JP2005100253A - 記録媒体の再生装置と記録媒体のレンタルシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 視聴不可となっている年齢の視聴者に対してDVDに記録されているコンテンツを再生しないようにすることができる。
【解決手段】 DVD読取部により読み取ったDVDの年齢制限情報とカード読取部により読み取ったIDカードに記録されている年齢情報とにより、前記IDカードに記録されている年齢の視聴者による当該DVDに記録されているコンテンツの視聴が可能か否かを判定し、視聴が可能な場合は利用実績として利用者情報を書込み、コンテンツを再生するようにしたものである。
【選択図】 図1
【解決手段】 DVD読取部により読み取ったDVDの年齢制限情報とカード読取部により読み取ったIDカードに記録されている年齢情報とにより、前記IDカードに記録されている年齢の視聴者による当該DVDに記録されているコンテンツの視聴が可能か否かを判定し、視聴が可能な場合は利用実績として利用者情報を書込み、コンテンツを再生するようにしたものである。
【選択図】 図1
Description
本発明は、映像や音楽や文書などのコンテンツが記録されたビデオテープやDVDなどの記録媒体を貸し出して利用者からレンタル料を徴収するレンタルシステムとこのレンタルシステムで借りた記録媒体を再生する記録媒体の再生装置に関する。
従来、映像や音楽や文章などのコンテンツが記録されたビデオテープやDVDなどの記録媒体を貸し出して、その記録媒体のレンタル料を徴収するレンタルシステムがある。従来のレンタルシステムでは、記録媒体の貸し出し期間に応じてレンタル料が設定されており、返却時にその記録媒体を借りた期間によってレンタル料を精算するようになっている。また、従来のレンタルシステムでは、通常、1つの記録媒体を1人の利用者に対して貸し出すことが原則となっている。
しかしながら、従来のレンタルシステムで貸し出される記録媒体は、一般的な記録媒体の再生装置で再生可能であるため、レンタルシステムで記録媒体を借りた者が第3者にその記録媒体を又貸ししたとしても第3者の分のレンタル料金を徴収するのは難しいのが現状である。つまり、従来のレンタルシステムでは、実際に記録媒体を借りた利用者が貸し出し期間中にどのような形態で記録媒体を使用したかを判断することができないため、当該記録媒体の貸し出し期間中における使用状況(利用実績)に応じたレンタル料を設定できないという問題点がある。
また、従来、閲覧(視聴)に対して年齢制限が付与されているコンテンツを記録した記録媒体がある。このような年齢制限付きのコンテンツが記録されている記録媒体は、従来のレンタルシステムにおいては、レンタル店の店員などが、その記録媒体を貸し出す人物の年齢を確認することで貸し出しを行っているのが現状である。
すなわち、従来のレンタルシステムでは、上述した理由によって実際に記録媒体を借りた人物が第3者に容易に又貸しすることができる。このため、視聴できない年齢(年齢制限によって視聴が規制されている年齢)の人物が当該記録媒体に記録されているコンテンツを容易に視聴することが可能となっているという問題点がある。
この発明は、上記のような問題点を解決するものであり、記録媒体に記録されている年齢制限が付与されているコンテンツを視聴が可能でない年齢の人物が視聴することを防止することができる記録媒体の再生装置を提供することを目的とする。
また、この発明では、コンテンツが記録されている記録媒体を貸し出すシステムにおいて、貸し出した記録媒体の利用実績に応じてレンタル料を徴収できる記録媒体のレンタルシステムを提供することを目的としている。
この発明の記録媒体の再生装置は、コンテンツ情報とそのコンテンツの視聴に対する年齢制限情報とが記録されている記録媒体から情報を読み取る読取手段と、少なくとも視聴者の年齢情報が記録されているIDカードから年齢情報を読み取るカード読取手段と、このカード読取手段により読み取った年齢情報と前記読取手段により前記記録媒体から読み取った年齢制限情報とに基づいて、前記IDカードの視聴者が前記記録媒体に記録されているコンテンツを視聴可能か否かを判定する判定手段と、この判定手段により前記記録媒体に記録されているコンテンツが視聴可能であると判定した場合に、当該記録媒体に記録されているコンテンツを再生する再生手段とを有する。
