JP2005099260A - 画像形成装置 - Google Patents

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一 鍜治
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直人 山田
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美孝 山▲崎▼
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淳市 野口
Takayuki Kawakami
尊之 川上
Hajime Motoyama
肇 本山
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雄志 岡
Akito Mori
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Abstract

【課題】 画像形成装置の休止時間と湿度環境の変化に応じて、現像器に印加する現像ACバイアスの周波数及び振幅を変化させると同時に、画像形成装置の休止時間と湿度環境の変化に応じて複数のγ補正用テーブルの中から最適なγ補正用テーブルを選択してレーザーのPWM制御を行うことで、画像形成装置を長時間休止状態にした後に画像形成動作を再開する場合のかぶり現象や濃度薄に対する画像のレベルを大幅に向上させるものである。
【解決手段】 画像形成装置を長時間休止状態にした後に画像形成動作を再開する場合に、湿度環境の影響を受けたトナーによる現像が行われ、かぶり現状や濃度低下等の形成画像の質が低下するのを防止する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複写機、レーザービームプリンタ等の画像形成装置における画像の安定化技術に関するものである。
従来、デジタル電子写真方式の複写機やプリンタ等の画像形成装置においては、図7の側面図に示すように、帯電手段702で一様に帯電した像担持体703表面に、デジタル値に変換された多値画像信号に基づいてレーザー手段701を駆動し、該レーザー手段701によってレーザーを像担持体703表面に照射することにより、静電潜像を形成し、該静電潜像を現像手段704によりトナー像として現像した後、そのトナー像を転写手段709でシートである転写材に転写し、定着手段705で転写材上のトナー像を該転写材上に定着して出力している。
そして、現像装置に関する最も一般的な方法の一つとして、現像剤担持体である現像ローラ706上に、現像剤規制部材707を配し、現像剤規制部材707を通過時に現像剤であるトナーを帯電させると同時に薄層に形成し、現像剤担持体706を像担持体703に極めて近接させた状態で、現像剤担持体706にAC成分とDC成分からなる現像バイアス電圧を現像バイアス印加手段708により印加し、像担持体703上の静電像と現像剤担持体706の電位差によって、現像を行う方法が用いられている。
一般に現像特性は現像バイアスのAC成分によって変化し、AC成分の周波数を大きくすると、現像剤の引き戻し回数が増えるので、よりカブリのない画像が得られる。また、振幅を大きくすると明部での電位差が増加するので、現像能力が増加し、全体的に濃度の高い画像が得られる。
これらの現像特性は、装置の使用環境や使用枚数によって大きく変動する。これは、主に使用環境や使用枚数によって現像剤が劣化したり、特性が変化したりするためである。現像剤が劣化してくると、現像剤の帯電能力が減少し、現像剤担持体上の現像剤の電荷が不均一になったり、低くなったりする。現像剤担持体を回転させ続け、現像剤に電荷を与え続けることにより、現像剤の電荷は均一になり安定するが、1日放置や長期放置後の画像形成では、現像剤担持体上の現像剤の電荷が安定していない状態で画像形成が行われるため、画像上に不具合を生じる。
具体的には、低湿環境においては、1日放置や長期放置後の画像形成では、現像剤の電荷が不均一になり、逆極性に帯電した現像剤や過度に帯電した現像剤によるカブリ現象が悪化する。また、高湿環境においては、1日放置や長期放置後の画像形成では、現像剤の帯電電荷が低くなり、現像能力が低下するために画像濃度の低下が発生する。それぞれの環境での現像特性の変化を図8に表わす。図8の(A)は現像剤が劣化していない初期における現像特性を現像のコントラストと画像濃度で表したものである。(B)は低湿環境で使用後に長期放置後、(C)は高湿環境で使用後に長期放置した場合の現像特性である。
図8の(B)では、低コントラスト部分(白地部)での現像能力が増加しており、これがカブリ現象となっている。(C)では、高コントラスト部分(黒地部)での現像能力が低下しており、これが濃度低下となっている。(B)、(C)の現像特性は、現像剤担持体を回転させ続け、現像剤に電荷を与え続け、現像剤の電荷が均一になり安定すれば、(A)の現像特性へと変化する。
そこで、前回から次回の画像形成までの休止時間が一定以上の場合に、湿度環境に応じて現像バイアスを切り換えることにより、良好な画像を形成できるようにする方法がある(特許文献1参照)。
図9は、該方式を用いた画像形成装置の画像形成フローチャートである。画像形成動作スタート後、前回の画像形成からの経過時間を検知し(S901)、経過時間が所定時間である24時間以上である場合は、現像バイアスのAC成分の切り換えを行い、未満の場合は切り換えを行わずに、振幅800Vpp、周波数1600Hzの基準値で現像を行う(S902)。現像バイアス電圧のAC成分の切り換えを行う場合は、更に、湿度環境を検知し(S903)、相対湿度が40%以上の場合は、現像バイアスのAC成分を振幅1200Vpp、周波数1600Hzに切り換えて現像を行い(S904)、40%未満の場合は、現像バイアスのAC成分を振幅800Vpp、周波数2000Hzに切り換えて現像を行う(S905)。前回の画像形成から24時間以上経過しており、画像形成の湿度環境が40%以上では、現像バイアスのAC成分の切り換えを行わない場合は、現像能力が低下していて高コントラスト部分での濃度低下が発生している。しかし、現像バイアスのAC成分の切り換えを行い、振幅を800Vppから1200Vppにすることで、現像能力が向上する。また、前回の画像形成から24時間以上経過しており、画像形成の湿度環境が40%未満では、現像バイアスのAC成分の切り換えを行わない場合は、低コントラスト部分での現像能力が増加しており、白地部でのカブリ現象が発生している。しかし、現像バイアスのAC成分の切り換えを行い、周波数を1600Hzから2000Hzにすることで、白地部に付着した現像剤の引き戻し効果が増加することを可能にしている。
特開平11−272048号公報
しかしながら、現像バイアスのAC電圧の振幅を一定以上に大きくした場合には現像ローラと像担持体間の電位差が過大になることによって、現像ローラと像担持体間でのリークにより、画像に白斑点や黒斑点が発生したり、現像バイアス供給装置の能力・性能の限界により周波数を一定の範囲でしか可変できない等の理由により、湿度環境に応じて現像ACバイアスの周波数及び振幅を変えることだけを行うことによって、長時間放置後に画像形成を再開した場合のかぶり現象や濃度薄に対する画像のレベルを一定以上に向上させることは困難であった。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、
画像形成装置の休止時間と湿度環境の変化に応じて、現像器に印加する現像ACバイアスの周波数及び振幅を変化させると同時に、画像形成装置の休止時間と湿度環境の変化に応じて複数のγ補正用テーブルの中から最適なγ補正用テーブルを選択してレーザーのPWM制御を行うことで、画像形成装置を長時間休止状態にした後に画像形成動作を再開する場合のかぶり現象や濃度薄に対する画像のレベルを大幅に向上させるものである。
本発明の手段は、上記目的を達成するために、
感光体と、感光体を所定の電位に帯電させる帯電手段と、帯電された感光体を露光し、静電潜像を形成する露光手段と、形成すべき画像の各画素の濃度を示す画像信号に基づいて露光手段から感光体に照射される光の露光量を制御する露光量制御手段と、内部にトナーを収納し、感光体上に形成された静電潜像をトナーを用いて現像してトナー像を形成する現像手段と、現像手段に交流電圧に直流電圧を重畳したバイアス電圧を印加する電圧印加手段と、前回の画像形成から次回の画像形成時までの休止時間を検出する休止時間検出手段と、湿度環境を検出する湿度検出手段を備えた画像形成装置において、
複数の階調補正テーブルデータを記憶する記憶手段を備え、前記休止時間検出手段及び湿度検出手段の検出結果に応じて、前記現像バイアスの交流電圧の周波数及び/又は振幅を切り換えるバイアス切り換え手段を有すると同時に、前記休止時間検出手段及び湿度検出手段の検出結果に応じて、所望の画像再現特性が得られるように前記記憶手段に記憶されている複数の階調補正データのうちの一つを選択する選択手段を備え、前記露光手段は、前記選択手段によって選択された階調補正データに基づいて前記露光量をパルス幅変調方式で制御するパルス幅制御手段を備えたことを特徴とする画像形成装置を実現するものである。
また、感光体と、感光体を所定の電位に帯電させる帯電手段と、帯電された感光体を露光し、静電潜像を形成する露光手段と、形成すべき画像の各画素の濃度を示す画像信号に基づいて露光手段から感光体に照射される光の露光量を制御する露光量制御手段と、内部にトナーを収納し、感光体上に形成された静電潜像をトナーを用いて現像してトナー像を形成する現像手段と、現像手段に交流電圧に直流電圧を重畳したバイアス電圧を印加する電圧印加手段と、前回の画像形成から次回の画像形成時までの休止時間を検出する休止時間検出手段と、湿度環境を検出する湿度検出手段を備えた画像形成装置において、
前記休止時間検出手段及び湿度検出手段の検出結果をパラメータとし、階調補正テーブルを作成する階調補正テーブル作成手段と、前記現像バイアスの交流電圧の周波数及び/又は振幅を切り換えるバイアス切り換え手段を有すると同時に、前記休止時間検出手段及び湿度検出手段の検出結果に応じて、所望の画像再現特性が得られるように、前記露光手段は、前記作成された階調補正テーブルの階調補正データに基づいて前記露光量をパルス幅変調方式で制御するパルス幅制御手段を備えたことを特徴とする画像形成装置を実現する。
なお、さらに詳細に説明すれば、本発明は下記の構成によって前記課題を解決できた。
(1)感光体と、感光体を所定の電位に帯電させる帯電手段と、帯電された感光体を露光し、静電潜像を形成する露光手段と、形成すべき画像の各画素の濃度を示す画像信号に基づいて露光手段から感光体に照射される光の露光量を制御する露光量制御手段と、内部にトナーを収納し、感光体上に形成された静電潜像をトナーを用いて現像してトナー像を形成する現像手段と、現像手段に交流電圧に直流電圧を重畳したバイアス電圧を印加する電圧印加手段と、前回の画像形成から次回の画像形成時までの休止時間を検出する休止時間検出手段と、湿度環境を検出する湿度検出手段を備えた画像形成装置において、複数の階調補正テーブルデータを記憶する記憶手段を備え、前記休止時間検出手段及び湿度検出手段の検出結果に応じて、前記現像バイアスの交流電圧の周波数及び/又は振幅を切り換えるバイアス切り換え手段を有すると同時に、前記休止時間検出手段及び湿度検出手段の検出結果に応じて、所望の画像再現特性が得られるように前記記憶手段に記憶されている複数の階調補正データのうちの一つを選択する選択手段を備え、前記露光手段は、前記選択手段によって選択された階調補正データに基づいて前記露光量をパルス幅変調方式で制御するパルス幅制御手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
(2)前記パルス幅変調手段及び複数の階調補正テーブルデータを記憶する記憶手段は、同一のICに具現化されたことを特徴とする前記(1)記載の画像形成装置。
(3)感光体と、感光体を所定の電位に帯電させる帯電手段と、帯電された感光体を露光し、静電潜像を形成する露光手段と、形成すべき画像の各画素の濃度を示す画像信号に基づいて露光手段から感光体に照射される光の露光量を制御する露光量制御手段と、内部にトナーを収納し、感光体上に形成された静電潜像をトナーを用いて現像してトナー像を形成する現像手段と、現像手段に交流電圧に直流電圧を重畳したバイアス電圧を印加する電圧印加手段と、前回の画像形成から次回の画像形成時までの休止時間を検出する休止時間検出手段と、湿度環境を検出する湿度検出手段を備えた画像形成装置において、前記休止時間検出手段及び湿度検出手段の検出結果をパラメータとし、階調補正テーブルを作成する階調補正テーブル作成手段と、前記現像バイアスの交流電圧の周波数及び/又は振幅を切り換えるバイアス切り換え手段を有すると同時に、前記休止時間検出手段及び湿度検出手段の検出結果に応じて、所望の画像再現特性が得られるように、前記露光手段は、前記作成された階調補正テーブルの階調補正データに基づいて前記露光量をパルス幅変調方式で制御するパルス幅制御手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
(4)前記パルス幅変調手段及び階調補正テーブル作成手段は、同一のICに具現化されたことを特徴とする前記(3)記載の画像形成装置。
以上説明したように、本発明によれば、前回の画像形成から、次回の画像形成までの経過時間と、画像形成時の湿度環境の2つの検知結果に応じて、現像バイアスの周波数及び/又は振幅を切り換えるとともに、前回の画像形成から、次回の画像形成までの経過時間と、画像形成時の湿度環境の2つの検知結果に応じて複数のγ補正用変換テーブルの中から、適切なテーブルを選択してレーザーのPWM制御を行うことにより、長期使用後で現像剤が劣化した状態、且つ長時間放置後の画像形成であっても、1枚目からかぶり現象や濃度低下の少ない良好な画像を提供することが可能となる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
図2は本発明の第1の実施例におけるレーザーのPWM制御及び現像の制御ブロック図である。
デジタル値に変換された画像データに基づいて、レーザー手段を駆動し、画像を再現する複写機、プリンタ等の電子写真式画像形成装置は、写真等のいわゆる中間調画像を忠実に再現するためのデジタル画像形成方法として、レーザーのパルス幅(発光時間)を変化させて、レーザー光量を変化させることによって、印字される1ドットに対する階調を表現する多値化レーザー露光法(パルス幅変調方式)が知られている。
ところで、この種の階調法によれば、再現すべき画像データの階調度に一対一に対応した階調を有する画像濃度を原理的には再現し得る筈であるが、実際には、感光体の感光特性、トナーの特性等様々な要因が複雑に絡み合って、再現すべき原稿濃度と再現された画像濃度(以下、単に画像濃度という)とは正確には比例せず、図8に示すように、本来得られるべき比例特性Aからずれた特性Bを示す。このような特性は一般にγ特性と呼ばれ、特に中間調原稿に対する再現画像の忠実度を低下させる大きな要因となっている。従って、再現画像の忠実度を向上させるために、従来より、読み取った原稿濃度を所定のγ補正用テーブルを用いて変換し、変換した原稿濃度に基づいてデジタル画像を形成することにより、原稿濃度と画像濃度がリニアな関係(特性A)を満足するようにする、いわゆるγ補正が行われている。このように、通常はγ補正を施すことにより、原稿濃度の高低に応じて画像を忠実に再現することができる。
また、前述のとおり従来例では、画像形成装置の画像形成動作停止時間及び湿度環境に応じて現像ACバイアスの周波数及び振幅を変えることだけで1日放置や長時間放置後の画像形成を再開した場合のかぶり現象や濃度薄に対する画像のレベルの向上を行っていた。前述のように、像担持体と現像材担持体間のリークや現像バイアス印加手段の能力・性能の問題もあり、現像ACバイアスの周波数及び振幅を変化させることが可能な範囲が限定されていたため、画像のレベルを一定以上に向上させることは困難であったが、画像形成装置の画像形成動作停止時間及び湿度環境を考慮したγ変換用補正テーブルを用いて画像形成動作を行うことにより、更なる画像レベルの向上が可能となる。しかし、一つの環境を基準環境として単一のγ変換補正用テーブルを用いた場合、現像ACバイアスの周波数及び振幅を変化させ、湿度が変わった場合に、γ特性自体が変化してしまうためこのことを考慮した制御を行うことが必要である。
