JP2005111588A - 工具異常監視方法と工具異常監視システム - Google Patents

工具異常監視方法と工具異常監視システム Download PDF

Info

Publication number
JP2005111588A
JP2005111588A JP2003346474A JP2003346474A JP2005111588A JP 2005111588 A JP2005111588 A JP 2005111588A JP 2003346474 A JP2003346474 A JP 2003346474A JP 2003346474 A JP2003346474 A JP 2003346474A JP 2005111588 A JP2005111588 A JP 2005111588A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
machining
abnormality
monitoring
monitoring signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003346474A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryunosuke Tsuboi
竜之介 坪井
Kunisuke Kono
国祐 江野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Industries Co Ltd filed Critical Hitachi Industries Co Ltd
Priority to JP2003346474A priority Critical patent/JP2005111588A/ja
Publication of JP2005111588A publication Critical patent/JP2005111588A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • Drilling And Boring (AREA)
  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Abstract

【課題】加工部品が1品1品異なり、部品毎の加工時間が工具寿命より長いような非量産大物部品の加工に対しても工具の異常を監視することができるようにしたい。
【解決手段】部品12を加工する工作機械の工具13にセンサ14を設け、センサ14で得る加工モニタリング信号と参照用の加工モニタリング信号を比較して工具13の異常を監視するものであり、部品12の加工時間が工具13の寿命より長いものについて、参照用の加工モニタリング信号を得るために工具13と同種の工具18を参照工具として用い、工具13による部品12の加工に際し参照工具18により参照用の加工モニタリング信号を得る。
【選択図】図1

