JP3614167B1 - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 室内の美観を損なう恐れをより低減することができる空気調和機の室内機を提供する。
【解決手段】 空気調和機の室内機2aは、ケーシング本体23と、正面パネル24aとを備える。ケーシング本体23は、室内へと吹き出される空気が通る吹出し口26を有する。正面パネル24aは、正面視において吹出し口26を覆い、吹出し口26を開閉する。また、正面パネル24aは、吹出し口26を閉じた状態において、正面視において吹出し口26よりも大きな投影面積を有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は空気調和機の室内機に関する。
近年、室内の空気調和を行う空気調和機の室内機がよく利用されている。この室内機は、室内に配置されるため、居住者等の視野に入ることが多い。このため、室内機が室内の美観を損なわないことが重要である。しかし、室内機のケーシングには室内へと吹き出す空気が通る吹出し口が設けられることが通常である。室内機は、吹出し口から調和空気を室内へ吹出すことにより室内の空気調和を行う。この吹出し口は、室内機のケーシングの正面に設けられることが多く、室内の居住者等の目に触れ易い。従って、室内機の外観と室内の壁面等との調和が妨げられ、室内の美観が損なわれる恐れがある。
一方、上記のような従来の空気調和機の室内機では、吹出し口を開閉する水平フラップが設けられことが多い(特許文献1参照)。この水平フラップは、室内機の運転時には吹出し口を開いて、吹出し口から吹出される空気を案内する。そして、室内機の運転停止時には、水平フラップが吹出し口を閉じる。これにより、室内機の運転停止時に吹出し口が居住者等の視野に入ることが防止され、室内の美観を損なう恐れが低減する。
特許第3334688号明細書
しかし、上記のような空気調和機の室内機では、依然として室内の美観が損なわれる恐れがある。すなわち、図6に示す室内機200のように、水平フラップ201によって吹出し口202が閉じられる場合においても、正面視において、水平フラップ201と吹出し口202との間の継目が表れることが多い。
このような室内機では、室内の美観が損なわれる恐れがある。
本発明の課題は、室内の美観を損なう恐れをより低減することができる空気調和機の室内機を提供することにある。
請求項1に記載の空気調和機の室内機は、ケーシングと、正面パネルとを備える。ケーシングは、室内へと吹き出される空気が通る吹出し口と、正面に設けられ室内から取り込まれる空気が通る吸込み口とを有する。正面パネルは、吹出し口を開閉し吹出し口を閉じた状態において正面視において吹出し口よりも大きな投影面積を有する第1パネルと、吸込み口を開閉する第2パネルと、第1パネルと第2パネルとの間に配置され正面視において継目を有さない第3パネルを有する。そして、第1パネル、第2パネルおよび第3パネルは、吹出し口および吸込み口を閉じた状態において、略平坦な平面を構成するように配置される。
この空気調和機の室内機では、吹出し口を開閉する第1パネルが、正面視において吹出し口よりも大きな投影面積を有する。このため、第1パネルが吹出し口を隠すことができる。従って、第1パネルと吹出し口との継目が室内機の正面視に表れる恐れが低減する。これにより、この空気調和機の室内機では、室内の美観を損なう恐れをより低減することができる。また、この空気調和機の室内機では、第1パネル、第2パネルおよび第3パネルは、吹出し口および吸込み口を閉じた状態において、略平坦な平面を構成するように配置されている。このため、室内機の運転停止時などにおいては、略平坦な平面が室内機に表れており、室内機の美観をより向上させることができる。
請求項2に記載の空気調和機の室内機は、請求項1に記載の空気調和機の室内機であって、第1パネルは、第3パネルの後方へと移動することにより、吹出し口を開く。
この空気調和機の室内機では、第1パネルは、吹出し口を開いた場合に第3パネルの後方へと移動する。このため、吹出し口を開いた状態における室内機の美観をより向上させることができる。
請求項3に記載の空気調和機の室内機は、ケーシングと正面パネルとを備える。ケーシングは、室内へと吹き出される空気が通る吹出し口と、正面に設けられ室内から取り込まれる空気が通る吸込み口とを有する。正面パネルは、吹出し口を開閉し吹出し口を閉じた状態において正面視において吹出し口よりも大きな投影面積を有する第1パネルと、吸込み口を開閉する第2パネルとを有する。第2パネルは、吸込み口から離れるように移動することによって吸込み口を開く。また、第1パネルは、吸込み口から離れるように移動した第2パネルとケーシングとの間へと移動することによって吹出し口を開く。
この空気調和機の室内機では、吹出し口を開閉する第1パネルが、正面視において吹出し口よりも大きな投影面積を有する。このため、第1パネルが吹出し口を隠すことができる。従って、第1パネルと吹出し口との継目が室内機の正面視に表れる恐れが低減する。これにより、この空気調和機の室内機では、室内の美観を損なう恐れをより低減することができる。また、この空気調和機の室内機では、第1パネルは、吹出し口を開いた場合に第2パネルとケーシングとの間へと移動する。このため、吹出し口を開いた状態における室内機の美観をより向上させることができる。
請求項4に記載の空気調和機の室内機は、請求項3に記載の空気調和機の室内機であって、第1パネルと第2パネルとは、ケーシングの前面に上下に並んで第1パネルが下側に第2パネルが上側に配置されている。第2パネルは、前方へと移動することによって吸込み口を開く。また、第1パネルは、上方へと移動し、前方へと移動した第2パネルの後方へと移動することによって吹出し口を開く。
この空気調和機の室内機では、第1パネルは、吹出し口を開いた場合に、第2パネルの後方へと移動する。このため、吹出し口を開いた状態における室内機の美観をより向上させることができる。
請求項5に記載の空気調和機の室内機は、請求項3または4に記載の空気調和機の室内機であって、第2パネルは、吸込み口を開いた状態において、上端が前方へと傾斜した状態となる。
