JP2005094489A - 光軸調整装置 - Google Patents

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Kazutoshi Hirohashi
一俊 広橋
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

【課題】 水平方向及び垂直方向などのお互いに直交する2方向の光軸ずれ量を正確に表示して調整作業を簡略化する。
【解決手段】 4分割PD10は水平方向=2×垂直方向=2に、分割線が0°、90°になるように配置され、上側に配置された2つの受光素子PD1、PD2のレベルと下側に配置された2つの受光素子PD3、PD4のレベルの差に応じて上下方向の光軸ずれ量を表示し、左側に配置された2つの受光素子PD1、PD3のレベルと右側に配置された2つの受光素子PD2、PD4のレベルの差に応じて左右方向の光軸ずれ量を表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光無線伝送システムの光軸調整装置に関し、特に水平方向及び垂直方向などのお互いに直交する2方向の光軸ずれ量を表示してユーザがこの表示を見て光軸調整を行う光軸調整装置に関する。
光無線通信相手に対して自機の光軸を手動で合わせる従来例としては、例えば下記の特許文献1のように、通信相手から送信された光のレベルを検出して表示する方法がある。また、受信レベルを表示や音量で報知する他の従来の方法としては、テレビ受信機の受信アンテナの方向を放送局の送信アンテナに対して調整する場合に用いられている方法がある。
特開平7−131422号公報(要約書)
しかしながら、特許文献1などのように、従来の方法では受信レベルを単に表示の強弱や音量で報知するのみであるので、ユーザは表示レベルを見ても暗中模索で上下左右方向に光軸を回動する必要があり、なかなか調整が完了しないので、調整作業が煩わしいという問題点がある。
そこで、上記問題点を解決するために、水平方向及び垂直方向などのお互いに直交する2方向の光軸ずれ量を表示するために、図6に示すように通信相手から送られてくるパイロット光などのスポット光Sを水平方向及び垂直方向(十字状)に配列された4分割PDで受光し、各PDの受光レベルを十字状の表示器に表示する手法が考えられる。
しかしながら、4分割PDを十字状に配置した構成では、分割線が±45度であるので、光軸ずれ量を示す表示に不都合が生じる。すなわち、光軸ずれ量の表示を見ながら手動で光軸合わせを行うと、4分割PD上に形成されるスポット光の位置は角度に応じて変化するが、光軸合わせを行っている方向の光軸ずれ量の表示はリニアにならず、また、第1の方向を固定して第2の方向の光軸合わせを行うと、光軸合わせを行っていない第1の方向の光軸ずれ量が変化して、操作者にとって非常に操作が面倒になるという問題点がある。
ここで、図6(a)は調整方向を上下方向とした場合の上下移動角度によるスポット位置の変化を示し、図6(b)は左右PDの受信レベルの差及び上下PDの受信レベルの差の変化を示す。図6(b)より、左右方向を固定した状態で上下方向に移動した場合を考えると、移動角度に応じて上と下のレベルの差が直線的に変化するのが望ましいのに対し、直線性が悪い。一方、左右レベルの差には変化がないことが望ましいのに対し、変動が発生する。このような特性から、これら差信号を基に、手動によるガイドレベル表示をしたとすると不要な変化を表示する結果となり、例えば水平方向の調整を完了した後に垂直方向の調整を行うと、完了したはずの水平方向に位置ずれがあるかのように表示することになり、使用者の簡易な調整を妨げることとなる。
本発明は上記の問題点に鑑み、水平方向及び垂直方向などのお互いに直交する2方向の光軸ずれ量を正確に表示して調整作業を簡略化することができる光軸調整装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために、通信相手から送信されるパイロット光に対する光軸をお互いに直交する第1及び第2の方向に手動で合わせる光軸調整装置において、
前記パイロット光に対する前記第1及び第2の方向の光軸ずれ量を表示する表示手段と、
前記第1及び第2の方向に2×2に分割され、分割線が前記第1及び第2の方向に一致するように配置されて前記パイロット光を受光する4分割受光素子と、
前記4分割受光素子の前記第1の方向の正方向に配置された2つの受光素子のレベルと負方向に配置された2つの受光素子のレベルの差に応じて前記表示手段が前記第1の方向の光軸ずれ量を表示するように制御するとともに、前記第2の方向の正方向に配置された2つの受光素子のレベルと負方向に配置された2つの受光素子のレベルの差に応じて前記表示手段が前記第2の方向の光軸ずれ量を表示するように制御する手段とを、
有する構成とした。
この構成により、パイロット光を受光する4分割受光素子の分割線が第1及び第2の方向に一致するように配置されているので、光軸調整を行っている方向の光軸ずれ量の表示がリニアとなり、また、第1の方向を固定して第2の方向の光軸合わせを行っても、光軸合わせを行っていない第1の方向の光軸ずれ量が変化しない。
本発明によれば、パイロット光を受光する4分割受光素子の分割線が第1及び第2の方向に一致するように配置されているので、光軸調整を行っている方向の光軸ずれ量の表示がリニアとなり、また、第1の方向を固定して第2の方向の光軸合わせを行っても、光軸合わせを行っていない第1の方向の光軸ずれ量が変化しないことから、水平方向及び垂直方向などのお互いに直交する2方向の光軸ずれ量を正確に表示して調整作業を簡略化することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施の形態に係る光軸調整装置の要部を示すブロック図、図2は図1の位置ずれ表示部及びその表示内容を示す構成図、図3は図1の4分割PDとその4分割PDによる表示特性を示す説明図である。
