JP3089191U - 自動販売機用のダミー体に用いられるシート体 - Google Patents

自動販売機用のダミー体に用いられるシート体

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JP3089191U
JP3089191U JP2002001999U JP2002001999U JP3089191U JP 3089191 U JP3089191 U JP 3089191U JP 2002001999 U JP2002001999 U JP 2002001999U JP 2002001999 U JP2002001999 U JP 2002001999U JP 3089191 U JP3089191 U JP 3089191U
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栄正 岡崎
正宏 大木
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Asahi Soft Drinks Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品のアピール力を上昇させ、かつその取り
換えを容易にして、商品の更新・販売促進戦略などに非
常に柔軟に対応させることが可能な自動販売機用のダミ
ー体に用いられるシート体を提供する。 【解決手段】 自動販売機の展示室の内部のパネルPに
形成された光透過用の開口Paに取り付けられる保持体
1と、この保持体1の前面側に止着され、光透過性を有
する材料からなり、表面に商品表示が施された半割り状
のダミー体本体2とを備え、前記ダミー体本体2の左右
両側部にそれぞれ側部突片4を設ける一方、前記保持体
1の左右両側部に、前記側部突片4と係合する係止部7
を形成してある自動販売機用のダミー体Dに用いられる
シート体3であって、上枠部9a、左枠部9b、右枠部
9cおよび下枠部9dからなる枠部分9を有し、前記保
持体1の係止部7と係合した状態となっているダミー体
本体2の側部突片4に対して前記上枠部9aを係止させ
ることにより、ダミー体本体2に対する取り付けが行わ
れるように構成してある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、例えば、ジュースやコーヒー、ビールなどの缶入りや壜入りの飲料 、あるいは、煙草、乾電池等を無人販売するための自動販売機用のダミー体に用 いられるシート体に関し、さらに詳しくは、裏面からの透過光によってダミー体 をより鮮明に表示するために、ダミー体取付位置に複数の光透過用の開口が形成 されたパネルに着脱自在に取り付けられる自動販売機用のダミー体に用いられる シート体に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、各種飲料の自動販売機においては、その前面部に、販売対象とする実 物の商品の代わりに展示されるダミー体として、実商品の形状に酷似させた実物 大の缶や壜の形に形成されたものが使用されている。
【0003】 前記自動販売機の上部には展示室が設けられ、展示室の前面は透明パネルによ って覆われているとともに、展示室の後方には照明光源が設けられており、また 、展示室の内部のパネルには、照明光源の光透過用の開口が複数形成されている のであり、前記ダミー体は、この開口に対して取り付けられる。
【0004】 そして、新商品など特に販売を促進したい商品に対応させたダミー体について は、そのダミー体の前側にある前記透明パネルに商品アピール用のキャッチコピ ーや図柄等が印刷されたシールを貼ることにより、他のダミー体よりも目立たせ るようにしていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の方法では、前記透明パネルに貼ったシールを取り外す作業 に手間がかかるという問題があった。
【0006】 本考案は上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、商品のアピール 力を上昇させ、かつその取り換えを容易にして、商品の更新・販売促進戦略など に非常に柔軟に対応させることが可能な自動販売機用のダミー体に用いられるシ ート体を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の自動販売機用のダミー体に用いられるシ ート体は、自動販売機の展示室の内部のパネルに形成された光透過用の開口に取 り付けられる保持体と、この保持体の前面側に止着され、光透過性を有する材料 からなり、表面に商品表示が施された半割り状のダミー体本体とを備え、前記ダ ミー体本体の左右両側部にそれぞれ側部突片を設ける一方、前記保持体の左右両 側部に、前記側部突片と係合する係止部を形成してある自動販売機用のダミー体 に用いられるシート体であって、上枠部、左枠部、右枠部および下枠部からなる 枠部分を有し、前記保持体の係止部と係合した状態となっているダミー体本体の 側部突片に対して前記上枠部を係止させることにより、ダミー体本体に対する取 り付けが行われるように構成してある(請求項1)。
【0008】 また、自動販売機の展示室の内部のパネルに形成された光透過用の開口に着脱 自在に取り付けられる保持体と、この保持体の前面側に着脱自在に止着され、光 透過性を有する材料からなり、表面に商品表示が施された半割り状のダミー体本 体とを備え、前記ダミー体本体の両側部に下方に屈曲された鉤状の側部突片を設 けるとともに、ダミー体本体の下部に下方に垂下した下部突片を設ける一方、前 記保持体の前面の左右両側部および下側部に、前記ダミー体本体の左右両側部お よび下部を当接させるための縁部を突設し、前記保持体の前記縁部を含む左右両 側部に、前記側部突片を挿抜自在に収容しこれと係合する係止部を形成するとと もに、前記下側部に前記下部突片が挿抜自在に挿入される挿入部を形成した自動 販売機用のダミー体に用いられるシート体であって、上枠部、左枠部、右枠部お よび下枠部からなる枠部分を有し、前記保持体の係止部と係合した状態となって いるダミー体本体の側部突片に対して前記上枠部を係止させることにより、ダミ ー体本体に対する取り付けが行われるように構成してあるとしてもよい(請求項 2)。
【0009】 上記の構成により、商品のアピール力を上昇させる手段を備え、かつその手段 の取り換えを容易にして、商品の更新・販売促進戦略などに非常に柔軟に対応さ せることが可能な自動販売機用のダミー体に用いられるシート体を提供すること ができる。すなわち、前記自動販売機用のダミー体に用いられるシート体では、 前記保持体およびダミー体本体に取り付けられるのであり、前記シート体に適宜 に着色を施したり、商品アピール用のキャッチコピーや図柄等を印刷することに より、ダミー体による商品のアピール力を上昇させることができ、かつ前記シー ト体を容易に取り換えることができるので、商品の更新・販売促進戦略などに非 常に柔軟に対応させることが可能となるのである。
【0010】 さらに、前記上枠部が、前記ダミー体本体の後面と保持体の前面との間に挿入 され、前記下枠部が、前記ダミー体本体の下端部前面に当接し、前記左枠部およ び右枠部が、前記ダミー体本体の左右両側を覆うように構成してあるとしてもよ い(請求項3)。この場合には、ダミー体本体前面の少なくとも左右両側部付近 と下側部付近とがシート体で覆われ、正面からみてのダミー体本体の周縁をシー ト体でほぼ囲んだ状態とすることが可能となり、例えば、前記ダミー体本体と、 このダミー体本体を保持する保持体と、この保持体およびダミー体本体が取り付 けられるパネルとがほぼ同じ色(例えば、白色)であり、そのために、前記保持 体およびパネルがダミー体本体の保護色となって、ダミー体本体が目立たず、商 品アピール力が著しく損なわれるおそれがある場合などには、前記シート体を前 記ダミー体本体とは全く異なる色(例えば、紫色や紺色など)に着色することで 、正面からみての周縁がシート体によりほぼ囲まれた状態のダミー体本体が強調 され、これによって、商品アピール力が上昇することとなる。また、上記の構成 によって、シート体に立体感が付与され、ダミー体全体が洗練された印象を与え ることとなり、ひいては商品アピール力がより上昇することとなる。
【0011】 また、前記上枠部の上側に連設され、前側に折り曲げられる前垂れ部分を有す るとしてもよい(請求項4)。この場合には、前記前垂れ部分に、適宜の着色を 施したり、商品アピール用のキャッチコピーや図柄等を印刷することにより、ダ ミー体による商品のアピール力を上昇させることができる。
【0012】 また、前記前垂れ部分に開口が形成されており、前記ダミー体本体に装着した ときに、前記ダミー体本体の上端部が前記開口を挿通して上方に突出した状態と なるように構成してあるとしてもよい(請求項5)。この場合には、前記ダミー 体本体の上端部が、前垂れ部分の開口の縁部に係止されるようになることから、 前垂れ部分がダミー体本体の上端部から容易に抜けることがなくなり、ひいては シート体のダミー体本体に対する装着時の安定感が増すことになる。
【0013】 また、前記ダミー体本体が、上端から下端までの幅がほぼ一定である胴体部分 と、この胴体部分の上側に連設され、上側ほど細くなる先細り部分とを有し、前 記前垂れ部が、前記ダミー体本体の先細り部分を覆うように配置されるとしても よい(請求項6)。この場合には、無地であることが多い前記先細り部分を、適 宜に着色され、あるいは商品アピール用のキャッチコピーや図柄等が印刷された 前記前垂れ部によって覆うことにより、ダミー体による商品のアピール力を上昇 させることができる。
【0014】 また、透明または半透明の材料からなるとしてもよい(請求項7)。この場合 には、シート体に対する着色によって上述した効果が得られるだけでなく、前記 パネルの開口の背面側から前面側に照射される光をも積極的に利用することが可 能となり、これによって、商品アピール力が上昇することとなる。
【0015】 また、自動販売機の展示室の内部のパネルに形成された光透過用の開口に取り 付けられるラベル保持体と、この保持体に止着され、表面に商品表示が施された シート状のラベル体とを備える自動販売機用のダミー体に用いられるシート体で あって、ほぼ筒状に変形した状態で前記ラベル保持体に固定されるとしてもよい (請求項8)。
【0016】 また、自動販売機の展示室の内部のパネルに形成された光透過用の開口に着脱 自在に取り付けられるラベル保持体と、この保持体に横断面がほぼU字状または C字状となるように湾曲した状態で着脱自在に止着され、表面に商品表示が施さ れたシート状のラベル体とを備え、前記ラベル保持体が、上枠部分、左枠部分、 右枠部分および下枠部分からなる枠部と、前記上枠部分の前側に連設され、前記 ラベル体の上縁を保持する上縁保持部と、前記左枠部分の内側に連設され、前記 ラベル体の左縁を保持する左縁保持部と、前記右枠部分の内側に連設され、前記 ラベル体の右縁を保持する右縁保持部と、前記下枠部分の前側に連設され、前記 ラベル体の下縁を保持する下縁保持部とを有する自動販売機用のダミー体に用い られるシート体であって、ほぼ筒状に変形した状態で前記ラベル保持体に固定さ れるとしてもよい(請求項9)。
