JP2005107657A - 自動販売機用商品見本 - Google Patents

自動販売機用商品見本 Download PDF

Info

Publication number
JP2005107657A
JP2005107657A JP2003337512A JP2003337512A JP2005107657A JP 2005107657 A JP2005107657 A JP 2005107657A JP 2003337512 A JP2003337512 A JP 2003337512A JP 2003337512 A JP2003337512 A JP 2003337512A JP 2005107657 A JP2005107657 A JP 2005107657A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
vending machine
product sample
sample
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003337512A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Hatazoe
幸博 畠添
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koshin Sangyo KK
Original Assignee
Koshin Sangyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koshin Sangyo KK filed Critical Koshin Sangyo KK
Priority to JP2003337512A priority Critical patent/JP2005107657A/ja
Publication of JP2005107657A publication Critical patent/JP2005107657A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

【課題】 現物の商品に近似した美麗な外観を有して商品購入者の購買意欲を高めながら、しかも、安価に製造することができる自動販売機用商品見本を提供することを目的とする。
【解決手段】 自動販売機の商品展示スペース13に陳列される自動販売機用商品見本であって、商品表示手段12と、該商品表示手段12によって商品表示が施される商品見本本体1とを含み、該商品見本本体1は、自動販売機の正面側に配置される正面部分1aと、該正面部分1aと一体的に組み合わされて前記商品見本本体1を形成する背面部分1bとから構成されていることを解決手段とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、自動販売機用商品見本に関する。
従来より、自動販売機で販売されるペットボトル入り飲料等の商品の識別を図るとともに、商品の宣伝効果を持たせるために、販売する商品と略等しい外観を有する自動販売機用商品見本を商品展示スペースに取付け、陳列している。この自動販売機用商品見本としては、種々のものが提案されており、例えば、商品がペットボトル入り飲料の場合は、より現物の商品に近似させ、リアル且つ美麗に見せて商品購入者の購買意欲を高めるため、アクリル樹脂等の透明な樹脂材料を使用して商品形態を立体的に模した中空形状(ボトル形状)の商品見本本体に商品表示を施したものが知られている。
この種の商品見本本体は、中空成形体の成形に適したブロー成形(インジェクションブロー)により成形されるが、ブロー成形は、複雑な外側形状とし易い代わりに内側形状の規制(公差の確保)ができない等の欠点があり、これにより材料コストが嵩む等して製造コストの上昇に繋がることがあった。
このような問題に対して、商品を縦半分に切断した半割形の商品見本が提案されている(特許文献1参照)。該商品見本は、外側に向かって略開放された形状(非中空形状)を呈しているため、成形コストが安価なインジェクション成形(射出成形)が使用でき、上述したブロー成形における欠点が解消されて低コストで製造することができる。
かかる商品見本は、その内周面または外周面に商品表示を行う商品表示紙等を配するとともに、該商品見本の背面の両端に突設された係合用突起を、自動販売機の商品展示スペースの壁面に設けられた係合用孔に係合すること等により該商品展示スペースに取付けられている。このため、自動販売機の商品表示窓を前方から覗いた状態(正面視)では、現物の商品と何ら変わらないように見える。
特開平8−305939号公報
しかしながら、この商品見本を商品表示窓の側方から眺めると、該商品見本が商品を縦半分に切断した半割形である旨が商品購入者によりはっきりと視認され、それにより商品見本の美観が損なわれて購入者の購買意欲を減退させる虞がある。その一方、現物の商品に近似した中空形状とすると、前述のようにブロー成形による製造を強いられ、製造コストが上昇する。
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたものであり、現物の商品に近似した美麗な外観を有して商品購入者の購買意欲を高めながら、しかも、安価に製造することができる自動販売機用商品見本を提供することを目的とする。
本発明に係る自動販売機用商品見本は、自動販売機の商品展示スペースに陳列される自動販売機用商品見本であって、商品表示手段と、該商品表示手段によって商品表示が施される商品見本本体とを含み、該商品見本本体は、自動販売機の正面側に配置される正面部分と、該正面部分と一体的に組み合わされて前記商品見本本体を形成する背面部分とから構成されていることを特徴とする。
該自動販売機用商品見本は、自動販売機の正面側に配置される正面部分と、該正面部分と一体的に組み合わされて前記商品見本本体を形成する背面部分とを含んで構成されているので、現物の商品に近似した美麗な外観を有しながら、しかも、成形コストの安価なインジェクション成形により製造し得るものとなる。
