JP2006012108A - 着脱式記憶装置の認証によるソフトウェア配布システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 着脱式記憶装置の読込・書込可能な機能を維持しつつ、着脱式記憶装置をソフトウェアの配布媒体とし、ソフトウェアの違法コピーを防止し、かつ配布コストを削減すること。
【解決手段】 ソフトウェア提供者が提供する着脱式記憶装置に同装置でのみ稼動するインターネット閲覧ソフト(以下「専用ブラウザ」という)を同梱し、ソフトウェア購入者等のユーザが、同専用ブラウザによって同着脱式記憶装置でのみ稼動または表示できる特定のソフトウェアを取得するソフトウェア配布システムを作成する。
【選択図】 図1
【解決手段】 ソフトウェア提供者が提供する着脱式記憶装置に同装置でのみ稼動するインターネット閲覧ソフト(以下「専用ブラウザ」という)を同梱し、ソフトウェア購入者等のユーザが、同専用ブラウザによって同着脱式記憶装置でのみ稼動または表示できる特定のソフトウェアを取得するソフトウェア配布システムを作成する。
【選択図】 図1
Description
本発明はソフトウェアの作成に係り、着脱式接続記憶装置を媒体として、ソフトウェアを保護しつつ配布するシステムに関するものである。
現在、パーソナルコンピュータ(以下「パソコン」という)、デジタルカメラ、携帯電話などの機器において、USB(Universal Serial Bus)接続方式等をベースとした、コンパクトフラッシュ(SanDisk社が提唱しているメモリカードの規格)、スマートメディア(東芝社によって提唱された、切手大のフラッシュメモリカードの規格)、メモリースティック(ソニー社が提唱・製造している、フラッシュメモリタイプの記録メディア)、SDメモリーカード(SanDisk社、松下電器産業社、東芝社の3社が共同開発したメモリカードの規格)、マルチメディアカード(Siemens社とSanDisk社が共同開発したメモリカードの規格)といった着脱式記憶装置が急速に普及している。
これらの記憶装置は、主として本体内に不足する記憶容量を補充するものとして、あるいは記憶したソフトウェアを他の機器に転送するための媒体として利用されている。例えば、カメラ機能付き携帯電話で撮影した写真データをパソコンに転送し、プリンタで印刷するといった利用方法である。
一方、インターネットなどにより音楽コンテンツなどの著作物を配信し、再生する場合の当該著作物の保護に関し、UDAC−MB(Universal Distrubution with Access Control−Media Base)などの規格が提案され、SecureMMC(Secure MultiMediaCard)といった着脱式記憶装置にインターネットからダウンロードすることにより、音楽コンテンツなどを保護する方法が提唱されている。
このように着脱式記憶装置については、主として一時的な保存用の媒体として位置づけられ、それ自体に有償のソフトウェアを同梱し、流通させる媒体としては、ほとんど考えられていないのが実態である。
この理由の第一は、着脱式記憶装置自体の特長が読込・書込ができる点にあり、この特長を生かすならば、その一方で、違法コピーを防止することが困難であるからであり、その第二は、配布対象となるソフトウェアの価格を着脱式記憶装置自体の価格が上回ってしまうなど、配布コストが高額になってまうからである。
すなわち、仮に着脱式記憶装置に有償のソフトウェアを同梱すれば、それをまるごとコピーされてしまい、転々流通してしまう危険性が高いからであり、またCD−ROM等による配布形態と比べて割高になってしまうからである。
以上のように、着脱式記憶装置に有償のソフトウェア(プログラム又はデータ)を同梱し、配付・流通する方法については、連鎖的にコピーされてしまうリスクが高いため、またCD−ROM等による配布形態と比べて割高になってしまうため、ソフトウェアを同梱し流通させることは難しい状況にある。
本発明は、以上に述べたような問題に鑑み、なされたものである。
本発明は、以上に述べたような問題に鑑み、なされたものである。
すなわち、本発明は、着脱式記憶装置の読込・書込可能な機能を維持しつつ、着脱式記憶装置をソフトウェアの配布媒体としつつ、ソフトウェアの違法コピーを防止し、かつ配布コストを削減することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係るソフトウェア配布システムは、ソフトウェア提供者が提供する着脱式記憶装置に同装置でのみ稼動するインターネット閲覧ソフト(以下「専用ブラウザ」という)を同梱し、ソフトウェア購入者等のユーザが、同専用ブラウザによって同着脱式記憶装置でのみ稼動または表示できる特定のソフトウェアを取得することを特徴とする。
本発明により、ソフトウェア提供者によって提供されるソフトウェアは、ソフトウェア提供者の提供する着脱式記憶装置においてのみ稼動又は表示が可能のため、自ずと不正コピーやネットワークによる再配信を防止することができる。
また、本発明により、ソフトウェア提供者は、最初の1回のみ着脱式記憶装置を配布すればよく、2回目以降は同着脱式記憶装置により認証を行い、インターネット等のネットワークを通じてソフトウェアを配布できるので、配布コストを大幅に削減することができる。
第一に、ソフトウェア提供者によって提供されるソフトウェアは、ソフトウェア提供者の提供する着脱式記憶装置においてのみ稼働又は表示可能となるため、自ずと不正コピーやネットワークによる再配信を防止することができる。
第二に、ソフトウェア提供者は、配布媒体に伴うコストを削減することができる。
第三に、ソフトウェア利用者は、たくさんの配布媒体を管理する必要がなく、また常に最新のソフトウェアを取得することができる。
第二に、ソフトウェア提供者は、配布媒体に伴うコストを削減することができる。
第三に、ソフトウェア利用者は、たくさんの配布媒体を管理する必要がなく、また常に最新のソフトウェアを取得することができる。
本発明を実施するための最良の形態は、コンピュータのプログラムあるいはテキスト、画像、音声、動画などのデータを有償で提供するソフトウェア提供者が、着脱式記憶装置にまずこれらのプログラムまたはデータにアクセスするための専用ブラウザを同梱し、同着脱式記憶装置とともに販売する形態である。
以下、図面に基づいて、本発明に係る一実施形態について説明する。
図1は、着脱式記憶装置の認証に基づき、特定のユーザのみが利用できるソフトウェア作成の仕組みの例を示すフローチャートである。ソフトウェア提供者は、まず特定のソフトウェアへのアクセスに対応した専用ブラウザを作成する。このブラウザは、同ソフトウェア提供者が提供する着脱式記憶装置をまず認識し、正規の着脱式記憶装置であれば起動するようにする。このようなブラウザの作成は、特願2003−177327、特願2003−343813および特願2003−368123に示されるような方法で行えばよい。
ソフトウェア利用者(購入者)は、ソフトウェア提供者が提供する着脱式記憶装置を自らのパソコンに装着し、同装置内にある専用ブラウザを稼動する。
同専用ブラウザは、インターネット上のソフトウェア提供者が管理するサーバにアクセスする。同サーバは、そのアクセスが正規の専用ブラウザからのものであるか否かのチェックを行う。
このチェックは、HTTP(HyperText Transfer Protocol)に基づくブラウザの識別パラメータ(USER_AGENT)、Cookie(Webサーバがアクセスしてきたユーザーを識別するための情報。サーバからブラウザに送られたデータはテキストの形でローカルに保存される。)あるいは専用ブラウザと同サーバとの間で行われる特別の通信手順などの方法によって行えばよい。
当該専用ブラウザがソフトウェア提供者が提供する正規のものでない場合には、サーバはアクセス元にエラーコードを返し、表示などを中断する。
当該専用ブラウザがソフトウェア提供者が提供する正規のものである場合には、サーバはソフトウェアデータベースにアクセスし、同専用ブラウザに対応するプログラムあるいはデータを抽出する。
抽出されたプログラムあるいはデータは、ソフトウェア加工プログラムにより、さらに当該利用者の着脱式記憶装置においてのみ、稼動もしくは表示されるソフトウェアに加工される。このような加工は、特願2003−177327、特願2003−343813および特願2003−368123に示されるような方法で行えばよい。
生成されたソフトウェアは、サーバ上の特定のエリアに保存され、その保存先のURL(Uniform Resource Locator:インターネット上のリソースの位置を指し示すアドレス)が専用ブラウザを通じて、当該利用者に表示される。
当該利用者は、そのURLをマウスでダブルクリックするなどして、当該ソフトウェアをダウンロードし、入手する。
仮に、当該利用者がこのソフトウェアを着脱式記憶装置から自身のハードディスクにコピーして利用しようとしても、その属性が異なるため、利用できないこととなる。
また当該利用者が同様の着脱式記憶装置にコピーして、利用しようとしても、属性が異なるため、利用できないこととなる。さらにインターネットで配布した場合も、配布先で利用される心配もない。
したがって、当該ソフトウェアを利用する環境を、ソフトウェアとともに提供される着脱式記憶装置に限定するといった配付形態をとり、上記のように、当該ソフトウェアが不正にコピーされることを防止することができる。
また、当該利用者が同一のソフトウェア提供者の他のソフトウェアを所望する場合には、同ソフトウェア提供者は、上記と同様な方法で当該着脱式記憶装置の属性に対応したソフトウェアを作成し、インターネットで提供することができ、配布メディアに伴うコストを削減することができる。
以上、本発明の着脱式記憶装置の認証によるソフトウェア配布システムについて、詳細に説明したが、本発明は本実施例に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更を成し得るであろう。従って、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲に係わる発明特定事項によってのみ限定されるものでなければならない。
1―――センターシステム
2―――ソフトウェア(プログラム/データ)提供会社
3―――ユーザ(ソフトウェア購入者)
4―――着脱式記憶装置
11――特定の着脱式記憶装置を利用していない場合アクセスを拒否
13――特定の着脱式記憶装置のみで稼動・表示できるプログラム/データの動的作成処理
14――専用ブラウザ等の認証情報
20――ソフトウェア加工プログラム
30――ソフトウェアデータベース
40――認証プログラム
2―――ソフトウェア(プログラム/データ)提供会社
3―――ユーザ(ソフトウェア購入者)
4―――着脱式記憶装置
11――特定の着脱式記憶装置を利用していない場合アクセスを拒否
13――特定の着脱式記憶装置のみで稼動・表示できるプログラム/データの動的作成処理
14――専用ブラウザ等の認証情報
20――ソフトウェア加工プログラム
30――ソフトウェアデータベース
40――認証プログラム
Claims (1)
- プログラム又はデータ(以下「ソフトウェア」という)提供者が提供する着脱式記憶装置に同装置でのみ稼動するインターネット閲覧ソフト(以下「専用ブラウザ」という)を同梱し、ソフトウェア購入者等のユーザが、同専用ブラウザによって同着脱式記憶装置でのみ稼動または表示できる特定ソフトウェアを取得するソフトウェア配布システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004219410A JP2006012108A (ja) | 2004-06-29 | 2004-06-29 | 着脱式記憶装置の認証によるソフトウェア配布システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004219410A JP2006012108A (ja) | 2004-06-29 | 2004-06-29 | 着脱式記憶装置の認証によるソフトウェア配布システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006012108A true JP2006012108A (ja) | 2006-01-12 |
Family
ID=35779264
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004219410A Pending JP2006012108A (ja) | 2004-06-29 | 2004-06-29 | 着脱式記憶装置の認証によるソフトウェア配布システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006012108A (ja) |
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2004
- 2004-06-29 JP JP2004219410A patent/JP2006012108A/ja active Pending
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