この発明の記録媒体のレンタルシステムは、コンテンツ情報とそのコンテンツの視聴に対する年齢制限情報とが記録されている記録媒体と、その記録媒体に記録されているコンテンツを再生する再生装置と、この再生装置にて再生可能な記録媒体に対する処理を行う処理装置とを有するシステムにおいて、前記再生装置は、前記記録媒体に記録されているコンテンツの視聴に対する年齢制限情報を読み取る第1の読取手段と、少なくとも視聴者の年齢情報が記録されているIDカードから年齢情報を読み取るカード読取手段と、このカード読取手段により読み取った年齢情報と前記第1の読取手段により前記記録媒体から読み取った年齢制限情報とに基づいて、前記IDカードの視聴者が前記記録媒体に記録されているコンテンツを視聴可能か否かを判定する判定手段と、この判定手段による判定結果を前記記録媒体に記録されているコンテンツの利用実績として前記記録媒体に設けられている書込み可能な記録エリアに記録する記録手段と、前記判定手段により前記記録媒体に記録されているコンテンツの視聴が可能であると判定した場合に、当該記録媒体に記録されているコンテンツを再生する再生手段とを有し、前記処理装置は、前記記録媒体の前記記録エリアに記録されているコンテンツの利用実績を示す情報を読み取る第1の読取手段と、この第1の読取手段により読み取った前記記録媒体の前記記録エリアに記録されているコンテンツの利用実績に応じて当該記録媒体のレンタル料金を算出する算出手段とを有する。
この発明によれば、記録媒体に記録されている年齢制限が付与されているコンテンツを視聴が可能でない年齢の人物が視聴することを防止することができる記録媒体の再生装置を提供できる。
また、この発明によれば、コンテンツが記録されている記録媒体を貸し出すシステムにおいて、貸し出した記録媒体の利用実績に応じてレンタル料を徴収できる記録媒体のレンタルシステムを提供できる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、この発明の実施の形態に係るレンタルDVD再生装置(記録媒体の再生装置)1の構成例を示す図である。このレンタルDVD再生装置1は、レンタル店で借りたレンタル用の記録媒体としてのレンタルDVD2を再生する装置である。このレンタルDVD再生装置1は、表示装置3に接続され、DVD2に記録されているコンテンツを上記表示装置3にて再生するものである。また、レンタル用の記録媒体としてのレンタルDVD2に記録されるコンテンツは、映画等の映像情報あるいは音楽等の音楽情報などを符号化したコンテンツ情報として記録されているものとする。
なお、本実施の形態では、コンテンツが記録されているレンタル用の記録媒体としてレンタルDVDが用いられる場合について説明するが、これに限らず、映像情報あるいは音楽情報などのコンテンツが記録された他の記録媒体を用いたものであっても同様に実現できる。また、レンタル記録媒体としてのレンタルDVD2は、コンテンツ情報が記録された書込み不可のデータ領域とデータの書込みが可能な利用実績書込み領域2aとを有しているものとする。
上記レンタルDVD再生装置1は、図1に示すように、カード読取部(カード読取手段)11、判定部(判定手段)12、利用実績書込部(記録手段)13、DVD読取部(読取手段)14、及びコンテンツ再生部(再生手段)15などを有している。
上記カード読取部11は、視聴者(閲覧者)が所持しているIDカードCから少なくとも年齢情報を含む利用者情報を読み取るものである。また、IDカードCとしては、上記カード読取部11で読取可能な視聴者の少なくとも年齢情報が記録されているものであれば良い。
例えば、IDカードCとしては、年齢情報を含む利用者情報が記録された無線ICカードが用いられる。この場合、上記カード読取部11は、無線ICカード用のリーダライタで構成される。また、上記IDカードCとしては、レンタル店で発行される年齢情報を含む利用者情報が記録されたカードを用いるようにしても良いし、運転免許証などを用いるようにしても良い。本実施の形態では、上記カード読取部11においてレンタル店で発行されたカードと運転免許証との両方から年齢情報を読み取ることができるものとする。
上記判定部12は、視聴者がDVD2に記録されているコンテンツを閲覧(視聴)する資格を有しているか否かを判定し、その判定結果に基づいてDVD2に記録されているコンテンツの表示/非表示を制御するものである。上記判定部12は、上記カード読取部11にてIDカードCから読み取った年齢とDVD2に記録されているコンテンツの年齢制限情報とを比較し、当該IDカードCの人物がDVD2に記録されているコンテンツを閲覧する資格があるか否かを判定するようになっている。
上記利用実績書込部13は、レンタルDVD2に設けられている書込み可能な利用実績書込み領域2aにデータを記録する記録手段から構成されている。上記利用実績書込部13は、当該レンタルDVD2に記録されているコンテンツの視聴回数や視聴した人物の情報などを利用実績として上記利用実績書込み領域2aに書込むものである。
上記DVD読取部14は、DVD2に記録されているデータを読み取る読取手段により構成されている。上記DVD読取部14は、例えば、DVD2に記録されているコンテンツの閲覧に関する年齢制限情報を読み取って上記判定部12へ供給する機能と、DVD2に記録されているコンテンツのデータを読み出して上記コンテンツ再生部15へ供給する機能とを有している。
上記コンテンツ再生部15は、上記DVD読取部14にてDVD2から読み取ったコンテンツのデータを復元して映像信号や音声信号に変換するデコーダなどにより構成される。上記コンテンツ再生部15は、表示装置3に接続され、上記DVD2に記録されているコンテンツを上記表示装置3にて再生するようになっている。また、上記コンテンツ再生部15は、上記判定部12による判定結果に基づいてDVD2に記録されているコンテンツの再生を実行したり、コンテンツの再生を中止したりする機能を有している。
次に、上記レンタルDVD2の処理装置20について説明する。
図2は、処理装置20の構成例を概略的に示す図である。
この処理装置20は、例えば、レンタル店に設置され、利用者から返却されたレンタルDVD2に対する処理を行うとともに、レンタルDVD2に対するレンタル料を計算するものである。図2に示すように、処理装置20は、DVD読取部(第2の読取手段)21、操作部22、利用実績初期化部(初期化手段)23、料金計算部(算出手段)24、料金テーブル25、及び表示部26などを有している。
上記DVD読取部21は、DVD2に記録されているデータを読み取る読取手段により構成されている。上記DVD読取部21は、例えば、利用者から返却されたレンタルDVD2から利用実績などの情報を読み取る。
上記操作部22は、キーボードやテンキーなどにより構成される。上記操作部22は、例えば、レンタルDVD2の利用実績書込み領域2aに記録されている利用実績に基づくレンタル料金の算出指示やレンタルDVD2の利用実績書込み領域2aに記録される利用実績の初期化指示などがレンタル店の店員により入力される。
上記利用実績初期化部23は、DVD2の利用実績書込み領域2aに対して書込みを行う書込手段により構成されている。上記利用実績初期化部23は、例えば、レンタルDVD2の利用実績書込み領域2aに記録されている利用実績を示す情報を初期化する機能を有している。
上記料金計算部24は、レンタルDVD2に対するレンタル料を算出するものである。また、上記料金テーブル25は、利用実績に対応するレンタル料金を示す情報が記録されている。例えば、上記料金計算部24は、上記料金テーブル25に基づいてレンタルDVD2の利用実績書込み領域2aに記録されている利用実績に対応するレンタル料を算出するようになっている。また、上記料金計算部24は、上記表示部26に接続され、算出したレンタル料を示す情報などを表示部26に出力するようになっている。
上記表示部26は、表示装置などにより構成され、上記料金計算部24により算出したレンタル料やレンタルDVD2の利用実績などを表示するようになっている。例えば、上記料金計算部24にてレンタル料を算出した場合、上記表示部26には、図2に示すように、レンタルDVD2の利用実績書込み領域2aから読み取った利用実績とその利用実績に対応するレンタル料が表示される。
次に、上記レンタルDVD2の利用実績書込み領域2aに記録される利用実績について詳細に説明する。
図3は、上記レンタルDVD2の利用実績書込み領域2aに記録される利用実績の例を示す図である。
図3に示すように、レンタルDVD2の利用実績書込み領域2aには、レンタルDVD2に記録されているコンテンツを再生した実績を示す情報が記録される。図3に示す例では、利用者の年齢とコンテンツを再生したか否かを示す判定結果とが対応して記録されている。
上記利用実績書込み領域2aに記録される利用実績は、少なくともそのレンタルDVD2に記録されているコンテンツを再生した回数を示すものであれば良い。従って、図3に示す例では、コンテンツの再生を試みるごと、コンテンツを再生したか否かを示す判定結果を記録するようになっている。なお、図3に示す例では、コンテンツを再生したか否かを示す判定結果とともに利用者の年齢と性別を記録しているが、性別については省略するようにしても良い。
次に、上記料金テーブル25の構成例について説明する。
図4は、レンタルDVD2の利用実績に応じた料金体系を示す料金テーブルの構成例を示す図である。
図4に示す例では、料金テーブル25にレンタルDVD2の利用実績に対するレンタル料が記録されている。図4に示す例では、利用実績として利用回数(コンテンツを再生した回数)に応じてレンタル料を追加料金として徴収するような料金体系となっている。すなわち、図3に示すような利用実績によれば判定結果が「可」となった回数を利用回数として算出できる。これにより、図4に示すような料金テーブル25に基づいて、利用回数に対応するレンタル料が算出できるようになっている。
また、図4に示す例では、利用実績から判定される利用回数に応じてレンタル料を追加徴収するような料金体系を設定している場合を示したが、利用実績から判定される利用した人数に応じてレンタル料を追加徴収するような料金体系を設定するようにしても良い。この場合、何人の人がコンテンツを閲覧したかが判定できるような利用実績をレンタルDVD2の利用実績書込み領域2aに記録する必要がある。
例えば、IDカードから読み取られる利用者情報から個人が特定できるような情報(個人識別情報)を取得し、その個人識別情報を利用実績として記録するようにすれば良い。この場合、レンタルDVD2の利用実績書込み領域2aには、利用実績として個人情報が記録されることとなるが、当該レンタルDVD2のコンテンツを再生させた人数を判定して利用人数に応じたレンタル料が徴収できるようになる。
次に、上記のように構成されるレンタルDVD再生装置1における処理手順について説明する。
図5は、レンタルDVD再生装置1における処理手順を説明するためのフローチャートである。
ここで、利用者(閲覧者)は、レンタル店において、年齢制限付きで閲覧可能なコンテンツが記録されているレンタルDVD2を借りているものとする。
まず、閲覧者は、レンタルDVD再生装置1にレンタルDVD2と本人の個人情報が記録されているIDカードCとをセットし、図示しない操作部によりレンタルDVD2に記録されているコンテンツの再生を指示する。なお、ここでは、IDカードとしてレンタル店が発行した本人の年齢情報を含む利用者が記録された会員カードを想定して説明するが、閲覧者本人の運転免許証などの年齢情報が上記カード読取部11にて読み取れるものであれば良い。
コンテンツの再生が指示されたレンタルDVD再生装置1では、上記DVD読取部14によりレンタルDVD2に記録されている年齢制限情報を読み取る(ステップS11)。このレンタルDVD2から読み取った年齢制限情報は、上記判定部12へ供給される。
また、上記カード読取部11は、当該レンタルDVD再生装置1にセットされたIDカードCから閲覧者の年齢情報を読み取る(ステップS12)。このIDカードCから読み取った利用者の年齢情報は、上記判定部12へ供給される。
上記判定部12では、上記DVD読取部14にてレンタルDVD2から読み取った年齢制限情報と上記カード読取部11にてIDカードCから読み取った年齢情報とを比較し、上記カード読取部11にてIDカードCから読み取った年齢情報が示す年齢が上記レンタルDVD2の年齢制限情報が示すコンテンツの閲覧可能な年齢であるか否かを判定する(ステップS13)。
例えば、レンタルDVD2に記録されているコンテンツに対して年齢制限情報が18才未満の閲覧を禁止するものである場合、上記IDカードCから読み取った年齢が18才以上でなければ、上記判定部12は、当該レンタルDVD2に記録されているコンテンツの閲覧が不可であると判定するものである。
上記判定により閲覧可能であると判定した場合、つまり、上記IDカードCに記録されている年齢が当該レンタルDVD2のコンテンツを閲覧可能な年齢であると判定した場合(ステップS13、はい)、上記判定部12は、上記利用実績書込部13に判定結果が可であることを示す情報と利用者情報とを供給するとともに、上記コンテンツ再生部15に判定結果として当該コンテンツの再生が可であることを示す情報を供給する。なお、ここでは、利用者情報としては、年齢と性別とを上記利用実績書込部13へ供給するものとする。
上記判定部12から判定結果が可であることを示す情報と利用者情報とを受けた上記利用実績書込部13では、当該レンタルDVD2の利用実績書込み領域2aに判定結果を可にして利用者情報を書込む(ステップS14)。これにより、当該レンタルDVD2の利用実績書込み領域2aには、図3に示すような利用実績が書込まれる。
また、上記判定部12から判定結果として当該レンタルDVD2のコンテンツの再生が可であることを示す情報を受けた上記コンテンツ再生部15では、上記DVD読取部14により読み取った当該レンタルDVD2のコンテンツ情報をデコードして上記表示装置3へ供給する(ステップS15)。これにより、上記表示装置3では、当該レンタルDVD2に記録されているコンテンツが再生される。
また、上記判定により閲覧不可であると判定した場合、つまり、上記IDカードCに記録されている年齢が当該レンタルDVD2のコンテンツを閲覧不可能な年齢であると判定した場合(ステップS13、いいえ)、上記判定部12は、上記利用実績書込部13に判定結果が不可であることを示す情報と利用者情報とを供給するとともに、上記コンテンツ再生部15に判定結果として当該コンテンツの再生が不可であることを示す情報を供給する。なお、ここでは、利用者情報としては、年齢と性別とを上記利用実績書込部13へ供給するものとする。
上記判定部12から判定結果が不可であることを示す情報と利用者情報とを受けた上記利用実績書込部13では、当該レンタルDVD2の利用実績書込み領域2aに判定結果を不可にして利用者情報を書込む(ステップS16)。これにより、当該レンタルDVD2の利用実績書込み領域2aには、図3に示すような利用実績が書込まれる。なお、利用回数によってレンタル料金が算出される料金体系においては、閲覧不可であった場合、利用実績としては何も書込まないようにしても良い。これは、上記のような料金体系においては、閲覧不可である場合(再生しなかった場合)の利用実績が無くともレンタル料が算出できるためである。
また、上記判定部12から判定結果として当該レンタルDVD2のコンテンツの再生が不可であることを示す情報を受けた上記コンテンツ再生部15では、当該レンタルDVD2に記録されているコンテンツの再生を中止する(ステップS17)。この際、上記コンテンツ再生部15は、上記表示装置3に年齢制限のため当該レンタルDVD2のコンテンツが再生できない旨を案内表示するようにしても良い。
上記のように、DVD読取部により読み取ったDVDの年齢制限情報とカード読取部により読み取ったIDカードに記録されている年齢情報とにより、前記IDカードに年齢が記録されている視聴者による当該DVDに記録されているコンテンツの視聴が可能か否かを判定し、視聴が可能な場合は利用実績として利用者情報を書込み、コンテンツを再生するようにしたものである。これにより、視聴が不可となっている年齢の視聴者に対してDVDに記録されているコンテンツを再生しないようにすることができる。
次に、レンタル店側での処理装置20における処理手順について説明する。
図6は、レンタルDVD2をレンタル店に返却した場合の上記処理装置20における処理手順を説明するためのフローチャートである。
ここで、レンタル店では、利用者(閲覧者)からレンタルDVD2が返却されたものとする。この場合、レンタル店の店員は、利用者から返却されたレンタルDVD2を上記処理装置20にセットする。すると、上記処理装置20のDVD読取部21は、レンタル店の店員にセットされたレンタルDVD2の利用実績書込み領域2aから利用実績を示す情報を読み取る(ステップS21)。このレンタルDVD2の利用実績書込み領域2aから読み取った利用実績を示す情報は、上記DVD読取部21から料金計算部24へ供給される。
上記料金計算部24では、DVD読取部21から供給された利用実績を示す情報から当該レンタルDVD2の利用回数(コンテンツを再生した回数)を判断する。当該レンタルDVD2の利用回数を判断すると、上記料金計算部24は、上記料金テーブル25に記憶されている利用回数とレンタル料との対応関係に従って当該レンタルDVD2に対するレンタル料を決定する(ステップS22)。
当該レンタルDVD2に対するレンタル料を決定すると、上記料金計算部24は、利用実績としての当該レンタルDVD2の利用回数とそのレンタルDVD2に対するレンタル料とを上記表示部26に表示する。これにより、レンタル店の店員は、上記表示部26に表示された当該レンタルDVD2のレンタル料を利用者に請求し、当該利用者からレンタル料を徴収する(ステップS23)。
利用者からレンタル料を徴収したレンタル店の店員は、上記処理装置20の操作部22により当該レンタルDVD2の利用実績書込み領域2aの初期化を指示する。上記操作部22により利用実績書込み領域2aの初期化が指示されると、上記利用実績初期化部23は、当該レンタルDVD2の利用実績書込み領域2aを初期化する(ステップS24)。
以上のような処理によりレンタル店での処理装置20によるレンタルDVD2の返却時の処理が完了し、当該レンタルDVD2が貸し出し可能な状態となる。
上記のように、処理装置20では、レンタルDVD2の利用実績書込み領域2aに記録された利用実績を示す情報に基づいて、利用実績に応じた当該レンタルDVDのレンタル料を決定し、そのレンタル料が徴収できた場合には当該レンタルDVD2の利用実績書込み領域2aを初期化するようにしたものである。これにより、レンタル店では、レンタルDVD2に対するレンタル料を実際にコンテンツを再生した回数に応じて徴収することができる。
1…DVD再生装置(再生装置)、2…レンタルDVD(記録媒体)、2a…利用実績書込み領域(記録エリア)、3…表示装置、11…カード読取部(カード読取手段)、12…判定部(判定手段)、13…利用実績書込部(記録手段)、14…DVD読取部(読取手段、第1の読取手段)、15…コンテンツ再生部(再生手段)、20…処理装置、21…DVD読取部(第2の読取手段)、22…操作部、23…利用実績初期化部(初期化手段)、24…料金計算部(算出手段)、25…料金テーブル、26…表示部
Claims (5)
- コンテンツ情報とそのコンテンツの視聴に対する年齢制限情報とが記録されている記録媒体から情報を読み取る読取手段と、
少なくとも視聴者の年齢情報が記録されているIDカードから年齢情報を読み取るカード読取手段と、
このカード読取手段により読み取った年齢情報と前記読取手段により前記記録媒体から読み取った年齢制限情報とに基づいて、前記IDカードに年齢情報が記録されている視聴者が前記記録媒体に記録されているコンテンツを視聴可能か否かを判定する判定手段と、
この判定手段により前記記録媒体に記録されているコンテンツが視聴可能であると判定した場合に、当該記録媒体に記録されているコンテンツを再生する再生手段と、
を有することを特徴とする記録媒体の再生装置。 - さらに、前記判定手段による判定結果を前記記録媒体に設けられている書込み可能な記録エリアに記録する記録手段を有する、ことを特徴とする前記請求項1に記載の記録媒体の再生装置。
- 前記カード読取手段は、運転免許証から年齢情報を読み取る機能を有し、視聴者のIDカードとして運転免許証が提示された場合には当該運転免許証から年齢情報を読み取る、ことを特徴とする前記請求項1に記載の記録媒体の再生装置。
- コンテンツ情報とそのコンテンツの視聴に対する年齢制限情報とが記録されている記録媒体と、その記録媒体に記録されているコンテンツを再生する再生装置と、この再生装置にて再生可能な記録媒体に対する処理を行う処理装置とを有する記録媒体のレンタルシステムにおいて、
前記再生装置は、
前記記録媒体に記録されているコンテンツの視聴に対する年齢制限情報を読み取る第1の読取手段と、
少なくとも視聴者の年齢情報が記録されているIDカードから年齢情報を読み取るカード読取手段と、
このカード読取手段により読み取った年齢情報と前記第1の読取手段により前記記録媒体から読み取った年齢制限情報とに基づいて、前記IDカードに年齢情報が記録されている視聴者が前記記録媒体に記録されているコンテンツを視聴可能か否かを判定する判定手段と、
この判定手段による判定結果を前記記録媒体に記録されているコンテンツの利用実績として前記記録媒体に設けられている書込み可能な記録エリアに記録する記録手段と、
前記判定手段により前記記録媒体に記録されているコンテンツの視聴が可能であると判定した場合に、当該記録媒体に記録されているコンテンツを再生する再生手段と、を有し、
前記処理装置は、
前記記録媒体の前記記録エリアに記録されているコンテンツの利用実績を示す情報を読み取る第2の読取手段と、
この第2の読取手段により読み取った前記記録媒体の前記記録エリアに記録されているコンテンツの利用実績に応じて当該記録媒体のレンタル料金を算出する算出手段と、を有する、
ことを特徴とする記録媒体のレンタルシステム。 - さらに、前記算出手段により前記記録媒体に対するレンタル料を算出した場合、当該記録媒体の前記記録エリアに記録されている利用実績を示す情報を初期化する初期化手段を有することを特徴とする前記請求項4に記載の記録媒体のレンタルシステム。
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JP2003335374A JP2005100253A (ja) | 2003-09-26 | 2003-09-26 | 記録媒体の再生装置と記録媒体のレンタルシステム |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2003
- 2003-09-26 JP JP2003335374A patent/JP2005100253A/ja active Pending
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