JP2005116994A - 半導体集積回路および半導体装置の設計方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 複数のインバータを奇数段直列に接続したリングオシレータROと、リングオシレータROの一部の配線(被害側配線)VICに沿って設けられる第1配線(加害側配線)AGGと、前記第1配線AGGに供給する第1パルスを発生するパルス発生回路PGENと、前記第1配線AGGと前記パルス発生回路PGENの間に接続された第1バッファ(加害ゲート)AGと、前記パルス発生回路PGENと前記第1バッファAGとの間に接続される第2配線を具備し、前記第1配線AGGと前記リングオシレータROの一部の配線VICとの間の距離は、前記第2配線と前記リングオシレータROの一部の配線VICとの間の距離より短くする。
【選択図】 図11
Description
Vdd=Vp+Vnoise(キルヒホッフの法則)
Cp・Vp=Cg・Vnoise(電荷保存の法則)
Ctotal(被害側配線の総容量)=Cp+Cg とすると、
Vnoise=Cp・Vdd/Ctotal
ただし、IC動作時のフル振幅を電源電圧のVdd、配線間に発生する電位差をVpとした。
(i)並行配線間容量Cpの総和が許容配線間容量Cpmaxを超えるときは、誤動作の危険性がある(NG)と判定する方法。
(ii)並行配線長Lpが配線間容量Cpに対応し、配線ネット長LnetがCtotalに対応すると考え、当該配線のネット長ごとに許容配線長Lpmaxを設定し、次式のように並行配線長Lpの総和が許容配線長Lpmaxを超えるときは、誤動作の危険性がある(NG)と判定する方法。
図1は、本発明の実施の形態1である半導体装置の設計方法のフローを示すブロック図である。
C’=C(1+K)=C+ΔC
K=A{1−exp(−B・|trfv/trfa|)} …式(1)
|x|はxの絶対値を示す。
(i)sgn(−trfv/trfa)←(符号を返す関数)の値を式(1)に乗じる。
(ii)K=A・tanh(B’・trfv/trfa)
として trfv/trfaが負となるケースでも妥当な値を出すよう変形してもよい。
Ctotal=Cg+Cpa+Cpb
一方、クロストークの影響を考慮した場合、被害側配線VICにおける寄生容量Ctotalは次式のようになる。
Ctotal=Cg+Cpa+Cpb(1+K)
さらに、図5により、被害側配線に並行する加害側配線が複数ある場合の計算式について詳しく説明する。図5(a)は、被害側配線VICの両側に加害側配線AGGa,AGGbが並行している状態を示す図、図5(b)は、被害側配線VICの両側に加害側配線AGGa,AGGbが並行している場合の各配線の寄生容量および寄生抵抗を示す図である。図5(a),(b)では、被害側配線VICと加害側配線AGGaの間で隣接して並行している部分(ノードA,B,C,D)に配線間容量Cpa1,Cpa2,Cpa3,Cpa4が、被害側配線VICと加害側配線AGGbの間で隣接して並行している部分(ノードA,B,C)に配線間容量Cpb1,Cpb2,Cpb3が存在している。また、被害側配線VICのノードA,B,C,Dには、被害側配線VICと基板の間に対基板容量Cg1,Cg2,Cg3,Cg4が存在している。加害側配線AGGa,AGGbと基板の間の対基板容量は省略してある。また、各配線のノード間には配線抵抗が分割して示されている。
Ctotal=Cg1+Cpa1+Cpb1
一方、クロストークの影響を考慮した場合、被害側配線VICの各ノードにおける寄生容量Ctotalは次式のようになる。
ノードA:Ctotal=Cg1+Cpa1+Cpb1(1+Ka)
ノードB:Ctotal=Cg2+Cpa2+Cpb2(1+Kb)
ノードC:Ctotal=Cg3+Cpa3+Cpb3(1+Kc)
ノードD:Ctotal=Cg4+Cpa4
ただし、Kは容量変換係数であり、容量変換定数A,B、被害側配線VICの各ノードにおける立ち上がり/立ち下がり時間trfv、加害側配線AGGbの立ち上がり/立ち下がり時間trfbで表すと、次式のようになる。
K=A{1−exp(−B・|trfv/trfb|)}
すなわち、
Ka=A{1−exp(−B・|(trfv@ノードA)/(trfb@ノードA)|)}
ここで、計算精度を高めるため、各ノードにおけるtrf情報を利用しているが、STAツールの都合や計算時間の都合により、並行開始位置でのtrfやソースゲート直後のtrfで代用してもよい。多くの場合並行開始位置でのtrfで充分な精度が得られるため以下これを用いるとして進める。
Tpd=tpd0+Cl・Ron
ただし、Ronは、nMOSトランジスタのオン抵抗である。
Tpd=tpd0+Cw・(Ron+k・Rw/2)
ただし、kはRC遅延補正係数であり、通常は1である。
Tpd=tpd0+Ron・Cw+k・Rw・Cw/2
同様にして、立ち上がり/立ち下がり時間Trfは次式で表される。
Trf(20−80%)=trf0+6・Ron・Cw/5+k・Rw・Cw/2
ただし、入力信号のTrfが大きい場合は、上記の式からずれてしまう。この場合は、入力信号のTrfごとのディレイテーブルを持ったり、入力信号のTrf補正項を持ったりすることにより解決する。
ΔC=C・K
K=A{1−exp(−B・|trfv/trfa|)}
ΔC=C・{A(1−exp(−B・|trfv/trfa|))}
したがって、クロストークノイズによるディレイ変動量Δtpdは次式で表される。
Δtpd=(Ron+k・Rm)・ΔC=(Ron+k・Rm)・C・{A(1−exp(−B・|trfv/trfa|))}
ただし、Kは容量変換係数、AおよびBは容量変換定数(テクノロジごとに一つの値であり、実測から補正をかけるのはこの値)、Rmは着目ノードまでの抵抗値である。
ΔCn=K・Cn
ただし、タイミングウインドウが重なっている場合のみ適用し、図29ではノードm,ノードn−1,ノードnのみタイミングウインドウが重なるとする。
K=A{1−exp(−B・|trfvn/trfan|)}
より、ディレイ総変動量ΔTPDは、次式のようになる。
ΔTPD(n)=A・α(n)・{1−exp(−B・|trfv/trfa|)}
ただし、nはネット条件である。
図18は、本発明の実施の形態2である半導体装置の設計方法のフローを示すブロック図である。
(ステップ1)並行位置における発生ノイズ量計算
(ステップ1.1)配線抵抗による容量遮蔽効果考慮(配線)
(ステップ1.2)配線抵抗による容量遮蔽効果考慮(次段入力容量)
(ステップ1.3)被害側ソースゲートによる電荷引抜効果考慮
(ステップ2)クロストークノイズのシンクゲートへのノイズ伝播効果(減衰)考慮
(ステップ3)被害タイミング考慮によるノイズ総量計算
(ステップ4)ノイズ総量と判定基準電圧との比較
以下、各ステップを具体的に説明する。
ノイズ発生量計算にはVnoise=Vdd・Cp/Ctotalを用いる。ただしここで、前に上げた(ステップ1.1),(ステップ1.2),(ステップ1.3)の3効果を考慮する。
配線抵抗による容量遮蔽効果とは、図30を用いて説明すると、配線にある状態遷移が発生するとき(充電とする)、低抵抗の場合遷移点近傍と遷移点から遠い点では同時刻においては同程度の電荷の充電が行われていたが、高抵抗となると遷移点から遠い点では配線抵抗に阻害され近傍と比較して少量しか充電がなされなくなる現象である。この現象により、被害側配線の総容量が減少するのを考慮に入れる。容量遮蔽効果を示す関数は、図31に示す通りさまざま変更可能であるが、一例として図31の(3)を用いた場合とし、以下説明する。また、考慮の方法を明確とするため単位長さあたりの抵抗及び容量は一定として進める。
図32に示すように、(ステップ1.1)で考慮した遮蔽効果係数を後段入力容量に適用する。
Ctotal(2)=Ctotal(1)+(1−Le/(2・leff_e))・Cin
Le>2・leff_eのとき、
Ctotal(2)=Ctotal(1)
図31の関数が(1),(2),(3)の場合は上記同様場合分けが必要である。図31の関数が(4)の場合は、
