JP2005093644A - 電気ボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】 電気接続部での抜き差しによる回路基板の撓み変形を抑制しつつ回路基板の電気回路のレイアウトの自由度を高めることが可能な電気ボックスを提供すること。
【解決手段】 電気ボックス10は、電気接続口26bを有する第一の電気接続部26が装着された回路基板22と、回路基板22を収容するケース11とを備え、ケース11に形成された接続開口16aから外部に臨む電気接続口26bを介して第二の電気接続部33が第一の電気接続部26に抜き差しされ、ケース11の対向する内壁面15aには回路基板22をケース11内に案内する溝24が形成され、溝24に嵌合して回路基板22がケース11内に保持されるとともに、回路基板22に設けられたブラケット27を介してケース11に回路基板22が固定される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ケ−ス内に回路基板が収容された電気ボックスに関し、特に、外部の電気接続部が抜き差し可能に接続される電気ボックスに関する。
従来より、例えば電気ボックスにはスイッチ操作部が設けられて、作業機の運転座席の近傍に配置されたスイッチボックス等として用いられている(例えば、特許文献1参照)。
このようなスイッチボックスには回路基板が収容され、この回路基板にはスイッチボックスに設けられたスイッチ操作部の操作により作動されるスイッチ機構が設けられている。また、スイッチボックスには回路基板とスイッチボックスの外部との電気信号の送受信を可能にする電気接続部が設けられている。
図2に示すように、従来の電気ボックス40は、開放端41aが形成された直方体形状のケース41を備える。ケース41には、回路基板43と第二の回路基板45とがそれぞれ開放端41aに対面する底面41bと平行に設けられている。
回路基板43には、直方体形状の第一の電気接続部46が設けられ、その端面46aに設けられた電気接続口46bをケース41の底面41bの接続開口41cから露出させている。回路基板43と第二の回路基板45とは、フラットケーブル47で電気的に接続され、第二の回路基板45には、開放端41aに設けられた図示を略すスイッチ操作部のスイッチ機構が設けられている。
第一の電気接続部46と第二の電気接続部48とは、電気接続口46bに第二の電気接続部48の電気接続口48aが挿入され、両接続口46b、48aに設けられた接続端子が相互に嵌合することにより、電気的に接続される。
第二の電気接続部48は図示を略す作業機に接続されているので、作業機と電気ボックス40とは電気信号の送受信が可能となり、乗員がスイッチ操作部を操作することで作業機を操作することができる。
特開2002−262639号公報(第2−7頁、第6図)
ところで、この従来の電気ボックス40では、第二の電気接続部48を抜き差しするときに第一の電気接続部46にかかる力を回路基板43で受ける必要があるが、この力によって回路基板43が撓んで変形しないように、回路基板43は四本の支軸42でネジ留めされて確実に支持されるようになっている。さらに、第二の回路基板45を支持するために、四本の長支軸44が底面41bから回路基板43を貫通して第二の回路基板45まで延設されている。
しかしながら、このような構造をとる電気ボックス40では、回路基板43の支軸42が螺合される個所49や長支軸44が貫通する個所50には電気回路や電気部品等を配置することはできないため、これらの多数の支軸42及び長支軸44により回路基板43の電気回路のレイアウトに制約が生じてしまう。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、電気接続部での抜き差しによる回路基板の撓み変形を抑制しつつ回路基板の電気回路のレイアウトの自由度を高めることが可能な電気ボックスを提供することを課題としている。
