JP2005120610A - 移動式のユニット気化トイレ - Google Patents

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Abstract

【課題】 移動式のユニット気化トイレにおいて、トイレ建屋の床下部材を引出し状の箱体に収納して外部に取出し可能とし、水洗水貯槽、便尿処理槽や気化装置その他の器具の保守管理を容易とする。
【解決手段】 底を抜いた床6の下のトイレ建屋2の下端にトイレ建屋前後方向のレール21を掛け渡し、レール21上に無蓋有底の箱体22を滑動状に載置してトイレ建屋2の床6の下に収納し、無蓋有底の箱体22内に便尿処理槽18を配設し、一次処理槽16と気化槽17に区分し、便尿処理槽18の側部に水洗用貯水槽20を配設し、一次処理槽16と気化槽17の上部をブロワー室23としてブロワー25およびファン26を設置し、便尿処理槽18および水洗用貯水槽20などを無蓋有底の箱体22に収納した状態でトイレ建屋2の外に取出し可能とした移動式のユニット気化トイレ。
【選択図】 図2

Description

本発明は、工事現場や大勢の人の集まる所に臨時に設置する移動式のユニット気化トイレに関する。
建設現場や土木工事現場あるいは臨時に設営の競技場や、交通混雑時の渋滞で車輛が停滞している高速道路などの道路脇に一時的に仮設される移動式のユニットタイプのトイレは、下水や水道の設備のない場所では、便器を置いた床下に貯留タイプの便槽を設置して便器の周囲を小室として囲ってユニット化したものである。このような移動式のユニットタイプの便槽は、貯留タイプのため便槽が満杯になると使用できなくなり、汲み取りを必要とするか、あるいはユニットごと運び出して溜まった便尿を取り出し、便槽を空にして再び使用場所に運び込む必要があった。一方、下水や水道のある場所に仮設する移動式のユニットタイプのトイレは、水洗式の便器とこの便器からの便尿を下水の放出口に流す配管をユニットに具備するタイプのものであった。前者の移動式のユニットタイプのトイレは便槽が満杯になると使用できなくなり、また、悪臭が強く、トイレ内だけでなく周囲にも不快な臭いをたち込めた。後者の水洗式の移動式のユニットタイプのトイレは清潔であるが、下水や水道の設備された場所でないと仮設できない問題があった。
そこで本願の出願人の一方は、上記の従来の移動式のユニットタイプのトイレの有する問題を解消して、下水や水道のない場所でも使用でき、悪臭がなく、処理槽が満杯となることがなく、従って汲み取りを不要とし、また、ユニット毎交換する必要のない、清潔で、さらに真夏の炎天下でも不快な暑さが少ない気化式の移動式のユニットタイプの気化トイレを開発し、すでに特許となっている(例えば、特許文献1参照)。
さらに、この特許文献1の発明において、強風で煽られても倒れにくくし、気化便槽における泡立ちを消泡して好気性微生物の活動をより活発化して気化を一層に促進させた一体式の移動式ユニット気化トイレを出願している(特願2002−315099)。
特開平9−368632号公報
本発明は、出願人の一方がすでに出願した上記の軽水洗の水洗便器、水洗水貯槽、便尿処理槽およびその付属機器類が簡易トイレ建屋の床上部と床下部にあり、一体不可分に簡易トイレ建屋に組み込まれてなる移動式のユニット気化トイレにおいて、トイレ建屋の床上部の軽水洗の水洗便器その他の器具類およびトイレ建屋自体はそのままとし、トイレ建屋の床下部内に収納されている水洗水貯槽、便尿処理槽および気化装置やその付属具などの器具類などを一括して引き出し状の箱体に収納し、この箱体ごと建屋から外部に取り出し可能とし、取り出した箱体内の水洗水貯槽、便尿処理槽や気化装置その他の器具や付属具の清掃や保守並びに点検を容易とすると共にこれらの交換を容易とすることで、清掃や保守並びに点検に要する時間を省いて交換により直ちに使用可能とすることのできる移動式のユニット気化トイレを提供することである。
上記の課題を解決するための本発明の手段は、請求項1の発明では、トイレ建屋の床上に水洗便器を配設すると共に床下に好気性微生物により分解気化する便尿処理槽および水洗用貯水槽を配設した移動式のユニット気化トイレにおいて、床下のトイレ建屋の底を抜き、底を抜いたトイレ建屋の下端にトイレ建屋前後方向の2条のアングルからなるレールを水平に掛け渡し、該レール上に無蓋有底の箱体を滑動状に載置してトイレ建屋の床下内に収納し、該無蓋有底の箱体内に便尿処理槽を配設して仕切壁で仕切って一次処理槽と気化槽に区分し、該便尿処理槽の側部に水洗用貯水槽を配設し、一次処理槽と気化槽の上部空間をそれぞれのブロワー室とし、ブロワー室にブロワーおよびファンを設置し、便尿処理槽および水洗用貯水槽などの床下部材を無蓋有底の箱体に収納した状態でトイレ建屋の床下外に取出し可能としたことを特徴とする移動式のユニット気化トイレである。
請求項2の発明では、一次処理槽は、底部に水洗便器から受け入れた便尿および水洗水からなる汚物層に空気を噴出して空気撹拌する多数の散気孔を開口した環状空気噴出管と環状空気噴出管の中央に前記散気孔より大きな空気噴出口を有する中央空気噴出管を配設し、それらの環状空気噴出管と中央空気噴出管を配管によりブロワー室に設置のそれぞれのブロワーと接続し、該環状空気噴出管より上方に間隔をあけた汚物層内に環状電気ヒーターを配設し、さらに汚物層表面上で開口して汚物層表面に空気を供給するファンをブロワー室に配設し、汚物層内に噴出の撹拌空気と汚物層表面に供給の空気を汚物層内の好気性微生物に供給して汚物を一次分解して硝酸塩を含有する汚水と、水素、窒素および炭酸ガスからなる気体とする処理槽とし、気化槽は、該一次処理槽に隔壁により区画して隣接配置され、該隔壁の一次処理槽側に溢流口および該気化槽側に出口をそれぞれ有する溢流管を該隔壁の上部に配設し、該溢流管の出口に汚水中の未分解の粗大夾雑物を分離する袋状のろ過ネットを配設し、該気化槽中の汚水層表面上で開口して汚水層表面に空気を吹き出す空気供給管を該ブロワー室に設けたファンに接続し、気化槽底部に汚水を常温に加熱する環状電気ヒーターを配設し、該空気供給管から汚水層表面に吹き出した空気を汚水層内の好気性微生物に供給して硝酸塩を含有する汚水をさらに分解して水と水素、窒素および炭酸ガスからなる気体に二次分解し、該環状電気ヒーターの加熱により生成した水を気化する気化槽とし、分解生成した気体および気化した気体を排出するする排気筒を該気化槽上のトイレ建屋の床から立設し建屋外に出したことを特徴とする請求項1の手段の移動式のユニット気化トイレである。
本発明の移動式のユニット気化トイレは、床下に設けた便尿処理槽および水洗用貯水槽を一体として収納した箱体を底を抜いたトイレ建屋の床下に配設したレールにより摺動により収納および取り出し可能なカセットタイプとしたので、従来のようにトイレ建屋の床上から潜り込む必要を無くして、取り出しによりトイレ建屋外で便尿処理槽その他の器具類の保守管理をが容易となり、また、この床下に収納する箱体毎で交換可能としたので、交換さえすれば即時に使用状態とすることができ、かつ、床下の箱体部を分離可能としたことで、搬送および設置が従来の仮設トイレに比して極めて容易となるなど、本発明は優れた効果を奏するものである。
