JP2005100872A - 手動式結線・かしめ工具 - Google Patents

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Nobuyuki Washio
伸幸 鷲尾
Takuo Horinaka
拓郎 堀中
Yasuyuki Miyata
靖幸 宮田
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Oki Electric Cable Co Ltd
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Abstract

【課題】従来のコネクタは、ケーブルをつぶすことによりハウジング内に固定するので、つぶれにより伝送特性が悪くなるものに対しては、適用出来なかった。
【解決手段】代表例を挙げると、先端が逆Uの字を有する表側可動かしめダイスを設け、その下側に中央近辺にスライドガイド溝を有する表側保持かしめダイスを設け、一方、工具の裏側には、表側の可動かしめダイスに連結させて先端に端子圧入部を有する裏側可動結線ダイスを設け、他方、コネクタ付きケーブルをカムレバーを押さない状態でプラグ開口部に挿入した後、カムレバーを押すことにより、カムレバーがスライドガイド溝にスライドし、表側保持かしめダイスが上昇してケーブルのかしめ部を保持固定した後、ハンドルを握ることにより表裏の両可動ダイスが連動して下側に移動し、結線とかしめを同時に一括して行うので、ケーブルのつぶれがなくなり高速伝送ケーブル等の結線・かしめ工具に最適である。
【選択図】図1

Description

本発明は、ケーブルをかしめる際に、伝送特性に悪影響を及ぼすケーブルのつぶれをなくすことができ、カテゴリ6や発泡電線等の高速伝送ケーブルに最適であるばかりでなく、ケーブル外径の適用範囲も広くなり、結線とかしめを同時に一括して行うことを可能にする手動式結線・かしめ工具に関する。
従来のコネクタとしては、通常の圧接コネクタがあるが、ここでは代表的なモジュラプラグコネクタ12′で説明する。従来のモジュラプラグコネクタ12′は、図2に示すように、先端側にケーブルと結線するための端子部15′と中間部にハウジングと一体化され、押し込むことによってケーブルに食い込み、ケーブルをつぶしてハウジング内に固定するための係留部材25′と後端側に開口部17′を有するプラグハウジング14′からなる構造であった。
特公昭55−2068号公報
このように、従来のモジュラプラグコネクタ12′は、図2から明らかなように、係留部材25′が丸状ケーブルに食い込み、ケーブルをつぶすことにより、ハウジング内に固定される。従って、ケーブルをつぶすことにより伝送特性が悪くなってしまうものに対しては、適用が出来なかった。具体的には、十字状介在物等が入ったケーブルや発泡電線に適用することは不可能であった。それだけでなく、つぶすことにより、絶縁心線間のショートが生じることもあった。更に、プラグハウジング開口部よりも小さいケーブルしか適用できないという問題点もあった。
本発明は、これらの問題を解決するために、鋭意検討した結果、
第1に、コネクタ付きケーブルのコネクタハウジング側で結線するための端子部及びケーブルかしめ具のかしめ部の両方の箇所で、結線とかしめを同時に一括してケーブルに行う手動式結線・かしめ工具で、
第2に、第1の工具の表側に、先端が逆Uの字を有する表側可動かしめダイスを設け、それに対応させて、下側に、中央近辺にスライドガイド溝を有する表側保持かしめダイスを設け、一方、前記工具の裏側には、前記表側可動かしめダイスに連結させて先端に端子圧入部を有する裏側可動結線ダイスを設け、他方、端子部が半圧入され、かしめ部がUの字状態のコネクタ付きケーブルを端子部を先端側にしてかつプラグレバーを下側にして、カムレバーを押さない状態(プラグ挿入口を開けた状態または表側保持かしめダイスが下がった状態)で、プラグ開口部に挿入し、その後、カムレバーを押すことにより、カムレバーが、スライドガイド溝にスライドし、表側保持かしめダイスが上昇してケーブルの下側かしめ部を保持固定した後、二股のハンドルを握ることにより、前記表側可動かしめダイスと前記裏側可動結線ダイスが連動してコネクタ付きケーブル側に移動し、結線とかしめを同時に一括して行う手動式結線・かしめ工具で、
第3に、第2の二股のハンドルが、ラチェットとラチェットバーとラチェット強制解除レバーで連結されている手動式結線・かしめ工具である。
以上の説明の様に、本発明によれば、
1.ケーブルをかしめる際に、丸状ケーブルをつぶすことなく、均一に丸くかしめることができるので、カテゴリ6ケーブルや発泡電線等の高速伝送ケーブルに最適である。
2.プラグハウジング開口部よりも大きいケーブルにも適用でき、ケーブル外径の適用範囲が広くなる。
3.絶縁心線間のショートを防止することが可能になる。
4.結線とかしめを同時に一括して行うことが可能になる。
本発明の本発明の手動式結線・かしめ工具1について具体的に説明する。
始めに、図1(イ)は、本発明の手動式結線・かしめ工具1の説明図である。本発明の工具の表側に、先端が逆Uの字を有する表側可動かしめダイス2Aを設け、それに対応させて、下側に、中央近辺にスライドガイド溝4を有する表側保持かしめダイス6Aを設け、一方、前記工具の裏側には、前記表側可動かしめダイス2Aに連結させて先端に端子圧入部3を有する裏側可動結線ダイス2Bを設け、他方、端子部15が半圧入され、かしめ部21がUの字状態のコネクタ付きケーブルを端子部15を先端側にしてかつプラグレバー18を下側にして、カムレバー7を押さない状態(プラグ挿入口を開けた状態または表側保持かしめダイスが下がった状態)で、プラグ開口部5に挿入し、その後、カムレバー7を押すことにより、カムレバー7が、スライドガイド溝4にスライドし、表側保持かしめダイス6Aが上昇してケーブルの下側かしめ部21を保持固定した後、二股のハンドル8を握ることにより、前記表側可動かしめダイス2Aと前記裏側可動結線ダイス2Bが連動してコネクタ付きケーブル側に移動し、結線とかしめを同時に一括して行う手動式結線・かしめ工具1である。次に、二股のハンドル8は、ラチェット(圧力規制装置)調整ねじ9とラチェットバー10とラチェット強制解除レバー11で連結されている。ここで、図から明らかなように、カムレバー7を押す前は、表側保持かしめダイスが下側にあり、スペースがあるので、プラグレバ7があってもプラグの挿入が可能である。ただし、プラグレバー7が下側になるように挿入する。次に、カムレバー7を押すと表側保持かしめダイス6Aが上昇し、ケーブル下側かしめ部を保持固定する。ここで、ラチェット(圧力規制装置)について説明すると、ハンドル8を最後迄強く握った状態でラチェットが解除されるように、ラチェット調節ねじ9でラチェットバー10の長さを調節する。ラチェットを解除しない限り、ハンドル8は開かない。万一、ラチェットが解除されずハンドル8が開かなくなった場合には、ドライバー等でラチェット強制解除レバー11を倒すことにより解除することが可能になる。
次に、図1(ロ)は、本発明の手動式結線・かしめ工具1において、裏側結線ダイス2Bと表側可動かしめダイス2Aとの位置関係を示す説明図である。ここで、ケーブル付きかしめ具付きモジュラプラグ付きコネクタ12の構造は、斜視図から明らかなように、従来のモジュラプラグの両サイドに係合溝19をそれぞれ設け、その係合溝19の中にかしめ具の凹の字形状部22を挿入して嵌合させ、外側に中間連結部とケーブルかしめ部21を有する構造である。ここで、表側可動かしめダイス2Aと表側可動かしめダイス2Bは、連結されているので、ハンドル8を握ることにより、結線とかしめが同時に一括して行うことが可能になる。
更に、図1(ハ)は、本発明の手動式結線・かしめ工具1のプラグ挿入口5に挿入する前で、結線・かしめがなされる前のモジュラプラグコネクタ付きケーブル13の断面図である。図から明らかなように、結線される前の端子部の状態は、端子部15が半圧入され、一方、かしめがなされる前の状態は、かしめ部21がUの字状態になっている。
最後に、図1(ニ)は、本発明の手動式結線・かしめ工具1のプラグ挿入口5に挿入した後で、結線・かしめがなされた後のモジュラプラグコネクタ付きケーブル13の断面図である。端子部15は、下側に降りて、先端の絶縁電線と導通し、結線がなされる。同時に、かしめ部21においても、ケーブルがかしめられて保持される。
以上のような構造であるので、本発明は、結線とかしめを同時に一括して行うことが可能になる。
今迄、代表的な例として、モジュラプラグコネクタを代表例にして説明したが、通常の圧接コネクタ等にも応用することが可能である。また、ケーブルかしめ具20のかしめ部21の形状を図示したが、これに限らず、設計変更に伴う多少の変形例でも一向に構わず、本発明の範囲内であることはいうまでもない。
モジュラプラグコネクタ以外の通常の圧接コネクタ等幅広い応用が可能になる。
(イ)本発明の手動式結線・かしめ工具1の説明図である。 (ロ)本発明の手動式結線・かしめ工具1において、裏側可動結線ダイス2Bと表側可動かしめダイス2Aとの位置関係を示す説明図である。 (ハ)本発明の手動式結線・かしめ工具1のプラグ挿入口5に挿入する前で、結線・かしめがなされる前のモジュラプラグコネクタ付きケーブル13の断面図である。 (ニ)本発明の手動式結線・かしめ工具1のプラグ挿入口5に挿入した後で、結線・かしめがなされた後のモジュラプラグコネクタ付きケーブル13の断面図である。 従来のモジュラプラグコネクタ12′の斜視図である。
符号の説明
1 本発明の手動式結線・かしめ工具
2A 表側可動かしめダイス
2B 裏側可動結線ダイス
3 端子圧入部
4 スライドガイド溝
5 プラグ挿入口
6A 表側保持かしめダイス
7 カムレバー
8 ハンドル
9 ラチェット(圧力規制装置)調整ねじ
10 ラチェットバー
11 ラチェット強制解除レバー
12 ケーブルかしめ具付きモジュラプラグコネクタ
13 モジュラプラグコネクタ付きケーブル
14 プラグハウジング
15 端子部
16 圧入部
17 開口部
18 プラグレバー
19 係合溝
20 ケーブルかしめ具
21 かしめ部
22 凹の字形状部
24 ケーブル
12′ 従来のモジュラプラグコネクタ
14′ プラグハウジング
15′ 端子部
17′ 開口部
18′ プラグレバー
25′ 係留部材

Claims (3)

  1. コネクタ付きケーブルのコネクタハウジング側で結線するための端子部及びケーブルかしめ具のかしめ部の両方の箇所で、結線とかしめを同時に一括してケーブルに行うことを特徴とする手動式結線・かしめ工具。
  2. 請求項1の工具の表側に、先端が逆Uの字を有する表側可動かしめダイスを設け、それに対応させて、下側に、中央近辺にスライドガイド溝を有する表側保持かしめダイスを設け、一方、前記工具の裏側には、前記表側可動かしめダイスに連結させて先端に端子圧入部を有する裏側可動結線ダイスを設け、他方、端子部が半圧入され、かしめ部がUの字状態のコネクタ付きケーブルを端子部を先端側にしてかつプラグレバーを下側にして、カムレバーを押さない状態で、プラグ開口部に挿入し、その後、カムレバーを押すことにより、カムレバーが、スライドガイド溝にスライドし、表側保持かしめダイスが上昇してケーブルの下側かしめ部を保持固定した後、二股のハンドルを握ることにより、前記表側可動かしめダイスと前記裏側可動結線ダイスが連動してコネクタ付きケーブル側に移動し、結線とかしめを同時に一括して行うことを特徴とする手動式結線・かしめ工具。
  3. 請求項2の二股のハンドルが、ラチェット(圧力規制装置)調整ねじとラチェットバーとラチェット強制解除レバーで連結されていることを特徴とする手動式結線・かしめ工具。
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