JP2005121122A - 等速自在継手用ブーツ - Google Patents

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Abstract

【課題】トリポード型等速自在継手のブーツの大径部のバンドによる締付け固定によって肉厚の花形部12が軸線方向に膨張変形する量を抑制し、花形部12の肉が蛇腹部側に押出されることにより生じる蛇腹部のひだの相互干渉等を防止してブーツの耐久性を向上させる。
【解決手段】トリポード型等速自在継手1のブーツ9において、大径部9aを、外輪2のトラック溝5の薄肉円弧状底壁2aの外面に嵌合する円筒部10と、底壁2aの周方向両端相互を繋ぎ外側が凹状面11を成す厚肉連結壁2bの外面に嵌合する花形部12と、花形部12に形成した切欠き部(スリット25または縦穴27)で構成する。バンド13aの締付け固定による花形部12の軸線方向膨張変形を、切欠き部(スリット25または縦穴27)に対する周囲の肉の充填で吸収する。
【選択図】図1

Description

本発明は等速自在継手用ブーツに係り、特に、トリポード型等速自在継手用ブーツにおいて大径部をバンドで締付け固定した時の大径部の花形部の軸線方向の変形を抑制したブーツに関する。
等速自在継手は自動車、航空機、船舶や各種産業機械などの動力伝達部に用いられる。等速自在継手の一種にトリポード型等速自在継手がある。このトリポード型等速自在継手は駆動側と従動側の二軸が作動角を生じても等速で回転トルクを伝達可能であり、かつ軸方向の相対変位を許容する構造を備えており、この特徴を利用して自動車等の動力伝達用に多く使用される。
図7(A)は典型的な自動車用トリポード型等速自在継手1を示したものである。有底筒状の外輪2と一体の軸3がトランスミッションまたはデファレンシャルの出力軸(図示省略)に連結される。シャフト4が車輪ハブ(図示省略)側の等速自在継手に連結される。外輪2の内径面に軸方向に延びる3本のトラック溝5が周方向120°の間隔をおいて形成される。外輪2の内側に挿入されたシャフト4の先端にトラニオン6が嵌合される。トラニオン6の3本のジャーナル7にローラ8が回転自在に取付けられる。ローラ8はトラック溝5に嵌合して外輪2とシャフト4の相互間において回転トルクを伝達する。
図7(B)に示すように、外輪2の開口側はゴム製のブーツ9で閉塞される。ブーツ9は外輪2の外周面に嵌合する大径部9aと、シャフト4の外周面に嵌合する小径部9bと、大径部9aと小径部9bを繋ぐ蛇腹部9cを有する。トリポード型等速自在継手1の外輪2の周壁は、図7(C)に示すようにトラック溝5の薄肉円弧状底壁2aと、底壁2aの周方向両端相互を繋ぎ外側が凹状面11を成す厚肉連結壁2bで構成される。ブーツ9の大径部9aの内周面は、外輪2の開口側外周形状に嵌合するように成形される。すなわち、外輪2の薄肉円弧状底壁2aの外側に嵌合する円筒部10と、円筒部10の周方向両端を繋ぎ外側凹状面11を成す厚肉連結壁2bの外側に嵌合する花形部12で構成される。3つの円筒部10と花形部12は、周方向60°の等間隔で交互に連続している。
大径部9aおよび小径部9bの外周はバンド13a、13bが径方向に収縮することにより締付け固定される。外輪2の外周面およびシャフト4の外周面には、ブーツ9の大径部9aと小径部9bが嵌合する溝部14、15が形成される。ブーツ9の大径部9aと小径部9bの外周面にはバンド13a、13bが嵌合するバンド嵌合溝16、17が形成される。外輪2およびシャフト4にブーツ9が固定されることにより、内部に充填された潤滑剤を密封し、かつ、外部からの異物の侵入を防ぐ役割を担う。
等速自在継手1は図8のように、外輪2の回転軸とトラニオン6のジャーナル7の中心軸を含む平面との交点20を中心として、外輪2の回転軸とシャフト4の回転軸の相対角度θ(作動角)が増減変動する状態で、かつ、外輪2の端面に対する交点20の軸方向位置Xが変動する状態で回転トルクを伝達する。
このような等速自在継手1に使用されるブーツ9の耐久性改善を目的とした先行技術は複数知られているが(例えば特許文献1〜3参照)、いずれも蛇腹部9c自体の構成を改良したものであり、蛇腹部9c自体の構成はまったく変えない本発明とは異なるものである。
特開2001−59527号 特開平7−301334号 実開平6−45165号
トリポード型等速自在継手1が作動角なしで回転している間は、ブーツ9はほとんど変形せず大きな負荷は生じない。しかし、外輪2とシャフト4が作動角θを成した状態で回転するとブーツ9が比較的大きな変形を繰返し受ける。すなわち、ブーツ9の蛇腹部9cは相対角度θと軸方向位置Xの変動により、図8に示すように圧縮される側(図8ではシャフトの中心線より上側)と引張られる側(図8ではシャフトの中心線より下側)が生じる。圧縮される側において相対角度θと軸方向位置Xの右側変位量(軸3側への変位量)が大きい場合に、部分Pに示すように、蛇腹部9cにおいて大きな変形とひだの相互間干渉が生じる。
一方、ブーツ9の大径部9aはバンド13aの径方向の収縮により外輪2に固定されるが、バンド13aの収縮により大径部9aに軸線方向の膨張変形が生じる。花形部12は円筒部10に比べ肉厚が大きいために、この軸線方向の膨張変形量が円筒部10よりも大きくなり、図9(A)に示すように花形部12に隣接し大径部9aから蛇腹部9cへ繋がる部分Q2が、円筒部10に隣接した部分Q1よりも相対的に蛇腹部9c側(小径部9b側)にYだけ大きく押し出される。
このため、等速自在継手の回転による位相変化の際に、図8で円筒部10が上側に位置する場合すなわち蛇腹部9cが圧縮される側に円筒部10が位置する場合に比べると、蛇腹部9cが圧縮される側に花形部12が位置する場合の方が、蛇腹部9cを圧縮する方向に部分的に強い変形と干渉が生じる。これにより蛇腹部9cの摩耗又は屈曲疲労が大きくなり、ブーツ9の耐久性が低下する要因となることがある。
蛇腹部9cの屈曲疲労による破損を抑制する手段として、従来、特開平11−159615のように蛇腹部9cの谷部にOリングを外嵌する方法などが開示さている。しかし、前述のような大径部9aの花形部12の軸線方向膨張変形により生じる蛇腹部9cの部分的な摩耗又は疲労についてはまったく考慮されていない。
本発明は、大径部の断面形状が円筒部10と花形部12のように肉厚が異なって非円形を成すトリポード型等速自在継手1のブーツ9において、バンド13aによる大径部9aの締付け固定によって花形部12が軸線方向に膨張変形することを抑制して花形部12の肉が蛇腹部9c側に押出されるのを防ぐことを目的とする。
前記課題を解決するため本発明の等速自在継手用ブーツは、トリポード型等速自在継手の外輪の開口側を閉塞するブーツであって、前記外輪の開口側外周に嵌合されバンドで締付け固定される大径部と、一端が前記外輪内に挿入され他端が前記外輪から外側に出たシャフトの外周に嵌合固定される小径部と、前記大径部と小径部との間を繋ぐ蛇腹部とを有するブーツにおいて、前記大径部を、前記外輪のトラック溝の薄肉円弧状底壁の外面に嵌合する円筒部分と、前記底壁の周方向両端相互を繋ぎ外側が凹面を成す厚肉連結壁の外面に嵌合する花形部と、前記花形部に形成した切欠き部で構成し、前記バンドの締付け固定による前記花形部の軸線方向の膨張変形を前記切欠き部に対する周囲の肉の充填で吸収するようにした(請求項1)。
