JP2005118327A - シートクッションの跳上げ機構 - Google Patents

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Takuji Kaneda
卓治 金田
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TS Tech Co Ltd
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TS Tech Co Ltd
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Abstract

【課題】パイプ部材の下端側とアーム部材の上端側とを相対させて締付けボルトで連結固定することに要する手間を省く。
【解決手段】略U字状のパイプ部材5を軸受け金具で回転可能にクッションフレームの底部面に取り付け、下端側をアンダーフレームの前部側に軸承装着したアーム部材10aを左右に備え、パイプ部材5の下端側とアーム部材10aの上端側とを締付けボルト11a,11bで連結固定するシートクッションの跳上げ機構で、パイプ部材5の扁平な縦軸部5bの下端寄り片側辺より相対方向に折り曲げて張出し片14を設けると共に、互いに嵌まり合うダボ突起15とダボ穴16とをパイプ部材5とアーム部材10aの相対する板面とに分けて設け、その組合せにより、パイプ部材5とアーム部材10aの板面を相対させて締付けボルト11a,11bで連結固定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車用シートのシートクッションを跳上げ可能に組み立てるシートクッションの跳上げ機構に関するものである。
自動車用シートとしては、図2で示すように後部側を上方に向けてシートクッション1を跳ね上げると共に、ヘッドレスト2を前倒し姿勢に保ち、シートバック3をシートクッション1のアンダーカバー4に載せるよう前倒しに折畳み可能なシートが提供されている。
その自動車用シートおいては、図3で示すように略U字状のパイプ部材5を横軸部5aの軸受け金具6a,6bで回転可能にクッションフレーム7の底部面に備え、下端側をアンダーフレーム8の前部側より立ち上がるブラケット9a,9bに軸承装着した平ロッド状のアーム部材10a,10bを左右に備え、パイプ部材5の扁平に押潰し成形した縦軸部5b,5cの下端側とアーム部材10a,10bの上端側とを相対させて各々二本の締付けボルト11a,11bで連結固定することから、シートクッション1が跳上げ可能に装備されている。
そのシートクッションの跳上げ機構は、シートクッション1を回転可能に支持することからパイプ部材5をクッションフレーム7に取り付ける必要があり、また、ブラケット9a,9bを含むアンダーフレーム8をアンダーカバー7で覆うため、アーム部材12をアンダーフレーム4のブラケット9a,9bに取り付けてからアンダーカバー4を被せ、最後に、シートクッション1のパイプ部材5とアンダーカバー4より突出するアーム部材10a,10bとを連結固定する組立上から採用されている。
そのシートクッションの跳上げ機構では、シートクッション側とアンダーフレーム側とを各々組み立てた後、縦軸部5b,5cの下端側とアーム部材10a,10bの上端側とを相対させて締付けボルト11a,11bで連結固定するものであるため、互いのネジ穴を合わせて縦軸部5b,5cの下端側とアーム部材10a,10bの上端側とを位置決め相対するのに手間が掛かる。
解決しようとする課題は、パイプ部材の扁平に押潰し成形された縦軸部の下端側とアーム部材の上端側とを位置決め相対させて締付けボルトで連結固定することに要する手間を省く点である。
本発明は、パイプ部材の扁平な縦軸部の下端寄り、または、アーム部材の先端寄りのいずれか片側辺より相対方向に折り曲げて張出し片を設けると共に、互いに嵌まり合うダボ突起とダボ穴とをパイプ部材の扁平な縦軸部とアーム部材の板面とに分けて設け、張出し片の設けられていない側を張出し片に載置し、且つ、ダボ突起とダボ穴とを嵌め合せ、パイプ部材の扁平な縦軸部の下端側とアーム部材の上端側とを相対させて締付けボルトで連結固定するよう構成したことを主要な特徴とする。
本発明に係るシートクッションの跳上げ機構では、パイプ部材の扁平な縦軸部の下端側、または、アーム部材の上端側を張出し片で受け止めてダボ突起とダボ穴とを嵌め合わせることから、互いのネジ穴を容易に位置合わせさせてパイプ部材の下端側とアーム部材の上端側とを位置決め相対できるため、締付けボルトによる組立作業を容易に行えるばかりでなく、連結構造として強固なものに組み立てられる。
図1は、図3で示すと同じ構成を有するシートクッションの跳上げ機構におけるパイプ部材とアーム部材との連結部分を片側で示す斜視図である。同中、図3で示すと同じ構成部は共通の符号で示し、また、符号12a,12b、13a,13bはネジ穴である。パイプ部材5とアーム部材10aとは、パイプ部材5の各縦軸部5aに対して各アーム部材10aを内側からあてがって連結固定するよう設定されている。
その構成中、ネジ穴12a,12b、13a,13bの中間辺には張出し片14,ダボ突起15,ダボ穴16が設けられている。このうち、張出し片14はアーム部材10aの先端寄りを受止め支持するようパイプ部材5の扁平な縦軸部5bの片側辺より内方に折り曲げて設けられている。ダボ突起15は、アーム部材10aの板面より外方に突出する丸ピンで設けられている。ダボ穴16は、ダボ突起15と嵌り合う丸穴で設けられている。
その張出し片14,ダボ突起15,ダボ穴16を設けては、パイプ部材5とアーム部材10aとを締付けボルト11a,11bでネジ止めするにあたり、アーム部材10aの先端側を縦軸部5bの上側から張出し片14に載せる。これに伴っては、パイプ部材5の縦軸部5bとアーム部材10aとが板面相互で相対し、ダボ突起15とダボ穴16とが整合位置していれば互いに嵌り合う。ダボ突起15とダボ穴16とが位置ズレしていても、パイプ部材5,アーム部材10aのいずれか片方を張出し片14に沿ってズラせば互いに嵌り合う。
そのダボ突起15とダボ穴16とが互いに嵌り合うと、パイプ部材5,アーム部材10aは互いに仮止め状態で一体に組み立てられると共に、ネジ穴12a,13a、12b,13bが相互に整合位置する。これにより、締付けボルト11a,11bをネジ止められるから、シートクッションの跳上げ機構として組立作業を容易に行えるばかりでなく、パイプ部材5をアーム部材10aの張出し片14で受け、突起15とダボ穴16とが嵌り合うという連結構造で強固なものに組み立てられる。
なお、張出し片14はパイプ部材5の扁平な縦軸部5bに代えてアーム部材10aの先端寄りに設けることもできる。但し、その張出し片14はパイプ部材5を扁平に押潰し成形すると同じ工程で形成でき、また、当該部の剛性が高いところからパイプ部材5に設けるのが好ましい。
本発明に係るシートクッションの跳上げ機構を主要部で示す斜視図である。 一般例に係るシートクッション跳上げ式の自動車用シートを折畳み状態で示す側面図である。 図2の自動車用折畳みシートを主要部で示す斜視図である。
符号の説明
1 シートクッション
5 パイプ部材
5a パイプ部材の横軸部
5b,5c パイプ部材の縦軸部
6a,6b 軸受け金具
7 クッションフレーム
8 アンダーフレーム
10a,10b アーム部材
11a,11b 締付けボルト
14 張出し片
15 ダボ突起
16 ダボ穴

Claims (1)

  1. 略U字状に軸線曲げしたパイプ部材を横軸部にあてがう軸受け金具で回転可能にクッションフレームの底部面に取り付け、下端側をアンダーフレームの前部側に軸承装着した平ロッド状のアーム部材を左右に備え、パイプ部材の扁平な縦軸部の下端側とアーム部材の上端側とを相対させて締付けボルトで連結固定するシートクッションの跳上げ機構において、パイプ部材の扁平な縦軸部の下端寄り、または、アーム部材の先端寄りのいずれか片側辺より相対方向に折り曲げて張出し片を設けると共に、互いに嵌まり合うダボ突起とダボ穴とをパイプ部材の扁平な縦軸部とアーム部材の板面とに分けて設け、張出し片の設けられていない側を張出し片に載置し、且つ、ダボ突起とダボ穴とを嵌め合せ、パイプ部材の扁平な縦軸部の下端側とアーム部材の上端側とを相対させて締付けボルトで連結固定したことを特徴とする自動車用シートクッションの跳上げ機構。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014083953A (ja) * 2012-10-23 2014-05-12 Toyota Boshoku Corp シートフレーム構造
US9931967B2 (en) 2016-04-28 2018-04-03 Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha Vehicle seat
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