この空気調和機の室内機では、第2パネルが吸込み口を開いた状態において上端が前方へと傾斜した状態となる。従って、下方から空気調和機の室内機を見た場合に、第2パネルが比較的大きく見えることにより、吸込み口が外部から見え難くなる。このため、吸込み口が開かれた状態における空気調和機の室内機の美観をより向上させることができる。
請求項6に記載の空気調和機の室内機は、請求項3から5のいずれかに記載の空気調和機の室内機であって、第2パネルが吸込み口を開いた状態において、第2パネルの下端は、吸込み口の下方に位置する吹出し口よりも上側に位置する。
この空気調和機の室内機では、吸込み口が開かれた状態において、第2パネルの下端が吹出し口よりも上側に位置する。このため、第2パネルが空気の吹出しを妨げる恐れが少ない。
請求項7に記載の空気調和機の室内機は、請求項3から6のいずれかに記載の空気調和機の室内機であって、第1パネルは、吹出し口を開く際に、ケーシングに近接した状態で移動する。
この空気調和機の室内機では、第1パネルは、吹出し口を開く際に、ケーシングに近接した状態で移動するため、第1パネルとケーシングとの隙間が小さい。従って、吹出し口から吹き出された空気が第1パネルとケーシングとの間から漏れてしまうショートサーキットの発生を抑えることができる。
請求項8に記載の空気調和機の室内機は、請求項1から7のいずれかに記載の空気調和機の室内機であって、第2パネルは、吸込み口を閉じた状態において正面視において吸込み口よりも大きな投影面積を有する。
従来、空気調和機の室内機では、吹出し口だけではなく吸込み口が正面に配置されることがある。この場合、吹出し口と同様に、吸込み口が居住者等の視野に入ると室内の美観を損なう恐れがある。また、吸込み口を開閉するパネルを設けて、空気調和機の運転停止時に吸込み口を閉じることが従来より行われているが、吸込み口とパネルとの継目が正面視において表れて、室内の美観を損なう恐れがある。
この空気調和機の室内機では、第1パネルは、吹出し口を閉じた状態において正面視において吹出し口よりも大きな投影面積を有する。このため、第1パネルは、正面視において、吹出し口を隠すことができる。また、第2パネルは、吸込み口を閉じた状態において正面視において吸込み口よりも大きな投影面積を有する。このため、第2パネルは、正面視において、吸込み口を隠すことができる。このように、この空気調和機の室内機では、吸込み口や吹出し口によって室内の美観が損なわれる恐れを低減することができる。
請求項9に記載の空気調和機の室内機は、請求項1から8のいずれかに記載の空気調和機の室内機であって、第1パネルは、継目を有さず、正面視において吹出し口を含むケーシングの幅と略同じ幅を有する。また、第2パネルは、継目を有さず、正面視において吸込み口を含むケーシングの幅と略同じ幅を有する。
この空気調和機の室内機では、第1パネルと第2パネルとは、ケーシングの幅と略同じ幅を有する。このため、第1パネルと第2パネルとは、ケーシングの幅方向の略全体に亘ってケーシングを覆うことができる。また、第1パネルと第2パネルとはそれぞれ継目を有さない。このため、室内機の正面視に表れる継目を低減することができる。これにより、この空気調和機の室内機では、美観が損なわれる恐れをより低減することができる。
請求項10に記載の空気調和機の室内機は、請求項1から9のいずれかに記載の空気調和機の室内機であって、正面パネルは、正面視においてケーシングの正面の略全体を覆う。
この空気調和機の室内機では、ケーシングの正面の略全体が正面パネルに覆われる。このため、この空気調和機の室内機では、正面視において室内機に表れる継目がさらに低減する。これにより、この空気調和機の室内機では、美観が損なわれる恐れをさらに低減することができる。
請求項11に記載の空気調和機の室内機は、請求項1から10のいずれかに記載の空気調和機の室内機であって、正面パネルの正面側は、吹出し口を閉じた状態において、鉛直方向に平行な平坦面となっている。
この空気調和機の室内機では、正面パネルの正面側は、吹出し口を閉じた状態において鉛直方向に平行な平坦面となっている。従って、この空気調和機の室内機では、室内機の正面視における外観と室内の側壁との調和が向上する。これにより、この空気調和機の室内機では、美観をより向上させることができる。
請求項12に記載の空気調和機の室内機は、請求項1から11のいずれかに記載の空気調和機の室内機であって、第1パネルは、第2パネルの移動にリンクして移動する。
この空気調和機の室内機では、運転時においては第1パネルと第2パネルとが移動することによって、吹出し口と吸込み口とが開かれる。このため、室内機への空気の吸い込みと、室内機からの空気の吹出しとを十分に行うことができる。
請求項1に記載の空気調和機の室内機では、吹出し口を開閉する第1パネルが、正面視において吹出し口よりも大きな投影面積を有するため、室内の美観を損なう恐れをより低減することができる。また、この空気調和機の室内機では、室内機の運転停止時などにおいては、略平坦な平面が室内機に表れており、室内機の美観をより向上させることができる。
請求項2に記載の空気調和機の室内機では、第1パネルは、吹出し口を開いた場合に第3パネルの後方へと移動するため、吹出し口を開いた状態における室内機の美観をより向上させることができる。
請求項3に記載の空気調和機の室内機では、吹出し口を開閉する第1パネルが、正面視において吹出し口よりも大きな投影面積を有するため、室内の美観を損なう恐れをより低減することができる。また、この空気調和機の室内機では、第1パネルは、吹出し口を開いた場合に第2パネルとケーシングとの間へと移動するため、吹出し口を開いた状態における室内機の美観をより向上させることができる。
請求項4に記載の空気調和機の室内機では、第1パネルは、吹出し口を開いた場合に、第2パネルの後方へと移動するため、吹出し口を開いた状態における室内機の美観をより向上させることができる。
請求項5に記載の空気調和機の室内機では、吸込み口が外部から見え難くなるため、吸込み口が開かれた状態における空気調和機の室内機の美観をより向上させることができる。
請求項6に記載の空気調和機の室内機では、吸込み口が開かれた状態において、第2パネルの下端が吹出し口よりも上側に位置するため、第2パネルが空気の吹出しを妨げる恐れが少ない。