前記切欠き部は、花形部の内周側または外周側で周方向に切込んだスリットで構成するか(請求項2および請求項3)、花形部の内周側または外周側に開口し周方向に整列した複数の縦穴で構成することができる(請求項4および請求項5)。前記切欠き部は前記バンドの締付け固定位置の蛇腹部側に隣接して形成するのが望ましい。
本発明のブーツは、以上のように花形部に切欠きを形成しているので、この切欠きに対する周囲の肉の充填により、バンド締付け固定時に大径部の花形部が軸線方向蛇腹部側に膨張変形する量が減少するため、等速自在継手の回転時の蛇腹部の繰返し圧縮変形量を小さくすることができる。また、大径部の円筒部と花形部の両位相間で軸線方向蛇腹部側に膨張変形する量が均一化される。大径部の円筒部と花形部の両位相間で軸線方向蛇腹部側に膨張変形する量が均一化され、等速自在継手の回転時の蛇腹部の繰返し圧縮変形量の振幅が小さくなる。
本発明は前述のようにブーツ大径部の花形部に切欠き部を形成したので、バンド締付け固定時の花形部の軸線方向蛇腹部側への膨張変形量を減少させることができ、これにより等速自在継手の回転時における蛇腹部の繰返し圧縮変形量が小さくなり、蛇腹部の部分的な強い干渉と変形を防止し、ブーツの耐久性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
《第1実施形態》 図1(A)(B)に本発明の第1実施形態を示す。この実施形態は、等速自在継手のブーツ9の大径部9aの花形部12に、その内周側において周方向に所定幅を有する一本のスリット25を切込んだものである。スリット25の深さは、図1(B)から分かるように、スリット25底部における花形部12の肉厚が円筒部10と一致する深さである。従ってスリット25形成位置では円筒部10の肉厚が全周にわたって円環状に連続する。
スリットは図1(A)で大径部9a外周面に形成されたバンド嵌合溝16よりも蛇腹部9c側に偏在した位置に成形するとよい。花形部12の軸線方向中央部あるいは大径部側にスリット25を形成した場合は当該スリット25よりも蛇腹部9c側でのバンド締付け時の軸線方向膨張変形量をスリット25によって有効に吸収できなくなり、またバンド132の収縮による大径部92の外輪2に対する締付性が低下するからである。これに対してスリット25をバンド嵌合溝16よりも蛇腹部9c側に偏在した位置に成形すると、前記の締付性を損なわずにバンド締付け時の軸線方向膨張変形量をスリット25によって確実に吸収することができる。なお、スリット25の軸線方向形成位置とその作用は、以下の第2実施形態でもまったく同様である。
ブーツ9の材質は、加硫ゴム系のエラストマーまたはプラスチック系のエラストマーなど、適度な可撓性、強度、シール性および耐久性を有する材料であれば何でも適用できる。特に硬さがJISK6253によるデュロメータ硬さAタイプにおいてHDA=50〜70を示すゴム材料で効果が期待できる。またそのゴム材料としては、クロロプレンゴム、シリコーンゴム、ウレタン系ゴム、アクリル系ゴムなどが好適に使用できる。本実施形態をはじめ以下の実施形態2〜4は、すべて射出成形により全体を成形するゴム系材料を用いたブーツ9を示したものである。
《第2実施形態》 図2(A)(B)に本発明の第2実施形態を示す。この実施形態は、等速自在継手のブーツ9の大径部9aの花形部12に、その外周側において周方向に所定幅を有する一本のスリット26を切込んだものである。スリット26の深さは、図1(B)から分かるように、スリット26底部における花形部12の肉厚が円筒部10と一致する深さである。従ってスリット26形成位置では円筒部10の肉厚が全周にわたって連続する。
《第3実施形態》図3(A)(B)に本発明の第3実施形態を示す。この実施形態は、等速自在継手のブーツ9の大径部9aの花形部12に、その内周側に開口し周方向に整列した複数の縦穴27を形成したものである。縦穴27の深さは、図3(B)から分かるように、縦穴27底部における花形部12の肉厚が円筒部10と一致する深さである。従って縦穴27形成位置では円筒部10の肉厚が実質的に全周にわたって円環状に連続する。
