JP2005117132A - 音声信号パケット通信方法、音声信号パケット送信方法、受信方法、これらの装置、そのプログラムおよび記録媒体 - Google Patents

音声信号パケット通信方法、音声信号パケット送信方法、受信方法、これらの装置、そのプログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 優先制御に対応したネットワークサービスを利用できない中、小規模のネットワークに擬似的にパケットの優先制御を、安価にかつ簡便に行うことを可能とする。
【解決手段】 入力されたディジタル音声信号を、優先度つき符号化部19でスケーラブル符号化方法により優先度が付けられた複数の符号に符号化し、これら複数の符号をその優先度に対応した優先度を付けた音声パケットに生成し、擬似優先制御ルータ41でその音声パケットの優先度に応じて優先度が高い音声パケットを、受信側まで実質的に帯域保証されている回線43に送信し優先度が低い音声パケットを帯域保証がない回線42へ送信する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、音声、音楽などのディジタル音響信号(以下、この明細書および特許請求の範囲においてこれらを総称してディジタル音声信号と云う)をディジタル符号化し、インターネットをはじめとするパケット通信網を介して、効率的な伝送でかつ安定した通話品質を実現する音声信号パケット通信方法、送信方法、受信方法、これらの装置およびプログラム、その記録媒体に関する。
ディジタル音声信号を、インターネットプロトコル上の音声信号(Voice over IP)技術を利用して送信するサービスが普及しつつある。ディジタル化された音声信号(以下ディジタル音声信号)を、インターネットプロトコル(IP)網をはじめとするパケット通信網によってリアルタイム(実時間)通信する場合、パケット損失(ロス)による品質劣化が問題となる。したがって、ディジタル音声信号をIP網で通信する場合には、図6に示すように、音声入力端子10よりの、ディジタル音声信号を音声符号化部11で音声符号化し、かつパケット化した後、優先制御対応ルータ12を利用して、優先制御通信を行うことが多い。つまり優先制御対応ルータ12は、入力された音声パケットと音声以外の、データ入力端子13より入力されデータパケットのうち、回線混雑時には音声パケットを優先的にルーティングして優先制御対応ネットワーク14へ送信し、データパケットを遅延または廃棄することにより、データパケットと音声パケットとが同時に入力された時のデータパケットの影響によって音声通話品質が低下することを防ぐ。つまりデータパケットは一般に遅延やパケットロスによる影響が小さく、音声パケットは遅延やパケットロスによる影響が大きいことを利用している。
このときのネットワーク14は、優先制御の効果を得るために優先制御に対応したネットワークサービスを利用する。またネットワーク14から優先制御対応ルータ15に受信されたパケットは音声パケットとそれ以外のデータパケットとに分離され、音声パケットは音声復号部16によりディジタル音声信号に復号されて、音声出力端子17に出力され、データパケットはデータ出力端子18より図に示していないデータ端末又は次段のルータへ送信される。
また、音声符号化部11として図7に示すように優先度つき音声符号化部19を用い、入力ディジタル音声信号に優先度つき音声符号化を適用し、音声パケットを、優先度の高い音声パケットと優先度の低い音声パケットに分け、優先制御対応ルータ12では優先度の高い音声パケットのみを優先的にルーティングすることによって、音声パケット全体を優先扱いにするよりもネットワークを効率的に利用することが提案されている。優先度つき音声符号化としては、帯域分割やスケーラブル符号化を用いる手法が提案されており、非特許文献1、非特許文献2に詳細が記載されている。受信側の優先制御対応ルータ15で分離された音声パケットは優先度つき音声復号部20でディジタル音声信号に復号されて音声出力端子17に出力される。図7において図6と対応する部分には同一参照番号を付けて重複説明は省略する。この点は以下も同様に示す。