Description

本発明は、工作機械における工具の異常を監視する工具異常監視方法と工具異常監視システムに関するものである。
工作機械の無人連続運転は、省人化による人件費低減、作業者待ちを無くし稼働率向上が期待できる。無人連続運転に向けた課題の1つとして、損傷や摩耗といった工具異常の監視の自動化が挙げられる。工具異常の監視とは、工具異常により、工作機械および加工部品が損傷を被る事態を回避するため、異常な工具形状変化や、異常な加工中のモータ電流/トルクや振動が発生していないか監視することである。
従来、工作機械の工具異常を監視する方法としては、工具異常により工具形状が変化することを利用し、形状変化を間欠的に接触センサあるいは光学センサで得て閾値判定する直接的な工具監視方法と、センサで得るモータ電流/トルク、振動、Acoustic Emission等の加工モニタリング信号が、工具異常が発生した場合に変化することを利用し、これらを間欠的または連続的に閾値判定する間接的な監視方法とがある。
工作機械としては、再現性の高い安定した加工条件を選ぶことにより無人運転とし、工具寿命を加工部品個数や加工時間によって設定して、自動工具交換装置により工具を次々と取り替えていく構成が主流である。工具寿命は加工内容によってまちまちだが、一般に15ないし30分程度である。
間接的な監視方法が用いる加工モニタリング信号には、工具異常により変化する成分と、被削材種、硬度、工具、切削諸元の違い等、元々の加工内容によって定まる成分とがある。
工具異常を検出するためには、工具異常により変化する成分だけを対象として閾値判定する必要が有り、そのためには現在使用している工具による加工モニタリング信号と、同じ被削材種、硬度、工具、切削諸元等の条件において正常な工具で加工することによって得られる参照用の加工モニタリング信号に由来する閾値とを比較しなければならない。
参照用の加工モニタリング信号は、量産部品の加工においては、1個目の加工部品で試し加工をおこなうことで採取することができる。
工具異常監視に関わる全体を自動化するためには、参照用の加工モニタリング信号の採取も自動化しなければならない。加工部品毎の加工時間が工具寿命より十分短く、同一工具で多数の同じ部品を繰返し加工する量産部品加工においては、従来下記の特許文献のような、正常な工具による参照用の加工モニタリング信号を、工具交換直後の新品工具の状態で1個目の部品を加工して採取することによって得て閾値を自動設定し、2個目の部品以降は採取する加工モニタリング信号と閾値とを比較して工具異常監視をおこなう方法が提案されている。
この場合、工具交換時に参照用の加工モニタリング信号を得れば、交換後2個目以降の加工部品における加工モニタリング信号を、参照用の加工モニタリング信号と比較して、その差異の大きさを閾値判定することにより工具異常を判定できる。
特開平6−218655号公報
しかし上記従来技術では、加工部品が1品1品異なり、部品毎の加工時間が工具寿命より長い非量産大物部品の加工に対しては適用できない。なぜなら部品毎の加工時間が工具寿命より長いと、工具間で加工内容が異ったり、1つの工具が複数の異なる加工内容を担当してしまうため、加工モニタリング信号は被削材種、硬度、工具、切削諸元の違い等、元々の加工内容によって定まる成分までも違ってしまい、工具異常により変化する成分だけを抜き出して閾値判定することが不可能なためである。
非量産大物部品の加工時間は、1mを超える寸法を持つ回転機械ケーシング加工等を例にすると、各加工部位の加工時間の合計が300分を超えるものもあり、先に示した一般的な工具寿命時間の数倍である。また、工具寿命を加工部品個数や加工時間によって設定して自動工具交換装置により工具を次々と取り替えていくことにより無人運転とする方法も、同様の理由から工具寿命を設定することができないため適用できない。
このため、非量産大物部品の加工加工に対する無人運転は現状では困難であった。
それゆえ本発明の目的は、加工部品が1品1品異なり、部品毎の加工時間が工具寿命より長いような非量産大物部品の加工に対しても工具の異常を監視することができる工具異常監視方法と工具異常監視システムを提供することである。
上記目的を達成する本発明工具異常監視方法の特徴とするところは、部品を加工する工作機械の工具にセンサを設け、該センサで得る加工モニタリング信号と参照用の加工モニタリング信号を比較して該工具の異常を監視する工具異常監視方法において、部品の加工時間が該工具の寿命より長いものについて、参照用の加工モニタリング信号を得るために該工具と同種の工具を参照工具として用い、該工具による部品の加工に際し該参照工具により参照用の加工モニタリング信号を得ることにある。
また、上記目的を達成する本発明工具異常監視システムの特徴とするところは、部品を加工する工具にセンサが設けられた工作機械と、該工作機械で使用する工具の交換を行なう自動工具交換装置と、該工作機械および該自動工具交換装置に動作指令を出すNC制御装置と、該工作機械の工具に設けられたセンサで得る加工モニタリング信号と参照用の加工モニタリング信号を比較して該工具の異常を監視する工具異常監視装置とを有する工具異常監視システムにおいて、該NC制御装置は部品の加工時間が該工具の寿命より長いものについて、該自動工具交換装置に部品の加工を行なう工具と参照用の加工モニタリング信号を得るために該工具と同種の工具を参照工具として交換を行なう指示を出し、該工作機械に該工具による部品の加工に際し該参照工具による加工を行なう指示を出し、さらに該工具異常監視装置に該参照工具による加工中に参照用の加工モニタリング信号を得て記憶しておく指示と該工作機械が該工具による部品の加工中に該センサから加工モニタリング信号を得て該参照用の加工モニタリング信号と比較し工具の異常を監視する指示を出すようになされていることにある。
