JP2005109733A - ネットワークにおける通信制御方法および通信装置 - Google Patents

ネットワークにおける通信制御方法および通信装置 Download PDF

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Kazumi Kisanuki
和美 木佐貫
Michi Sasaki
美知 佐々木
Mitsuhiro Hayakawa
光宏 早川
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美香 山口
Noriko Yoshino
典子 吉野
Noboru Yoneda
昇 米田
Hideki Kawamoto
英樹 川本
Mikio Okuwa
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Abstract

【課題】DHCP運用の利点を生かしつつ、プリンタ等を固定値運用とし、固定値運用装置の交換にも柔軟に対応する通信制御方法、および通信装置を提供する。
【解決手段】ネットワーク上の装置のIPアドレスを、ユーザが固定的に割り当てて登録する装置と、DHCPサーバが動的に割り当て、通信後、当該装置のMACアドレスと当該IPアドレスとを対応付けて登録する装置とに区分して管理する。通信要求発生時にIPアドレスをネットワーク上に送出し、IPアドレスがDHCPで割り当てられたアドレスの場合、該IPアドレスの装置からの応答を確認し、さらに該IPアドレスに対応するMACアドレスの未登録、あるいは登録されたMACアドレスとの一致を確認して通信を実行し、IPアドレスが、ユーザが固定的に割り当てたアドレスの場合、該IPアドレスの装置からの応答を確認して通信を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークに接続して他の装置と通信する方法、および装置に関し、特に、通信先のアドレス変更に追随して柔軟に対応する、通信制御方法、および通信装置に関する。
パーソナルコンピュータや印刷装置などをネットワークに接続する手段として、ローカルエリアネットワーク(LAN)が普及している。LANでは、各装置間の通信プロトコルとして、例えばTCP/IPが用いられる。TCP/IPでは、各装置固有のアドレス(MACアドレス)の他に、通信を行う際に用いるIPアドレスを割り当て、ある装置(例えばパソコン)から他の装置(例えばプリンタ)へ通信を行う際には、通信先のIPアドレスを指定する。したがって、LANで通信を行う場合には、通信先のIPアドレスをあらかじめ取得し、保持している必要がある。
LAN上の装置にIPアドレスを割り当てる一つの方法として、ユーザの手動操作により各装置にIPアドレスを割り当てる方法(固定値運用)がある。しかし、LAN上に同一のIPアドレスが複数存在すると正しい通信ができなくなるため、ユーザがすべてのIPアドレスを把握し、IPアドレスの重複が生じないように管理する必要がある。したがって、例えば適宜ノートパソコン等を接続、あるいは取り外すような運用形態では、IPアドレスの管理が煩雑になる。
このようなIPアドレス割り当ての煩雑さを解消する方法として、図7に示す、従来のネットワーク構成例のごとく、ネットワーク上にDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ42を設け、DHCPサーバ42によりIPアドレスを自動的に割り当てる方法(DHCP運用)がある。
図7においてDHCPサーバ42は、ネットワーク上に存在する装置、この例ではMACアドレス=MACAのパソコン(PC)41、MACアドレス=MACBのプリンタ(PR)43、およびMACアドレス=MACCのノートパソコン(PC)44と通信し、それぞれ、IPアドレス(IPA、IPB、IPC)を割り当てる。さらに、パソコン41は、プリンタ43のIPアドレスIPBを取得してアドレステーブルに保持し、プリンタ43に印刷する場合は、IPアドレスIPBを指定して通信を行う。
しかし、DHCP運用の場合は、装置の電源切断/再投入、あるいは接続の切り離し/再接続に伴いIPアドレスが動的に変更されてしまう。例えば図8に示すごとく、プリンタ43が電源断、あるいは切り離しをDHCPサーバ42に通知し、続いてプリンタ45を接続すると、DHCPサーバ42はプリンタ45にIPアドレスIPBを割り当てる場合がある。ここで、パソコン42がIPアドレスIPBを指定して印刷を実行すると、プリンタ45が離れた場所に設置された場合であってもプリンタ45に出力してしまう。
さらに、図9に示すごとく、以後、プリンタ43の電源再度投入、あるいは再接続したとしても、IPアドレスIPBはプリンタ45に割り当てられているため、DHCPサーバ42はプリンタ43には別のIPアドレス、例えばIPCを割り当てる。
したがって、DHCP運用において、通信先装置の電源切断/再投入、あるいは切り離し/再接続があっても、パソコンが所定の通信先装置と正しく通信するためには、常に通信先の装置の最新のIPアドレスを取得しておき、通信を行う際には最新のIPアドレスを指定する必要がある。
このような状況に対応するため、通信先装置のIPアドレス変更を認識し、IPアドレスの切り替えを行う技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開2000−222149号公報 特許文献1の方法では、図7から図9に示す状態遷移があっても、図10に示すごとく、クライアントコンピュータ、すなわちパソコン41がDHCPサーバ42とプリンタ43とのIPアドレス要求/付与を監視し、プリンタ43のIPアドレスが変更された場合には、パソコン41が保持しているプリンタのIPアドレスを自動的に更新して、当該プリンタ43に印刷出力指示を行う。
しかし、この方法では、ユーザが高性能の装置に更新するために新たにプリンタ45を設置し、プリンタ45に現在使用しているIPアドレスを手動で割り当て、プリンタ43に別のIPアドレスを割り当てたとしても、パソコンはIPアドレスの変更を監視しているため、ネットワーク上にプリンタ43が存在する限り、プリンタ45ではなく、プリンタ43に印刷出力を指示してしまう。
システム内で通信先として共通に用いられるようなプリンタ等は、IPアドレスが自動的に変更されない固定値運用が望ましい。他方、携帯パソコン等のような、他の装置から通信先として指定されることは少ないが、適宜、接続/切り離しを行いたいような装置は、DHCP運用が望ましい。
このような、固定値運用とDHCP運用とを混在させたい場合に対応する技術が開示されている。(特許文献2参照)
特開2001−101109号公報 特許文献2の方法では、パソコンが保持しているIPアドレスで通信を試み、通信に成功すれば、そのまま印刷出力を指示する。したがって、図11に示すごとく、ユーザがプリンタ45を新たに設置し、プリンタ45に現在使用しているIPアドレスIPBを手動で割り当て、プリンタ43に別のIPアドレス、例えばIPCを割り当てた場合であっても、パソコンからは、IPアドレスIPBを指定して印刷指示が出されるため、上記の問題は生じない。
しかし、この方法であっても、図12に示すごとく、プリンタ45の電源が切断されていた場合のようにIPアドレスIPBによる通信に失敗すると、パソコン41は現用のMACアドレスMACBの装置をさがし、当該MACアドレスを有するプリンタ43を検出すると、プリンタ43から別途付与されたIPアドレスIPCを取得し、アドレステーブルを書き換え、IPアドレスIPCを用いてプリンタ43に印刷出力を指示してしまう。
本発明は、DHCP運用の利点を生かしつつ、プリンタ等を固定値運用とし、固定値運用装置の交換にも柔軟に対応する通信制御方法、および通信装置を提供することを目的とする。
