JP2005100118A - 入力装置 - Google Patents

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義三 久保
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Abstract

【課題】 操作部材の操作性を向上させることのできる入力装置を提供する。
【解決手段】 1対のプーリ4,5に巻き掛けられている操作部材2と、移動可能なガイドローラ6とを有し、操作部材2の移動軌跡にはガイドローラ6によって膨らみ部8が形成されており、操作部材2の走行量に対応して表示装置の表示画面上のマークの移動を行う入力装置1であって、操作部材2の膨らみ部8の頂部8aの突出量Hを制御可能な突出量制御機構20を設ける。
【選択図】 図2

Description

本発明は、入力装置に係り、特に、ホスト機器に接続され、ホスト機器に接続された表示装置の表示画面上に表示されている入力位置を示すマークを遠隔操作によって移動するのに好適な入力装置に関する。
従来から、コンピュータなどの入力装置の一つとして、表示装置の表示画面上に表示されている入力位置を示すマークとしてのカーソルやドットなどのポインタを遠隔操作することのできるポインティングデバイスと称されるものがある。この種の入力装置として、無端環状のベルト状に形成された操作部材の表面の一部をケースの外部に突出させるとともに、1対のプーリと平行に延在するように操作部材の内側に配設されたガイドローラによって、操作部材の移動軌跡に、外側に凸の膨らみ部を形成し、この膨らみ部を操作者が直接操作することにより、表示画面上のポインタの移動を行うことのできるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−242411号公報
しかしながら、前述した従来の入力装置においては、操作部材の操作性が悪いという問題点があった。
すなわち、従来の入力装置は、ストロークの長い操作を容易に行うことができるものの、操作時に、操作部材を動かすストロークに応じて操作部材の突出量を制御、詳しくは操作部材を大きく動かす場合には操作部材の膨らみ部の突出量を大きくし、操作部材を小さく動かす場合には操作部材の膨らみ部の突出量を小さくすることができないという問題点があった。
本発明はこの点に鑑みてなされたものであり、操作部材の操作性を向上させることのできる入力装置を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するため、本発明の入力装置の特徴は、回転自在とされた1対のプーリに巻き掛けられている無端環状のベルト状に形成された操作部材と、前記1対のプーリの相互間において前記1対のプーリと平行に延在するように前記操作部材の内側に配設されたガイドローラとを有し、前記操作部材の移動軌跡には前記ガイドローラによって外側に凸の膨らみ部が形成されており、前記操作部材の走行量に対応して表示装置の表示画面上の入力位置を示すマークの移動を行う入力装置であって、前記操作部材の膨らみ部の頂部の突出量を制御するための突出量制御機構が設けられている点にある。そして、このような構成を採用したことにより、操作部材の膨らみ部の頂部の突出量を、操作部材を大きく動かす場合には大きく、操作部材を小さく動かす場合には小さくすることが容易にできる。
本発明の入力装置においては、前記突出量制御機構が、突出量制御用駆動モータと、この突出量制御用駆動モータの駆動力をもって駆動され前記ガイドローラを往復移動させるガイドローラ移動機構とを有していることが好ましい。そして、このような構成を採用したことにより、操作部材の膨らみ部の頂部の突出量の制御をより容易かつ確実に行うことができる。
本発明の入力装置においては、操作部材用駆動モータと、この操作部材用駆動モータの駆動力をもって前記操作部材を駆動させる操作部材駆動機構とが設けられていることが好ましい。そして、このような構成を採用したことにより、操作部材用駆動モータの駆動力によって操作部材を駆動させることができるので、操作部材を円滑に作動させることができる。
本発明に係る入力装置によれば、操作部材の操作性を向上させることができるなどの極めて優れた効果を奏する。
以下、本発明を図面に示す実施形態により説明する。
図1および図2は本発明に係る入力装置の第1実施形態を示すものであり、図1は要部を簡略化して示す断面図、図2は図1のガイドローラ近傍の構成の要部を示す一部切断側面図である。
図1に示すように、本実施形態の入力装置1は、操作者が直接操作可能な操作部材としてのエンドレスベルト2を有している。このエンドレスベルト2は、ゴム様弾性体、樹脂および布などを単独もしくは組み合わせて形成されており、全体として無端環状のベルト状に形成されている。なお、エンドレスベルト2の操作面となる表面には、指先Fによる操作を容易とするための平目あるいはあや目ローレットなどの各種の滑り止め用の模様を形成してもよい。
前記エンドレスベルト2は、ケース3の内部に水平方向に間隔をおいて配置された1対のプーリ4,5の外周に巻き掛けられている。また、1対のプーリ4,5の相互間のほぼ中間部分には、1対のプーリ4,5より大径のガイドローラ6が1対のプーリ4,5と平行に延在するように配設されている。
前記エンドレスベルト2の一部、本実施形態においてはエンドレスベルト2のほぼ上半分は、ケース3の上面に形成された平面ほぼ矩形状の開口7を介して外部に突出されている。また、ケース3の外部に突出されたエンドレスベルト2の移動軌跡には、エンドレスベルト2の背面に当接されたガイドローラ6によって上方に凸の膨らみ部8が形成されている。この膨らみ部8分の頂部8aとケース3の上面、詳しくは開口7の上端面との間隔が、エンドレスベルト2の膨らみ部8の頂部8aの突出量H、すなわちエンドレスベルト2の突出量Hとされている。そして、ケース3の外側に突出して露出しているエンドレスベルト2の表面の膨らみ部8を操作者が指先Fなどで直接触れることにより、エンドレスベルト2を図1の矢印にて示す左方向あるいは右方向のいずれかに直接走行させて図示しない表示装置の表示画面上の入力位置を示すマークとしてのポインタの遠隔操作による移動を行うことができるようになっている。
前記1対のプーリ4,5は、円筒状に形成されているとともに、エンドレスベルト2が両プーリ4,5から外れるのを防止する脱落防止手段としての外向きフランジ(図示せず)が軸方向の両端部に形成されている。このフランジは、設計コンセプトなどの必要に応じて設ければよい。また、両プーリ4,5の内孔には、それぞれプーリ支持軸9,10が固着されている。これらのプーリ支持軸9,10は、その長さが両プーリ4,5の軸方向の長さより長く形成されており、それぞれのプーリ支持軸9,10の両先端部は、プーリ4,5の両端面から外部に突出されている。さらに、各プーリ支持軸9,10の両先端部近傍は、ケース3の内部に配設された図示しない軸受によって回転自在に支持されており、これによりエンドレスベルト2がその長手方向に沿って走行自在とされている。また、両プーリ4,5は、その中心がケース3の内部に位置するように配設されている。
なお、プーリ支持軸9,10は、プーリ4,5の両端面の軸心部に一体形成してもよい。
前記ケース3の内部には、回転自在に支持されたテンションプーリ11が配設されている。このテンションプーリ11は、ガイドローラ6の下部と図1の右側に示すプーリ5の下部との間に位置するエンドレスベルト2のほぼ中間部分の表面に下方から当接されている。また、テンションプーリ11は、1対のプーリ4,5より小径とされているとともに、ケース3の内部において図1の上下方向に移動自在とされている。さらに、テンションプーリ11には、ケース3の内部底面に一端が固着された付勢ばね12の他端が接続されており、付勢ばね12の付勢力をもって、常には、テンションプーリ11をエンドレスベルト2に下方から上方に向かって当接させることができるとともに、エンドレスベルト2に所定のテンションを付与することができるようになっている。
図2に示すように、前記ガイドローラ6は、ガイドローラ支持ヘッド13によって回転自在に支持されている。このガイドローラ支持ヘッド13は、底板13aと、この底板13aの図2の左右方向両端縁から上方に向かって延出された相互に対向する右側板13bおよび左側板13cとにより上部が開口の上向きコ字状に形成されている。そして、右側板13bおよび左側板13cによってガイドローラ6の両端面の中心部にそれぞれ突設されたガイドローラ支軸14が回転自在に支持されるようになっている。また、ガイドローラ支持ヘッド13は、スライダを兼ねており、図示しないスライドガイドに沿って図2の両矢印Mにて示す上下方向に往復移動(昇降)可能に配設されている。なお、ガイドローラ支持ヘッド13の移動軌跡は、図2の両矢印Mにて示す上下方向の直線状に限定されるものではなく、突出量Hを増減できる形状、例えば斜め方向の直線状、円弧状などとしてもよい。
前記ガイドローラ支持ヘッド13の右側板13bの外側には、ラック体15がその長手方向を図2の上下方向に向けて固着されている。このラック体15の図2の右側には、歯部15aが形成されており、この歯部15aにはウォームギア状の駆動ねじ体16が噛合されている。また、駆動ねじ体16は、ケース3の内部に配設された突出量制御用駆動モータ17の出力軸17aに固着されており、突出量制御用駆動モータ17を駆動することで、ガイドローラ支持ヘッド13とともにガイドローラ6を上下方向に移動させることができるようになっている。また、突出量制御用駆動モータ17は、CPUおよびメモリなどにより構成された制御部18に電気的に接続されており、制御部18から送出される制御指令に基づいて駆動方向および駆動量などの駆動制御が行われるようになっている。
