JP2005109740A - 画像撮影処理装置及びプログラム - Google Patents

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JP2005109740A JP2003338548A JP2003338548A JP2005109740A JP 2005109740 A JP2005109740 A JP 2005109740A JP 2003338548 A JP2003338548 A JP 2003338548A JP 2003338548 A JP2003338548 A JP 2003338548A JP 2005109740 A JP2005109740 A JP 2005109740A
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Abstract

【課題】 露出補正の際に、撮影しようとする画像中のどの部分に注目し、どの程度の補正を行ったら良いのかといったことをユーザが容易に判断でき、適正な露出補正をより簡単に行えるようにすること。
【解決手段】 撮影待機状態において、デジタルカメラ1のモニタ6には、ファインダー画像FPのうち、最高輝度を有する画素を中心とした(最も明るい部分を示す)マーカM1aと、中間輝度を有する画素を中心とした(中間の明るさを示す)マーカM1bと、最低輝度を有する画素を中心とした(最も暗い部分を示す)マーカM1cとが表示される(a)。そして、ユーザが露出補正を行い、適正露出になると、円形状であったマーカM1a〜M1cが、正方形状のマーカM2a〜M2cに変更される(b)。
【選択図】図9

Description

本発明は、画像撮影処理装置及びプログラムに関する。
近年、被写体を電子的に撮影するデジタルカメラと呼ばれる画像撮影処理装置が知られている。このデジタルカメラは、レンズを通してCCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子で取り込んだデジタル画像を電子的に記録保存するが、撮影直前の画像、いわゆるファインダー画像を表示部で確認しつつ撮影できるといった特徴がある。このため、ファインダー画像を視認しながら種々の撮影条件を設定することで、被写体を好みの表現手法で撮影できる。
この種のデジタルカメラ又は電子カメラは公知である(例えば、特許文献1及び2参照)。
特開昭59−183579号公報 特開昭57−78280号公報
ところで、撮影条件設定の1つとして、撮影しようとする画像の明るさを調整する露出補正機能がある。この露出補正では、例えばモニタ表示されたファインダー画像を見ながら望む明るさとなるように露出値を補正(プラス「+」或いはマイナス「−」)すると、これに合わせて画像全体の明るさが調整される。しかしながら、露出補正の操作に不慣れなユーザにとっては、画面中のどの部分に注目して露出補正を行えば良いのか、どの程度の補正を行えば良いのかといったことの判断が容易でなかった。
本発明は、こうした事情を鑑みてなされたのであり、その目的とするところは、露出補正の際に、撮影しようとする画像中のどの部分に注目し、どの程度の補正を行ったら良いのかといったことをユーザが容易に判断でき、適正な露出補正をより簡単に行えるようにすることである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
電子的に撮影する撮影手段(例えば、図2のCCD70及びCCD制御回路72等;図5のステップA14)による被写体の撮影画像を表示部(例えば、図1のディスプレイ6)に表示させる画像撮影処理装置において、
前記表示部に表示されている撮影画像のうち、予め定められている輝度条件を満たす画素を含む部分に所定の識別部(例えば、図6のマーカM1a〜M1c)を表示する制御を行う画像表示制御手段(例えば、図2のCPU10;図5のステップA19)と、
を備えることを特徴とする画像撮影処理装置である。
また、請求項10に記載の発明は、
電子的に撮影する撮影手段(例えば、図2のCCD70やCCD制御回路72等)による被写体の撮影画像を表示部(例えば、図1のディスプレイ6)に表示させるコンピュータに、
前記表示部に表示されている撮影画像のうち、予め定められている輝度条件を満たす画素を含む部分に所定の識別部を表示する制御を行う画像表示制御機能(例えば、図5のステップA19)と、
を実現させるためのプログラムである。
この請求項1又は10に記載の発明によれば、表示部に表示されている撮影画像のうち、予め定められている輝度条件を満たす画素を含む部分に所定の識別部を表示制御することができる。従って、ユーザは、撮影画像中のどの部分に注目すれば良いのかを容易に判断でき、この部分に注目して適正な露出補正を簡単に行うことができる。
また、請求項2に記載の発明のように、請求項1に記載の画像撮影処理装置であって、
前記予め定められている輝度条件は、最高輝度、中間輝度及び最低輝度の特別輝度の条件であり、
前記画像表示制御手段は、前記最高輝度、中間輝度及び最低輝度の特別輝度を有する画素を含む部分に前記識別部を表示する制御を行う特別輝度部分特別表示制御手段(例えば、図2のCPU10;図5のステップ19)を有することを特徴とする画像撮影処理装置を構成しても良い。
この請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、表示部に表示されている撮影画像のうち、最高輝度、中間輝度及び最低輝度の特別輝度を有する画素を含む部分に所定の識別部を表示制御することができる。従って、ユーザは、撮影画像のうち、特に最も明るい部分(最高輝度)、最も暗い部分(最低輝度)、そして中間の明るさの部分(中間輝度)を容易に知ることができる。
また、請求項3に記載の発明のように、請求項1に記載の画像撮影処理装置であって、
前記撮影手段による撮影画像の露出を補正する露出補正手段(例えば、図2のCPU10;図8のステップB21〜B22)と、
この露出補正手段による露出補正が所定の適正露出条件を満たすか否かを判定する露出判定手段(例えば、図2のCPU10;図8のステップB23)と、
を更に備え、
前記画像表示制御手段は、前記露出判定手段により満たすと判定された場合に、前記所定の識別部を変更する識別部変更手段(例えば、図2のCPU10;図8のステップB24)を有することを特徴とする画像撮影処理装置を構成しても良い。
この請求項3に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、為された露出補正が適正露出条件を満たしているか否かを判定し、満たしている場合には、表示制御した識別部を変更することができる。従って、ユーザは、識別部の変更を見ることで、適正な露出補正を行えたか否かを容易に判断することができる。
また、請求項4に記載の発明のように、請求項1に記載の画像撮影処理装置であって、
前記撮影の輝度ヒストグラムを算出して表示する制御を行うヒストグラム表示制御手段(例えば、図2のCPU10;図12のステップC16〜C17)と、
このヒストグラム表示制御手段により表示制御された輝度ヒストグラム中の輝度を指定する輝度指定手段(例えば、図2の入力部60;図12のステップC18)と、
を更に備え、
前記画像表示制御手段は、前記輝度指定手段により指定された輝度を有する画素を含む部分に前記識別部を表示する制御を行う指定輝度部分特別表示制御手段(例えば、図2のCPU10;図12のステップC21)を有することを特徴とする画像撮影処理装置を構成しても良い。
この請求項4に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、表示制御したファインダー画像の輝度ヒストグラム中の輝度が指定されると、ファインダー画像中の、この指定された輝度を含む画素を有する部分に所定のマーカを付すことができる。
また、請求項5に記載の発明は、
電子的に撮影する撮影手段(例えば、図2のCCD70やCCD制御回路72等)による被写体の撮影画像を表示部(例えば、図1のディスプレイ6)に表示させる画像撮影処理装置において、
前記表示部に表示されている撮影画像中の一部分を範囲指定する範囲指定手段(例えば、図2の入力部60;図15のステップD17)と、
この範囲指定手段により範囲指定された部分画像の輝度ヒストグラムを算出して表示する制御を行う部分ヒストグラム表示制御手段(例えば、図2のCPU10;図15のステップD18〜D19)と、
を備えることを特徴とする画像撮影処理装置である。
また、請求項11に記載の発明は、
電子的に撮影する撮影手段(例えば、図2のCCD70やCCD制御回路72等)による被写体の撮影画像を表示部(例えば、図1のディスプレイ6)に表示させるコンピュータに、
前記表示部に表示されている撮影画像中の一部分を範囲指定する範囲指定機能(例えば、図15のステップD17)と、
この範囲指定機能により範囲指定された部分画像の輝度ヒストグラムを算出して表示する制御を行う部分ヒストグラム表示制御機能(例えば、図15のステップD18〜D19)と、
を実現させるためのプログラムである。
この請求項5又は11に記載の発明によれば、
表示部に表示されている撮影画像のうち、範囲指定された部分画像の輝度ヒストグラムを算出して表示制御することができる。
また、請求項6に記載の発明のように、請求項4又は5に記載の画像撮影処理装置であって、
前記撮影画像中の画素を指定する画素指定手段(例えば、図2の入力部60;図19のステップE18)と、
前記輝度ヒストグラム中の、前記画素指定手段により指定された画素の輝度を含む部分に所定の識別子(例えば、図20のポインタPT)を表示する制御を行う識別子表示制御手段(例えば、図2のCPU10;図19のステップE20)と、
を更に備えることを特徴とする撮影画素処理装置を構成しても良い。
この請求項6に記載の発明によれば、請求項4又は5に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、撮影画像中の画素が指定されると、表示制御した輝度ヒストグラム上の、この指定された画素の輝度を含む部分に所定の識別子を表示制御することができる。
また、請求項7に記載の発明のように、請求項6に記載の画像撮影処理装置であって、
前記輝度ヒストグラム中の前記識別子の表示位置を変更する識別子位置変更手段(例えば、図2のCPU10;図23のステップF21)と、
この識別子位置変更手段による変更に応じて、前記画素指定手段により指定された画素の輝度を変更する指定画素輝度変更手段(例えば、図2のCPU10;図23のステップF23)と、
を更に備えることを特徴とする画像撮影処理装置を構成しても良い。
この請求項7に記載の発明によれば、請求項6に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、輝度ヒストグラム上の識別子の表示位置が変更されると、この変更に応じて、指定された画素の輝度を変更することができる。
また、請求項8に記載の発明のように、請求項1に記載の画像撮影処理装置であって、
前記特別輝度部分特別表示制御手段は、前記予め定められている輝度条件を満たす画素の数に応じて前記所定の識別部の大きさを変更して表示制御する手段(例えば、図28のステップG21)であることを特徴とする画像撮影処理装置を構成しても良い。
この請求項8に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、予め定められている輝度条件を満たす画素の数に応じて、識別部の大きさを変更して表示制御することができる。
また、請求項9に記載の発明のように、請求項1に記載の画像撮影処理装置であって、
前記予め定められている輝度条件を満たす画素の数に応じた数値を表示する制御を行う特別輝度画素数表示制御手段(例えば、図2のCPU10;図32のステップH22)を更に備えることを特徴とする画像撮影処理装置を構成しても良い。
この請求項9に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、予め定められている輝度条件を満たす画素の数に応じた数値を表示制御することができる。
本発明によれば、露出補正の際に、表示部に表示されている撮影画像中のどの部分に注目してどの程度の露出補正を行えばよいのかを容易に知ることができるので、適正な露出補正を簡単に行うことができる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態を説明する。尚、以下の説明では、本発明を画像撮影処理装置の一種であるデジタルカメラに適用した場合を説明するが、デジタル撮影の機能を有する携帯電話機や腕時計、PDA、ノートパソコン等の他の電子機器にも同様に適用可能である。
[外観]
図1は、本発明を適用したデジタルカメラの一例を示す概観図である。同図(a)は正面斜視図であり、同図(b)は、背面斜視図である。同図によれば、デジタルカメラ1は、電源スイッチ2と、シャッタースイッチ3と、正面側の対物ファインダー4aと、背面側の接眼ファインダー4bと、撮影レンズ5と、モニタ6と、操作キー7と、を具備している。
電源スイッチ2は、デジタルカメラ1の電源を投入/遮断(ON/OFF)するためのスイッチであり、電源スイッチ2を押下する毎に電源がON/OFFされる。
シャッタースイッチ3は、撮影を実行するためのスイッチである。また、シャッタースイッチ3は二段階の押下状態を検知可能であり、完全に押下されない状態(以下、「半押し状態」と称する。)と、完全に押下された状態と、を検知する。そして、半押し状態が検知されると、撮影の実行を待機する撮影待機状態に移行し、続いて完全に押下することで撮影が実行される。
対物ファインダー4aは、接眼ファインダー4bとともにファインダーを構成する。ファインダーは、ユーザが被写体を確認するために使用される。
撮影レンズ5は、ガラス等で構成されるレンズであり、単焦点レンズ且つ固定焦点であるとする。
モニタ6は、バックライト付きのカラーLCD(Liquid Crystal Display)で構成され、デジタルカメラ1の操作にかかる各種情報や画像等を表示する。例えば、撮影モード時には、電子ファインダーとして被写体の撮影画像(以下、「ファインダー画像」という。)のモニタ表示を行う。また、モニタ6には、タッチパネルが一体となって形成されており、入力ペン(スタイラス)8等で指示されたモニタ6上の位置が検知される。
操作キー7は、メニュー選択、撮影モードや再生モード等のモード切換指示、各種設定指示等を入力するためのキーであり、方向キー7aやモードキー7bを含んでいる。
[内部構成]
図2は、デジタルカメラ1の内部構成を示すブロック図である。同図によれば、デジタルカメラ1は、CPU10と、ROM20と、DRAM30と、フラッシュメモリ50と、入力部60と、CCD70と、CCD制御回路72と、液晶駆動回路80と、表示バッファ82と、LCD84と、を備えて構成される。
CPU10は、入力される指示に応じて所定のプログラムを実行し、デジタルカメラ1を構成する各部への指示やデータの転送等を行う。具体的には、CPU10は、入力部60から入力される操作信号に応じてROM20に格納されているプログラムを読み出してDRAM30に展開し、該プログラムに従った処理を実行する。そして、処理結果をDRAM30に格納するとともに、該処理結果を表示するための表示信号を液晶駆動回路80に出力して対応する表示画面を表示させる。
ROM20は、各種初期設定やハードウェアの検査、必要なプログラムのロードを行うための初期プログラムを記憶している。CPU10は、電源投入時においてこの初期プログラムを実行することによりデジタルカメラ1の動作環境を設定する。また、ROM20は、メニュー表示処理や各種設定処理、画像処理等、デジタルカメラ1の動作にかかる各種プログラムや、デジタルカメラ1が備える各種機能を実現するためのプログラム、データ等を記憶している。
DRAM30は、CPU10の作業用メモリとして用いられる半導体メモリであり、撮影画像を一時的に記憶する画像バッファ領域や、JPEG圧縮/伸張時の作業用領域を備えている。シャッターが切られると、その時点で画像バッファに記憶されている画像データが1枚の静止画像としてモニタ6に表示されるとともに、撮影画像としてフラッシュメモリ50に記録保存される。
フラッシュメモリ50は、撮影画像を当該画像の画像情報等とともに保存記録する。尚、このフラッシュメモリ50は、デジタルカメラ1に内蔵されるものであっても良いし、デジタルカメラ1に着脱自在な外部記憶媒体であっても良い。
入力部60は、ユーザによる各種指示を入力するための入力装置であり、操作に応じた操作信号をCPU10に出力する。この入力部60を介して、例えば露出マーキング表示設定やヒストグラム表示設定がONにされたり、露出補正の操作、表示画面上の位置や範囲の指定等がなされる。図1では、電源スイッチ2やシャッタースイッチ3、操作キー7、そしてモニタ6と一体となって形成されたタッチパネルがこれに該当する。
CCD70は、撮影レンズ5を透過した光を受光し、電気信号に変換する撮像素子である。CCD70で変換された電気信号は、CCD制御回路72でデジタル信号に変換され、CPU10に出力される。
液晶駆動回路80は、CPU10から入力される表示信号を表示バッファ(VRAM)82に一旦格納して表示画面データを構築し、その後、モニタ6を構成する表示素子であるLCD84を駆動して、表示画面データに対応する表示画面を表示させる。
このように構成されるデジタルカメラ1における具体的な8つの実施形態を、以下、順に説明する。
[実施形態1]
先ず、実施形態1を説明する。実施形態1では、モニタ6に表示されたファインダー画像のうち、所定の輝度を有する画素の部分がマーキングされる。
<ROM及びRAMの構成>
図3は、実施形態1におけるROM20a及びDRAM30aの構成を示す図である。
同図(a)によれば、ROM20aには、実施形態1を実現するための特別輝度部分マーキングプログラム21が記憶されている。
また、図3(b)によれば、DRAM30aには、ファインダー画像を格納するファインダー画像格納領域31と、ヒストグラムデータ格納領域32と、特別輝度データ格納領域33と、が形成されている。
ヒストグラムデータ格納領域32には、ファインダー画像の輝度ヒストグラムのデータが格納される。輝度ヒストグラムとは、横軸に輝度、縦軸にピクセル数を取り、対象となる画像の明るさの分布を示したグラフのことである。
特別輝度データ格納領域33には、ファインダー画像についての、予め定められた輝度条件を満たす特別輝度のデータである特別輝度データ33aが格納される。図4に、特別輝度データ33aのデータ構成の一例を示す。
図4は、特別輝度データ33aのデータ構成例を示す図である。同図によれば、特別輝度データ33aには、輝度条件(33a−1)毎に、該輝度条件(33a−1)を満たす輝度(33a−2)と、輝度(33a−2)を有するピクセルの位置(33a−3)と、が対応付けられている。輝度条件(33a−1)としては、最高輝度、中間輝度及び最低輝度が含まれている。尚ここで、中間輝度とは、全ピクセルに対する中央値(メジアン)の輝度のことである。
<処理の流れ>
図5は、実施形態1における処理の流れを説明するフローチャートである。同図において、左側はデジタルカメラ1の処理を示し、右側はユーザの操作を示している。また、図6は、実施形態1におけるモニタ6の表示画面の遷移例を示す図である。尚、この処理は、CPU10がROM20aの特別輝度部分マーキングプログラム21を実行することで実現される。
図5によれば、先ず、ユーザにより電源スイッチ2が操作されてデジタルカメラ1の電源が投入(ON)されると(ステップA11)、CPU10は、デジタルカメラ1の動作環境等の初期設定を行う設定モードを開始する(ステップA12)。
次いで、ユーザによりシャッタースイッチ3が半押し状態にされたことを検知すると(ステップA13)、撮影待機状態に移行する(ステップA14)。撮影待機状態では、図6(a)に示すように、モニタ6にファインダー画像FPが表示される。
そして、ユーザにより露出マーキング表示の設定がONされたことを検知すると(ステップA15)、CPU10は、ファインダー画像の輝度ヒストグラムデータを作成する(ステップA16)。次いで、作成した輝度ヒストグラムから、最高輝度、中間輝度及び最低輝度を検出する(ステップA17)。
続いて、CPU10は、ファインダー画像から、これら検出した各輝度(最高輝度、中間輝度及び最低輝度)を有するピクセルの位置(ピクセル位置)を検出する(ステップA18)。そして、検出した各ピクセル位置に、該ピクセル位置を中心とするマーカを表示させる(ステップA19)。
図6(b)は、この時点での表示画面例である。同図に示すように、露出マーキング設定をONにすると、ファインダー画像FP上に3つの円形状のマーカM1a〜M1c(識別部)が表示される。具体的には、図中右上のマーカは、最高輝度を有する画素の位置を中心としたマーカM1aであり、ここが画像中の最も明るい部分であることを示している。また、図中右下のマーカは、中間輝度を有する画素の位置を中心としたマーカM1bであり、ここが画像中の中間の明るさ部分であることを示している。また、図中左下のマーカは、最低輝度を有する画素の位置を中心としたマーカM1cであり、ここが画像中の最も暗い部分であることを示している。尚、マーカM1a〜M1cは、同図では異なる線種で表示されているが、例えば表示色や線の太さが違う等、それぞれを識別可能な形態で表示されても良い。
最後に、CPU10は、マーキングされた部分の明るさの確認をユーザに促す確認メッセージを表示させ(ステップA20)、本処理を終了する。
<作用・効果>
以上のように、実施形態1では、ファインダー画像FPにおいて、特別輝度として最高輝度、中間輝度及び最低輝度を有する画素を含む部分にマーカM1a〜M1cが表示される。従って、ユーザは、ファインダー画像FP中、最も明るい部分、暗い部分そして中間の明るさの部分を知ることができるので、この部分を確認しながら適正な露出補正を容易に行うことができる。尚、上述した最高輝度、中間輝度及び最低輝度以外の輝度を有する画素についても、同様にマーカを付すこととしても良い。
[実施形態2]
次に、実施形態2を説明する。実施形態2では、実施形態1において、所定の適正露出条件を満たすように露出の補正を行うと、表示されているマーカM1a〜M1cが変更される。尚、実施形態2において、上述した実施形態1と同一要素については同符合を付し、詳細な説明を省略する。
<ROM及びRAMの構成>
図7は、実施形態2におけるROM20b及びDRAM30bの構成を示す図である。
同図(a)によれば、ROM20bには、実施形態2を実現するためのマーカ変更プログラム22が記憶されている。
また、図7(b)によれば、DRAM30bには、設定露出データ格納領域34と、ファインダー画像格納領域31と、ヒストグラムデータ格納領域32と、特別輝度データ格納領域33と、が形成されている。
設定露出データ格納領域34には、現在設定されている露出値のデータが格納される。露出値は、「−2〜+2」まで「0.5」刻みで設定される。また、この露出値は、デフォルト値として、自動露出(AE)機能により「0」が設定される。
<処理の流れ>
図8は、実施形態2における処理の流れを説明するフローチャートである。同図において、左側はデジタルカメラ1の処理を示し、右部はユーザの操作を示している。また、図9は、実施形態2におけるモニタ6の表示画面の遷移例を示す図である。尚、この処理は、CPU10がROM20bのマーカ変更プログラム22を実行することで実現される。
図8によれば、先ず、CPU10は、実施形態1と同様に、ファインダー画像中の、最高輝度、中間輝度及び最低輝度の各特別輝度を有するピクセルの位置にマーカM1a〜M1cを表示させる(ステップA11〜A20)。
図9(a)は、この時点での表示画面例である。同図によれば、モニタ6には、ファインダー画像FPが表示され、該ファインダー画像FP上に3つのマーカM1a〜M1cが表示されている。具体的には、ファインダー画像FP中の最も明るい部分であることを示すマーカM1a、中間の明るさ部分であることを示すマーカM1b、最も暗い部分であることをしめすマーカM1cが表示されている。
そして、ユーザによる露出の補正操作を検知すると(ステップB21)、CPU10は、補正後の露出に合わせて画像(ファインダー画像)を更新し(ステップB22)、補正後の露出が適正露出の範囲内であるか否かを判定する(ステップB23)。ここで、適正露出範囲内であるか否かの具体的な判定は、例えば最高輝度と最低輝度との中間値の輝度を中心とする所定範囲に中間輝度が収まるか否かによって判定する。例えば図4では、最低輝度が「0」であり最大輝度が「255」であるので、その中間の値「128」を中心とする「118〜138」の範囲内であれば“適正露出の範囲内”であると判断し、これ以外の値であれば“適正露出の範囲内でない”と判断する。
判定の結果、適正露出範囲内であれば(ステップB23:YES)、現在表示しているマーカM1a〜M1cの形状を変更し(ステップB24)、一方、適正露出範囲内でなければ(ステップB23:NO)、そのままとする。
図9(b)は、この時点での表示画面例である。同図では、補正後の露出が適正露出範囲内である場合を示しており、円形状であったマーカM1a〜M1bが、正方形状のマーカM2a〜M2cに変更されている。
その後、ユーザによる露出補正が再度行われた場合(ステップB25:YES)、CPU10は、ステップB21に移行して同様の処理を再度行い、一方、露出補正が行われなければ(ステップB25:NO)、本処理を終了する。
<作用・効果>
以上のように、実施形態2では、適正な露出となるように露出補正を行うと、現在表示されている円形状のマーカM1a〜M1cが、正方形状のマーカM2a〜M2cに変更される。従って、ユーザは、マーカをみることで、適正な露出補正を行えたか否かを容易に判断できる。
[実施形態3]
次に、実施形態3を説明する。実施形態3では、輝度ヒストグラムの一部を指定すると、指定した輝度に該当するファインダー画像中の部分がマーキングされる。尚、実施形態3において、上述した実施形態1、2と同一要素については同符合を付し、詳細な説明を省略する。
<ROM及びRAMの構成>
図10は、実施形態3におけるROM20c及びDRAM30cの構成を示す図である。
同図(a)によれば、ROM20cには、実施形態3を実現するための指定輝度部分マーキングプログラム23が記憶されている。
また、図10(b)によれば、DRAM30cには、ファインダー画像格納領域31と、ヒストグラムデータ格納領域32と、指定輝度データ格納領域35と、が形成されている。
指定輝度データ格納領域35には、ユーザにより指定された輝度ヒストグラム中の輝度のデータである指定輝度データ35aが格納される。図11に、指定輝度データ35aのデータ構成の一例を示す。
図11は、指定輝度データ35aのデータ構成例を示す図である。同図によれば、指定輝度データ35aは、ユーザにより指定された輝度ヒストグラム中の輝度(35a−1)と、指定輝度(35a−1)を有するピクセルの位置(35a−2)と、を対応付けたデータである。
<処理の流れ>
図12は、実施形態3における処理の流れを示す図である。同図において、左側はデジタルカメラ1の処理を示し、右側はユーザの操作を示している。また、図13は、実施形態1におけるモニタ6の表示画面の遷移例を示す図である。尚、、この処理は、CPU10がROM20cの指定輝度部分マーキングプログラム23を実行することで実現される。
図12によれば、先ず、デジタルカメラ1の電源が投入(ON)されると(ステップA11)、CPU10は、設定モードを開始してデジタルカメラ1の動作環境等の初期設定を行い(ステップA12)、次いで、シャッタースイッチ3が半押し状態となったことを検知すると(ステップA13)、撮影待機状態に移行する(ステップA14)。
続いて、ユーザによりヒストグラム表示の設定がONされたことを検知すると(ステップC15)、CPU10は、ファインダー画像の輝度ヒストグラムデータを作成する(ステップC16)。そして、作成した輝度ヒストグラムデータに基づく輝度ヒストグラムを表示させる(ステップC17)。
図13(a)は、この時点での表示画面例である。同図によれば、モニタ6には、ファインダー画像FPとともに、該ファインダー画像FPの輝度ヒストグラムLH1が表示されている。そして、この表示画面において、ユーザは、同図(b)に示すように、スタイラス8を用いて輝度ヒストグラムLH1の位置を指定する。
ユーザによるヒストグラム上の位置が指定されると(ステップC18)、CPU10は、指定位置を輝度ヒストグラム上の横軸位置に換算し、横軸位置に対応する輝度を指定輝度として算出する(ステップC19)。次いで、ファインダー画像から、指定輝度を有するピクセルの位置を検出し(ステップC20)、検出したピクセル位置にマーカを表示させる(ステップC21)。
図13(c)は、この時点での表示画面である。同図によれば、表示画面には、ファインダー画像FPとともに、該ファインダー画像FP中の指定輝度を有する各画素を中心とした合計4つのマーカM3が表示されている。
以上の処理を行うと、CPU10は、本処理を終了する。
<作用・効果>
以上のように、実施形態3では、輝度ヒストグラムLH1上の位置を指定すると、指定した輝度を有する画素を含む部分にマーカM3が表示される。従って、ユーザは、輝度ヒストグラムLH1中の輝度がファインダー画像FP上のどの部分に相当するのかを確認することができる。
[実施形態4]
次に、実施形態4を説明する。実施形態4では、モニタ表示されたファインダー画像の一部範囲を指定すると、指定した部分画像の輝度ヒストグラムが表示される。尚、実施形態4において、上述した実施形態1〜3と同一要素については同符合を付し、詳細な説明を省略する。
<ROM及びRAMの構成>
図14は、実施形態4におけるROM20d及びDRAM30dの構成を示す図である。
同図(a)によれば、ROM20dには、実施形態4を実現するための部分ヒストグラム表示プログラム24が記憶されている。
また、図14(b)によれば、DRAM30dには、ファインダー画像格納領域31と、指定範囲データ格納領域36と、部分ヒストグラムデータ格納領域37と、が形成されている。
指定範囲データ格納領域36には、ユーザによって指定された表示画面上の範囲(指定範囲)のデータが格納される。
また、部分ヒストグラムデータ格納領域37には、指定範囲に該当するファインダー画像中の部分画像の輝度ヒストグラム(部分輝度ヒストグラム)のデータが格納される。
<処理の流れ>
図15は、実施形態4における処理の流れを説明するフローチャートである。同図において、左側はデジタルカメラ1の処理を示し、右側はユーザの操作を示している。また、図16は、実施形態4におけるモニタ6の表示画面の遷移例を示す図である。尚、この処理は、CPU10がROM20dの部分ヒストグラム表示プログラム24を実行することで実現される処理である。
図15によれば、先ず、デジタルカメラ1の電源が投入(ON)されると(ステップA11)、CPU10は、設定モードを開始してデジタルカメラ1の動作環境等の初期設定を行い(ステップA12)、次いで、シャッタースイッチ3が半押し状態となったことを検知すると(ステップA13)、撮影待機状態に移行する(ステップA14)。撮影待機状態では、図16(a)に示すように、ファインダー画像FPが表示される。
続いて、ユーザによりヒストグラム表示の設定がONされたことを検知すると(ステップD15)、CPU10は、ユーザにより続いてなされる表示画面中の範囲指定の操作を待機する(ステップD16)。この状態において、ユーザは、同図(b)に示すように、スタイラス8を用いて表示画面上を範囲指定する。同図では、画面右下部分の範囲ARが指定されている。
ユーザによる表示画面上の範囲指定操作を検知すると(ステップD17)、CPU10は、指定された範囲ARに該当するファインダー画像中の部分画像を抽出し、この部分画像の輝度ヒストグラムデータを作成する(ステップD18)。そして、作成した輝度ヒストグラムデータに基づく輝度ヒストグラムを表示させる(ステップD19)。
図16(c)は、この時点での表示画面例である。同図によれば、表示画面には、ファインダー画像FPとともに、画面左下部分に指定範囲ARに該当する部分画像の輝度ヒストグラムLH2が表示されている。
以上の処理を行うと、CPU10は、本処理を終了する。
<作用・効果>
以上のように、実施形態4では、ファインダー画像FPを範囲指定すると、指定した範囲ARの部分画像の輝度ヒストグラムLH2が表示される。従って、ユーザは、ファインダー画像FP上の注目したい範囲部分の明るさを、輝度ヒストグラムLH2で確認することができる。
[実施形態5]
次に、実施形態5を説明する。実施形態5では、ファインダー画像中の位置を指定すると、輝度ヒストグラム上に、指定した位置の輝度を示すポインタが表示される。尚、実施形態5において、上述した実施形態1〜4と同一要素については同符合を付し、詳細な説明を省略する。
<ROM及びRAMの構成>
図17は、実施形態5におけるROM20e及びDRAM30eの構成を示す図である。
同図(a)によれば、ROM20eには、実施形態5を実現するための指定位置輝度表示プログラム25が記憶されている。
また、図17(b)によれば、DRAM30eには、ファインダー画像格納領域31と、ヒストグラムデータ格納領域32と、指定位置データ格納領域38と、が形成されている。
指定位置データ格納領域38には、ユーザによって指定された表示画面上の位置(指定位置)のデータである指定位置データ38aが格納される。図18に、指定位置データ38aの一例を示す。
図18は、指定位置データ38aのデータ構成例を示す図である。同図によれば、指定位置データ38aは、ユーザによる指定位置(38a−1)と、該位置(38a−1)に該当するピクセルの輝度(38a−2)と、を対応付けたデータである。
<処理の流れ>
図19は、実施形態5における処理の流れを説明するフローチャートである。同図において、左側はデジタルカメラ1の処理を示し、右側はユーザの操作を示している。また、図20は、実施形態5におけるモニタ6の表示画面の遷移例を示す図である。尚、この処理は、CPU10がROM20eの指定位置輝度表示プログラム25を実行することで実現される。
図19によれば、先ず、デジタルカメラ1の電源が投入(ON)されると(ステップA11)、CPU10は、設定モードを開始してデジタルカメラ1の動作環境等の初期設定を行い(ステップA12)、次いで、シャッタースイッチ3が半押し状態となったことを検知すると(ステップA13)、撮影待機状態に移行する(ステップA14)。
次いで、ユーザによりヒストグラム表示の設定がONされたことを検知すると(ステップE15)、CPU10は、ファインダー画像の輝度ヒストグラムデータを作成し(ステップE16)、作成した輝度ヒストグラムデータに基づく輝度ヒストグラムを表示させる(ステップE17)。
図20(a)は、この時点での表示画面例である。同図によれば、モニタ6には、ファインダー画像FPとともに、画面左下に該ファインダー画像FPの輝度ヒストグラムLH1が表示されている。そして、この表示画面において、ユーザは、同図(b)に示すように、スタイラス8を用いて表示画面上の位置を指定する。
ユーザによる表示画面上の位置が指定されると(ステップE18)、CPU10は、指定された位置(指定位置)の輝度を検出し、検出した輝度を輝度ヒストグラム上の横軸位置に換算する(ステップE19)。そして、輝度ヒストグラム上の該当する位置にポインタを表示させる(ステップE20)。
図20(c)は、この時点での表示画面例である。同図によれば、指定位置P1の輝度に対応する輝度ヒストグラムLH1上の位置に、ポインタPTが表示されている。
以上の処理を行うと、CPU10は、本処理を終了する。
<作用・効果>
以上のように、実施形態5では、ファインダー画像FP中の位置を指定すると、指定した位置P1の輝度に対応する輝度ヒストグラムLH1上の位置にポインタPTが表示される。従って、ユーザは、フィンダー画像FP中の指定した位置の明るさを、輝度ヒストグラムLH1上で確認することができる。
[実施形態6]
次に、実施形態6を説明する。実施形態6では、実施形態5において、輝度ヒストグラムLH1上のポインタPTの表示位置を移動させると、この移動に合わせて露出が補正(変更)される。尚、実施形態6において、上述した実施形態1〜5と同一要素については同符合を付し、詳細な説明を省略する。
<ROM及びRAMの構成>
図21は、実施形態6におけるROM20f及びDRAM30fの構成を示す図である。
同図(a)によれば、ROM20fには、実施形態6を実現するための指定位置露出変更プログラム26が記憶されている。
また、図21(b)によれば、DRAM30fには、設定露出データ格納領域34と、ファインダー画像格納領域31と、ヒストグラムデータ格納領域32と、指定位置データ格納領域38と、表示ポインタデータ格納領域39と、が形成されている。
設定露出データ格納領域34には、現在設定されている露出値が格納される。露出値は、自動露出(AE)機能による設定値を「0」とし、例えば「−2〜2」まで「0.5」刻みの値で表現される。この露出値が「+」の方向へ変化すると明るくなるように、一方、「−」の方向へ変化すると暗くなるように、ファインダー画像全体の明るさが調整される。
表示ポインタデータ格納領域39には、輝度ヒストグラムLH1上に表示されているポインタPTに関するデータである表示ポインタデータ39aが格納される。図22に、表示ポインタデータ39aのデータ構成の一例を示す。
図22は、表示ポインタデータ39aのデータ構成例を示す図である。同図によれば、表示ポインタデータ39aは、現在のポインタPTの表示位置(39a−1)と、表示位置(39a−1)の輝度(39a−2)と、を対応付けたデータである。
<処理の流れ>
図23は、実施形態6における処理の流れを説明するフローチャートである。同図において、左側はデジタルカメラ1の処理を示し、右側はユーザの操作を示している。また、図24は、実施形態6におけるモニタ6の表示画面の遷移例を示す図である。尚、この処理は、CPU10がROM20fの指定位置露出変更プログラム26を実行することで実現される。
図23によれば、先ず、実施形態5と同様に、ファインダー画像中の指定位置の輝度に対応する輝度ヒストグラム上の位置にポインタを表示させる(ステップA11〜E20)。
図24(a)は、この時点での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、ファインダー画像FPとともに、画面左下に輝度ヒストグラムLH1が表示され、また、輝度ヒストグラムLH1上には、ファインダー画像FP中の指定位置P1の輝度に対応する位置にポインタPTが表示されている。そして、この表示画面において、ユーザは、同図(b)に示すように、スタイラス8を用いてポインタPTの表示位置を移動させる。尚、ポインタPTの表示位置は、輝度ヒストグラムLH上を移動する。同図では、輝度が低くなる方向へポインタPTが移動されている。
ユーザによりポインタPTの表示位置が移動されると(ステップF21)、CPU10は、このポインタPTの移動先の位置を輝度ヒストグラムの横軸位置に換算して輝度を算出し(ステップF22)、算出した輝度に合わせて露出調整を行う(ステップF23)。具体的には、例えば輝度が大きくなる方向(図中、右方向)へ移動された場合には、ポインタPTの移動による輝度の変化分に応じた値だけ露出値を上げる(プラスする)ように変更し、一方、輝度が小さくなる方向(図中、左方向)へ移動された場合には、輝度の変化分に応じた値だけ露出値を下げる(マイナスする)ように変更する。そして、変更後の露出値に合わせてファインダー画像を変更する。尚このとき、指定位置P1の輝度が、ポインタPTの移動先の輝度にほぼ等しくなるように露出値を変更することが望ましい。
図24(c)は、この時点での表示画面例である。同図では、ポインタPTが右方向(輝度が高くなる方向)へ移動されており、露出値が高くなるように補正され、ファインダー画像PTが明るく変化している。
その後、ユーザによりポインタPTの表示位置が再度移動された場合(ステップF24;YES)、CPU10は、ステップF21に移行して同様の処理を再度行い、一方、移動されなければ(ステップF24:NO)、本処理を終了する。
<作用・効果>
以上のように、実施形態6では、輝度ヒストグラムLH1上のポインタPTの表示位置を移動させると、この移動に合わせて露出値が変更されてファインダー画像の露出補正が行われる。従って、ユーザは、輝度ヒストグラムLH1上のポインタPTの表示位置を移動させることで、ファインダー画像の明るさを調整することができる。
[実施形態7]
次に、実施形態7を説明する。実施形態7では、ファインダー画像を複数段階に分割した明るさ毎に、該明るさの部分が画像全体に占める割合に応じたマーカが表示される。尚、実施形態7において、上述した実施形態1〜6と同一要素については同符合を付し、詳細な説明を省略する。
<ROM及びRAMの構成>
図25は、実施形態7におけるROM20g及びDRAM30gの構成を示す図である。
同図(a)によれば、ROM20gには、実施形態7を実現するための輝度レベルマーキングプログラム27が記憶されている。
また、図25(b)によれば、DRAM30gには、ファインダー画像格納領域31と、ヒストグラムデータ格納領域32と、第1レベルデータ格納領域41と、表示マーカデータ格納領域42と、が形成されている。
第1レベルデータ格納領域41には、ファインダー画像の明るさを複数段階に分割したレベルのデータである第1レベルデータ41aが格納される。図26に、第1レベルデータ41aのデータ構成の一例を示す。
図26は、第1レベルデータ41aのデータ構成例である。同図によれば、第1レベルデータ41aは、明るさの段階を示すレベル(41a−1)毎に、該レベル(41a−1)の輝度範囲(41a−2)と、輝度範囲(41a−2)に含まれる輝度を有するピクセル数(42a−3)と、を対応付けて記憶している。レベル(41a−1)には、“明るい部分”を示すレベル「A」と、“中間の明るさの部分”を示すレベル「B」と、“暗い部分”レベル「C」とが含まれている。
表示マーカデータ格納領域42には、表示画面に表示されているマーカに関するデータである表示マーカデータ42aが格納される。
図27は、表示マーカデータ42aのデータ構成例を示す図である。同図によれば、表示マーカデータ42aは、レベル(42a−1)毎に、該レベル(42a−1)における中間輝度(42a−2)と、中間輝度(42a−2)を有するピクセルの位置(42a−3)と、を対応付けて記憶している。
<処理の流れ>
図28は、実施形態7における処理の流れを説明するフローチャートである。同図において、左側はデジタルカメラ1の処理を示し、右側はユーザの操作を示している。また、図29は、実施形態7におけるモニタ6の表示画面の遷移例を示す図である。尚、この処理は、CPU10がROM20gの輝度レベルマーキングプログラム27を実行することで実現される。
図28によれば、先ずデジタルカメラ1の電源が投入(ON)されると(ステップA11)、CPU10は、設定モードを開始してデジタルカメラ1の動作環境等の初期設定を行い(ステップA12)、次いで、シャッタースイッチ3が半押し状態となったことを検知すると(ステップA13)、撮影待機状態に移行する(ステップA14)。撮影待機状態では、図29(a)に示すように、モニタ6にファインダー画像FPが表示される。
次いで、ユーザにより露出マーキング表示の設定がONされたことを検知すると(ステップG15)、CPU10は、ファインダー画像の輝度ヒストグラムデータを作成する(ステップG16)。そして、作成した輝度ヒストグラムデータから、ファインダー画像の輝度を複数段階のレベルに分割し、各レベル毎に輝度の範囲を算出する(ステップG17)。
また、CPU10は、各レベル毎に含まれる輝度を有するピクセル数を算出するとともに(ステップG18)、各レベルの中間輝度を算出し(ステップG19)、算出した中間輝度を有するピクセルの位置を算出する(ステップG20)。その後、算出した各ピクセル位置に、対応するレベルに属するピクセル数に応じた大きさのマーカを表示させる(ステップG21)。
図29(b)は、この時点での表示画面例である。同図では、ファインダー画像FPを3段階の明るさのレベルに分割した場合を示しており、ファインダー画像FP上に3つのマーカM3a〜M3cが表示されている。具体的には、図中右上のマーカは、レベル「A」の中間輝度を有する画素の位置を中心としたマーカM3aであり、図中右下のマーカは、レベル「B」の中間輝度を有する画素の位置を中心としたマーカM3bであり、図中左下のマーカは、レベル「C」の中間輝度を有する画素の位置を中心としたマーカM3cである。また、各マーカの大きさは、マーカM3cが最も大きく、次いで、マーカM3a、マーカM3bの順で小さくなっており、レベル「C」、即ちファインダー画像FP中、3分割した明るさのうち暗い部分が占める割合が最も大きいことを示している。
以上の処理を行うと、CPU10は、本処理を終了する。
<作用・効果>
以上のように、実施形態7では、フィアンダー画像の明るさを3段階に分割したレベル毎に、該レベルに属する輝度を有する画素の数に応じた大きさのマーカM3a〜M3cが表示される。従って、ユーザは、マーカM3a〜M3cの大きさを見ることで、各レベルの明るさがファインダー画像FP全体に占める割合を知ることができる。
[実施形態8]
次に、実施形態8を説明する。実施形態8では、ファインダー画像を複数段階に分割した明るさ毎に、該明るさの部分が画像全体に占める割合を示す数値が表示される。尚、実施形態8において、上述した実施形態1〜7と同一要素については同符合を付し、詳細な説明を省略する。
<ROM及びRAMの構成>
図30は、実施形態8におけるROM20h及びDRAM30hの構成を示す図である。
同図(a)によれば、ROM20hには、実施形態8を実現するための画素割合表示プログラム28が記憶されている。
また、図30(b)によれば、DRAM30hには、ファインダー画像格納領域31と、ヒストグラムデータ格納領域32と、第2レベルデータ格納領域43と、表示マーカデータ格納領域42と、が形成されている。
第2レベルデータ格納領域43には、ファインダー画像の明るさを複数段階に分割したレベルのデータである第2レベルデータ43aが格納される。図31に、第2レベルデータ43aのデータ構成の一例を示す。
図31は、第2レベルデータ43aのデータ構成例である。同図によれば、第2レベルデータ43aは、レベル(43a−1)毎に、輝度範囲(43a−2)と、輝度範囲(43a−2)に含まれる輝度を有するピクセル数(43a−3)と、ピクセル数(43a−3)のファインダー画像全体の画素数に対する割合(43a−4)と、を対応付けて記憶している。尚、同図では、割合(43a−4)はパーセント(%)で表されている。
<処理の流れ>
図32は、実施形態8における処理の流れを説明するフローチャートである。同図において、左側はデジタルカメラ1の動作を示し、右側はユーザの操作を示している。また、図33は、実施形態8におけるモニタ6の表示画面の遷移例を示す図である。尚、この処理は、CPU10がROM20hの画素割合表示プログラム28を実行することで実現される。
図32によれば、先ずデジタルカメラ1の電源が投入(ON)されると(ステップA11)、CPU10は、設定モードを開始してデジタルカメラ1の動作環境等の初期設定を行い(ステップA12)、次いで、シャッタースイッチ3が半押し状態となったことを検知すると(ステップA13)、撮影待機状態に移行する(ステップA14)。撮影待機状態では、図33(a)に示すように、モニタ6にファインダー画像FPが表示される。
次いで、ユーザにより露出マーキング表示の設定がONされたことを検知すると(ステップH15)、CPU10は、ファインダー画像の輝度ヒストグラムデータを作成する(ステップH16)。そして、作成した輝度ヒストグラムデータから、ファインダー画像の明るさを複数段階のレベルに分割し、各レベル毎に輝度の範囲を算出する(ステップH17)。
続いて、各レベル毎に含まれる輝度を有するピクセル数を算出し(ステップH18)、算出したピクセル数の、ファインダー画像の総ピクセル数に対する割合を算出する(ステップH19)。また、CPU10は、各レベルの中間輝度を算出し(ステップH20)、算出した中間輝度を有するピクセルの位置を算出する(ステップH21)。その後、算出した各ピクセル位置に、対応するレベルに属するピクセル数に応じた大きさのマーカを表示させる(ステップH22)。
図33(b)は、この時点での表示画面例である。同図によれば、ファインダー画像FP上には、3つのマーカM4a〜M4cが表示されている。具体的には、図中右上のマーカは、レベル「A」の中間輝度を有する画素の位置を中心としたマーカM4aであり、該レベル「A」の割合を示す数値「29」とともに表示されている。また、図中右下のマーカは、レベル「B」の中間輝度を有する画素の位置を中心としたマーカM4bであり、該レベル「B」の割合を示す数値「18」とともに表示されている。また、図中左下のマーカは、レベル「C」の中間輝度を有する画素の位置を中心としたマーカM4cであり、該レベル「C」の割合を示す数値「53」とともに表示されている。
以上の処理を行うと、CPU10は、本処理を終了する。
<作用・効果>
以上のように、実施形態8では、フィアンダー画像の明るさを3段階に分割したレベル毎に、該レベルの中間輝度を有する画素の位置にマーカM4a〜M4cが表示されるとともに、各レベルに属する輝度を有する画素の数がファインダー画像FP全体の画素数に対する割合を示す数値が表示される。従って、ユーザは、マーカM4a〜M4cとともに表示される数値を見ることで、各レベルの明るさがファインダー画像FP全体に占める割合を知ることができる。
[変形例]
以上8つの実施形態について個々に説明したが、全ての実施形態を1台のデジタルカメラ1で実現するように構成しても良いことは勿論である。具体的には、各実施形態のROM20a〜20hに記憶されたプログラム全てをROM20に記憶させ、DRAM30a〜30hに記憶されたデータ全てをDRAM30に記憶させる。そして、各プログラムを切り換えて実行する等により実現することができる。
