JP2005092848A - 着脱式記憶装置におけるソフトウェア保護システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 着脱式記憶装置に同梱されているソフトウェアを保護するとともに、着脱式記憶装置とソフトウェアを一体として流通できるシステムを提供すること。
【解決手段】 着脱式記憶装置におけるプログラムの起動時又はデータの読込時に、着脱式記憶装置の製造番号などの属性を認識し、当該装置がソフトウェア提供者が提供した正規のものであるか否かを確認した後、起動又は読込を継続するソフトウェアを作成する。
【選択図】 図1
【解決手段】 着脱式記憶装置におけるプログラムの起動時又はデータの読込時に、着脱式記憶装置の製造番号などの属性を認識し、当該装置がソフトウェア提供者が提供した正規のものであるか否かを確認した後、起動又は読込を継続するソフトウェアを作成する。
【選択図】 図1
Description
本発明はソフトウェアの作成に係り、着脱式記憶装置を媒体として、ソフトウェアを流通するために不可欠となる、ソフトウェア保護システムに関するものである。
現在、パーソナルコンピュータ(以下「パソコン」という)、デジタルカメラ、携帯電話などの機器において、USB(Universal Serial Bus)接続方式等をベースとした、コンパクトフラッシュ(SanDisk社が提唱しているメモリカードの規格)、スマートメディア(東芝社によって提唱された、切手大のフラッシュメモリカードの規格)、メモリースティック(ソニー社が提唱・製造している、フラッシュメモリタイプの記録メディア)、SDメモリーカード(SanDisk社、松下電器産業社、東芝社の3社が共同開発したメモリカードの規格)、マルチメディアカード(Siemens社とSanDisk社が共同開発したメモリカードの規格)といった着脱式記憶装置が急速に普及している。
これらの記憶装置は、主として本体内に不足する記憶容量を補充するものとして、あるいは記憶したソフトウェアを他の機器に転送するための媒体として利用されている。例えば、カメラ機能付き携帯電話で撮影した写真データをパソコンに転送し、プリンタで印刷するといった利用方法である。
一方、インターネットなどにより音楽コンテンツなどの著作物を配信し、再生する場合の当該著作物の保護に関し、UDAC−MB(Universal Distrubution with Access Control−Media Base)などの規格が提案され、SecureMMC(Secure MultiMediaCard)といった着脱式記憶装置にインターネットからダウンロードすることにより、音楽コンテンツなどを保護する方法が提唱されている。
このように着脱式記憶装置については、主として一時的な保存用の媒体として位置づけられ、それ自体に有償のソフトウェアを同梱し、流通させる媒体としては、ほとんど考えられていないのが実態である。
これは、着脱式記憶装置自体の特長が、読込・書込ができる点にあり、この特長を生かす限り、違法コピーを防止することが困難であるからである。
すなわち、仮に着脱式記憶装置に有償のソフトウェアを同梱すれば、それをまるごとコピーされてしまい、転々流通してしまう危険性が高いからである。
以上のように、着脱式記憶装置に有償のソフトウェア(プログラム又はデータ)を同梱し、配付・流通する方法については、連鎖的にコピーされてしまうリスクが高いため、付加価値の高いソフトウェアを同梱し流通させることは難しい状況にある。
本発明は、以上に述べたような問題に鑑み、なされたものである。
すなわち、本発明は、着脱式記憶装置の読込・書込可能な機能を維持しつつ、着脱式記憶装置に同梱されているソフトウェアを保護することにより、着脱式記憶装置とソフトウェアを一体として流通できるシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係るソフトウェア保護システムは、着脱式記憶装置におけるプログラムの起動時又はデータの読込時に、着脱式記憶装置の製造番号などの属性を認識し、当該装置がソフトウェア提供者が提供した正規のものであるか否かを確認した後、起動又は読込を継続することを特徴とする。
本発明により、ソフトウェア提供者によって提供されるソフトウェアは、ソフトウェア提供者の提供する着脱式記憶装置においてのみ起動又は読込が可能のため、自ずと不正コピーやネットワークによる再配信を防止することができる。
以下、図面に基づいて、本発明に係る一実施形態について説明する。
図1は、着脱式記憶装置におけるソフトウェアのチェック方法の例を示すフローチャートである。パソコン、携帯電話などのシステムから着脱式記憶装置上のソフトウェアへのアクセスが開始されると、まずその着脱式記憶装置の属性が確認される。例えば、ボリューム名、ファイルシステムの種類、シリアル番号などが確認される。
次に、着脱式記憶装置の属性、例えばシリアル番号を暗号鍵として暗号化されている場合、この属性(シリアル番号)に基づき、当該ソフトウェア(プログラム又はデータ)を復号化する。なお、これらの暗号化・復号化については、3DES(3重鍵DES)やBlowfishなどの既存の暗号アルゴリズムを利用すればよい。
当該着脱式記憶装置がソフトウェア提供者が提供する正規のものである場合には、ソフトウェアは正常に復号化され、起動又は読込が正常に進行することになる。しかし、ユーザが当該ソフトウェアを他の環境、例えばハードディスクや他の着脱式記憶装置にコピーして利用しようとした場合には、認識された記憶装置の属性が異なるため、正常に復号化されず、起動の継続や表示ができないものとなる。
このことにより、ソフトウェア提供者は、ソフトウェアが不正コピーされる心配なく、ソフトウェアを提供することができる。
このようなチェックが可能になるよう、ソフトウェア提供者は、当該ソフトウェアを作成する際、当該着脱式記憶装置の属性に基づき、ソフトウェアを暗号化する。たとえば、図2のように、通常着脱式記憶装置には、製造時にファイルシステムの種類、記憶容量、シリアル番号などの属性が書き込まれている。
特にこのシリアル番号(製造番号)は、個々の製品に一意に割り当てられているものであり、製造者、製品名、規格等が全く同一であっても、このシリアル番号は個々の製品ごとに異なるものである。
また、物理的にフォーマット(初期化)を行うなどの場合を除いて、基本的にこのシリアル番号をユーザの側で変更することはできない。
上記のシリアル番号の特徴を活用し、プログラムの起動時又はデータの読込時に、当該記憶装置のシリアル番号などの属性を認識し、ソフトウェア提供者が製造したUSB接続記憶装置等の属性に相違ない場合には、起動又は読込を継続し、そうでない場合には、エラーメッセージ等を表示し、終了するようにすれば、ソフトウェアが当該着脱式記憶装置等以外で利用されることを防止することができる。
仮に、ユーザがこのソフトウェアを着脱式記憶装置から自身のハードディスクにコピーして利用しようとしても、その属性が異なるため、利用できないこととなる。
またユーザが同様の着脱式記憶装置にコピーして、利用しようとしても、シリアル番号などの属性が異なるため、利用できないこととなる。
したがって、ユーザが当該ソフトウェアを利用する環境を、ソフトウェアとともに提供される着脱式記憶装置に限定するといった配付形態をとり、上記のように、当該ソフトウェアが不正にコピーされることを防止することができる。
上記のような着脱式記憶装置の属性と配付ソフトウェアとの対応関係を構築するには、特願2003−177327に示されるような方法により、ソフトウェアを個々に動的に作成すればよい。
以上、本発明の着脱式記憶装置におけるソフトウェア保護システムについて、詳細に説明したが、本発明は本実施例に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更を成し得るであろう。従って、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲に係わる発明特定事項によってのみ限定されるものでなければならない。
第1に、ソフトウェア提供者によって提供されるソフトウェアは、ソフトウェア提供者の製造する着脱式記憶装置においてのみ稼働するため、自ずと不正コピーやネットワークによる再配信を防止することができる。
Claims (2)
- 着脱式記憶装置におけるプログラム又はデータ(以下「ソフトウェア」という)の起動又は読取を行う際、当該着脱式記憶装置の属性を確認することにより、起動又は読取の継続の可否を決定することを特徴とするソフトウェア保護システム。
- 着脱式記憶装置におけるプログラム又はデータの起動又は読みとりを行う際、当該着脱式記憶装置の製造番号(以下「シリアル番号」という)を確認することにより、起動又は読取の継続の可否を決定することを特徴とするソフトウェア保護システム。
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JP2003368123A JP2005092848A (ja) | 2003-09-21 | 2003-09-21 | 着脱式記憶装置におけるソフトウェア保護システム |
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