JP2005106987A - カメラ用羽根駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転子を独特な形状にし、非通電時における静止状態が好適に得られるようにしたカメラ用羽根駆動装置を提供すること。
【解決手段】回転子5が往復回転すると、一体の駆動ピン5cが、シャッタ羽根9,10を開閉作動させるようになっている。回転子5は、径方向に2極に着磁されていて、一方の磁極には一対の突部5a,5bが形成されている。また、固定子は、U字形をしたヨーク3とコイル4とで構成されていて、ヨーク3の二つの脚部の先端を磁極部3a,3bとしている。この構成により、コイル4に通電されていないときでも、回転子5は、突部5a,5bの一方が磁極部3a,3bの一方に対し、回転子5の磁力によって吸着され、静止状態が好適に維持されるようになっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、シャッタ羽根や絞り羽根などの、露光量を制御するための羽根を、モータで駆動するようにしたカメラ用羽根駆動装置に関する。
カメラに採用されるシャッタ装置,絞り装置,フィルタ装置は、各々1枚又は複数枚の羽根を有している。そして、シャッタ装置の場合は、最近では、シャッタ羽根を2枚としたものが多いが、中には1枚としたり3枚以上としたものもある。また、絞り装置の場合は、複数枚の絞り羽根によって絞り口径の大きさを変化させ得るようにしたものもあるが、最近では、デジタルカメラの出現に伴い、小さい円形の開口部を有した1枚の絞り羽根を、必要に応じて撮影光路に進退させるものが多くなっている。
また、フィルタ装置の場合には、フィルタ羽根が、上記の円形の開口部を有する絞り羽根と類似の形状(但し、その開口部は、地板に形成された撮影光路用の開口部と略同じ大きさの場合もある)をしていて、その開口部の近傍位置でその開口部を覆うようにしてNDフィルタ板を取り付けたものが多いが、上記のようなフィルタ羽根を2枚用意すると共に、それらの間に、それらと略同じ外形をしたNDフィルタ板を挟み合わせ、三者を同時に同じ方向へ往復回転させるようにしたものも考えられている。
また、上記の各羽根は、いずれも往復作動するように構成されているが、その往復作動を、回転運動で行なうようにしたものもあるし、直線又は略直線運動で行なうようにしたものもある。更に、複数枚の羽根で構成した場合には、それらを同時に同じ方向へ作動させるようにしたものもあるが、2枚で構成した場合には相反する方向へ作動させるようにするのが普通である。そして、2枚のシャッタ羽根を同時に相反する方向へ回転させ、円形をした撮影光路用開口を、その略中央部から開き且つその略中央部に向けて閉じるように構成したものの中には、シャッタ羽根を所定の途中位置に停止させておき、撮影終了に際して閉じ作動を行わせることにより、絞り羽根の役目もさせるようにしたものがある。
更に、最近では、カメラの電動化が進み、上記のような各羽根は、モータを駆動源として作動するのが普通になっているが、その場合のモータとしては、低コストで小型化し易いことから、ムービングマグネット型モータなどと称されている電流制御式のモータを採用することが多くなっている。
この種のモータの回転子は、回転中心で支承される本体部が、径方向に2極(又は4極)に着磁された円筒形又は円柱形の永久磁石を有しており、回転軸の径方向の位置には、本体部と一体化された一つ又は二つの出力ピンを有している。また、その出力ピンは、合成樹脂製の場合が多いが、磁性体の粒子を混入した合成樹脂材料で成形し、本体部と共に永久磁石製とする場合もある。そして、このような構成の回転子は、固定子コイルに対する通電方向に対応した方向へ所定の回転角度範囲でだけ回転し、出力ピンによって、直接又は間接に上記の各羽根を作動させるようにしている。
他方、この種のモータの固定子としては、種々の構成のものが知られているが、それらの中の一つに、略U字形をしていて、その二つの脚部の先端を磁極部とし、それらを上記の回転子の周面に対向させて配置したヨークと、そのヨークに巻回されたコイルとで構成されたものが、特許文献1〜3などで知られている。本発明は、固定子をこのようなU字状のヨークとコイルとで構成したムービングマグネット型モータで、上記のような各種の羽根を駆動するようにしたカメラ用羽根駆動装置に関するものである。
特開平8−286231号公報 特開平9−152645号公報 実用新案登録第2599957号公報
ところで、ムービングマグネット型モータは、固定子のコイルに対する通電を断つと、回転子の停止位置が極めて不安定なものとなり、カメラに伝わる振動やカメラの姿勢によっては回転子の位置が定まらず、羽根を作動させてしまうことがある。そのため、この種のモータを使用する場合には、回転子の永久磁石と固定子に設けた磁性体部材との間に働く吸引力を利用し、回転子の静止状態を維持させるようにしているが、その場合、回転子の静止状態を、地板などの固定されてた部材に接触させて維持する方が安定度を増すため、通常は、回転子の出力ピンをストッパに接触させたり、出力ピンに連結された羽根をストッパに接触させて、その静止状態を維持させている。
そのため、特許文献2に記載の構成の場合にも、ヨークを上記の固定子に設けた磁性体部材とし、シャッタ地板の孔の縁をストッパとして、出力ピンをシャッタ地板の孔の縁に接触させて、回転子の静止状態を維持するようにしているが、このような静止状態の維持力は、シャッタ地板が金属製であって、出力ピンも永久磁石製であれば一層向上することになる。しかしながら、最近では、各種構成部材の合成樹脂化が進んでいて、シャッタ地板や絞り地板なども殆どが合成樹脂製になっているし、出力ピンも殆どが合成樹脂製であるため、回転子の静止状態をこれまで以上に確実に維持できるようにするためには、別の方法を講じなければならない。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、コイルを巻回したU字形のヨークを固定子とした構成のムービングマグネット型モータを、羽根の駆動源として用いている羽根駆動装置において、コイルへの非通電時においては、回転子の永久磁石をヨークの磁極部に接触させるようにすることにより、部品点数を増やすことなく回転子の静止状態をこれまで以上に確実に維持できるようにしたカメラ用羽根駆動装置を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明のカメラ用羽根駆動装置は、回転軸を中心にして回転する本体部と該回転軸の径方向の位置にあって該本体部と一体化された出力ピンとを有しており少なくとも該本体部は径方向に2極に着磁された永久磁石製であって略相反する径方向に突き出た一対の突部を有している回転子と、前記回転子の往復回転によって前記出力ピンを介して往復作動させられる少なくとも1枚の羽根と、二つの屈曲部を有した略U字形をしており二つの脚部の先端を固定子の磁極部にしていると共に各々の磁極部が対応している前記突部の一方と接触し前記回転子を静止させるヨークと、前記ヨークに巻回されており通電される電流方向に対応した方向へ前記回転子を回転させるコイルと、を備えているようにする。
その場合、前記突部が、前記本体部の磁極の一方側であって且つ2極の境界の近傍位置から略相反する径方向に突き出たようにして設けられているようにしてもよい。また、前記コイルが、前記二つの屈曲部間において、前記ヨークに巻回されているようにすると、ボビンが不要になって、モータの小型化と低コスト化が可能になる。
本発明は、コイルを巻回した略U字形のヨークを固定子とした構成のムービングマグネット型モータを、羽根の駆動源として用いている羽根駆動装置において、コイルへの非通電時においては、独特の形状をした回転子の永久磁石がヨークの磁極部に吸着するようにしたから、回転子の静止状態をこれまで以上に確実に維持することができるほか、回転子の停止時におけるバウンドも抑制されるという効果がある。
本発明の実施の形態を、図示した実施例によって説明する。尚、実施例は、本発明を、カメラ用シャッタに適用したものであり、銀塩カメラにもデジタルスチルカメラにも採用することのできるものである。また、図1は、シャッタ羽根が全開の状態を示した平面図であり、図2は、図1の要部を説明するための断面図であり、図3は、シャッタ羽根が閉鎖した状態を示す平面図である。
