JP2005106310A - 火炎の偏りによる燃焼不良を防止するバーナ - Google Patents

火炎の偏りによる燃焼不良を防止するバーナ Download PDF

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【課題】 本発明が解決しようとする課題は、火炎に偏りが発生する場合であっても燃焼状態の悪化を防止することのできるバーナを提供することにある。
【解決手段】 バーナ中心軸付近に燃料ノズル4、燃焼ノズルの周囲に一次空気通路9、一次空気通路9の先端部分に複数の一次空気孔7を空けたディフューザ11、一次空気通路9の外側に二次空気通路14を設けておき、燃料ノズル4からディフューザ11の下流側へ噴射した燃料は、まずディフューザ11の一次空気孔7から噴射する一次空気と混合し、続いて二次空気通路14から噴射する二次空気と混合するようにしたバーナ1において、ディフューザ11の一次空気孔7径に大小の変化又は一次空気孔7の配置に粗密を設けることで一次空気噴射量に濃淡を持たせる。
【選択図】図1

Description

本発明は、火炎の偏りによる燃焼不良を防止するバーナに関するものである。
ボイラの中央部に設けた燃焼室を、環状に配置した水管で取り囲み、燃焼室の上部中央にバーナを設けているボイラが知られている。また、バーナ中心軸部分に燃料ノズル、燃焼ノズルの周囲に一次空気通路、一次空気通路の先端部分に複数の一次空気孔を空けたディフューザ、一次空気通路の外側に二次空気通路を設けておき、燃料ノズルからディフューザの先側へ噴射する燃料は、まずディフューザの一次空気孔から噴射する一次空気と混合し、続いて二次空気通路から噴射する二次空気と混合するようにしたバーナが知られている。
該ボイラのバーナが高燃焼・低燃焼・停止の3位置で燃焼制御を行うものである場合、バーナの中心軸付近に低燃焼用燃料ノズルと高燃焼用燃料ノズルを設けておき、低燃焼時には低燃焼用燃料ノズルからのみ燃料を噴射し、高燃焼時には低燃焼用燃料ノズルと高燃焼用燃料ノズルの両方から燃料を噴射することで、燃料供給量を調節する。また、燃焼用空気供給量も燃焼量に合わせて調節しており、一次空気通路から噴射する一次空気量及び二次空気通路から噴射する二次空気量は、低燃焼時には少なくし、高燃焼時には多くする。低燃焼用燃料ノズル及び高燃焼用燃料ノズルは、燃焼室へ向けて末広がりに燃料を噴射するものであり、微粒子の状態になった燃料は、バーナの混合域で一次空気及び二次空気と混合して燃焼する。
低燃焼用燃料ノズルと高燃焼用燃料ノズルを持つバーナでは、低燃焼用燃料ノズル及び高燃焼用燃料ノズルを1つのノズルアダプタに並べて設置しておき、低燃焼用燃料ノズルと高燃焼用燃料ノズルの中点が燃焼室の中心軸に重なるように配置する。そのため、低燃焼用燃料ノズルと高燃焼用燃料ノズルは燃焼室中心軸からそれぞれ少しずつ外れることになる。この場合、低燃焼用燃料ノズルと高燃焼用燃料ノズルの両方から燃料を噴射する高燃焼時には、燃焼室の中心軸と火炎の中心軸がほぼ重なる状態で燃焼を行うことができる。しかし、低燃焼用燃料ノズルからのみ燃料を噴射する低燃焼時には、バーナの中心軸から外れた位置で燃料を噴射するため、火炎の中心軸は燃焼室の中心軸から外れることになる。火炎に偏りが発生し、火炎が燃焼室壁面に接触することになると、燃焼状態が悪化することになっていた。
特願2002−104609号
本発明が解決しようとする課題は、火炎に偏りが発生する場合であっても燃焼状態の悪化を防止することのできるバーナを提供することにある。
請求項1に記載の発明は、バーナ中心軸付近に燃料ノズル、燃焼ノズルの周囲に一次空気通路、一次空気通路の先端部分に複数の一次空気孔を空けたディフューザ、一次空気通路の外側に二次空気通路を設けておき、燃料ノズルからディフューザの下流側へ噴射した燃料は、まずディフューザの一次空気孔から噴射する一次空気と混合し、続いて二次空気通路から噴射する二次空気と混合するようにしたバーナにおいて、ディフューザの一次空気孔径に大小の変化又は一次空気孔の配置に粗密を設けることで一次空気噴射量に濃淡を持たせたことを特徴とする火炎の偏りによる燃焼不良を防止するバーナ。
請求項2に記載の発明は、バーナ中心軸付近に低燃焼用燃料ノズル及び高燃焼用燃料ノズル、燃焼ノズルの周囲へ一次空気を送る一次空気通路、一次空気通路の先端部分に複数の一次空気孔を空けたディフューザ、一次空気通路の外側に二次空気通路を設けておき、燃料ノズルからディフューザの下流側へ噴射した燃料は、まずディフューザの一次空気孔から噴射する一次空気と混合し、続いて二次空気通路から噴射する二次空気と混合するようにしたバーナにおいて、ディフューザの一次空気孔は、低燃焼用燃料ノズルに近い側に当たる一次空気孔の開口面積の総和が、高燃焼用燃料ノズルに近い側の一次空気孔開口面積の総和より大きくなるようにしたことを特徴とする火炎の偏りによる燃焼不良を防止するバーナ。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の火炎の偏りによる燃焼不良を防止するバーナにおいて、一次空気通路に複数の空気導入孔を空けた一次空気量調節板をディフューザと平行に設けることで一次空気量を調節するようにしておき、ディフューザにおける一次空気孔の開口面積の総和を大きくした側に当たる一次空気量調節板の空気導入孔開口面積の総和が、一次空気孔の開口面積の総和を小さくした側に当たる一次空気量調節板の空気導入孔開口面積の総和より大きくなるようにしたことを特徴とする火炎の偏りによる燃焼不良を防止するバーナ。
本発明を実施することで、火炎の中心軸がバーナの中心軸から外れることのあるバーナであっても、火炎の燃焼状態が悪化することを防止でき、COやすすの発生を抑えることができる。
本発明の一実施例を図面を用いて説明する。図1は第1の実施例におけるバーナの断面斜視図、図2は図1のバーナをボイラに搭載した状態でのボイラの一部断面図、図3は図1のバーナのディフューザ11及び一次空気量調節板12部分を抜き出した斜視図である。また、図4は第2の実施例におけるディフューザ11及び一次空気量調節板12部分を抜き出した斜視図である。
まず第1の実施例に基づいて説明する。ボイラは、中央に略円筒状の燃焼室6を持ち、燃焼室6の周囲を多数の水管で囲む。燃焼室6の上部に、燃焼室の中心軸とバーナの中心軸が重なるようにバーナ1を設置し、燃焼室6に向けて下向きに火炎を発生するようにしておく。バーナ1には内筒2及び外筒3からなる2重の円筒を設け、内筒2内に低燃焼用燃料ノズル4と高燃焼用燃料ノズル5を設けている。内筒2と外筒3は同心の円筒であり、内筒2の内側を一次空気通路9、内筒2と外筒3で挟まれた環状領域を二次空気通路14とする。一次空気通路9の先端にディフューザ11、二次空気通路14の先端にはエアノズル8を設け、ディフューザ11の一次空気孔7から一次空気を噴射し、エアノズル8から二次空気を噴射する。
一次空気孔7はディフューザ11の全面に多数設けておくが、ディフューザ11の低燃焼用燃料ノズル4側に当たる一次空気孔7(A)の径は、ディフューザ11の高燃焼用燃料ノズル5側に当たる一次空気孔7(B)の径よりも大きくしておく。エアノズル8は環状の二次空気通路14先端側に等間隔に配置しておき、エアノズル8の先端側開口部を燃焼用空気噴出口とし、燃焼用空気噴出口から直下方向へ燃焼用空気を噴出するようにしておく。
また、一次空気通路9内には一次空気量調節板12を設けておく。一次空気量調節板12には空気導入孔13を設けることで、一次空気量を制限するようにしておく。空気導入孔13も一次空気量調節板12に多数設けているが、一次空気量調節板12の低燃焼用燃料ノズル4側に当たる空気導入孔13(A)の径は、一次空気量調節板12の高燃焼用燃料ノズル5側に当たる空気導入孔13(B)の径よりも大きくしておく。
バーナは、高燃焼・低燃焼・停止の3位置で燃焼を制御するものであり、低燃焼の場合は低燃焼用燃料ノズル4へのみ燃料を供給することで低燃焼用燃料ノズル4からのみ燃料を噴射し、高燃焼の場合は低燃焼用燃料ノズル4と高燃焼用燃料ノズル5の両方へ燃料を供給することで、低燃焼用燃料ノズル4及び高燃焼用燃料ノズル5の両方から燃料を噴射する。また、燃焼用空気の供給量も燃焼量に合わせて調節しており、低燃焼の場合は一次空気通路9及び二次空気通路14へ送る空気量を少なくすることで燃焼用空気量を少なくし、高燃焼の場合は一次空気通路9及び二次空気通路14へ送る空気量を多くすることで燃焼用空気量を多くする。
低燃焼用燃料ノズル4及び高燃焼用燃料ノズル5は燃料を円錐状に噴射するものであるため、燃料ノズルからディフューザ11の下流方向へ燃料を噴射すると、噴射した燃料はまずディフューザ11の一次空気孔7から噴射する一次空気と混合し、続いてエアノズル8から噴射する二次空気と混合する。バーナ先側の混合域10では燃料と空気が衝突し、燃料と空気は急速に混合する。
低燃焼用燃料ノズル4と高燃焼用燃料ノズル5は、ある程度の間隔をあけて設置する必要があるため、低燃焼用燃料ノズル4及び高燃焼用燃料ノズル5の中間にバーナの中心軸が来るように配置している。そのため、低燃焼用燃料ノズル4及び高燃焼用燃料ノズル5の両方から燃料を噴射する高燃焼時には、バーナの混合域全体に燃料を噴射することになり、燃焼室の中心軸と火炎の中心軸がほぼ重なる状態で燃焼を行うことができる。しかし、低燃焼用燃料ノズル4からのみ燃料を噴射している低燃焼の場合には、燃料と空気の混合域10では低燃焼用燃料ノズル設置側と高燃焼用燃料ノズル設置側で燃料噴射状況に濃淡が生じることになる。低燃焼用燃料ノズル設置側では燃料噴射量が多くなり、逆に高燃焼用燃料ノズル設置側では燃料噴射量が少なくなるため、ディフューザ11の一次空気孔7から噴射する燃焼用空気量が均等であったとすると、燃料噴射量が多い低燃焼用燃料ノズル側では空気量が不足し、燃料噴射量が少ない高燃焼用燃料ノズル側では空気量が過剰となる。
本実施例では、低燃焼用燃料ノズル4に近い側(図面では右側)に位置する一次空気孔7(A)の径を大きくしている。そのため、低燃焼用燃料ノズル4側の一次空気孔7(A)では一箇所当たりの空気供給量が増加することになり、低燃焼用燃料ノズル4側での一次空気孔7の開口面積総和が大きくなるため、低燃焼用燃料ノズル4側の一次空気供給量が増加することになる。低燃焼用燃料ノズル4側の一次空気供給量を増加することで部分的な空気量の不足をなくしているため、燃焼状態の悪化を防止することができる。混合域10の段階で燃料と空気の比率が適正であると、燃焼は短時間で完結することになり、燃焼室6の壁面にすすが付着するなどの不具合は発生しなくなる。
また、一次空気量調節板12でも、一次空気量調節板12の低燃焼用燃料ノズル4側に当たる空気導入孔13(A)の径は、一次空気量調節板12の高燃焼用燃料ノズル5側に当たる空気導入孔13(B)の径よりも大きくしているため、低燃焼用燃料ノズル4側の空気導入孔13(A)では一箇所当たりの空気供給量が増加することになる。そのため、一次空気通路9内では、低燃焼用燃料ノズル4側により多くの空気が流れることになる。低燃焼用燃料ノズル4側の一次空気孔7(A)に向かう空気量が多くなるため、低燃焼用燃料ノズル4側の一次空気孔7(A)から噴射する空気供給量を増加することができる。
本発明の発明者は、低燃焼用燃料ノズル4と高燃焼用燃料ノズル5を設置しており、各一次空気孔7及び各エアノズル8から均等に空気を噴射しているバーナを用いて研究を行った結果、低燃焼を行った場合、低燃焼用燃料ノズル4側の混合域10では空気量が不足しているため、燃焼が緩慢となって燃焼を完結していない不完全燃焼状態の燃焼ガスが燃料噴射の方向へと流れ、混合域10よりも先の領域で周囲から空気を取り込むことで残りの燃焼を行うことになるため、火炎は長くなっているということを見いだした。つまり、燃焼時に火炎の長くなる領域は空気量が不足している領域であり、あらかじめ火炎の形状を調べておくことで、空気量が不足している領域を見いだすことができるという知見を得た。
全体の空気量が適正であった場合、部分的に空気の不足する領域があっても最終的には空気不足側の燃料分と空気余剰側の空気が結びつくために完全燃焼することができ、全体的には空気量が不足していないこととなる。しかし、燃焼途中の段階で部分的な空気不足が発生し、不完全燃焼状態の燃焼ガスが燃焼室壁面まで達すると、燃焼室壁面にすすが付着することになる。
全体的な空気量は適正であって、部分的に空気量の不足する領域がある場合、部分的な空気量の不足を検出することは難しかった。しかし、上記知見を利用すれば火炎の形状を見るだけで空気量が不足している領域を求めることができるようになる。空気量が不足していた領域にはそれまでよりも多くの空気を供給することで、火炎の燃焼状態を向上させることができる。火炎が偏ることによって燃焼状態が悪化していた原因は、部分的な空気不足領域ができていたことにあり、空気不足領域への空気供給量を増加することで、火炎が偏っていたとしても燃焼状態の悪化を防止することができるようになる。
上記実施例では、ディフューザ11に設ける一次空気孔7の径と、一次空気量調節板12に設ける空気導入孔13の径を、低燃焼用燃料ノズル4側が大きくなるようにしておき、1つの一次空気孔7から噴射する空気量を異ならせることで空気量が不足していた領域に該当する一次空気孔7からの空気供給量を増加したが、図4に記載しているように一次空気孔7の配置に粗密を設けることで空気供給量を調節しても同様の効果を得ることができる。図4の場合、各一次空気孔7及び各空気導入孔13の径は同じとしておき、各一次空気孔7及び各空気導入孔13から噴射する空気量はそれぞれ等しくしておくが、空気量が不足していた領域に該当する部分には一次空気孔7及び空気導入孔13を密に配置することで、空気の不足していた領域での空気供給量を増加しており、空気不足領域がなくなるため燃焼状態の悪化を防止することができるようになる。また、低燃焼用燃料ノズル4側の一次空気孔7の開口面積総和を、高燃焼用燃料ノズル5側の一次空気孔7の開口面積総和より大きくするのが目的であるため、一次空気孔径の大小変化と一次空気孔配置の粗密を組み合わせてもよく、一次空気孔7と空気導入孔13で孔径の大小変化と孔配置の粗密を組み合わせてもよい。
本発明の第1の実施例におけるバーナの断面斜視図 図1のバーナをボイラに搭載した状態でのボイラの一部断面図 図1のバーナのディフューザ及び一次空気量調節板部分を抜き出した斜視図 本発明の第2の実施例におけるディフューザ及び一次空気量調節板部分を抜き出した斜視図
符号の説明
1 バーナ
2 内筒
3 外筒
4 低燃焼用燃料ノズル
5 高燃焼用燃料ノズル
6 燃焼室
7 一次空気孔
8 エアノズル
9 一次空気通路
10 混合域
11 ディフューザ
12 一次空気量調節板
13 空気導入孔
14 二次空気通路

Claims (3)

  1. バーナ中心軸付近に燃料ノズル、燃焼ノズルの周囲に一次空気通路、一次空気通路の先端部分に複数の一次空気孔を空けたディフューザ、一次空気通路の外側に二次空気通路を設けておき、燃料ノズルからディフューザの下流側へ噴射した燃料は、まずディフューザの一次空気孔から噴射する一次空気と混合し、続いて二次空気通路から噴射する二次空気と混合するようにしたバーナにおいて、ディフューザの一次空気孔径に大小の変化又は一次空気孔の配置に粗密を設けることで一次空気噴射量に濃淡を持たせたことを特徴とする火炎の偏りによる燃焼不良を防止するバーナ。
  2. バーナ中心軸付近に低燃焼用燃料ノズル及び高燃焼用燃料ノズル、燃焼ノズルの周囲へ一次空気を送る一次空気通路、一次空気通路の先端部分に複数の一次空気孔を空けたディフューザ、一次空気通路の外側に二次空気通路を設けておき、燃料ノズルからディフューザの下流側へ噴射した燃料は、まずディフューザの一次空気孔から噴射する一次空気と混合し、続いて二次空気通路から噴射する二次空気と混合するようにしたバーナにおいて、ディフューザの一次空気孔は、低燃焼用燃料ノズルに近い側に当たる一次空気孔開口面積の総和が、高燃焼用燃料ノズルに近い側の一次空気孔開口面積の総和より大きくなるようにしたことを特徴とする火炎の偏りによる燃焼不良を防止するバーナ。
  3. 請求項1又は2に記載の火炎の偏りによる燃焼不良を防止するバーナにおいて、一次空気通路に複数の空気導入孔を空けた一次空気量調節板をディフューザと平行に設けることで一次空気量を調節するようにしておき、ディフューザにおける一次空気孔の開口面積の総和を大きくした側に当たる一次空気量調節板の空気導入孔開口面積の総和が、一次空気孔の開口面積の総和を小さくした側に当たる一次空気量調節板の空気導入孔開口面積の総和より大きくなるようにしたことを特徴とする火炎の偏りによる燃焼不良を防止するバーナ。
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