このような課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、電気接続口を有する第一の電気接続部が装着された回路基板と、前記回路基板を収容するケースとを備え、該ケースに形成された接続開口から外部に臨む前記電気接続口を介して第二の電気接続部が前記第一の電気接続部に抜き差しされる電気ボックスであって、前記ケースの対向する内壁面には前記回路基板を前記ケース内に案内するガイド溝が形成され、該ガイド溝に嵌合して前記回路基板が前記ケース内に保持されるとともに、前記回路基板に設けられたブラケットを介して前記ケースに前記回路基板が固定されることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記ケースは前記回路基板を挿入させるための開口部が形成されたケース本体と、該開口部を覆うためのカバーとからなり、前記ブラケットは前記回路基板に対して垂直に突出する取付部を備え、前記回路基板が前記ケース本体の前記開口部が形成された面と垂直に保持されるとともに、前記取付部が前記開口部の縁部で前記ケース本体と前記カバーとにより挟持されることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記ケース本体と前記カバーとは、いずれか一方から前記取付部に形成された貫通孔を貫通し他方に螺合するネジによって固定されることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は請求項3に記載の発明において、前記ケース本体と前記カバーとの間には、第二の回路基板が前記回路基板と垂直に配設され、前記取付部が前記第二の回路基板と面当接することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4に記載の発明において、前記ガイド溝は前記第二の電気接続部の抜き差し方向と平行に延設されることを特徴とする。
請求項1乃至請求項3の発明によれば、ケースの対向する内壁面にはガイド溝が形成され、このガイド溝に嵌合して回路基板がケース内に保持されるとともに、回路基板に設けられたブラケットを介してケースに回路基板が固定されるので、第二の電気接続部での抜き差しによる回路基板の撓み変形を抑制しつつ回路基板の電気回路のレイアウトの自由度を高めることが可能となる。すなわち、従来の電気ボックスのように支軸で支持しなくても、ガイド溝及びブラケットで第二の電気接続部での抜き差しによってかかる力を受け止めることが可能に回路基板をしっかりと保持することができる。したがって、従来の電気ボックスのように回路基板上、特に中央部に支軸を螺合させる個所を多数設ける必要がなくなり、支軸を螺合させるための一定の場所の制約を受けることなくより自由に回路基板上に電子回路や電気部品等を配置することができる。また特に、請求項2の発明によれば、取付部が開口部の縁部でケース本体とカバーとにより挟持されるので、回路基板のケースへの取り付けが容易である。また特に、請求項3の発明によれば、ケース本体とカバーとは、いずれか一方から取付部に形成された貫通孔を貫通し他方に螺合するネジによって固定されるので、ケースの組み付けが容易である。
請求項4の発明によれば、ケース本体とカバーとの間でブラケットの取付部が第二の回路基板と面当接するようになっているので、回路基板が第二の回路基板へ当接するときの衝撃は、取付部が当接することで緩和され、第二の回路基板を傷つけることを防止することができる。
請求項5の発明によれば、ガイド溝が第二の電気接続部の抜き差し方向と平行に延設され、ケース内で回路基板が抜き差し方向と平行に保持されるので、第二の電気接続部の抜き差しによって第一の電気接続部にかかる力は回路基板の板厚方向に作用することはなく、回路基板の面に沿って平行な方向に回路基板に作用することとなり、この力による回路基板の撓みをより確実に防止することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、作業機のスイッチボックスとして用いられた電気ボックス10を示す。この電気ボックス10は、ケース11を備える。ケース11は、ケース本体12とカバー13とからなる。ケース本体12は直方体形状を呈し、一対の長辺壁14及び一対の短辺壁15からなる周壁と、一対の端面の一方である奥壁16とを有し、他方の端面は開口部としての開放端17である。ケース本体12の奥壁16には接続開口16aが形成されている。接続開口16aは矩形状を呈しその各辺が、奥壁16を規定している各辺と平行に形成されている。
ケース本体12の周壁の内、一対の長辺壁14の各内壁面14aには突起部18が形成されている。一方の内壁面14aには二本の突起部18が、他方の内壁面14aには一本の突起部18が形成されている。各突起部18は、それぞれの内壁面14aの長手方向に沿って形成され、一方の端面、すなわち奥壁16から開放端17に至る。
