JP2005116972A - Led給電回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】
車両用灯具の光源として用いられるLEDの給電回路のコスト低減を図る。
【解決手段】
回路導体として、平行に配置されたフラット導体16A、16Bに一括絶縁被覆が施されたフラットケーブル10を用いる。フラットケーブル10のフラット導体16A、16B間にLED12を接続する。LEDのアノード側リードが接続されたフラット導体は、カソード側リードが接続されたフラット導体よりも通電時の温度上昇が低いことが実験で確認されたので、アノード側のフラット導体16Aの幅をカソード側のフラット導体16Bの幅よりも狭くして、導電材料の使用量を少なくする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、主に車両用灯具の光源として用いられるLED(発光ダイオード)の給電回路に関するものである。
自動車のフロント部やリア部のランプには多数のLEDが使用されており、その給電用配線材としては、電線、バスバー、回路基板などが使用されている。例えば特許文献1には、立体的階段状に形成された樹脂製ハウジングの裏面に導電性の回路導体部を形成し、ハウジングの表面側に多数のLEDを配置し、各LEDの端子を、ハウジングに形成したパンチ孔を貫通させて前記回路導体部に半田付け接続した配線構造が開示されている。
特開2003−133917号公報
一方、実際に自動車に使用されているLEDの給電回路としては、立体的に形成したバスバーに多数のLEDを搭載し、各LEDの端子をバスバーに半田付けにより接続したものが主流となっている。
一般に灯具としてのLEDは発熱体であり、安定した発光を維持するためには、ある程度の放熱が必要である。LEDの放熱手段としては、LEDで発生した熱をLEDが接続された給電導体に逃がして放熱するのが一般的である。このため従来のLED用給電導体は表面積を広くすることで放熱効果を高めている。
従来、LEDの給電導体には、LEDのアノード側もカソード側も同一断面積の電線又は同一幅のバスバーが使用されてきた。これは、LEDのアノード側もカソード側も発熱による温度上昇は同じであると考えられていたからである。ところが、本発明者がスナップ型LEDをフラットケーブルに接続して実験したところによると、フラットケーブルのフラット導体がLEDのアノード側もカソード側も同一サイズの場合、カソード側のフラット導体の温度上昇値がアノード側のフラット導体の温度上昇値よりも大幅に高くなることが判明した。
これは、カソード側のフラット導体の温度上昇値が許容値以内であれば、アノード側のフラット導体は必要以上の導電材料を使用していて無駄があることを意味する。またアノード側のフラット導体の導電材料を減らしてカソード側の導電材料を増やすことで、カソード側のフラット導体の放熱性を高めることができることを意味する。
本発明の目的は、フラットケーブルの導電材料の使用量を少なくして、コストの安いLED給電回路を提供することにある。
本発明に係るLED給電回路は、平行に配置されたフラット導体に一括絶縁被覆が施されたフラットケーブルの、前記フラット導体間にLEDを接続したものであって、前記LEDのアノード側リードが接続されたフラット導体の幅を、カソード側リードが接続されたフラット導体の幅よりも狭くしたことを特徴とするものである。
本発明に係るLED給電回路は、LEDのアノード側リード及びカソード側リードがフラットケーブルのフラット導体に突き刺し型接続子により接続されているものであることが好ましい。
また本発明に係るLED給電回路は、LEDのアノード側リードが接続されたフラット導体の幅を、カソード側リードが接続されたフラット導体の幅の2分の1以下とすることがより好ましい。
本発明によれば、LEDのカソード側リードが接続されたフラット導体は所要の放熱性を確保できる幅とし、アノード側リードが接続されたフラット導体はそれよりも幅を狭くすることができるので、フラットケーブルの導電材料の使用量が少なくて済み、コストダウンを図ることができる。またLEDのカソード側リードが接続されたフラット導体の幅を広くすることにより放熱性をより向上させることも可能である。
図1及び図2は本発明の一実施形態を示す。図において、10は所望の立体形状に折り曲げられたフラットケーブル、12はフラットケーブル10の所定の位置に実装されて立体的に配置された多数のLED、14はフラットケーブル10の折り曲げ形状を保持する支持ベースである。
フラットケーブル10は平行配置された2本のフラット導体16A、16Bにプラスチックフィルム(ポリエチレンテレフタレートフィルム等)の張り合わせにより一括絶縁被覆18を施したものである。一方のフラット導体16Aには各LED12のアノード側リード20Aが接続され、他方のフラット導体16BにはLED12のカソード側リード20Bが接続されている。2本のフラット導体16A、16Bは、厚さは同じであるが、LED12のアノード側リード20Aが接続されたフラット導体16Aの方が、カソード側リード20Bが接続されたフラット導体16Bよりも幅を狭くしてある。フラットケーブル10の一端には、一対の雄端子24A、24Bを有するコネクタ22が取り付けられており、フラットケーブル10はこのコネクタ22により電源に接続されるようになっている。
支持ベース14は、湾曲したランプレンズの形状に合うように階段状に形成されている。フラットケーブル10はこの支持ベース14の表面に沿うように立体的に折り曲げられ、支持ベース14に形成された固定爪26により支持ベース14に固定されている。
LED12の端子20A、20Bと、フラットケーブル10のフラット導体16A、16Bとの接続は、半田付けにより行ってもよいが、図2に示すように突き刺し型接続子28を用いて行うことが好ましい。すなわち図2の接続構造は、フラットケーブル10の絶縁被覆18を剥ぐことなく、LED12の端子20A、20Bをフラットケーブル10のフラット導体16A、16B上に配置し、図3に示すような突き刺し型接続子28を用いて端子20A、20Bとフラット導体16A、16Bを接続したものである。接続子28は金属板を加工して、背板部30の両側に下向きに突き刺し片32を形成したものである。この接続子28を端子20A、20Bに跨らせ、突き刺し片32をフラットケーブル10のフラット導体16A、16Bのある位置に突き刺して、フラットケーブル10を貫通した突き刺し片32の先端部を内側に曲成してかしめれば、端子20A、20Bとフラット導体16A、16Bを接続することができる。
上記のLED給電回路において、LED12のアノード側リード20Aが接続されたフラット導体16Aの幅を、カソード側リード20Bが接続されたフラット導体16Bの幅よりも狭くしたのは、次のような実験結果に基づくものである。図4は、2本のフラット導体を有するフラットケーブルにLEDの端子を半田付けにより接続し、定格電流を流したときの、LEDのアノード側リードが接続されたフラット導体と、カソード側リードが接続されたフラット導体の温度上昇を測定した結果である。2本のフラット導体は同じサイズで、厚さ0.25mm、幅5.8mmである。半田付けはフラットケーブルの絶縁被覆を除去して行ったが、温度測定は絶縁被覆の表面で行った。測定箇所は、LED端子が接続された箇所L=0mmと、そこから長手方向にL=25mm、50mm、100mm、200mm離れた各点である(後述の図5(B)参照)。
この実験結果によれば、アノード側のフラット導体の方がカソード側のフラット導体よりも温度上昇が格段に低いことが分かる。これは、カソード側のフラット導体の幅を温度上昇が許容範囲に入るように設定した場合、アノード側のフラット導体は、温度上昇がカソード側のフラット導体と同程度になるまで幅を狭くしても差し支えないことを意味する。アノード側のフラット導体の幅を狭くすれば、その分フラットケーブルの銅使用量が少なくて済み、フラットケーブルのコストを低減することができる。
また上記のLED給電回路において、LEDの端子をフラットケーブルのフラット導体に、半田付けではなく、突き刺し型接続子により接続したのは次の理由による。第一はフラットケーブルの絶縁被覆を剥ぐ手間がかからないからであり、第二は放熱性が向上するからである。放熱性の向上は次のような実験から明らかとなった。
図5は、LED12を接続する回路導体及びその接続方法を変えて回路導体の温度上昇値を測定した場合の、測定箇所を示したものである。(A)は回路導体としてフラットケーブル10のフラット導体16A、16Bを用い、LED12の端子20A、20Bを突き刺し型接続子28で接続した場合である。(B)は回路導体としてフラットケーブル10のフラット導体16A、16Bを用い、LED12の端子20A、20Bを半田付け34で接続した場合である。(C)は回路導体として銅バスバー36A、36Bを用い、LED12の端子20A、20Bを半田付け34で接続した場合である。フラットケーブル10のフラット導体16A、16Bは両方とも銅製で、厚さ0.15mm、幅5.2mmである。銅バスバー36A、36Bは両方とも厚さ0.5mm、幅5.2mmである。測定箇所は、LEDのカソード側リードが接続された箇所L=0mmと、そこから長手方向にL=25mm、50mm、100mm、200mm離れた各点である。
図6は上記の各回路に定格電流150mAを流した場合の平衡時の温度上昇値を、各測定箇所で測定した結果を示すグラフである。図6によれば、同じフラットケーブル(FFC)を用いた場合でも、突き刺し型接続子による接続では半田付けによる接続に比べ温度上昇が低くなっていることが分かる。これは、突き刺し型接続子が電気的接続機能のほかにヒートシンク的機能を有し、半田付けに比較して温度上昇を低く抑えているためと考えられる。また図6によれば、フラットケーブルは、導体断面積の大きいバスバーに比べ、温度上昇が低くなっていることも分かる。この現象は、フラットケーブルの絶縁被覆が熱を溜めるのではなく、熱を伝導して、その多くを拡散放熱していることによるものと考えられる。この実験結果からバスバーにLEDの端子を半田付け接続した従来の接続構造よりも、フラットケーブルを回路導体としてLEDの端子を突き刺し型接続子で接続した構造の方が、放熱性が向上することが確認された。そして、フラットケーブルを回路導体としてLEDの端子を突き刺し型接続子で接続した実験によると、アノード側のフラット導体の幅は、カソード側のフラット導体の幅の半分以下にできることも分かった。
本発明に係るLED給電回路の好ましい実施形態を示す斜視図。 本発明のLED給電回路における、LEDとフラットケーブルとの好ましい接続構造を示す、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は底面図、(D)は(B)のD−D線断面図。 図2の接続構造に用いた突き刺し型接続子の一実施形態を示す、(A)は正面図、(B)は側面図。 LEDが接続されたフラットケーブルの、アノード側のフラット導体とカソード側のフラット導体の幅が同じ場合における、通電時の両フラット導体の温度上昇を示すグラフ。 (A)はフラットケーブルにLEDを突き刺し型接続子で接続した場合、(B)は同じフラットケーブルにLEDを半田付けで接続した場合、(C)はバスバーにLEDを半田付けで接続した場合の、温度上昇測定箇所を示す平面図。 図5の各場合について、各測定箇所で温度上昇を測定した結果を示すグラフ。
符号の説明
10:フラットケーブル
12:LED
14:支持ベース
16A、16B:フラット導体
18:絶縁被覆
20A:アノード側リード
20B:カソード側リード
22:コネクタ
28:突き刺し型接続子
32:突き刺し片

Claims (3)

  1. 平行に配置されたフラット導体に一括絶縁被覆が施されたフラットケーブルの、前記フラット導体間にLEDを接続したLED給電回路であって、前記LEDのアノード側リードが接続されたフラット導体の幅を、カソード側リードが接続されたフラット導体の幅よりも狭くしたことを特徴とするLED給電回路。
  2. 請求項1記載のLED給電回路であって、LEDのアノード側リード及びカソード側リードはフラットケーブルのフラット導体に突き刺し型接続子により接続されていることを特徴とするLED給電回路。
  3. 請求項2記載のLED給電回路であって、LEDのアノード側リードが接続されたフラット導体の幅が、カソード側リードが接続されたフラット導体の幅の2分の1以下であることを特徴とするLED給電回路。
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