JP2005124232A - 折り畳み型情報端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】折り畳まれた状態で振動を発生させても部品が接触しながら振動することによる音の発生を抑制し、効率的な振動を行わせることのできる折り畳み型情報端末を得ること。
【解決手段】携帯電話機31Bはヒンジ機構32によって開閉自在に配置された第1の筐体33および第2の筐体34から構成されている。その第1の面の所定位置からは突起部材44Aが突出しており、第1の面35と第2の面39が閉じ合わされたときその先端が対向する第2の面39の突起部材44Bに圧接するようになっている。これにより、筐体に内蔵する振動部品(図示せず)の振動を携帯電話機31B全体に伝えることができるだけでなく、部品同士が断続的に接触して音を発生させることもない。
【選択図】図5

Description

本発明はある種の携帯電話機等のように折り畳めるようになっている折り畳み型情報端末に係わり、特に所定の場合に振動を発生する振動部品を使用した折り畳み型情報端末に関する。
インターネットや電子メールの普及に伴って、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistants:通信機能等を有する携帯可能な情報機器)等の携帯型の情報端末が数多く使用されるようになっている。
このような情報端末は、従来の大型で固定式の端末と違い、場所を特に制限することなく情報の送受信が可能である。ところが、このような便利さに伴う弊害として電話あるいは電子メールの着信の際の呼び出し音が公共の場で発生し得ることが問題となっている。このような問題を解消する1つの手法として、着信を振動で知らせることが提案され、実用化されている。振動を生じさせる振動発生部品として、アンバランスモータあるいは振動モータと呼ばれるモータが数多く使用されている。
ところが、振動部品が振動する時に筐体自体がこの振動によってビリつくような音等の可聴音を発生させるといった問題がある。このように着信に伴って音が発生すると、静かな環境では所有者自身が大いに気を使ってしまうことになる。そこで、振動により発生する音を軽減することが提案されている(たとえば特許文献1参照)。
図6は、振動により生じる音を軽減する従来提案された情報端末の要部を示したものである。この提案された技術では、圧電素子を振動部品として使用している。すなわち、筐体11の内面にはその上面と下面に固定部12、13が固定されており、下側の固定部13には振動子14を取り付けた基部15が固着されている。振動子14は図示しない電極に印加される交流信号によって一方が伸びるときに他方が縮むようになった振動素子151、152を挟持した構成となっている。振動子14およびこれらの振動素子151、152の基部15と反対側の端部には錘16が取り付けられている。
この提案の情報端末では、電極に交流電圧を印加することで振動素子151、152が交互に伸縮し、これによって錘16が図で上下方向に揺れて振動を発生させる。この結果として筐体11も共振によって振動することになる。
特開平9−173979号公報(第0011段落、図3)
ところで、情報端末では表示する情報が多様化すると共により多くの情報を一度に表示する要求が高まっている。携帯型の情報端末はディスプレイ(表示画面)に用意される表示面積に限界がある。そこで、図6に示したような1つの筐体11にディスプレイやその他の部品をすべて配置することなく、2つの筐体を使用して表示に使用するスペースを確保するようにした製品が数多く登場するに至っている。
図7は、このような従来の情報端末の一例としての携帯電話機が折り畳まれた状態を示したものである。第1の筐体21と第2の筐体22はヒンジ機構23によって開閉自在な構造となっている。これら第1の筐体21と第2の筐体22のいずれかに振動部品20が配置されている。図では第1の筐体21にこれが配置されている。着信によって第1の筐体21が振動すると、液晶ディスプレイ24と操作用のキー25が不完全な接触状態で振動が伝達される場合が生じる。このような場合に部品同士が断続的に接触し合うという事態が発生し、これによってビリつくような音が発生する。また、このような振動音の発生によって携帯電話機26全体としては非効率な振動が発生する場合もあり、十分振動が伝達されないといった現象も発生する。