Ctotal(2)=Ctotal(1)+Cin・(1−tanh2(Le/leff_e))
(ステップ1.3)被害側ソースゲートによる電荷引抜効果考慮
図33を用いて説明する。ノイズ発生箇所にVnoiseのノイズが発生すると仮定すれば、電源とノイズ発生箇所間に電位差が発生するため、MOS(オン抵抗Ron)とノイズ発生箇所までの抵抗Rnを介して電流i=Vnoise/(Ron+Rn)が流れる(オームの法則より)。一方、Q=CVを時間微分すると、i=C・dV/dtが成立し、変形して、i・Δt=C・ΔVと書ける(i・Δtを引き抜き電荷の総量とする)。Δtを加害側trfに比例する値q・trfとすると、
Ctotal・Vnoise=Cp・Vdd−iΔt=Cp・Vdd−Vnoise/(Ron+Rn)・q・trf
Vnoiseについて解けば、次式のようになる。
Vnoise=Vdd・Cp/(Ctotal+q・trf/(Ron+Rn))
電荷の引抜効果が現れる範囲を前述の有効配線長内に駆動ゲートが現れた場合と規定すれば、
Ls≦leff_sのとき、
Ctotal(3)=q・trf/(p・Ron+Rn・Ls)+Ctotal(2)
Ls>leff_sのとき、
Ctotal(3)=Ctotal(2)
上記の条件分岐に従い、
Ctotal=Ctotal(1),Ctotal(2),Ctotal(3)とする。
t=R・C,C=Cw・x,R=Rw・x
よって、
t=Rw・Cw・x2
微分して、
d(R・C)=dt=2・Rw・Cw・dx
よって、図31についてf(x)/c:遮蔽関数(c=Cw)
F(x)総容量値は、
クロストークノイズ発生量Vnoiseを求めた後、クロストークノイズ発生量Vnoiseが被害側配線の配線長により減衰して、シンクゲート(配線の次段のゲート)に到達するノイズ量Vsinkを求める。具体的には、次式により、並行位置Leと被害側配線種からノイズ減衰量を求め、シンクゲートに到達するノイズ量Vsinkを求める。
Vsink=Vnoise・exp{−Rw・Le・(Cw・Le+b・Cin)/(a・trf)
このうち、a,bはチューニング定数であり多くの場合1でよい。
ノイズ量Vsinkを求めた後、被害タイミングを考慮しながら被害側配線に並行する全配線からのシンクゲートに到達するノイズ量Vsinkの総量を求める。図34、図35により被害タイミングの考慮方法を述べる。クロストークによる誤動作においては、加害配線の動作が被害配線にノイズパルスを発生させるというメカニズムで起こる。そのため、タイミングウインドウを加害側から被害側に乗せ変えるというプロセスを踏む必要がある。しかし、ディレイ計算プログラムの性質上、ネットの途中にあるtrfを入力することが不可能となる。そこで図34、(1)加害側のパスについて着目ネット間での状態遷移タイミングウインドウと、(2)被害側ソースゲートに標準波形(作成しているICで最も多くなると設計者が考えるtrf)を入力し、終端FFまで到達したケースでの状態遷移タイミングウインドウと、(3)被害側シンクゲートに標準波形を入力したと仮定して終端FFまで到達したケースでの状態遷移タイミングウインドウを用いて、図34に示すタイミングチャートのように終端FFでのノイズの状態遷移タイミングウインドウを取得する。このうち終端FFのデータ取り込みタイミングウインドウ(図中ではNG区間と表示)と重なる状態遷移タイミングウインドウを持つものは誤動作を引き起こすポテンシャルを持つノイズとなる。このような誤動作を引き起こす可能性を持つノイズについて、図35に示すように状態遷移のタイミングウインドウが重なる場合は和を取り、組み合わせの中で最も大きなノイズ量を持つものを、そのネットのクロストークノイズ量(Vnoise_着目ネット)とする。この着目ネットのクロストークノイズ量をシンクゲートの入力ピンの許容ノイズ電圧Vmaxで除算した結果(kv=Vnoise_着目ネット/Vmax)から、誤動作危険度係数がある値、例えば1より大きい場合をNGとする。