本発明によれば、加工部品が1品1品異なり部品毎の加工時間が工具寿命より長いような非量産大物部品の加工に対しても工具の異常を監視することができる。
以下、図1および図2に基づいて本発明の一実施形態を説明する。
図1は本発明になる工具異常監視システムを示しており、10はNC工作機械で、11はNC工作機械10の加工機本体、12は加工機本体11に装着した工具13で加工をしている加工部品、14は工具13から加工モニタリング信号を採取するセンサ、15はNC工作機械10のNC制御装置、16はNC制御装置12におけるNCプログラム、17は加工機本体11に装着する工具13を自動交換する自動工具交換装置で、内部に参照用の加工モニタリング信号を得るための工具13と同種の参照工具18と交換用の予備工具13Aを保管している。19は、NC工作機械10に設けた通信インターフェースである。
ここでは1種の工具で工具異常監視について説明するが、他種の工具も加工部品12に対して使用するのであれば、自動工具交換装置17は工具13と同種の交換用の参照工具及び予備工具13Aの保管に合わせて、その他複数種の工具とそれらと同種の参照工具及び予備工具も組として保管する。
30は工具異常監視装置で、その監視装置本体31はAD変換器32を介してセンサ14から送られてくる加工モニタリング信号を記憶しておく記憶装置33と信号特徴量抽出装置34と閾値設定装置37と信号比較装置38を有している。
信号特徴量抽出装置34はデジタルフィルタ35と特徴量計算部36から構成され、信号比較装置38は高域比較器39と低域比較器40から構成されている。
41は、工具異常監視装置30に設けた通信インターフェースである。
NC工作機械10側の通信インターフェース19と工具異常監視装置30側の通信インターフェース41を介して、NC制御装置12から工具異常監視装置30に対し後述する各種指令(指示)が出され、その指令の基づいて工具異常監視装置30が工具13の異常監視を遂行する。
工具異常監視装置30では、センサ14が採取した加工部品12の例えば、切削加工のアナログ加工モニタリング信号がAD変換器32でデジタル信号変換されて記憶装置33に記憶され、信号特徴量抽出装置34に入力され、信号比較装置38で異常検知をすると、NC制御装置15にNC工作機械1の停止信号を出力する。
信号特徴量抽出装置34では、記憶装置33に格納された信号をカットオフ周波数に従ってデジタルフィルタ35が高域成分と低域成分とに弁別し、それぞれの特徴量を特徴量計算部36で計算する。特徴量の計算例としては、高域成分は交流波形の実効値、低域成分は平均値、などがある。
閾値設定装置37では、参照用の参照工具18による加工時にセンサ14で採取した参照用の加工モニタリング信号から得た特徴量に基づき閾値判定に用いる閾値を設定する。閾値設定の例としては、特徴量の1.2〜2.0倍程度を閾値とする。
信号比較装置38では、現在使用している工具による加工モニタリング信号から得た特徴量と参照用の参照工具による加工モニタリング信号から得た特徴量に由来する閾値とを高域比較器39及び低域比較器20により比較し、閾値を超えた場合に異常と判定し停止信号を出力する。
NC制御装置15は、通信インターフェース19,41を通してNCプログラム16に保有した、加工モニタリング信号採取開始/終了、加工モニタリング信号比較開始/終了、カットオフ周波数や閾値調整等のパラメータの指示を工具異常監視装置30に与える。
NC制御装置15は、自動工具交換装置17に工具の交換の指令を出し、自動工具交換装置17ではその指令に基づいて、参照工具18や予備工具13Aの交換を行なう。
工具異常監視装置30の信号特徴量抽出装置34で加工モニタリング信号(モータ負荷、振動、またはAcoustic Emission(金属破壊における超音波放射))を高域成分と低域成分との2つに弁別する理由は、工具異常の発生により切削抵抗の異常な増大やびびり振動が引き起こされる場合、加工モニタリング信号においては、高域成分のみの増大、低域成分のみの増大、あるいは両方の増大という形で発現するので、これら相互の干渉を避け、閾値判定の精度を高めるためである。
工具異常監視装置30は通信インターフェース19,41によってNC制御装置15からNCプログラム15に従って指令(指示)を受け取るが、このような構成をとる理由は、第一には後述する参照用の参照工具に一時交換して短時間加工する工作機械の動作と、参照用の参照工具による加工モニタリング信号を採取する異常監視機能の動作を連動させる手順をNCプログラム16中に一元的に記述設定する必要があること、第二には必要な期間のみ異常監視させたりあるいは異常監視が難しい始動や停止の瞬間は監視しないといった選択的な動作を行なわせたり、閾値調整のパラメータをNCプログラム16から渡して閾値を調整させたり、高域成分と低域成分とを分離するカットオフ周波数のパラメータをNCプログラム16から渡すというような異常監視動作の制御を行なうためである。
閾値調整のパラメータの例としては、参照工具による参照用加工モニタリング信号から得た特徴量を何倍して閾値とするか、などがある。
