JP2005111967A - 寒冷地用品質シート - Google Patents
寒冷地用品質シート Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005111967A JP2005111967A JP2003384360A JP2003384360A JP2005111967A JP 2005111967 A JP2005111967 A JP 2005111967A JP 2003384360 A JP2003384360 A JP 2003384360A JP 2003384360 A JP2003384360 A JP 2003384360A JP 2005111967 A JP2005111967 A JP 2005111967A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating material
- heat insulating
- sheet
- bran
- polypropylene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
【課題】 保温材をふすまとポリプロピレンで構成することにより、効果的な保冷効果を得ることができると共に、厚みが3mm以下でも有効性があり、複雑な加工(袋状)も可能であり、多目的に使用できる寒冷地用品質シートを提供する。
【解決手段】 保温材の上面及び下面にアルミフィルムを設けると共に、その上面及び下面に帆布を設けてなる寒冷地用品質シートであって、保温材がふすまとポリプロピレンとの混合物であることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 保温材の上面及び下面にアルミフィルムを設けると共に、その上面及び下面に帆布を設けてなる寒冷地用品質シートであって、保温材がふすまとポリプロピレンとの混合物であることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、主にビール等の飲料を適温に保温して運搬する場合に使用する寒冷地用品質シートに関するものである。
従来の技術として、保温や保冷のものが多々開示されているが、例えば、片面金属蒸着合成樹脂フィルムを片面アルミニウム蒸着ポリエステルフィルム、合成樹脂シートをポリエチレンシートとしたことを特徴とする保冷カバーが開示されている。(特許文献1参照)
上記のような形態のものは、アルミニューム、ポリエステル、ポリエチレン等による保冷カバーであり、他に発泡ウレタン材を使用した形態のものも多く市場に出回っている。
しかしながら、データ的(保温データ)に、すぐれたものが少なく、厚みを厚くして対応しているのが現状である。
しかしながら、データ的(保温データ)に、すぐれたものが少なく、厚みを厚くして対応しているのが現状である。
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたもので、保温材をふすまとポリプロピレンで構成することにより、効果的な保冷効果を得ることができると共に、厚みが3mm以下でも有効性があり、複雑な加工(袋状)も可能であり、多目的に使用できる寒冷地用品質シートを提供するものである。
課題を解決するための手段として、保温材の上面及び下面にアルミフィルムを設けると共に、その上面及び下面に帆布を設けてなる寒冷地用品質シートであって、保温材がふすまとポリプロピレンとの混合物であること。また、ふすまとポリプロピレンが、重量比で4対6であること。さらに、保温材の厚みが3mm以下であること。さらにまた、保温材が、ふすまとポリプロピレンを水発泡させてなること。その上、帆布が、ナイロン帆布であることを特徴とする。
1)、ふすまとポリプロピレンによる保温材の上下にアルミフィルム及びナイロン帆布等を設ける構造により、従来品と比較し、保冷効果がすぐれてなる効果を有する。
2)、ふすまとポリプロピレンを、重量比で4対6に構成することにより、コスト的、効果的にもバランスの良い結果となった。
3)、保温材の厚みが3mm以下においても、有効な結果が得られ、薄いため加工しやすく、嵩張らず、軽量で、多目的に使用できる効果がある。
4)、ビール樽の保温材として、凍結防止用に効果を有し、冬場に特に必要とされるものである。
2)、ふすまとポリプロピレンを、重量比で4対6に構成することにより、コスト的、効果的にもバランスの良い結果となった。
3)、保温材の厚みが3mm以下においても、有効な結果が得られ、薄いため加工しやすく、嵩張らず、軽量で、多目的に使用できる効果がある。
4)、ビール樽の保温材として、凍結防止用に効果を有し、冬場に特に必要とされるものである。
寒冷地用品質シート1は、ふすまとポリプロピレンとの混合物による保温材2の上面及び下面にアルミフィルム3を設けると共に、その上面及び下面にナイロン帆布4を設けてなるものである。
なお、ふすまとポリプロピレンの重量比を4対6とするのが望ましい。
また、保温材2の厚みを3mmとするのが望ましい。
さらに、保温材2は水発泡(ふすまとポリプロピレンを水で混合し、熱を加えて発泡させるもの)させてなるものである。
なお、ふすまとポリプロピレンの重量比を4対6とするのが望ましい。
また、保温材2の厚みを3mmとするのが望ましい。
さらに、保温材2は水発泡(ふすまとポリプロピレンを水で混合し、熱を加えて発泡させるもの)させてなるものである。
上記寒冷地用品質シート1及び比較として厚さ4mmの発泡ウレタンによる断熱材の上下面にナイロン布を設けてなるウレタンシートUの保温試験を行った。
まず、試験装置SSとして、下面に断熱材Dを設置し、その上面に10℃に温度設定したビール樽Bを置き、ビール樽Bの側面に温度センサSを設け、温度計Oにて表示するもので、ビール樽Bの外周に寒冷地用品質シート1とウレタンシートUを設け、別々に試験する。
初期条件として、外気温度Gを−15℃とし、ビール樽Bの温度を10℃とし、1時間後から15時間後までのビール樽Bの温度を測定した。
まず、ビール樽Bのみの場合は、1時間30分で0℃以下となった。
また、ウレタンシートUの場合は、10時間後において0℃以下となった。
寒冷地用品質シート1においては、14時間後において0℃となり、保温効果が非常に大きいことがわかった。
また、ウレタンシートUの場合は、10時間後において0℃以下となった。
寒冷地用品質シート1においては、14時間後において0℃となり、保温効果が非常に大きいことがわかった。
また、保温材2の厚みが3mm以下でも効果があり、ビール樽Bの外周を保持する専用袋の加工も簡単にできる。
さらに、トラック用の幌として加工しても有効であり、他の飲料水や食品にも使用できる。
さらに、トラック用の幌として加工しても有効であり、他の飲料水や食品にも使用できる。
1−−−寒冷地用品質シート
2−−−保温材
3−−−アルミフィルム
4−−−ナイロン帆布
2−−−保温材
3−−−アルミフィルム
4−−−ナイロン帆布
Claims (5)
- 保温材の上面及び下面にアルミフィルムを設けると共に、その上面及び下面に帆布を設けてなる寒冷地用品質シートであって、保温材がふすまとポリプロピレンとの混合物であることを特徴とする寒冷地用品質シート。
- ふすまとポリプロピレンが、重量比で4対6であることを特徴とする請求項1記載の寒冷地用品質シート。
- 保温材の厚みが3mm以下であることを特徴とする請求項1又は2記載の寒冷地用品質シート。
- 保温材が、ふすまとポリプロピレンを水発泡させてなることを特徴とする請求項1、2又は3記載の寒冷地用品質シート。
- 帆布が、ナイロン帆布であることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の寒冷地用品質シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003384360A JP2005111967A (ja) | 2003-10-09 | 2003-10-09 | 寒冷地用品質シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003384360A JP2005111967A (ja) | 2003-10-09 | 2003-10-09 | 寒冷地用品質シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005111967A true JP2005111967A (ja) | 2005-04-28 |
Family
ID=34544793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003384360A Pending JP2005111967A (ja) | 2003-10-09 | 2003-10-09 | 寒冷地用品質シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005111967A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180002765U (ko) * | 2017-03-17 | 2018-10-01 | 안기성 | 쿨링백 적층구조 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57191521U (ja) * | 1981-05-30 | 1982-12-04 | ||
JPS59168452U (ja) * | 1983-04-27 | 1984-11-10 | 株式会社 ミツウマ | 養生シ−ト |
JPH07190289A (ja) * | 1993-11-11 | 1995-07-28 | Sosho Ryu | 保温材 |
JPH09109306A (ja) * | 1995-10-17 | 1997-04-28 | Pajiero Seizo Kk | 車両用幌 |
JP2001009949A (ja) * | 1999-07-02 | 2001-01-16 | Nippo Kk | 発泡体シートおよびこれを用いた保冷容器 |
-
2003
- 2003-10-09 JP JP2003384360A patent/JP2005111967A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57191521U (ja) * | 1981-05-30 | 1982-12-04 | ||
JPS59168452U (ja) * | 1983-04-27 | 1984-11-10 | 株式会社 ミツウマ | 養生シ−ト |
JPH07190289A (ja) * | 1993-11-11 | 1995-07-28 | Sosho Ryu | 保温材 |
JPH09109306A (ja) * | 1995-10-17 | 1997-04-28 | Pajiero Seizo Kk | 車両用幌 |
JP2001009949A (ja) * | 1999-07-02 | 2001-01-16 | Nippo Kk | 発泡体シートおよびこれを用いた保冷容器 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180002765U (ko) * | 2017-03-17 | 2018-10-01 | 안기성 | 쿨링백 적층구조 |
KR200490450Y1 (ko) * | 2017-03-17 | 2019-11-13 | 안기성 | 쿨링백 적층구조 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Silverstein et al. | Porous polymers | |
Verkerk et al. | Properties of high flux ceramic pervaporation membranes for dehydration of alcohol/water mixtures | |
CA2982347C (en) | Thermally insulating foam with vertically elongated cells | |
BR112016006949B1 (pt) | Processo para a produção de partículas expandidas de espuma feitas de um grânulo, partícula expandida de espuma, processo para a produção de uma peça de molde, peça de molde e uso da peça de molde | |
TW201430034A (zh) | 用於隔熱容器之聚合材料 | |
US20200010246A1 (en) | Reusable Waterproof Ice Storage Bag For Use Inside Of Coolers | |
JP2005111967A (ja) | 寒冷地用品質シート | |
WO2008129715A1 (ja) | 空洞含有樹脂成形体及びその製造方法、並びに、昇華転写記録材料用又は熱転写記録材料用の受像フィルム又はシート | |
US20160169575A1 (en) | Abs liners and cooling cabinets containing same | |
EP1355103B1 (en) | Preinsulated pipe | |
TWI643755B (zh) | 樹脂發泡片的製造方法及樹脂發泡成形品的製造方法 | |
US9132604B2 (en) | Thermal panel | |
EP3377566B1 (en) | Formulation of polymeric mixtures for the production of cross-linked expanded pvc foams and process for producing said foams | |
JP5598839B2 (ja) | 光拡散性発泡シートおよびその製造方法、バックライト装置、並びに照明装置 | |
Iida et al. | Reversible selectivity of water/organic solvent mixtures in poly (lactic acid) film | |
US20210053742A1 (en) | Multipack Beverage Container Insulation System | |
WO2013103890A2 (en) | Cooler having reflective film | |
JP2001129939A (ja) | ポリスチレン系樹脂発泡積層体および容器 | |
JP2023111038A (ja) | 熱可塑性樹脂発泡シート、熱可塑性樹脂発泡シート成形体及び熱可塑性樹脂発泡シート成形体の製造方法 | |
Van Savage | Rising raw material costs pushing alum | |
CN104083097A (zh) | 一种饮料保温、冷却箱 | |
TH72117A (th) | การขนส่ง | |
JP2022102867A (ja) | 熱可塑性樹脂積層発泡シート及びその製造方法並びに熱可塑性樹脂積層発泡シート成形体及びその製造方法 | |
JP2009153702A (ja) | 敷物 | |
TW201120111A (en) | Method for producing foamed plastic bead. |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20061006 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20091102 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20091117 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20100413 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |