JP2005109984A - 画像取得装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 携帯性に優れ、簡単な操作で立体画像を取得できる画像取得装置を実現する。
【解決手段】 制御部11は、入力部12を介して入力された撮影指示に応じて、通信部17を介して他のデジタルカメラ1に撮像同期信号を送信する。この撮像同期信号は、他のデジタルカメラ1に所定時間後に撮影を行わせるための信号である。また、制御部11は、撮像部15を制御して、前述した所定時間の経過と同期させて、撮像を行わせる。通信部17は、他の画像取得装置が取得した画像データを受信し、受信した画像データを制御部11に供給する。制御部11は、画像処理部18を制御して、撮像部15が取得した画像データと通信部17を介して受信した画像データとから、立体視可能な合成画像を作成する。表示部19は、その合成画像を立体表示する。
【選択図】 図1
【解決手段】 制御部11は、入力部12を介して入力された撮影指示に応じて、通信部17を介して他のデジタルカメラ1に撮像同期信号を送信する。この撮像同期信号は、他のデジタルカメラ1に所定時間後に撮影を行わせるための信号である。また、制御部11は、撮像部15を制御して、前述した所定時間の経過と同期させて、撮像を行わせる。通信部17は、他の画像取得装置が取得した画像データを受信し、受信した画像データを制御部11に供給する。制御部11は、画像処理部18を制御して、撮像部15が取得した画像データと通信部17を介して受信した画像データとから、立体視可能な合成画像を作成する。表示部19は、その合成画像を立体表示する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、立体画像の取得及び表示が可能な画像取得装置に関する。
近年、立体画像を取得して表示させる種々の装置が提案されている。通常、このような装置では、例えば、2本のレンズを有する2眼式のカメラを用いて右目観察用の画像と左目観察用の画像とを取得し、立体視可能な画像を作成するのが一般的である(例えば、特許文献1)。
上述したような2眼式のカメラは、通常の1眼式カメラに比べてカメラ自体が非常に大きく、機動性に乏しかった。また、立体撮影のみを目的としたものがほとんどであり、また操作方法も複雑なものが多かったため、ユーザが気軽に普段から持ち運ぶようなケースは稀であり、広く普及することが困難であった。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、携帯性に優れ、簡単な操作で立体画像を取得できる画像取得装置を実現することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の観点に係る画像取得装置は、
被写体を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段が撮影した画像データを取得する画像取得手段と、
を備える画像取得装置であって、
同一の被写体を異なる撮影位置で撮影可能な一又は複数の他の画像取得装置との間で、同期して撮影を行うための撮影同期信号と該同期撮影によって取得した画像データ信号とを送受信する通信手段をさらに備える、
ことを特徴とする。
被写体を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段が撮影した画像データを取得する画像取得手段と、
を備える画像取得装置であって、
同一の被写体を異なる撮影位置で撮影可能な一又は複数の他の画像取得装置との間で、同期して撮影を行うための撮影同期信号と該同期撮影によって取得した画像データ信号とを送受信する通信手段をさらに備える、
ことを特徴とする。
この構成によれば、他の複数の画像取得装置と連動して無線で撮影を行い、またお互いの装置で取得した画像データを交換し合えるため、面白味のある画像取得装置が実現できる。
前記画像取得手段が取得した画像データと、前記通信手段が前記他の画像取得装置から受信した画像データとを合成して、立体視可能な画像を形成するための合成画像データを作成する画像合成手段をさらに備えてもよい。
また、前記画像合成手段が合成した前記合成データを、所定の観察位置において立体視可能な立体画像として表示する表示手段をさらに備えてもよい。
ユーザからの入力指示を受け付ける入力手段をさらに備え、
前記表示手段は、前記入力手段からの入力指示に応じて、前記合成データを立体画像と平面画像とに切り替えて表示するものであってもよい。
前記表示手段は、前記入力手段からの入力指示に応じて、前記合成データを立体画像と平面画像とに切り替えて表示するものであってもよい。
当該画像取得装置と前記他の画像取得装置との相対的な位置関係を算出する位置算出手段をさらに備え、
前記画像合成手段は、前記位置算出手段が算出した算出結果に基づいて、立体視可能な画像を形成するための合成画像データを作成するものであってもよい。
前記画像合成手段は、前記位置算出手段が算出した算出結果に基づいて、立体視可能な画像を形成するための合成画像データを作成するものであってもよい。
燃料電池をさらに備え、該燃料電池が供給する電力によって動作するものであってもよい。
前記燃料電池の電力残量を確認する確認手段をさらに備え、
前記通信手段は、前記他の画像取得装置との間で該電力残量の情報を送受信するものであってもよい。
前記通信手段は、前記他の画像取得装置との間で該電力残量の情報を送受信するものであってもよい。
本発明によれば、携帯性に優れ、簡単な操作で立体画像を取得できる画像取得装置を実現できる。
本発明の実施の形態に係る画像取得装置について、デジタルスチルカメラ(以下、デジタルカメラ)に本発明を適用した場合を例にとって、図面を参照して説明する。
本実施の形態に係るデジタルカメラ1は、図1にその内部構成を示すように、制御部11と、入力部12と、RAM13と、記憶部14と、撮像部15と、A/D変換部16と、通信部17と、画像処理部18と、表示部19と、信号光送受信部20と、位置算出部21と、電源部22と、電源監視部23とを備える。また、デジタルカメラ1は図2(a)及び(b)にその外観図を示すように、シャッターボタン31と、選択ボタン32と、ディスプレイ33と、レンズ34と、信号光出射器35と、受光器36と、電源室37とを有している。尚、デジタルカメラ1は、同様の機能を有する別のデジタルカメラ1と連動して撮影をおこなうことにより、立体表示可能な合成画像を作成する装置である。
制御部11は、デジタルカメラ1の全体の動きを制御するもので、所定のプログラムによって動作するプロセッサを主体に構成されている。また、制御部11は所定の内部タイマを備えており、タイマー撮影を行う際や、後述する撮影準備動作の際に、所定時間をカウントダウンする。
入力部12は、ユーザの入力を受け付ける入力ボタンやスイッチ等から構成され、撮影時のシャッターをきるシャッターボタン31や、選択入力を行う選択ボタン32等を備える。
RAM13は、情報を一時的に格納するメモリであり、各種プログラム、入力指示、入力データ及び処理結果の各種データを、制御部11でランダムアクセス展開可能に格納するメモリ領域を有している。
記憶部14は、電気的に書き込みできるフラッシュROM等の記録媒体から構成され、種々のデータや情報を記憶する。記憶部14は、大きく分けて、プログラムやデータなどを予め記憶するデータベース部と、撮像部15が撮影した画像等の画像データを記憶する画像データ格納部とから構成されている。
撮像部15は、画像の像を結ぶレンズ34、レンズを介して入力された画像の光信号を電気信号に変換して画像データを生成するCCD等の光電変換素子を有する。
A/D変換部16は、画像信号の各画素信号を10ビットのデジタル信号に変換するものである。A/D変換部16は、図示せぬA/Dクロック発生回路から入力されるA/D変換用のクロックに基づいて各画素信号(アナログ信号)を10ビットのデジタル信号に変換する。
通信部17は、アンテナ、高周波回路および符号化・復号化回路等から概略構成され、同等の無線通信機能を有する電子機器や情報処理装置と互いにデータの送信および受信を行う機能を備えている。通信部17は、後述する立体画像取得動作の際、別のデジタルカメラ1(以下、デジタルカメラ1b)に対して、当該デジタルカメラ1(以下、デジタルカメラ1a)の撮影と同期して撮影を行わせるための撮影指示信号を送信する。また、撮影後には、撮像部15が取得した画像データをデジタルカメラ1bに送信し、デジタルカメラ1bで取得された画像データを受信する。さらに、通信部17は、後述する燃料残量確認動作の際に、燃料電池の残量の確認を指示する残量確認指示信号をデジタルカメラ1bに送信し、確認結果であるデジタルカメラ1bの燃料電池の残量の情報を受信する。
画像処理部18は、後述する立体画像取得動作の際、当該デジタルカメラ1の撮像部15が取得した画像データと通信部17が受信したデジタルカメラ1bの撮影による画像データとから、レンチキュラーレンズを通して立体視可能な合成画像を作成する。具体的な作成方法についての説明は、後述する。
表示部19は、撮像部15が撮像した画像や、通信部17を介して外部から受信した画像、画像処理部18で加工された画像等を表示するものである。表示部19は、図3(a)に示すように、液晶ディスプレイDA及びDBから構成されている。液晶ディスプレイDAは公知のTFT(Thin Film Transistor)をスイッチング素子としたアクティブマトリクス液晶表示パネルから構成されている。一方、液晶パネルDBは、片側表面にストライプ状の複数の視差バリアパネルSBを備えている。この視差バリアパネルSBは、図4(a)に示すように光の進行方向を制御してユーザの左右の眼に異なる光が届くように分離するためのものであり、これにより、表示部19は画像を立体視可能に表示することができる。また、視差バリアパネルSBは、制御部11によって制御されて、図3(b)に示すように光を透過するように切り替わり、液晶ディスプレイDBは、図4(b)に示すようにユーザの左右の眼に同じ光が届くような通常の液晶パネルとして機能する。この液晶ディスプレイDB(視差バリアパネルSB)の切り替え動作は、入力部12を介して入力されたユーザからの指示に基づいて行われるものであり、ユーザは「2D表示」か「3D表示」かを選択ボタン32を操作して選択することにより、所望の表示モードで画像を表示させることが可能である。
信号光送受信部20は赤外線等のセンサから構成され、デジタルカメラ1の側面に位置している。信号光送受信部20は、図2に示すような赤外線等から成る信号光を出射する信号光出射器35を有し、また、信号光出射器35からの信号光を受光する受光器36を備える。この信号光出射器35及び受光器36の組は、筐体Aの左側面及び右側面の両方に設けられていることが望ましい。
位置算出部21は、所定の内部タイマを備え、信号光送受信部20が信号光を発光した時刻と受光した時刻や、筐体Aの左右どちらの方向から信号光を受光したか等の情報から、当該デジタルカメラ1と他のデジタルカメラとの相対位置を算出するものである。
電源部22は、デジタルカメラ1を駆動するエネルギーの供給源であり、図2に示す電源室37と、その内部に格納可能な所定の燃料電池とによって構成される。燃料電池は、例えばメタノール(CH3OH)を燃料として用い、図5に示すように、燃料貯蔵部41と、マイクロリアクタから成る気化部42と、マイクロリアクタから成る燃焼部43と、改質部44と、マイクロリアクタから成るCO除去部45と、燃料残量確認センサ46と、燃料電池から成る発電部47とから構成される。
燃料貯蔵部41は、燃料電池の燃料(例えばメタノール)を貯蔵している。燃料貯蔵部41に蓄えられている燃料は、気化部42及び燃焼部43にそれぞれ供給されることになるが、気化部42に供給される燃料は水を十分含み、燃焼部43に供給される燃料には水をあまり含まないことが望ましい。
気化部42は、燃料貯蔵部41から供給される燃料を気化するために設けられている。気化部42で気化した燃料は、改質部44に供給される。
燃焼部43は、燃料貯蔵部41から供給される燃料を酸素と反応させることにより、気化部42、改質部44、CO除去部45での反応に必要な熱量を生成する。また燃焼部43で生成された副生成物である水を必要に応じて後述する改質部44やCO除去部45に供給させてもよい。
燃焼部43は、燃料貯蔵部41から供給される燃料を酸素と反応させることにより、気化部42、改質部44、CO除去部45での反応に必要な熱量を生成する。また燃焼部43で生成された副生成物である水を必要に応じて後述する改質部44やCO除去部45に供給させてもよい。
改質部44は、気化部42から供給される気化した燃料と、燃焼部43で生成された水とを反応させ、発電に必要な水素(H2)を発生させる。この際、水素と共に二酸化炭素(CO2)が発生するが、同時に、一酸化炭素(CO)が僅かに発生する場合がある。
CO除去部45は、改質部44から供給される主に水素及び二酸化炭素で構成される混合気に含まれる一酸化炭素を、酸素又は水と反応させることにより、二酸化炭素に変換する。これにより、供給された混合気に含まれている、有害な一酸化炭素が除去される。
燃料残量確認センサ46は、燃料貯蔵部41に残っている燃料の量を確認するためのセンサであり、燃料による光の屈折を利用した光学センサであってもよく、重量センサであってもよい。