先ず、本実施例の構成を説明する。地板1は、図1においては一部を破断して示しているが、中央部に、円形をした撮影光路用の開口部1aを有している。カバー板2は、平面形状が地板1と同じであって、中央部に、開口部1aと同じ直径の開口部2aを有しており、図示していない手段によって地板1に取り付けられ、両者の間に羽根室を構成している。
地板1は、合成樹脂製であって、羽根室外の面に二つの取付台部1b,1cを設けており、それらの各々には、位置決めピン1d,1eとねじ孔1f,1gとを形成している。また、地板1は、それらの二つの取付台部1b,1cの間に、円柱状をした二つの台部1h,1iと、壁状をした二つの台部1j,1kと、軸1mとを設けており、それらのうちの台部1j,1kには、更に位置決めピン1n,1pを形成している。更に、地板1には、羽根室内に貫通した長孔1qも形成されていおり、羽根室側の面には、軸1r,1sが設けられている。そして、カバー板2には、上記の長孔1qに対応するところに長孔2bが形成されており、符号を付けていないが、上記の軸1r,1sを嵌合させる孔も形成されている。尚、図2においては、説明の都合上、上記の台部1hの位置を故意にずらして示してある。
ヨーク3は、二つの略直角の屈曲部を有し、全体として略U字形に形成されていて、上記の四つの台部1h,1i,1j,1kに載置され、上記の位置決めピン1n,1pによって、図2の水平方向へは移動できないようになっている。このヨーク3は、二つの脚部の先端を磁極部3a,3bとしており、各々の磁極部には、後述の回転子5の円周面に対向させる磁極面と、回転子5の突部5a,5bに当接される被当接面とが形成されている。そして、ヨーク3の二つの屈曲部の間には、コイル4がボビンを介さずに巻回されている。
ここで、本実施例の固定子について、その特徴を説明しておく。従来の固定子の構成は、特許文献1〜3にも記載されているように、コイルを巻回したボビンを、ヨークの一方の脚部に巻装していた。何故なら、ヨークの脚部には、他方の脚部が邪魔になり、コイルを直接巻回することができないからである。ところが、本実施例の場合には、二つの屈曲部の間にコイル4を巻回するので、ボビンが不要となり、直接巻回することが可能になる。場合によっては、保護シートを巻きつけた上に、コイル4を巻回することも可能である。そのため、いずれにしても、ボビンを介在させるより、コスト的に有利となっている。また、二つの脚部の長さも短くすることが可能になるので、占有スペースが小さくなり、装置を小型化するのに有利となっている。尚、ヨークの形状は、上記したように、全体として略U字形をしてさえいれば、二つの屈曲部は略直角である必要はない。
地板1に設けられた軸1mには、回転子5が回転可能に取り付けられている。この回転子5は、本体部が基本的には円筒形をしており、その本体部から相反する径方向へ突き出た一対の突部5a,5bを有しており、また、本体部から上記とは別の径方向へ張り出した腕部の先端には、出力ピン5cを有している。そして、その出力ピン5cは、地板1の長孔1qを貫通し、その先端をカバー板2の長孔2bに挿入させている。この回転子5は、粒子状の磁性体材料と合成樹脂材料を混合させ、成形した後、2極に着磁して製作したものである。そのため、本体部のみならず、上記の突部5a,5bと出力ピン5cも、永久磁石ということになるが、その着磁方向は、本体部の径方向となっており、図1においては、その2極の境界を一点鎖線で示してある。従って、突部5a,5bと出力ピン5cは、いずれもS極であって、突部5a,5bは、2極の境界の近傍位置で略径方向に突き出た形状をしていることになる。
モータ枠6は、上記の位置決めピン1d,1eに嵌合させた孔6a,6bと、上記の軸1mに嵌合させた孔6cと、上記のコイル4を逃げるための四角い大きな孔6dを有していて、二つのねじ7,8によって、上記の取付台部1b,1cに取り付けられている。また、このモータ枠6には、押さえ部6e,6fが設けられていて、上記の台部1h,1iとの間に、ヨーク3を挟み付けるようになっている。尚、図2においては、上記したように、台部1hの位置をずらして示してあるため、押さえ部6eの位置もずらして示してある。また、ヨーク3を、それらに挟み付けられた状態にするため、ヨーク3の形状も故意に変形させて示してある。しかしながら、それらの本来の形状と配置構成は、図1に示されたとおりである。
最後に、羽根室内に配置されているが、図2においては図示を省略されている2枚のシャッタ羽根9,10について説明する。シャッタ羽根9,10は、シャッタ羽根9を地板1側にして配置され、シャッタ羽根9は、上記の軸1rに回転可能に取り付けられ、シャッタ羽根10は、上記の軸1sに回転可能に取り付けられている。そして、それらに形成されている長孔9a,10aの両方に、上記の出力ピン5cが嵌合している。
次に、図1及び図3を用いて本実施例の作動を説明する。上記のように、本実施例は、銀塩カメラにもデジタルスチルカメラにも採用できるものである。しかしながら、それらの両方の場合について説明するまでもないので、デジタルスチルカメラに採用された場合であって、ノーマルオープン方式で作動させられる場合について説明する。図1は、カメラの電源がオン状態になっているが、撮影が行われていない状態を示したものである。従って、この状態では、液晶モニターによって、被写体像を観察することもできるし、撮影済みの画像を観察することもできるようになっている。
このとき、コイル4は非通電状態であるが、回転子5の突部5aがヨーク3の磁極部3aに接触しているので、両者は、回転子5の磁力によって吸着されており、回転子5の静止状態、ひいてはシャッタ羽根9,10の静止状態が、好適に維持されている。このような図1の状態において、撮影者が、被写体像を観察しながらレリーズボタンを押すと、固体撮像素子はそれまでの電荷を放出した後、撮影のための電荷の蓄積を開始(撮影のための露光開始)する。そして、被写体の輝度に対応した所定の時間が経過すると、露光制御回路からの信号によって、コイル4に、正方向の通電が行われ、磁極部3aにS極が現れ、磁極部3bにN極が現れる。
そのため、磁極部3aと突部5aの間には反発力が生じ、磁極部3aと回転子5の本体部のN極との間には吸引力が生じ、磁極部3bと回転子5の本体部のN極との間には反発力が生じ、磁極部3bと突部5bとの間には吸引力が生じる。その結果、回転子5は、図1において反時計方向へ回転させられ、出力ピン5cによって、シャッタ羽根9を反時計方向へ回転させ、シャッタ羽根10を時計方向へ回転させて、開口部1aを閉じさせていく。
その後、シャッタ羽根9,10が、開口部1aを完全に閉鎖すると、突部5bが磁極部3bに当接して吸着される。そして、当接した後も通電し続けるため、回転子5は、当接時に殆どバウンドせず、好適に静止する。図3は、その静止状態を示したものである。そして、この状態で、固体撮像素子に蓄積された撮像情報が記憶装置に転送される。尚、その間、コイル4に通電し続けていてもよいが、仮に通電を断ったとしても、突部5bが磁極部3bと接触していて、両者は回転子5の磁力によって吸着され続けるので、この状態は好適に維持される。
記憶装置に対する撮像情報の転送が終了すると、コイル4に対して、先ほどとは逆方向の通電が行われる。それによって、磁極部3aにN極が現れ、磁極部3bにS極が現れるので、磁極部3aと突部5aの間には吸引力が生じ、磁極部3aと回転子5の本体部のN極との間には反発力が生じ、磁極部3bと回転子5の本体部のN極との間には吸引力が生じ、磁極部3bと突部5bとの間には反発力が生じる。その結果、回転子5は、図3において時計方向へ回転させられ、出力ピン5cによって、シャッタ羽根9を時計方向へ回転させ、シャッタ羽根10を反時計方向へ回転させて、開口部1aを開いていく。
その後、シャッタ羽根9,10が、開口部1aを全開にすると、突部5aが磁極部3aに当接して吸着される。そのため、回転子5は、当接時に殆どバウンドせず、好適に静止する。そして、コイル4への通電を断つと、図1に示した状態になり、この状態は、回転子5の磁力によって、次の撮影が行なわれるまで好適に維持される。
尚、上記の作動説明は、ノーマルオープン方式を採用したデジタルスチルカメラの場合であるが、ノーマルクローズ方式を採用したデジタルスチルカメラや銀塩カメラの場合には、回転子5とシャッタ羽根9,10の作動シーケンスだけでいえば、レリーズボタンを押すと、図3の状態から図1の状態になり、図3の状態に復帰することになる。そのため、シャッタ羽根9,10の全開状態と閉鎖状態とは、コイル4に通電していなくても、好適に維持されるという点では同じである。また、本実施例は、本発明をシャッタ装置に適用したものであるが、既に説明したように、絞り装置やフィルタ装置にも適用することができることは言うまでもない。
また、本実施例の場合には、回転子5に一つの出力ピン5cを設けているが、周知のように二つの出力ピンを設け、2枚の羽根を相反する方向へ直線的に作動させる構成とすることも可能である。また、本実施例の回転子5は、地板1の軸1mに回転可能に取り付けられているが、本発明は、そのような軸受け構成に限定されず、回転子の本体部を略円柱形にし、その回転中心に設けた二つの軸部を、地板1に設けた孔と上記の孔6cとで軸受けされる構成にしても差し支えない。従って、請求項に記載の回転軸は、回転子に設けられたものである場合もあるし、回転子を支承する部材に設けられたものである場合もある。また、本実施例の場合には、出力ピンも永久磁石になっているが、周知のような回転子にアウトサート成形した合成樹脂製としても差し支えない。
更に、本実施例の場合には、一対の突部5a,5bを、同一の一つの磁極(S)に着磁しているが、それらの突部を、本体部の磁極の境界線を跨ぐように形成し、各々の突部が2極に着磁されているようにしても差し支えない。また、本実施例の場合には、一対の突部5a,5bに形成された当接面(磁極部3a,3bに対する当接面)が、回転子5の回転軸を中心にして180°(直線状)となるように形成されているが、本発明は、そのように形成されていることには限定されず、180°±αとなるように形成されていても差し支えない。また、突部5a,5bの二つの当接面が、回転子5の回転軸を通らない直線状に形成されていても差し支えない。
シャッタ羽根が全開の状態を示した実施例の平面図である。 図1の要部を説明するための断面図である。 シャッタ羽根が閉鎖した状態を示す実施例の平面図である。
符号の説明
1 地板
1a,2a 開口部
1b,1c 取付台部
1d,1e,1n,1p 位置決めピン
1f,1g ねじ孔
1h,1i,1j,1k 台部
1m,1r,1s 軸
1q,2b,9a,10a 長孔
2 カバー板
3 ヨーク
3a,3b 磁極部
4 コイル
5 回転子
5a,5b 突部
5c 出力ピン
6 モータ枠
6a,6b,6c,6d 孔
6e,6f 押さえ部
7,8 ねじ
9,10 シャッタ羽根

Claims (3)

  1. 回転軸を中心にして回転する本体部と該回転軸の径方向の位置にあって該本体部と一体化された出力ピンとを有しており少なくとも該本体部は径方向に2極に着磁された永久磁石製であって略相反する径方向に突き出た一対の突部を有している回転子と、前記回転子の往復回転によって前記出力ピンを介して往復作動させられる少なくとも1枚の羽根と、二つの屈曲部を有した略U字形をしており二つの脚部の先端を固定子の磁極部にしていると共に各々の磁極部が対応している前記突部の一方と接触し前記回転子を静止させるヨークと、前記ヨークに巻回されており通電される電流方向に対応した方向へ前記回転子を回転させるコイルと、を備えていることを特徴とするカメラ用羽根駆動装置。
  2. 前記突部が、前記本体部の磁極の一方側であって且つ2極の境界の近傍位置から略相反する径方向に突き出たようにして設けられていることを特徴とする請求項1に記載のカメラ用羽根駆動装置。
  3. 前記コイルが、前記二つの屈曲部間において、前記ヨークに巻回されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のカメラ用羽根駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9223188B2 (en) 2011-08-24 2015-12-29 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Focal plane shuttering apparatus and image capture device

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