7の状態の斜視図である。 下ポットの収納状態の斜視図である。 注ぎ口体の一端部の斜視図である。
符号の説明
1 浄油器 2 上ポット 210 小径部 2101 下部 22 取っ手 24 活性炭フィルター 3 下ポット 311 開口部 313 段部 314 上縁 32 取っ手 321 切欠き部 4 注ぎ口体 41,42 端部 411,421 スリット 43 上縁部 44 面状本体部 441 下縁 45,46 ばね機構 47 摘み 5 レバー 51,52 端部 511,521 板状突起

Claims (10)

  1. 油を濾過する上ポットと、濾過された油を受けて貯める下ポットと、からなる浄油器において、
    下ポットの開口部に、両端部が該開口部に内側から回動自在に支持された略半円状の注ぎ口体と、両端部が該開口部に外側から回動自在に支持された湾曲円弧状のレバーと、が設けられており、
    レバーが、注ぎ口体に対して回動方向に所定の角度を維持した状態で、その両端部が注ぎ口体の両端部に連結して、注ぎ口体と一体となっており、注ぎ口体と共に回動するようになっており、
    注ぎ口体が、上記開口部の一方側に位置して注ぎ口を構成する使用状態と、上記開口部の他方側に位置して上記開口部の内側に全て収納される収納状態と、の間で回動可能となっていることを特徴とする浄油器。
  2. 下ポットの開口部の内面には、使用状態において注ぎ口体の下縁を受け止める段部が形成されており、注ぎ口体は、該段部に受け止められた状態で、注ぎ口が上記開口部の上縁より上方に位置する使用状態となるようになっている、請求項1記載の浄油器。
  3. 注ぎ口体が、帯状体からなっており、注ぎ口を形成している上縁部と、下ポットの開口部の上記一方側の内面に当接する面状本体部と、からなっており、
    注ぎ口体の両端部が、面状本体部を外向きに張り出すよう付勢するばね機構を有している、請求項1記載の浄油器。
  4. 下ポットが取っ手を有しており、
    注ぎ口体の収納状態において、レバーは、注ぎ口体の上方に位置するとともに、その中央部が下ポットの取っ手の切欠き部に上方から当接するようになっている、請求項1記載の浄油器。
  5. 上ポットが取っ手を有しており、上ポット及び下ポットの両取っ手は、上ポットを下ポット上に載置した場合に上記切欠き部を残して重なって一体的となる形態を有しており、
    注ぎ口体の収納状態において、上ポットは、レバーを回避して下ポット上に載置可能となっている、請求項4記載の浄油器。
  6. 注ぎ口体の両端部が、上記開口部及びレバーの両端部に対して脱着可能である、請求項1記載の浄油器。
  7. レバーの両端部が、上記開口部及び注ぎ口体の両端部に対して脱着可能である、請求項1記載の浄油器。
  8. 注ぎ口体の端部とレバーの端部との連結構造は、一方の端部の板状突起を他方の端部のスリットに嵌入させてなるものである、請求項1記載の浄油器。
  9. 注ぎ口体の少なくとも一方の端部に、摘みが設けられている、請求項6記載の浄油器。
  10. 上ポットは、下部の小径部に活性炭フィルターを保持しており、該小径部は、活性炭フィルターの周囲を圧迫するよう、更に小径となっている、請求項1記載の浄油器。
JP2003360936A 2003-10-21 2003-10-21 浄油器 Expired - Lifetime JP4038168B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003360936A JP4038168B2 (ja) 2003-10-21 2003-10-21 浄油器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003360936A JP4038168B2 (ja) 2003-10-21 2003-10-21 浄油器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005124647A true JP2005124647A (ja) 2005-05-19
JP4038168B2 JP4038168B2 (ja) 2008-01-23

Family

ID=34641100

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003360936A Expired - Lifetime JP4038168B2 (ja) 2003-10-21 2003-10-21 浄油器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4038168B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009195593A (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 Tanikootekku:Kk フライヤー用油容器

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102974137A (zh) * 2012-11-30 2013-03-20 苏州原点工业设计有限公司 一种方便注水的过滤杯
CN102989209B (zh) * 2012-11-30 2015-07-29 苏州原点工业设计有限公司 一种方便抓握的过滤杯
CN110179356A (zh) * 2019-05-07 2019-08-30 重庆好弟兄食品有限公司 卤水批量倾倒装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009195593A (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 Tanikootekku:Kk フライヤー用油容器

Also Published As

Publication number Publication date
JP4038168B2 (ja) 2008-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW412413B (en) Dust-collecting device for vacuum cleaner and upright type vacuum cleaner
US7721372B2 (en) Fabric sweeper
US7922023B2 (en) Receptacle for a contaminant
US8959775B2 (en) Nose hair trimmer
JP4038168B2 (ja) 浄油器
USD513592S1 (en) Water container for a dispenser
JP5629142B2 (ja) 家庭用薄葉紙収納容器
US7225950B2 (en) Lint roll/dispensable fluid container apparatus
JP2008104633A (ja) 清掃装置及びフィルタを有する機器
JP2004073562A (ja) 粘着式清掃具およびその保管用カバー
JP2007313377A (ja) ペーストこし機
KR200178722Y1 (ko) 접착테이프를 이용한 먼지 크리너
JP4513703B2 (ja) 排水栓用ケレップ軸構造
JP2009097316A (ja) ヘアキャッチャー
JP2020074969A (ja) 食品用手動ミル
JP4054774B2 (ja) ラップフィルム収納ケース
CN219782282U (zh) 一种带旋转定位结构的接水盒及其净饮机
JP3019834U (ja) 折畳式粘着ローラ型掃除器
JP4713559B2 (ja) 塗装用塗料容器
JP2008231796A (ja) ドレン蓋
JPS5820226Y2 (ja) 電動カミソリ
KR200303861Y1 (ko) 덮개가 부착된 테이프 청소기구
JPS5941500Y2 (ja) 電動氷かき機
JP5378889B2 (ja) 電気掃除機
JP2008093337A (ja) 電気掃除機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060926

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071012

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071016

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071102

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4038168

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131109

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term