光軸合わせ用のスポット光を受光する4分割PD10は、水平方向=2×垂直方向=2に、すなわち分割線が0°、90°になるように配置され、また、左上PD1と、右上PD2と、左下PD3と右下PD4により構成されている。光軸ずれを表示するための表示器16は、図2に示すように上下左右ともに4個のLEDにより構成されている。PD1〜PD4の出力はそれぞれO/E変換器11−1〜11−4に印加されてPD1〜PD4の各受光レベルに比例した電気信号レベルに変換される。
続くMIX回路12−1〜12−4では、
MIX回路12−1:PD1+PD2(上側2個のPDの受信信号)
MIX回路12−2:PD2+PD4(右側2個のPDの受信信号)
MIX回路12−3:PD1+PD3(左側2個のPDの受信信号)
MIX回路12−4:PD3+PD4(下側2個のPDの受信信号)
が得られる。
MIX回路12−1〜12−4の各MIX出力はそれぞれレベル検出器13−1〜13−4を経由して減算器14−1〜14−4に印加される。減算器14−1〜14−4では、
減算器14−1:上−下
減算器14−2:下−上
減算器14−3:左−右
減算器14−4:右−左
の上下、左右のレベル差信号(電圧)を得る。
減算器14−1〜14−4の各出力(上−下)、(下−上)、(左−右)、(右−左)のレベル差電圧はそれぞれ比較回路15−1〜15−4に印加される。各比較回路15−1〜15−4には、この例では4段階の正電圧の比較電圧が設定されており、レベル差電圧と各比較電圧関係に応じて位置ずれ表示器16の上下左右の各4個のLEDの点灯/消灯を行う。
例えば上−下のレベルが4段階の最高電位の比較電圧より大きいと、図2に示すように上LED1から上LED4までの全LEDを点灯する。レベル差電圧が減少し、第一番目に高い比較電圧と第二番目に高い比較電圧の間の電圧になると、上LED1〜上LED3が点灯し、さらにレベル差電圧が減少することにより、同様に上LED1、LED2のみ点灯し、次に上LED1のみ点灯し、最後に最低レベルの比較電圧以下にレベル差電圧が達すると、上LED〜4の点灯は無くなる。さらに転回すると、下−上のレベル差電圧が正電圧となり、転回とともに比較回路15−2の最小の比較電圧よりレベル差電圧が高くなると、順次下LED4が、次に下LED4と下LED3が、次に下LED4、下LED3、下LED2が、最後に下LED4、下LED3、下LED2、下LED1すなわち全部の下LEDが点灯する。
図3(a)はスポット光がやや左側にずれた状態で上下方向に+10度、+5度、0度、−5度、−10度にずれた状態を示し、図3(b)はこのときの左右のPDのレベル差電圧と上下のレベル差電圧を示している。図3(a)から明らかなように、左右のPDを分割する線が90度であるので、図3(b)に示すように左右のPDのレベル差電圧は変化せず、また、上下のPDを分割する線が0度であるので、上下のレベル差電圧は直線となる。
図4はスポット光がやや右側にずれた状態で上下方向に光軸調整を行った場合のLEDの点灯/消灯の変位を示し、左右方向の位置ずれ量の表示は変化しない。また、上下方向の位置ずれ量の表示は、実際の位置ずれ量に比例している。
したがって、使用者は、上下方向と、左右方向の転回でそれぞれのLED群の点滅の変化を確認しながら容易に方向調整を行うことができる。使用者に対しては、装置の方向がずれている状況をLEDの点灯数の多さで視覚的に捕らえやすくする効果がある。また、転回により位置ずれが減少すると、LED点滅数が減少し、かつ点灯の変化が動かすべき方向をガイドする役割を果たす。ずれ量が少なくなるとともに、LED点滅数が減少し、点灯LEDがLED群のセンターに動いていく様子を使用者が確認することにより、容易な調整が可能となる。
また、本発明の4分割PDの配置とすることにより、上下の転回においては左右のレベル差電圧変化は発生せず、左右の転回においては上下のレベル差電圧は変化しないので、上下と左右の方向調整が独立性をもって行うことができる。また、転回角度に比例して得られるレベル差電圧を基に表示を行うことができるので、使用者は戸惑うことなく簡単に調整を行うことが可能となる。LEDの点灯方法については、ずれの多い場合に複数点灯する方法以外に、順次1個ずつ点灯する図5の方法でもよく、また、利用形態により同方法をとってもよい。また、LEDによる表示以外に、他の表示手段を用いてもよい。例えば、テレビ受像機などに表示してもよい。
本発明は、光無線LANにおいて用いられる光無線伝送装置や、TVチューナからTVモニタに対して映像信号などを光無線で送信する光無線伝送装置に利用することができる。
本発明の一実施の形態に係る光軸調整装置の要部を示すブロック図である。 図1の位置ずれ表示部及びその表示内容を示す構成図である。 図1の4分割PDとその4分割PDによる表示特性を示す説明図である。 図1の位置ずれ表示部の他の表示内容を示す構成図である。 図1の位置ずれ表示部のさらに他の表示内容を示す構成図である。 本発明の光軸調整装置の課題を説明するための構成図である。
符号の説明
10 4分割PD
11−1〜11−4 O/E変換器
12−1〜12−4 MIX回路
13−1〜13−4 レベル検出器
14−1〜14−4 減算器
15−1〜15−4 比較回路
16 表示器

Claims (2)

  1. 通信相手から送信されるパイロット光に対する光軸をお互いに直交する第1及び第2の方向に手動で合わせる光軸調整装置において、
    前記パイロット光に対する前記第1及び第2の方向の光軸ずれ量を表示する表示手段と、
    前記第1及び第2の方向に2×2に分割され、分割線が前記第1及び第2の方向に一致するように配置されて前記パイロット光を受光する4分割受光素子と、
    前記4分割受光素子の前記第1の方向の正方向に配置された2つの受光素子のレベルと負方向に配置された2つの受光素子のレベルの差に応じて前記表示手段が前記第1の方向の光軸ずれ量を表示するように制御するとともに、前記第2の方向の正方向に配置された2つの受光素子のレベルと負方向に配置された2つの受光素子のレベルの差に応じて前記表示手段が前記第2の方向の光軸ずれ量を表示するように制御する手段とを、
    有することを特徴とする光軸調整装置。
  2. 前記表示手段は、前記第1の方向の正負方向及び前記第2の方向の正負方向に配置された複数の表示素子群を有し、前記複数の表示素子群により前記光軸ずれ量を段階的に表示することを特徴とする請求項1に記載の光軸調整装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006319924A (ja) * 2005-05-16 2006-11-24 Victor Co Of Japan Ltd 光軸調整装置
WO2020157951A1 (ja) * 2019-02-01 2020-08-06 株式会社エニイワイヤ 光軸調整指示システム

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