発電部47は、具体的には、図6に示すように、カソード61と、イオン導電膜62と、アノード63と、から構成される。発電部47は、CO除去部45から水素が供給され、供給された水素は、触媒反応により水素イオン(H+)と電子(e−)とに分離する。この分離された電子は発電部47の燃料電池のアノード63−カソード61間を流れることによって生じるよる電気エネルギ−を二次電池等の充電部48に充電させる。充電部48で充電された電気エネルギーはデジタルカメラ1の電子回路に供給され、デジタルカメラ1が動作する。なお充電部48は、デジタルカメラ1に脱着可能に設けられてもよく、デジタルカメラ1から取り外しできない構造であってもよい。
つまりカソード61には、CO除去部45から水素を含む流体が供給され、供給された水素は、カソード61での触媒反応により水素イオン(H+)と電子(e−)とに分離される。そして、水素イオンは、イオン導電膜62を透過してアノード63に供給され、電子は、充電部48を経由してアノード63に供給される。これにより、デジタルカメラ1が動作する。
また、アノード63には、酸素(O2)が供給されている。そして、イオン導電膜62を透過した水素イオンと、デジタルカメラ1又を経由して供給される電子と、酸素と、が反応して、複生成物である水(H2O)が生成される。この時の水は、燃料貯蔵部41に回収してもよく、改質部44等での化学反応の生成系として用いてもよい。
以上のような構成を有する燃料電池は、通常の電池パックよりも寿命が長いため、長期間、電池を取り替える必要がなくなる。即ち、以上のような燃料電池を備えるデジタルカメラ1を使用することにより、長時間の動作が可能となる。また、長時間、電池を取り替える必要がなくなるので、廃棄物の増加を抑えることができる。さらに、燃料電池から排出されるのは水と二酸化炭素であるので、発電によって環境が破壊されることはなく、環境への影響を最小限に抑えることができる。
電源監視部23は、制御部11からのアクセスに応答して、前述した燃料残量確認センサ46が検出した燃料の残量の情報を制御部11に供給するものである。制御部11は電源監視部23での情報信号に基づいて表示部19に燃料貯蔵部41内の燃料の残量状態を表示させる信号を表示部19に出力する。
次に、本実施の形態に係る画像取得装置の動作について、図面を参照して説明する。本実施の形態に係るデジタルカメラ1は、同様の構成を有する他のデジタルカメラ1と連動して撮影を行うことによって、立体画像を取得する。その際、前述したように、立体画像取得動作の前段階として、所定の準備動作を必要とする。以下、その準備動作について図7および図8のフローチャートを参照して説明する。
図7に示すように、ユーザAとユーザBとが、同一の被写体に向けてそれぞれのデジタルカメラ1を構えているとする。まず、ユーザAが自己の保持するデジタルカメラ1(以下、デジタルカメラ1a)の選択ボタン32を操作し、「立体画像撮影モード」を選択して入力する(ステップS101)。その入力を受けて、入力部12は、立体画像撮影モードが選択されたことを示す所定レベルの信号を制御部11に供給する。
制御部11は、入力部12からの信号を受け取ると、信号光送受信部20に信号光を発光するよう、指示を送る。信号光送受信部20は、その指示を受けて、自己の信号光出射器35から、筐体Aの側面側(ユーザから見て左右方向)の所定範囲内に信号光を発光する(ステップS102)。
制御部11及び信号光送受信部20は、信号光が、ユーザBのデジタルカメラ1(以下、デジタルカメラ1b)からの信号光を受光器36が受光するのを待つ(ステップS103)。その間、制御部11は自己の内部タイマによって所定時間のカウントダウンを行う。
一方、信号光送受信部20が信号光を受信した場合(ステップS104:Yes)、処理はステップS106に進む。一方、信号光送受信部20が未だ信号光を受信していない場合(ステップS104:No)、制御部11は、所定時間が経過してタイムアウトになっていないかどうかを判定する(ステップS105)。タイムアウトになった場合(ステップS105:Yes)、処理はステップS109にジャンプする。一方、タイムアウトになっていない場合(ステップS105:No)、ステップS103に戻り、引き続き待機を続ける。
ステップS104で信号光送受信部20が信号光を受信すると、位置算出部21は、信号光送受信部20が信号光を送信した時刻と受信した時刻、筐体Aの側面のどちら側から(ユーザから見て左右どちらから)受光したかに基づいて、デジタルカメラ1aとデジタルカメラ1bとの相対的な位置関係を算出する(ステップS106)。
制御部11は、ステップS106で位置算出部21が算出した結果に基づいて、デジタルカメラ1aとデジタルカメラ1bとが、立体画像を取得可能な所定の視差範囲にあるか否かを判定する(ステップS107)。
制御部11は、デジタルカメラ1aとデジタルカメラ1bとが所定の範囲内に位置していると判定すると(ステップS107:Yes)、撮影準備が完了したことを示す所定レベルの信号を各部に供給し、その旨を示すメッセージをユーザに向けて表示させる(ステップS108)。一方、所定の範囲外であると判定すると(ステップS107:No)、制御部11は現段階では撮影は不可能であることを示す所定のメッセージを、表示部19に表示させる(ステップ109)。
以上で、デジタルカメラ1aにおける撮影準備動作が完了する。尚、デジタルカメラ1b側の撮影準備動作についての説明は、ここでは省略する。
次に、前述の撮影準備動作が完了した後のデジタルカメラ1の立体画像撮像動作について、図9のフローチャートを参照して説明する。まず、ユーザA側の装置であるデジタルカメラ1aの立体画像撮像動作について、図9(a)のフローチャートを参照して説明する。
まず、ユーザAは通常の撮像動作と同様に、被写体Mにレンズを向けてシャッターボタンを押下する。シャッターボタンが押下されると(ステップS201)、入力部12は制御部11に向けて所定レベルの信号を発する。制御部11は、入力部12からの信号を受信すると、所定の撮像同期信号を通信部17を介してデジタルカメラ1b(ユーザB)に送信する(ステップS202)。
撮像同期信号を送信してから一定時間経過後、制御部11は撮像部15に撮像を指示する。撮像部15は、制御部からの指示に従って、撮像を行う(ステップS203)。
撮像後、撮像部15は撮像結果である画像の画像信号をA/D変換部16に送る。A/D変換部16は、その画像信号を受け取ってデジタル信号化し、画像データとして制御部11に供給する。制御部11は、受け取った画像データを記憶部14に供給し、記憶部14はこれをRAM13に一時的に格納する。また、制御部11は、受け取った画像データを通信部17を介してデジタルカメラ1b(ユーザB)に送信する。さらに、制御部11は、デジタルカメラ1bから、デジタルカメラ1bが取得した画像データが送られてくるのを待ち、通信部17を介して、デジタルカメラ1bからの画像データを受信する(ステップS204)。
次に、制御部11は、RAM13に一時的に記憶した画像データと、デジタルカメラ1bから送られた画像データとを、画像処理部18に供給する。画像処理部18は、これらの画像データを加工し、立体視用の画像データを作成する。具体的には、図10に示すように、デジタルカメラ1aで取得した画像データGaと、デジタルカメラ1bから受信した画像データGbとから、それぞれ画像をストライプ状に切り出し、それを左右交互に規則的に並び替えて配置することにより、合成画像を作成する(ステップS205)。
制御部11は、画像処理部18が作成した合成画像を、表示部19に供給する。表示部19はその画像を、自己の液晶ディスプレイに表示する(ステップS206)。
以上で、デジタルカメラ1aの動作が終了する。次に、図9(b)のフローチャートを用いて、デジタルカメラ1bの立体画像撮像動作について説明する。
通信部17は、デジタルカメラ1aから送信された撮像同期信号を受信すると(ステップS301)、その信号を制御部11に供給する。制御部11は、撮像同期信号に従って撮像部15を制御し、撮像を指示する。撮像部15は、制御部からの指示に従って、デジタルカメラ1aと同期して撮像をおこなう(ステップS302)。
撮像後、撮像部15は撮像結果である画像の画像信号をA/D変換部16に送る。A/D変換部16は、その画像信号を受け取ってデジタル信号化し、画像データとして制御部11に供給する。制御部11は、受け取った画像データを記憶部14に供給し、記憶部14はこれをRAM13に一時的に格納する。また、制御部11は、受け取った画像データを通信部17を介してデジタルカメラ1a(ユーザA)に送信する。さらに、制御部11は、デジタルカメラ1aから、デジタルカメラ1aが取得した画像データが送られてくるのを待ち、通信部17を介して、デジタルカメラ1aからの画像データを受信する(ステップS303)。
次に、制御部11は、RAM13に一時的に記憶した画像データと、デジタルカメラ1aから送られた画像データとを、画像処理部18に供給する。画像処理部18は、これらの画像データを加工し、立体視用の画像データを作成する(ステップS304)。
制御部11は、画像処理部18が作成した合成画像を、表示部19に供給する。表示部19はその画像を、自己の液晶ディスプレイに表示する(ステップS305)。
以上で、デジタルカメラ1bの動作が終了する。
次に、図11を参照して、デジタルカメラ1の燃料残量確認動作について説明する。この動作は、ユーザAが、自己の保持するデジタルカメラ1aの通信機能を用いて、ユーザBの保持するデジタルカメラ1bの燃料電池の残量を確認する動作である。まず、図11(a)のフローチャートを参照して、デジタルカメラ1aの動作について説明する。
まず、ユーザAは入力部12の選択ボタン32を操作して、撮像モードから所定の燃料確認モードへの切り替え指示を入力する。燃料確認モードに切り替わると(ステップS401)、入力部12の入力によって制御部11が入力部12からの信号を受信すると、所定の燃料残量確認指示信号を通信部17を介してデジタルカメラ1b(ユーザB)に送信する(ステップS402)。
制御部11は、デジタルカメラ1bから、燃料残量確認の結果が送られてくるのを待ち、通信部17を介して、デジタルカメラ1bの燃料貯蔵部41内の燃料残量の情報を示す信号を受信する(ステップS403)。
制御部11は、通信部17を介して受け取った燃料残量確認結果を、表示部19に供給する。表示部19はその結果を、自己の液晶ディスプレイに表示する(ステップS404)。
以上で、デジタルカメラ1aの動作が終了する。次に、図11(b)のフローチャートを参照して、デジタルカメラ1bの動作について説明する。
通信部17は、燃料残量確認指示信号を受信すると(ステップS501)、その信号を制御部11に供給する。制御部11は、指示信号に従って電源監視部23に指示を送り、燃料電池の残量を確認させる。電源監視部23は、制御部からの指示に従って、燃料残量確認センサ46にアクセスし、燃料貯蔵部41内の燃料残量の情報を得る(ステップS502)。
電源監視部23は、燃料残量確認センサから得た燃料残量の情報を、制御部11に供給する。制御部11は、その情報を通信部17に供給し、通信部17はそれを所定の確認結果信号としてデジタルカメラ1aに送信する(ステップS503)。
以上で、燃料電池の残量確認の動作が終了する。
以上説明したように、複数のデジタルカメラ1を用いて同期的に撮影を行うことで、立体的な画像を簡単な操作で取得することができる。また、燃料電池の残量の確認も片方側からのみ行うことができ、携帯する際に便利である。
尚、本発明は上記実施の形態で説明したものに限定されず、様々な変形及び応用が可能である。
例えば、上記実施の形態ではデジタルカメラに本発明を応用した例を示したが、これには限定されず、例えばカメラ付き携帯電話等に本発明を適用することも可能である。
また、上記実施の形態で示した通信部の通信方式は任意であり、例えばBluetooth、TDMA、FDMA、CDMA等の通信方式を用いて実現可能である。
また、上記実施の形態では2人のユーザによって撮影が行われる例を示したが、片方のカメラを特定位置に固定するなどして、一人で2台のカメラを用いて撮影を行うことも当然可能である。
なお、上記実施の形態では、スチル(静止)画像について立体画像に処理していたが、これに限らず、動画についても同様に立体画像とすることができる。
なお、上記実施の形態では、スチル(静止)画像について立体画像に処理していたが、これに限らず、動画についても同様に立体画像とすることができる。
11・・・制御部、12・・・入力部、13・・・RAM、14・・・記憶部、15・・・撮像部、16・・・A/D変換部、17・・・通信部、18・・・画像処理部、19・・・表示部、20・・・信号光送受信部、21・・・位置算出部、22・・・電源部、23・・・電源監視部、31・・・シャッターボタン、32・・・選択ボタン、33・・・ディスプレイ、34・・・レンズ、35・・・信号光出射器、36・・・受光器、37・・・電源室、41・・・燃料貯蔵部、42・・・気化部、43・・・燃焼部、44・・・改質部、45・・・CO除去部、46・・・燃料残量確認センサ、47・・・発電部
Claims (7)
- 被写体を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段が撮影した画像データを取得する画像取得手段と、
を備える画像取得装置であって、
同一の被写体を異なる撮影位置で撮影可能な一又は複数の他の画像取得装置との間で、同期して撮影を行うための撮影同期信号と該同期撮影によって取得した画像データ信号とを送受信する通信手段をさらに備える、
ことを特徴とする画像取得装置。 - 前記画像取得手段が取得した画像データと、前記通信手段が前記他の画像取得装置から受信した画像データとを合成して、立体視可能な画像を形成するための合成画像データを作成する画像合成手段をさらに備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像取得装置。 - 前記画像合成手段が合成した前記合成画像データを、立体視可能な立体画像として表示する表示手段をさらに備える、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像取得装置。 - ユーザからの入力指示を受け付ける入力手段をさらに備え、
前記表示手段は、前記入力手段からの入力指示に応じて、前記合成画像データを立体画像と平面画像とに切り替えて表示する、
ことを特徴とする請求項3に記載の画像取得装置。 - 当該画像取得装置と前記他の画像取得装置との相対的な位置関係を算出する位置算出手段をさらに備え、
前記画像合成手段は、前記位置算出手段が算出した算出結果に基づいて、立体視可能な画像を形成するための合成画像データを作成する、
ことを特徴とする請求項2、3又は4に記載の画像取得装置。 - 燃料電池をさらに備え、該燃料電池が供給する電力によって動作する、
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像取得装置。 - 前記燃料電池の燃料残量を確認する確認手段をさらに備え、
前記通信手段は、前記他の画像取得装置との間で該燃料残量の情報を送受信する、
ことを特徴とする請求項6に記載の画像取得装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003341921A JP2005109984A (ja) | 2003-09-30 | 2003-09-30 | 画像取得装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003341921A JP2005109984A (ja) | 2003-09-30 | 2003-09-30 | 画像取得装置 |
Publications (1)
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JP2005109984A true JP2005109984A (ja) | 2005-04-21 |
Family
ID=34536361
Family Applications (1)
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JP2003341921A Pending JP2005109984A (ja) | 2003-09-30 | 2003-09-30 | 画像取得装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005109984A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005130030A (ja) * | 2003-10-21 | 2005-05-19 | Olympus Corp | 携帯電話機 |
JP2009524376A (ja) * | 2006-01-23 | 2009-06-25 | 3ディス カンパニー リミテッド | 二次元/三次元画像表示装置の駆動装置 |
US20110250377A1 (en) * | 2010-04-01 | 2011-10-13 | Qin Jichen Jeff | System and method for plastic overmolding on a metal surface |
-
2003
- 2003-09-30 JP JP2003341921A patent/JP2005109984A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2005130030A (ja) * | 2003-10-21 | 2005-05-19 | Olympus Corp | 携帯電話機 |
JP2009524376A (ja) * | 2006-01-23 | 2009-06-25 | 3ディス カンパニー リミテッド | 二次元/三次元画像表示装置の駆動装置 |
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