図8に優先度つき音声符号化部19の機能構成例を示す。入力ディジタル音声信号は、例えば、16kHzでサンプリングされた音声信号(周波数帯域0−8kHz)とする。入力ディジタル音声信号は、帯域分割フィルタ21で低域信号と高域信号に分離される。低域信号とは、0−4kHzまでの情報を含む8kHzサンプリングの信号、高域信号とは、4−8kHzまでの情報を含む同じく8kHzサンプリングの信号を指す。ディジタル音声信号のサンプリング周波数が32kHz(周波数帯域0−16kHz)の場合は、0−4kHz帯域(8kHzサンプリング)4−8kHz(8kHzサンプリング)、8−16kHz(16kHzサンプリング)のように3つの信号に帯域分割するとよい。低域信号は最初に低域符号化部22で符号化される。低域符号化部22よりの出力低域符号1は低域復号部23で復号され、その復号された量子化音声信号を減算部24で低域信号から差し引き、その残りの信号(誤差信号)は、低域符号化部25で二段目の符号化が行われる。
高域信号は高域符号化部26で符号化される。低域符号1、低域符号化部25よりの低域符号2、および高域符号化部26よりの高域符号はパケット送出部27に送られる。このような構成において、例えば、低域符号1のビットレートを16kbit/s、低域符号2のビットレートを16kbit/s、高域符号のビットレートを16kbit/sとすると、合計で48kbit/sの符号化方式となる。このとき、パケット送出部27では、低域符号1を優先度の高いパケット、低域符号2と高域符号を優先度の低いパケットとして優先制御対応ルータ12へ出力する。
よって、最低限、優先度の高い低域符号1のパケットが優先制御により受信側に確実に到達すれば、会話に必要最低限の音声品質を確保することができる。また、低域符号1とともに優先度の低い低域符号2と高域符号も受信側に到達すれば、より原入力ディジタル音声信号に近い音声品質で再生ができる。なお、入力ディジタル音声信号のサンプリング周波数が例えば8kHzの場合など、帯域分割する必要のない場合には、帯域分割フィルタ21と高域符号化部26は不要である。このように、符号化された全符号のうち、一部のみを選択的に用いて音声を再生しても必要最低限の音質で音声が再生され、符号の全部を用いて音声を再生すると、より入力信号に忠実な音質で音声が再生される符号化方法を、スケーラブル符号化という。
図9は、図8の優先度つき音声符号化部19と対応する、つまりスケーラブル符号化方法対応の優先度つき音声復号部20の機能構成例を示す。この復号部20では優先度の高い音声パケットと優先度の低い音声パケットはパケット受信部31で受信され、低域符号1、低域符号2、高域符号に分離された後、それぞれ低域復号部32、低域復号部33、高域復号部34に送られる。低域復号部32と低域復号部33でそれぞれ復号された信号は、加算部35で加算されて、低域信号となる。帯域合成フィルタ36は、復号された低域信号と高域復号部34で復号された高域信号を合成して、全帯域(例えば、16kHzサンプリング)のディジタル音声信号を音声出力端子17に出力する。このとき、優先度の低い音声パケットは、ネットワークの混雑などの理由で復号部20に届かない場合がある。例えば、優先度の低い低域符号2や高域符号に対応するパケットが届かなかった場合は、これらの符号はないものとみなして復号を行うが、送信側で図8に示した優先度つき音声符号化部を用いているため、少なくとも優先度の高いパケットは受信され、品質劣化は最小限に抑えられる。
大室,森,日和崎,栗原,片岡,"QoS制御対応の広帯域音声符号化に向けた、16kbit/sベースコーデックの構成,"日本音響学会 2003年秋季研究発表会pp.183-184(2003) 森,大室,日和崎,栗原,片岡,"QoS制御対応の広帯域音声符号化に向けた、音質・帯域スケーラビリティの実現,"日本音響学会 2003年秋季研究発表会pp.185-186(2003)
優先度つき音声符号化とパケットの優先制御により、パケット通信網上での音声通信における通話品質の確保と、通信網(ネットワーク)の効率的な利用との両立が可能である。しかしながら、従来の方法によって優先制御を行うためには、優先制御に対応したネットワークサービスを利用する必要があるが、優先制御に対応したネットワークサービスはまだ十分に普及していない。また、優先制御ネットワークを自ら設計して構築するには、多大な費用と運用のための労力が必要であり、前記優先度つき音声符号化とパケットの優先制御とを中〜小規模の音声通信ネットワークとして実際に導入することは困難であった。
この発明の送信方法によれば入力ディジタル音声信号をスケーラブル符号化方法を用いて、優先度づけに対応する符号化を行った後、その優先度と対応して優先度の高い音声パケットと優先度の低い音声パケットに分けてパケット化し、
その優先度の高い音声パケットは、受信側帯域が保証されているか、または帯域変動の少ない回線、つまり実質的に帯域保証されている回線を少なくとも経由して受信側に送信し、優先度の低い音声パケットは、帯域保証がないか帯域変動の大きい回線(これらを単に帯域保証がないという)を経由して受信側に送信する。
もしくは、入力ディジタル音声信号をスケーラブル符号化方法を用いて、優先度づけに対応する符号化を行った後、その優先度と対応して優先度の高い音声パケットと優先度の低い音声パケットに分けてパケット化し、
その優先度の高い音声パケットは、帯域保証がない複数回線を経由して受信側に、同時に送信し、優先度の低い音声パケットは上記複数の帯域保証がない回線の1回線のみを経由して受信側に送信する。
この発明による受信方法によれば送信側から送られた音声パケットを複数の回線より受信し、
受信した音声パケットが優先度の高いものか否かを判定し、優先度が低い音声パケットはスケーラブル符号化対応の音声信号を復号する手段に送り、
優先度が高いと判定された音声パケットは復号手段へ既に入力したものと同一内容の音声パケットか否かを判定し、同一内容のものであれば、その音声パケットを廃棄し、同一内容のものでなければその音声パケットを音声信号復号手段へ入力する。
もしくは優先度の高い音声パケットをあらかじめ定められた制限時間だけバッファに蓄積し、
その制限時間内に同一内容の音声パケットを受信したときには、その時点で当該パケットのいずれか一方のみを音声復号手段に送り、
制限時間内に同一内容の音声パケットを受信しなかったときには、制限時間経過後にバッファ内の当該音声パケットを音声復号手段に送出する。
前述において帯域変動の少ないということは変動が10%程度以下であり、帯域変動が大きいということは帯域が1/4や1/10になるようなことである。
この発明では、ネットワーク回線として、一般に広く普及しているベストエフォート回線(受信側に到達するために最大限の努力をするが、到達できないことである)を2種類(ネットワークが異なるもの)組み合わせ、または帯域保証の狭帯域回線と、広帯域のベストエフォート回線を組み合わせ、前述の送信方法により送信して擬似的にパケットの優先制御に近い通信を行い、また、優先度つき音声符号化を適用し、音声パケットを優先度の高い音声パケットと優先度の低い音声パケットとし、これらを優先制御に対応した特別なネットワークなしに中〜小規模の音声通信ネットワークとしても、低コストでの構築と、通話品質の確保、ネットワークの有効利用、ネットワークの簡便な運用が可能となる。
この発明は、送信装置、受信装置のそれぞれの全体又は一部の機能を、コンピュータ本体とコンピュータプログラムとして実行することが可能であるし、より高性能を求める場合には、専用LSIにより実現することも可能である。
図1に、この発明の実施例を示し、図6、図7と対応する部分に同一参照符号を付けてある。
音声入力端子10より入力されたディジタル音声信号は、例えば8kHzや16kHz、32kHzでサンプリングされたディジタル音声信号であり、優先度つき音声符号化部19に入力される。ディジタル音声信号のサンプリング周波数は、8kHzの倍数でなく、11.025kHz、22.05kHz、44.1kHzなどでもよい。
優先度つき音声符号化部19は、例えば、前記背景技術の項で述べた、図8に示した構成のものであり、入力音声信号の符号化を行い、優先度の高い音声パケットと、優先度の低い音声パケットをそれぞれ擬似優先制御ルータ41に送る。
擬似優先制御ルータ41は、通常、音声パケット以外のパケットもルーティングする役目を担い、上記優先度の高い音声パケットと、優先度の低い音声パケットのほか、データ入力端子13から音声以外のデータパケットも入力されることがある。
擬似優先制御ルータ41には、2種類の回線42と43が接続されており、これら回線42と43は特性の異なる回線であることが望ましい。一例として、ネットワークAを通じる回線42は、Bフレッツ(登録商標、最大ビットレート100Mbit/s)のように回線は高速、高帯域であるがスループット保証のない回線、つまり帯域保証がない又は帯域1/4や1/10になったり変動が大きいものであり、ネットワークBを通じる回線43はDA128(登録商標、ビットレート128bit/s)のように、回線は狭帯域低速度であるが帯域保証されている回線又は帯域の10%程度以下しか変動しない回線、つまり実質的に帯域保証されている回線である。擬似優先制御ルータ41は、優先度の低い音声パケットは、すべてネットワークA側にルーティングする。擬似優先制御ルータ41が音声以外のデータパケットもルーティングする場合は、音声以外のデータパケットも優先度の低いパケットとして、すべてネットワークA側にルーティングする。ここで実質的に帯域保証されている回線43は利用者から見て、帯域保証されている範囲内の音声パケットは送信側から受信側まで必ず到達することを意味し、同様に帯域保証されていない回線42も利用者から見ての意味である。
ネットワークA側にルーティングされたパケットは、通常は受信側の擬似優先制御ルータ44に到達するが、回線が混雑している場合には、パケットがネットワークの途中で廃棄されたり、著しい遅延の後到達することが考えられる。
一方、優先度の高い音声パケットは、ネットワークBにルーティングするか、ネットワークAとBの両方を経由して擬似優先制御ルータ44に送る、つまり帯域保証されている回線43には必ず送り、帯域保証されていない回線42にも送るようにしてもよい。ネットワークBの回線43は、帯域が保証されているので、送信するパケット量が回線帯域以下であれば、確実に擬似優先制御ルータ44に到達する。優先度の高い音声パケットは、擬似優先制御ルータ41から送り出す全パケットに占める割合が少ないので、帯域の狭い回線でも多くの通話チャネルを確保することができる。例えば、1通話チャネルあたりの優先度の高い音声パケットが16kbit/sとすると、スループットが128kbit/sの回線では8通話チャネルの通信を行うことができる。例えばITU−T G.711(PCM64kbit/s)等の64kbit/sの符号化方式を使い、全音声パケットを優先パケットとして扱う(優先度つき音声符号化を適用しない)と2通話チャネルしか確保できないことから、優先度つき音声符号化を使うほうが回線の利用効率が高い。なお当然のことであるが利用者の通信がどのように頻繁に行われても、その擬似優先制御ルータ41に同時に複数の優先度の高い音声パケットが入力されても、帯域保証回線43の帯域保証範囲になるように各ルータ41ごとに回線43の保証帯域を確保しておくものとする。
優先度の高い音声パケットは帯域保証されている回線43のみに送る場合の擬似優先制御ルータ41の機能構成例を、図1中の枠41内に示す。ここで複数のディジタル音声信号源(電話端末)が優先度つき音声符号化部19、擬似優先制御ルータ41にバス45を介して接続され、符号化部19を共通に利用する場合を想定する。優先度つき音声符号化部19が各ディジタル音声信号源(電話端末)ごとに複数設置され、それらがバス45を介して擬似優先制御ルータ41に接続される形態としてもよい。バス45よりルータ41に入力された音声パケットは判定部41aで優先度が判定される。各音声パケットのヘッダ部にはいずれの符号化部19により生成されたものかを示す情報、符号化フレームの番号、優先度情報、パケット通し番号、発信アドレス着信アドレス、必要に応じてパケット長などが含まれている。判定部41aの判定結果に応じて分配部41bが制御されて、優先度の高い音声パケットと判定されたものは回線43へ送られ、優先度の低い音声パケットと判定されたものは合成部41cを通じて回線42へ送られる。データ入力端子13よりのデータパケットは合成部41cを通じて回線42へ送られる。なお先に述べたように優先度の高い音声パケットを回線43のみならず回線42へも送り、優先度の低い音声パケットは回線42のみへ送るようにしてもよい。
受信側の擬似優先制御ルータ44では、ネットワークAを通じる回線から届いた優先度の低い音声パケットおよびネットワークBを通じる帯域保証回線43から届いた優先度の高い音声パケットとを、優先度つき音声復号部20に送る。ネットワークAを通じて届いた音声以外のデータパケットは、データ出力端子18を通じてパケット宛先のデータ端末や次段のルータに送る。優先度つき音声復号部20は図9を参照して説明したように入力された音声パケットをディジタル音声信号に復号して音声出力端子17へ出力する。
先に述べたように、送信側の擬似優先制御ルータ41が優先度の高い音声パケットを帯域保証されていない回線42と帯域保証されている回線43の両方に送った場合、受信側の擬似優先制御ルータ44に両回線42,43を通じて同一内容のパケットが届くことがある。両回線から同一内容のパケットが届いた場合は一方のパケットのみを優先度つき音声復号部20に送り、他方は廃棄する。
一般的には、先に届いたパケットを届いた時点で音声復号部20に送り、後から届いたパケットを廃棄するのが遅延を少なくするうえでも擬似優先制御ルータ44の処理の簡素化の点でも有効である。この場合の擬似優先制御ルータ44の動作例を、図2を参照して説明する。帯域保証されていない回線42を通じて受信したパケットは優先度判定部44aで優先度の高いものか、低いものかが判定され、優先度の低いパケットは種別判定部44bでデータか音声かの判定がなされ、種別判定部44bにより音声パケットは優先度つき音声復号部20へ送られ、データパケットはデータ出力端子18へ送られる。ここで受信したパケットについてまず種別判定部44bで判定を行い、その判定された音声パケットについて優先度判定部44aで判定を行うようにしてもよい。