【0017】 上記の構成によっても、商品のアピール力を上昇させる手段を備え、かつその 手段の取り換えを容易にして、商品の更新・販売促進戦略などに非常に柔軟に対 応させることが可能な自動販売機用のダミー体に用いられるシート体を提供する ことができる。すなわち、前記自動販売機用のダミー体に用いられるシート体で は、前記シート体をラベル保持体に取り付けるのであり、前記シート体に適宜に 着色を施したり、商品アピール用のキャッチコピーや図柄等を印刷することによ り、ダミー体による商品のアピール力を上昇させることができ、かつ前記シー 体を容易に取り換えることができるので、商品の更新・販売促進戦略などに非常 に柔軟に対応させることが可能となる。また、上記の構成によって、シート体に 立体感が付与され、ダミー体全体が洗練された印象を与えることとなり、ひいて は商品アピール力がより上昇することにもなる。
【0018】 さらに、上記の構成からなるシート体において、前記ラベル保持体を、光透過 性を有する材料から形成すれば、前記パネルの開口の背面側から前面側に照射さ れる光をより積極的に利用することが可能となり、ひいては、商品アピール力を 上昇させることも可能となる。
【0019】 また、一端側から順に、左右方向に線状の切り込み部分を有する第一部分と、 この第一部分に屈曲自在に連設される第二部分と、この第二部分に屈曲自在に連 設される第三部分と、この第三部分に屈曲自在に連設され、かつ前記切り込み部 分に挿通した状態で係止される掛け止め部が形成された第四部分とを有するとし てもよい(請求項10)。この場合には、前記切り込み部分を挿通した状態で掛 け止め部を係止することにより、シート体をほぼ筒状に変形させるという作業を 簡単に行うことが可能となる。
【0020】 また、前記第一部分と第四部分とを重ね、かつ前記掛け止め部を切り込み部分 に係止した状態で、前記第二部分を下側にし、かつ前記第三部分を前側にして、 前記ラベル保持体の上縁保持部の上側に固定することにより、ラベル保持体に取 り付けられるように構成したとしてもよい(請求項11)。この場合には、互い に係止した状態の前記掛け止め部と切り込み部分とが消費者の目に入りにくい背 面側に配置されることとなり、ダミー体がより洗練された印象を与えることとな る。
【0021】 また、前記第三部分に、線状でほぼ左右方向に延びる横線部と、この横線部の 両端から下方に延びる二つの線状の縦線部とからなる切り込み部分を設けたとし てもよい(請求項12)。この場合には、前記第三部分全体が湾曲することなく 、第三部分において前記切り込み部分よりも下側の部分を、前面に向けた状態と することが可能となり、これによってダミー体に立体感を与えてその印象をより 洗練させることができるとともに、前記第三部分における切り込み部分よりも下 側の部分に対して適宜に着色を施したり、商品アピール用のキャッチコピーや図 柄等を印刷しておけば、その部分の着色や印刷が消費者の目に入りやすいことか ら、商品アピール力が上昇することとなる。
【0022】 また、前記第二部分に、線状でほぼ左右方向に延びる横線部分と、この横線部 分の両端から前記第三部分と第二部分との境界線まで延びる二つの線状の縦線部 分とからなる切り込み部を設けたとしてもよい(請求項13)。この場合には、 前記第二部分全体が湾曲することなく、第二部分において前記切り込み部分より も上側の部分を、前面に向けた状態とすることが可能となり、これによってダミ ー体に立体感を与えてその印象をより洗練させることができるとともに、前記第 二部分における切り込み部分よりも上側の部分に対して適宜に着色を施したり、 商品アピール用のキャッチコピーや図柄等を印刷しておけば、その部分の着色や 印刷が消費者の目に入りやすいことから、商品アピール力が上昇することとなる 。
【0023】 また、前記ラベル保持体の上端から前記上縁保持部までの間に設けられるスペ ースを覆うように取り付けられるとしてもよい(請求項14)。この場合には、 前記ラベル保持体の上端から上縁保持部までの間のスペースをシート体で覆い隠 すことによって、ダミー体が与える印象をより洗練されたものとすることが可能 となる。
【0024】 また、透明または半透明の材料からなるとしてもよい(請求項15)。この場 合には、前記ラベル保持体の背面側からラベル保持体を透過して前面側に照射さ れる光を積極的に利用することが可能となり、これによって、商品アピール力が 上昇することとなる。
【0025】
【考案の実施の形態】
以下、この考案の実施例を、図を参照しながら説明する。 図1および図2は、本考案の第一実施例に係る自動販売機用のダミー体(以下 、ダミー体という)Dおよびこのダミー体Dに用いられるシート体3の構成を概 略的に示す斜視図および縦断面図、図3は、前記ダミー体Dの構成を概略的に示 す斜視図である。 ダミー体Dは、自動販売機の展示室(図示せず)の内部のパネルPに形成され た光透過用の開口Paに着脱自在に取り付けられる保持体1と、この保持体1の 前面側に着脱自在に止着され、表面に商品表示が施された半割り状のダミー体本 体2と、このダミー体本体2に対して着脱自在に係止されるシート体3とを備え ている。
【0026】 前記ダミー体本体2は、容器の形状に対応した形状を呈し、上端から下端まで の幅がほぼ一定である胴体部分2aと、この胴体部分2aの上側に連設され、上 側ほど細くなる先細り部分2bとを有している。
【0027】 また、ダミー体本体2の左右の側部2cには、それぞれ外方に張り出し下方に 屈曲した鉤状の側部突片4が半割り面上に突出した状態で設けられている。
【0028】 さらに、ダミー体本体2の下部2dには、これと直角になるように下方に垂下 した下部突片5が設けられている。
【0029】 上記形状を有するダミー体本体2は、ポリプロピレンやポリカーボネート、ポ リエチレンテレフタレートなどの樹脂、あるいはこれらの樹脂の再生品などの耐 熱性、耐候性、耐老化性に優れた素材を用いて、真空成形または圧空成形によっ て、図3において符号2’で示すような半割り体を形成し、その後、例えばトム ソン法による押切りによって、前記側部突片4,4および下部突片5を形成する ことにより製作される。