前記正面部分と背面部分とが互いに略等しい大きさ、形状に形成されてなることが好ましい。
上記好ましい構成によれば、背面部分と正面部分とを同一の金型で成形することが可能となる。
前記商品表示手段が熱収縮性フィルムであり、該熱収縮性フィルムにより前記正面部分と背面部分とがシュリンク包装され一体化されていることが好ましい。
上記好ましい構成によれば、熱収縮性フィルムによって、商品表示を行うとともに背面部分と正面部分とを一体化することができる。
本発明に係る自動販売機用商品見本は、自動販売機の商品展示スペースに陳列される自動販売機用商品見本であって、商品表示手段と、該商品表示手段によって商品表示が施される商品見本本体とを含み、該商品見本本体は、外側に略開放された非中空形状を呈する第一部分と、該第一部分と一体的に組み合わされて商品見本本体を構成するとともに、外側に略開放された非中空形状を呈する第二部分とから構成されていることを特徴とする。
該自動販売機用商品見本は、外側に略開放されている非中空形状を呈する第一部分と、該第一部分と一体的に組み合わされて商品見本本体を形成するとともに、外側に略開放されている非中空形状を呈する第二部分とを含んで構成されているので、現物の商品に近似した美麗な外観を有しながら、しかも、成形コストが安価なインジェクション成形により製造し得るものとなる。
以上のように、本発明に係る自動販売機用商品見本によれば、現物の商品に近似した美麗な外観を有して商品購入者の購買意欲を高めながら、しかも、安価に製造することができる。
以下、本発明に係る自動販売機用商品見本の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1(a)は、本実施形態に係る自動販売機用商品見本本体の外観斜視図であり、図1(b)は、同自動販売機用商品見本本体の分解斜視図である。該商品見本本体1は、現物の商品であるペットボトル入り飲料用と略等しい大きさ、形状を有しており、復元弾性を有するアクリル樹脂等の透明な樹脂材料により全体に略均等な肉厚に形成されている。本実施の形態の自動販売機用商品見本は、該商品見本本体1に更に熱収縮フィルムによりシュリンク包装が施され、キャップが装着されているものであるが、図1(a)および図1(b)においては該熱収縮フィルムおよびキャップの図示を省略する。
前記商品見本本体1は、図1(a)に示すように、略垂直方向に形成された二対の相対向する面(左右一対の側面と、前後一対の前背面)と底面とからなる有底四角筒状の胴部2と、キャップが装着されるキャップ部4と、前記胴部2からキャップ部4に向けて先細りに四角錘状に形成されている括れ部3とから構成されている。
また、商品見本本体1は、図1(b)に示すように、正面部分1aと、該正面部分1aの背後に配置される背面部分1bとから構成されており、図1(a)に示すように、両部分が対応する所定部位で位置合わせされ一体化することで、商品見本本体1が形成される。また、正面部分1aと背面部分1bとは、互いに略等しい大きさ、形状に形成されており、それぞれ外側に向かって略開放された形状(非中空形状)を呈している。このように、該商品見本本体1は、図1(a)に示す一体化された状態では、閉じた空間を有する形状(中空形状〔ボトル形状〕)を呈しているが、非中空形状を呈する正面部分1aおよび背面部分1bに分離することができる。
なお、図1(a)および図1(b)においては、商品見本本体1は、該商品見本本体1を商品見本本体1の側面で縦半分に切断したときに出現する切断面に対応する接合面5,5で、正面部分1aと背面部分1bとが互いに接触して形成されている。また、図1(a)に示すように、該接合面5,5が胴部2の側面に交わることにより分割線5´が形成されている。
また、図1(a)に示すように、商品見本本体1の底面には、その肉厚を貫通する矩形状の開口10が形成されており、該開口10の周縁且つ胴部2の側面近傍には、左右一対の係合爪8,8が下方に突設されている。また、図1(b)に示すように、正面部分1aおよび背面部分1bの底面には、それぞれ接合面5から陥没した凹部11aおよび凹部11bが形成されており、図2(a)および図2(b)に示すように、前記開口10は、正面部分1aおよび背面部分1bが一体的に組み合わされた際に該凹部11aおよび凹部11bが連通することで形成されている。なお、ここでは、開口10の形状を矩形状としたが、円形状又は楕円形状等の丸みを帯びた形状としても勿論良い。
また、図1(b)および図2(a)に示すように、正面部分1aの底面において、凹部11aの左右側縁且つ接合面5近傍には、左右一対の係合爪8a,8aが下方に突設されている。そして、背面部分1bの底面には、正面部分1aおよび背面部分1bで商品見本本体1が形成された状態で接合面5,5を基準として前記係合爪8a,8aと略面対称に、左右一対の係止片8b,8bが下方に突設されている。そして、図2(a)および図2(b)に示すように、前記左右一対の係合爪8,8は、正面部分1aおよび背面部分1bが一体的に組み合わされた際に前記係合爪8aおよび係合爪8bが互いに近接して略一体化することで形成される。
また、図1(b)に示すように、背面部分1bの左右一対の側面の上下両端部においては、それぞれ左右一対の係止部6,6が接合面5,5から突設されている。また、正面部分1aの左右一対の側面における上下両端部には、それぞれ、前記係止部6,6と係合する左右一対の被係合部7,7が接合面5から凹設されている。そして、図1(a)に示すように、正面部分1aおよび背面部分1bによって商品見本本体1が形成され、各係止部6,6と各被係合部7,7とが係合した状態で、該商品見本本体1の正面部分1aの左右一対の側面において前記係止部6,…と被係合部7,…との間に側面の肉厚を貫通して矩形状の空気逃げ孔7a,…が形成されている。
更に、図1(b)に示すように、正面部分1aの両側面の内側において、上下の被係合部7,7の間且つ上方の被係合部7近傍には、左右一対の半楕円形状の窪み部16a,16aが相対向して形成されている。そして、背面部分1bの両側面の内側には、正面部分1aおよび背面部分1bが一体化されて商品見本本体1が形成された状態で接合面5,5を基準として前記窪み部16a,16aと略面対称になるように、左右一対の窪み部16b,16bが相対向して形成されている。
なお、前記係止部6,6と被係止部7,7を目印として、正面部分1aと背面部分1bとを位置合わせすれば、商品見本本体1をより容易に形成することができる。また、前記窪み部16a,16aと窪み部16b,16bは、前述したように接合面5,5を基準として略面対称に位置させる必要は必ずしもなく、また、本実施の形態の商品見本の如く商品見本本体1に熱収縮性フィルムを用いてシュリンク包装を施す場合は、商品見本本体1には、空気逃げ孔7a,…および窪み部16a,16b…は、必ずしも設ける必要はない。
本実施形態の自動販売機用商品見本は、以上の構成からなる商品見本本体1と、熱収縮性フィルムと、キャップとを含み、該熱収縮性フィルムにより商品見本本体1にシュリンク包装が施され、キャップ部4(図1(a)参照)にキャップが装着されて構成されるものである。次に、本実施形態の自動販売機用商品見本が陳列される商品展示スペースについて説明する。該商品展示スペース13は、図3に示すように、自動販売機の商品表示窓に沿って付設され、商品見本が取付けられる床面14と、該床面14に対して略垂直方向に立設された壁面15とから構成されている。床面14には、商品見本本体1の底面の左右一対の係合爪8,8が係脱される被係合部16,16を有する略矩形状の光透過穴9が所定間隔を置いて貫通されている。この光透過穴9は、前記商品見本本体1の底面に形成された開口10と略連通するように形成されており、照明手段を用いて下方から照明光を光透過穴9を通して透過させると、該開口10を光が通って前記商品見本が内部から明るく照らし出されるようになる。したがって、かかる光の透過率を高める観点からは、開口10の形状および大きさと光透過穴9の形状および大きさとは、図3に示すように略一致していることが好ましい。なお、図3において、商品展示スペース13の手前側が自動販売機の正面側(自動販売機の商品表示窓側)に対応し、その反対側が自動販売機の背面側に対応する。
続いて、商品展示スペース13に本実施形態の自動販売機用商品見本を陳列する方法について説明する。なお、図3では、商品見本本体1には、商品表示を行う熱収縮性フィルム12によりシュリンク包装が施されており、これにより、正面部分1aと背面部分1bとが緊締されて一体的に組み合わされている。
即ち、まず、図3および図4(a)に示すように、商品見本本体1の正面部分1aが自動販売機の正面側に配置され、且つ、背面部分1bが自動販売機の背面側に配置された状態で、商品見本の底面の左右一対の係合爪8,8を、商品展示スペース13の床面14の光透過穴9の被係合部16,16に位置合わせする。
そして、図4(b)に示すように、係合爪8,8の外側面の下部に形成されたテーパー部分8a,8aを被係合部16,16の左右側縁9a,9bに当接させ、商品見本を下方に押すことにより、係合爪8,8は、変形して互いの離間距離を狭めつつ前記左右側縁9a,9bがテーパー部分8a,8aに沿ってスライドして、光透過孔9に係入される。このとき、前記被係合部16,16の左右側縁9a,9bがテーパー部分8a,8aと商品見本の底面との間に形成される係合凹部8b,8bに係合する。これにより、商品見本は床面14に対して起立した状態で固定され、商品展示スペース13への陳列が完了する。なお、このとき、商品見本の側面に形成される分割線5´は、図3に示すように、自動販売機の左右側面側に配されるので、正面視では目立ちにくい状態となる。
また、この自動販売機用商品見本を商品展示スペース13から取り外すには、商品見本の底面の左右一対の係合爪8,8を指等で挟持してそれらの間の離間距離を狭めて、該係合爪8,8の光透過孔9への係入を解除しつつ、商品見本を上方に持ち上げればよい。
このように、本実施形態の自動販売機用商品見本は、ほぼ現物の商品に近似した形態で、自動販売機の商品展示スペース13に陳列されるので、美麗な外観を有して商品購入者の購買意欲を高めることが可能となる。
また、商品見本本体1の正面部分1aが自動販売機の正面側に配置され、且つ、背面部分1bが自動販売機の背面側に配置されるので、商品見本の側面の分割線5´は、自動販売機の左右側面側に配されるようになり、正面視では視認が困難となって、商品見本の美観を損ねることがない。
また、本実施形態の自動販売機用商品見本は、その底面の左右一対の係止爪8,8を、商品展示スペース13の床面14の光透過孔9に係脱させることにより、極めて容易に商品展示スペース13への陳列と取り外しが行える。これにより、販売する商品の変更等があった場合に、それに対応する商品見本を迅速に入れ替えることが可能となる。
更に、商品見本本体1は、正面部分1aと、該正面部分1aと一体的に組み合わされて商品見本本体1を形成する背面部分1bとから構成されており、それぞれの部分は、外側に向かって略開放された非中空形状を呈しているので、成形コストの安価なインジェクション成形により成形することができる。
また、筒状に形成された熱収縮性フィルム12を商品見本本体1に環装し、その後熱処理することにより商品見本本体1にシュリンク包装が施されているので、互いに独立した部分である正面部分1aと背面部分1bとからなる商品見本本体1を各部分に分離することによって、該熱収縮性フィルム12を容易に開裂することができて廃棄・リサイクル時に該フィルム部分と商品見本本体1との分別が容易化される利点も有する。
尚、上記実施形態は上述した構成を採用することで叙上の利点を有したが、本発明はこれに限定されるものではなく本発明の意図する範囲において適宜設計変更が可能である。
上記実施形態では、自動販売機用商品見本をペットボトル入り飲料に模した形態としたが、本発明に係る自動販売機用商品見本は、これに限定されず、その他の飲料、例えば、瓶や缶入り飲料に模した形態とすることもできるし、紙パック入り飲料に模した形態とすることもできる。
また、商品表示手段として商品表示を行う熱収縮性フィルム12を用い、該熱収縮性フィルム12により正面部分1aと背面部分1bとをシュリンク包装して一体化したが、正面部分1aおよび背面部分1bをそれぞれ商品表示を行う熱収縮性フィルムによりシュリンク包装した後、両部分を一体的に組み合わせて商品見本を形成することも可能であり、商品形態を模したカバー材等で商品見本本体1を覆うことによっても商品表示を行うことができる。
また、商品表示手段として商品表示を行う紙(商品表示紙)やフィルム(商品表示フィルム)〔以下、商品表示紙等という。〕を用いることも可能である。この場合は、商品見本本体1の正面部分1aの左右一対の側面の内側における上下両端部且つ接合面5の近傍に、商品表示紙等を係止するための左右一対の係止片6a,6aを相対向して突設させるとともに、背面部分1bの左右一対の側面の内側に、正面部分1aおよび背面部分1bで商品見本本体1が形成された状態において接合面5,5を基準として前記係止片6a,6aと略面対称に、左右一対の係止片6b,6bを相対向して突設させ、該係止片6a,6bを掛止部として使用して正面部分1aおよび背面部分1bの内面にそれぞれ商品表示紙等を取付けた後、両部分を一体的に組み合わせることで商品見本を形成することができ、これにより、商品表示が容易化される。更にこの場合、上記実施形態の商品見本本体1の如く、正面部分1aまたは背面部分1bの左右一対の側面に空気逃げ孔7a,…が形成されていると、商品表示紙等と正面部分1aまたは背面部分1bの内面との間に溜まる空気が空気逃げ孔7a,…から排除され、より確実に係止片6a,6b,…に商品表示紙等を係止することができる。一方、窪み部16a,16b,…に位置する商品表示紙等を押圧することによって、商品表示紙等の取り外しも容易に行うことができる。なお、上記実施形態の商品見本本体1では、空気逃げ孔7aは、正面部分1aにのみが形成されているので、正面部分1aに商品表示紙等を取付ける場合にのみ空気逃げ孔7aによる空気の排除効果が得られる。
また、上記実施形態では、正面部分1aおよび背面部分1bを熱収縮性フィルム12を用いたシュリンク包装により一体化して商品見本本体1を形成したが、正面部分1aおよび背面部分1bの対応する位置にそれぞれ形成した凸部と該凸部と嵌脱自在に嵌合する凹部を用いて正面部分1aおよび背面部分1bを一体化しても構わない。但し、熱収縮性フィルム12を用いれば、該熱収縮性フィルム12によって商品表示を行うとともに正面部分1aと背面部分1bとをシュリンク包装で一体化することが可能となるので、商品見本の製造が容易且つ安価に行えるようになり、好ましい。
また、上記実施形態では、自動販売機用商品見本本体1を、現物の商品と略等しい大きさ、形状としたが、商品購入者が現物の商品を明確に認識できる限り、その形状は何ら限定されるものではなく、例えば、相似形とすることも可能である。また、正面部分1aと背面部分1bとを互いに略等しい大きさ、形状に形成したが、両部分を一体的に組み合わせて商品見本本体1が形成されるものであれば、互いに異なる形状に形成してもよい。但し、正面部分1aと背面部分1bとが互いに略等しい大きさ、形状の場合は、該正面部分1aと背面部分1bとを同一の金型で成形することが可能となり、成形金型に要するコストを低減することができるため、好ましい。
また、該商品見本本体1を、アクリル樹脂等の透明な樹脂材料により形成したが、その他の材質、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ABS樹脂等を用いて形成することもできるし、半透明または不透明な材料で形成することもできる。
また、該商品見本本体1の底面に設けた各係合爪8がテーパー部分8aおよび係合凹部8bを具備することは必須ではなく、左右一対の係合爪8,8が光透過孔9と係脱自在に形成されていれば良く、それら部位の具体的形状等は何ら限定されるものではない。また、該係合爪8,8を設ける必要も必ずしもなく、例えば、商品展示スペース13の壁面15に商品見本が外嵌着されるリング状部材を設け、該リング状部材で商品見本を商品展示スペース13に着脱自在に取付けてもよい。
更に、該商品見本本体1は、自動販売機の正面側に配置される正面部分1aと、該正面部分1aの背後に配置される背面部分1bとから構成され、両部分が一体的に組み合わされて形成されているが、その代わりに、例えば、自動販売機に正対して左側に配置される左方部分と、右側に配置される右方部分とから構成され、両部分が一体的に組み合わされて形成されていてもよいし、胴部2の一つの対角面で切断された二つの部分から構成され、両部分が一体的に組み合わされて形成されていてもよい。要するに、該商品見本本体1が、外側に略開放されている非中空形状を呈する第一部分および第二部分とが一体的に組み合わされて形成されていればよく、商品見本本体1は、前記第一部分および第二部分のいずれにも属さないその他の部分をさらに含んで形成されていてもよい。
図1(a)は、本発明の一実施形態に係る自動販売機用商品見本本体の外観斜視図であり、図1(b)は、同商品見本本体の分解斜視図である。 図2(a)は、図1(b)の底面図であり、図2(b)は、図1(a)の底面図である。 図3は、本発明の一実施形態に係る商品見本が自動販売機の商品展示スペースに陳列される状態を示す斜視図である。 図4(a)は、同商品見本が、商品展示スペースに取付けられる態様を示す側面図であり、図4(b)は、同商品見本が、商品展示スペースに取付けられた状態を示す側面図である。
符号の説明
1…商品見本本体、1a…正面部分(第一部分)、1b…背面部分(第二部分)、12…熱収縮性フィルム(商品表示手段)、13…商品展示スペース

