JP2005122009A - 透過型スクリーン - Google Patents
透過型スクリーン Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005122009A JP2005122009A JP2003358881A JP2003358881A JP2005122009A JP 2005122009 A JP2005122009 A JP 2005122009A JP 2003358881 A JP2003358881 A JP 2003358881A JP 2003358881 A JP2003358881 A JP 2003358881A JP 2005122009 A JP2005122009 A JP 2005122009A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- sheet
- lens
- light diffusion
- screen according
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
Abstract
【解決手段】拡散材入りシート10とレンズシート20と光拡散構造31が形成されたベースシート30とからなる光拡散シート40と、フレネルレンズ50とで構成されており、レンズシート20はほぼ断面形状が台形状の屈折率N1を有する複数の単位レンズ21と、単位レンズ21間に屈折率N2を有する材料が充填された低屈折部22とで構成された透過型スクリーンであり、光拡散構造31は、ピッチが2μm以上、200μm以下の周期性を有するストライプ状、プリズム形状、及びマイクロレンズアレイ状の周期構造からなる。
【選択図】図1
Description
そのため、観察者側で視点を移動すると、スクリーンの輝度が激しく変化し、疲れやすく、見づらいスクリーンになる。これを防止するために拡散剤入りシート111の拡散材を多用すると、コントラストが低くなり、画質が劣化する。さらに、大画面になると、視点を固定してもスクリーンの位置によって輝度ムラを生じる。
ここで、台形状の単位レンズ21の下底を入光部、斜辺を全反射部、上底を出光部、全反射部をなす斜辺が出光部の法線となす角度をθとした場合、
sin(90°−θ)>N2/N1
かつ
N1<1/sin2θなる関係が満たされているものとする。
そのため、全反射によるレンズ構造が水平平面に作用するストライプ状の場合、入射光軸を含む水平な平面において、±10度以内の範囲に散乱した光の80%以上が含まれることが望ましい。
図5(a)に示す光拡散構造31は、凹凸構造が周期構造を有するマイクロレンズ31cアレイで構成されており、そのレンズの作用により光を拡散させるようにしたものである。マイクロレンズを用いた場合、そのレンズの曲率にしたがって光を拡散させる為、拡散範囲において均一な光の強さを示すことができる。
図5(a)に示すマイクロレンズ構造は、要素マイクロレンズの間に基材と平行な表面を
有しているが、これは、正面方向での輝度を向上させる為である。逆に、少し斜めからみた角度での輝度を向上させる為には、この平行な部分をなくし、要素レンズを接近させれば良い。
請求項6に係る光拡散構造31は、入射光軸を軸とする頂角20度の円錐の範囲に散乱光の80%以上が集まるようになっている。
請求項7に係る光拡散構造31は、入射光軸を含む垂直な平面において、±10度以内の範囲に散乱した光の80%以上が含まれている。
周期構造が40μmであると、回折による光の拡散作用が強くなり均一な明るさの像をスクリーンに映すことができる。しかしながら、回折による色分散が強く、スクリーンを観察する方向によっては虹色が観察される場合がある。そのため、光拡散構造を複数の周期構造から構成することによって回折作用による色分散の作用を減少させより良好な映像を
観察することが可能になる。
周期構造が20μmであると回折による光の拡散作用がさらに強くなりより均一な明るさの像をスクリーンに映すことができる。しかしながら、回折による色分散が強く、スクリーンを観察する方向によっては虹色が観察される場合がある。そのため、光拡散構造を複数の周期構造から構成することによって回折作用による色分散の作用を減少させより良好な映像を観察することが可能になる。
20、120……レンズシート
21、121……単位レンズ
22、122……低屈折部
30、131……ベースシート
31……光拡散構造
31a……ストライプ状レンズ
31b……プリズム状レンズ
31c……マイクロレンズ
40……光拡散シート
50……フレネルレンズ
100……透過スクリーン
Pa、Pb、Pc……レンズピッチ
Claims (9)
- 単位レンズ斜面部での全反射を利用する透過型スクリーンにおいて、前記透過型スクリーンの光入射側表面に凹凸構造の光拡散構造(31)を設けたことを特徴とする透過型スクリーン。
- 前記光拡散構造(31)は、ストライプ状の周期構造を有していることを特徴とする請求項1に記載の透過型スクリーン。
- 前記光拡散構造(31)は、プリズム形状の周期構造を有していることを特徴とする請求項1に記載の透過型スクリーン。
- 前記光拡散構造(31)は、マイクロレンズアレイの周期構造を有していることを特徴とする請求項1記載の透過型スクリーン。
- 前記光拡散構造(31)は、ピッチが2μm以上、200μm以下の周期性を有していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の透過型スクリーン。
- 前記光拡散構造(31)は、入射光軸を軸とする頂角20度の円錐の範囲に散乱光を80%以上含む光の広がりであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の透過型スクリーン。
- 前記光拡散構造(31)は、入射光軸を含む垂直な平面において、±10度以内の範囲に散乱した光の80%以上が含まれていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の透過型スクリーン。
- 前記光拡散構造(31)は、少なくとも2つ以上の周期を持ち、その一つが40μm以下であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の透過型スクリーン。
- 前記光拡散構造(31)は、少なくとも2つ以上の周期を持ち、その一つが20μm以下であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の透過型スクリーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003358881A JP4273923B2 (ja) | 2003-10-20 | 2003-10-20 | 透過型スクリーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003358881A JP4273923B2 (ja) | 2003-10-20 | 2003-10-20 | 透過型スクリーン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005122009A true JP2005122009A (ja) | 2005-05-12 |
JP4273923B2 JP4273923B2 (ja) | 2009-06-03 |
Family