そこで本発明の目的は、折り畳まれた状態で振動を発生させても部品が接触しながら振動することによる音の発生を抑制し、効率的な振動を行わせることのできる折り畳み型情報端末を提供することにある。
請求項1記載の発明では、(イ)給電により振動を発生させる振動部品を内蔵した第1の筐体と、(ロ)この第1の筐体とヒンジ機構を介して開閉自在に配置された第2の筐体と、(ハ)これら第1および第2の筐体の一方の面から突出し、これらの筐体が閉じ合わされたとき対向する他方の面に圧接する長さの突起部材とを折り畳み型情報端末に具備させる。
すなわち請求項1記載の発明では、ヒンジ機構を介して開閉自在に配置された第1の筐体と第2の筐体のうちの前者に振動部品を内蔵しておくと共に、これらの筐体の一方の面から突起部材を突出させる。この突起部材は第1および第2の筐体が閉じ合わされる際に対向する他方の面に圧接する長さを有しているので、閉じ合わせた状態で振動部品が振動したとき、振動を他方の面に確実に伝達できるだけでなく、圧接状態となっているので、部品同士の断続的な接触による振動音の発生を防止することができる。
請求項2記載の発明では、請求項1記載の折り畳み型情報端末で、突起部材は一方の面と他方の面のそれぞれ対応する位置に配置されていることを特徴としている。
すなわち請求項2記載の発明では、突起部材は一方の面と他方の面のそれぞれ対応する位置に配置されているので、閉じ合わせたときにこれらの先端が接触することになる。
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、第1の筐体と第2の筐体を閉じ合わせた状態でこれらの面が突起部材を介して確実に位置を保つと共に突起部材によって振動の伝達が行われるので、部品同士の断続的な接触による振動音の発生を防止することができるだけでなく、情報端末自体の振動が効率的に行われる。
また請求項2記載の発明では、突起部材は一方の面と他方の面のそれぞれ対応する位置に配置されているので、それぞれの突起の突出量を抑えることができ、外観上違和感を生じさせない。
以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例における折り畳み型情報端末の一例としての携帯電話機の外観を表わしたものである。この携帯電話機31はヒンジ機構32によって開閉自在に配置された第1の筐体33および第2の筐体34から構成されている。第1の筐体33における第2の筐体34と閉じ合わされる面(以下、第1の面35という。)には、液晶ディスプレイ(LCD)36およびスピーカ37が配置されており、図の上端部からはアンテナ38が突出している。第2の筐体34における第1の筐体33と閉じ合わされた状態で第1の面35と対向する第2の面39には、各種キーボタン41およびマイクロフォン42が配置されている。
更に、第1の筐体の第1の面35には図示しない複数のネジ挿入孔が設けられており、第1の筐体33内部で図示しない部品を固定している。これらのネジ挿入孔の幾つかは、外観上目立たなくするために図示しないネジの頭部の上に周囲の面とほぼ同一色となったゴムあるいはプラスチック等の素材からなる目隠し蓋43が嵌め込まれている。本実施例の携帯電話機31では第1の面35に合計4つのネジ挿入孔が穿たれているが、ヒンジ機構32の近くに配置された残り2つのネジ挿入孔には円柱状の突起部材44がその下端部を嵌入させている。これらの突起部材44の残りの部分は、第1の面35から垂直に突出している。突起部材44は共にゴム等の弾性部材あるいはプラスチックに弾性部材を被覆したものから作製されている。
図2は、突起部材の下端部が嵌入された第1の筐体の一部を示したものである。第1の筐体33を構成するスピーカ側モールド33Aと裏側モールド33Bのそれぞれの凸部33A1、33B1によって実装基板51が挟持された状態で、ネジ52によって固定されている。第1の面35にはネジ挿入孔53が穿たれている。ネジ挿入孔53はネジ52を固定した状態でその頭部52Aが第1の面35からある程度押し込まれた位置に配置されるように形成されている。これによってネジの頭部52Aよりも上には円筒状の空間が生じる。この部分は本来は図1に示したような目隠し蓋43が嵌入されるためのものである。
本実施例では、この円筒状の空間にその深さのほぼ倍の長さの円柱状の突起部材44の下部を圧入している。したがって、その上部は図1に示したように第1の面35から上方に突出している。