縦穴27は図1(A)で大径部9a外周面に形成されたバンド嵌合溝16よりも蛇腹部9c側に偏在した位置に成形するとよい。花形部12の軸線方向中央部あるいは大端面側に縦穴を形成した場合は当該縦穴よりも蛇腹部9c側でのバンド締付け時の軸線方向膨張変形量を縦穴27によって有効に吸収できなくなり、またバンド132の収縮による大径部92の外輪2対する締付け性が低下するからである。これに対して縦穴27をバンド嵌合溝16よりも蛇腹部9c側に偏在した位置に成形すると、前記の締付け性を損なわずにバンド締付け時の軸線方向膨張変形量を縦穴27によって確実に吸収することができる。なお、縦穴27の軸線方向形成位置とその作用は、以下の第4実施形態でもまったく同様である。
《第4実施形態》 図4(A)(B)に本発明の第4実施形態を示す。この実施形態は、等速自在継手のブーツ9の大径部9aの花形部12に、その外周側に開口し周方向に整列した複数の縦穴28を形成したものである。縦穴28の深さは、図3(B)から分かるように、縦穴28底部における花形部12の肉厚が円筒部10と一致する深さである。従って縦穴28形成位置では円筒部10の肉厚が実質的に全周にわたって連続する。
《第5実施形態》 図5(A)(B)および図6(A)(B)に本発明の第5実施形態を示す。この実施形態はプラスチック系材料でブーツ19を形成したもので、前述の第1実施形態と同様に、大径部19aが円筒部10、花形部12および切欠き部としてのスリット29で形成される。図5(B)はブーツ19の大径部19aをバンド132により外輪2に固定した状態でのトリポード型等速自在継手の断面である。一般的にプラスチック系材料は前述のゴム系材料に比べて材料の強度い。蛇腹部9cはブロー成形または射出成形により成形される。またバンド嵌合溝16、17を有する大径部19aと小径部19bは射出成形により成形される。ただし、蛇腹部19cを含むブーツ19の全体的形状は前述の第1実施形態とほとんど同じである。スリット29は大径部19aの材料を削るなどして形成するか、射出成形によりブーツ19の大径部19aと同時に成形する。前述の第2〜第4実施形態のブーツ9も、プラスチック系材料を用いて形成可能であることは勿論である。
スリット25、26、29または縦穴27、28は、図7(B)に示すような従来の形状のものから大径部9aの材料を削るなどして形成してもよいが、射出成形によりブーツ9、19の成形と同時に本発明形態に仕上げることが製造上効率的である。
以上説明したブーツ9、19の各実施形態の作用は共通しているので、以下に図8と図9(B)を参照して総括的に説明する。ブーツ9、19の大径部9a、19aと小径部9b、19bを外輪2外周とシャフト4外周にそれぞれ嵌合させ、大径部9a、19aと小径部9b、19bをバンド13a、13bで締付け固定する。バンド13a、13bの収縮により大径部9a、19aに軸線方向膨張変形が生じる。花形部12は円筒部10に比べ肉厚が大きいため、従来は軸線方向膨張変形量が花形部12で相対的に大きくなっていた。しかし、本発明のブーツ9、19では花形部12の軸線方向膨張変形により蛇腹部9c、19c側に押出された肉がスリット25(またはスリット26、28ないし縦穴27、28)の空隙に収容されるため、大径部9a、19aから蛇腹部9c、19cへ繋がる部分Q3が蛇腹部9c、19c側に押出されるのを抑制することができ、大径部の円筒部10と花形部12の両位相間で軸線方向蛇腹部9c側に膨張変形する量が均一化される。