JP2005103186A - レンズ付きとげ抜き - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、細かいとげ等が皮膚に刺さり、前記とげを肉眼で発見することが極めて困難な場合に、完全にとげが抜けない、とげの刺さった場所が見にくいという問題を解決することを目的とする。
【解決手段】 本発明は上記の課題を解決するために、略U字状のとげ抜き本体と、U字状のとげ抜き本体の湾曲部分の頂点に略長方形状のレンズ取付枠、前記レンズ取付枠に内接して設けた同じ長方形状の凸レンズとからなることを特徴とするレンズ付きとげ抜きを提供することを目的とする。
【選択図】 図1
Description
本発明はとげ抜きに関する改良発明である。
従来のとげ抜きは、ステンレス鋼等からなる2つ折りにしてとげ抜き本体が形成され、とげ抜き本体の先端部に内向きに折り曲げられた挟み部を要していた。そのため、とげそのものが細かいため、老眼等の方にとっては、とげが見えず、皮膚などに刺さったとげの完全な抜き取りに極めて困難を要する場合が多かった。
また、従来のとげ抜きは、小型な鏡の柄となる支柱上で且つ、該支柱を支えながら毛抜きを操作できるような位置に毛抜きを取付け、該毛抜きの先端部と体の無駄毛の被処置部を使用者の視界に反射映像させて観察できるように鏡の傾斜角度を自由に変化させる手段を介して前記支柱の先端に鏡を取り付けたことを特徴とした鏡付き毛抜きであった。
特願2000−166636号
解決しようとする問題点は、高齢者等の皮膚に細かいとげ等が刺さった場合、とげを肉眼で発見することが非常に困難であり、仮にとげを挟みこむことに成功したとしても、とげの端部が極めて見づらいため、とげが抜ける途中で半分に折れ、完全にとげが抜けないという問題がある。
また、当該とげを拡大して抜き取る場合にルーペや虫眼鏡を使用すると、両手がふさがってしまう。即ち、とげ等が皮膚の奥に入り込んだ場合、通常であれば、とげ抜きを持っていない方の手で、当該とげが刺さった皮膚をつまんで、盛り上げるようにし、とげの端部を僅かでも皮膚の外に突出させてから、とげ抜きを使用できるところ、とげ抜き以外のルーペや虫眼鏡を使用することで、両手がふさがれるという問題を生じる。
本発明は上記の課題を解決するために、略U字状のとげ抜き本体と、前記U字状のとげ抜き本体の湾曲部分の頂点に略長方形状のレンズ取付枠と、前記レンズ取付枠に内接して設け、当該とげを拡大できる凸レンズとからなることを特徴とするレンズ付きとげ抜きを提供することを目的とする。
第1に本発明であるレンズ付きとげ抜きは、ルーペや虫眼鏡を使用しなくとも、皮膚等にささったとげを拡大して見ることができるため、老眼の方でも細いとげ等を極めて簡単に発見できるとともに、抜き取ることができる。
第2に本発明であるレンズ付きとげ抜きは、とげ抜きだけに使用を限定せず、毛抜きとして使用することができる。例えば、腕や足のすねに生えた極めて細い産毛等を抜く場合等に使用することができる。
略U字状のとげ抜き本体と、U字状のとげ抜き本体の湾曲部分の頂点に略長方形状のレンズ取付枠、前記レンズ取付枠に内接して設けた同じ長方形状の凸レンズとからなることを特徴とするレンズ付きとげ抜きの構成とした。
以下、添付図面に基づいて本発明であるレンズ付きとげ抜きの詳細を説明する。
図1に示したように本発明であるレンズ付きとげ抜き1は、錆等に強いステンレス等の鋼材からなる略U字状のとげ抜き本体1aと、U字状のとげ抜き本体1aの湾曲部分の頂点に略長方形状のレンズ取付枠1b、前記レンズ取付枠1bに内接して設けた同じ長方形状でとげを拡大できる凸レンズ3とからなることを特徴とする。
図1に示したように本発明であるレンズ付きとげ抜き1は、錆等に強いステンレス等の鋼材からなる略U字状のとげ抜き本体1aと、U字状のとげ抜き本体1aの湾曲部分の頂点に略長方形状のレンズ取付枠1b、前記レンズ取付枠1bに内接して設けた同じ長方形状でとげを拡大できる凸レンズ3とからなることを特徴とする。
また、U字状のとげ抜き本体1aの各先端部分には、く字状のつかみ部2を設けている。なお、く字状のつかみ部2の間には間隙1cがある。次に図2では、レンズ付きとげ抜き1の操作方法について説明をする。
図2に示したように、レンズ付きとげ抜き1の操作方法は、まず、とげ抜き本体1aの湾曲部分の頂点に設けた凸レンズ3に対して、使用者の眼が正面の位置になるようにする。そして、使用者の眼の位置を予め定めた後に、本発明であるレンズ付きとげ抜き1を、抜くべきとげ5の中央に合わせ、とげ5の末端部をつかみ部2で挟むことで、とげ5を容易に抜くことができる仕組みである。
また図3のレンズ付きとげ抜き1の平面図に示したように、長方形状の凸レンズ3に対して、正面の位置に目が定まらない場合、とげ5の確認が困難になる。そこで、本発明では、点線で囲んだつかみ部2の間、即ち、凸レンズ3の中心には、当該とげ5の位置合わせが簡単に出来るよう略十字状の基準線6を設けた。
なお、凸レンズ3のように、レンズの形状は長方形に限定せず、円形状、略楕円状のように凸レンズ3の形状を自由に変更してもよい。凸レンズ3及びレンズ取付枠1bの材質は、プラスチック合成樹脂等の材料を使用することができる。次に、図4及び図5でレンズ付きとげ抜き1の斜視図について詳細を説明する。
図4及び図5に示したのは、レンズ付きとげ抜き1の第2実施例である。図4及び図5に示したレンズ付きとげ抜き1dは、とげ抜き本体1aの上部に取り付けた着脱式レンズ3aの部分が簡単に着脱できるよう設けたことを特徴とする。例えば、とげ等が極めて小さいために見づらい等の問題が発生した時に、着脱式レンズ3aを外し、交換することで、容易に倍率を上げ、拡大することができる。
着脱式レンズ3aは、レンズ部分となる長方形状の凸レンズ3bと、凸レンズ3bの外周を固定するために設けたレンズ取付枠3cと、レンズ取付枠3cの左右端部に設け、着脱式レンズ3aを簡単に指先で掴みやすいように設けた略長方形状の着脱部3dと、着脱式レンズ3aをとげ抜き本体1aの上面に差し込みできる差込部3eとからなることを特徴とする。
また、差込部3eは、より着脱式レンズ3aを差し込みやすくするために、レンズ取付枠1bの左右端部に長方形状の溝1eを設けることで、前記着脱部3dを掴みやすくしている。なお、図5のレンズ付きとげ抜き1dの平面図に示したように、凸レンズ3の中心には、当該抜くとげ5の位置合わせが簡単に出来るよう略十字状の基準線6を設けた。
そして凸レンズ3の形状は長方形に限定せず、略楕円状のように凸レンズ3の形状を自由に変更してもよい。また、着脱式レンズ3aは付け替えることが可能であるので、近視用レンズ、遠視用レンズ、老眼用レンズ等、必要に応じたレンズに付け替えて使用することができる。次に、図6及び図7で、第3実施例であるレンズ付詳細を説明する。
図6に示したのは、本発明であるレンズ付きとげ抜きの第3実施例である。レンズ付きとげ抜き1fを構成するとげ抜き本体1aの湾曲部分の頂点には、着脱容易なクリップ式レンズ4を設けている。
クリップ式レンズ4は、中心が円状の凸レンズ4aであり、凸レンズ4aの外周に、凸レンズ4aの外周を保護するためのレンズ取付枠4bを設け、レンズ取付枠4bはとげ抜き本体1aと接続するための略C字状のクリップ4dとを備え、クリップ4dと、レンズ取付枠4bを接続できる屈曲自在の支持棒4cを設けたことを特徴とする。
なお、クリップ式レンズ4の取付先は、市販品のとげ抜きであればどの種類でも容易に取り付けることができる。また、クリップ4dの内側には、ラバーゴム等のすべり止めを取り付けることができる。次に、図7では、レンズ付きとげ抜き1dから、クリップ式レンズ4を着脱する場合の詳細を説明する。
図7に示したのは、レンズ付きとげ抜き1fから、クリップ式レンズ4を着脱した場合を示した斜視図である。図7に示したように、クリップ式レンズ4は、とげ抜き本体1aから、クリップ式レンズ4を外し、次に、クリップ式レンズ4を背面又は表面にして、とげ抜き本体1aの間にある間隙1cに挟みこむように入れることで、とげ抜き本体1aと一体化させて収納することができる。
また、レンズ取付枠4bの外周には、柔らかいラバーゴム等からなる緩衝材4eを設けることができる。緩衝材4eは、とげ抜き本体1aの間隙1cに収納する際、レンズ取付枠4b全体を保護し、レンズ取付枠4bの内部にある凸レンズ4aの破損を防ぐことができる。
図8は、本発明であるレンズ付きとげ抜きの第4実施例の斜視図である。本第4実施例は、第1実施例から第3実施例までに示した各レンズ付きとげ抜き1、1d、1fにカバ7ーを取り付けたものである。
レンズ付きとげ抜き1、1d、1fで魚のとげ5を抜き取る場合、つかみ部2に魚の脂や臭いがついてしまう。また、レンズ付きとげ抜き1、1d、1fを何度も使用することで、使用者の手指のあぶらが付着し、次第に汚れてしまい、不潔感を与えることとなる。
そこで、とげ抜き本体1a及びつかみ部2の表面を覆うように、プラスチック製のカバー7を取り付けることで、とげ抜き本体1aやつかみ部2の表面に魚の脂や手指のあぶらが付着することを防ぐことができる。
本発明であるレンズ付きとげ抜きは、とげ抜きや毛抜きのみならず、小魚等の小骨取りにも使用することができる。小魚の具体例として鰯やサンマ等が挙げることができる。
1 レンズ付きとげ抜き
1a とげ抜き本体
1b レンズ取付枠
1c 間隙
1d レンズ付きとげ抜き
1e 溝
1f レンズ付きとげ抜き
2 つかみ部
3 凸レンズ
3a 着脱式レンズ
3b 凸レンズ
3c レンズ取付枠
3d 着脱部
3e 差込部
4 クリップ式レンズ
4a 凸レンズ
4b レンズ取付枠
4c 支持棒
4d クリップ
4e 緩衝材
5 とげ
6 基準線
7 カバー
1a とげ抜き本体
1b レンズ取付枠
1c 間隙
1d レンズ付きとげ抜き
1e 溝
1f レンズ付きとげ抜き
2 つかみ部
3 凸レンズ
3a 着脱式レンズ
3b 凸レンズ
3c レンズ取付枠
3d 着脱部
3e 差込部
4 クリップ式レンズ
4a 凸レンズ
4b レンズ取付枠
4c 支持棒
4d クリップ
4e 緩衝材
5 とげ
6 基準線
7 カバー
Claims (4)
- 略U字状のとげ抜き本体と、前記U字状のとげ抜き本体の湾曲部分の頂点に設けた略長方形状のレンズ取付枠と、前記レンズ取付枠に内接して設けた凸レンズとからなることを特徴とするレンズ付きとげ抜き。
- 凸レンズを着脱式とし交換することができるようにしたことを特徴とする請求項1記載に記載のレンズ付きとげ抜き。
- 略U字状のとげ抜き本体と、円状の凸レンズと凸レンズの外周を保護するためのレンズ取付枠を設け、レンズ取付枠にはとげ抜き本体と接続するための略C字状のクリップとを備え、前記クリップとレンズ取付枠を接続できる屈曲時際の支持棒を設けたクリップ式レンズとからなり、前記クリップ式レンズを略U字状のとげ抜き本体の湾曲部分の頂点に設けたことを特徴とするレンズ付きとげ抜き。
- 略U字状のとげ抜き本体及びとげ抜き本体の先端に設けられたく字状のつかみ部の表面を覆うプラスチック製のカバーを取り付けたことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載のレンズ付きとげ抜き。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003344222A JP2005103186A (ja) | 2003-10-02 | 2003-10-02 | レンズ付きとげ抜き |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003344222A JP2005103186A (ja) | 2003-10-02 | 2003-10-02 | レンズ付きとげ抜き |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2005103186A true JP2005103186A (ja) | 2005-04-21 |
Family
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2003344222A Pending JP2005103186A (ja) | 2003-10-02 | 2003-10-02 | レンズ付きとげ抜き |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2005103186A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013158651A (ja) * | 2012-02-07 | 2013-08-19 | Samsung Electronics Co Ltd | 生体信号測定用電極及びその製造方法、並びに生体信号測定システム |
KR102110792B1 (ko) * | 2018-11-08 | 2020-05-14 | 박채희 | 속눈썹 연장 시술방법 및 그 방법을 적용하기 위한 속눈썹 연장 시술기구 |
-
2003
- 2003-10-02 JP JP2003344222A patent/JP2005103186A/ja active Pending
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KR102110792B1 (ko) * | 2018-11-08 | 2020-05-14 | 박채희 | 속눈썹 연장 시술방법 및 그 방법을 적용하기 위한 속눈썹 연장 시술기구 |
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A02 | Decision of refusal |
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