Claims (4)

  1. 自動販売機の商品展示スペース(13)に陳列される自動販売機用商品見本であって、商品表示手段(12)と、該商品表示手段(12)によって商品表示が施される商品見本本体(1)とを含み、該商品見本本体(1)は、自動販売機の正面側に配置される正面部分(1a)と、該正面部分(1a)と一体的に組み合わされて前記商品見本本体(1)を形成する背面部分(1b)とから構成されていることを特徴とする自動販売機用商品見本。
  2. 前記正面部分(1a)と背面部分(1b)とが互いに略等しい大きさ、形状に形成されてなる請求項1に記載の自動販売機用商品見本。
  3. 前記商品表示手段(12)が熱収縮性フィルム(12)であり、該熱収縮性フィルム(12)により前記正面部分(1a)と背面部分(1b)とがシュリンク包装され一体化されている請求項1または2に記載の自動販売機用商品見本。
  4. 自動販売機の商品展示スペース(13)に陳列される自動販売機用商品見本であって、商品表示手段(12)と、該商品表示手段(12)によって商品表示が施される商品見本本体(1)とを含み、該商品見本本体(1)は、外側に向かって略開放された非中空形状を呈する第一部分(1a)と、該第一部分(1a)と一体的に組み合わされて商品見本本体(1)を形成するとともに、外側に向かって略開放された非中空形状を呈する第二部分(1b)とから構成されていることを特徴とする自動販売機用商品見本。
JP2003337512A 2003-09-29 2003-09-29 自動販売機用商品見本 Pending JP2005107657A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003337512A JP2005107657A (ja) 2003-09-29 2003-09-29 自動販売機用商品見本