10,30 回路図
11,31 セルライブラリ
12,32 レイアウトデータ
13,33 配線RCネットリスト
14,34 ディレイライブラリ
16,36 デバイスパラメータ
17 容量変換定数(A,B)
18 配線RCネットリスト
20,21 ゲート群
22 着目配線
s1〜s3,sk,…,sn データ保持回路
RO リングオシレータ
TC タイミングコントロール部
PGEN パルス発生回路
CTN クロストーク印加部
TIM タイミング情報信号
ENC 制御信号
VMOD 被害パルスモード設定信号
AMOD 加害パルスモード設定信号
AGS 加害側パルス
VG 被害ゲート
AG 加害ゲート
VIC 被害側配線
AGG,AGG0,AGG1,AGG2,AGG3,AGGa,AGGb 加害側配線
BUF,BF1〜BF16 バッファ
INV インバータ
VEOR 被害パルスモード設定回路
AEOR 加害パルスモード設定回路
APG 加害パルス発生回路
DADJ タイミング調整回路
AC0〜AC3 クロストーク印加回路
AN1〜AN4 AND(アンド)ゲート
DL1 可変ディレイ回路(可変遅延回路)
XO1 XOR(エクスクルーシブオア)ゲート
FF1 フリップフロップ
Claims (20)
- 複数のインバータを奇数段直列に接続したリングオシレータと、
前記リングオシレータの一部の配線に沿って設けられる第1配線と、
前記第1配線に供給する第1パルスを発生するパルス発生回路と、
前記第1配線と前記パルス発生回路の間に接続された第1バッファと、
前記パルス発生回路と前記第1バッファとの間に接続される第2配線を具備し、
前記第1配線と前記リングオシレータの一部の配線との間の距離は、前記第2配線と前記リングオシレータの一部の配線との間の距離より短いことを特徴とする半導体集積回路。 - 請求項1記載の半導体集積回路において、
前記リングオシレータの一部の配線に沿って設けられる第3配線と、
前記第3配線と前記パルス発生回路との間に接続された第2バッファとを具備し、
前記第3配線は、前記第1配線より太いことを特徴とする半導体集積回路。 - 請求項1または2記載の半導体集積回路において、
前記第1パルスは、第1レベルと第2レベルとの間で遷移し、前記第1レベルに保持される期間より前記第2レベルに保持される期間が長い第1モードと、前記第1レベルに保持される期間より前記第2レベルに保持される期間が短い第2モードとを有し、
前記パルス発生回路は、前記第1モードと前記第2モードを切り換えるモード設定回路を有することを特徴とする半導体集積回路。 - レイアウトデータから、配線ネットリストを抽出する第1ステップと、
前記配線ネットリストの各配線について、配線間のクロストークによるディレイ変動量と等価的な容量を求める第2ステップと、
前記等価的な容量を用いて前記配線ネットリストに基づいてディレイ計算を行う第3ステップと、を有することを特徴とする半導体装置の設計方法。 - 請求項4記載の半導体装置の設計方法において、
前記第1ステップと前記第2ステップとの間に、前記配線ネットリストに基づいてディレイ計算を行う第4ステップをさらに有し、
前記第2ステップにおいて、前記第4ステップで得られた情報をもとに前記等価的な容量を求め、
前記第3ステップにおいて、前記等価的な容量に基づいて前記配線ネットリストを補正し、補正された前記配線ネットリストに基づいてディレイ計算を行うことを特徴とする半導体装置の設計方法。 - 請求項4または5記載の半導体装置の設計方法において、
前記第2ステップにおいて、並行配線間のタイミングウインドウが重なる部分がない場合は、前記等価的な容量をゼロとすることを特徴とする半導体装置の設計方法。 - 請求項4または5記載の半導体装置の設計方法において、
前記等価的な容量は、元の配線容量に容量変換係数を乗ずることにより求められることを特徴とする半導体装置の設計方法。 - 請求項7記載の半導体装置の設計方法において、
前記容量変換係数は、前記並行配線を伝播する信号の立ち上がり/立ち下がり時間に依存することを特徴とする半導体装置の設計方法。 - 請求項7記載の半導体装置の設計方法において、
前記容量変換係数は、評価回路の測定結果に基づいて補正されることを特徴とする半導体装置の設計方法。 - 請求項9記載の半導体装置の設計方法において、
前記評価回路は、請求項1または2記載の半導体集積回路であることを特徴とする半導体装置の設計方法。 - レイアウトデータから配線ネットリストを抽出する第1ステップと、
各並行配線の動作により被害側配線に発生するクロストークノイズ発生量を求める第2ステップと、
前記クロストークノイズ発生量が前記被害側配線の抵抗および容量により減衰して前記被害側配線の次段ゲートに到達するノイズ量を求める第3ステップと、
前記被害側配線について、前記ノイズ量の総和を求める第4ステップと、
前記ノイズ量の総和と許容ノイズ量とを比較し、クロストークノイズによる誤動作の危険性を判定する第5ステップと、を有することを特徴とする半導体装置の設計方法。 - 請求項11記載の半導体装置の設計方法において、
前記第1ステップと前記第2ステップとの間に、前記配線ネットリストに基づいてディレイ計算を行う第6ステップをさらに有し、
前記第2ステップにおいて、前記第6ステップで得られた情報をもとに前記クロストークノイズ発生量を求めることを特徴とする半導体装置の設計方法。 - 請求項11または12記載の半導体装置の設計方法において、
前記第2ステップにおいて、配線間容量および対基板容量を用いて前記クロストークノイズ発生量を求めることを特徴とする半導体装置の設計方法。 - 請求項11または12記載の半導体装置の設計方法において、
前記第2ステップにおいて、前記被害側配線の有効配線長を考慮して前記クロストークノイズ発生量を求めることを特徴とする半導体装置の設計方法。 - 請求項14記載の半導体装置の設計方法において、
前記有効配線長は、前記被害側配線の配線特性と加害側配線の立ち上がり/立ち下がり時間とから求められることを特徴とする半導体装置の設計方法。 - 請求項11または12記載の半導体装置の設計方法において、
前記第2ステップにおいて、前記被害側配線の前段ゲートの駆動力および前記被害側配線の後段ゲートの入力容量を考慮して前記クロストークノイズ発生量を求めることを特徴とする半導体装置の設計方法。 - 請求項11または12記載の半導体装置の設計方法において、
前記第4ステップにおいて、各加害側配線のタイミングウインドウの重なりを考慮して前記ノイズ量の総和を求めることを特徴とする半導体装置の設計方法。 - 請求項11または12記載の半導体装置の設計方法において、
前記第2ステップにおいて、前記クロストークノイズ発生量を求める際に使用される計算式内の係数は、評価回路の測定結果に基づいて補正されることを特徴とする半導体装置の設計方法。 - 請求項18記載の半導体装置の設計方法において、
前記評価回路は、
測定対象である被害側配線と、
前記被害側配線を駆動する第1前段ゲートと、
前記被害側配線を伝播した信号が入力される第1後段ゲートと、
前記第1後段ゲートの出力がデータ入力されるフリップフロップと、
前記被害側配線と並行する加害側配線と、
前記加害側配線を駆動する第2前段ゲートと、を有し、
前記第1前段ゲートおよび前記第2前段ゲートに入力される信号の極性、前記第1前段ゲートおよび前記第2前段ゲートの駆動力、前記被害側配線と前記加害側配線との並行位置、前記加害側配線の配線幅、前記第1後段ゲートの論理反転電圧、および前記フリップフロップのデータ取り込みタイミングを前記評価回路の設計および測定条件として種々設定し、前記評価回路を測定することを特徴とする半導体装置の設計方法。 - 請求項19記載の半導体装置の設計方法において、
前記評価回路は、前記第2前段ゲートの入力部と前記フリップフロップのクロック入力部との間に接続された可変遅延回路を有することを特徴とする半導体装置の設計方法。
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