【0030】 前記保持体1は、平面視長方形状で、その前面の左右両側部および下側部に、 前記ダミー体本体2の左右両側部および下部を当接させるための適宜の高さおよ び幅をもつ縁部6a,6bが突設されている。
【0031】 また、前記保持体1の前記縁部6a,6aを含む左右両側部に、前記側部突片 4を挿抜自在に収容しこれと係合する係止部7を形成するとともに、前記下側部 に前記下部突片5が挿抜自在に挿入される挿入部(図示せず)を形成してある。
【0032】 さらに、前記保持体1の背面には、その上端部および下端部にそれぞれ上向き および下向きに開いた凹状係止片8a,8bが形成されている。この凹状係止片 8a,8bは、保持体1を前記パネルPの開口Paに取り付ける際、両係止片8 a,8bが開口Paの上縁Pbおよび下縁Pcに係脱自在に係止するものである 。
【0033】 図4および図5は、前記シート体3の構成を概略的に示す斜視図および正面図 である。 前記シート体3は、透明または半透明の材料からなり、上枠部9a、左枠部9 b、右枠部9cおよび下枠部9dからなる枠部分9と、前記上枠部9aの上側に 連設され、前側に折り曲げられる前垂れ部分10とを有し、かつ前記保持体1の 係止部7,7に係合した状態となっているダミー体本体2の側部突片6a,6a に対して前記上枠部9aを係止させることにより、ダミー体本体2に対するシー ト体3の取り付けを行うように構成してある。
【0034】 前記前垂れ部分10は、前記枠部分9の上枠部9aの上側に屈曲自在に連設さ れた天井部11と、この天井部11の前側に屈曲自在に連設された本体部12と を有しており、前記天井部11には、ほぼ半月状の開口10aが形成されており 、図1に示すように、前記シート体3をダミー体本体2に装着した(取り付けた )ときに、前記ダミー体本体2の上端部が前記開口10aを挿通して上方に突出 した状態となるように構成してある。
【0035】 また、シート体3は、前記枠部分9の下枠部9dの下側に屈曲自在に連設され 、後方に曲げられる折れ曲がり部分13を有している。
【0036】 そして、前記シート体3は、前記ダミー体本体2に装着した(取り付けた)と きに、前記下枠部9dが、前記ダミー体本体2の下端部前面に当接し、前記左枠 部9bおよび右枠部9cが、前記ダミー体本体2の左右両側を覆うように構成し てある。
【0037】 上記形状を有するシート体3は、ポリプロピレンやポリカーボネート、ポリエ チレンテレフタレートなどの樹脂、あるいはこれらの樹脂の再生品などの耐熱性 、耐候性、耐老化性に優れた素材を用いて製作される。
【0038】 また、上記シート体3の適宜の部分に、前記パネルPおよび/または保持体1 と異なる色に着色が施されている。この着色は、例えば、図5に斜線を引いて示 してあるように、前記シート体3をダミー体本体2に装着したときに、正面から みてダミー体本体2を囲むことになる部分(前記左枠部9b,右枠部9c,下枠 部9d,折れ曲がり部分13と、前記上枠部9aの一部分)に行われる。なお、 前記着色は、シート体3の光透過性を保てる範囲で行うことが望ましく、例えば 、いわゆるスケルトンカラーや螢光色などに着色することが考えられる。
【0039】 なお、前記シート体3に、上記着色に加えて、または上記着色に代えて、商品 アピール用のキャッチコピーや図柄等を印刷してもよい。
【0040】 次に、前記ダミー体Dおよびシート体3の前記パネルPへの設置の手順につい て説明する。 まず、前記ダミー体本体2を保持体1の前面側の上方に位置させ、保持体1の 上方からダミー体本体2を、その左右の側部2c,2cが保持体1の前面側の縁 部6a,6aに沿わせた状態で、ダミー体本体2を下方にスライドさせる。この スライドにより、ダミー体本体2の下部2dに形成された下部突片5が、保持体 1の下側部に形成された挿入部内に挿入される。
【0041】 前記挿入と同時に、ダミー体本体2の左右両側部2c,2cに形成された側部 突片4,4の先端部が保持体1の左右両側部に形成された係止部7,7に係合す るのであり、これによって、保持体1とダミー体本体2との組み立てが完了する 。
【0042】 続いて、保持体1に固定されたダミー体本体2に対するシート体3の取り付け (装着)は、前記シート体3の上枠部9aを、前記ダミー体本体2の後面と保持 体1の前面との間に挿入するだけでよく、これによって、前記保持体1の係止部 7,7に係合した状態となっているダミー体本体2の側部突片6a,6aに対し て前記上枠部9aが係止した状態となる。そして、このとき、シート体3の前垂 れ部10が、前記ダミー体本体2の先細り部分2aを覆うことになる。
【0043】 上記のようにシート体3を取り付けることにより、ダミー体Dおよびシート体 3の組み立てが完了する。このようにして組み立てられたダミー体Dおよびシー ト体3を前記パネルPの開口Paに設置するには、ダミー体Dの保持体1の上部 側の凹状係止片8aを前記開口Paの上縁Pbに係合させ、その後、保持体1を 上方に持ち上げて保持体1の下部側の凹状係止片8bを開口Pの下縁Pcに係合 させる。これにより、保持体1が開口Pを覆うようにして、ダミー体Dがパネル Pの所定の位置に取り付けられる。
【0044】 なお、上述の取り付け方法においては、ダミー体Dおよびシート体3の組み立 てを完成させた後に、完成したダミー体DをパネルPに取り付けていたが、パネ ルPに保持体1を先に取り付け、この保持体1にダミー体本体2を取り付けた後 、前記シート体3をパネルPに取り付けられた状態のダミー体本体2に取り付け るようにしてもよく、また、前記保持体1とダミー体本体2とを先に組み立てた 状態にし、この状態でパネルPに取り付けた後、前記シート体3をダミー体本体 2に取り付けるようにしてもよく、さらに、前記パネルPに保持体1を先に取り 付け、この保持体1に対して、シート体3を装着した状態のダミー体本体2を取 り付けるようにしてもよい。
【0045】 また、前記シート体3を取り外す場合、パネルPに取り付けられた状態のダミ ー体本体2からシート体3のみを取り外してもよく、前記ダミー体本体2ととも にシート体3を取り外してもよく、ダミー体Dおよびシート体3全体を取り外し てもよい。
【0046】 上記の構成からなるダミー体Dに用いられるシート体3では、前記シート体3 を保持体1およびダミー体本体2に取り付けるのであり、前記シート体3に適宜 に着色を施したり、商品アピール用のキャッチコピーや図柄等を印刷することに より、ダミー体Dによる商品のアピール力を上昇させることができ、かつ前記シ ート体3を容易に取り換えることができるので、商品の更新・販売促進戦略など に非常に柔軟に対応させることが可能となる。
【0047】 さらに、上記ダミー体Dに用いられるシート体3では、前記シート体3の上枠 部9aが、前記ダミー体本体2の後面と保持体1の前面との間に挿入され、前記 シート体3の下枠部9dが、前記ダミー体本体2の下端部前面に当接し、前記シ ート体3の左枠部9bおよび右枠部9cが、前記ダミー体本体2の左右両側を覆 うように構成してあることから、ダミー体本体2前面の少なくとも左右両側部付 近と下側部付近とがシート体3で覆われ、正面からみてのダミー体本体2の周縁 をシート体3でほぼ囲んだ状態とすることが可能となり、例えば、前記ダミー体 本体2と、このダミー体本体2を保持する保持体1と、この保持体1およびダミ ー体本体2が取り付けられるパネルPとがほぼ同じ色(例えば、白色)であり、 そのために、前記保持体1およびパネルPがダミー体本体2の保護色となって、 ダミー体本体2が目立たず、商品アピール力が著しく損なわれるおそれがある場 合などには、前記シート体3を前記ダミー体本体2とは全く異なる色(例えば、 紫色や紺色など)に着色することで、正面からみての周縁がシート体によりほぼ 囲まれた状態のダミー体本体が強調され、これによって、商品アピール力が上昇 することとなる。また、上記の構成によって、シート体3に立体感が付与され、 ダミー体D全体が洗練された印象を与えることとなり、ひいては商品アピール力 がより上昇することとなる。
【0048】 また、上記ダミー体Dに用いられるシート体3では、前記上枠部9aの上側に 連設され、前側に折り曲げられる前垂れ部分10を有することから、前記前垂れ 部分10に、適宜の着色を施したり、商品アピール用のキャッチコピーや図柄等 を印刷することにより、ダミー体Dによる商品のアピール力を上昇させることが できる。
【0049】 また、上記ダミー体Dに用いられるシート体3では、前記前垂れ部分10に開 口10aが形成されており、前記シート体3をダミー体本体2に装着したときに 、前記ダミー体本体2の上端部が前記開口10aを挿通して上方に突出した状態 となるように構成してあることから、前記ダミー体本体2の上端部が、前垂れ部 分10の開口10aの縁部に係止されるようになるため、前垂れ部分10がダミ ー体本体2の上端部から容易に抜けることがなくなり、ひいてはシート体3のダ ミー体本体2に対する装着時の安定感が増すことになる。
【0050】 また、上記ダミー体Dに用いられるシート体3では、前記ダミー体本体2が、 上端から下端までの幅がほぼ一定である胴体部分2aと、この胴体部分2aの上 側に連設され、上側ほど細くなる先細り部分2bとを有し、前記シート体3の前 垂れ部10が、前記ダミー体本体2の先細り部分2bを覆うように配置されるた め、無地であることが多い前記先細り部分2bを、適宜に着色され、あるいは商 品アピール用のキャッチコピーや図柄等が印刷された前記前垂れ部10によって 覆うことにより、ダミー体Dによる商品のアピール力を上昇させることができる 。
【0051】 また、上記ダミー体Dに用いられるシート体3では、前記シート体3が、透明 または半透明の材料からなるため、シート体3に対する着色によって上述した効 果が得られるだけでなく、前記パネルPの開口Paの背面側から前面側に照射さ れる光をも積極的に利用することが可能となり、これによって、商品アピール力 が上昇することとなる。
【0052】 図6は、本考案の第二実施例に係るダミー体D2 およびこのダミー体D2 に用 いられるシート体16の構成を概略的に示す斜視図である。 ダミー体D2 は、自動販売機の展示室(図示せず)の内部のパネルPに形成さ れた光透過用の開口(図示せず)に着脱自在に取り付けられ、かつ光透過性を有 する材料からなるラベル保持体14と、この保持体14に横断面がほぼU字状ま たはC字状となるように湾曲した状態で着脱自在に止着され、表面に商品表示が 施されたシート状でほぼ長方形状をしているラベル体15と、前記ラベル保持体 14に対して固定され、透明または半透明の材料からなるシート体16とを備え ている。
【0053】 前記ラベル保持体14は、上枠部分17a、左枠部分17b、右枠部分17c および下枠部分17dからなる枠部17と、前記上枠部分17aの前側に連設さ れ、前記ラベル体15の上縁を保持する上縁保持部18aと、前記左枠部分17 bの内側に連設され、前記ラベル体15の左縁を保持する左縁保持部18bと、 前記右枠部分17cの内側に連設され、前記ラベル体15の右縁を保持する右縁 保持部18cと、前記下枠部分17dの前側に連設され、前記ラベル体15の下 縁を保持する下縁保持部18dとを有している。
【0054】 また、前記ラベル保持体14には、第一実施例に示した保持体1と同様に、背 面の上端部および下端部にそれぞれ上向きおよび下向きに開いた凹状係止片(図 示せず)が形成されている。この凹状係止片は、ラベル保持体14を前記パネル Pの開口に取り付ける際、二つの凹状係止片が開口の上縁および下縁に係脱自在 に係止するものである。
【0055】 図7(A)は、シート体16の構成を概略的に示す説明図である。 前記シート体16は、ほぼ筒状に変形した状態で前記ラベル保持体14に固定 される。詳しくは、前記シート体16は、一端側から順に、左右方向に線状の切 り込み部分19を有する第一部分20と、この第一部分20に屈曲自在に連設さ れる第二部分21と、この第二部分21に屈曲自在に連設される第三部分22と 、この第三部分22に屈曲自在に連設され、かつ前記切り込み部分19に挿通し た状態で係止される掛け止め部23が形成された第四部分24とを有している。
【0056】 そして、前記シート体16は、前記第一部分20と第四部分24とを重ね、か つ前記掛け止め部23を切り込み部分19に係止した状態で、前記第二部分21 を下側にし、かつ前記第三部分22を前側にして、前記ラベル保持体14の上縁 保持部18aの上側に例えば両面テープ25などの固定手段を用いて固定するこ とにより、前記ラベル保持体14に取り付けられる。
【0057】 前記第二部分21には、線状でほぼ左右方向に延びる横線部分26aと、この 横線部分26aの両端から前記第三部分22と第二部分21との境界線まで延び る二つの線状の縦線部分26b,26bとからなる切り込み部26が設けられて いる。なお、前記横線部分26aは、左右方向に直線的に延びていてもよいが、 図7(A)に示すように、折れ曲がっていてもよく、また、曲線状となっていて もよい。また、前記縦線部分26bも、上下方向に直線的に延びていてもよいが 、折れ曲がっていてもよく、曲線状となっていてもよい。
【0058】 前記第三部分22には、線状でほぼ左右方向に延びる横線部27aと、この横 線部27aの両端から下方に延びる二つの線状の縦線部27b,27bとからな る切り込み部分27が設けられている。なお、前記横線部27aは、図7(A) に示すように、左右方向に直線的に延びていてもよいが、折れ曲がっていてもよ く、また、曲線状となっていてもよい。また、前記縦線部27bも、上下方向に 直線的に延びていてもよいが、折れ曲がっていてもよく、曲線状となっていても よい。
【0059】 そして、前記シート体16は、前記ラベル保持体14の上端から前記上縁保持 部18aまでの間に設けられたスペースを覆うように取り付けられる。
【0060】 また、前記シート体16には、その光透過性を保てる範囲で、前記パネルPお よび/またはラベル保持体14と異なる色に着色が施されている。詳しくは、図 7(B)に示すように、前記シート体16の前面側にくることとなる第三部分2 2と、この第三部分22に連なって同様に前面側にくることとなる、前記第三部 分22および第二部分21の境界と前記切り込み部26とで囲まれている部分2 8が着色されている。なお、前記着色に用いられる色としては、例えば、いわゆ るスケルトンカラーや螢光色などが挙げられる。
【0061】 次に、前記ダミー体D2 およびシート体16の前記パネルPへの設置の手順に ついて説明する。 まず、前記ラベル体15をラベル保持体14の背面側に位置させ、ラベル保持 体14の後方からその内部へと挿入し、ラベル体15の上縁部,左縁部,右縁部 および下縁部をそれぞれ、ラベル保持体14の上縁保持部18a,左縁保持部1 8b,右縁保持部18c,下縁保持部18dに沿わせた状態とする。これにより 、ラベル保持体14に対するラベル体15の取り付けが完了する。
【0062】 続いて、前記ラベル保持体14の上縁保持部18aの上側に、前記掛け止め部 23を切り込み部分19に係止した状態の前記シート体16を固定する。これに よって、ダミー体D2 およびシート体16の組み立てが完了する。
【0063】 上記のように組み立てられたダミー体D2 を前記パネルPの開口に設置するに は、ダミー体D2 のラベル保持体14の上部側の凹状係止片を前記開口の上縁に 係合させ、その後、ラベル保持体14を上方に持ち上げてラベル保持体14の下 部側の凹状係止片を開口Pの下縁に係合させる。これにより、ダミー体D2 がパ ネルPの所定の位置に取り付けられることになる。
【0064】 上記の構成からなるダミー体D2 に用いられるシート体16では、前記シー 16をラベル保持体14に取り付けるのであり、前記シート体16に適宜に着 色を施したり、商品アピール用のキャッチコピーや図柄等を印刷することにより 、ダミー体D2 による商品のアピール力を上昇させることができ、かつ前記シー ト体16を容易に取り換えることができるので、商品の更新・販売促進戦略など に非常に柔軟に対応させることが可能となる。また、上記の構成によって、シー ト体16に立体感が付与され、ダミー体D2 全体が洗練された印象を与えること となり、ひいては商品アピール力がより上昇することにもなる。
【0065】 また、上記の構成からなるダミー体D2 に用いられるシート体16では、前記 切り込み部分19を挿通した状態で掛け止め部23を係止することにより、シー ト体16をほぼ筒状に変形させるという作業を簡単に行うことが可能となる。
【0066】 さらに、上記ダミー体D2 に用いられるシート体16では、前記第一部分20 と第四部分24とを重ね、かつ前記シート体16の前記掛け止め部23を切り込 み部分19に係止した状態で、前記第二部分21を下側にし、かつ前記第三部分 22を前側にして、前記ラベル保持体14の上縁保持部18aの上側に固定する ことにより、シート体16をラベル保持体14に取り付けるように構成してある ことから、互いに係止した状態の前記掛け止め部23と切り込み部分19とが消 費者の目に入りにくい背面側に配置されることとなり、ダミー体D2 がより洗練 された印象を与えることとなる。
【0067】 また、上記ダミー体D2 に用いられるシート体16では、前記第三部分22に 、線状でほぼ左右方向に延びる横線部27aと、この横線部27aの両端から下 方に延びる二つの線状の縦線部27b,27bとからなる切り込み部分27を設 けてあることから、前記第三部分22全体が湾曲することなく、第三部分22に おいて前記切り込み部分27よりも下側の部分を、前面に向けた状態とすること が可能となり、これによってダミー体D2 に立体感を与えてその印象をより洗練 させることができるとともに、前記第三部分22における切り込み部分27より も下側の部分に対して適宜に着色を施したり、商品アピール用のキャッチコピー や図柄等を印刷しておけば、その部分の着色や印刷が消費者の目に入りやすいこ とから、商品アピール力が上昇することとなる。
【0068】 また、上記ダミー体D2 に用いられるシート体16では、前記第二部分21に 、線状でほぼ左右方向に延びる横線部分26aと、この横線部分26aの両端か ら前記第三部分22と第二部分21との境界線まで延びる二つの線状の縦線部分 26b,26bとからなる切り込み部26を設けてあることから、前記第二部分 21全体が湾曲することなく、第二部分21において前記切り込み部分26より も上側の部分を、前面に向けた状態とすることが可能となり、これによってダミ ー体D2 に立体感を与えてその印象をより洗練させることができるとともに、前 記第二部分21における切り込み部分26よりも上側の部分に対して適宜に着色 を施したり、商品アピール用のキャッチコピーや図柄等を印刷しておけば、その 部分の着色や印刷が消費者の目に入りやすいことから、商品アピール力が上昇す ることとなる。
【0069】 また、上記ダミー体D2 に用いられるシート体16では、前記ラベル保持体1 4の上端から前記上縁保持部18aまでの間に設けられるスペースを、前記シー ト体16で覆うようにしてあることから、前記ラベル保持体14の上端から上縁 保持部18aまでの間のスペースをシート体16で覆い隠すことによって、ダミ ー体D2 が与える印象をより洗練されたものとすることが可能となる。
【0070】 また、上記ダミー体D2 に用いられるシート体16では、前記シート体16が 、透明または半透明の材料からなるとしてあることから、前記ラベル保持体14 の背面側からラベル保持体14を透過して前面側に照射される光を積極的に利用 することが可能となり、これによって、商品アピール力が上昇することとなる。
【0071】
【考案の効果】
上記の構成からなる本考案によれば、商品のアピール力を上昇させ、かつその 取り換えを容易にして、商品の更新・販売促進戦略などに非常に柔軟に対応させ ることが可能な自動販売機用のダミー体に用いられるシート体を提供することが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例に係る自動販売機における
ダミー体およびこのダミー体に用いられるシート体の構
成を概略的に示す斜視図である。
【図2】上記実施例におけるダミー体およびシート体の
構成を概略的に示す縦断面図である。
【図3】上記実施例におけるダミー体の構成を概略的に
示す斜視図である。
【図4】上記実施例におけるシート体の構成を概略的に
示す斜視図である。
【図5】上記実施例におけるシート体の構成を概略的に
示す正面図である。
【図6】本考案の第二実施例に係るダミー体およびこの
ダミー体に用いられるシート体の構成を概略的に示す斜
視図である。
【図7】(A)および(B)は、上記第二実施例におけ
るシート体の構成を概略的に示す説明図および展開図で
ある。
【符号の説明】
1…保持体、2…ダミー体本体、3…シート体、4…側
部突片、7…係止部、9…枠部分、9a…上枠部、9b
…左枠部、9c…右枠部、9d…下枠部、D…ダミー
体、P…パネル、Pa…開口。

Claims (15)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機の展示室の内部のパネルに形
    成された光透過用の開口に取り付けられる保持体と、こ
    の保持体の前面側に止着され、光透過性を有する材料か
    らなり、表面に商品表示が施された半割り状のダミー体
    本体とを備え、前記ダミー体本体の左右両側部にそれぞ
    れ側部突片を設ける一方、前記保持体の左右両側部に、
    前記側部突片と係合する係止部を形成してある自動販売
    機用のダミー体に用いられるシート体であって、上枠
    部、左枠部、右枠部および下枠部からなる枠部分を有
    し、前記保持体の係止部と係合した状態となっているダ
    ミー体本体の側部突片に対して前記上枠部を係止させる
    ことにより、ダミー体本体に対する取り付けが行われる
    ように構成してあることを特徴とする自動販売機用のダ
    ミー体に用いられるシート体。
  2. 【請求項2】 自動販売機の展示室の内部のパネルに形
    成された光透過用の開口に着脱自在に取り付けられる保
    持体と、この保持体の前面側に着脱自在に止着され、光
    透過性を有する材料からなり、表面に商品表示が施され
    た半割り状のダミー体本体とを備え、前記ダミー体本体
    の両側部に下方に屈曲された鉤状の側部突片を設けると
    ともに、ダミー体本体の下部に下方に垂下した下部突片
    を設ける一方、前記保持体の前面の左右両側部および下
    側部に、前記ダミー体本体の左右両側部および下部を当
    接させるための縁部を突設し、前記保持体の前記縁部を
    含む左右両側部に、前記側部突片を挿抜自在に収容しこ
    れと係合する係止部を形成するとともに、前記下側部に
    前記下部突片が挿抜自在に挿入される挿入部を形成した
    自動販売機用のダミー体に用いられるシート体であっ
    て、上枠部、左枠部、右枠部および下枠部からなる枠部
    分を有し、前記保持体の係止部と係合した状態となって
    いるダミー体本体の側部突片に対して前記上枠部を係止
    させることにより、ダミー体本体に対する取り付けが行