すなわち、制御部18から送出される制御指令に基づいて突出量制御用駆動モータ17を駆動することで、ガイドローラ6を上下動し、このガイドローラ6の上下動により、エンドレスベルト2の膨らみ部8の頂部8aの突出量Hを変化させるとともに、所定の突出量Hを保持させることができるようになっている。
前記制御部18は、ホスト機器に電気的に接続されており、ホスト機器には、表示装置(ともに図示せず)が電気的に接続されている。
すなわち、本実施形態の入力装置1は、ホスト機器および表示装置とともにシステムの一部を構成している。
なお、本実施形態の入力装置1における前記突出量Hの設定は、制御部18に記憶されるプログラムに基づいて実施されるようになっている。例えば突出量Hを予め大、中、小の3段階に多段設定し、これらの突出量Hをソフトウエアによって表示装置の表示画面上に表示し、これらの表示のうちの何れかをポインタで選択することにより、突出量制御機構20を駆動して突出量Hを自動的に設定することができる。勿論、エンドレスベルト2の突出量Hを無段階設定することも可能である。この場合、突出量制御用駆動モータ17の駆動量と駆動方向とは手動入力されることになる。
前記ガイドローラ支持ヘッド13、ラック体15および駆動ねじ体16により、本実施形態の突出量制御用駆動モータ17の駆動力をもって駆動されガイドローラ6を往復移動させるガイドローラ移動機構19が構成されている。
なお、ガイドローラ移動機構19としては、ガイドローラ6を上下動できる構成であればよく、従来公知の各種の構成から選択使用することができる。例えば、ラック体15および駆動ねじ体16のかわりに従来公知の直動機構を用いたり、ラック体15および駆動ねじ体16を用いずに、ガイドローラ支持ヘッド13を出力軸が進退可能な突出量制御用駆動モータによって駆動する構成としたりすることができる。
前記突出量制御用駆動モータ17、制御部18およびガイドローラ移動機構19により、本実施形態のエンドレスベルト2の膨らみ部8の頂部8aの外側への突出量Hを制御するための突出量制御機構20が構成されている。
つぎに、前述した構成からなる本実施形態の作用について説明する。
本実施形態の入力装置1によれば、従来と同様に、ケース3の外部に突出しているエンドレスベルト2の表面を操作者が指先Fで直接触れてエンドレスベルト2を図1の右回りあるいは左回りのいずれかの方向に操作することにより、表示装置の表示画面上の入力位置を示すマークの遠隔操作による移動をエンドレスベルト2の走行量に対応して行うことができる。
この時、本実施形態の入力装置1によれば、従来と異なり、エンドレスベルト2の膨らみ部8の頂部8aの外側への突出量Hを制御する突出量制御機構20が設けられているので、突出量Hを変化させることができる。
すなわち、本実施形態の入力装置1によれば、突出量制御用駆動モータ17を駆動し、突出量制御用駆動モータ17の駆動にともなう駆動ねじ体16の回転により、ラック体15を上昇させることでラック体15とともにガイドローラ6を上昇させることができる。そして、ガイドローラ6の上昇とともに、エンドレスベルト2の膨らみ部8の頂部8aも上方に移動し、突出量Hを大きくすることが容易かつ確実にできる。この突出量Hを大きくした状態を図3に示す。なお、図3には、突出量Hを誇張して示してある。
なお、突出量Hを小さくする場合には、突出量制御用駆動モータ17を逆方向に駆動し、突出量制御用駆動モータ17の駆動にともなう駆動ねじ体16の回転により、ラック体15を下降させることでラック体15とともにガイドローラ6を下降させることにより実施できる。
したがって、本実施形態の入力装置1によれば、エンドレスベルト2の突出量Hを、エンドレスベルト2の操作量であるストロークに応じて、エンドレスベルト2を大きく動かす場合には大きく、エンドレスベルトを小さく動かす場合には小さくすることができる。その結果、エンドレスベルト2の操作性を容易かつ確実に向上させることができる。
また、本実施形態の入力装置1によれば、突出量制御機構20が、突出量制御用駆動モータ17と、この突出量制御用駆動モータ17の駆動力をもって駆動されガイドローラ6を往復移動させるガイドローラ移動機構19とを有しているので、突出量制御用駆動モータ17を駆動することで、ガイドローラ6を上下動し、このガイドローラ6の上下動により、エンドレスベルト2の突出量Hを変化させることができる。すなわち、エンドレスベルト2の突出量Hの制御をより容易かつ確実に行うことができる。
図4は本発明に係る入力装置の第2実施形態を示す要部の平面図である。
本実施形態の入力装置31は、エンドレスベルト2の操作性を前述した第1実施形態の入力装置1より向上させたものである。
すなわち、本実施形態の入力装置31は、前述した第1実施形態の入力装置1における1対のプーリ4,5のうちの少なくとも一方のプーリ4を駆動プーリとする構成とされている。
具体的に説明すると、図4に示すように、一方のプーリ4の内孔に固着されたプーリ支持軸9の図4の下方に示す一端には、操作部材用駆動モータ32の出力軸32aの先端部が接続されており、操作部材用駆動モータ32の駆動によりエンドレスベルト2を駆動させることができるように形成されている。また、プーリ支持軸9の図4の上方に示す他端には、エンドレスベルト2の走行量を検出するための走行量検出手段としてのエンコーダ33の回転円板33aが取り付けられている。また、回転円板33aの周縁部に対向するようにエンコーダ33のホトセンサ(フォトインタラプタ)33bが配設されている。なお、図4中の符号36は軸受を示している。
前記1対のプーリ4,5および操作部材用駆動モータ32の出力軸32aが直接接続されるプーリ支持軸9により、本実施形態の操作部材用駆動モータ32の駆動力をもってエンドレスベルト2を駆動させる操作部材駆動機構34が構成されている。
なお、プーリ支持軸9と操作部材用駆動モータ32とは、歯車伝動、ベルト電動などの回転電動機構を用いて接続してもよい。
前記操作部材用駆動モータ32およびエンコーダ33は、ともにCPUおよびメモリなどからなるベルト動作制御部35に電気的に接続されており、一方の操作部材用駆動モータ32は、ベルト動作制御部35から送出される制御指令にしたがって動作制御がなされ、他方のエンコーダ33は、ホトセンサ33bにより検出したプーリ支持軸9の回転にともなう光のオンオフ信号をベルト動作制御部35に送出することができるようになっている。
前記ベルト動作制御部35には、少なくとも入力装置1の動作制御を行うための各種のプログラムおよび種々のデータなどが記憶されている。
前記プログラムとしては、エンドレスベルト2の操作量である走行量、詳しくはエンコーダ33から送出されるプーリ支持軸9の回転にともなう光のオンオフ信号、すなわちエンドレスベルト2の走行量から表示画面上のポインタの移動量を演算するプログラムや、エンドレスベルト2の動作制御を行うプログラムなどがある。
前記エンドレスベルト2の動作制御を行うプログラムとしては、例えば、エンドレスベルト2が操作された際、すなわち、ケース3の外部に突出しているエンドレスベルト2の膨らみ部8の表面を操作者が指先Fで直接触れてエンドレスベルト2を右回りあるいは左回りのいずれかの方向に操作した場合、エンコーダ33によりエンドレスベルト2の操作方向(走行方向)を検出し、操作部材用駆動モータ32を駆動するとともに、エンドレスベルト2の操作方向に応じて操作部材用駆動モータ32の出力軸32aの回転方向を制御するプログラムを例示できる。この時、操作部材用駆動モータ32は、例えば、予め設定された速度でエンドレスベルト2を自動的に駆動し、操作者がエンドレスベルト2の停止操作、例えばエンドレスベルト2をガイドローラ6に押しつける操作を行った場合、操作部材用駆動モータ32の駆動を停止することができるものを例示できる。
また、触感制御プログラムを例示することができる。この触感制御プログラムは、エンドレスベルト2の操作に対応して操作対象の属性や状態を感触としてフィードバックさせるためのものである。このような触感制御プログラムとしては、例えば、エンドレスベルト2を駆動する際に、エンドレスベルト2を間欠駆動させたり、操作部材用駆動モータ32の駆動トルク、速度などを変化させたりすることで、操作者が操作するエンドレスベルト2に、例えばクリック感などの種々の操作感触を付与することができるものを例示できる。
なお、触感制御プログラムは、ホスト機器の制御手段が操作者の選択した操作対象の属性やその状態を触感としてフィードバックする必要があると認識し、制御手段の駆動制御指令(フィーリング・コマンド)が出力されたときに動作するように構成するとよい。
勿論、触感制御プログラムは、システム全体の仕様、設計コンセプトなどの必要に応じて設ければよい。
その他の構成については、前述した第1実施形態の入力装置1と同様とされているので、その詳しい説明は省略する。
このような構成からなる本実施形態の入力装置31によれば、前述した第1実施形態の入力装置1と同様の効果を奏するとともに、操作部材用駆動モータ32の駆動力によって操作部材としてのエンドレスベルト2を駆動させることができるので、エンドレスベルト2をより円滑に作動させることができる。その結果、エンドレスベルト2の操作性をより容易かつ確実に向上させることができる。
すなわち、本実施形態の入力手段31によれば、ケース3の外部に突出しているエンドレスベルト2の表面を操作者が指先Fで直接触れてエンドレスベルト2を右回りあるいは左回りのいずれかの方向に操作すると、操作部材用駆動モータ32が駆動しエンドレスベルト2が予め設定された速度で自動的に走行を開始する。
この時、エンコーダ33によりエンドレスベルト2の操作方向(走行方向)が検出され、この検出結果に応じて操作部材用駆動モータ32の出力軸32aの回転方向が操作方向に沿って設定される。
また、操作者がエンドレスベルト2の停止操作、例えばエンドレスベルト2を指先FFでガイドローラ6に押しつける操作を行った場合、操作部材用駆動モータ32の駆動が停止する。
この時、エンドレスベルト2の走行開始から停止するまでの走行量および方向がエンコーダ33によって検出される。この検出結果に基づいて、表示装置の表示画面上のポインタの遠隔操作による移動を行うことができる。
また、本実施形態の入力装置31によれば、操作者がエンドレスベルト2の表面を操作すると、ベルト動作制御部35は、操作者の操作方向に沿ってエンドレスベルト2を自動的に駆動させることができるとともに、エンドレスベルト2の動作を多種多様、例えばエンドレスベルト2の操作感を操作者にフードバック可能なように制御することが容易にできる。
なお、本発明は、前述した各実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。例えば、本発明の入力装置を従来公知のマウスに搭載することができる。
本発明の入力装置は、コンピュータの入力装置のみならず、近年の、エアコン、ラジオ、テレビジョン、CDプレーヤ、ナビゲーションシステム、電動シート、電動ミラーなど多くの電子機器が備えられる車両、例えば自動車における車載用入力装置として用いることができる。
すなわち、本発明の入力装置は、数多くの電子機器を個々に操作しようとすると、自動車の運転に支障をきたすことにもなりかねないので、安全運転を励行しつつ所望の電子機器のオン・オフ切換や機能選択、さらには選択された機能の調整などを、1つの手動操作部を操作することによってこれら全てを操作するようにした車載用入力装置として好適である。
本発明に係る入力装置の第1実施形態の要部を簡略化して示す断面図 図1のガイドローラ近傍の構成の要部を示す一部切断側面図 図1のエンドレスベルトの突出量を大きくした状態を誇張して示す図1と同様の図 本発明に係る入力装置の第2実施形態の要部を簡略化して示す平面図
符号の説明
1、31 入力装置
2 エンドレスベルト
3 ケース
4、5 プーリ
6 ガイドローラ
7 開口
8 膨らみ部
8a 頂部
9、10 プーリ支持軸
13 ガイドローラ支持ヘッド
14 ガイドローラ支軸
15 ラック体
16 駆動ねじ体
17 突出量制御用駆動モータ
17a 出力軸
18 制御部
19 ガイドローラ移動機構
20 突出量制御機構
32 操作部材用駆動モータ
33 エンコーダ
34 操作部材駆動機構
35 ベルト動作制御部
F 指先F
H 突出量

Claims (3)

  1. 回転自在とされた1対のプーリに巻き掛けられている無端環状のベルト状に形成された操作部材と、前記1対のプーリの相互間において前記1対のプーリと平行に延在するように前記操作部材の内側に配設されたガイドローラとを有し、前記操作部材の移動軌跡には前記ガイドローラによって外側に凸の膨らみ部が形成されており、前記操作部材の走行量に対応して表示装置の表示画面上の入力位置を示すマークの移動を行う入力装置であって、
    前記操作部材の膨らみ部の頂部の突出量を制御するための突出量制御機構が設けられていることを特徴とする入力装置。
  2. 前記突出量制御機構が、突出量制御用駆動モータと、この突出量制御用駆動モータの駆動力をもって駆動され前記ガイドローラを往復移動させるガイドローラ移動機構とを有していることを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  3. 操作部材用駆動モータと、この操作部材用駆動モータの駆動力をもって前記操作部材を駆動させる操作部材駆動機構とが設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の入力装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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