本発明を実施するための最良の形態を図面を参照して以下に説明する。先ず、請求項1の発明の実施の形態における移動式のユニット気化トイレ1は、トイレ建屋2の段状の床6の上段側に水洗便器12を配設して階段9上の正面側にドア4を取り付け、側部を便室側壁5で囲んで便室3とし、便室3の床6の隅には後述の床下の便槽部8の分解した気体を抜くための排気筒14を床下からトイレ建屋2の屋根上に立設している。便室3の床6の段状の前壁7に足踏み式の水洗ペダル13を配設する。この水洗ペダル13は家庭用の石油ストーブの石油の汲み上げ用に使用するポンプと同様の構造からなる足踏みの人力を動力源とするポンプに接続され、水洗用貯水槽20から水洗用の水を約200ml汲み上げて水洗便器に水を注入する。さらに、トイレ建屋2の床6の下部に便槽部8を有する。便槽部8の側壁10の下部にはフォークリフトで搬送するためのフォーク挿通穴11が開口されている。この便槽部8内に好気性微生物により分解し気化する一次処理槽16と気化槽17からなる便尿処理槽18を配設し、便尿処理槽18の側部には水洗用貯水槽20を配設している。水洗用貯水槽20の上は蓋板37を取り外し自在に設けている。
上記した移動式のユニット気化トイレ1において、便槽部8を有する床下建屋15は底が抜かれて開口している。このように床下建屋15の底を抜くことで、後述のブロワー25やファン26の音が建屋内にこもることがなくなり、トイレ内の音が静穏化する。床下建屋15の下端の開口状の底には床下建屋15の前後方向に水平な2条の例えば耐食性の硬質塩化ビニール製のアングルからなるレール21、21を平行かつ離間して掛け渡している。これらの2条のレール21、21上には無蓋有底の箱体22を載置した状態で床下建屋15内に収納している。この無蓋有底の箱体21内は仕切壁19で前後に仕切って階段9側を一次処理槽16とし、その奥側を気化槽17とする便尿処理槽18としている。水洗便器12の便尿の落下口は一次処理槽16上に開口している。さらに、この無蓋有底の箱体21内の一次処理槽16と気化槽17からなる便尿処理槽18の側部には水洗用貯水槽を配設し、蓋板37で適宜被覆する。
一次処理槽16と気化槽17の上部空間はそれぞれの便尿内に空気を吹き込むためのブロワー25およびファン26を有するブロワー室23を取り外し自在の蓋板24で区画している。便槽部8の階段9と反対側の外壁は後部蓋板28に形成されており、後部蓋板28を倒して便槽部8の後方を開放することができる。そこで、便尿処理槽18および水洗用貯水槽20などの床下部材を収納した無蓋有底の箱体22は、これらを収納した状態でレール21、21上を後部に移動してトイレ建屋2の後部蓋板28を開いてトイレ建屋2の外に取出し可能となっている。無蓋有底の箱体22のレール21、21上の移動は、無蓋有底の箱体22の底に設けた車輪27により、レール21上を転動して行われる。
なお、本発明におけるトイレ建屋2の床下建屋15部分の側壁44には、図4または図5に示すように、ルーバー45を設けることで、内部の空気の循環を良好とし、さらに便尿処理槽18に供給する空気を取り入れ易くしている。もちろんルーバー45は図6に見られるように、トイレ建屋2の前部の階段9の部分の前壁に設けることもできる。
このように請求項1の発明の構造とすることで、便尿処理槽18および水洗用貯水槽20などを含む床下部材を無蓋有底の箱体22に配設した状態のまま無蓋有底の箱体22ごとトイレ建屋2の外に取り出すことができるので、便尿処理槽18および水洗用貯水槽20その他ファン26やブロワー25などの床下部材の一式の保守管理が容易に行える。これに対し、従来の一体型のトイレ建屋からなるものでは、便尿処理槽18および水洗用貯水槽20などの床下部材を保守管理するためには、便尿処理槽18および水洗用貯水槽20などを空にして軽量化した後に、建屋の隅から床下内にに潜って行うか、あるいは力づくでユニット気化トイレの建屋全体を持ち上げ、便尿処理槽18および水洗用貯水槽20などの部分を露出させて行う必要があった。
請求項2の発明の実施の形態を説明すると、一次処理槽16は、その底部に水洗便器12から受け入れた便尿および水洗水からなる汚物層35に空気を噴出して空気撹拌する多数の散気孔29を開口した環状空気噴出管31と環状空気噴出管31の中央に前記散気孔29より大きな空気噴出口30を有する中央空気噴出管32を配設している。それらの環状空気噴出管31と中央空気噴出管32を配管33によりブロワー室23に設置のそれぞれのブロワー25と接続している。この環状空気噴出管31より上方に間隔をあけた汚物層35内に環状電気ヒーター34を配設している。さらに汚物層35の表面上で開口して汚物層表面36に空気を供給するファン26を支持板24に設け、ブロワー室23に配設し、あるいは、これらのファン26に空気供給管43を接続し、ブロワー25から汚物層35内に噴出の撹拌空気と汚物層表面36にファン26から供給の空気をそれぞれ汚物層35内の好気性微生物に供給し、汚物を一次分解して硝酸塩を含有する汚水と、水素、窒素および炭酸ガスからなる気体とする一次処理槽16としている。
気化槽17は、上記の一次処理槽16に隔壁37により区画されて隣接配置されている。この隔壁37の一次処理槽16側に溢流口38を有し、気化槽17側に出口39をそれぞれ有する溢流管40を隔壁37の上部に配設する。溢流管40の出口39に汚水中の未分解の粗大夾雑物を分離する袋状のろ過ネット41を配設する。気化槽17中の汚水層表面42上で開口して汚水層表面42に空気を吹き出すファン26をブロワー室23に設けた支持板24に設け、あるいはファン26に空気供給管43を接続し気化槽17の汚水層表面42に空気を吹き出す。一方、気化槽17の底部には貯留した汚水を常温に加熱する環状電気ヒーター34を配設している。ファン26あるいは空気供給管43から汚水層表面42に吹き出した空気を汚水層内の好気性微生物に供給して硝酸塩を含有する汚水をさらに分解して水と水素、窒素および炭酸ガスからなる気体に二次分解する。環状電気ヒーター34の加熱により生成した水を気化する気化槽17としている。この気化により気化槽17の水は常に環状ヒーター34がやっと冠水する程度に浅く維持される。分解生成した気体および気化した気体を排出するす排気筒14を気化槽17上のトイレ建屋2の床6から屋根外に立設している。
排気筒14から排出された気体は上記のように水素、窒素および炭酸ガスからなる気体と水蒸気であるので、周囲に悪臭を放出することはない。さらに気化槽17の水位は蒸発により浅い一定量に保持されているので、本発明における移動式のユニット気化トイレは汲み取りを必要としない。
以上の請求項1、請求項2に係る移動式のユニット気化トイレ1のトイレ建屋2はその壁材や床材をプラスチック素材からなるものとすることができるが、杉の間伐材から得た杉板46を壁材や床材などその他の素材とすることで、間伐材の有効利用を図ることができ、その外観を図6に示す。本発明の移動式のユニット気化トイレ1の1実施の形態の概略寸法を示すと、トイレ建屋2の幅は750mm、奥行き1150mm、トイレ建屋の全高さ2500mm、階段高さ240mm、階段の奥行き280mm、便槽処理槽の幅550mm、水洗用貯水槽の幅200mm、便槽処理槽の一次処理槽および気化槽の高さ200mm、水洗用貯水槽の高さ200mmである。