本発明は、ネットワークに接続された装置がIPアドレスの指定により該ネットワーク上の他の装置と行う通信を制御する方法であって、ネットワーク上の装置のIPアドレスをユーザが割り当てる第一のIPアドレス群として第一のテーブルに登録し、ネットワーク上の装置のIPアドレスをDHCPサーバが割り当てる第二のIPアドレス群として第二のテーブルに登録し、通信要求発生時に、指定するIPアドレスが登録されているテーブルを確認し、IPアドレスが第二のテーブルに登録されている場合、IPアドレスをネットワーク上に送出し、該IPアドレスの装置からの応答を確認した場合は、第二のテーブル上の、該IPアドレスに対応するMACアドレスの登録を確認し、MACアドレスが未登録の場合は当該装置と通信を実行すると共にMACアドレスを登録し、MACアドレスが登録済の場合は、該登録されたMACアドレスと応答した装置のMACアドレスとを比較し、MACアドレスが一致した場合に通信を実行することを特徴とする。
さらに、MACアドレスが登録済の場合は、該登録されたMACアドレスと応答した装置のMACアドレスとを比較し、MACアドレスが一致した場合は、通信を実行し、MACアドレスが不一致の場合は、第二のテーブルに登録されたMACアドレスをネットワーク上に送出し、該MACアドレスの装置からの応答を確認した場合は、当該装置と通信を実行すると共に第二のテーブルのMACアドレスとIPアドレスとを更新し、IPアドレスが第一のテーブルに登録されている場合、IPアドレスをネットワーク上に送出し、該IPアドレスの装置からの応答を確認した場合は、通信を実行することを特徴とする。
なお、IPアドレス送出/応答確認は、IPアドレス登録テーブルの如何に関わらず実行するものであり、IPアドレス登録テーブル確認に先立って実行してもよい。
また、ネットワークに接続され、IPアドレスの指定により該ネットワーク上の他の装置と通信を行う装置であって、ネットワーク上の装置のIPアドレスをユーザが割り当てる第一のIPアドレステーブルと、ネットワーク上の装置のIPアドレスをDHCPサーバが割り当て、通信後、当該装置のMACアドレスを当該IPアドレスと対応付けて登録する第二のIPアドレステーブルと、通信制御手段とを備え、通信制御手段は、通信要求発生時に指定するIPアドレスが登録されているテーブルを確認し、IPアドレスが第二のテーブルに登録されている場合、IPアドレスをネットワーク上に送出し、該IPアドレスの装置からの応答を確認した場合は、第二のテーブル上の、該IPアドレスに対応するMACアドレスの登録を確認し、 MACアドレスが未登録の場合は当該装置と通信を実行すると共にMACアドレスを登録し、MACアドレスが登録済の場合は、該登録されたMACアドレスと応答した装置のMACアドレスとを比較し、MACアドレスが一致した場合は、通信を実行することを特徴とする。
さらに、通信制御手段は、MACアドレスが登録済の場合は、該登録されたMACアドレスと応答した装置のMACアドレスとを比較し、MACアドレスが一致した場合は、通信を実行し、MACアドレスが不一致の場合は、第二のテーブルに登録されたMACアドレスをネットワーク上に送出し、該MACアドレスの装置からの応答を確認した場合は、当該装置と通信を実行すると共に第二のテーブルのMACアドレスとIPアドレスとを更新し、IPアドレスが第一のテーブルに登録されている場合、IPアドレスをネットワーク上に送出し、該IPアドレスの装置からの応答を確認した場合は、通信を実行することを特徴とする。
さらに、ネットワークに接続された装置がIPアドレスの指定により該ネットワーク上の他の装置と行う通信を制御する方法であって、通信要求発生時に、IPアドレスをネットワーク上に送出し、該IPアドレスの装置からの応答を確認した場合、応答情報に含まれるIPアドレス設定情報を確認し、IPアドテスがDHCPサーバによる設定の場合、アドレステーブル上の、該IPアドレスに対応するMACアドレスの登録を確認し、MACアドレスが未登録の場合は当該装置と通信を実行すると共にMACアドレスを登録し、MACアドレスが登録済の場合は、該登録されたMACアドレスと応答した装置のMACアドレスとを比較し、MACアドレスが一致した場合は通信を実行し、MACアドレスが不一致の場合は、アドレステーブルに登録されたMACアドレスをネットワーク上に送出し、該MACアドレスの装置からの応答を確認した場合は、当該装置と通信を実行すると共にアドレステーブル上のMACアドレスとIPアドレスとを更新し、IPアドレスが固定値として設定されている場合は通信を実行し、該IPアドレスの装置からの応答を確認できなかった場合、アドレステーブル上のMACアドレスを確認し、MACアドレスが登録されている場合は、アドレステーブルに登録されたMACアドレスをネットワーク上に送出し、該MACアドレスの装置からの応答を確認した場合は、当該装置と通信を実行すると共にアドレステーブル上のMACアドレスとIPアドレスとを更新することを特徴とする。