デジタルカメラの概観例。 デジタルカメラの内部構成を示すブロック図。 実施形態1におけるROM及びRAMの構成を示す図。 特別輝度データのデータ構成例。 実施形態1における処理の流れを示すフローチャート。 実施形態1における表示画面の遷移例。 実施形態2におけるROM及びRAMの構成を示す図。 実施形態2における処理の流れを示すフローチャート。 実施形態2における表示画面の遷移例。 実施形態3におけるROM及びRAMの構成を示す図。 指定輝度データのデータ構成例。 実施形態3における処理の流れを示すフローチャート。 実施形態3における表示画面の遷移例。 実施形態4におけるROM及びRAMの構成を示す図。 実施形態4における処理の流れを示すフローチャート。 実施形態4における表示画面の遷移例。 実施形態5におけるROM及びRAMの構成を示す図。 指定位置データのデータ構成例。 実施形態5における処理の流れを示すフローチャート。 実施形態5における表示画面の遷移例。 実施形態6におけるROM及びRAMの構成を示す図。 表示ポインタデータのデータ構成例。 実施形態6における処理の流れを示すフローチャート。 実施形態6における表示画面の遷移例。 実施形態7におけるROM及びRAMの構成を示す図。 第1レベルデータのデータ構成例。 表示マーカデータのデータ構成例。 実施形態7における処理の流れを示すフローチャート。 実施形態7における表示画面の遷移例。 実施形態8におけるROM及びRAMの構成を示す図。 第2レベルデータのデータ構成例。 実施形態8における処理の流れを示すフローチャート。 実施形態8における表示画面の遷移例。
符号の説明
1 デジタルカメラ
10 CPU
20(20a〜20h) ROM
21 特別輝度部分マーキングプログラム
22 マーカ変更プログラム
23 指定輝度部分マーキングプログラム
24 部分ヒストグラム表示プログラム
25 指定位置輝度表示プログラム
26 指定位置露出変更プログラム
27 輝度レベルマーキングプログラム
28 画素割合表示プログラム
30(30a〜30h) DRAM
31 ファインダー画像格納領域
32 ヒストグラムデータ格納領域
33 特別輝度データ格納領域
33a 特別輝度データ
34 設定露出データ格納領域
35 指定輝度データ格納領域
35a 指定輝度データ
36 指定範囲データ格納領域
37 部分ヒストグラムデータ格納領域
38 指定位置データ格納領域
38a 指定位置データ
39 表示ポインタデータ格納領域
39a 表示ポインタデータ
41 第1レベルデータ格納領域
41a 第1レベルデータ
42 表示マーカデータ格納領域
42a 表示マーカデータ
43 第2レベルデータ格納領域
43a 第2レベルデータ
50 フラッシュメモリ
60 入力部
70 CCD
72 CCD制御回路72
80 液晶駆動回路
82 表示バッファ(VRAM)
84 LCD
FP ファインダー画像
M1〜M4 マーカ
LH1、LH2 輝度ヒストグラム
PT ポインタ

Claims (11)

  1. 電子的に撮影する撮影手段による被写体の撮影画像を表示部に表示させる画像撮影処理装置において、
    前記表示部に表示されている撮影画像のうち、予め定められている輝度条件を満たす画素を含む部分に所定の識別部を表示する制御を行う画像表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像撮影処理装置。
  2. 前記予め定められている輝度条件は、最高輝度、中間輝度及び最低輝度の特別輝度の条件であり、
    前記画像表示制御手段は、前記最高輝度、中間輝度及び最低輝度の特別輝度を有する画素を含む部分に前記識別部を表示する制御を行う特別輝度部分特別表示制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像撮影処理装置。
  3. 前記撮影手段による撮影画像の露出を補正する露出補正手段と、
    この露出補正手段による露出補正が所定の適正露出条件を満たすか否かを判定する露出判定手段と、
    を更に備え、
    前記画像表示制御手段は、前記露出判定手段により満たすと判定された場合に、前記所定の識別部を変更する識別部変更手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像撮影処理装置。
  4. 前記撮影画像の輝度ヒストグラムを算出して表示する制御を行うヒストグラム表示制御手段と、
    このヒストグラム表示制御手段により表示制御された輝度ヒストグラム中の輝度を指定する輝度指定手段と、
    を更に備え、
    前記画像表示制御手段は、前記輝度指定手段により指定された輝度を有する画素を含む部分に前記所定の識別部を表示する制御を行う指定輝度部分特別表示制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像撮影処理装置。
  5. 電子的に撮影する撮影手段による被写体の撮影画像を表示部に表示させる画像撮影処理装置において、
    前記表示部に表示されている撮影画像中の一部分を範囲指定する範囲指定手段と、
    この範囲指定手段により範囲指定された部分画像の輝度ヒストグラムを算出して表示する制御を行う部分ヒストグラム表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像撮影処理装置。
  6. 前記撮影画像中の画素を指定する画素指定手段と、
    前記輝度ヒストグラム中の、前記画素指定手段により指定された画素の輝度を含む部分に所定の識別子を表示する制御を行う識別子表示制御手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項4又は5に記載の画像撮影処理装置。
  7. 前記輝度ヒストグラム中の前記識別子の表示位置を変更する識別子位置変更手段と、
    この識別子位置変更手段による変更に応じて、前記画素指定手段により指定された画素の輝度を変更する指定画素輝度変更手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項6に記載の画像撮影処理装置。
  8. 前記特別輝度部分特別表示制御手段は、前記予め定められている輝度条件を満たす画素の数に応じて前記所定の識別部の大きさを変更して表示制御する手段であることを特徴とする請求項1に記載の画像撮影処理装置。
  9. 前記予め定められている輝度条件を満たす画素の数に応じた数値を表示する制御を行う特別輝度画素数表示制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の画像撮影処理装置。
  10. 電子的に撮影する撮影手段による被写体の撮影画像を表示部に表示させるコンピュータに、
    前記表示部に表示されている撮影画像のうち、予め定められている輝度条件を満たす画素を含む部分に所定の識別部を表示する制御を行う画像表示制御機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  11. 電子的に撮影する撮影手段による被写体の撮影画像を表示部に表示させるコンピュータに、
    前記表示部に表示されている撮影画像中の一部分を範囲指定する範囲指定機能と、
    この範囲指定機能により範囲指定された部分画像の輝度ヒストグラムを算出して表示する制御を行う部分ヒストグラム表示制御機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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