これにより等速自在継手の回転時の蛇腹部9c、19cの繰返し圧縮変形量が小さくなり、蛇腹部9c、19cの部分的な強い干渉と変形が抑制され、ブーツ9、19の耐久性が向上する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく特許請求の範囲の技術的思想に基づき種々の変形が可能である。例えば前記実施形態では切欠き部としてのスリット25、26、29の数を1とし、縦穴27、28の数を7としたが、スリット25、26、29は1以上の適数形成してもよいし、縦穴27、28は7以上または7以下の適数で形成してもよい。また、スリットと縦穴を適数組合せて形成してもよい。
(A)は本発明に係るブーツの大径部の断面図、(B)は(A)のB−B線矢視断面図。 (A)は本発明に係るブーツの大径部の断面図、(B)は(A)のB−B線矢視断面図。 (A)は本発明に係るブーツの大径部の断面図、(B)は(A)のB−B線矢視断面図。 (A)は本発明に係るブーツの大径部の断面図、(B)は(A)のB−B線矢視断面図。 (A)はプラスチックブーツの断面図、(B)は等速自在継手に取付けた状態のブーツの大径部を含む断面図。 (A)は本発明に係るプラスチックブーツの大径部の断面図、(B)は(A)のB−B線矢視断面図。 (A)はトリポード型等速自在継手の断面図、(B)は従来のブーツの断面図、(C)は等速自在継手に取付けた状態のブーツの大径部を含む断面図。 作動角をつけた状態のトリポード型等速自在継手の断面図。 (A)は従来のブーツの大径部の断面図、(B)は本発明に係るブーツの大径部の断面図。
符号の説明
1 トリポード型等速自在継手
2 外輪
2a 薄肉円弧状底壁
2b 厚肉連結壁
3 軸
4 シャフト
5 トラック溝
6 トラニオン
7 ジャーナル
8 ローラ
9 ブーツ
9a 大径部
9b 小径部
9c 蛇腹部
10 円筒部
11 凹状面
12 花形部
13a、13b 金属製バンド
14、15 溝部
16、17 バンド嵌合溝
19 ブーツ
19a 大径部
19b 小径部
19c 蛇腹部
20 交点
25、26、29 スリット
27、28 縦穴

Claims (6)

  1. トリポード型等速自在継手の外輪の開口側を閉塞するブーツであって、前記外輪の開口側外周に嵌合されバンドで締付け固定される大径部と、一端が前記外輪内に挿入され他端が前記外輪から外側に出たシャフトの外周に嵌合固定される小径部と、前記大径部と小径部との間を繋ぐ蛇腹部とを有するブーツにおいて、
    前記大径部を、前記外輪のトラック溝の薄肉円弧状底壁の外面に嵌合する円筒部分と、前記底壁の周方向両端相互をつなぎ外側が凹面を成す厚肉連結壁の外面に嵌合する花形部と、前記花形部に形成した切欠き部で構成し、前記バンドの締付け固定による前記花形部の軸線方向の膨張変形を前記切欠き部に対する周囲の肉の充填で吸収するようにしたことを特徴とする等速自在継手用ブーツ。
  2. 前記切欠き部が、前記花形部の内周側で周方向に切込んだスリットであることを特徴とする請求項1記載の等速自在継手用ブーツ。
  3. 前記切欠き部が、前記花形部の外周側で周方向に切込んだスリットであることを特徴とする請求項1記載の等速自在継手用ブーツ。
  4. 前記切欠き部が、前記花形部の内周側に開口し周方向に整列した複数の縦穴であることを特徴とする請求項1記載の等速自在継手用ブーツ。
  5. 前記切欠き部が、前記花形部の外周側に開口し周方向に整列した複数の縦穴であることを特徴とする請求項1記載の等速自在継手用ブーツ。
  6. 前記スリットまたは縦穴を、前記バンドの締付け固定位置の蛇腹部側に隣接して形成したことを特徴とする請求項2から5のいずれか記載の等速自在継手用ブーツ。


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