本発明の移動式のユニット気化トイレのドアを開いて全体を示す斜視図である。 本発明のトイレ建屋の水洗便器および床下部を含む下部の縦断面図である。 本発明の移動式のユニット気化トイレの床下部の内部構造を示す斜視図である。 本発明の移動式のユニット気化トイレの無蓋有底の箱体を引き出した状態の床下部の内部構造を示す斜視図である。 本発明の移動式のユニット気化トイレの床下部の側部を示す図である。 本発明の他の実施の形態の移動式のユニット気化トイレの全体を示す斜視図である。
符号の説明
1 移動式のユニット気化トイレ
2 トイレ建屋
3 便室
6 床
8 便槽部
12 水洗便器
14 排気筒
15 床下建屋
16 一次処理槽
17 気化槽
19 仕切壁
20 水洗用貯水槽
21 レール
22 箱体
23 ブロワー室
24 支持板
25 ブロワー
26 ファン
27 車輪
28 後部蓋板
29 散気孔
30 環状空気噴出管
31 空気噴出管
32 中央空気噴出管
34 環状電気ヒーター
35 汚物層
37 蓋板
40 溢流管
41 ろ過ネット
42 汚物層表面
43 空気供給管
46 杉板

Claims (2)

  1. トイレ建屋の床上に水洗便器を配設すると共に床下に好気性微生物により分解気化する便尿処理槽および水洗用貯水槽を配設した移動式のユニット気化トイレにおいて、床下のトイレ建屋の底を抜き、底を抜いたトイレ建屋の下端にトイレ建屋前後方向の2条のアングルからなるレールを水平に掛け渡し、該レール上に無蓋有底の箱体を滑動状に載置してトイレ建屋の床下内に収納し、該無蓋有底の箱体内に便尿処理槽を配設して仕切壁で仕切って一次処理槽と気化槽に区分し、該便尿処理槽の側部に水洗用貯水槽を配設し、一次処理槽と気化槽の上部空間をそれぞれのブロワー室とし、ブロワー室にブロワーおよびファンを設置し、便尿処理槽および水洗用貯水槽などの床下部材を無蓋有底の箱体に収納した状態でトイレ建屋の床下外に取出し可能としたことを特徴とする移動式のユニット気化トイレ。
  2. 一次処理槽は、底部に水洗便器から受け入れた便尿および水洗水からなる汚物層に空気を噴出して空気撹拌する多数の散気孔を開口した環状空気噴出管と環状空気噴出管の中央に前記散気孔より大きな空気噴出口を有する中央空気噴出管を配設し、それらの環状空気噴出管と中央空気噴出管を配管によりブロワー室に設置のそれぞれのブロワーと接続し、該環状空気噴出管より上方に間隔をあけた汚物層内に環状電気ヒーターを配設し、さらに汚物層表面上で開口して汚物層表面に空気を供給する空気供給管をブロワー室に配設のファンに接続し、汚物層内に噴出の撹拌空気と汚物層表面に供給の空気を汚物層内の好気性微生物に供給して汚物を一次分解して硝酸塩を含有する汚水と、水素、窒素および炭酸ガスからなる気体とする処理槽とし、気化槽は、該一次処理槽に隔壁により区画して隣接配置され、該隔壁の一次処理槽側に溢流口および該気化槽側に出口をそれぞれ有する溢流管を該隔壁の上部に配設し、該溢流管の出口に汚水中の未分解の粗大夾雑物を分離する袋状のろ過ネットを配設し、該気化槽中の汚水層表面上で開口して汚水層表面に空気を吹き出すファンを該ブロワー室に配設し、気化槽底部に汚水を常温に加熱する環状電気ヒーターを配設し、該空気供給管から汚水層表面に吹き出した空気を汚水層内の好気性微生物に供給して硝酸塩を含有する汚水をさらに分解して水と水素、窒素および炭酸ガスからなる気体に二次分解し、該環状電気ヒーターの加熱により生成した水を気化する気化槽とし、分解生成した気体および気化した気体を排出するする排気筒を該気化槽上のトイレ建屋の床から立設し建屋外に出したことを特徴とする請求項1記載の移動式のユニット気化トイレ。
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