ケース本体12の一対の長辺壁14の外壁面14bには、突起部18の形状に対応した窪みをもつ凹所19が形成されている。凹所19は、奥壁16から開放端17の近傍まで伸びている。凹所19は、ケース本体12とカバー13とを固定するネジ32を螺合するためのものであり、この凹所19に図示を略すドライバーを挿入しネジ32をしめることができる。また、凹所19はケース本体12の補強及びヒケ防止にもなっている。
開放端17の縁部17aには、突起部18に対応して円柱形状のボス20が形成されている。ボス20には、中心軸に沿って貫通する軸孔20aが形成されている。軸孔20aは、凹所19に開放する。
ケース本体12には、その開放端17を覆うようにカバー13が配置される。カバー13の開放端17を覆う上面部には操作板21が設けられ、操作板21から直角に伸長しケース本体12を取り囲む側壁部13aでケース本体12と嵌合する。操作板21には、押圧可能な操作部21aが配置されている。操作部21aには、その表面に各操作部21aの機能を表し光の透過を許す表示記号21bが形成されている。
カバー13はケース本体12に嵌合して結合されることでケース11を形成し、このケース11内部に回路基板22が収容される。
回路基板22をケース11のケース本体12に保持するために、ケース本体12の一対の短辺壁15の内壁面15aには、長手方向に沿って伸長する一対の突部23がそれぞれ形成されている。一対の突部23は、互いに平行に奥壁16から開放端17まで伸長し、互いの間にガイド溝としての溝24を形成している。したがって、溝24は後述する第二の電気接続部33の抜き差し方向と平行に延設されることとなる。
ケース本体12には、溝24に嵌合して回路基板22が保持され収容される。回路基板22はその平面が矩形の板形状を呈している。回路基板22には、図示を略す電気回路が形成されている。組み立て時に回路基板22は、その両側縁部22aが溝24に嵌合するように、開放端17から挿入されて開放端17である端面(奥壁16と対向する端面)と垂直に保持される。このことから、溝24及び溝24を規定している一対の突部23はガイド部25として機能し、回路基板22をケース本体12内に案内する。
回路基板22の表面22bには第一の電気接続部(コネクタ)26が装着されている。第一の電気接続部26は六つの平坦面により規定される直方体形状を呈し、その一つの平坦面である端面26aには、電気接続口26bが形成されている。第一の電気接続部26は、回路基板22がケース本体12に収容されたときに、電気接続口26bがケース本体12の接続開口16aと整合し電気接続口26bが接続開口16aから外部に臨むように、回路基板22の後端部の近傍で、その表面22b上に配置されている。第一の電気接続部26は、その端面26aと直交する一対の長辺壁部分26c、すなわち最も大きな周壁部分で回路基板22の表面22bに取り付けられている。電気接続口26bには、雌部接続端子26dが形成されている。第一の電気接続部26の端面26aと反対側に位置する外壁部分である底壁部分26eには、複数の接続子26fが設けられている。複数の接続子26fは、その一方が第一の電気接続部26の内部で雌部接続端子26dと接続され、他方が底壁部分26eから回路基板22の表面22bに伸長し、図示を略す前記電気回路に接続されている。
回路基板22の表面22bにはケース11に回路基板22を固定するための二つのブラケット27が設けられている。各ブラケット27は、回路基板22の表面22bに取り付けられる基部27aと、基部27aから直角に立ち上がる取付部27bとを有し、全体的にL字型を呈している。各取付部27bは、回路基板22に対して垂直に突出して、回路基板22がケース本体12に収容されたときにケース本体12の開放端17側に位置する回路基板22の前端面22cに、面を揃えて直角に立ち上がるようになっている。各取付部27bには、ケース本体12に形成されたボス20の挿通を許す貫通孔27cが形成されている。各ブラケット27は、回路基板22がケース本体12に収容されたときにケース本体12に形成されたボス20と貫通孔27cとが整合するように、配置されている。
ケース本体12とカバー13との間には、回路基板22と直交するように垂直に矩形の第二の回路基板28が配置される。第二の回路基板28には、互いに面を揃えて配置されているブラケット27の取付部27bと回路基板22の前端面22cとが当接可能である。第二の回路基板28には、ケース本体12に形成されたボス20と位置を合わせて、ボス20を受け入れる切欠部28aが形成されている。
第二の回路基板28には、カバー13の操作板21側に位置する面に、操作板21の操作部21aに対応してスイッチ機構29と光源30とが設けられている。スイッチ機構29は、それぞれに対応した操作部21aが押圧される毎に電気的なスイッチ接点の開閉をする。光源30は、例えばスイッチ機構29の操作毎に点灯及び消灯するように設定され、配置されている。第二の回路基板28には、スイッチ機構29及び光源30を上記した回路基板22の電気回路と接続するフラットケーブル31が設けられている。
上述のように回路基板22は、ケース本体12に形成されたガイド部25に受け入れられるように挿入されケース本体12内に配置され保持される。この配置により、第一の電気接続部26の電気接続口26bがケース本体12に形成された接続開口16aから外部に露出し、回路基板22に設けられたブラケット27の貫通孔27cにはケース本体12のボス20が挿通される。第二の回路基板28は、回路基板22と直交して配置され、回路基板22の前端面22cとこの前端面22cとに面を揃えて配置されているブラケット27の取付部27bとが面当接するように、配置される。ケース本体12は、その開放端17の縁部17aとカバー13とで、ブラケット27の取付部27bと第二の回路基板28の切欠部28aの周辺とを挟み込み挟持する。このときケース本体12のボス20は、貫通孔27c及び切欠部28aを通りケース本体12の開放端17を覆うカバー13に当接し、このカバー13の当接した個所に設けられたネジ穴(図示せず)に凹所19からボス20の軸孔20aを貫通したネジ32が螺合することでケース11は固定される。また、同時にネジ32が貫通孔27cを貫通することとなり、回路基板22がケース11にしっかりと固定される。電気ボックス10は、ケース本体12に形成された接続開口16aから第一の電気接続部26の電気接続口26bをその抜き差し方向とケース11内の回路基板22とが平行となるように露出させている。すなわち、回路基板22は溝24によって第二の電気接続部33が第一の電気接続部26に抜き差しされるその抜き差し方向と平行に保持される。
露出した第一の電気接続部26の電気接続口26bには、図示を略す作業機の回路本体から伸びるコード33aの先端に設けられた従来と同様な第二の電気接続部33に形成された電気接続口33bが抜き差しされる。電気接続口33bに形成された雄部接続端子33cと第一の電気接続部26の雌部接続端子26dとが嵌合することで、電気ボックス10と前記作業機とは切り離し可能に電気的に接続される。
作業機を操作する場合、まず乗員が電気ボックス10の操作板21に設けられた操作部21aを押圧操作することでスイッチ機構29が動作する。スイッチ機構29は物理的な動作をそれに応じた電気信号に変換する。その電気信号に応じて回路基板22は、第一の電気接続部26から第二の電気接続部33を通り前記作業機に電気信号として送信する。光源30は、操作板21により選択されている前記作業機の動作内容が一見して判断できるようにその動作を表す表示記号21bを点灯させている。これにより、乗員は、操作板21を操作することで、前記作業機を操作することができる。
この実施の形態に係る電気ボックス10では、ケース本体12の一対の短辺壁15の内壁面15aには溝24が形成され、この溝24に嵌合して回路基板22がケース本体12内に保持されるとともに、回路基板22に設けられたブラケット27を介してケース11に回路基板22が固定されるので、第二の電気接続部33での抜き差しによる回路基板22の撓み変形を抑制しつつ回路基板22の電気回路のレイアウトの自由度を高めることが可能となる。すなわち、電気ボックス10では、従来の電気ボックス40のように支軸で支持しなくても、回路基板22はその両側縁部22aを挟み込むようにガイド部25により支持されているため、仮に回路基板22に対してその板厚方向に力が加わっても回路基板22の撓み変形及び板厚方向へのずれが抑止される。さらに、回路基板22はブラケット27によりケース11にしっかり固定されているので、第二の電気接続部33での抜き差しによってかかる力を受け止めることが可能に回路基板22がしっかりと保持されている。したがって、従来の電気ボックス40のように回路基板22上、特に中央部に支軸を螺合させる個所を多数設ける必要がなくなり、支軸を螺合させるための一定の場所の制約を受けることなくより自由に回路基板22上に電子回路や電気部品等を配置することができる。また、ブラケット27の取付部27bがケース本体12の開放端17の縁部17aでケース本体12とカバー13とにより挟持され、ケース本体12とカバー13とは、ケース本体12から取付部27に形成された貫通孔27cを貫通しカバー13に螺合するネジ32によって固定されるので、従来の電気ボックス40に比して、回路基板22のケース11への取り付け及びケース11の組み付けが容易である。