優先度判定部44aで優先度が高いと判定された音声パケットは比較部44cへ入力され、比較部44cで、既送出記憶部44dに記憶されている優先度つき音声復号部20に既に送った優先度の高パケットを示す情報と比較し、既に送ったパケットと同一内容のものか否かの判定がなされ、同一内容のものであれば、その優先度の高い音声パケットを廃棄し、同一内容のものでなければその優先度の高い音声パケットを優先度つき音声復号部20へ出力すると共に、そのパケットを優先度つき音声復号部20へ送ったことを示す情報、例えばそのパケットのヘッダ又はヘッダ中の符号化部19を識別する情報、パケット通し番号などを既送出記憶部44dに記憶してその記憶情報を更新する。帯域保証された回線43よりのパケットは比較部44cへ直接入力される。
ネットワークA側の伝送遅延が、ネットワークB側の伝送遅延よりも恒常的に大きいことがわかっている場合は、ネットワークB側から届いたパケットを擬似優先制御ルータ44内でバッファリングし、定められた制限時間内にネットワークA側から同一内容のパケットが届けば、その時点でネットワークA側もしくはネットワークB側から受信したパケットのいずれか(同じ内容のパケットであるので、どちらでもよいが、A側を使うほうが簡便)をルーティングし、他方を廃棄する。制限時間内に届かなかった場合は、バッファリングしているネットワークB側から受信したパケットを制限時間後にルーティングし、その後にネットワークA側から同じ内容のパケットが届いても廃棄するという方法のほうがよい場合がある。
これは、常に先に届いたパケットを先にルーティングし、後から別ルートで届いた同一内容のパケットを廃棄することにすると、優先パケットと非優先パケットの順序逆転が多発することが考えられるため、非優先パケットもルーティングするネットワークA側のパケット利用を原則として、ネットワークA側からパケットが届かないときに、ネットワークB側のパケットをバックアップ的な位置づけで利用し、できるだけパケットの順序逆転を抑えるという考え方である。
この場合擬似優先制御ルータ44の動作例を、図3の機能構成図、図4の流れ図を参照して説明する。入力インタフェース44eを通じてパケットを受信すると(S1)、種別判定部44bで音声パケットか否かが判定され(S2)、音声パケットでなく、データパケットであれば出力インタフェース44fを通じてデータ出力端子18へ送られる(S3)。
ステップS2で音声パケットと判定されると優先度判定部44aで優先度の高いものか否かが判定され(S4)、優先度の低いものと判定された音声パケットは優先度つき復号部20へ送出される(S5)。ステップS4で優先度の高い音声パケットと判定されると、その優先度の高い音声パケットは、比較部44cへ送られ、優先度つき音声復号部20に既に送ったパケットと同一内容のものか否かの判定がなされ(S6)、同一内容のものであればその優先度の高い音声パケットは廃棄される(S10)。同一内容のものでなければ、その優先度の高い音声パケットと同一内容の音声パケットがバッファ44hに既に蓄積されているかどうかの判定がなされ(S8)、既に同一内容のものが蓄積されている場合は、それらの同一内容のパケットのいずれか一方が出力インターフェース44fを介して優先度つき音声復号部20へ送られ、他方は廃棄される。ステップS8でバッファ44hに未だ同一内容の音声パケットが蓄積されていない場合は、その優先度の高い音声パケットをバッファ44hに蓄積するとともに、制限時間経過の監視を開始、つまりタイマ44gが起動される(S7)。前記制限時間が経過すると、つまりタイマ44gがタイムアウトすると(S11)、バッファ44hに蓄積されている音声パケットが読み出されて、出力インタフェース44fを介して優先度つき音声復号部20へ送出される(S5)とともに、タイマがリセットされる(S9)。なお、優先度つき音声復号部20にパケットが送られた際には、既送出記憶部44dの情報は更新される。帯域保証された回線43から優先度の高い音声パケットが受信されると直ちにバッファ44hに蓄積し、つまりステップS7を直ちに実行するようにしてもよい。なお制御部44iはパケットとの入力、出力、バッファ44hへの蓄積、読み出し、各部を順次動作させるなどの制御を行う。ステップS8で同一と判断され、音声パケットが音声復号部20へ送出された時や、ステップS12で音声パケットを読み出して音声復号部20へ送出した時はバッファ44h内の対応パケットは消去する。
図1中に破線で示すように擬似優先制御ルータ41および44に接続されている回線42,47のいずれも、帯域が広いベストエフォート回線としてもよい。この場合は回線42と47は異なるネットワークAとBを通じて送信側と受信側が接続されるようにする。例えば異なる通信事業者が提供する2本の回線を用いるなど、要はパケットの通り道で混雑が予想される部分(ベストエフォート性の高い区間)が分離されていることが重要である。この場合は、送信側の擬似優先制御ルータ41は、優先度の高い音声パケットを常に両回線42と47に送信する。受信側の擬似優先制御ルータ44で回線42と47の両方から同一内容のパケットが届いた場合には、一方を優先度つき音声復号部20にルーティングし、他方を廃棄する。
この方法によっても擬似優先制御が可能となるのは、異なるネットワークを通じるベストエフォート回線の場合、大局的には、混雑時間帯は同じである可能性があるが、パケットの送出から到達までのせいぜい100ミリ秒〜200ミリ秒程度の短時間的には、一方の回線が混雑していても、他回線経由ではパケットが届く可能性が高いと考えられるためである。この方法の場合、受信側の擬似優先制御ルータ44では、図2に示した例の場合、回線47の受信パケットも優先度判定部44aで優先度の判定を行い、その他は同様の処理とすればよい。図4に示した例も同様に行うことができる。
図5は、ITU−T方式の電話端末を利用する場合の実施例である。図1における音声以外のデータは記載を省略した。
ITU−T方式とは、ITU−T標準方式の音声符号化を内蔵するものを指し、例えば、G.711、G.726、G.729方式などがある。ITU−T標準方式は、優先度つき音声符号化に対応していない。電話端末はルータ設備に比べて数が多いため、全電話端末を優先度つき音声符号化に対応させるためには、多大な費用が見込まれる。そこで、図5記載の実施例では、電話端末は既存のITU−T標準方式のものを用い、ITU−T方式電話端末51の出力であるITU−T方式音声パケットを、ITU−T方式復号部52に送って復号し、復号した信号を優先度つき音声符号化部19のディジタル音声信号入力とする。例えば複数のITU−T方式電話端末51がバス接続されてITU−T方式復号部52と接続され、これら複数の電話端末51の符号化音声出力に対し、ITU−T方式復号部52および優先度つき音声符号化部19が共通に利用される。優先度つき音声符号化部19は擬似優先制御ルータ41とバス接続されている。優先度つき音声符号化部19、擬似優先制御ルータ41、回線42,43又は47、ネットワークAおよびネットワークB、擬似優先制御ルータ44、優先度つき音声復号部20については、それぞれ図1の対応する部分と同一である。
受信側の優先度つき音声復号部20の出力であるディジタル音声信号は、ITU−T方式符号化部53に送られ、ITU−T標準方式で符号化され、バスを通じて着信されるべきITU−T方式電話端末54に送られる。この方法によって、ITU−T方式電話端末51,54からは、拠点間の優先制御等の特別な仕組みを意識することなく、ごく一般的なネットワークで通信をしているように見えるため、電話端末には、既存の安価なものをそのまま利用することが可能となる。必要に応じてITU−T方式復号部52と優先度つき音声符号化部19の組、優先度つき音声復号部20とITU−T方式符号化部53の組を複数設けてもよい。
なお、上記実施例は擬似優先制御ルータ41,44が2回線を利用する場合で説明したが、3回線以上を利用し、例えば優先度の高い音声パケットは互いに異なるネットワークを通じる2つ以上の帯域保証がない回線に送り、その1つの回線に優先度の低い音声パケットを送信するなどの同様の擬似優先制御を行ってもよい。スケーラブル符号化方法による優先度つき音声符号化により優先度の高いものと低いものとの2段階の優先度としたが、優先度を3段階以上とし、優先度の最も高いパケットを帯域保証された回線に、次に高いパケットを、帯域変動が多少ある回線又は帯域保証されていない複数回線に、最も低いパケットは1つの帯域保証されていない回線にそれぞれ送信するなどの制御を行ってもよい。
優先度の高い音声パケットを利用者側から見て実質的に帯域保証されている回線を通じて受信側へ送信する場合はサービス(利用契約)として帯域が保証されていれば、その回線が通るネットワークは、優先度の低い音声パケットを送信する帯域保証されていない回線が通るネットワークと同一であってもよい。
この発明による音声信号パケット送信装置、音声信号パケット受信装置、擬似優先制御ルータ41,44などはコンピュータによりプログラムを実行させて機能させてもよい。例えば図2又は図3に示した擬似優先制御ルータ44の機能を有する音声信号パケット受信装置として機能させるための音声信号パケット受信プログラムをコンピュータにCD−ROM、磁気ディスクなどの記録媒体又は通信回線を介してダウンロードして、そのプログラムを実行させればよい。
また、上述では音声信号を前提に実施例を説明したが、ディジタル画像信号の符号化でも、スケーラブル符号化の適用が可能であり、音声信号を画像信号、音声符号化を画像符号化に置き換えてもこの発明を適用することができる。
IP通信網上で音声通信を行う利用形態が普及してきており、この発明を適用することによって、安価で信頼性の高い音声通信が実現できる。
この発明の実施例により、2種類のネットワーク回線を利用して擬似的に優先制御を行う場合のシステム構成例を示すブロック図。 図1又は図5中の擬似優先制御ルータ44の機能構成例を示す図。 図1又は図5中の擬似優先制御ルータ44の他の機能構成例を示す図。 図1又は図5中の擬似優先制御ルータ44の処理手順の例を示す流れ図。 ITU−T方式の電話端末を利用する場合にこの発明を適用した場合のシステム構成例を示すブロック図。 従来の音声の優先制御通信の例を示すシステム構成図。 従来の音声の優先制御通信の他の例を示すシステム構成図。 優先度つき音声符号化部19の機能構成例を示す図。 優先度つき音声符号化に対応する復号部20の機能構成例を示す図。

Claims (14)

  1. 入力ディジタル音声信号をスケーラブル符号化方法により、優先度が付けられた複数の符号に符号化し、
    これら複数の符号をそれぞれその優先度に対応した優先度が付けられた音声パケットにパケット化し、
    その優先度の高い音声パケットを、受信側まで実質的に帯域が保証されている回線に送信し、
    優先度の低い音声パケットを、帯域保証がない非帯域保証回線に送信する音声信号パケット送信方法。
  2. 入力ディジタル音声信号をスケーラブル符号化方法により、優先度が付けられた複数の符号に符号化し、
    これら複数の符号をそれぞれその優先度に対応した優先度が付けられた音声パケットにパケット化し、
    その優先度の高い音声パケットを、異なるネットワークをそれぞれ通じる帯域保証がない複数の回線に送信し、
    低い優先度の音声パケットを、上記帯域保証がない回線の1つに送信する音声信号パケット送信方法。
  3. ITU−T(国際電気通信連合の標準化部門)標準方法により符号化された入力音声符号を復号して上記入力ディジタル音声信号を生成することを特徴とする請求項1又は2記載の音声信号パケット送信方法。
  4. 優先度の高い音声パケットと優先度の低い音声パケットとを受信する音声信号パケット受信方法であって、
    複数の回線から優先度の高い音声パケットを受信し、
    その受信した各優先度の高い音声パケットについて、スケーラブル符号化符号対応のディジタル音声信号復号手段へ既に入力したものと同一内容の音声パケットか否かを調べ、
    同一内容のものであれば、その音声パケットを廃棄し、同一内容のものでなければその音声パケットを上記音声信号復号手段へ入力し、上記音声信号復号手段は優先度の高い音声パケットと優先度の低い音声パケット又は優先度の高い音声パケットのみを用いて音声信号を再生する音声信号パケット受信方法。
  5. 複数の回線から音声パケットを受信し、
    その各受信した音声パケットが優先度の高いパケットであるか否かを判定し、
    優先度の高い音声パケットであればその音声パケットをバッファにあらかじめ定めた制限時間だけ蓄積し、
    上記制限時間内に受信した他の優先度の高い音声パケットと上記バッファに蓄積してあるものと同一内容の音声パケットか否か比較し、
    同一内容であれば、その受信した音声パケット又は上記バッファ内の同一内容の音声パケットの一方を、スケーラブル符号化符号対応のディジタル音声信号復号手段へ送り、
    上記制限時間内にバッファに蓄積した音声パケットと同一内容のものを受信しなければ、その蓄積した音声パケットを上記制限時間経過後に上記音声信号復号手段へ送り、
    受信した音声パケットが優先度の高いものでなければ、その音声パケットを上記音声信号復号手段へ送る音声パケット受信方法。
  6. 上記音声信号復号手段で復号されたディジタル音声信号を、ITU−T(国際電気通信連合の標準化部門)標準方法により符号化してITU−T標準符号化方法を採用した端末へ送信することを特徴とする請求項4又は5記載の音声信号パケット受信方法。