請求項7に記載の空気調和機の室内機では、第1パネルとケーシングとの隙間が小さいため、吹出し口から吹き出された空気が第1パネルとケーシングとの間から漏れてしまうショートサーキットの発生を抑えることができる。
請求項8に記載の空気調和機の室内機では、第1パネルは、正面視において吹出し口を隠すことができ、第2パネルは、正面視において吸込み口を隠すことができるため、吸込み口や吹出し口によって室内の美観が損なわれる恐れを低減することができる。
請求項9に記載の空気調和機の室内機では、室内機の正面視に表れる継目を低減することができるため、美観が損なわれる恐れをより低減することができる。
請求項10に記載の空気調和機の室内機では、ケーシングの正面の略全体が正面パネルに覆われるため、美観が損なわれる恐れをさらに低減することができる。
請求項11に記載の空気調和機の室内機では、正面パネルの正面側は、吹出し口を閉じた状態において鉛直方向に平行な平坦面となっているため、室内機の正面視における外観と室内の側壁との調和が向上し、美観をより向上させることができる。
請求項12に記載の空気調和機の室内機では、運転時においては第1パネルと第2パネルとが移動することによって、吹出し口と吸込み口とが開かれるため、室内機への空気の吸い込みと、室内機からの空気の吹出しとを十分に行うことができる。
<第1実施形態>
〔空気調和機の全体構成〕
本発明の第1実施形態にかかる空気調和機1の構成および冷媒回路の概略を図1に示す。
この空気調和機1は、室内の壁面などに取り付けられる室内機2aと、室外に設置される室外機3とを備えている。
この空気調和機1の冷媒回路は、主として室内熱交換器20、アキュムレータ31、圧縮機32、四路切換弁33、室外熱交換器30および電動膨張弁34で構成される。
室内機2aに設けられている室内熱交換器20は、接触する空気との間で熱交換を行う。また、室内機2aには、室内空気を吸い込んで室内熱交換器20に通し熱交換が行われた後の空気を室内に排出するための室内ファン21が設けられている。室内ファン21は、室内機2a内に設けられる室内ファンモータ22によって回転駆動される。室内機2aの詳細な構成については後に説明する。
室外機3には、圧縮機32と、圧縮機32の吐出側に接続される四路切換弁33と、圧縮機32の吸入側に接続されるアキュムレータ31と、四路切換弁33に接続された室外熱交換器30と、室外熱交換器30に接続された電動膨張弁34とが設けられている。電動膨張弁34は、フィルタ35および液閉鎖弁36を介して配管41に接続されており、この配管41を介して室内熱交換器20の一端と接続される。また、四路切換弁33は、ガス閉鎖弁37を介して配管42に接続されており、この配管42を介して室内熱交換器20の他端と接続されている。また、室外機3には、室外熱交換器30での熱交換後の空気を外部に排出するための室外ファン38が設けられている。この室外ファン38は、室外ファンモータ39によって回転駆動される。
〔室内機の構成〕
図2(a)に室内機2aの正面図、図2(b)に室内機2aの側面断面図を示す。図2(a)と図2(b)とは、運転停止時の室内機2aを示している。
室内機2aは、室内の側壁に設けられる壁掛け型の室内機であり、ケーシング本体23と正面パネル24aとを備える。
[ケーシング本体]
ケーシング本体23は、正面視において水平方向に長い長方形の形状を有し、側面視において鉛直方向に長い長方形の断面形状を有する。ケーシング本体23内には、上述した室内熱交換器20、室内ファン21、室内ファンモータ22(図示せず)などが備えられている。図2(b)に示すように、側面視において、室内ファン21がケーシング本体23の中央に配置され、逆V字型の形状を有する室内熱交換器20が室内ファン21の上半分を囲むように配置されている。また、ケーシング本体23には吸込み口25と吹出し口26とが設けられている。
吸込み口25は、室内ファン21によって室内からケーシング本体23内へと取り込まれる空気が通る開口であり、第1吸込み口27と第2吸込み口28とがある。第1吸込み口27は、正面視において水平方向に長い形状を有し、その長さはケーシング本体23の幅Wよりも若干小さい。第1吸込み口27は、図2(b)に示すように、ケーシング本体23の正面の中央付近に設けられ、室内熱交換器20の正面側と対向している。第2吸込み口28は、ケーシング本体23の長手方向に長い複数のスリットによって構成されており、ケーシング本体23の天面に設けられている。
吹出し口26は、室内ファン21によって室内熱交換器20を通り室内へと吹出される空気が通る開口である。吹出し口26は図3(a)に示すように水平方向に長い形状を有し、その長さはケーシング本体23の幅Wよりも若干小さい。また、吹出し口26はケーシング本体23の下部近傍であって、ケーシング本体23の正面に設けられている。なお、図3(a)は、運転時の室内機2aの正面図である。
また、吹出し口26近傍には水平フラップ29が設けられている。水平フラップ29は、室内機2aの長手方向に長い形状を有する板状の部材であり、吹出し口26から吹き出される空気を案内する。水平フラップ29は、室内機2aの長手方向に平行な回転軸を有しており、回転軸を中心に回転することにより、空気の案内方向を変更する。
[正面パネル]
正面パネル24aは、正面視において吹出し口26と第1吸込み口27とを覆い、吹出し口26と第1吸込み口27とを開閉する。正面パネル24aは、継目の無い複数のパネルが集合したパネル集合体であり、第1パネル241と第2パネル242とを有している。
第1パネル241は、ケーシング本体23の正面の下方に配置されている。第1パネル241は、図示しない移動機構によって移動可能に支持されており、吹出し口26を開閉する。第1パネル241は、継目を有さない長方形の平板状の部材であり、正面視におけるケーシング本体23の幅Wと略同じ幅と、ケーシング本体23の高さHの約半分の高さとを有する。第1パネル241は、吹出し口26を閉じた状態においては、図2(b)のように、鉛直方向に平行な状態となる。また、この状態では、第1パネル241は、正面視において吹出し口26よりも大きな投影面積を有する。従って、第1パネル241は、吹出し口26を閉じた状態においては、吹出し口26を含むケーシング本体23の正面の下半分を完全に覆う。
第2パネル242は、ケーシング本体23の正面の上方に配置されている。第2パネル242は、図示しない移動機構によって移動可能に支持されており、第1吸込み口27を開閉する。第2パネル242は、第1パネル241と同様に、継目を有さない長方形の平板状の部材であり、正面視において第1吸込み口27を含むケーシング本体23の幅Wと略同じ幅と、ケーシング本体23の高さHの約半分の高さとを有する。第2パネル242は、第1吸込み口27を閉じた状態においては、図2(b)のように、鉛直方向に平行な状態となる。また、この状態では、第2パネル242は、第1パネル241の上方に第1パネル241と並んで位置しており、正面視において第1吸込み口27よりも大きな投影面積を有する。従って、第2パネル242は、第1吸込み口27を閉じた状態においては、第1吸込み口27を含むケーシング本体23の正面の上半分を完全に覆う。
このように、第1パネル241は、吹出し口26を閉じた状態においては、吹出し口26を含むケーシング本体23の正面の下半分を完全に覆い、第2パネル242は、第1吸込み口27を閉じた状態においては、第1吸込み口27を含むケーシング本体23の正面の上半分を完全に覆う。また、第1パネル241と第2パネル242とは、隙間なく上下に並んで配置される。このため、第1パネル241と第2パネル242とによって構成される正面パネル24aは、吹出し口26と第1吸込み口27とを閉じた状態においては、図2(a)に示すように、室内機2aの正面全体を略完全に覆う状態となる。従って、この状態では、正面視においては、正面パネル24aのみが居住者等の視野に入り、吹出し口26および第1吸込み口27は、居住者等の視野に入らない。また、正面パネル24aには、第1パネル241の上端と第2パネル242の下端とによって形成される水平方向に延びる継目を除いて他の継目が表面に表れない。さらに、第1パネル241は鉛直方向に平行となっており、第2パネル242も鉛直方向に平行となっている。このため、正面パネル24aは、吹出し口26および第1吸込み口27を閉じた状態において、鉛直方向に平行な平坦面243を形成している。
[室内機の動作]
次に、空気調和機1の室内機2aが空調運転を行う場合の動作について説明する。
室内機2aが停止している場合、正面パネル24aは上記のように吹出し口26と第1吸込み口27とを閉じた状態となっている。
室内機2aが運転を行う場合、まず、室内ファン21が低回転で起動される。
次に、正面パネル24aが移動し、吹出し口26と第1吸込み口27とが開かれる。これにより、室内機2aへ取り込まれる空気の風量が確保されると共に、水平方向への空気の吹き出しが行われる。この場合、図3(b)に示すように、第2パネル242が前方へと平行移動する。これにより、第1吸込み口27が開かれる。また、この第2パネル242の移動にリンクして、第1パネル241が垂直に上方へと移動する。そして、第1パネル241の上側の一部が第2パネル242とケーシング本体23との間に挿入される。これにより、吹出し口26が開かれる。
正面パネル24aが移動して吹出し口26と第1吸込み口27とが開かれた後、水平フラップ29が、設定された運転モードに対応した吹出し角度となるように回転移動する。
以上のように、室内機2aの運転が行われる、
室内機2aが運転を停止する場合には、正面パネル24aが移動し、図2(a)および図2(b)のように、吹出し口26と第1吸込み口27とが閉じられた状態に戻る。
〔特徴〕
(1)
この空気調和機1の室内機2aでは、運転停止時において、正面パネル24aが室内機2aの正面全体を覆う。そして、正面パネル24aは、鉛直方向に平行な平坦面243を形成する。このため、室内機2aの運転停止時には、正面視において居住者等の視野には平坦な正面パネル24aのみが表れる。また、正面パネル24aの表面には、第1パネル241と第2パネル242との境界である横方向(水平方向)に延びる継目のみが表れ、他の継目は表れない。従って、この室内機2aでは、正面視において、縦方向(鉛直方向)に延びる継目が表れることがなく、横方向に延びる継目も最低限となっている。このため、この空気調和機1の室内機2aでは、正面視における室内機2aの運転停止時の外観と室内の壁面とが調和し、美観が向上する。
(2)
一般に、壁掛け型の室内機は、室内の壁面に配置されるため、正面部分が居住者等の視野に入り易い。また、室内機の正面部分の面積が大きいことが多い。このため、運転停止時に正面視における美観が向上する本発明が特に有効である。
(3)
この空気調和機1の室内機2aでは、運転時においては第1パネル241と第2パネル242とが移動することによって、吹出し口26と第1吸込み口27とが開かれる。このため、室内機2aへの空気の吸い込みと、室内機2aからの空気の吹出しとを十分に行うことができる。
また、吹出し口26と第1吸込み口27とが開かれる際には、第1パネル241は上下に移動し、第2パネル242は前方に少し移動すればよい。このため、運転時において室内機2aの厚みD(図3(b)参照)の増大が少ない。このため、この空気調和機1の室内機2aでは、運転時の室内機2aをコンパクトに構成することができる。
(4)
この空気調和機1の室内機2aでは、正面パネル24aが開かれる前に、室内ファン21が低回転で起動される。この場合、正面パネル24aが閉じられた状態で室内ファン21が回転するため、室内機2aの内部の空気が攪拌される。これにより、冷房運転時においては、室内機2aの内部にこもった臭いが室内熱交換器20に結露した水分に吸着される。従って、室内へと漏れる臭いを低減することができる。また、暖房時においては、室内熱交換器20の温度が上昇するまで正面パネル24aを閉じておくことにより、運転初期のドラフト感を低減することができる。
<第2実施形態>
[構成]
本発明の第2実施形態にかかる空気調和機1の室内機2dを図4(a)、図4(b)、図5(a)および図5(b)に示す。図4(a)は、運転停止時の室内機2dの正面図であり、図4(b)は、運転停止時の室内機2dの側面断面図である。また、図5(a)は、運転時の室内機2dの正面図であり、図5(b)は、運転時の室内機2dの側面断面図である。
この室内機2dは、ケーシング本体23の正面の略全体を覆う正面パネル24dを備える。正面パネル24dは、継目の無い複数のパネルが集合したパネル集合体であり、第1パネル247と第2パネル248とを有している。
第1パネル247は、ケーシング本体23の正面の下方に配置されている。第1パネル247は、図示しない移動機構によって移動可能に支持されており、吹出し口26を開閉する。第1パネル247は、継目を有さない長方形の平板状の部材であり、正面視におけるケーシング本体23の幅Wと略同じ幅を有する。第1パネル247は、吹出し口26を閉じた状態においては、図4(b)のように、鉛直方向に平行な状態となる。また、この状態では、第1パネル247は、正面視において吹出し口26よりも大きな投影面積を有する。従って、第1パネル247は、吹出し口26を閉じた状態においては、吹出し口26を含むケーシング本体23の正面の下方を完全に覆う。
第2パネル248は、ケーシング本体23の正面の上方に配置されている。第2パネル248は、図示しない移動機構によって移動可能に支持されており、第1吸込み口27を開閉する。第2パネル248は、第1部248aと第2部248bとを有している。第1部248aと第2部248bとは、それぞれ継目を有さない長方形の平板状の部材であり、正面視において第1吸込み口27を含むケーシング本体23の幅Wと略同じ幅を有する。第1部248aと第2部248bとは、第1吸込み口27を閉じた状態においては、図4(b)のように、鉛直方向に平行な状態となる。第2部248bは、第1部248aの下方に位置しており、第1部248aよりも前方へ突出している。また、この状態では、第2部248bは、第1パネル247の上方に位置している。そして、第2部248bの下端は、第1パネル247の上端の前方に位置しており、第1パネル247の上端に重なるように位置している。また、第2パネル248は、正面視において第1吸込み口27よりも大きな投影面積を有する。従って、第2パネル248は、第1吸込み口27を閉じた状態においては、第1吸込み口27を含むケーシング本体23の正面の上半分を完全に覆う。
このように、第1パネル247は、吹出し口26を閉じた状態においては、吹出し口26を含むケーシング本体23の正面の下方を完全に覆い、第2パネル248は、第1吸込み口27を閉じた状態においては、第1吸込み口27を含むケーシング本体23の正面の上方を完全に覆う。また、第1パネル247と第2パネル248とは、上下に並んで配置されており、第2パネル248の下端の一部が第1パネル247の上端に重なっている。
他の構成や室内機2dの動作については、第1実施形態にかかる室内機2aと同様である。
[特徴]
この空気調和機1の室内機2dでは、正面パネル24dが吹出し口26と第1吸込み口27とを閉じた状態では、第2パネル248の下端の一部が第1パネル247の上端に重なっている。このため、第1パネル247と第2パネル248との隙間が正面視において見え難くなっている。これにより、この空気調和機1の室内機2dでは、正面視における室内機2dの運転停止時の外観と室内の壁面とがより調和し、美観がさらに向上する。
<第3実施形態>
[構成]
本発明の第3実施形態にかかる空気調和機1の室内機2eを図7(a)および図7(b)に示す。図7(a)は、運転停止時の室内機2eの正面図であり、図7(b)は、運転停止時の室内機2eの側面断面図である。
この室内機2eは、ケーシング本体23の正面の略全体を覆う正面パネル24eを備える。正面パネル24eは、継目の無い複数のパネル250−251が集合したパネル集合体であり、第1パネル250と第2パネル251と第3パネル252とを有している。
第1パネル250は、ケーシング本体23の正面の下方に配置されている。第1パネル250は、図示しない移動機構によって上下方向に平行移動可能に支持されており、吹出し口26を開閉する。第1パネル250は、継目を有さない長方形の平板状の部材であり、正面視におけるケーシング本体23の幅Wと略同じ幅を有する。第1パネル250は、吹出し口26を閉じた状態においては、図7(b)のように、鉛直方向に平行な状態となる。また、この状態では、第1パネル250は、正面視において吹出し口26よりも大きな投影面積を有する。従って、第1パネル250は、吹出し口26を閉じた状態においては、吹出し口26を含むケーシング本体23の正面の下方を完全に覆う。
第2パネル251は、ケーシング本体23の正面の上方に配置されている。第2パネル251は、図示しない移動機構によって移動可能に支持されており、第1吸込み口27を開閉する。第2パネル251は、継目を有さない長方形の平板状の部材であり、正面視において第1吸込み口27を含むケーシング本体23の幅Wと略同じ幅を有する。第2パネル251は、第1吸込み口27を閉じた状態においては、図7(b)のように、鉛直方向に平行な状態となる。また、第2パネル251は、正面視において第1吸込み口27よりも大きな投影面積を有する。従って、第2パネル251は、第1吸込み口27を閉じた状態においては、第1吸込み口27を含むケーシング本体23の正面の上半分を完全に覆う。
第3パネル252は、第1パネル250と第2パネル251との間に配置されている。第3パネル252は、正面視において継目を有さない長方形の形状を有している。第3パネル252は、室内機2eと略同じ幅Wを有し、上下方向に第1パネル250と略同じ長さを有する。第3パネル252は、左右端部近傍がケーシング本体23の左右の側面にそれぞれ固定されており、第3パネル252の正面部分がケーシング本体23に対して前後方向に隙間を隔てるように配置されている。すなわち、第3パネル252の後方には、ケーシング本体23との間に隙間が形成されている。この隙間は、下方に配置された第1パネル250の厚さよりも僅かに大きく形成されており、吹出し口26を開くために移動する第1パネル250を収容する空間となっている。
このように、第1パネル250は、吹出し口26を閉じた状態においては、吹出し口26を含むケーシング本体23の正面の下方を完全に覆い、第2パネル251は、第1吸込み口27を閉じた状態においては、第1吸込み口27を含むケーシング本体23の正面の上方を完全に覆う。また、第1パネル250、第2パネル251および第3パネル252は、上下に並んで配置されており、吹出し口26および第1吸込み口27が閉じられた状態では、略平坦な長方形の平面を構成するように配置される。第1パネル250、第2パネル251および第3パネル252によって構成される正面パネル24eは、吹出し口26および第1吸込み口27が閉じられた状態では室内機2eの前面の略全体を覆い、第1パネル250、第2パネル251および第3パネル252の境目にできる継目のみが正面視において表れる。すなわち、第1パネル250と第3パネル252との境目および第2パネル251と第3パネル252との境目によって形成される水平方向に延びる継目のみが正面視において表れる。
他の構成については、第1実施形態にかかる室内機2aと同様である。
[運転開始時の正面パネルの動作]
室内機2eが運転を開始する際には、第1パネル250および第2パネル251が移動して吹出し口26および第1吸込み口27が開かれる。以下、正面パネル24eの動作を図8(a)、図8(b)および図8(c)に基づいて説明する。なお、図8(a)、図8(b)および図8(c)は、室内機2eの側面図である。
室内機2eが運転を停止している状態では、第1パネル250および第2パネル251は、吹出し口26および第1吸込み口27を閉じており、図8(a)に示すように、第1パネル250、第2パネル251および第3パネル252は、鉛直方向に平行に側面視において略一直線上に並んで配置されている。また、第1パネル250、第2パネル251および第3パネル252の表面は略平坦になっている。
室内機2eが運転を開始すると、第1パネル250および第2パネル251が移動して、吹出し口26および第1吸込み口27が開かれる。
図8(b)に示すように、第1パネル250は、鉛直方向上向きに平行移動して吹出し口26を開く。第1パネル250が鉛直方向上向きに移動すると、第1パネル250の上端が第3パネル252の後方の隙間に挿入される。第1パネル250がさらに上方へと移動すると、図8(c)に示すように、第1パネル250が、第3パネル252とケーシング本体23との間の隙間に収容され、第3パネル252の後方に隠れた状態となる。すなわち、第1パネル250の略全体が、第3パネル252に重なった状態となる。
このような第1パネル250の移動にリンクして第2パネル251も移動する。図8(b)に示すように、第2パネル251は、前方へと移動すると共に、正面視における左右方向に平行な軸を中心に回動する。第2パネル251は、その下端近傍を中心にして、上端が前方へ向けて傾斜するように回動する。第2パネル251は、図8(c)に示すように、さらに移動してケーシング本体23と第2パネル251との間に隙間が形成される。これにより、第1吸込み口27が開かれる。そして、第2パネル251の上端とケーシング本体23との間の隙間から空気が吸込まれ、第1吸込み口27からケーシング本体23内に空気が吸込まれる。
また、室内機2eの運転停止時には、第1パネル250および第2パネル251が上記と逆に移動することによって、平坦な状態へと戻る。
[特徴]
(1)
この空気調和機1の室内機2eでは、運転停止時において、前面の略全体が正面パネル24eに覆われる。正面パネル24eを構成する第1パネル250、第2パネル251および第3パネル252は、室内機2eの運転停止時においては、略平坦な平面を形成するように配置され、表面に表れる継目も最小限のものとなっている。このため、室内機2eの運転停止時において、室内機2eと室内の壁面との調和が向上し、美観が向上する。
(2)
この空気調和機1の室内機2eでは、運転開始時には第1パネル250と第2パネル251とが上記のように移動することによって、第1吸込み口27および吹出し口26が開かれる。これにより、空気の吸込みや吹出しの風量を十分に確保することができる。また、水平方向の空気の吹出しも十分に行うことができる。
さらに、吹出し口26が開かれた状態では、第1パネル250は、第3パネル252の後方へと移動して第3パネル252によって隠された状態となる。このため、運転時において第1パネル250が吸込みや吹出しの妨げとならず、また、正面視における美観が向上する。
<第4実施形態>
[構成]
本発明の第4実施形態にかかる空気調和機1の室内機2fを図9(a)から図9(c)に示す。なお、図9(a)から図9(c)は、空気調和機1の室内機2fの側面図である。
この室内機2fは、ケーシング本体23の正面の略全体を覆う正面パネル24fを備える。正面パネル24fは、継目の無い2枚のパネル253,254が集合したパネル集合体であり、第1パネル253と第2パネル254と有している。
第1パネル253は、ケーシング本体23の正面の下方に配置されている。第1パネル253は、図示しない移動機構によって上下方向に平行移動可能に支持されており、吹出し口26を開閉する。第1パネル253は、継目を有さない長方形の平板状の部材であり、正面視におけるケーシング本体23の幅W(図2(a)参照)と略同じ幅を有する。第1パネル253は、吹出し口26を閉じた状態においては、図9(a)のように、鉛直方向に平行な状態となる。また、この状態では、第1パネル253は、正面視において吹出し口26よりも大きな投影面積を有する。従って、第1パネル253は、吹出し口26を閉じた状態においては、吹出し口26を含むケーシング本体23の正面の下方を完全に覆う。
第2パネル254は、ケーシング本体23の正面の上方に配置されている。第2パネル254は、移動機構255によって移動可能に支持されており、第1吸込み口27を開閉する。なお、移動機構255は、第2パネル254の両側端部分を支持している。第2パネル254は、継目を有さない長方形の平板状の部材であり、正面視において第1吸込み口27を含むケーシング本体23の幅W(図2(a)参照)と略同じ幅を有する。第2パネル254は、第1吸込み口27を閉じた状態においては、図9(a)のように、鉛直方向に平行な状態となる。また、第2パネル254は、正面視において第1吸込み口27よりも大きな投影面積を有する。従って、第2パネル254は、第1吸込み口27を閉じた状態においては、第1吸込み口27を含むケーシング本体23の正面の上半分を完全に覆う。
このように、第1パネル253は、吹出し口26を閉じた状態においては、吹出し口26を含むケーシング本体23の正面の下方を完全に覆い、第2パネル254は、第1吸込み口27を閉じた状態においては、第1吸込み口27を含むケーシング本体23の正面の上方を完全に覆う。また、第1パネル253および第2パネル254は、上下に並んで配置されており、吹出し口26および第1吸込み口27が閉じられた状態では、略平坦な長方形の平面を構成するように配置される。第1パネル253および第2パネル254によって構成される正面パネル24fは、吹出し口26および第1吸込み口27が閉じられた状態では室内機2fの前面の略全体を覆い、第1パネル253および第2パネル254の境目にできる継目のみが正面視において表れる。すなわち、正面パネル24fでは、第1実施形態にかかる正面パネル24aと同様に、第1パネル253と第2パネル254との境目によって形成される水平方向に延びる継目のみが正面視において表れる。
他の構成については、第1実施形態にかかる室内機2aと同様である。
[運転開始時の正面パネルの動作]
室内機2fが運転を開始する際には、第1パネル253および第2パネル254が移動して吹出し口26および第1吸込み口27が開かれる。以下、正面パネル24fの動作を説明する。
室内機2fが運転を停止している状態では、第1パネル253および第2パネル254は、吹出し口26および第1吸込み口27を閉じており、図9(a)に示すように、第1パネル253および第2パネル254は、鉛直方向に平行に側面視において略一直線上に並んで配置されている。また、第1パネル253および第2パネル254の表面は略平坦になっている。
室内機2fが運転を開始すると、第1パネル253および第2パネル254が移動して、吹出し口26および第1吸込み口27が開かれる。
図9(b)に示すように、第2パネル254は、第1吸込み口27から離れるように前方へと移動すると共に、正面視における左右方向に平行な軸を中心に回動する。第2パネル254は、その下端近傍を中心にして、上端が前方へ向けて傾斜するように回動する。第2パネル254は、図9(c)に示すように、さらに移動してケーシング本体23と第2パネル254との間に隙間が形成される。これにより、第1吸込み口27が開かれる。そして、第2パネル254の上端とケーシング本体23との間の隙間から空気が吸込まれ、第1吸込み口27からケーシング本体23内に空気が吸込まれる。なお、第2パネル254が第1吸込み口27を開いた状態において、第2パネル254の上端が前方へと上端が後方へと傾斜した状態となる。また、この状態において、第2パネル254は、吹出し口26に干渉しないように配置される。すなわち、第2パネル254の下端は、吹出し口26よりも上方に位置しており、吹出し口26からの吹出しの障害とならないようにされている。
このような第2パネル254の移動にリンクして第1パネル253も移動する。図9(b)に示すように、第1パネル253は、鉛直方向上向きに平行移動して吹出し口26を開く。第1パネル253が鉛直方向上向きに移動すると、第1パネル253の上端が、前方へと移動した第2パネル254とケーシング本体23の前面との間へと挿入される。すなわち、第1パネル253の上端は、第2パネル254の後方の隙間に挿入される。第1パネル253がさらに上方へと移動すると、図9(c)に示すように、第1パネル253が、第2パネル254とケーシング本体23との間の隙間に収容される。すなわち、第1パネル253の全体または一部が、第2パネル254に重なった状態となる。なお、第1パネル253は、ケーシング本体23の前面に近接した状態で移動する。第1パネル253とケーシング本体23とは、擦れによる傷の発生を防止する観点からは第1パネル253の移動中に接触しないことが望ましく、第1パネル253とケーシング本体23との間に約1mmないし2mmの隙間を隔てていることがより望ましい。
また、室内機2fの運転停止時には、第1パネル253および第2パネル254が上記と逆に移動することによって、平坦な状態へと戻る。
[特徴]
この空気調和機1の室内機2fにおいても、上記の実施形態にかかる室内機2a−2eと同様に美観を向上させる効果を奏することができる。
また、第2パネル254が傾斜するように移動することによって、第1吸込み口27を通して室内機2fの中身が外部から見え難くなっている。このため、美観をより向上させることができる。
さらに、吹出し口26を開く際に第1パネル253がケーシング本体23に近接しているため、吹出し口26から吹出された空気が第1パネル253とケーシング本体23との間の隙間から漏れて第1吸込み口27から再び吸込まれるショートサーキットが生じることを抑えることができる。また、第1パネル253の移動時さらに停止時においても第1パネル253がケーシング本体23に近接していることによって、第1パネル253とケーシング本体23との間の隙間および第1吸込み口27を通して室内機2fの中身が外部から見え難くなっている。このため、美観をより向上させることができる。
<他の実施形態>
上記の第1実施形態にかかる室内機2aでは、正面パネル24aは、第1パネル241と第2パネル242とによって構成されているが、さらに複数のパネルによって構成されてもよい。ただし、正面パネル24aを構成する複数のパネルの数が少ないほど正面パネル24aに表れる継目が少なくなるため、正面パネル24aを構成する複数のパネルの数は少ない方が望ましい。また、正面パネル24aを構成する複数のパネルは縦方向に並んで配置される方が望ましい。これにより、正面視において縦方向に延びる継目が表れず、美観が向上する。
本発明は、室内の美観を損なう恐れをより低減することができる効果を有し、空気調和機の室内機として有用である。
第1実施形態にかかる空気調和機の構成および冷媒回路の構成を表す図。 (a)第1実施形態にかかる室内機の運転停止時の正面図。(b)第1実施形態にかかる室内機の運転停止時の側面断面図。 (a)第1実施形態にかかる室内機の運転時の正面図。(b)第1実施形態にかかる室内機の運転時の側面断面図。 (a)第2実施形態にかかる室内機の運転停止時の正面図。(b)第2実施形態にかかる室内機の運転停止時の側面断面図。 (a)第2実施形態にかかる室内機の運転時の正面図。(b)第2実施形態にかかる室内機の運転時の側面断面図。 従来の空気調和機の室内機の正面図。 第3実施形態にかかる室内機の運転停止時の正面図。(b)第3実施形態にかかる室内機の運転停止時の側面断面図。 第3実施形態にかかる室内機の運転開始時の正面パネルの動作を示す図。 第4実施形態にかかる室内機の運転開始時の正面パネルの動作を示す図。
符号の説明
1 空気調和機
2a,2d,2e,2f 室内機
23 ケーシング本体(ケーシング)
24a,24d,24e,24f 正面パネル
26 吹出し口
27 第1吸込み口(吸込み口)
241,247,250,253 第1パネル
242,248,251,254 第2パネル
252 第3パネル
243,244 平坦面
W ケーシング本体の幅(ケーシングの幅)

Claims (12)

  1. 室内へと吹き出される空気が通る吹出し口(26)と、正面に設けられ室内から取り込まれる空気が通る吸込み口(27)とを有するケーシング(23)と、
    前記吹出し口(26)を開閉し前記吹出し口(26)を閉じた状態において正面視において前記吹出し口(26)よりも大きな投影面積を有する第1パネル(250)と、前記吸込み口(27)を開閉する第2パネル(251)と、前記第1パネル(250)と前記第2パネル(251)との間に配置され正面視において継目を有さない第3パネル(252)を有する正面パネル(24e)とを備え、
    前記第1パネル(250)、前記第2パネル(251)および前記第3パネル(252)は、前記吹出し口(26)および前記吸込み口(27)を閉じた状態において、略平坦な平面を構成するように配置される、
    空気調和機の室内機(2e)。
  2. 前記第1パネル(250)は、前記第3パネル(252)の後方へと移動することにより、前記吹出し口(26)を開く、
    請求項1に記載の空気調和機の室内機(2e)。
  3. 室内へと吹き出される空気が通る吹出し口(26)と、正面に設けられ室内から取り込まれる空気が通る吸込み口(27)とを有するケーシング(23)と、
    前記吹出し口(26)を開閉し前記吹出し口(26)を閉じた状態において正面視において前記吹出し口(26)よりも大きな投影面積を有する第1パネル(241,247,253)と、前記吸込み口(27)を開閉する第2パネル(242,248,254)とを有する正面パネル(24a,24d,24f)と、
    を備え、
    前記第2パネル(242,248,254)は、前記吸込み口(27)から離れるように移動することによって前記吸込み口(27)を開き、
    前記第1パネル(241,247,253)は、前記吸込み口(27)から離れるように移動した前記第2パネル(242,248,254)と前記ケーシング(23)との間へと移動することによって前記吹出し口(26)を開く、
    空気調和機(1)の室内機(24a,24d,24f)。
  4. 前記第1パネル(241,247,253)と前記第2パネル(242,248,254)とは、前記ケーシング(23)の前面に上下に並んで第1パネル(253)が下側に第2パネル(242,248,254)が上側に配置されており、
    前記第2パネル(242,248,254)は、前方へと移動することによって前記吸込み口(27)を開き、
    前記第1パネル(253)は、上方へと移動し、前方へと移動した前記第2パネル(242,248,254)の後方へと移動することによって前記吹出し口(26)を開く、
    請求項3に記載の空気調和機(1)の室内機(24a,24d,24f)。
  5. 前記第2パネル(254)は、前記吸込み口(27)を開いた状態において、上端が前方へと傾斜した状態となる、
    請求項3または4に記載の空気調和機(1)の室内機(2f)。
  6. 前記第2パネル(254)が前記吸込み口(27)を開いた状態において、前記第2パネル(254)の下端は、前記吸込み口(27)の下方に位置する前記吹出し口(26)よりも上側に位置する、
    請求項3から5のいずれかに記載の空気調和機(1)の室内機(2f)。
  7. 前記第1パネル(253)は、前記吹出し口(26)を開く際に、前記ケーシング(23)に近接した状態で移動する、
    請求項3から6のいずれかに記載の空気調和機(1)の室内機(2f)。
  8. 前記第2パネル(242,248,251,254)は、前記吸込み口(27)を閉じた状態において正面視において前記吸込み口(27)よりも大きな投影面積を有する、
    請求項1から7のいずれかに記載の空気調和機の室内機(2a,2d,2e,2f)。
  9. 前記第1パネル(241,247,250,253)は、継目を有さず、正面視において前記吹出し口(26)を含む前記ケーシング(23)の幅(W)と略同じ幅を有し、
    前記第2パネル(242,248,251,254)は、継目を有さず、正面視において前記吸込み口(27)を含む前記ケーシング(23)の幅(W)と略同じ幅を有する、
    請求項1から8のいずれかに記載の空気調和機の室内機(2a,2d,2e,2f)。
  10. 前記正面パネル(24a,24d,24e,24f)は、正面視において前記ケーシング(23)の正面の略全体を覆う、
    請求項1から9のいずれかに記載の空気調和機の室内機(2a,2d,2e,2f)。
  11. 前記正面パネル(24a,24d,24e,24f)の正面側は、前記吹出し口(26)を閉じた状態において、鉛直方向に平行な平坦面(243)となっている、
    請求項1から10のいずれかに記載の空気調和機の室内機(2a,2d,2e,2f)。
  12. 前記第1パネル(241,247,250,253)は、前記第2パネル(242,248,251,254)の移動にリンクして移動する、
    請求項1から11のいずれかに記載の空気調和機の室内機(2a,2d,2e,2f)。
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