さらに、ケース本体12とカバー13との間には、第二の回路基板28が回路基板22と垂直に配設され、ブラケット27の取付部27bが第二の回路基板28と面当接するようになっているので、回路基板22が第二の回路基板28へ当接するときの衝撃は、前端面22cと取付部27bとが当接することで緩和され、第二の回路基板28を傷つけることがない。
また、溝24が第二の電気接続部33の抜き差し方向と平行に延設され、ケース本体12内で回路基板22が抜き差し方向と平行に保持されるので、第二の電気接続部33の抜き差しによって第一の電気接続部26にかかる力は回路基板22の板厚方向に作用することはなく、回路基板22の面に沿って回路基板22と平行方向に作用することとなり、回路基板22にかかった力はブラケット27を介してケース本体12の縁部17a又は第二の回路基板28により受け止められる。これによって、この力による回路基板22の撓みを防止することができる。
なお、本発明は上述した実施の形態に限られるものではなく、例えば本実施の形態では、第一の電気接続部26が雌部、第二の電気接続部33が雄部として形成されていることとして説明したが、抜き差しにより電気的に接続されるものであれば、逆に形成されていてもよい。
また、電気ボックス10は、スイッチボックスとして用いられることとしたが、電気接続部の抜き差しの方向と該電気接続部が設けられた回路基板の平面とが平行関係を有すればよく、本実施の形態に限定されるものではない。
本実施の形態に係る電気ボックスの構造を説明するための分解斜視図である。 従来の電気ボックスの回路基板の配置を模式的に示す斜視図である。
符号の説明
10 電気ボックス
11 ケース
12 ケース本体
13 カバー
15a 内壁面
16a 接続開口
17 開放端(開口部)
17a 縁部
22 回路基板
24 溝
26 第一の電気接続部
26b 電気接続口
27 ブラケット
27b 取付部
27c 貫通孔
28 第二の回路基板
32 ネジ
33 第二の電気接続部

Claims (5)

  1. 電気接続口を有する第一の電気接続部が装着された回路基板と、前記回路基板を収容するケースとを備え、該ケースに形成された接続開口から外部に臨む前記電気接続口を介して第二の電気接続部が前記第一の電気接続部に抜き差しされる電気ボックスであって、
    前記ケースの対向する内壁面には前記回路基板を前記ケース内に案内するガイド溝が形成され、該ガイド溝に嵌合して前記回路基板が前記ケース内に保持されるとともに、前記回路基板に設けられたブラケットを介して前記ケースに前記回路基板が固定されることを特徴とする電気ボックス。
  2. 前記ケースは前記回路基板を挿入させるための開口部が形成されたケース本体と、該開口部を覆うためのカバーとからなり、
    前記ブラケットは前記回路基板に対して垂直に突出する取付部を備え、
    前記回路基板が前記ケース本体の前記開口部が形成された面と垂直に保持されるとともに、前記取付部が前記開口部の縁部で前記ケース本体と前記カバーとにより挟持されることを特徴とする請求項1に記載の電気ボックス。
  3. 前記ケース本体と前記カバーとは、いずれか一方から前記取付部に形成された貫通孔を貫通し他方に螺合するネジによって固定されることを特徴とする請求項2に記載の電気ボックス。
  4. 前記ケース本体と前記カバーとの間には、第二の回路基板が前記回路基板と垂直に配設され、前記取付部が前記第二の回路基板と面当接することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の電気ボックス。
  5. 前記ガイド溝は前記第二の電気接続部の抜き差し方向と平行に延設されることを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載の電気ボックス。

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