ID=34615271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003358881A Expired - Fee Related JP4273923B2 (ja) | 2003-10-20 | 2003-10-20 | 透過型スクリーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4273923B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007065264A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Toppan Printing Co Ltd | レンズアレイシート及び背面投影型映写スクリーン及び背面投影型プロジェクションテレビ |
JP2008058485A (ja) * | 2006-08-30 | 2008-03-13 | Seiko Epson Corp | プリズム、電気光学装置、及びプロジェクタ |
JP2016062030A (ja) * | 2014-09-19 | 2016-04-25 | 大日本印刷株式会社 | 反射型スクリーン、映像表示システム |
JP2020173331A (ja) * | 2019-04-10 | 2020-10-22 | 大日本印刷株式会社 | 反射スクリーン、映像表示システム |
-
2003
- 2003-10-20 JP JP2003358881A patent/JP4273923B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007065264A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Toppan Printing Co Ltd | レンズアレイシート及び背面投影型映写スクリーン及び背面投影型プロジェクションテレビ |
JP2008058485A (ja) * | 2006-08-30 | 2008-03-13 | Seiko Epson Corp | プリズム、電気光学装置、及びプロジェクタ |
JP2016062030A (ja) * | 2014-09-19 | 2016-04-25 | 大日本印刷株式会社 | 反射型スクリーン、映像表示システム |
JP2020173331A (ja) * | 2019-04-10 | 2020-10-22 | 大日本印刷株式会社 | 反射スクリーン、映像表示システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4273923B2 (ja) | 2009-06-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6776359B2 (ja) | 収束ビューを有するマルチビーム要素型バックライティング | |
JP7042258B2 (ja) | 指向性散乱機構を使用するモード選択可能なバックライト、方法、及びディスプレイ | |
KR102239157B1 (ko) | 모드-전환가능 백라이트, 개인 정보 표시 및 방법 | |
JP6986568B2 (ja) | 片側バックライト、マルチビューディスプレイ、および傾斜回折格子を使用する方法 | |
KR100858851B1 (ko) | 조명장치 및 이것을 사용한 화상표시장치 및 이들 장치에사용되는 광확산판 | |
JP5160801B2 (ja) | 画像投影システム及びこれに用いるスクリーン | |
JP4548254B2 (ja) | 面光源装置 | |
CA2376812C (en) | Rear projection screen using internal reflection and its production | |
JP6698822B2 (ja) | 二方向コリメータ | |
JP6971324B2 (ja) | バックライト、マルチビューディスプレイ、およびテーパ付きコリメータを使用する方法 | |
KR20180101356A (ko) | 멀티빔 소자-기반 백라이트 및 이를 사용하는 디스플레이 | |
US7872801B2 (en) | Fresnel lens sheet, light-transmission screen, and projection image display apparatus | |
JPH09265092A (ja) | サイドライト型面光源装置 | |
TWI725595B (zh) | 具有光罩元件的多視域背光件、顯示器和方法 | |
JP6987240B2 (ja) | バックライト付き透明ディスプレイ、透明ディスプレイシステム、および方法 | |
US11256022B2 (en) | Polarization recycling backlight, method and multiview display employing subwavelength gratings | |
CA3153716A1 (en) | Privacy-mode backlight, privacy display, and method | |
US20100220300A1 (en) | Projection display apparatus | |
JP2007164193A (ja) | 光学フィルム、照明装置、および表示装置 | |
JPH10301110A (ja) | 画像表示装置 | |
JP6447654B2 (ja) | 光学構造体および表示装置 | |
JP4522938B2 (ja) | 照明装置これが備える光制御部材及びこれを用いた画像表示装置 | |
US11428860B2 (en) | Static multiview display and method employing directional light source and horizontal diffuser | |
JP4273923B2 (ja) | 透過型スクリーン | |
JP2009217949A (ja) | 導光板、光学シート、バックライト装置及び電子機器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060919 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080930 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081201 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081216 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090130 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090210 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090223 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120313 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |