JP2005123087A - バックライトおよびそれを用いた液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】導光板の側端面に光源部を配置するサイドライト型のバックライトのリフレクタの内面や、ランプハウスとその内部に設置された複数の発光源とを備えた直下型のバックライトのランプハウスの内面に、耐光性および熱放射性を有する光学反射塗膜を形成する。
【選択図】 図1
Description
この場合の反射シートは、微粒子を含有したバインダ樹脂をポリエチレンテレフタレート等の有機材料からなる高分子フィルムに塗布して微粒子を高分子フィルムの一方の面に分散させ、これに銀等の金属を真空蒸着した金属薄膜層で覆って形成している。
また、ランプハウスと、該ランプハウスの内部に設置された複数の発光源とを備えた直下型のバックライトにおいて、前記ランプハウスの内面に、耐光性および熱放射性を有する光学反射塗膜を形成したことを特徴とする。
また、光学反射塗膜10は熱放射性も優れているため、冷却効果を高めることができ、発光源の発光効率の低下を抑えことができると共に発光源へ供給する電流を増やして高輝度化を図ることができる他、液晶パネルへの熱流出も抑えることができ、液晶パネルの表示品質を向上させることができるという効果が得られる。
図1において、1は液晶表示装置である。本実施例ではサイドライト型のバックライトを用いた液晶表示装置である。
2は液晶表示装置1の液晶パネルであり、そのおもて面および裏面には偏光板3が配置されている。
5は発光源としての冷陰極管であり、管状の冷陰極型の蛍光ランプであって、リフレクタ4の内部に1または複数設置されており、通電により可視光線および紫外線、赤外線を発光する。本実施例では一本の冷陰極管が設置されている。
6は導光板であり、光吸収の少ない透明な材料で略直方体に製作され、一方の側端部に内部に発光源5を設置したリフレクタ4が嵌合または突合により接合されて取付けられており、その側端面は発光源4に正対して発光源5からの光が入光する入光端面6aとして機能する。
上記の入光端面6aから導光板6に入光した光は、導光板6の裏面6bに設けられた反射シート7により反射されてその反対側のおもて面、つまり光射出面6cから射出し、この光がレンズシート8、光拡散部材としての拡散シート9、偏光板3を介して液晶パネル2に照射される。
10は光学反射塗膜であり、白色の金属酸化物、白色の金属窒化物、白色の金属炭化物、白色の金属硫化物の微細な粒子として形成された無機フィラを液状のバインダに含有させた塗料を塗布した後に乾燥させて形成した白色の塗膜であって、リフレクタ4の内面に前記のようにして形成されている。
上記の光学反射塗膜10の無機フィラとして用いる白色の金属酸化物は、酸化マグネシウム、アルミナ、酸化珪素、酸化カルシウム、酸化チタン、酸化イットリウム、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム等であり、このうち少なくとも1種を用いる。
白色の金属炭化物2cは、炭化シリコン、炭化チタン等であり、このうち少なくとも1種を用いる。
白色の金属硫化物2dは、硫酸バリウム等である。
バインダは塗布後に乾燥してバインダに含まれる溶剤を蒸発させた時に形成される無機材料からなる透明な塗膜が結合機能を有しており、無機フィラの間の結合および図1に示すリフレクタ4の内面等の対象物への接着等の機能を発揮する。
また、無機フィラがこの塗料に占める割合は5重量パーセント以上、85重量パーセント以下であることが望ましい。
上記の光学反射塗膜10は、その塗膜の表面の凹凸や白色の無機フィラによって散乱反射特性に優れると共に、光学反射塗膜10が無機フィラを無機材料からなる透明な塗膜で結合した無機材料であるので、耐光特性に優れており、特に紫外線に対する耐光特性が有機材料に較べて極めて優れており、長期にわたる紫外線光の照射に対しても黄変することなく半永久的に反射特性を維持することができる。
上記の構成の作用について説明する。
冷陰極管5から発光される光は、導光板6の入光端面6aから直接導光板6の内部へ進む光と、リフレクタ4の内面に形成されている白色の光学反射塗膜10で散乱反射されながら、導光板6へ入光していく。冷陰極管5からは、紫外線も出ているが、光学反射塗膜10は上記のように無機材料であるので黄変等が生ずることがなく、半永久的に表示品質を維持することができ、バックライトの信頼性を向上させることができるという効果が得られる。
なお、上記実施例1と同様の部分は同一の符号を付して、その説明を省略する。
本実施例においては、リフレクタ4の外面にも光学反射塗膜10が形成されている。
このように構成することによって、上記実施例1の効果に加えて、光学反射塗膜10の熱の赤外線への変換作用によりリフレクタ4の外面における熱放射性が向上し、光源部の冷却効果を更に高めることができ、冷陰極管5の低下の抑制や高輝度化を更に図ることができると共に液晶パネル2の表示品質を更に向上させることができる。
この場合に、リフレクタ4の外面に形成する塗膜は、前記の熱放射性透明塗膜11に限らず、熱放射性を有する塗膜(不透明な塗膜を含む。)であればどのようなものであってもその熱放射性の程度に応じた冷却効果を得ることができる。
なお、上記各実施例と同様の部分は同一の符号を付して、その説明を省略する。
図3において、20は増反射膜であり、リフレクタ4の内面に銀等の金属を蒸着等により膜状に形成され、冷陰極管5からの光を反射する。
本実施例においては、図3(a)に示すように増反射膜20の内面に熱放射性透明塗膜11が形成されている。
なお、図3(b)に示すようにリフレクタ4の外面にも熱放射性透明塗膜11を形成するようにすれば、前記の効果を更に高めることができる。
なお、上記各実施例と同様の部分は同一の符号を付して、その説明を省略する。
図4において、21は光吸収塗膜であり、所定の光吸収(例えば光の吸収率で5〜20パーセント程度)を有する塗料の塗膜であって、リフレクタ4と導光板6とが嵌合により接合されている嵌合部および/もしくはその近傍に設けられている。
このように構成することによって、導光板6に入光した直後の光は、場所による光の強度が均一ではなく、また導光板6の入光端面6aのエッジ近傍ではそのエッジ部の形状が不定形である場合には、エッジ部により導光板6の光射出面6cから射出する成分があり、液晶パネル2の光源部近傍で輝度の高い領域が生じ、表示品質が低下する。
なお、上記図5においては、光吸収塗膜21の形成は、導光板6の嵌合部および/もしくはその近傍の光射出面6cおよび裏面6bに形成するとして説明したが、嵌合部の全周に渡って形成するようにしてもよく、その一部、例えば輝度の改善を要する部位のみに形成するようにしてもよい。
また、リフレクタ4が突合により接合されて組付けられる場合は、その突合部とリフレクタ4および/もしくは導光板6の突合部の近傍に上記と同様に光吸収塗膜21を形成すればよい。これにより上記と同様の効果を得ることができる。
なお、上記各実施例と同様の部分は同一の符号を付して、その説明を省略する。
本実施例の導光板6は、図6(a)に示すように入光端面6aに隣接する両方の導光板側端面6dと、入光端面6aに対向する導光板6の対向側端面6eに光学反射塗膜10が形成されている。
また、光学反射塗膜10の熱放射性により導光板6の冷却効果を高めることができ、液晶パネル2への熱流出を抑えて表示品質を向上させることができる。
また、光学反射塗膜10に替えて、熱放射性透明塗膜11を形成するようにすれば、その熱放射性により導光板6の冷却効果を高めることができる。
図6(b)に示すように、対向側端面6eにも光源を設けた場合は、上記と同様に導光板側端面6dの一方または両方に光学反射塗膜10または熱放射性透明塗膜11を形成するようにすれば、上記と同様の効果を奏することができる。
なお、上記各実施例と同様の部分は同一の符号を付して、その説明を省略する。
図7において、22は微細パターンであり、光学反射塗膜10により形成されたドット状のパターンであって、導光板6の光射出面6cの反対側の面、つまり裏面6bに光学反射塗膜10を用いてドット状に印刷されており、図7(b)に示すように光源部近傍ではドットの密度が疎であり、光源部から遠ざかるにつれて密になるように構成して光射出面6cでの輝度分布が均一と成るように疎密の程度を設定している。
なお、微細パターン22は、上記のドット状に限らず、冷陰極管5の長手方向のライン状であってもよい。
更に、導光板6の裏面6bに微細パターン22を覆うように熱放射性透明塗膜11を形成するようにすれば、その熱放射性の効果に加えて、微細パターン22の擦れによる剥れを防止することができる。
なお、上記各実施例と同様の部分は同一の符号を付して、その説明を省略する。
図8において、23はベースシートであり、光学反射塗膜10を形成するときの乾燥温度に耐える樹脂材料または金属材料のフィルムやシート、板等であって、一方の面の全面に光学反射塗膜10が形成されており、光学反射塗膜10を導光板6の光射出面6cの反対側の面、つまり裏面6bに対向させて反射シート7に替えて配置されている。
このように構成することによって、黄変することがない光学反射塗膜10の散乱反射特性により良好なバックライト効率を半永久的に維持することができると共に、金属板のベースシート23の熱伝導性と光学反射塗膜10の持つ熱放射性により、導光板6の熱、特に光源部からの熱を導光板6の裏面6b側から効率よく熱放射でき、液晶パネル2への熱流出を抑えて表示品質を向上させることができる。
図9は実施例7のバックライトの他の態様を示す説明図である。
この場合に、光学反射塗膜10はハウジング24の導光板6の裏面6b側に直接形成されており、図8に示したベースシート23は省略されている。
また、図9(b)は図8(b)に示したと同様に熱放射性透明塗膜11を形成した場合を示している。
なお、図8、図9の場合にベースシート23、ハウジング24の外側に光学反射塗膜10や熱放射性透明塗膜11を形成するようにすれば、それぞれの熱放射性より導光板6の冷却効果を高めることができる。
これにより、導光板6の光源部近傍とそれ以外の部位での輝度差を小さくして実施例4と同様の効果を得ることができる。
上記の各実施例では、液晶表示装置1のサイドライト型のバックライトの発光源として冷陰極管5を適用した例を示した。
つまり、冷陰極管5は発光効率最大となる最適な温度範囲を有しており(一般的には70〜80℃)、これより低くても高くても発光効率は低下する。また、寿命に関しては温度が高くなると電極劣化が進み寿命が短くなる。
冷陰極管5を冷却する場合には、冷陰極管5の全体が均一に冷却されていれば長寿命化を図ることができるが、製作時のばらつき等により、冷陰極管5の電極近傍が最も冷えるように冷却されてしまうと、消灯時に冷陰極管5の内部の水銀が電極近傍にたまりやすくなり、再度点灯したときに電極スパッタにより水銀が消耗し、冷陰極管5の発光効率や寿命を低下させてしまう恐れがあり、電極から遠い部位を局所的に冷却し、かつ冷陰極管5を最適な温度に保つようにすることが望ましい。
なお、図11はバックライトを導光板6の光射出面6c側からみた図として示す。
また、上記各実施例と同様の部分は同一の符号を付して、その説明を省略する。
図11、図12において、30は熱放射部であり、リフレクタ4の内面の導光板6の入光端面6aと対向する面(入光端面対向面31という。)の冷陰極管5の長手方向の略中央部に、入光端面対向面31の冷陰極管5の長手方向の直行方向の略全長に渡って設けられ、光学反射塗膜10により形成されている。
また、リフレクタ4の内面(入光端面対向面31を含む。)は、金属鏡面または増反射膜20となっている。
なお、図13はバックライトを導光板6の光射出面6c側からみた図として示す。
また、上記各実施例と同様の部分は同一の符号を付して、その説明を省略する。
図13において、32は凸部であり、冷陰極管5の長手方向のリフレクタ4の内面の入光端面対向面31の冷陰極管5の長手方向の略中央部に冷陰極管5に向かって突出し、入光端面対向面31の冷陰極管5の長手方向の直行方向の略全長に渡って設けられている。
本実施例のリフレクタ4の内面(凸部32を含む。)には、全面に光学反射塗膜10が形成されている。
上記の凸部32は、図14に示すように光学反射塗膜10を塗り重ねることにより盛りあげて形成するようにしても、図13の場合と同様に冷陰極管5からの光は光学反射塗膜10で散乱反射され、光学反射塗膜10により形成した凸部32の反射特性は他の場所と同じであり、凸部32と冷陰極管5との距離が短くなっているため、この部分では冷陰極管5が冷えやすい状態となり、黄変することがない光学反射塗膜10により散乱反射による光学特性を半永久的に維持しつつ局所冷却を実現することができる。
上記各実施例は適宜に組合せることができ、これらを組合せることにより各実施例の効果を加えた効果を得ることができる。
以下に、直下型のバックライトに光学反射塗膜10や熱放射性透明塗膜11を適用する場合について説明する。
なお、図15に示すバックライトは直下型であり、図16は拡散板と液晶パネル、偏光板を除いた場合の上面図である。また上記各実施例と同様の部分は同一の符号を付して、その説明を省略する。
ランプハウス40の内部には、複数の冷陰極管5が設置され、冷陰極管5からの光は、ランプハウス40の内面の光学反射塗膜10により散乱反射され、ランプハウス40の開口部に設置された光拡散部材としての拡散板41および偏光板3を介して液晶パネル2に射出する。
このように反射特性を有する無機材料からなる光学反射塗膜10を用いることによって、従来のランプハウス40の内面に配置されていた有機材料からなる反射シートが紫外線で黄変して反射特性が低下することを解決して、紫外線の長期間の照射に対しても黄変することなく、反射特性を半永久的に維持することができるという効果が得られる。
なお、ランプハウス40の外面に上記実施例2で示したと同様にして光学反射塗膜11や熱放射性透明塗膜11等を形成するようにすれば、それぞれの熱放射性に応じた冷却効果を上記の冷却効果に加えることができる。
なお、上記各実施例と同様の部分は同一の符号を付して、その説明を省略する。
本実施例のベースシート23はアルミニウム板であり、実施例7で示したと同様にその一方の面に光学反射塗膜10が形成されており、ランプハウス40の内面に貼合等により配置されている。
なお、図19は拡散板を除いた場合の上面図である。また上記各実施例と同様の部分は同一の符号を付して、その説明を省略する。
本実施例のランプハウス40の内面には従来の反射シート7が配置されており、反射シート7の各冷陰極管5の近傍で冷陰極管5に正対する領域(正対領域43という。)に光学反射塗膜10が形成されている。
なお、上記各実施例と同様の部分は同一の符号を付して、その説明を省略する。
図20において、44はランプホルダであり、樹脂材料や合成ゴム、非金属材料等で製作され、複数の冷陰極管5の両側を固定する。
本実施例ではランプホルダ44は樹脂材料で製作されている。
このように構成することによって、上記実施例10効果に加えて、樹脂材料で製作されたランプホルダ44においても冷陰極管5からの紫外線により黄変することを防止することができ、液晶画面のランプホルダ33の近傍の画面が黄色味を帯びること防止してバックライトの長寿命化を図ることができる。
上記で説明した冷陰極管5をサイドライト型のバックライトの発光源として用いた場合と同様に、直下型のバックライトの発光源として冷陰極管5を用いた場合でも冷陰極管5の温度を最適にしないと発光効率や寿命の低下などを引き起こす可能性があり、電極近傍の冷却についても同様である。このため直下型のバックライトの冷陰極管5を冷却する場合においても、電極から遠い部位を局所的に冷却し、局所的な冷却により冷陰極管5の発光に伴う発熱を冷却して最適な温度範囲とすることが重要になる。
なお、上記各実施例と同様の部分は同一の符号を付して、その説明を省略する。
図21、図22において、50は熱放射領域であり、ランプハウス40の内面の上記図15に示した光拡散部材としての拡散板41と対向する面(反射面51という。)の冷陰極管5の長手方向の略中央部に、反射面51の冷陰極管5の長手方向の直行方向の略全長に渡って設けられ、光学反射塗膜10により形成されている。
また、ランプハウス40の内面(反射面51を含む。)は、反射シート7が貼合されている。
なお、上記各実施例と同様の部分は同一の符号を付して、その説明を省略する。
本実施例の凸部32は、冷陰極管5の長手方向のランプハウス40の内面の反射面51の冷陰極管5の長手方向の略中央部に冷陰極管5に向かって突出し、反射面51の冷陰極管5の長手方向の直行方向の略全長に渡って設けられている。
本実施例のランプハウス40の内面(凸部32を含む。)には、全面に光学反射塗膜10が形成されている。
上記の凸部32は、図23(b)に示すように光学反射塗膜10を押し加工して形成するようにしてもよく、光学反射塗膜10を塗り重ねることにより盛りあげて形成するようにしてもよい。これにより図23(a)の場合と同様に冷陰極管5からの光は光学反射塗膜10で散乱反射され、光学反射塗膜10により形成した凸部32の反射特性は他の場所と同じであり、凸部32と冷陰極管5との距離が短くなっているため、上記と同様の効果を得ることができる。
なお、上記各実施例と同様の部分は同一の符号を付して、その説明を省略する。
図24において、50a〜50hは熱放射領域であり、実施例14(図22)で示した熱放射領域50を分割し、複数の冷陰極管5毎に設けると共にその位置をずらして配置した熱放射領域である。
このように構成することによっても、上記実施例14と同様の局所冷却効果が得られる他、ランプハウス40の内面に反射シート7が設けられており、反射シート7と光学反射塗膜10の反射特性が相違する場合に、光学反射塗膜10が形成された熱放射領域50a〜50hの配置をずらして分散させることのよりバックライトの輝度ムラや色ムラの発生を軽減して表示品質を保つことができる。
上記実施例10〜実施例16は適宜に組合せることができ、これらを組合せることにより前記各実施例の効果を加えた効果を得ることができる。
上記各実施例においては、光学反射塗膜や熱放射性透明塗膜はリフレクタ4やランプハウス40に直接塗布して形成するとして説明したが、リフレクタ4やランプハウス40への光学反射塗膜や熱放射性透明塗膜の形成は前記に限らず、光学反射塗膜や熱放射性透明塗膜をシート状に成形した後に貼合するようにしてもよく、実施例7や実施例11に示したベースシート(熱放射性透明塗膜の場合は透明なものに限る。)等に光学反射塗膜や熱放射性透明塗膜を形成してこれを貼合して形成するようにしてもよい。
2 液晶パネル
3 偏光板
4 リフレクタ
5 冷陰極管
6 導光板
6a 入光端面
6b 裏面
6c 光射出面
6d 導光板側端面
6e 対向側端面
7 反射シート
8 レンズシート
9 拡散シート
10 光学反射塗膜
11 熱放射性透明塗膜
20 増反射膜
21 光吸収塗膜
22 微細パターン
23 ベースシート
24 ハウジング
30 熱放射部
31 入光端面対向面
32 凸部
40 ランプハウス
41 拡散板
43 正対領域
44 ランプホルダ
50、50a〜50h 熱放射領域
51 反射面
Claims (42)
- 導光板の側端面に光源部を配置するサイドライト型のバックライトにおいて、
前記光源部は、少なくとも発光源と、リフレクタとから成り、該リフレクタの内面に、耐光性および熱放射性を有する光学反射塗膜を形成したことを特徴とするバックライト。 - 請求項1において、
前記リフレクタの外面に、前記光学反射塗膜を形成したことを特徴とするバックライト。 - 請求項1において、
前記リフレクタの外面に、熱放射性を有する透明な塗膜を形成したことを特徴とするバックライト。 - 導光板の側端面に光源部を配置するサイドライト型のバックライトにおいて、
前記光源部が、少なくとも発光源と、リフレクタとを備え、該リフレクタの内面に、熱放射性を有する透明な塗膜を形成すると共に、前記リフレクタの外面に、耐光性および熱放射性を有する光学反射塗膜を形成したことを特徴とするバックライト。 - 導光板の側端面に光源部を配置するサイドライト型のバックライトにおいて、
前記光源部が、少なくとも発光源と、リフレクタとを備え、該リフレクタの内面と外面とに、熱放射性を有する透明な塗膜を形成したことを特徴とするバックライト。 - 請求項1から請求項4または請求項5において、
前記リフレクタの内面の前記導光板との突合部およびその近傍に、所定の光吸収を有する塗膜を形成したこと特徴とするバックライト。 - 請求項1から請求項4または請求項5において、
前記導光板の外面の前記リフレクタとの嵌合部および/もしくは嵌合部の近傍に、所定の光吸収を有する塗膜を形成した領域を設けたことを特徴とするバックライト。 - 光源部と、該光源部からの光が入光する入光端面を有する導光板とを備え、前記導光板の入光端面に前記光源部を配置するサイドライト型のバックライトにおいて、
前記導光板の入光端面に隣接する両方の導光板側端面と、入光端面と対向する対向側端面の少なくとも一つの側端面に、耐光性および熱放射性を有する光学反射塗膜を形成したことを特徴とするバックライト。 - 光源部と、該光源部からの光が入光する入光端面を有する導光板とを備え、前記導光板の入光端面に前記光源部を配置するサイドライト型のバックライトにおいて、
前記導光板の入光端面に隣接する両方の導光板側端面と、入光端面と対向する対向側端面の少なくとも一つの側端面に、熱放射性を有する透明な塗膜を形成したことを特徴とするバックライト。 - 光源部と、該光源部からの光が入光する入光端面を有する導光板とを備え、前記導光板の入光端面に前記光源部を配置するサイドライト型のバックライトにおいて、
前記導光板の入光端面から入光した光を射出する光射出面の反対側の面に、前記光源部から遠くなるに従って密度が高くなるように耐光性および熱放射性を有する光学反射塗膜からなるドット状の微細パターンを設けたことを特徴とするバックライト。 - 光源部と、該光源部からの光が入光する入光端面を有する導光板とを備え、前記導光板の入光端面に前記光源部を配置するサイドライト型のバックライトにおいて、
前記導光板の入光端面から入光した光を射出する光射出面の反対側の面に、前記光源部から遠くなるに従って密度が高くなるように耐光性および熱放射性を有する光学反射塗膜からなるライン状の微細パターンを設けたことを特徴とするバックライト。 - 光源部と、該光源部からの光が入光する入光端面を有する導光板とを備え、前記導光板の入光端面に前記光源部を配置するサイドライト型のバックライトにおいて、
一方の面に耐光性および熱放射性を有する光学反射塗膜を形成したベースシートを設け、前記導光板の入光端面から入光した光を射出する光射出面の反対側の面に、前記ベースシートに形成した光学反射塗膜を対向させて配置したことを特徴とするバックライト。 - 光源部と、該光源部からの光が入光する入光端面を有する導光板とを備え、前記導光板の入光端面に前記光源部を配置するサイドライト型のバックライトにおいて、
前記導光板を収納するハウジングを設け、前記導光板の入光端面から入光した光を射出する光射出面の反対側の面に対向する前記ハウジングの内面に、耐光性および熱放射性を有する光学反射塗膜を形成したことを特徴とするバックライト。 - 請求項12または請求項13において、
前記光学反射塗膜の前記導光板の側に、熱放射性を有する透明な塗膜を形成したことを特徴とするバックライト。 - 請求項12、請求項13または請求項14において、
前記光学反射塗膜の前記光源部側の接合部とその近傍に、所定の光吸収を有する塗膜を形成した領域を設けたことを特徴とするバックライト。 - 光源部と、該光源部からの光が入光する入光端面を有する導光板とを備え、前記導光板の入光端面に前記光源部を配置するサイドライト型のバックライトにおいて、
前記光源部が、少なくとも冷陰極管と、リフレクタとを備え、前記リフレクタの内面の入光端面対向面の前記冷陰極管の長手方向の中央部に熱放射部を設け、該熱放射部が、前記リフレクタの基材より高い熱放射性を有していることを特徴とするバックライト。 - 請求項16において、
前記熱放射部に、耐光性および熱放射性を有する光学反射塗膜を形成したことを特徴とするバックライト。 - 請求項16において、
前記熱放射部に、熱放射性を有する透明な塗膜を形成したことを特徴とするバックライト。 - 請求項16、請求項17または請求項18において、
前記熱放射部を、冷陰極管の電極部から20mm以上離れた位置に配置したことを特徴とするバックライト。 - 光源部と、該光源部からの光が入光する入光端面を有する導光板とを備え、前記導光板の入光端面に前記光源部を配置するサイドライト型のバックライトにおいて、
前記光源部が、少なくとも冷陰極管と、リフレクタとを備え、前記リフレクタの内面の入光端面対向面の前記冷陰極管の長手方向の中央部に前記冷陰極管に向かって突出する凸部を設けたことを特徴とするバックライト。 - 請求項20において、
前記リフレクタの凸部を含む内面を、金属鏡面としたことを特徴とするバックライト。 - 請求項20において、
前記リフレクタの凸部を含む内面に、増反射膜を設けたことを特徴とするバックライト。 - 請求項20において、
前記リフレクタの凸部を含む内面に、耐光性および熱放射性を有する光学反射塗膜を形成したことを特徴とするバックライト。 - 請求項20において、
前記リフレクタの凸部を含む内面に、熱放射性を有する透明な塗膜を形成したことを特徴とするバックライト。 - 請求項20から請求項23または請求項24において、
前記凸部を、耐光性および熱放射性を有する光学反射塗膜により形成したことを特徴とするバックライト。 - 請求項20から請求項23または請求項24において、
前記凸部を、熱放射性を有する透明な塗膜により形成したことを特徴とするバックライト。 - 請求項20から請求項23または請求項24において、
前記凸部の幅が、少なくとも1mmであり、かつ前記凸部の端部が、冷陰極管の電極部から20mm以上離れていることを特徴とするバックライト。 - ランプハウスと、該ランプハウスの内部に設置された複数の発光源とを備えた直下型のバックライトにおいて、
前記ランプハウスの内面に、耐光性および熱放射性を有する光学反射塗膜を形成したことを特徴とするバックライト。 - ランプハウスと、該ランプハウスの内部に設置された複数の発光源とを備えた直下型のバックライトにおいて、
一方の面に耐光性および熱放射性を有する光学反射塗膜を形成したベースシートを設け、該ベースシートの前記光学反射塗膜を、前記発光源に向けて前記ランプハウスの内部に配置したことを特徴とするバックライト。 - ランプハウスと、該ランプハウスの内部に設置された複数の発光源とを備えた直下型のバックライトにおいて、
前記ランプハウスの内面に反射シートを設け、該反射シートの前記発光源と正対する正対領域に、耐光性および熱放射性を有する光学反射塗膜を形成したことを特徴とするバックライト。 - 請求項16、請求項17または請求項18において、
前記発光源の両端を保持するランプホルダーを設け、該ランプホルダーの表面に、前記光学反射塗膜を形成したことを特徴とするバックライト。 - ランプハウスと、該ランプハウスの開口部に設置された光拡散部材と、該ランプハウスの内部に設置された複数の冷陰極管とを備えた直下型のバックライトにおいて、
前記ランプハウスの内面に反射シートを設けると共に、前記内面の前記光拡散部材と対向する反射面の前記冷陰極管の長手方向の中央部に熱放射領域を設け、該熱放射領域に、耐光性および熱放射性を有する光学反射塗膜を形成したことを特徴とするバックライト。 - ランプハウスと、該ランプハウスの開口部に設置された光拡散部材と、該ランプハウスの内部に設置された複数の冷陰極管とを備えた直下型のバックライトにおいて、
前記ランプハウスの内面に耐光性および熱放射性を有する光学反射塗膜を形成すると共に、前記内面の前記光拡散部材と対向する反射面の前記冷陰極管の長手方向の中央部に熱放射領域を設け、該熱放射領域に、耐光性および熱放射性を有する光学反射塗膜を形成したことを特徴とするバックライト。 - 請求項32または請求項33において、
前記熱放射領域に、熱放射性を有する透明な塗膜を形成したことを特徴とするバックライト。 - 請求項32、請求項33または請求項34において、
前記熱放射部を、冷陰極管の電極部から20mm以上離れた位置に配置したことを特徴とするバックライト。 - 請求項32から請求項34または請求項35において、
前記熱放射領域を、前記冷陰極管毎に設けると共に、その熱放射領域の位置をずらして配置したことを特徴とするバックライト。 - ランプハウスと、該ランプハウスの開口部に設置された光拡散部材と、該ランプハウスの内部に設置された複数の冷陰極管とを備えた直下型のバックライトにおいて、
前記内面の前記光拡散部材と対向する反射面の前記冷陰極管の長手方向の中央部に前記冷陰極管に向かって突出する凸部を設けたことを特徴とするバックライト。 - 請求項37において、
前記ランプハウスの凸部を含む内面に、反射シートを設けたことを特徴とするバックライト。 - 請求項37において、
前記ランプハウスの凸部を含む内面に、耐光性および熱放射性を有する光学反射塗膜を形成したことを特徴とするバックライト。 - 請求項37、請求項38または請求項39において、
前記凸部の幅が、少なくとも1mmであり、かつ前記凸部の端部が、冷陰極管の電極部から20mm以上離れていることを特徴とするバックライト。 - 請求項37から請求項39または請求項40において、
前記凸部を、前記冷陰極管毎に設けると共に、その凸部の位置をずらして配置したことを特徴とするバックライト。 - 請求項1から請求項41のいずれかに記載のバックライトを用いたことを特徴とする液晶表示装置。
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