本発明により、携帯パソコンのごとく、適宜接続/切り離しが発生するような装置については、動的にIPアドレスを割り当てるDHCP運用の利点を生かしつつ、プリンタのごとく、装置交換時にもIPアドレスを固定しておくことが望ましい装置には固定値運用を適用して柔軟に対応する通信制御方法、および通信装置を提供することが可能となる。
ネットワーク上の装置のIPアドレスをユーザが固定的に割り当てる第一のIPアドレス群として第一のテーブル、すなわち固定値運用テーブルに登録し、ネットワーク上の装置のIPアドレスをDHCPサーバが割り当て、通信後、当該装置のMACアドレスを当該IPアドレスと対応付けて登録する第二のIPアドレス群として第二のテーブル、すなわちDHCP運用テーブルに登録し、通信要求発生時に、指定するIPアドレスが登録されているテーブルを確認し、IPアドレスがDHCP運用テーブルに登録されている場合、IPアドレスをネットワーク上に送出し、該IPアドレスの装置からの応答を確認した場合は、DHCP運用テーブル上の、該IPアドレスに対応するMACアドレスの登録を確認し、MACアドレスが未登録の場合は当該装置と通信を実行すると共にMACアドレスを登録し、MACアドレスが登録済の場合は、該登録されたMACアドレスと応答した装置のMACアドレスとを比較し、MACアドレスが一致した場合は、通信を実行し、MACアドレスが不一致の場合は、DHCP運用テーブルに登録されたMACアドレスをネットワーク上に送出し、該MACアドレスの装置からの応答を確認した場合は、当該装置と通信を実行すると共にDHCP運用テーブルのMACアドレスとIPアドレスとを更新し、IPアドレスが固定値運用テーブルに登録されている場合、IPアドレスをネットワーク上に送出し、該IPアドレスの装置からの応答を確認した場合は、通信を実行する。
図1は本発明の実施例1の通信制御手段の動作を示すフローチャートであり、図2は本発明の実施例1を備える装置、ここではパソコンを用いたネットワーク構成例を示す。
図2に示すネットワークは、DHCPサーバ22、図1に示すフローチャートの処理機能を備えたパソコン(PC)21、プリンタ(PR)23、およびノートパソコン(PC)24とから構成される。ここで、各装置右上の記号は、各装置のMACアドレス、および各装置に割り当てられたIPアドレスを示す。また、パソコン21は、固定値運用テーブル26、DHCP運用テーブル27、および通信制御手段28を備える。
この例では、IPアドレスIPAからIPNはDHCPサーバ22が動的に割り当てる(DHCP運用の)アドレスであり、IPアドレスIPPからIPWはユーザが特定の装置に固定的に割り当てる(固定値運用の)アドレスとする。
例えば、プリンタ23には、ユーザにより固定的にIPアドレスIPPが割り当てられ、各々パソコン21、ノートパソコン24には、DHCPサーバ22により、動的にIPアドレスIPA、IPBが割り当てられているものとする。
この場合、予めパソコン21の、固定値運用テーブル26にはプリンタ23のIPアドレスIPPが登録され、DHCP運用テーブル27にはノートパソコン24のIPアドレスIPBが装置2として登録される。
以下、図を用いて、パソコン21からノートパソコン24、およびプリンタ23と通信する場合の動作について説明する。
パソコン21でノートパソコン24への通信要求が発生すると、通信制御手段28はステップS2でIPアドレスがDHCP運用テーブル27に登録されているかを確認する。この場合、ノートパソコン24のIPアドレスIPBは、DHCP運用テーブル27に登録されているためステップS3へ進み、IPアドレスIPBをネットワーク上に送出して応答を待つ。
当該IPアドレスを有する装置から応答があった場合、通信制御手段28は、ステップS4でDHCP運用テーブル27に当該装置のMACアドレスが登録されているかを確認する。当該装置、すなわちノートパソコン24に対する初回の通信要求であった場合、MACアドレスは未登録でありステップS6に進み、通信を実行すると共にMACアドレス、この場合にはMACCをDHCP運用テーブル27に登録する。
IPアドレスIPBへの2回目以降の通信要求の場合は、DHCP運用テーブル27にMACアドレスMACCが登録されているためステップS5に進み、IPアドレスIPBの送出に対して応答してきた装置のMACアドレスと、DHCP運用テーブル27に登録されているノートパソコン24のMACアドレスMACCとを比較する。
当該応答してきた装置のMACアドレスと、DHCP運用テーブル27に登録されているMACアドレスとが一致した場合は、ノートパソコン24と正常に通信が行えるためステップS6に進み通信を実行する。
MACアドレスが不一致の場合、例えば図3に示すごとく、ノートパソコン24が切り離され、別のノートパソコン29(例えばMACアドレスMACE)がネットワークに接続され、ノートパソコン29にIPアドレスIPBが割り当てられたような場合、ステップS8に進む。
ステップS8では、DHCP運用テーブル27に登録されているMACアドレスMACCをネットワーク上の送出し、応答を待つ。
当該MACアドレスを有する装置、すなわちノートパソコン24が再度ネットワークに接続された場合は、当該装置から応答があり、パソコン21は当該装置のIPアドレスを取得し、ステップS3に戻る。
なお、ノートパソコン24が切り離され、かつIPアドレスIPBが他の装置に割り当てられていない場合には送出したIPアドレスに対して応答がなく、ステップS3からステップS7、ステップS8を経由して通信エラーとなる。
ステップ8は、一度ノートパソコン24がネットワークから切り離され、IPアドレスIPBが他の装置に割り当てられたと思われる場合に対応するものであり、ステップS9はノートパソコン24が再度ネットワークに接続された場合の救済措置となる。
これにより、適宜ノートパソコン24の接続、切り離しが行われ、IPアドレスが動的に割り当てられた場合であっても、正しく通信が行われる。
一方、パソコン21でプリンタ23への通信要求が発生すると、通信制御手段28は、ステップS2でIPアドレスがDHCP運用テーブル27に登録されているかを確認する。この場合、プリンタ23のIPアドレスIPPは、DHCP運用テーブル27に登録されていないため、ステップS10へ進み、IPアドレスIPPが固定値運用テーブル26に登録されているかを確認する。この場合、プリンタ23のIPアドレスIPPは、固定値運用テーブル26に登録されているため、ステップS11へ進み、IPアドレスIPPをネットワーク上に送出し、応答を待つ。
当該IPアドレスを有する装置から応答があった場合、ステップS12に進み通信を実行し、応答がなかった場合、通信エラーとなる。
図4は、例えば、プリンタを高性能のプリンタ25に交換する場合を示す。パソコン21に、図1に示す処理フローを備えた通信制御手段28が適用されている場合は、パソコン21の設定を変更することなく、プリンタ25にIPアドレスIPPを割り当て、プリンタ23を切り離す、あるいはプリンタ23のIPアドレスを別のアドレス、例えばIPQに変更することで、プリンタ25と通信を実行することが可能となる。
IPアドレスの送出に対する通信先装置の応答の中の、IPアドレスの設定がDHCPサーバによる設定か、ユーザによる固定値かを示す情報が含まれている場合、この情報を利用する例を実施例2例に示す。図5は、実施例2の装置(パソコン51)の構成例、図6に実施例2のパソコン51の通信制御手段58のフローチャートを示す。図2に示すパソコン21をパソコン51で置き換えた場合、パソコン51のアドレステーブル56には、プリンタ23のIPアドレスIPP、およびノートパソコン24のIPアドレスIPBが装置2として登録される。
以下、図を用いて、パソコン51からノートパソコン24、およびプリンタ23と通信する場合の動作について説明する。
パソコン51でノートパソコン24への通信要求が発生すると、通信制御手段58はステップS51でIPアドレスIPBをネットワーク上に送出して応答を待つ。当該IPアドレスを有する装置から応答があった場合、通信制御手段58は、ステップ52で、IPアドレスがDHCPで設定されているかを確認する。
この場合、ノートパソコン24のIPアドレスIPBはDHCPで登録されているためステップS53へ進み、アドレステーブル26に当該装置のMACアドレスが登録されているかを確認する。当該装置、すなわちノートパソコン24に対する初回の通信要求であった場合、MACアドレスは未登録でありステップS55に進み、通信を実行すると共にMACアドレス、この場合にはMACCをアドレステーブル56に登録する。
IPアドレスIPBへの2回目以降の通信要求の場合は、アドレステーブル56にMACアドレスMACCが登録されているためステップS54に進み、IPアドレスIPBの送出に対して応答してきた装置のMACアドレスと、アドレステーブル56に登録されているノートパソコン24のMACアドレスMACCとを比較する。
当該応答してきた装置のMACアドレスと、アドレステーブル56に登録されているMACアドレスとが一致した場合は、ノートパソコン24と正常に通信が行えるためステップS55に進み通信を実行する。
MACアドレスが不一致の場合、例えば図3に示すごとく、ノートパソコン24が切り離され、別のノートパソコン29(例えばMACアドレスMACE)がネットワークに接続され、ノートパソコン29にIPアドレスIPBが割り当てられたような場合、ステップS56に進む。
ステップS56では、アドレステーブル56に登録されているMACアドレスMACCをネットワーク上の送出し、応答を待つ。
当該MACアドレスを有する装置、すなわちノートパソコン24が再度ネットワークに接続された場合は、当該装置から応答があり、パソコン51は当該装置のIPアドレスを取得し、ステップS52に戻る。以下、実施例1と同様の処理となる。
一方、パソコン51でプリンタ23への通信要求が発生すると、通信制御手段58はステップS51でIPアドレスIPPをネットワーク上に送出し、応答を待つ。当該IPアドレスを有する装置から応答があった場合、通信制御手段58は、ステップ52で、IPアドレスがDHCPで設定されているかを確認する。
この場合、プリンタ23のIPアドレスIPPは、DHCPで登録されていないため、ステップS58へ進み、通信を実行する。
ステップS51で、送出したIPアドレスに対して応答がなかった場合、ステップS59に進み、アドレステーブル56にMACアドレスが登録されているかを確認する。MACアドレスが登録されている場合はステップS56へ進み、MACアドレスが登録されていない場合は通信エラーとなる。
本発明により、例えば複数のパソコンが共用するネットワーク上の装置、例えばプリンタには予め固定的にIPアドレスを割り当て、例えばノートパソコンのごとく適宜、接続/切り離しが発生する装置にはDHCPサーバにより動的にIPアドレスを割り当てる運用が可能となり、さらに、固定的にIPアドレスが割り当てられている共用の装置を新しい装置と交換した場合でも、一つの新しい装置に従来のIPアドレスを割り当てることにより、複数のパソコンの設定を変えることなく運用することが可能となる。
本発明の実施例1のフローチャート 実施例1を備えた装置を用いたネットワーク構成例 ネットワーク上のノートパソコンが入れ替わった場合の例 ネットワークにプリンタを追加した場合 実施例2を備えた装置例 実施例2のフローチャート 従来のネットワーク構成例 プリンタの接続を変えた場合 プリンタを再接続した場合 特許文献1の動作例 特許文献2の動作例1 特許文献2の動作例2
符号の説明
21、41、51 パソコン
22、42 DHCPサーバ
23、25、43、45 プリンタ
24、29、44 ノートパソコン
26 固定値運用テーブル
27 DHCP運用テーブル
28、58 通信制御手段
56 アドレステーブル

Claims (5)

  1. ネットワークに接続された装置がIPアドレスの指定により該ネットワーク上の他の装置と行う通信を制御する方法であって、
    ネットワーク上の装置のIPアドレスをユーザが割り当てる第一のIPアドレス群として第一のテーブルに登録し、
    ネットワーク上の装置のIPアドレスをDHCPサーバが割り当てる第二のIPアドレス群として第二のテーブルに登録し、
    通信要求発生時に、指定するIPアドレスが登録されているテーブルを確認し、
    IPアドレスが第二のテーブルに登録されている場合、
    IPアドレスをネットワーク上に送出し、
    該IPアドレスの装置からの応答を確認した場合は、第二のテーブル上の、該IPアドレスに対応するMACアドレスの登録を確認し、
    MACアドレスが未登録の場合は当該装置と通信を実行すると共にMACアドレスを登録し、
    MACアドレスが登録済の場合は、該登録されたMACアドレスと応答した装置のMACアドレスとを比較し、
    MACアドレスが一致した場合に通信を実行することを特徴とする通信制御方法。
  2. ネットワークに接続された装置がIPアドレスの指定により該ネットワーク上の他の装置と行う通信を制御する方法であって、
    ネットワーク上の装置のIPアドレスをユーザが割り当てる第一のIPアドレス群として第一のテーブルに登録し、
    ネットワーク上の装置のIPアドレスをDHCPサーバが割り当て、通信後、当該装置のMACアドレスを当該IPアドレスと対応付けて登録する第二のIPアドレス群として第二のテーブルに登録し、
    通信要求発生時に、指定するIPアドレスが登録されているテーブルを確認し、
    IPアドレスが第二のテーブルに登録されている場合、
    IPアドレスをネットワーク上に送出し、
    該IPアドレスの装置からの応答を確認した場合は、第二のテーブル上の、該IPアドレスに対応するMACアドレスの登録を確認し、
    MACアドレスが未登録の場合は当該装置と通信を実行すると共にMACアドレスを登録し、
    MACアドレスが登録済の場合は、該登録されたMACアドレスと応答した装置のMACアドレスとを比較し、
    MACアドレスが一致した場合は、通信を実行し、
    MACアドレスが不一致の場合は、第二のテーブルに登録されたMACアドレスをネットワーク上に送出し、
    該MACアドレスの装置からの応答を確認した場合は、当該装置と通信を実行すると共に第二のテーブルのMACアドレスとIPアドレスとを更新し、
    IPアドレスが第一のテーブルに登録されている場合、
    IPアドレスをネットワーク上に送出し、
    該IPアドレスの装置からの応答を確認した場合は、通信を実行することを特徴とする通信制御方法。
  3. ネットワークに接続され、IPアドレスの指定により該ネットワーク上の他の装置と通信を行う装置であって、
    ネットワーク上の装置のIPアドレスをユーザが割り当てる第一のIPアドレステーブルと、
    ネットワーク上の装置のIPアドレスをDHCPサーバが割り当て、通信後、当該装置のMACアドレスを当該IPアドレスと対応付けて登録する第二のIPアドレステーブルと、
    通信制御手段とを備え、
    通信制御手段は、通信要求発生時に指定するIPアドレスが登録されているテーブルを確認し、
    IPアドレスが第二のテーブルに登録されている場合、
    IPアドレスをネットワーク上に送出し、
    該IPアドレスの装置からの応答を確認した場合は、第二のテーブル上の、該IPアドレスに対応するMACアドレスの登録を確認し、
    MACアドレスが未登録の場合は当該装置と通信を実行すると共にMACアドレスを登録し、
    MACアドレスが登録済の場合は、該登録されたMACアドレスと応答した装置のMACアドレスとを比較し、
    MACアドレスが一致した場合は、通信を実行することを特徴とする通信装置。
  4. ネットワークに接続され、IPアドレスの指定により該ネットワーク上の他の装置と通信を行う装置であって、
    ネットワーク上の装置のIPアドレスをユーザが割り当てる第一のIPアドレステーブルと、
    ネットワーク上の装置のIPアドレスをDHCPサーバが割り当て、通信後、当該装置のMACアドレスを当該IPアドレスと対応付けて登録する第二のIPアドレステーブルと、
    通信制御手段とを備え、
    通信制御手段は、通信要求発生時に指定するIPアドレスが登録されているテーブルを確認し、
    IPアドレスが第二のテーブルに登録されている場合、
    IPアドレスをネットワーク上に送出し、
    該IPアドレスの装置からの応答を確認した場合は、第二のテーブル上の、該IPアドレスに対応するMACアドレスの登録を確認し、
    MACアドレスが未登録の場合は当該装置と通信を実行すると共にMACアドレスを登録し、
    MACアドレスが登録済の場合は、該登録されたMACアドレスと応答した装置のMACアドレスとを比較し、
    MACアドレスが一致した場合は、通信を実行し、
    MACアドレスが不一致の場合は、第二のテーブルに登録されたMACアドレスをネットワーク上に送出し、
    該MACアドレスの装置からの応答を確認した場合は、当該装置と通信を実行すると共に第二のテーブルのMACアドレスとIPアドレスとを更新し、
    IPアドレスが第一のテーブルに登録されている場合、
    IPアドレスをネットワーク上に送出し、
    該IPアドレスの装置からの応答を確認した場合は、通信を実行することを特徴とする通信装置。
  5. ネットワークに接続された装置がIPアドレスの指定により該ネットワーク上の他の装置と行う通信を制御する方法であって、
    通信要求発生時に、IPアドレスをネットワーク上に送出し、
    該IPアドレスの装置からの応答を確認した場合、応答情報に含まれるIPアドレス設定情報を確認し、
    IPアドテスがDHCPサーバによる設定の場合、アドレステーブル上の、該IPアドレスに対応するMACアドレスの登録を確認し、
    MACアドレスが未登録の場合は当該装置と通信を実行すると共にMACアドレスを登録し、
    MACアドレスが登録済の場合は、該登録されたMACアドレスと応答した装置のMACアドレスとを比較し、
    MACアドレスが一致した場合は通信を実行し、
    MACアドレスが不一致の場合は、アドレステーブルに登録されたMACアドレスをネットワーク上に送出し、
    該MACアドレスの装置からの応答を確認した場合は、当該装置と通信を実行すると共にアドレステーブル上のMACアドレスとIPアドレスとを更新し、
    IPアドレスが固定値として設定されている場合は通信を実行し、
    該IPアドレスの装置からの応答を確認できなかった場合、アドレステーブル上のMACアドレスを確認し、
    MACアドレスが登録されている場合は、アドレステーブルに登録されたMACアドレスをネットワーク上に送出し、
    該MACアドレスの装置からの応答を確認した場合は、当該装置と通信を実行すると共にアドレステーブル上のMACアドレスとIPアドレスとを更新することを特徴とする通信制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008015880A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Fuji Xerox Co Ltd ネットワークシステム、画像処理装置、およびコンピュータプログラム
CN116319682A (zh) * 2023-03-24 2023-06-23 陕西天霖瑞腾网络科技有限公司 企业局域网ip分配方法、装置、电子设备及介质

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