JP2005105950A - 自動車 - Google Patents

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康弘 栢
Kiyoshiro Kamioka
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    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/62Hybrid vehicles

Abstract

【課題】 始動直後の内燃機関の負担を抑制して、内燃機関の排気を抑制したり不活性状態の触媒からの触媒臭の発生を抑制する。
【解決手段】 エンジンとエンジンに接続されたモータとを備えるハイブリッド自動車において、シフトポジションがPレンジの停車中に、バッテリの残容量が少なくなってバッテリへの充電が要求されたとき、エンジン始動時の冷却水温Twが高いほど短い時間として設定された負荷運転禁止時間trefが経過するまでは、バッテリへの充電を保留してエンジンの暖機運転を継続し(S140)、負荷運転禁止時間trefが経過したときにエンジンからの動力をモータにより回生してバッテリへの充電を開始する(S150)。これにより、暖機運転中のエンジンへの負担を抑制してエンジンの排気を抑制したり不活性状態の触媒から触媒臭が発生するのを抑制できる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、自動車に関し、詳しくは内燃機関を備える自動車に関する。
従来、この種の自動車としては、エンジンの吸気の温度が低いときやエンジンの冷却水の温度が低いときに燃料噴射量を増量して暖機運転を行ない、吸気の温度や冷却水の温度が高くなったときに燃料噴射量の増量を停止して理論空燃比制御を行なうものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平4−311638号公報
上述の自動車では、こうした暖機運転中にエンジンに負荷をかけると、エンジンからの動力の出力が不安定となる場合や燃費が悪くなる場合,不活性状態の触媒によりエンジンの排気を十分に浄化できない場合,不活性状態の触媒から運転者に不快な触媒臭が発生する場合などが生じる。エンジンを備える通常の自動車では、運転者からの動力の要求がない限り、暖機運転中に大きな負荷がかかる頻度は少ないが、例えば、エンジンからの動力を用いて比較的大きな電力を発電する発電機を備えるハイブリッド自動車では、こうした運転者からの動力の要求がないときでもバッテリへの充電が要求されて暖機運転中に負荷がかかることがある。一方、運転者による動力の要求に対してはエンジンが暖機運転中であるか否かに拘わらずこれに対処する必要があるが、こうした動力が要求されているときでもできる限りエンジンに負荷がかからないようにすることが望ましい。
本発明の自動車は、こうした問題を解決し、暖機運転中などに内燃機関にかかる負荷を抑制することを目的の一つとする。また、本発明の自動車は、内燃機関の排気の発生を抑制することを目的の一つとする。さらに、本発明の自動車は、内燃機関の排気を浄化する触媒の触媒臭を抑制することを目的の一つとする。また、本発明の自動車は、燃費の悪化を抑制することを目的の一つとする。また、本発明の自動車は、運転者からの動力の要求に対処することを目的の一つとする。
本発明の自動車は、上述の目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
本発明の第1の自動車は、
内燃機関を備える自動車であって、
前記内燃機関からの動力の少なくとも一部を用いて発電可能な発電手段と、
前記発電手段からの発電電力を入力可能な蓄電手段と、
前記内燃機関が所定の負荷運転可能状態にあるか否かを推定する負荷運転可能状態推定手段と、
前記蓄電手段への充電が要求されたとき、該充電の要求に拘わらず前記負荷運転可能状態推定手段により前記内燃機関が所定の負荷運転可能状態にあると推定されるまで前記蓄電手段への充電が制限されるよう前記内燃機関と前記発電手段とを制御する制限制御手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の第1の自動車では、蓄電手段への充電が要求されたとき、その充電の要求に拘わらず内燃機関が所定の負荷運転可能状態にあると推定されるまで蓄電手段への充電を制限するよう内燃機関と発電手段とを制御するから、所定の負荷運転可能状態にあると推定されるまでの間に内燃機関に過剰な負荷がかかるのを抑制することができる。この結果、燃費の悪化を抑制したり、内燃機関の排気の発生を抑制したり、内燃機関の排気を浄化する触媒の触媒臭を抑制したりすることができる。
こうした本発明の第1の自動車において、前記蓄電手段の残容量を検出する残容量検出手段を備え、前記充電の要求は、前記検出された残容量が第1所定量を下回ったときを条件の一つとして行なわれる要求であり、前記制限制御手段は、前記検出された残容量が前記第1所定量よりも小さい第2所定量を下回ったときには前記蓄電手段への充電の制限を行なわない手段であるものとすることもできるし、前記蓄電手段の電圧を検出する電圧検出手段を備え、前記制限制御手段は、前記検出された蓄電手段の電圧が所定電圧より低いときには、前記蓄電手段への充電の制限を行なわない手段であるものとすることもできる。このように、蓄電手段の状態によっては蓄電手段への充電の制限を行なわないから、蓄電手段を含む電気システムの状態を良好な状態に維持できる。
また、本発明の第1の自動車において、車軸に接続された駆動軸に動力を出力可能な電動機を備えるものとすることもできる。
さらに、本発明の第1の自動車において、前記制限制御手段による制御は、前記自動車の停車時に行なわれる制御であるものとすることもできる。
本発明の第2の自動車は、
車軸に接続された駆動軸に動力を出力可能な内燃機関および電動機を備える自動車であって、
前記電動機と電力のやり取りが可能な蓄電手段と、
前記内燃機関が所定の負荷運転可能状態にあるか否かを推定する負荷運転可能状態推定手段と、
前記負荷運転可能状態推定手段により前記内燃機関が所定の負荷運転可能状態にあると推定されるまで前記内燃機関から出力される動力を制限すると共に該制限により不足する動力を前記蓄電手段により補って前記駆動軸に要求される要求動力が該駆動軸に出力されるよう前記内燃機関と前記電動機とを制御する制限制御手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の第2の自動車では、内燃機関が所定の負荷運転可能状態にあると推定されるまで内燃機関から出力される動力を制限すると共に制限により不足する動力を蓄電手段により補って駆動軸に要求される要求動力が駆動軸に出力されるよう内燃機関と電動機とを制御するから、所定の負荷運転可能状態にあると推定されるまでの間に内燃機関に過剰な負荷がかかるのを抑制して要求動力を駆動軸に出力させることができる。この結果、燃費の悪化を抑制したり、内燃機関の排気の発生を抑制したり、内燃機関の排気を浄化する触媒の触媒臭を抑制したりすることができる。
こうした本発明の第2の自動車において、前記内燃機関からの動力の少なくとも一部を用いて発電すると共に残余の動力を前記駆動軸に伝達可能な発電手段を備え、前記制限制御手段は、前記内燃機関と前記発電手段と前記電動機とを制御する手段であるものとすることもできる。
本発明の第1または第2の自動車において、前記負荷運転可能状態推定手段は、前記内燃機関が安定燃焼可能な状態にあるか否かを推定する安定燃焼推定手段であるものとすることもできる。こうすれば、内燃機関が安定燃焼可能な状態にあるか否かを推定することにより所定の負荷運転可能状態にあるか否かを推定することができる。
安定燃焼推定手段を備える態様の本発明の第1または第2の自動車において、前記内燃機関の冷却媒体の温度を検出する媒体温度検出手段を備え、前記安定燃焼推定手段は、前記検出された冷却媒体の温度に基づいて前記内燃機関が安定燃焼可能な状態にあるか否かを推定する手段であるものとすることもできる。内燃機関の燃焼状態はその冷却媒体の温度に依存するから、冷却媒体の温度に基づいてより正確に内燃機関が安定燃焼可能な状態であるか否かを推定することができる。
この媒体温度検出手段を備える態様の本発明の第1または第2の自動車において、前記安定燃焼推定手段は、前記内燃機関を始動する際に前記媒体温度検出手段により検出された冷却媒体の温度に基づいて前記内燃機関の始動から安定燃焼に至るまでの安定燃焼到達予測時間を設定する安定燃焼到達予測時間設定手段を有し、前記設定した安定燃焼到達予測時間が経過したときに前記内燃機関が安定燃焼していると推定する手段であるものとすることもできる。こうすれば、冷却媒体の温度に基づいて設定された安定燃焼到達予測時間により内燃機関が安定燃焼可能な状態にあるか否かを推定することができる。この態様の本発明の第1または第2の自動車において、前記安定燃焼到達予測時間設定手段は、前記検出された冷却媒体の温度が高いほど短くなる傾向に前記安定燃焼到達予測時間を設定する手段であるものとすることもできる。
この安定燃焼到達予測時間設定手段を備える態様の本発明の第1または第2の自動車において、前記蓄電手段の残容量を検出する残容量検出手段を備え、前記安定燃焼到達予測時間設定手段は、前記検出された残容量に基づいて前記安定燃料到達予測時間を設定する手段であるものとすることもできる。こうすれば、蓄電手段の残容量によって蓄電手段への充電を制限する時間を調整することができる。この態様の本発明の第1または第2の自動車において、前記安定燃焼到達予測時間設定手段は、前記内燃機関を始動する際に前記残容量検出手段により検出された残容量が低いほど短くなる傾向に前記安定燃焼到達予測時間を設定する手段であるものとすることもできる。こうすれば、蓄電手段の残容量に基づいて蓄電手段への充電の制限が過度になるのを抑制でき、蓄電手段を含む電気システムの状態を良好な状態に維持できる。
また、本発明の第1または第2の自動車において、前記内燃機関の排気系に取り付けられた酸素検出手段を備え、前記負荷運転可能状態推定手段は、前記酸素検出手段による検出結果を用いて前記内燃機関の空燃比制御が可能な状態に至ったときに前記内燃機関が所定の負荷運転可能状態にあると推定する手段であるものとすることもできる。こうすれば、酸素検出手段による検出結果を用いて内燃機関の空燃比制御が可能な状態に至ったか否かにより内燃機関が所定の負荷運転可能状態にあるか否かを推定することができる。
発電手段を備える態様の本発明の第1または第2の自動車において、前記発電手段は、前記内燃機関の出力軸と車軸に接続された駆動軸と第3の軸の3軸に接続され該3軸のうちのいずれか2軸に入出力した動力に基づいて残余の軸に動力を入出力する3軸式動力入出力手段と、前記第3の軸に接続された発電機と、を備える手段であるものとすることもできるし、前記内燃機関の出力軸に取り付けられた第1の回転子と車軸に接続された駆動軸に取り付けられた第2の回転子とを有し、該第1の回転子と該第2の回転子との電磁作用による電力の入出力を伴って該内燃機関からの動力の少なくとも一部を該駆動軸に出力する対回転子電動機であるものとすることもできる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例のハイブリッド自動車20は、図示するように、エンジン22と、エンジン22の出力軸としてのクランクシャフト26にダンパ28を介して接続された3軸式の動力分配統合機構30と、動力分配統合機構30に接続された発電可能なモータMG1と、動力分配統合機構30に接続された駆動軸としてのリングギヤ軸32aに接続されたモータMG2と、動力出力装置全体をコントロールするハイブリッド用電子制御ユニット70とを備える。
エンジン22は、ガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力する内燃機関であり、エンジン22の状態を検出する各種センサからの信号を入力するエンジン用電子制御ユニット(以下、エンジンECUという)24により燃料噴射制御や点火制御,吸入空気量調節制御などの運転制御を受けている。燃料噴射制御では、エンジンECU24は、バキュームセンサにより検出されたエンジン22の吸入空気量に基づいて最適な空燃比が得られるよう燃料噴射量の調節を行なう。このとき、エンジン22の冷却水の温度を検出する温度センサ23aからの冷却水温Twに基づいてエンジン22が冷えていると判定されるときには良好な燃料状態を確保するために燃料噴射量を増量補正する。また、排気管に取り付けられた酸素センサ23bの温度状態が良好となって使用可能な状態となったときには酸素センサ23bにより検出された酸素濃度に基づいて空燃比のフィードバック制御を行なう。エンジンECU24は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によりエンジン22を運転制御すると共に必要に応じてエンジン22の運転状態に関するデータをハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。
動力分配統合機構30は、外歯歯車のサンギヤ31と、このサンギヤ31と同心円上に配置された内歯歯車のリングギヤ32と、サンギヤ31に噛合すると共にリングギヤ32に噛合する複数のピニオンギヤ33と、複数のピニオンギヤ33を自転かつ公転自在に保持するキャリア34とを備え、サンギヤ31とリングギヤ32とキャリア34とを回転要素として差動作用を行なう遊星歯車機構として構成されている。動力分配統合機構30は、キャリア34にはエンジン22のクランクシャフト26が、サンギヤ31にはモータMG1が、リングギヤ32にはリングギヤ軸32aを介してモータMG2がそれぞれ連結されており、モータMG1が発電機として機能するときにはキャリア34から入力されるエンジン22からの動力をサンギヤ31側とリングギヤ32側にそのギヤ比に応じて分配し、モータMG1が電動機として機能するときにはキャリア34から入力されるエンジン22からの動力とサンギヤ31から入力されるモータMG1からの動力を統合してリングギヤ32側に出力する。リングギヤ32に出力された動力は、リングギヤ軸32aからギヤ機構60およびデファレンシャルギヤ62を介して、最終的には車両の駆動輪63a,63bに出力される。
モータMG1およびモータMG2は、いずれも発電機として駆動することができると共に電動機として駆動できる周知の同期発電電動機として構成されており、インバータ41,42を介してバッテリ50と電力のやりとりを行なう。インバータ41,42とバッテリ50とを接続する電力ライン54は、各インバータ41,42が共用する正極母線および負極母線として構成されており、モータMG1,MG2のいずれかで発電される電力を他のモータで消費することができるようになっている。したがって、バッテリ50は、モータMG1,MG2のいずれかから生じた電力や不足する電力により充放電されることになる。なお、モータMG1,MG2により電力収支のバランスをとるものとすれば、バッテリ50は充放電されない。モータMG1,MG2は、いずれもモータ用電子制御ユニット(以下、モータECUという)40により駆動制御されている。モータECU40には、モータMG1,MG2を駆動制御するために必要な信号、例えばモータMG1,MG2の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサ43,44からの信号や図示しない電流センサにより検出されるモータMG1,MG2に印加される相電流などが入力されており、モータECU40からは、インバータ41,42へのスイッチング制御信号が出力されている。モータECU40は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によってモータMG1,MG2を駆動制御すると共に必要に応じてモータMG1,MG2の運転状態に関するデータをハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。
バッテリ50は、バッテリ用電子制御ユニット(以下、バッテリECUという)52によって管理されている。バッテリECU52には、バッテリ50を管理するのに必要な信号、例えば,バッテリ50の端子間に設置された電圧センサ51aからの端子間電圧VB,バッテリ50の出力端子に接続された電力ライン54に取り付けられた電流センサ51bからの充放電電流Ib,バッテリ50に取り付けられた温度センサ51cからの電池温度Tbなどが入力されており、必要に応じてバッテリ50の状態に関するデータを通信によりハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。なお、バッテリECU52では、バッテリ50を管理するために電流センサにより検出された充放電電流Ibの積算値に基づいて残容量SOCも演算している。
ハイブリッド用電子制御ユニット70は、CPU72を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU72の他に処理プログラムを記憶するROM74と、データを一時的に記憶するRAM76と、図示しない入出力ポートおよび通信ポートとを備える。ハイブリッド用電子制御ユニット70には、イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号,シフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSP,アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Acc,ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP,車速センサ88からの車速Vなどが入力ポートを介して入力されている。ハイブリッド用電子制御ユニット70は、前述したように、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と通信ポートを介して接続されており、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と各種制御信号やデータのやりとりを行なっている。
こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20は、運転者によるアクセルペダル83の踏み込み量に対応するアクセル開度Accと車速Vとに基づいて駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力すべき駆動要求トルクTd*を計算し、この駆動要求トルクTd*に対応する要求動力が駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力されるように、エンジン22とモータMG1とモータMG2とが運転制御される。エンジン22とモータMG1とモータMG2の運転制御としては、要求動力に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にエンジン22から出力される動力のすべてが動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによってトルク変換されて駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御するトルク変換運転モードや要求動力とバッテリ50の充放電に必要な電力との和に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にバッテリ50の充放電を伴ってエンジン22から出力される動力の全部またはその一部が動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによるトルク変換を伴って要求動力が駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御する充放電運転モード、エンジン22の運転を停止してモータMG1やモータMG2から要求動力に見合う動力を駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力するよう運転制御するモータ運転モードなどがある。なお、トルク変換運転モードと充放電運転モードは、バッテリ50の充放電を行なうか否かの差があるだけで実質的な制御における差違はない。したがって、以下、両者をまとめて通常運転モードと呼ぶ。また、実施例のハイブリッド自動車20は、停車している状態でエンジン22からの動力をモータMG1で回生して必要な電力をバッテリ50に充電することもできる。
次に、こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20の動作、特にシフトレバー81の操作によりPレンジで停車している最中にバッテリ50への充電が要求されたときの動作について説明する。図2は、ハイブリッド用電子制御ユニット70により実行される停車時充電制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、シフトポジションセンサ82により入力されたシフトポジションSPがPレンジであるときにバッテリ50の充電が要求されたときから所定時間毎(例えば、8msec毎)に繰り返し実行される。ここで、バッテリ50からの充電の要求は、例えば、電流センサ51bにより検出される充放電電流の積算値に基づいて計算されバッテリECU52から通信により入力された残容量SOCが所定残容量S1ref(例えば、50%や55%など)未満となったときに行なわれる。
停車時充電制御ルーチンが実行されると、ハイブリッド用電子制御ユニット70のCPU72は、まず、バッテリ50の残容量SOCや端子間電圧VBなど制御に必要なデータを入力する処理を実行する(ステップS100)。ここで、バッテリ50の端子間電圧VBは、電圧センサ51aにより検出されたものをバッテリECU52から通信により入力することができる。続いて、入力した残容量SOCに基づいて充電要求パワーPb*を設定する。(ステップS110)。ここで、充電要求パワーPb*は、残容量SOCが小さいほど大きな値を設定することができる。勿論、所定値を設定するものとしてもよい。
次に、エンジン22の始動から負荷運転禁止時間trefが経過した否かを判定する(ステップS120)。ここで、負荷運転禁止時間trefは、エンジン22の始動から安定燃焼可能な状態に至るまでに要する時間として図3に例示する始動時処理ルーチンにより設定され、これが、後述するエンジン22の負荷運転が制限される時間となる。この始動時処理ルーチンは、所定の始動条件が成立したときに実行される。ここで、所定の始動条件は、エンジン22が停止している最中に、残容量SOCが所定残容量S1ref未満となってエンジン22からの動力を用いてバッテリ50を充電させる必要があるときや、冷却水温Twが所定水温Twref未満となってエンジン22を暖機運転させる必要があるとき、車速Vが所定車速Vref以上あるいは駆動要求トルクTd*が所定トルクTref以上となってエンジン22からの動力を用いて走行する必要があるときなどに成立する。始動時処理ルーチンでは、図3に示すように、エンジン22を始動して(ステップS200)、エンジン始動時のエンジン22の冷却水温Twやバッテリ50の残容量SOCを入力し(ステップS210)、入力した冷却水温Twと残容量SOCとに基づいて負荷運転禁止時間trefを設定して(ステップS220)、終了する。負荷運転禁止時間trefの設定は、実施例では、冷却水温Twと残容量SOCと負荷運転禁止時間trefとの関係を予めマップとしてROM74に記憶しておき、冷却水温Twと残容量SOCとが与えられると、マップから対応する負荷運転禁止時間trefを導出することにより行なうものとした。このマップの一例を図4に示す。図4に示すように、負荷運転禁止時間trefは、冷却水温Twが高いほど、また残容量SOCが低いほど、短い時間となるように設定される。冷却水温Twが高いほど短い時間に負荷運転禁止時間trefを設定するのは、冷却水温Twが高いほどエンジン22の燃焼室内の温度上昇が早くなりその分エンジン22が安定燃焼可能な状態に至るのが早くなるためであり、残容量SOCが低いほど短い時間に負荷運転禁止時間trefを設定するのは、エンジン22の負荷運転の制限に伴うバッテリ50への充電の過剰な制限を抑制してバッテリ50を含む電気システムの状態を良好な状態に維持するためである。なお、図4に示すように、冷却水温Twが所定温度Twref以上のときには、エンジン22を始動した後直ちに負荷運転可能であるとして負荷運転禁止時間trefに値0が設定される。
エンジン22の始動から負荷運転禁止時間trefが経過していないときには、残容量SOCが所定残容量S2ref以上でバッテリ50の端子間電圧VBが所定電圧VBref以上であるか否か、即ち、バッテリ50の状態が良好であるか否かを判定する(ステップS130)。ここで、所定残容量S2refは、バッテリ50に充電するための前述した所定残容量S1refよりも低い値(例えば、35%や40%など)に設定されている。バッテリ50の状態が良好であると判定されると、ステップS110で設定された充放電要求パワーPb*に拘わらずバッテリ50への充電を行なうことなくエンジン22の暖機運転(無負荷運転)が維持されるようエンジン22を駆動制御して(ステップS140)、本ルーチンを終了する。一方、負荷運転禁止時間trefが経過しているときには、充放電要求パワーPb*でバッテリ50への充電が開始されるようエンジン22とモータMG1とを駆動制御して(ステップS250)、本ルーチンを終了する。エンジン22やモータMG1の駆動制御は、エンジン22とモータMG1を効率よく駆動しながらバッテリ50が充電されるようエンジン22の目標トルクTe*,目標回転数Ne*やモータMG1のトルク指令Tm1*を設定してエンジンECU24やモータECU40に送信することにより行なわれる。このように、バッテリ50への充電が要求されると、負荷運転禁止時間trefが経過してエンジン22が安定燃焼可能な状態に至るまでバッテリ50への充電を保留し、負荷運転禁止時間trefが経過したときにバッテリ50への充電の保留を解除してエンジン22からの動力をモータMG1で回生してバッテリ50への充電を開始するのである。負荷運転禁止時間trefが経過していないが、バッテリ50の状態が良好でないときには、バッテリ50を含む電気システムを保護を優先して、負荷運転禁止時間trefの経過を待たずに充放電要求パワーPb*でバッテリ50が充電されるようエンジン22とモータMG1とを駆動制御する(ステップS150)。
以上説明した実施例の自動車20によれば、Pレンジの停車中にバッテリ50への充電が要求されたとき、エンジン22の始動から安定燃焼可能な状態に至るまでの時間として設定される負荷運転禁止時間trefが経過するのを待ってバッテリ50への充電を開始するから、エンジン22が安定燃焼可能な状態に至るのを待たずにバッテリ50への充電を開始するものに比してエンジン22への過剰な負担を抑制することができる。この結果、燃費の悪化を抑制したり、エンジン22の排気を抑制したり、不活性状態にある触媒から発生する触媒臭を抑制したりすることができる。しかも、エンジン22を始動する際に検出したエンジン22の冷却水温Twに基づいて負荷運転禁止時間trefを設定するから、エンジン22が安定燃焼可能な状態に至ったか否かをより正確に推定することができる。さらに、残容量SOCが所定残容量S2ref未満のときや端子間電圧VBが所定電圧VBref未満のときには負荷運転禁止時間trefを待たずにバッテリ50への充電を開始するから、バッテリ50への充電が過度に制限されるのを防止して、バッテリ50を含む電気システムの状態を良好な状態に維持することができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、負荷運転禁止時間trefが経過するまでは充電要求パワーPb*に拘わらずバッテリ50への充電を保留してエンジン22の暖機運転(無負荷運転)を維持するものとしたが、負荷運転禁止時間trefが経過する前でも若干の電力をバッテリ50に充電させるものとしてもよい。例えば、エンジン22にかける負荷に上限値を設けてその上限値の範囲内でエンジン22とモータMG1とを駆動させてバッテリ50を充電するものとしてもよい。
続いて、車両がモータ運転モードで走行している最中にエンジン22の始動条件が成立して通常運転モードによる走行に切り替えられた際のハイブリッド自動車20の動作について説明する。図5は、ハイブリッド用電子制御ユニット70により実行される駆動制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、モータ運転モードから通常運転モードへの切り替えが指示されたときから所定時間毎(例えば、8msec毎)に繰り返し実行される。モータ運転モードから通常運転モードへの切り替えの指示は、例えば、モータ運転モードによる走行中にバッテリ50の残容量SOCが閾値S1ref未満となったり車速Vが所定車速Vref以上あるいは駆動要求トルクTd*が所定トルクTref以上となってエンジン22の始動条件が成立したときに行なわれる。
図5の駆動制御ルーチンが実行されると、ハイブリッド用電子制御ユニット70のCPU72は、まず、アクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Accや車速センサ88からの車速V、モータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2(リングギヤ軸32aの回転数Nr)、バッテリ50の残容量SOC、バッテリ50の端子間電圧VBなど制御に必要なデータを入力する処理を実行する(ステップS300)。ここで、モータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2は、回転位置検出センサ43,44により検出されるモータMG1,MG2の回転子の回転位置に基づいて計算されたものをモータECU40から通信により入力することができる。続いて、入力したバッテリ50の残容量SOCに基づいて充電要求パワーPb*を設定する(ステップS310)。充電要求パワーPb*は、実施例では、バッテリ50の残容量SOCが所定残容量S1ref未満のときに、残容量SOCに基づいてバッテリ50への充電を要求するための要求値が設定されるものとした。この要求値は、残容量SOCが低いほど大きな値としてもよいし、所定値としてもよい。
そして、入力したアクセル開度Accと車速Vとに基づいて駆動輪63a,63bに連結された駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力すべき駆動要求トルクTd*と車両に必要な車両要求パワーP*とを設定する(ステップS320)。ここで、駆動要求トルクTd*は、実施例では、アクセル開度Accと車速Vと要求トルクTd*との関係を予め定めて要求トルク設定用マップとしてROM74に記憶しておき、アクセル開度Accと車速Vとが与えられると記憶したマップから対応する駆動要求トルクTd*を導出して設定するものとした。図6に要求トルク設定用マップの一例を示す。車両要求パワーP*は、設定した駆動要求トルクTd*にリングギヤ軸32aの回転数Nrを乗じたものにバッテリ50の充電要求量Pb*を加えたものとして計算することができる。
次に、エンジン22の始動から負荷運転禁止時間trefが経過したか否かを判定する(ステップS330)。負荷運転禁止時間trefは、前述したエンジン22の始動条件の成立に伴って図3の始動時処理ルーチンにより設定される。
負荷運転禁止時間trefが経過していないと判定されると、バッテリ50が良好な状態にあるか否か(残容量SOCが所定残容量S2ref以上で端子間電圧VBが所定電圧VBref以上であるか否か)、駆動要求トルクTd*がモータMG2のトルク上限値Tm2max以下であるか否かを判定する(ステップS340,S350)。ここで、トルク制限Tm2maxは、例えば、バッテリ50の温度Tbと残容量SOCに基づくバッテリ50の出力制限から求められる値とモータMG2の定格最大トルクから求められる値とのうち小さい方の値として求められる。バッテリ50が良好な状態にあり、駆動要求トルクTd*がモータMG2のトルク上限値Tm2max未満であるときには、エンジン22の目標トルクTe*およびモータMG1のトルク指令Tm1*を値0に設定すると共にトルク指令Tm2*を駆動要求トルクTd*に設定し(ステップS360〜S380)、エンジン22の目標トルクTe*についてはエンジンECU24に、モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,トルク指令Tm2*についてはモータECU40にそれぞれ送信して(ステップS390)、本ルーチンを終了する。目標トルクTe*を受信したエンジンECU24は、目標トルクTe*(値0)に見合うトルクがエンジン22から出力、即ち、エンジン22が暖機運転(無負荷運転)されるよう燃料噴射制御や点火制御などの制御)を行なう。また、トルク指令Tm1*,Tm2*を受信したモータECU40は、トルク指令Tm1*,Tm2*に見合うトルクがモータMG1,MG2から出力されるようインバータ41,42のスイッチング素子のスイッチング制御を行なう。これにより、エンジン22の始動から負荷運転禁止時間trefが経過してエンジン22が安定燃焼可能な状態に至るまでは、エンジン22の暖機運転(無負荷運転)が維持されると共にバッテリ50の電力を用いてモータMG2により駆動要求トルクTd*に見合うトルクがリングギヤ軸32a(駆動軸)に出力される。
一方、負荷運転禁止時間trefが経過したと判定されたり、負荷運転禁止時間trefは経過していないがバッテリ50の状態が良好でないと判定されたときには、車両要求パワーP*をエンジン22から出力すべきエンジン要求パワーPe*として設定してこのエンジン要求パワーPe*に基づいてエンジン22の目標トルクTe*と目標回転数Ne*を設定する(ステップS400)。図7に、エンジン要求パワーPe*に基づいてエンジン22を目標トルクTe*と目標回転数Ne*を設定する様子を示す。図示するように、目標回転数Ne*と目標トルクTe*は、エンジン22を効率よく運転させる動作ラインとエンジン要求パワーPe*(Te*×Ne*)が一定の曲線との交点により求めることができる。そして、設定した目標回転数Ne*とリングギヤ軸32aの回転数Nrと動力分配統合機構30のギヤ比ρとを用いて次式(1)によりモータMG1の目標回転数Nm1*を計算すると共に計算した目標回転数Nm1*と入力した現在の回転数Nm1とに基づいて次式(2)によりモータMG1のトルク指令Tm1*を計算し(ステップS410)、計算したモータMG1のトルク指令Tm1*と動力分配統合機構30のギヤ比ρとに基づいて次式(3)によりモータMG2のトルク指令Tm2*を計算する(ステップS420)。図8に、動力分配統合機構30の回転要素における回転数とトルクとの力学的な関係を示す共線図を示す。図中、左のS軸はサンギヤ31の回転数を示し、C軸はキャリア34の回転数を示し、R軸はリングギヤ32の回転数Nrを示す。サンギヤ31,キャリア34,リングギヤ32の回転数はそれぞれモータMG1,エンジン22,モータMG2の回転数であるから、モータMG1の目標回転数Nm1*は、回転数Nm2と目標回転数Ne*と動力分配統合機構30のギヤ比ρとに基づいて式(3)により計算することができる。したがって、この目標回転数Nm1*で回転するようトルク指令Tm1*を設定してモータMG1を駆動制御することによりエンジン22を目標回転数Ne*で回転させることができる。なお、式(3)中の「k1」は比例項におけるゲインを示し、「k2」は積分項におけるゲインを示す。また、モータMG2のトルク指令Tm2*は、図8に示すように、トルク指令Tm1*に基づいてモータMG1から出力されるトルクによりエンジン22からリングギヤ軸32aに直接伝達されるトルク(−Tm1*/ρ)と駆動要求トルクTd*との偏差として計算することができる。こうして目標トルクTe*やトルク指令Tm1*,Tm2*を計算すると、これらを対応する各ECUに送信して(ステップS390)、本ルーチンを終了する。これにより、負荷運転禁止時間trefが経過してエンジン22が安定燃焼可能な状態に至ったときや負荷運転禁止時間trefの経過前でもバッテリ50の状態が良好でないときには、車両要求パワーPe*に見合うパワーがエンジン22から出力されると共にエンジン22から出力されるパワーがモータMG1,MG2によりトルク変換されリングギヤ軸32a(駆動軸)に駆動要求トルクTd*として出力される。
Figure 2005105950
負荷運転禁止時間trefは経過していないが、駆動要求トルクTd*がトルク制限Tm2maxより大きいと判定されたときには、モータMG2から出力されるトルクだけでは駆動要求トルクTd*に対処できないと判断して、車両要求パワーP*を駆動要求トルクTd*にリングギヤ軸32aの回転数Nrを乗じたものとして再設定して(ステップS430)、エンジン22の目標トルクTe*を設定すると共に前述した式(1)ないし式(3)によりモータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*を計算し(ステップS400〜S420)、設定または計算したエンジン22の目標トルクTe*やモータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*を対応する各ECUに送信する(ステップS390)。これにより、バッテリ50への充電なしにエンジン22から出力されるパワーがモータMG1,MG2によりトルク変換されてリングギヤ軸32aに駆動要求トルクTd*として出力される。
以上説明した実施例のハイブリッド自動車20によれば、停止中のエンジン22を始動してモータ運転モードから通常運転モードへの走行に切り替える際に、エンジン22の始動から安定燃焼可能な状態に至るまでの時間として設定される負荷運転禁止時間trefが経過するのを待って、エンジン22から出力される動力をモータMG1,MG2によりトルク変換してリングギヤ軸32a(駆動軸)に出力して走行するから、エンジン22が安定燃焼可能な状態に至るのを待たずにエンジン22からの動力を用いて走行するものに比してエンジン22にかかる過剰な負担を抑制することができる。この結果、燃費の悪化を抑制したり、エンジン22の排気を抑制したり、不活性状態にある触媒から発生する触媒臭を抑制したりすることができる。しかも、エンジン22を始動する際に検出したエンジン22の冷却水温Twに基づいて負荷運転禁止時間trefを設定するから、エンジン22が安定燃焼可能な状態にあるか否かをより正確に推定することができる。さらに、残容量SOCが所定残容量S2ref未満のときや端子間電圧VBが所定電圧VBref未満のときには負荷運転禁止時間trefを待たずにエンジン22からの動力を用いて走行するから、バッテリ50への過度の負担を制限でき、バッテリ50を含む電気システムの状態を良好な状態に維持することができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、エンジン22の始動から負荷運転禁止時間trefが経過するまでは、エンジン22の目標トルクTe*を値0に設定してエンジン22を暖機運転、即ち、無負荷運転させるものとしたが、若干の負荷をエンジン22に与えるものとしても構わない。例えば、エンジン22のトルク上限値を設定しておき、エンジン22の始動から負荷運転禁止時間trefが経過するまでは、設定したトルク上限値の範囲内でエンジン22を駆動して、不足分をバッテリ50からの電力を用いてモータMG2から出力させるものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、図4のマップで示すように、負荷運転禁止時間trefとしてエンジン22の冷却水温Twが高いほど直線的に短くなる時間を設定したが、冷却水温Twが高いほど短くなる傾向であれば階段的に設定してもよいし曲線的に設定してもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、エンジン22の冷却水温Twとバッテリ50の残容量SOCとに基づいて負荷運転禁止時間trefを設定するものとしたが、冷却水温Twだけに基づいて負荷運転禁止時間trefを設定するものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、エンジン22の冷却水温Twとバッテリ50の残容量SOCとに基づいて負荷運転禁止時間trefを設定し、設定した負荷運転禁止時間trefが経過したか否かによりエンジン22が安定燃焼可能な状態にあるか否かを判定したが、冷却水温Twを直接用いてエンジン22が安定燃料可能な状態にあるか否かを判定するものとしてもよい。例えば、冷却水温Twが所定の閾値よりも高い温度に至ったときにエンジン22が安定燃焼可能な状態にあると判断するものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、エンジン22の冷却水温Twに基づいて始動直後のエンジン22の負荷運転を制限するものとしたが、エンジン22が酸素センサ23bにより検出される酸素濃度に基づいて空燃比のフィードバック制御を実行できる状態にあるか否かによりエンジン22の負荷運転を制限するものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、バッテリ50の残容量SOCと端子間電圧VBとに基づいてバッテリ50の状態が良好であるか否かの判定を行なうものとしたが、いずれか一方に基づいてバッテリ50が良好な状態であるか否かを判定するものとしてもよいし、残容量SOCや端子間電圧VB以外の要素(例えば、バッテリ50の温度Tbなど)以外の要素を加味してバッテリ50が良好な状態であるか否かを判定するものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、モータMG2の動力をリングギヤ軸32aに出力するものとしたが、図9の変形例のハイブリッド自動車120に例示するように、モータMG2の動力をリングギヤ軸32aが接続された車軸(駆動輪63a,63bが接続された車軸)とは異なる車軸(図9における車輪64a,64bに接続された車軸)に出力するものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、エンジン22の動力を動力分配統合機構30を介して駆動輪63a,63bに接続された駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力するものとしたが、図10の変形例のハイブリッド自動車220に例示するように、エンジン22のクランクシャフト26に接続されたインナーロータ232と駆動輪63a,63bに動力を出力する駆動軸に接続されたアウターロータ234とを有し、エンジン22の動力の一部を駆動軸に伝達すると共に残余の動力を電力に変換する対ロータ電動機230を備えるものとしてもよい。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、自動車産業に利用可能である。
本発明の一実施例であるハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。 実施例のハイブリッド用電子制御ユニット70により実行される停車時充電制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 実施例のハイブリッド用電子制御ユニット70により実行される始動時処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。 負荷運転禁止時間設定用マップの一例を示す説明図である。 実施例のハイブリッド用電子制御ユニット70により実行される駆動制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 要求トルク設定用マップの一例を示す説明図である。 エンジン22の動作ラインの一例と目標回転数Ne*および目標トルクTe*を設定する様子を示す説明図である。 動力分配統合機構30の共線図の一例である。 変形例のハイブリッド自動車120の構成の概略を示す構成図である。 変形例のハイブリッド自動車220の構成の概略を示す構成図である。
符号の説明
20,120,220 ハイブリッド自動車、22 エンジン、23a 温度センサ、23b 酸素センサ、24 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、26 クランクシャフト、28 ダンパ、30 動力分配統合機構、31 サンギヤ、32 リングギヤ、32a リングギヤ軸、33 ピニオンギヤ、34 キャリア、40 モータ用電子制御ユニット(モータECU)、41,42 インバータ、43,44 回転位置検出センサ、50 バッテリ、51 温度センサ、52 バッテリ用電子制御ユニット(バッテリECU)、54 電力ライン、60 ギヤ機構、62 デファレンシャルギヤ、63a,63b,64a,64b 駆動輪、70 ハイブリッド用電子制御ユニット、72 CPU、74 ROM、76 RAM、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、230 対ロータ電動機、232 インナーロータ 234 アウターロータ、MG1,MG2 モータ。

Claims (16)

  1. 内燃機関を備える自動車であって、
    前記内燃機関からの動力の少なくとも一部を用いて発電可能な発電手段と、
    前記発電手段からの発電電力を入力可能な蓄電手段と、
    前記内燃機関が所定の負荷運転可能状態にあるか否かを推定する負荷運転可能状態推定手段と、
    前記蓄電手段への充電が要求されたとき、該充電の要求に拘わらず前記負荷運転可能状態推定手段により前記内燃機関が所定の負荷運転可能状態にあると推定されるまで前記蓄電手段への充電が制限されるよう前記内燃機関と前記発電手段とを制御する制限制御手段と、
    を備える自動車。
  2. 請求項1記載の自動車であって、
    前記蓄電手段の残容量を検出する残容量検出手段を備え、
    前記充電の要求は、前記検出された残容量が第1所定量を下回ったときを条件の一つとして行なわれる要求であり、
    前記制限制御手段は、前記検出された残容量が前記第1所定量よりも小さい第2所定量を下回ったときには前記蓄電手段への充電の制限を行なわない手段である
    自動車。
  3. 請求項1または2記載の自動車であって、
    前記蓄電手段の電圧を検出する電圧検出手段を備え、
    前記制限制御手段は、前記検出された蓄電手段の電圧が所定電圧より低いときには、前記蓄電手段への充電の制限を行なわない手段である
    自動車。
  4. 車軸に接続された駆動軸に動力を出力可能な電動機を備える請求項1ないし3いずれか記載の自動車。
  5. 前記制限制御手段による制御は、前記自動車の停車時に行なわれる制御である請求項1ないし4いずれか記載の自動車。
  6. 車軸に接続された駆動軸に動力を出力可能な内燃機関および電動機を備える自動車であって、
    前記電動機と電力のやり取りが可能な蓄電手段と、
    前記内燃機関が所定の負荷運転可能状態にあるか否かを推定する負荷運転可能状態推定手段と、
    前記負荷運転可能状態推定手段により前記内燃機関が所定の負荷運転可能状態にあると推定されるまで前記内燃機関から出力される動力を制限すると共に該制限により不足する動力を前記蓄電手段により補って前記駆動軸に要求される要求動力が該駆動軸に出力されるよう前記内燃機関と前記電動機とを制御する制限制御手段と、
    を備える自動車。
  7. 請求項6記載の自動車であって、
    前記内燃機関からの動力の少なくとも一部を用いて発電すると共に残余の動力を前記駆動軸に伝達可能な発電手段を備え、
    前記制限制御手段は、前記内燃機関と前記発電手段と前記電動機とを制御する手段である
    自動車。
  8. 前記負荷運転可能状態推定手段は、前記内燃機関が安定燃焼可能な状態にあるか否かを推定する安定燃焼推定手段である請求項1ないし7いずれか記載の自動車。
  9. 請求項8記載の自動車であって、
    前記内燃機関の冷却媒体の温度を検出する媒体温度検出手段を備え、
    前記安定燃焼推定手段は、前記検出された冷却媒体の温度に基づいて前記内燃機関が安定燃焼可能な状態にあるか否かを推定する手段である
    自動車。
  10. 前記安定燃焼推定手段は、前記内燃機関を始動する際に前記媒体温度検出手段により検出された冷却媒体の温度に基づいて前記内燃機関の始動から安定燃焼に至るまでの安定燃焼到達予測時間を設定する安定燃焼到達予測時間設定手段を有し、前記設定した安定燃焼到達予測時間が経過したときに前記内燃機関が安定燃焼していると推定する手段である請求項9記載の自動車。
  11. 前記安定燃焼到達予測時間設定手段は、前記検出された冷却媒体の温度が高いほど短くなる傾向に前記安定燃焼到達予測時間を設定する手段である請求項10記載の自動車。
  12. 請求項10または11記載の自動車であって、
    前記蓄電手段の残容量を検出する残容量検出手段を備え、
    前記安定燃焼到達予測時間設定手段は、前記検出された残容量に基づいて前記安定燃料到達予測時間を設定する手段である
    自動車。
  13. 前記安定燃焼到達予測時間設定手段は、前記内燃機関を始動する際に前記残容量検出手段により検出された残容量が低いほど短くなる傾向に前記安定燃焼到達予測時間を設定する手段である請求項12記載の自動車。
  14. 請求項1ないし13いずれか記載の自動車であって、
    前記内燃機関の排気系に取り付けられた酸素検出手段を備え、
    前記負荷運転可能状態推定手段は、前記酸素検出手段による検出結果を用いて前記内燃機関の空燃比制御が可能な状態に至ったときに前記内燃機関が所定の負荷運転可能状態にあると推定する手段である
    自動車。
  15. 前記発電手段は、前記内燃機関の出力軸と車軸に接続された駆動軸と第3の軸の3軸に接続され該3軸のうちのいずれか2軸に入出力した動力に基づいて残余の軸に動力を入出力する3軸式動力入出力手段と、前記第3の軸に接続された発電機と、を備える手段である請求項1または7記載の自動車。
  16. 前記発電手段は、前記内燃機関の出力軸に取り付けられた第1の回転子と車軸に接続された駆動軸に取り付けられた第2の回転子とを有し、該第1の回転子と該第2の回転子との電磁作用による電力の入出力を伴って該内燃機関からの動力の少なくとも一部を該駆動軸に出力する対回転子電動機である請求項1または7記載の自動車。
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