JP2005100070A - 端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 入力装置1と表示装置2とを分離して使用する場合に、装置の使用性を向上させる。別の入力装置を組み込むことなく、表示装置2を使用する。
【解決手段】 表示装置2とは分離可能な入力装置1に、表示装置2と入力操作に応じて無線通信(例えば赤外線通信)を行うためのデータ転送部22を設ける。これにより、入力装置1と表示装置2とが無線通信可能となるので、入力装置1と表示装置2とを分離した形態で使用する場合でも、表示装置2の設置位置に関係なく、入力装置1での入力操作に応じた情報を表示装置2に表示させることができる。しかも、有線接続の場合のようなケーブルのからみや引っ掛かりが生じる余地もない。また、表示装置2における表示を、無線通信により入力装置1側で制御できるので、表示装置2に別の入力装置を組み込む必要もない。
【選択図】 図1
【解決手段】 表示装置2とは分離可能な入力装置1に、表示装置2と入力操作に応じて無線通信(例えば赤外線通信)を行うためのデータ転送部22を設ける。これにより、入力装置1と表示装置2とが無線通信可能となるので、入力装置1と表示装置2とを分離した形態で使用する場合でも、表示装置2の設置位置に関係なく、入力装置1での入力操作に応じた情報を表示装置2に表示させることができる。しかも、有線接続の場合のようなケーブルのからみや引っ掛かりが生じる余地もない。また、表示装置2における表示を、無線通信により入力装置1側で制御できるので、表示装置2に別の入力装置を組み込む必要もない。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ユーザが入力操作を行うための入力装置と、入力操作に応じた情報を表示するための表示装置とを分離可能に備えた端末装置に関するものであり、特に、入力装置と表示装置とが通信可能に分離される端末装置に関するものである。
一般に、携帯型の端末装置は、入力装置と表示装置とが一体となった形態で使用されている。しかし、使用環境によっては、入力装置と表示装置とを分離して使用できるほうが都合の良い場合もある。
つまり、端末装置は、どこかに固定して使用されるというよりも、装置が安定しない状況(例えば手で持つなど)で使用されることも多い。そのため、入力装置と表示装置とが一体となっている端末装置では、ユーザが表示装置を見ながら入力装置を操作する際に、入力装置での入力操作の影響で表示装置が動いてしまい、ユーザの意図した制御ができない場合がある。また、表示装置だけをノートパッド代わりに使用したい場合もある。このような使用環境では、入力装置と表示装置とを分離して使用できれば、利便性が良くなる。
そこで、従来から、このように入力装置と表示装置とを分離可能にした端末装置が種々提案されている。例えば、特許文献1では、ノート型パーソナルコンピュータの表示装置(ディスプレイ)を入力装置(キーボード)から分離して、当該表示装置を独立したノートパッドとしても利用できるようにした技術が開示されている。また、特許文献2および3では、入力装置と表示装置とを有線であるケーブルを介して電気的に接続しつつ、これらを分離して使用できる技術が開示されている。
特開2003−5865号公報
特開平10−105274号公報
特開平5−150861号公報
ところが、特許文献1では、入力装置と表示装置とは、互いに分離された状態では何ら通信を行わないため、この状態では、入力装置での入力操作に応じた情報を表示装置に表示させることはできない。また、入力装置から分離された表示装置を、独立した機器として使用する場合には、分離された表示装置に操作部としての別の入力装置を設ける必要がある。
一方、特許文献2および3では、入力装置と表示装置との通信は、ケーブルのような有線を介して行われるため、表示装置を入力装置から分離したとしても、表示装置の設置場所がケーブルの届く範囲内に制限されたり、ケーブルのからみや引っ掛かりなどによって装置の使用に煩わしさが伴い、装置のよりよい使用環境をユーザに提供することができない。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、入力装置と表示装置とを分離して使用する場合に、装置の使用性を向上させるとともに、分離可能な表示装置に別の入力装置を組み込むことなく使用できる端末装置を提供することにある。
本発明の端末装置は、入力操作を行うための入力装置と、上記入力装置での入力操作に応じた情報を表示する表示装置とを分離可能に備えた端末装置であって、上記入力装置は、上記表示装置と入力操作に応じて無線通信を行うための通信部を備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、入力装置と表示装置との間で、通信部により無線通信できるので、入力装置と表示装置とを分離した形態で使用する場合でも、表示装置を好きな場所に設置して入力装置での入力操作を行うことができる。つまり、入力装置と表示装置との間で有線を介して通信を行う従来のように、表示装置の設置場所に制限を受けることがない。これにより、表示装置の設置位置に関係なく、入力装置での入力操作に応じた情報を表示装置に表示させることができる。しかも、入力装置と表示装置とは無線通信可能なので、有線接続の場合のようなケーブルのからみや引っ掛かりが生じる余地もない。したがって、上記構成によれば、装置のよりよい使用環境をユーザに提供して、装置の使用性を向上させることができる。
また、入力装置と表示装置とは無線通信可能なので、表示装置における表示を、無線通信により入力装置側で制御することができる。これにより、表示装置に別の入力装置を組み込むことなく、入力装置での入力操作に応じた情報を、これと分離された表示装置に表示させることができる。
ここで、上記の無線通信は、赤外線通信であってもよい。この場合は、赤外線通信という簡素な手段により、短距離無線通信を十分に実現することができる。
また、上記入力装置は、情報を入力するための入力部と、電源供給により入力部での操作を有効にするための電源部と、入力装置と表示装置との結合状態を検出する結合状態検出部と、結合状態検出部での検出結果に応じて、電源部をON/OFF制御する制御部とをさらに備えている構成であってもよい。
例えば、入力装置と表示装置とを結合した状態から分離して使用すると、表示装置には電源が供給されないので、表示装置では、入力装置での入力操作に応じた情報は表示されない。したがって、この場合は、入力装置での入力操作が無駄となる。しかし、制御部が、結合状態検出部での検出結果に応じて、電源部をON/OFF制御することにより、例えば、入力装置と表示装置とを結合した状態から分離したときに電源部をOFFして、入力装置での入力操作を即座に無効とすることができる。これにより、入力装置でのユーザの無駄な入力操作を無くすことができる。
つまり、制御部は、電源部がON状態のときに、結合状態検出部が入力装置と表示装置とが分離されていることを検出した場合に、電源部をOFF状態にすることによって、そのような分離がなされたときの入力装置でのユーザの無駄な入力操作を無くすことができる。
本発明によれば、表示装置の設置位置に関係なく、入力装置での入力操作に応じた情報を表示装置に表示させることができる。しかも、入力装置と表示装置とを有線接続する場合のようなケーブルのからみや引っ掛かりが生じる余地もなく、装置のよりよい使用環境をユーザに提供して、装置の使用性を向上させることができる。また、入力装置と表示装置とは無線通信可能なので、表示装置に別の入力装置を組み込むことなく、入力装置での入力操作に応じた情報を、これと分離された表示装置に表示させることができる。
本発明の実施の一形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。
(1.端末装置の構成)
図2は、本発明に係る端末装置としての携帯無線端末の概略の構成を示す斜視図である。この端末装置は、入力装置1と、表示装置2と、電源装置3とを有している。入力装置1は、ユーザが情報の入力操作を行うための装置である。表示装置2は、ユーザの入力装置1での入力操作に応じた情報を表示する装置である。電源装置3は、表示装置2に対して電源供給を行う装置である。この端末装置では、入力装置1と表示装置2とは、互いに分離可能となっており、また、表示装置2と電源装置3とは、互いに分離可能となっている。以下、各装置の詳細な構成について説明する。
図2は、本発明に係る端末装置としての携帯無線端末の概略の構成を示す斜視図である。この端末装置は、入力装置1と、表示装置2と、電源装置3とを有している。入力装置1は、ユーザが情報の入力操作を行うための装置である。表示装置2は、ユーザの入力装置1での入力操作に応じた情報を表示する装置である。電源装置3は、表示装置2に対して電源供給を行う装置である。この端末装置では、入力装置1と表示装置2とは、互いに分離可能となっており、また、表示装置2と電源装置3とは、互いに分離可能となっている。以下、各装置の詳細な構成について説明する。
(2.入力装置の構成)
図1は、入力装置1の詳細な構成を示すブロック図である。入力装置1は、アンテナ11と、無線部12と、音声処理部13と、スピーカ14と、マイク15と、キー入力部16と、制御部17と、接続部18と、電源部19と、記憶部20と、脱着検出部21と、データ転送部22とを有している。
図1は、入力装置1の詳細な構成を示すブロック図である。入力装置1は、アンテナ11と、無線部12と、音声処理部13と、スピーカ14と、マイク15と、キー入力部16と、制御部17と、接続部18と、電源部19と、記憶部20と、脱着検出部21と、データ転送部22とを有している。
無線部12は、アンテナ11を介して外部機器からの電波(情報)を受信および送信するための通信回路である。これにより、外部機器との音声信号の送受信やインターネット通信、電子メールの送受信が可能となっている。
音声処理部13は、無線部12にて受信または送信される信号に含まれる音声信号を処理する。スピーカ14は、音声処理部13にて処理された信号を外部に放音する。マイク15は、外部音声を集音して音声処理部13に供給する。
キー入力部16は、ユーザが情報の入力操作を行うための複数のキーやレバーで構成された入力部である。このキー入力部16での入力操作は、電源部19からの電源供給により有効とされる。制御部17は、無線部12、音声処理部13およびキー入力部16からの信号を処理するなど、各部の動作制御を行う。
接続部18は、表示装置2の接続部26(図2、図3参照)と脱着される部分である。したがって、接続部18・26を互いに接続または分離することで、入力装置1と表示装置2との一体化または分離が可能となる。この接続部18は、入力装置1と表示装置2とを機械的に接続するのみならず、内部で電気的に接続する役目も果たしており、キー入力部16での入力操作に応じた信号を、接続部18・26を介して表示装置2に伝達することが可能となっている。
電源部19は、各部に電源を供給するものであり、例えば充電可能な電池(バッテリー)で構成されている。記憶部20は、キー入力部16にて入力された情報や、外部との通信により送受信された情報を記憶するメモリである。脱着検出部21は、入力装置1と表示装置2との結合状態を検出する結合状態検出部である。つまり、脱着検出部21は、入力装置1の接続部18と表示装置2の接続部26との脱着状況を判断することにより、入力装置1と表示装置2とが一体化されているか、分離されているかを検出する。
データ転送部22は、キー入力部16での入力操作に応じて表示装置2と無線通信を行うための通信部である。本実施形態では、上記の無線通信は、例えば赤外線通信となっているが、他の無線通信形態であっても構わない。本発明は、入力装置1にこのようなデータ転送部22を設けた点に最も大きな特徴がある。
(3.表示装置の構成)
図3は、表示装置2の詳細な構成を示すブロック図である。表示装置2は、表示部23と、音声処理部24と、スピーカ25と、接続部26と、データ転送部27と、制御部28とを有している。
図3は、表示装置2の詳細な構成を示すブロック図である。表示装置2は、表示部23と、音声処理部24と、スピーカ25と、接続部26と、データ転送部27と、制御部28とを有している。
表示部23は、入力装置1からの入力操作に応じた情報を表示するディスプレイである。音声処理部24は、スピーカ25にて放音すべき音声信号を生成する。スピーカ25は、音声処理部24にて処理された信号を外部に放音する。
接続部26は、入力装置1の上述した接続部18(図1、図2参照)と脱着される部分である。データ転送部27は、入力装置1との間で無線通信を行うための通信部である。制御部28は、表示装置2の各部の動作を制御している。
(4.電源装置の構成)
図4は、電源装置3の詳細な構成を示すブロック図である。電源装置3は、表示装置2が入力装置1から分離して使用される際に、表示装置2と結合して表示装置2を固定するとともに、表示装置2に電源供給を行うものであり、電源プラグ28と、電源部29と、接続部30とを有している。
図4は、電源装置3の詳細な構成を示すブロック図である。電源装置3は、表示装置2が入力装置1から分離して使用される際に、表示装置2と結合して表示装置2を固定するとともに、表示装置2に電源供給を行うものであり、電源プラグ28と、電源部29と、接続部30とを有している。
電源プラグ28は、室内のACコンセントに差し込まれる部分であり、ACコンセントから供給される電源を受ける。
電源部29は、例えばトランス、レギュレータ等を含むACアダプタで構成されている。トランスは、電源プラグ28を介して入力されるAC100Vの交流電圧を所定の電圧に降圧する手段である。レギュレータは、整流回路、平滑回路、定電圧制御回路等で構成され、トランスにて変圧された電圧をDC(直流)電圧に変換するとともに、定電圧化する手段である。
接続部30は、表示装置2と機械的および電気的に接続される部分であり、この接続部30を介して電源部29から表示装置2に電源が供給される。
(5.動作)
上記構成の端末装置において、入力装置1と表示装置2とを一体化したまま端末装置を使用する場合は、入力装置1での入力操作により、その入力操作に応じた信号が接続部18・26を介して表示装置2側に送られる。これにより、表示装置2にてその入力操作に応じた情報が表示されることになる。
上記構成の端末装置において、入力装置1と表示装置2とを一体化したまま端末装置を使用する場合は、入力装置1での入力操作により、その入力操作に応じた信号が接続部18・26を介して表示装置2側に送られる。これにより、表示装置2にてその入力操作に応じた情報が表示されることになる。
一方、入力装置1と表示装置2とを分離して使用する場合は、接続部18・26を分離するとともに、表示装置2に電源装置3を接続し、表示装置2をユーザの使用しやすい場所に設置する。この場合は、入力装置1のデータ転送部22と表示装置2のデータ転送部27との間で、赤外線による無線通信が行われることになる。
つまり、入力装置1のキー入力部16によってユーザが入力したデータや、記憶部20に記憶されたデータは、入力装置1のデータ転送部22から表示装置2のデータ転送部27に転送される。これにより、表示装置2にて画像やウェブの閲覧が可能になるとともに、Java(登録商標)アプリケーションの操作等を、表示装置2とは分離した入力装置1にて行っても、表示装置2にて所望の画像を表示させることができる。
(6.効果)
以上のように、本実施形態の端末装置は、入力操作を行うための入力装置1と、入力装置1での入力操作に応じた情報を表示する表示装置2とを分離可能に備えた端末装置であって、入力装置1は、表示装置2と入力操作に応じて無線通信を行うための通信部(データ転送部22)を備えている構成である。これにより、入力装置1と表示装置2とを分離した形態で使用する場合でも、これらの間での無線通信により、表示装置2の設置位置に関係なく、入力装置1での入力操作に応じた情報を表示装置2に表示させることができる。
以上のように、本実施形態の端末装置は、入力操作を行うための入力装置1と、入力装置1での入力操作に応じた情報を表示する表示装置2とを分離可能に備えた端末装置であって、入力装置1は、表示装置2と入力操作に応じて無線通信を行うための通信部(データ転送部22)を備えている構成である。これにより、入力装置1と表示装置2とを分離した形態で使用する場合でも、これらの間での無線通信により、表示装置2の設置位置に関係なく、入力装置1での入力操作に応じた情報を表示装置2に表示させることができる。
また、入力装置1と表示装置2とは無線通信可能なので、これらを有線接続する従来のようにケーブルのからみや引っ掛かりも生じない。その結果、端末装置のよりよい使用環境をユーザに提供して、端末装置の使用性を向上させることができる。また、表示装置2における表示を、無線通信により入力装置1側で制御することができるので、入力装置1と表示装置2とを分離した形態で使用する場合でも、表示装置2に別の入力装置1を組み込むことなく、入力装置1での入力操作に応じた情報を表示装置2に表示させることができる。
また、本実施形態では、入力装置1と表示装置2との間の無線通信は、赤外線通信としている。入力装置1と表示装置2とを分離した形態で使用するとしても、表示装置2を見ながら入力装置1にて入力操作を行う場合、入力装置1と表示装置2との距離は、例えば数十cm〜1m程度の短距離となる場合が多い。したがって、上記無線通信を赤外線通信という簡素な手段としても、短距離無線通信を十分に実現でき、入力装置1での入力操作に応じた表示を表示装置2にて十分に実現することができる。
また、入力装置1と表示装置2とを分離して使用できるので、表示装置2を別の場所に固定した状態で、ユーザは入力装置1にて入力操作を行うことができる。したがって、入力装置1と表示装置2とが分離不可能な携帯無線端末のように、ユーザ入力時に表示装置2が動いたりすることで表示の誤認識が起こり、ユーザが入力装置1にて意図しない操作をしてしまうという事態が生じるのを回避することもできる。
また、入力装置1とアンプとを赤外線等で通信可能に接続し、携帯無線端末でダウンロードした音楽などを高性能なスピーカで聴くことも可能である。さらに、入力装置1から分離した表示装置2の代わりに、別のユニット(例えば高性能スピーカユニット)を結合することで、ユーザや使用条件に合ったスタイルで携帯無線端末を使用することも可能となる。
なお、本実施形態では、端末装置として携帯無線端末を例にとって説明したが、携帯型でなくても、入力装置と表示装置とを分離して使用する装置であれば、本発明を適用することが可能である。
なお、以上のような作用効果を奏することから、本発明の端末装置は、入力装置1と表示装置2とを分離可能に備え、分離した入力装置1から表示装置2を制御する構成であると言うことができる。特に、上記端末装置は、入力装置1と表示装置2との分離中に、分離した入力装置1から表示装置2を無線通信(例えば赤外線通信)により制御する構成であると言うことができる。
(7.入力装置における動作制御)
次に、入力装置1と表示装置2とが一体化されて使用されているときの入力装置1における動作制御について、図5のフローチャートに基づいて説明する。
次に、入力装置1と表示装置2とが一体化されて使用されているときの入力装置1における動作制御について、図5のフローチャートに基づいて説明する。
入力装置1と表示装置2とが一体化されて使用されているときは、表示装置2には電源装置3が接続されていない状態である。つまり、表示装置2は、入力装置1からの電源供給により、表示を行うようになっている。このような状態のときに、入力装置1と表示装置2とが不用意に分離されると、表示装置2に供給される電源は何もなく、表示装置2には何も表示されないため、入力装置1でのユーザの入力操作が無効もしくは無駄となる。このような事態を防止するため、本実施形態では、入力装置1と表示装置2との接続状態に応じて、入力装置1にて以下の動作制御を行っている。
まず、入力装置1の制御部17は、電源部19のON/OFF状態を判断する(S1)。電源部19がOFF状態であれば、制御部17は、入力装置1と表示装置2との接続状態を特に監視しない。したがって、この状態では、ユーザは入力装置1と表示装置2とを自由に分離することができる(S2)。
一方、S1にて、電源部19がON状態であると制御部17が判断した場合には、制御部17は、脱着検出部21での検出結果に基づいて、入力装置1と表示装置2とが分離されたか否かを監視し、その接続状態の判断を行う(S3)。脱着検出部21が入力装置1と表示装置2との分離を検出した場合には、制御部17は、現在の状態を記憶部20に保存して(S4)、電源部19をOFF状態にする(S5)。一方、脱着検出部21が入力装置1と表示装置2との分離を検出していない場合には、制御部17は、脱着検出部21の検出に基づいて、入力装置1と表示装置2との分離を引き続き監視する(S3に戻る)。
また、分離状態にある入力装置1と表示装置2とを結合する場合は、常に電源部19をOFFした状態で行うものとし、電源部19がONの状態で入力装置1と表示装置2とを結合させ、脱着検出部21がこれを検出した場合には、制御部17は、電源部19を自動的にOFFする制御を行い、端末装置の誤動作を防止する。
このように、入力装置1の制御部17が、脱着検出部21での検出結果に応じて、電源部19をON/OFF制御することにより、表示装置2を見ることができない状態で、入力装置1にて行ったユーザの入力操作が無効若しくは無駄となるのを事前に回避することができる。特に、制御部17が、電源部19がON状態のときに、脱着検出部21が入力装置1と表示装置2とが分離されていることを検出した場合に、電源部19をOFF状態にすることにより、その効果を確実に得ることができる。
1 入力装置
2 表示装置
16 キー入力部(入力部)
17 制御部
19 電源部
21 脱着検出部(結合状態検出部)
22 データ転送部(通信部)
2 表示装置
16 キー入力部(入力部)
17 制御部
19 電源部
21 脱着検出部(結合状態検出部)
22 データ転送部(通信部)
Claims (4)
- 入力操作を行うための入力装置と、上記入力装置での入力操作に応じた情報を表示する表示装置とを分離可能に備えた端末装置であって、
上記入力装置は、上記表示装置と入力操作に応じて無線通信を行うための通信部を備えていることを特徴とする端末装置。 - 上記無線通信は、赤外線通信であることを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
- 上記入力装置は、
情報を入力するための入力部と、
電源供給により上記入力部での操作を有効にするための電源部と、
上記入力装置と上記表示装置との結合状態を検出する結合状態検出部と、
上記結合状態検出部での検出結果に応じて、上記電源部をON/OFF制御する制御部とをさらに備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の端末装置。 - 上記制御部は、上記電源部がON状態のときに、上記結合状態検出部が上記入力装置と上記表示装置とが分離されていることを検出した場合に、上記電源部をOFF状態にすることを特徴とする請求項3に記載の端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003332613A JP2005100070A (ja) | 2003-09-25 | 2003-09-25 | 端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003332613A JP2005100070A (ja) | 2003-09-25 | 2003-09-25 | 端末装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010187224A (ja) * | 2009-02-12 | 2010-08-26 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 監視制御装置 |
US8340787B2 (en) | 2009-01-21 | 2012-12-25 | Panasonic Corporation | Monitoring and control device |
-
2003
- 2003-09-25 JP JP2003332613A patent/JP2005100070A/ja active Pending
Cited By (2)
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US8340787B2 (en) | 2009-01-21 | 2012-12-25 | Panasonic Corporation | Monitoring and control device |
JP2010187224A (ja) * | 2009-02-12 | 2010-08-26 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 監視制御装置 |
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