また、通信インターフェース19,41を介しての通信例としては、NCプログラム16中で変数に指示やパラメータを代入し、これを通信ソフトウェアを介して工具異常監装置30が周期的に参照(ポーリング)することで値の変化を捕捉する方法があり、必要な通信ハードウェア、ソフトウェアは、公知のものを用いている。
図2は、図1のNC制御装置15におけるNCプログラム16のフローを示しており、以下、図2に従って工具異常監視を説明する。
加工例として、非量産部品の切削加工で、1品1品異なる加工部品を加工しなければならない例を挙げる。加工方法(旋削、フライス、穴明けなど)、センサの種類は問わない。
作業を開始すると、先ず、ステップ(以下、Sと略記)1で加工機本体11に加工部品12を装着する。そしてNC制御装置15では、S2でNCプログラム16の読込みを行なう。そして、S3で自動工具交換装置17に対し加工機本体11に参照工具18を装着させる。
通常のNCプログラム16の場合は、工具の選択と装着の命令文の後に、モータの回転数、工具の送り速度、および工具の移動経路(工具の移動により切削される)を指示する命令文が続くというブロックが複数集まった構成になっているが、本実施形態では工具異常監視を行なうので、閾値設定を自動でおこなう命令文ブロックが通常の加工の前に挿入され、通常の加工中にも、工具異常監視の開始、終了を指示する命令文が挿入される。
そこで、S4で通信インターフェース19,41を介してカットオフ周波数、閾値調整パラメータを工具異常監視装置30へ指示することを行なう。工具異常監視装置30側では、この指示に従って、S21においてカットオフ周波数と閾値調整のパラメータの設定を行なう。
加工機本体11に対しては、S5で加工諸元の設定と短時間加工の指示を出す。
加工機本体11はS5での加工指示に従って加工を始めるので、S6で工具異常監視装置30に通信インターフェース19,41を介して参照用の加工モニタリング信号採取開始の指示を出す。工具異常監視装置30はこの指示に基づいて、S22で参照用の加工モニタリング信号採取開始し、AD変換器32を介して参照用の加工モニタリング信号採取を行ない(S7)、続くS23で信号特徴量抽出装置34の特徴量計算部36で特徴量の抽出を行ない、閾値設定装置37で閾値の設定を行なう。
NC制御装置15は、閾値設定装置37から閾値設定終了の報告が来ると、S8に進んで参照用加工モニタリング信号採取終了の指示を工具異常監視装置30に通信インターフェース19,41を介して出し、工具異常監視装置30はその指示に基づいてS24で参照用加工モニタリング信号採取終了処理を行なう。
図2のNCプログラム6では、工具異常監視装置30へ指示する命令文は、変数に値を代入し、工具異常監視装置30が周期的に参照(ポーリング)することで値の変化を捕捉する方法を用いており、値が変化したタイミングが動作を開始するタイミングとなり、値の中身が動作の内容を制御する。
以上の処理で参照用加工モニタリング信号採取は完了するので、NC制御装置15はS9で参照工具18による加工は終了とし、S10に進んで自動工具交換装置17に対し加工機本体11に本来の工具13を装着させ、S11で加工機本体11に加工緒元の設定を加工開始の指示を出す。
すると、加工機本体11は加工部品12に対し加工を開始するので、NC制御装置15はS12に進んで工具異常監視装置30に工具異常監視開始の指示を出す。
工具異常監視装置30はその指示に基づいて、S31で工具異常監視を開始し、AD変換器14を介してS13で加工モニタリング信号の採取を行い、S32に進んで入手した加工モニタリング信号から特徴量計算部36において特徴量の抽出をして、前以て設定した閾値を閾値設定装置37から得て信号比較装置38で特徴量と閾値の比較を行なう。
そして、特徴量が閾値を越えていれば工具に異常ありとして、S33で異常検知ありを記憶する。加工機本体11はS14でNC制御装置15から特徴量と閾値の比較結果を受けて異常検知信号があれば、異常有りとしてS15に進み、機械を停止させる。
工具13による所望の加工が終了する期間内に異常検知信号がなければ、NC制御装置15はS16に進んで、工具異常監視終了の指示を工具異常監視装置30に出し、その指示に基づいて工具異常監視装置30はS34で工具13の異常監視を終了し、加工終了とする。
このようにして工具異常監視装置30を使用するよう記述されたNCプログラム16により、加工部品12は参照用の正常な参照工具により短時間加工された後、自動工具交換装置17で異常監視対象である現在使用している本来の工具に交換が行なわれ、加工機本体11において加工部品12の加工と工具異常監視装置30での工具異常監視が実行される。
以上説明したとおり、本実施形態では非量産部品でも加工中の工具異常監視ができ、工作機械の無人連続運転が可能である。無人連続運転は省人化による人件費低減、作業者待ちを無くし稼働率を向上する効果がある。
本発明の一実施形態になる工具異常監視システムの構成を示す図である。 図1に示したNC制御装置におけるNCプログラムによる工具異常監視のフロー図である。
符号の説明
10‥NC工作機械
11‥加工機本体
12‥加工部品
13‥工具
13A‥予備工具
14‥センサ
15‥NC制御装置
16‥NCプログラム
17‥自動工具交換装置
18‥参照工具
19‥通信インターフェース
30‥工具異常監視装置
31‥監視器本体
32‥AD変換器
33‥記憶装置
34‥信号特徴量抽出装置
35‥デジタルフィルタ
36‥特徴量計算部
37‥閾値設定装置
38‥信号比較装置
39‥高域比較器
40‥低域比較器
41‥通信インターフェース