    われるように構成してあることを特徴とする自動販売機
    用のダミー体に用いられるシート体。
  3. 【請求項3】 前記上枠部が、前記ダミー体本体の後面
    と保持体の前面との間に挿入され、前記下枠部が、前記
    ダミー体本体の下端部前面に当接し、前記左枠部および
    右枠部が、前記ダミー体本体の左右両側を覆うように構
    成してある請求項1または2に記載の自動販売機用のダ
    ミー体に用いられるシート体。
  4. 【請求項4】 前記上枠部の上側に連設され、前側に折
    り曲げられる前垂れ部分を有する請求項1〜3のいずれ
    かに記載の自動販売機用のダミー体に用いられるシート
    体。
  5. 【請求項5】 前記前垂れ部分に開口が形成されてお
    り、前記ダミー体本体に装着したときに、前記ダミー体
    本体の上端部が前記開口を挿通して上方に突出した状態
    となるように構成してある請求項4に記載の自動販売機
    用のダミー体に用いられるシート体。
  6. 【請求項6】 前記ダミー体本体が、上端から下端まで
    の幅がほぼ一定である胴体部分と、この胴体部分の上側
    に連設され、上側ほど細くなる先細り部分とを有し、前
    記前垂れ部が、前記ダミー体本体の先細り部分を覆うよ
    うに配置される請求項4または5に記載の自動販売機用
    のダミー体に用いられるシート体。
  7. 【請求項7】 透明または半透明の材料からなる請求項
    1〜6のいずれかに記載の自動販売機用のダミー体に用
    いられるシート体。
  8. 【請求項8】 自動販売機の展示室の内部のパネルに形
    成された光透過用の開口に取り付けられるラベル保持体
    と、この保持体に止着され、表面に商品表示が施された
    シート状のラベル体とを備える自動販売機用のダミー体
    に用いられるシート体であって、ほぼ筒状に変形した状
    態で前記ラベル保持体に固定されることを特徴とする自
    動販売機用のダミー体に用いられるシート体。
  9. 【請求項9】 自動販売機の展示室の内部のパネルに形
    成された光透過用の開口に着脱自在に取り付けられるラ
    ベル保持体と、この保持体に横断面がほぼU字状または
    C字状となるように湾曲した状態で着脱自在に止着さ
    れ、表面に商品表示が施されたシート状のラベル体とを
    備え、前記ラベル保持体が、上枠部分、左枠部分、右枠
    部分および下枠部分からなる枠部と、前記上枠部分の前
    側に連設され、前記ラベル体の上縁を保持する上縁保持
    部と、前記左枠部分の内側に連設され、前記ラベル体の
    左縁を保持する左縁保持部と、前記右枠部分の内側に連
    設され、前記ラベル体の右縁を保持する右縁保持部と、
    前記下枠部分の前側に連設され、前記ラベル体の下縁を
    保持する下縁保持部とを有する自動販売機用のダミー体
    に用いられるシート体であって、ほぼ筒状に変形した状
    態で前記ラベル保持体に固定されることを特徴とする自
    動販売機用のダミー体に用いられるシート体。
  10. 【請求項10】 一端側から順に、左右方向に線状の切
    り込み部分を有する第一部分と、この第一部分に屈曲自
    在に連設される第二部分と、この第二部分に屈曲自在に
    連設される第三部分と、この第三部分に屈曲自在に連設
    され、かつ前記切り込み部分に挿通した状態で係止され
    る掛け止め部が形成された第四部分とを有する請求項8
    または9に記載の自動販売機用のダミー体に用いられる
    シート体。
  11. 【請求項11】 前記第一部分と第四部分とを重ね、か
    つ前記掛け止め部を切り込み部分に係止した状態で、前
    記第二部分を下側にし、かつ前記第三部分を前側にし
    て、前記ラベル保持体の上縁保持部の上側に固定するこ
    とにより、ラベル保持体に取り付けられるように構成し
    た請求項9または10に記載の自動販売機用のダミー体
    に用いられるシート体。
  12. 【請求項12】 前記第三部分に、線状でほぼ左右方向
    に延びる横線部と、この横線部の両端から下方に延びる
    二つの線状の縦線部とからなる切り込み部分を設けた請
    求項9〜11のいずれかに記載の自動販売機用のダミー
    体に用いられるシート体。
  13. 【請求項13】 前記第二部分に、線状でほぼ左右方向
    に延びる横線部分と、この横線部分の両端から前記第三
    部分と第二部分との境界線まで延びる二つの線状の縦線
    部分とからなる切り込み部を設けた請求項9〜12のい
    ずれかに記載の自動販売機用のダミー体に用いられるシ
    ート体。
  14. 【請求項14】 前記ラベル保持体の上端から前記上縁
    保持部までの間に設けられるスペースを覆うように取り
    付けられる請求項9〜13のいずれかに記載の自動販売
    機用のダミー体に用いられるシート体。
  15. 【請求項15】 透明または半透明の材料からなる請求
    項9〜14のいずれかに記載の自動販売機用のダミー体
    に用いられるシート体。
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JP2010218512A (ja) * 2009-03-19 2010-09-30 Nakai Meihan Kk 販売促進シートの取り付け構造
JP2014032699A (ja) * 2013-11-05 2014-02-20 Nakai Meihan Kk 販売促進シートの取り付け構造

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