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003337512A JP2005107657A (ja) 2003-09-29 2003-09-29 自動販売機用商品見本

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005107657A true JP2005107657A (ja) 2005-04-21

Family

ID=34533311

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003337512A Pending JP2005107657A (ja) 2003-09-29 2003-09-29 自動販売機用商品見本

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005107657A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107622566A (zh) * 2016-07-13 2018-01-23 富士电机株式会社 自动售货机的商品样品展示装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107622566A (zh) * 2016-07-13 2018-01-23 富士电机株式会社 自动售货机的商品样品展示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8146745B2 (en) Environmentally separable packaging device with attaching base
US5503274A (en) Bottle item
US7614498B2 (en) Distressed packaging with extended visual element
US6409019B1 (en) Three dimensional packaging
US7143893B2 (en) Multiple pack bottle holder
US20060151350A1 (en) Printed plastic packaging
USD555008S1 (en) Bag for carrying, displaying, and serving beverages
US20090145874A1 (en) Bottle combination
WO2004048216A1 (en) Liquid container
US9016471B2 (en) Toothbrush including kit for decorating said toothbrush
JP2005107657A (ja) 自動販売機用商品見本
JP2007039061A (ja) フィギュア入り容器
KR101446434B1 (ko) 신호 발생기가 구비된 스티커의 제조 방법 및 그에 의해 제조된 스티커
EP1597987A1 (en) Three dimensional displayer of merchandise
JP3147147U (ja) 自動販売機に用いる販売用容器
US9370240B2 (en) Toothbrush including kit for decorating the toothbrush
US5310109A (en) Folded simulated vehicle container system
JP7222474B2 (ja) 加飾容器
GB2192082A (en) Bottles with display markings
JP3099774U (ja) 商品表示ラベルおよびこれを用いた自動販売機用のダミー体
JP3089191U (ja) 自動販売機用のダミー体に用いられるシート体
JP3114928U (ja) 自動販売機用のダミー体
KR200221799Y1 (ko) 광고기능을 구비한 상품전시용 홀더
KR20080004746U (ko) 칫솔 포장 케이스
JP2599126Y2 (ja) 自動販売機用のダミー体およびダミー体取付機構

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060705

A977 Report on retrieval

Effective date: 20080611

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20080627

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081107