Claims (3)

  1. 部品を加工する工作機械の工具にセンサを設け、該センサで得る加工モニタリング信号と参照用の加工モニタリング信号を比較して該工具の異常を監視するものにおいて、
    部品の加工時間が該工具の寿命より長いものについて、参照用の加工モニタリング信号を得るために該工具と同種の工具を参照工具として用い、該工具による部品の加工に際し該参照工具により参照用の加工モニタリング信号を得ることを特徴とする工具異常監視方法。
  2. 部品を加工する工具にセンサが設けられた工作機械と、該工作機械で使用する工具の交換を行なう自動工具交換装置と、該工作機械および該自動工具交換装置に動作指令を出すNC制御装置と、該工作機械の工具に設けられたセンサで得る加工モニタリング信号と参照用の加工モニタリング信号を比較して該工具の異常を監視する工具異常監視装置とを有する工具異常監視システムにおいて、
    該NC制御装置は部品の加工時間が該工具の寿命より長いものについて、該自動工具交換装置に部品の加工を行なう工具と参照用の加工モニタリング信号を得るために該工具と同種の工具を参照工具として交換を行なう指示を出し、該工作機械に該工具による部品の加工に際し該参照工具による加工を行なう指示を出し、さらに該工具異常監視装置に該参照工具による加工中に参照用の加工モニタリング信号を得て記憶しておく指示と該工作機械が該工具による部品の加工中に該センサから加工モニタリング信号を得て該参照用の加工モニタリング信号と比較し工具の異常を監視する指示を出すようになされていることを特徴とする工具異常監視システム。
  3. 上記請求項2の工具異常監視システムにおいて、該工具異常監視装置は工具異常を検知してその旨を該NC制御装置に送るようになされており、該NC制御装置は該工具異常監視装置から工具異常の通知に基づいて該工作機械に該工具による部品の加工を停止する指示を出すようになされていることを特徴とする工具異常監視システム。
JP2003346474A 2003-10-06 2003-10-06 工具異常監視方法と工具異常監視システム Pending JP2005111588A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003346474A JP2005111588A (ja) 2003-10-06 2003-10-06 工具異常監視方法と工具異常監視システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003346474A JP2005111588A (ja) 2003-10-06 2003-10-06 工具異常監視方法と工具異常監視システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005111588A true JP2005111588A (ja) 2005-04-28

Family

ID=34539386

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003346474A Pending JP2005111588A (ja) 2003-10-06 2003-10-06 工具異常監視方法と工具異常監視システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005111588A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016052692A (ja) * 2014-09-02 2016-04-14 三菱電機株式会社 数値制御装置
JP2020069596A (ja) * 2018-10-31 2020-05-07 株式会社三井ハイテック 加工装置及び加工方法
JP7409361B2 (ja) 2019-08-09 2024-01-09 住友電気工業株式会社 切削工具、切削工具用ホルダ、工具システム、通信方法および旋削用工具

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016052692A (ja) * 2014-09-02 2016-04-14 三菱電機株式会社 数値制御装置
JP2020069596A (ja) * 2018-10-31 2020-05-07 株式会社三井ハイテック 加工装置及び加工方法
JP7148361B2 (ja) 2018-10-31 2022-10-05 株式会社三井ハイテック 加工装置及び加工方法
JP7409361B2 (ja) 2019-08-09 2024-01-09 住友電気工業株式会社 切削工具、切削工具用ホルダ、工具システム、通信方法および旋削用工具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6257481B2 (ja) 数値制御装置
CN107738140B (zh) 一种监控刀具状态的方法、系统以及处理设备
JP4860444B2 (ja) 切削加工における異常検出方法
US11614728B2 (en) Machine tool management system that obtains a next maintenance period from a maintenance period model and a refinement algorithm
RU2180967C2 (ru) Автоматический текущий контроль состояния инструмента
US6260427B1 (en) Diagnostic rule tool condition monitoring system
US10391571B2 (en) Wire electric discharge machine controller having wire electrode replacement function
KR102648425B1 (ko) 진동 가속도 신호를 활용한 공구 파손감지 영역 자동설정 방법 및 진동 가속도 신호를 활용한 공구 파손감지장치
CN105676778A (zh) 基于传感器监测的智能制造方法和系统以及加工机床
CN108620950A (zh) 一种车削刀具加工状态监测方法及系统
JP3095881B2 (ja) 工具寿命予知装置
JP6392843B2 (ja) 工作機械、生産管理システム及び工具の寿命を予測・検出する方法
JP5543890B2 (ja) 工具摩耗検出方法及び工作機械
JP6151732B2 (ja) スピンドルのオーバヒートを回避する数値制御装置
JP2017209743A (ja) 加工装置
CN116967844A (zh) 一种用于数控机床的刀具状态监测和寿命预测系统及其使用方法
JP2022529172A (ja) 真空清掃機器における清掃プロセスを制御するための方法、及び真空清掃機器
CN114995286A (zh) 一种刀具负载监测方法、系统及存储介质
JP2005111588A (ja) 工具異常監視方法と工具異常監視システム
CN108115206B (zh) 利用切削刀具对工件进行加工的方法、控制装置和系统
JP2017064860A (ja) 加工異常監視方法およびその機能を備えたnc工作機械
CN117260386A (zh) 一种智能生产线机械式数控精雕机刀具磨损监测系统
CN113199304A (zh) 一种基于扩展卡尔曼滤波与切削力模型的换刀监测方法
US20150143967A1 (en) System, cutter assembly, and method for automatic chip breaking and cutting machine system
CN116765576A (zh) 用于清洁焊接工具的焊接电极的清洁设备和用于清洁焊接电极的方法