そこで、本実施例では、1日放置や長期放置後、湿度環境に応じたγ補正用変換テーブルを複数備えることにより、1日放置や長期放置後の画像形成装置における湿度環境条件が変化しても適切な画像濃度の再現性を作像することを実現するものである。
図2に示すように、原稿の画像をスキャナ部210内のCCD211にてアナログ信号として取り込む。そして、アナログ信号をデジタル信号へAD変換212にて変換する。次に画像処理部220内のシェーディング補正221にてスキャナ部210での読み取り誤差を補正し、画像処理回路222へと画像データを転送する。画像処理回路222では画像データの濃度補正のためのγ変換回路が含まれている。該γ変換回路は、湿度センサ261及び、画像形成装置の最後の画像形成が終了してから次の画像形成動作が開始されるまでの時間をカウントするタイマ260からγ変換テーブル選択手段224に各々の信号を伝送し、それらの信号情報に応じたγ変換テーブルをγ変換テーブル記憶手段より読み出し、該読み出されたγ変換用補正テーブルに基づいてγ変換が行われる。
更に、画像処理後の画像データをプリンタ部230内のPWM回路231へと入力し、特定の周期でのパルス幅データへと画像データを変換し、そのパルス幅に応じてレーザー232を点灯し感光体表面上に画像の潜像240を形成する。また、前記湿度センサ261及び、画像形成装置の最後の画像形成が終了してから次の画像形成動作が開始されるまでの時間をカウントするタイマ260より、プリンタ部230内の現像バイアス用高圧電源233に設けられた現像ACバイアス周波数/振幅選択手段234にも信号が伝送され、これらの信号に応じて現像ACバイアスの周波数及び振幅を選択して現像担持体へ現像バイアスが供給され現像250が行われる。
本実施形態の特徴となるこの一連の動作を、図1のフローチャートに示す。
本実施形態の画像形成装置においては、画像形成動作スタート後、前回の画像形成からの経過時間を検知し(S101)、経過時間が所定時間である24時間未満である場合は、図2の湿度センサ261及びタイマ260からの信号に基づいて選択されたγ変換テーブル3を選択し(S102)、該γ変換テーブル3に基づいてγ変換されたデータによってレーザーのPWM制御が行われた後(S103)、振幅800Vpp、周波数1600Hzの基準値で現像を行う(S104)。経過時間が所定時間である24時間以上である場合は、更に、湿度環境を検知し(S105)、相対湿度が40%以上の場合は、図2の湿度センサ261及びタイマ260からの信号に基づいて選択されたγ変換テーブル1を選択し(S106)、該γ変換テーブル1に基づいてγ変換されたデータによってレーザーのPWM制御が行われた後(S107)、振幅1200Vpp、周波数1600Hzの基準値で現像を行う(S108)。相対湿度が40%未満の場合は、図2の湿度センサ261及びタイマ260からの信号に基づいて選択されたγ変換テーブル2を選択し(S109)、該γ変換テーブル2に基づいてγ変換されたデータによってレーザーのPWM制御が行われた後(S110)、振幅800Vpp、周波数2000Hzの基準値で現像を行う(S111)。
前回の画像形成から24時間以上経過しており、画像形成の湿度環境が40%以上では、適切なγ補正用テーブルの選択及び現像バイアスのAC成分の切り換えを行わない場合は、その現像特性は、図3の(A)の様になっており、現像能力が低下していて高コントラスト部分での濃度低下が発生している。しかし、適切なγ補正用テーブルの選択及び現像バイアスのAC成分の切り換えを行い、γ補正用テーブル1を選択し、且つ振幅を800Vppから1200Vppにすることで、図3の(B)に示す現像特性となり、濃度低下のない良好な画像を出力することを可能にしている。
また、前回の画像形成から24時間以上経過しており、画像形成の湿度環境が40%未満では、適切なγ補正用テーブルの選択及び現像バイアスのAC成分の切り換えを行わない場合は、その現像特性は、図4の(A)の様になっており、現像能力が増加していて白地部でのかぶり現象が発生している。しかし、適切なγ補正用テーブルの選択及び現像バイアスのAC成分の切り換えを行い、γ補正用テーブル2を選択し、且つ周波数を1600Hzから2000Hzにすることで、図4の(B)に示す現像特性となり、濃度低下のない良好な画像を出力することを可能にしている。
図6は本発明の第2の実施例におけるレーザーのPWM制御及び現像の制御ブロック図である。実施例1と異なるところは、第1の実施例では、湿度センサ及びタイマの検知結果により、γ変換テーブル記憶手段に記憶されたγ変換用補正テーブルを選択しているのに対し、実施例2では、湿度センサ及びタイマの検知結果を元にγ補正変換用テーブルを作成しているところである。尚、実施例1と同じ部分については、同一の番号を使用する。
図6に示すように、原稿の画像をスキャナ部210内のCCD211にてアナログ信号として取り込む。そして、アナログ信号をデジタル信号へAD変換212にて変換する。次に画像処理部220内のシェーディング補正221にてスキャナ部210での読み取り誤差を補正し、画像処理回路222へと画像データを転送する。画像処理回路222では画像データの濃度補正のためのγ変換回路が含まれている。該γ変換回路は、湿度センサ261及び、画像形成装置の最後の画像形成が終了してから次の画像形成動作が開始されるまでの時間をカウントするタイマ260からγ変換テーブル作成手段225に各々の信号を伝送し、それらの信号情報に応じたγ変換テーブルをγ変換テーブル作成手段225により作成し、該γ変換用補正テーブルに基づいてγ変換が行われる。
更に、画像処理後の画像データをプリンタ部230内のPWM回路231へと入力し、特定の周期でのパルス幅データへと画像データを変換し、そのパルス幅に応じてレーザー232を点灯し感光体表面上に画像の潜像240を形成する。また、前記湿度センサ261及び、画像形成装置の最後の画像形成が終了してから次の画像形成動作が開始されるまでの時間をカウントするタイマ260より、プリンタ部230内の現像バイアス用高圧電源233に設けられた現像ACバイアス周波数/振幅選択手段234にも信号が伝送され、これらの信号に応じて現像ACバイアスの周波数及び振幅を選択して現像担持体へ現像バイアスが供給され現像250が行われる。
本実施形態の特徴となるこの一連の動作を、図5のフローチャートに示す。
本実施形態の画像形成装置においては、画像形成動作スタート後、前回の画像形成からの経過時間を検知し(S501)、経過時間が所定時間である24時間未満である場合は、図2の湿度センサ261及びタイマ260からの信号に基づいたγ変換テーブル3を作成し(S502)、該γ変換テーブル3に基づいてγ変換されたデータによってレーザーのPWM制御が行われた後(S503)、振幅800Vpp、周波数1600Hzの基準値で現像を行う(S504)。経過時間が所定時間である24時間以上である場合は、更に、湿度環境を検知し(S505)、相対湿度が40%以上の場合は、図2の湿度センサ261及びタイマ260からの信号に基づいたγ変換テーブル1を作成し(S506)、該γ変換テーブル1に基づいてγ変換されたデータによってレーザーのPWM制御が行われた後(S507)、振幅1200Vpp、周波数1600Hzの基準値で現像を行う(S508)。相対湿度が40%未満の場合は、図6の湿度センサ261及びタイマ260からの信号に基づいたγ変換テーブル2を作成し(S509)、該γ変換テーブル2に基づいてγ変換されたデータによってレーザーのPWM制御が行われた後(S510)、振幅800Vpp、周波数2000Hzの基準値で現像を行う(S511)。
以上により、実施例1と同様の効果が期待できる。
本発明の実施形態1に係わるフローチャート 本発明の実施形態1に係わるレーザーのPWM制御及び現像の制御ブロック 本発明に係わる現像特性を示す図 本発明に係わる現像特性を示す図 画像形成装置の側面図 本発明の実施形態2に係わるフローチャート 本発明の実施形態2に係わるレーザーのPWM制御及び現像の制御ブロック 従来例に係わる現像特性の一例を示す図 従来例に係わるフローチャート γ特性の一例を示す図
符号の説明
210 スキャナ部
211 CCD
212 AD変換
220 画像処理部
221 シェーディング補正
222 画像処理回路
223 γ変換テーブル記憶手段
224 γ変換テーブル選択手段
225 γ変換テーブル作成手段
230 プリンタ部
231 PWM
232 レーザー
233 現像バイアス用高圧電源
234 現像ACバイアス周波数/振幅選択手段
240 潜像
250 現像
260 タイマ
261 湿度センサ
701 レーザー手段
702 帯電手段
703 像担持体
704 現像手段
705 定着手段
706 現像剤担持体(現像ローラ)
707 現像剤規制部材
708 現像バイアス印加手段
709 転写手段

Claims (4)

  1. 感光体と、感光体を所定の電位に帯電させる帯電手段と、帯電された感光体を露光し、静電潜像を形成する露光手段と、形成すべき画像の各画素の濃度を示す画像信号に基づいて露光手段から感光体に照射される光の露光量を制御する露光量制御手段と、内部にトナーを収納し、感光体上に形成された静電潜像をトナーを用いて現像してトナー像を形成する現像手段と、現像手段に交流電圧に直流電圧を重畳したバイアス電圧を印加する電圧印加手段と、前回の画像形成から次回の画像形成時までの休止時間を検出する休止時間検出手段と、湿度環境を検出する湿度検出手段を備えた画像形成装置において、
    複数の階調補正テーブルデータを記憶する記憶手段を備え、前記休止時間検出手段及び湿度検出手段の検出結果に応じて、前記現像バイアスの交流電圧の周波数及び/又は振幅を切り換えるバイアス切り換え手段を有すると同時に、前記休止時間検出手段及び湿度検出手段の検出結果に応じて、所望の画像再現特性が得られるように前記記憶手段に記憶されている複数の階調補正データのうちの一つを選択する選択手段を備え、前記露光手段は、前記選択手段によって選択された階調補正データに基づいて前記露光量をパルス幅変調方式で制御するパルス幅制御手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記パルス幅変調手段及び複数の階調補正テーブルデータを記憶する記憶手段は、同一のICに具現化されたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 感光体と、感光体を所定の電位に帯電させる帯電手段と、帯電された感光体を露光し、静電潜像を形成する露光手段と、形成すべき画像の各画素の濃度を示す画像信号に基づいて露光手段から感光体に照射される光の露光量を制御する露光量制御手段と、内部にトナーを収納し、感光体上に形成された静電潜像をトナーを用いて現像してトナー像を形成する現像手段と、現像手段に交流電圧に直流電圧を重畳したバイアス電圧を印加する電圧印加手段と、前回の画像形成から次回の画像形成時までの休止時間を検出する休止時間検出手段と、湿度環境を検出する湿度検出手段を備えた画像形成装置において、
    前記休止時間検出手段及び湿度検出手段の検出結果をパラメータとし、階調補正テーブルを作成する階調補正テーブル作成手段と、前記現像バイアスの交流電圧の周波数及び/又は振幅を切り換えるバイアス切り換え手段を有すると同時に、前記休止時間検出手段及び湿度検出手段の検出結果に応じて、所望の画像再現特性が得られるように、前記露光手段は、前記作成された階調補正テーブルの階調補正データに基づいて前記露光量をパルス幅変調方式で制御するパルス幅制御手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記パルス幅変調手段及び階調補正テーブル作成手段は、同一のICに具現化されたことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
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