  7. 入力されたディジタル音声信号をスケーラブル符号化方法により優先度が付けられた複数の符号に符号化する優先度つき符号化部と、
    上記複数の符号が入力され、これらをその優先度に対応した優先度をつけた音声パケットに生成するパケット送出部と、
    上記音声パケットが入力され、その音声パケットの優先度に応じて、優先度が高い音声パケットを、少なくとも受信側まで実質的に帯域保証されている回線に送信し、優先度が低い音声パケットを帯域保証がない回線へ送信する擬似優先制御ルータと
    を具備する音声信号パケット送信装置。
  8. 入力されたディジタル音声信号をスケーラブル符号化方法により優先度が付けられた複数の符号に符号化する優先度つき符号化部と、
    上記複数の符号が入力され、これらをその優先度に対応した優先度をつけた音声パケットに生成するパケット送出部と、
    上記音声パケットが入力され、その音声パケットの優先度に応じて優先度が高い音声パケットを、互いに異なるネットワークを通じる帯域保証がない複数の回線に送信し、優先度が低い音声パケットを、上記複数の回線の1つに送信する擬似優先制御ルータと
    を具備する音声信号パケット送信装置。
  9. ITU−T標準方法により符号化された音声符号が入力され、これを復号して上記ディジタル音声信号として上記符号化部へ入力する復号部を備えることを特徴とする請求項7又は8記載の音声信号パケット送信装置。
  10. 複数の回線から音声パケットを受信する擬似優先制御ルータと、その擬似優先制御ルータからの音声パケットが入力され、スケーラブル符号化方法対応の優先度つき音声復号部とを備え、
    上記擬似優先制御ルータは受信した音声パケットが優先度の高いものか低いものかを判定し、優先度が低いと判定した音声パケットを上記優先度つき音声復号部へ送出する優先度判定部と、
    上記優先度判定部で判定された優先度が高い音声パケットが入力され、その音声パケットが既送出記憶部に記憶されている上記優先度つき音声復号部に既に送った優先度の高いパケットを示す情報と比較し、既に送ったパケットと同一内容のものか否かを判定し、同一内容であれば、その優先度の高い音声パケットを廃棄し、同一内容でなければその優先度の高い音声パケットを上記優先度つき音声復号部へ出力すると共にそのパケットを優先度つき音声復号部へ送ったことを示す情報を上記既送出記憶部に記憶してその記憶情報を更新する比較部と、
    上記優先度つき音声復号部へ送った優先度の高い音声パケットを示す情報が記憶される上記既送出記憶部とを備えることを特徴とする音声信号パケット受信装置。
  11. 複数の回線から音声パケットを受信する擬似優先制御ルータと、その擬似優先制御ルータからの音声パケットが入力され、スケーラブル符号化方法対応の優先度つき音声復号部とを備え、
    上記擬似優先制御ルータは受信した音声パケットが優先度の高いものか低いものかを判定し、優先度が低いと判定した音声パケットを上記優先度つき音声復号部へ送出する優先度判定部と、
    上記優先度判定部で判定された優先度が高い音声パケットが蓄積されるバッファと、
    上記バッファに音声パケットが蓄積されると起動され、タイマアウトすると上記バッファに蓄積されている音声パケットを上記優先度つき音声復号部へ送り、リセットされるタイマと、
    上記タイマの動作中に、上記優先度判定部で判定された優先度の高い音声パケットと上記バッファに蓄積されている音声パケットとを比較し、同一であればこれら両音声パケットのいずれかを上記優先度つき音声復号部へ送出し、上記タイマをリセットし、同一でなければ上記バッファへ蓄積し、上記タイマを起動する比較部とを備えることを特徴とする音声信号パケット受信装置。
  12. 送信側で請求項1又は2に記載した音声信号パケット送信方法により入力ディジタル音声信号を音声パケットとして受信側へ送信し、
    受信側で受信した音声パケットを請求項4又は5に記載した音声信号パケット受信方法によりディジタル音声信号に復号することを特徴とするディジタル音声信号パケット通信方法。
  13. 請求項10又は11に記載した音声信号パケット受信装置としてコンピュータを機能させるための音声信号パケット受信プログラム。
  14. 請求項13に記載した音声信号パケット受信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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