図3は本実施例の携帯電話機が折り畳まれた状態を示したものである。図7で示したと同様に本実施例の携帯電話機31をヒンジ機構32によって閉じ合わせると、第1の筐体33から突出した突起部材44の頂上部が第2の筐体34の第2の面39に押圧される。したがって、この例で第1の筐体33の内部に配置された振動部品60の振動が第2の面39を介して第2の筐体34に確実に伝達され、携帯電話機31全体が効率的に振動する。また、第1の面35と第2の面39の間隔が確実に保持されるので、部品同士の小刻みな衝突による振動音が発生せず、この意味でもエネルギの効率的な活用と節約を図ることができる。振動部品60としては、前記したアンバランスモータに限らず、振動を生じさせるための他の部品も使用可能である。
<発明の第1の変形例>
図4は本発明の第1の変形例における携帯電話機の外観を示したものである。図4で図1と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。この第1の変形例の携帯電話機31Aでは、先の実施例と異なり突起部材44を第2の面39側に取り付けている。
この第1の変形例とは異なり、第1の面35と第2の面39の双方に突起部材44を分散して取り付けることも可能である。また、これらの形状や個数はこれら実施例および変形例に示した数に限定されるものではない。
<発明の第2の変形例>
図5は本発明の第2の変形例における携帯電話機の折り畳まれた状態を示したものである。この図で図3と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。この第2の変形例の携帯電話機31Bでは、第1の筐体33から第1の突起部材44Aが突出しており、第2の筐体34からは第2の突起部材44Bが突出している。これら第1および第2の突起部材44A、44Bは対向しており、折り畳まれた状態で互いに先端部が圧接するようになっている。
このように実施例で使用した突起部材44の代わりに第1および第2の突起部材44A、44Bを使用することでそれぞれの突出した高さを低くすることができる。もちろん、これらの高さを等分にする必要はなく、一方が比較的高く、他方が低い突起部材として構成されていてもよい。更にこれら突起部材44、44A、44Bはネジ52を固定する孔を取り付け位置とする必要はなく、対向する面35、39のいずれかに何らかの手段によって取り付けられるものであればよい。
また、実施例および変形例では携帯電話機を例にとって説明したが、折り畳み可能とされたPDA等の他の折り畳み型情報端末に対して本発明を同様に適用可能であることは当然である。
本発明の一実施例における折り畳み型情報端末の一例としての携帯電話機の外観を表わした斜視図である。 本実施例で突起部材の下端部が嵌入された第1の筐体の一部を示した端面図である。 本実施例の携帯電話機が折り畳まれた状態を示した側面図である。 本発明の第1の変形例における携帯電話機の外観を示した斜視図である。 本発明の第2の変形例における携帯電話機の折り畳まれた状態を示した側面図である。 振動により生じる音を軽減する従来提案された情報端末の要部を示した一部断面図である。 従来の情報端末の一例としての携帯電話機が折り畳まれた状態を示した側面図である。
符号の説明
31、31A、31B 携帯電話機
32 ヒンジ機構
33 第1の筐体
34 第2の筐体
35 第1の面
39 第2の面
44 突起部材
44A 第1の突起部材
44B 第2の突起部材
52 ネジ
53 ネジ挿入孔
60 振動部品

Claims (2)

  1. 給電により振動を発生させる振動部品を内蔵した第1の筐体と、
    この第1の筐体とヒンジ機構を介して開閉自在に配置された第2の筐体と、
    これら第1および第2の筐体の一方の面から突出し、これらの筐体が閉じ合わされたとき対向する他方の面に圧接する長さの突起部材
    とを具備することを特徴とする折り畳み型情報端末。
  2. 前記突起部材は前記一方の面と他方の面のそれぞれ対応する位置に配置されていることを特徴とする請求項1記載の折り畳み型情報端末。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101144457B1 (ko) * 2005-05-20 2012-05-11 엘지전자 주식회사 슬라이드 단말기의 상하 유동 보정부재

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