JP2005098685A - 空気調和機の室内機 - Google Patents
空気調和機の室内機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005098685A JP2005098685A JP2004258814A JP2004258814A JP2005098685A JP 2005098685 A JP2005098685 A JP 2005098685A JP 2004258814 A JP2004258814 A JP 2004258814A JP 2004258814 A JP2004258814 A JP 2004258814A JP 2005098685 A JP2005098685 A JP 2005098685A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- indoor unit
- air
- outlet
- air conditioner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
【解決手段】空気調和機の室内機2aは、ケーシング本体23本体と正面パネル24aとを備え、正面パネル24aは、第1パネル241と第2パネル242とを有する。第1パネル241は、吹出し口26を開閉し、吹出し口26を閉じた状態において正面視において吹出し口26よりも大きな投影面積を有し、吹出し口26を隠すことができる。第2パネル242は、第1吸込み口27を開閉し、第1吸込み口27を閉じた状態において正面視において第1吸込み口27よりも大きな投影面積を有し、吸込み口27を隠すことができる。
【選択図】図3
Description
本発明の課題は、室内の美観を損なう恐れをより低減することができる空気調和機の室内機を提供することにある。
第2発明にかかる空気調和機の室内機は、第1発明の空気調和機の室内機であって、第2パネルは第1パネルの上方に位置している。そして、吹出し口と吸込み口とが開かれた状態で、第1パネルの上側の一部と第2パネルの下側の一部が重なり合った状態となる。
第3発明にかかる空気調和機の室内機は、第1発明または第2発明の空気調和機の室内機であって、第1パネルは、継目を有さず、正面視において吹出し口を含むケーシングの幅と略同じ幅を有する。また、第2パネルは、継目を有さず、正面視において吸込み口を含むケーシングの幅と略同じ幅を有する。
この空気調和機の室内機では、ケーシングの正面の略全体が正面パネルに覆われる。このため、この空気調和機の室内機では、正面視において室内機に表れる継目がさらに低減する。これにより、この空気調和機の室内機では、美観が損なわれる恐れをさらに低減することができる。
この空気調和機の室内機では、正面パネルの正面側は、吹出し口を閉じた状態において鉛直方向に平行な平坦面となっている。従って、この空気調和機の室内機では、室内機の正面視における外観と室内の側壁との調和が向上する。これにより、この空気調和機の室内機では、美観をより向上させることができる。
この空気調和機の室内機では、第1パネルは、吹出し口を開く際に、ケーシングに近接した状態で移動するため、第1パネルとケーシングとの隙間が小さい。従って、吹出し口から吹き出された空気が第1パネルとケーシングとの間から漏れてしまうショートサーキットの発生を抑えることができる。
第2発明にかかる空気調和機の室内機では、第1パネルの上側の一部と第2パネルの下側の一部とが、重なり合った状態となり、吹出し口と吸込み口とが開かれる。
第4発明にかかる空気調和機の室内機では、正面視において室内機に表れる継目がさらに低減するため、美観が損なわれる恐れをさらに低減することができる。
第5発明にかかる空気調和機の室内機では、室内機の正面視における外観と室内の側壁との調和が向上するため、美観をより向上させることができる。
本発明の第1実施形態にかかる空気調和機1の構成および冷媒回路の概略を図1に示す。
この空気調和機1は、室内の壁面などに取り付けられる室内機2aと、室外に設置される室外機3とを備えている。
室内機2aに設けられている室内熱交換器20は、接触する空気との間で熱交換を行う。また、室内機2aには、室内空気を吸い込んで室内熱交換器20に通し熱交換が行われた後の空気を室内に排出するための室内ファン21が設けられている。室内ファン21は、室内機2a内に設けられる室内ファンモータ22によって回転駆動される。室内機2aの詳細な構成については後に説明する。
図2(a)に室内機2aの正面図、図2(b)に室内機2aの側面断面図を示す。図2(a)と図2(b)とは、運転停止時の室内機2aを示している。
室内機2aは、室内の側壁に設けられる壁掛け型の室内機であり、ケーシング本体23と正面パネル24aとを備える。
ケーシング本体23は、正面視において水平方向に長い長方形の形状を有し、側面視において鉛直方向に長い長方形の断面形状を有する。ケーシング本体23内には、上述した室内熱交換器20、室内ファン21、室内ファンモータ22(図示せず)などが備えられている。図2(b)に示すように、側面視において、室内ファン21がケーシング本体23の中央に配置され、逆V字型の形状を有する室内熱交換器20が室内ファン21の上半分を囲むように配置されている。また、ケーシング本体23には吸込み口25と吹出し口26とが設けられている。
[正面パネル]
正面パネル24aは、正面視において吹出し口26と第1吸込み口27とを覆い、吹出し口26と第1吸込み口27とを開閉する。正面パネル24aは、継目の無い複数のパネルが集合したパネル集合体であり、第1パネル241と第2パネル242とを有している。
次に、空気調和機1の室内機2aが空調運転を行う場合の動作について説明する。
室内機2aが停止している場合、正面パネル24aは上記のように吹出し口26と第1吸込み口27とを閉じた状態となっている。
室内機2aが運転を行う場合、まず、室内ファン21が低回転で起動される。
以上のように、室内機2aの運転が行われる、
室内機2aが運転を停止する場合には、正面パネル24aが移動し、図2(a)および図2(b)のように、吹出し口26と第1吸込み口27とが閉じられた状態に戻る。
(1)
この空気調和機1の室内機2aでは、運転停止時において、正面パネル24aが室内機2aの正面全体を覆う。そして、正面パネル24aは、鉛直方向に平行な平坦面243を形成する。このため、室内機2aの運転停止時には、正面視において居住者等の視野には平坦な正面パネル24aのみが表れる。また、正面パネル24aの表面には、第1パネル241と第2パネル242との境界である横方向(水平方向)に延びる継目のみが表れ、他の継目は表れない。従って、この室内機2aでは、正面視において、縦方向(鉛直方向)に延びる継目が表れることがなく、横方向に延びる継目も最低限となっている。このため、この空気調和機1の室内機2aでは、正面視における室内機2aの運転停止時の外観と室内の壁面とが調和し、美観が向上する。
一般に、壁掛け型の室内機は、室内の壁面に配置されるため、正面部分が居住者等の視野に入り易い。また、室内機の正面部分の面積が大きいことが多い。このため、運転停止時に正面視における美観が向上する本発明が特に有効である。
(3)
この空気調和機1の室内機2aでは、運転時においては第1パネル241と第2パネル242とが移動することによって、吹出し口26と第1吸込み口27とが開かれる。このため、室内機2aへの空気の吸い込みと、室内機2aからの空気の吹出しとを十分に行うことができる。
この空気調和機1の室内機2aでは、正面パネル24aが開かれる前に、室内ファン21が低回転で起動される。この場合、正面パネル24aが閉じられた状態で室内ファン21が回転するため、室内機2aの内部の空気が攪拌される。これにより、冷房運転時においては、室内機2aの内部にこもった臭いが室内熱交換器20に結露した水分に吸着される。従って、室内へと漏れる臭いを低減することができる。また、暖房時においては、室内熱交換器20の温度が上昇するまで正面パネル24aを閉じておくことにより、運転初期のドラフト感を低減することができる。
この空気調和機1の室内機2aでは、吹出し口26を開く際に第1パネル241がケーシング本体23に近接しているため、吹出し口26から吹出された空気が第1パネル241とケーシング本体23との間の隙間から漏れて第1吸込み口27から再び吸込まれるショートサーキットが生じることを抑えることができる。
上記の実施形態にかかる室内機2aでは、正面パネル24aは、第1パネル241と第2パネル242とによって構成されているが、さらに複数のパネルによって構成されてもよい。ただし、正面パネル24aを構成する複数のパネルの数が少ないほど正面パネル24aに表れる継目が少なくなるため、正面パネル24aを構成する複数のパネルの数は少ない方が望ましい。また、正面パネル24aを構成する複数のパネルは縦方向に並んで配置される方が望ましい。これにより、正面視において縦方向に延びる継目が表れず、美観が向上する。
2a 室内機
23 ケーシング本体(ケーシング)
24a 正面パネル
26 吹出し口
27 第1吸込み口(吸込み口)
241 第1パネル
242 第2パネル
243 平坦面
W ケーシング本体の幅(ケーシングの幅)
Claims (6)
- 室内へと吹き出される空気が通る吹出し口(26)と室内から取り込まれる空気が通る吸込み口(27)とを有するケーシング(23)と、
前記吹出し口(26)を開閉し前記吹出し口(26)を閉じた状態において正面視において前記吹出し口(26)よりも大きな投影面積を有する第1パネル(241)と、前記吸込み口(27)を開閉し前記吸込み口(27)を閉じた状態において正面視において前記吸込み口(27)よりも大きな投影面積を有する第2パネル(242)とを有する正面パネル(24a)と、
を備え、
前記第1パネル(241)が上方へと移動すると共に、前記第1パネル(241)の上端が前記ケーシング(23)から離反する方向へと下端を中心に回転移動することにより、前記吹出し口(26)が開かれ、
前記第1パネル(241)の移動に伴って、前記第2パネル(242)も上方へと移動すると共に、前記第2パネル(242)の上端が前記ケーシング(23)から離反する方向へと下端を中心に回転移動することによって、前記吸込み口(27)が開かれる、
空気調和機の室内機(2a)。 - 前記第2パネル(242)は前記第1パネル(241)の上方に位置しており、
前記吹出し口(26)と前記吸込み口(27)とが開かれた状態で、前記第1パネル(241)の上側の一部と前記第2パネル(242)の下側の一部が重なり合った状態となる、
請求項1に記載の空気調和機の室内機(2a)。 - 前記第1パネル(241)は、継目を有さず、正面視において前記吹出し口(26)を含む前記ケーシング(23)の幅(W)と略同じ幅を有し、
前記第2パネル(242)は、継目を有さず、正面視において前記吸込み口(27)を含む前記ケーシング(23)の幅(W)と略同じ幅を有する、
請求項1または2に記載の空気調和機の室内機(2a)。 - 前記正面パネル(24a)は、正面視において前記ケーシング(23)の正面の略全体を覆う、
請求項1から3のいずれかに記載の空気調和機の室内機(2a)。 - 前記正面パネル(24a)の正面側は、前記吹出し口(26)を閉じた状態において、鉛直方向に平行な平坦面(243)となっている、
請求項1から4のいずれかに記載の空気調和機の室内機(2a)。 - 前記第1パネル(241)は、前記吹出し口(26)を開く際に、前記ケーシング(23)に近接した状態で移動する、
請求項1から5のいずれかに記載の空気調和機(1)の室内機(2a)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004258814A JP3807427B2 (ja) | 2003-03-26 | 2004-09-06 | 空気調和機の室内機 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003085382 | 2003-03-26 | ||
JP2003307094 | 2003-08-29 | ||
JP2004258814A JP3807427B2 (ja) | 2003-03-26 | 2004-09-06 | 空気調和機の室内機 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004078903A Division JP3614167B1 (ja) | 2003-03-26 | 2004-03-18 | 空気調和機の室内機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005098685A true JP2005098685A (ja) | 2005-04-14 |
JP3807427B2 JP3807427B2 (ja) | 2006-08-09 |
Family
ID=34468257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004258814A Expired - Fee Related JP3807427B2 (ja) | 2003-03-26 | 2004-09-06 | 空気調和機の室内機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3807427B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0420923U (ja) * | 1990-06-13 | 1992-02-21 | ||
JP2000121094A (ja) * | 1998-10-20 | 2000-04-28 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機 |
JP2000234760A (ja) * | 1999-02-15 | 2000-08-29 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機 |
-
2004
- 2004-09-06 JP JP2004258814A patent/JP3807427B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0420923U (ja) * | 1990-06-13 | 1992-02-21 | ||
JP2000121094A (ja) * | 1998-10-20 | 2000-04-28 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機 |
JP2000234760A (ja) * | 1999-02-15 | 2000-08-29 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3807427B2 (ja) | 2006-08-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100671109B1 (ko) | 공기 조화기의 실내기 | |
JP5732579B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP6545293B2 (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP5591061B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP2004012060A (ja) | 空気調和機の室内ユニット及び空気調和機 | |
CN107278256B (zh) | 空调的室内机 | |
CN111140913A (zh) | 一种能防凝露的上下出风空调室内机、控制方法和空调器 | |
CN100465529C (zh) | 空调机的室内机 | |
CN112013468B (zh) | 空气调节机 | |
JP3614167B1 (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP5773674B2 (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP3841094B2 (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP3807426B2 (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP3807427B2 (ja) | 空気調和機の室内機 | |
KR101270610B1 (ko) | 공기조화기의 실내기 및 그 제어 방법 | |
JP3530500B2 (ja) | 床置型空気調和装置 | |
JP6956794B2 (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP2005098683A (ja) | 空気調和機の室内機 | |
CN222298035U (zh) | 空调室内机及空调器 | |
JP2000329370A (ja) | 壁埋込型空気調和機 | |
JP4650551B2 (ja) | 空気調和機の室内機および空気調和機の室内機の制御方法 | |
WO2022064768A1 (ja) | 床置き型空気調和機 | |
JP2006226562A (ja) | 空気調和機の室内機および空気調和機の室内機の制御方法 | |
JP2010151413A (ja) | 空調機の室内機 | |
AU2007209835B2 (en) | Indoor unit of an air conditioner |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050124 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060418 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060425 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060508 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 3807427 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100526 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100526 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110526 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120526 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130526 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130526 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |