JP2005092636A - 画像形成用自動販売装置及び画像形成課金システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 利用者が画像形成装置を利用する利点のある機能を付加しつつ、且つ、利用者が画像形成装置を利用する際の操作性の向上を図る画像形成課金システムを提供する。
【解決手段】 画像形成を行う際に用いられる媒体の一つであるポイントカードが画像形成用自動販売装置に投入された際に、ポイントカードの情報の読み取り及び書き込みを行い画像形成装置における像の形成制御を行い、ポイントカードが投入された場所とは異なる場所からポイントカードを排出し、複数枚のポイントカードによる像の形成制御を行うことで、利用者が画像形成装置を利用する利点のある機能をポイントカードに付加しつつ、且つ、利用者が画像形成装置を利用する際の操作性の向上を図ることとなる。また、ポイント数の履歴情報を集計して管理する集計装置を、画像形成装置とネットワークを介して更に接続し、その接続した集計装置において画像形成装置から受信したポイント数の履歴情報を集計管理することで、各画像形成装置におけるポイントカードの使用情報を管理することとなる。
【選択図】 図19
【解決手段】 画像形成を行う際に用いられる媒体の一つであるポイントカードが画像形成用自動販売装置に投入された際に、ポイントカードの情報の読み取り及び書き込みを行い画像形成装置における像の形成制御を行い、ポイントカードが投入された場所とは異なる場所からポイントカードを排出し、複数枚のポイントカードによる像の形成制御を行うことで、利用者が画像形成装置を利用する利点のある機能をポイントカードに付加しつつ、且つ、利用者が画像形成装置を利用する際の操作性の向上を図ることとなる。また、ポイント数の履歴情報を集計して管理する集計装置を、画像形成装置とネットワークを介して更に接続し、その接続した集計装置において画像形成装置から受信したポイント数の履歴情報を集計管理することで、各画像形成装置におけるポイントカードの使用情報を管理することとなる。
【選択図】 図19
Description
本発明は、画像形成装置と自動販売機とを少なくとも接続し、自動販売機側で画像形成等にかかる料金の支払いが行われることで画像形成装置側において画像形成処理が行われる画像形成課金システムに関し、特に、自動販売機側にポイントカードが挿入され、画像形成装置側で画像形成が行われた際に、特典としてポイントカードにポイントを加算すると共に、当該ポイントカードの有効利用を図る画像形成用自動販売装置及び画像形成課金システムに関するものである。
従来において、情報を登録可能に構成された情報処理装置と、その情報処理装置と組み合わせて使用される自動販売機とを備えた自動販売機システムとして、商品の選択を受け付ける商品選択スイッチと、商品を収容する商品収容庫と、その商品収容庫に収容されている商品を商品取り出し部へ搬送する商品搬出機構と、受け付けた金銭の金額を精算する金銭処理部と、を備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。また、自動販売機を、複写機等の画像形成装置と組み合わせた自動販売機システムがある。
特開2001−307191号公報(第2頁、第2図)
しかしながら、上記の画像形成装置と自動販売機とを組み合わせた自動販売機システムは、金銭の支払いは、現金もしくはプリペイドカードに限定されており、顧客の集客力を向上させたり、自動販売機の利用性を向上させたりする上では、改良の必要があった。
例えば、プリペイドカードを利用する自動販売機の場合は、1000円のカードに対して1100円分までの使用を可能とすることで、利用者に対して特典を付与することが可能となり顧客の集客力を向上させることも可能となる。
ところが、現金の場合(電子マネーも含む)には、特に特典もなく、例えば、コンビニエンスストア等でコピーを行う場合は、どこのお店でも画像形成処理に関する機能には大差がなく、お店が近いなどの別の要因で使用者がお店を選択することになる。
この場合、画像形成装置を利用することでポイントが溜まるような特典機能を具備するサービスを利用者に提供することで、集客力を向上させることが可能となる。また、従来から画像形成装置を利用する際の操作性の簡略化が求められている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、利用者が画像形成装置を利用する利点のある機能を付加しつつ、且つ、利用者が画像形成装置を利用する際の操作性の向上を図る画像形成用自動販売装置及び画像形成課金システムを提供するものである。
かかる目的を達成するために、本発明は以下の特徴を有する。
本発明にかかる画像形成用自動販売装置は、記録媒体への像の形成を行う画像形成装置と接続し、画像形成装置において像の形成を実行させる画像形成用自動販売装置であって、画像形成装置において像の形成を実行させるための媒体が投入された際に、像の形成を実行させるための出力信号を画像形成装置に出力する動作可能信号出力手段と、画像形成装置において記録媒体への像を形成する際に必要な課金管理を、投入された媒体の情報を基に行い、画像形成装置に対して像の形成の可否を判断し、画像形成装置での画像形成を制御する印刷制御手段と、媒体の一つであるポイントカードが投入された際にポイントカードの情報の読み取りを行い画像形成装置における像の形成制御を行い、投入された場所とは異なる場所からポイントカードを排出し、複数枚のポイントカードによる像の形成制御を行うポイントカード制御手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明にかかる画像形成用自動販売装置は、ポイントカード制御手段により読み取ったポイントカードの残ポイントを記憶するポイント記憶手段と、画像形成装置において像の形成を実行させた際に生じたポイント数をポイントカード記憶手段に記憶した残ポイント数に加算、または、減算し、該加算、または、減算したポイント数をポイントカードに書き込むポイント書込み制御手段と、を更に有することを特徴とする。
また、本発明にかかる画像形成課金システムは、記録媒体への像の形成を行う画像形成装置と、画像形成装置において像の形成を実行させる画像形成用自動販売装置と、が接続されてなる画像形成課金システムであって、画像形成用自動販売装置は、画像形成装置において像の形成を実行させるための媒体が投入された際に、像の形成を実行させるための出力信号を画像形成装置に出力する動作可能信号出力手段と、画像形成装置において記録媒体への像を形成する際に必要な課金管理を、投入された媒体の情報を基に行い、画像形成装置に対して像の形成の可否を判断し、画像形成装置での画像形成を制御する印刷制御手段と、媒体の一つであるポイントカードが投入された際にポイントカードの情報の読み取りを行い画像形成装置における像の形成制御を行い、投入された場所とは異なる場所からポイントカードを排出し、複数枚のポイントカードによる像の形成制御を行うポイントカード制御手段と、ポイントカード制御手段により読み取ったポイントカードの残ポイントを記憶するポイント記憶手段と、画像形成装置において像の形成を実行させた際に生じたポイント数をポイントカード記憶手段に記憶した残ポイント数に加算、または、減算し、該加算、または、減算したポイント数をポイントカードに書き込むポイント書込み制御手段と、を有し、画像形成装置は、画像形成用自動販売装置から像の形成を行うための出力信号を受信した際に、記録媒体に像の形成を行う画像形成手段と、ポイントカードにより画像形成装置において像の形成を実行させた際に生じたポイント数を記憶するポイント記憶手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明にかかる画像形成課金システムは、画像形成装置は、ポイント記憶手段に記憶したポイント数の履歴情報を表示するポイントカード使用履歴情報表示手段を更に有することを特徴とする。
また、本発明にかかる画像形成課金システムは、画像形成装置は、ポイント記憶手段に記憶したポイント数の履歴情報を記録媒体に印刷出力するポイントカード使用履歴情報印刷手段を更に有することを特徴とする。
また、本発明にかかる画像形成課金システムは、ポイント数の履歴情報を集計して管理する集計装置を、画像形成装置とネットワークを介して更に接続し、画像形成装置は、ポイント記憶手段記憶したポイント数の履歴情報を集計装置に送信するポイント情報送信手段を更に有し、集計装置は、画像形成装置から受信したポイント数の履歴情報を集計管理する管理手段を有することを特徴とする。
本発明にかかる画像形成用自動販売装置及び画像形成課金システムは、画像形成を行う際に用いられる媒体の一つであるポイントカードが画像形成用自動販売装置に投入された際に、ポイントカードの情報の読み取り及び書き込みを行い画像形成装置における像の形成制御を行い、ポイントカードが投入された場所とは異なる場所からポイントカードを排出し、複数枚のポイントカードによる像の形成制御を行うことで、利用者が画像形成装置を利用する利点のある機能をポイントカードに付加しつつ、且つ、利用者が画像形成装置を利用する際の操作性の向上を図ることが可能となる。
本発明にかかる画像形成用自動販売装置及び画像形成課金システムは、画像形成を行う際に用いられる媒体の一つであるポイントカードが画像形成用自動販売装置に投入された際に、ポイントカードの情報の読み取り及び書き込みを行い画像形成装置における像の形成制御を行い、ポイントカードが投入された場所とは異なる場所からポイントカードを排出し、複数枚のポイントカードによる像の形成制御を行うことで、利用者が画像形成装置を利用する利点のある機能をポイントカードに付加しつつ、且つ、利用者が画像形成装置を利用する際の操作性の向上を図ることが可能となる。また、ポイント数の履歴情報を集計して管理する集計装置を、画像形成装置とネットワークを介して更に接続し、その接続した集計装置において画像形成装置から受信したポイント数の履歴情報を集計管理することで、各画像形成装置におけるポイントカードの使用情報を管理することが可能となる。
以下、添付図面を参照しながら本発明にかかる画像形成課金システムについて説明する。なお、図1〜図9は、本発明にかかる画像形成課金システムの一実施例を示す図であり、図1は、本発明にかかる画像形成課金システムの一実施例を適用した画像形成装置用自動販売装置1の外観斜視図である。
図1に示すように、画像形成装置用自動販売装置1は、本体筐体の前面に、ドア3が設けられており、ドア3の下部中央部には、硬貨の返却口4が設けられている。また、ドア3の中央部左側には、ドアキー5が設けられており、ドアキー5でドア3を開くことで、本体筐体の内部に設けられているつり銭を収納するつり銭収納箱や、投入された硬貨のうちつり銭収納箱に収納しきれない硬貨を収納するコイン収納箱等のコインの補充や取り出し等の作業を行うことができる。
さらに、ドア3の上部中央部には、ポイントカード挿入/返却口6が設けられており、ポイントカード挿入/返却口6は、ポイントカードが挿入され、また、挿入されたポイントカードの返却を行う。このポイントカード挿入/返却口6の下には、LCD(Liquid Crystal Display)等のポイント表示部(表示手段)7が設けられており、ポイント表示部7は、ポイントカード挿入/返却口6に挿入されたポイントカードのポイント数等のポイント情報を表示すると共に、ポイントの蓄積を行っていることを示すポイント蓄積ランプが設けられている。
また、本体筐体の上面には、操作表示部(操作手段)10が設けられており、操作表示部10には、図2に示すように、左上から切換キー11、出力状態表示部12、つり銭切れランプ13、係員呼出表示部14、投入金額表示部15、コイン投入口16、使用可能コイン表示部17、料金表示部18、おつり返却操作部19等が設けられている。なお、おつり返却操作部19の中央部には返却レバー20が突出した状態で設けられており、この返却レバー20を押すことで、つり銭の返却、及び、硬貨の詰まりを解除することができることになる。
また、画像形成装置用自動販売装置1では、現金等としては、硬貨や紙幣等の貨幣の他に、プリペイドカード等の貨幣に相当する媒体等を使用することができるように構築されている。
なお、画像形成装置用自動販売装置1は、図3に示すような機能ブロックにて構成されており、メイン制御部31、メインスイッチ32、I/F部33、上記返却レバー20、つり銭制御部34、設定スイッチ35、コインメカニズム36、上記切換キー11、上記操作表示部10、ポイントカード制御部37、ポイントカードユニット38、上記ポイント表示部7及び電源ユニット39等を備えていることになる。
メイン制御部(制御手段)31は、RAM(Random Access Memory)40を備えており、RAM40をワークメモリとして利用しつつ、画像形成装置用自動販売装置1の各部を制御して、画像形成装置用自動販売装置1としての基本処理を行うと共に、後述するポイントカード自動販売管理制御処理を実行することになる。
RAM(ポイントカード情報記憶手段)40は、メイン制御部31のワークメモリとして各種情報を記憶し、特に、設定スイッチ35で設定された設定内容等の画像形成装置用自動販売装置1の動作に必要な各種情報を記憶することになる。
RAM40は、電池バックアップされており、メインスイッチ32で画像形成装置用自動販売装置1の電源がオフにされているときにも、記憶内容を保持することになる。
メインスイッチ32は、画像形成装置用自動販売装置1の電源のオン/オフを行う際に用いられ、また、I/F部33には、複写機100が接続されており、I/F部33は、複写機100との通信を行うことになる。
つり銭制御部34は、メイン制御部31の制御下で動作して、返却レバー20の操作に応じてつり銭収納箱内の硬貨をつり銭として図1に示す返却口4から返却させることになる。また、設定スイッチ(設定手段)35は、メイン制御部31のRAM40の料金テーブルに各種コピーサイズ、コピーモード等のコピー条件と対応させたコピー料金(対価)が設定入力される。この設定スイッチ35で設定入力された設定内容は、メイン制御部31によりRAM40の料金テーブル(対価テーブル)に設定登録されることになる。また、料金テーブルには、料金に対するポイント数(換算規定)も設定され、例えば、10円で1ポイント蓄積等のポイント情報も設定される。さらに、RAM40は、後述する満額ポイントカードの特典ポイントを使用した特典画像形成処理中の当該特典ポイントの不足分における現金等の投入による補充を許可するか否かの許可/不許可設定内容を記憶する。
コインメカニズム36は、コイン投入口16から投入された硬貨または紙幣が本物か否かを判定し、本物と判定した場合には、投入金額をメイン制御部31に通知することになる。
切換キー11は、複写機100の動作モードを、単体使用モード、または、連動使用モードに切り換えるものである。なお、単体使用モードとは、貨幣を画像形成装置用自動販売装置1に投入することなく複写機100を使用することのできるモードであり、連動使用モードとは、画像形成装置用自動販売装置1と連動して画像形成装置用自動販売装置1に貨幣を投入しないと使用することのできないモードをいう。
ポイントカードユニット38は、上記ポイントカード挿入/返却口6から挿入されたポイントカードの読み取り処理、及び、書き込み処理を行い、ポイントカード制御部37は、メイン制御部31の制御下で、ポイントカードユニット38にポイントカードの読み取りと、ポイントカードへの書き込みと、を行わせ、また、ポイントカードの現在のポイント数、及び、ポイント蓄積を行っているか否かの情報等をポイント表示部7に表示させる。なお、ポイントカードとしては、例えば、磁気カードを用いることが可能である。なお、ポイントカードユニット38とポイントカード制御部37とは、全体としてポイントカード制御手段として機能している。また、電源ユニット39は、画像形成装置用自動販売装置1の各部に電源を供給するものである。
なお、本実施例における画像形成装置用自動販売装置1と複写機100とは、相互に通信を行う通信手段を有しており、画像形成装置用自動販売装置1は、上記I/F部33を介して信号制御を行い、複写機100での複写動作モードを、上記単体使用モードと連動使用モードとに切り換えると共に、複写機100での複写枚数、複写サイズ、複写がカラーか白黒か、片面コピーか両面コピーか、転写紙の紙種等の複写条件(画像形成情報)を画像形成情報信号により取得し、連動使用モードでの複写動作を制御することになる。
なお、画像形成装置用自動販売装置1と複写機100との間で交換する信号としては、その信号方向別に分類すると、以下のものがある。
(1)複写機100から画像形成装置用自動販売装置1への信号
サイズ信号 :複写機100の転写紙のサイズを表す信号。
モード信号 :フルカラー印刷か白黒印刷か、片面印刷か両面印刷か、紙種は何か等の複写条件を表す信号。
動作信号 :複写機100が動作中であるか否かを表す信号。
料金指令 :画像形成装置用自動販売装置1のテーブル料金で課金するか、または、複写機100側で指示した料金で課金するかを示す信号。なお、複写機100側で指示する場合は料金も一緒に画像形成装置用自動販売装置1に通知することになる。
課金指令 :画像形成装置用自動販売装置1に課金を行わせるタイミングに出力する信号。
単価要求 :ある複写条件における単価を画像形成装置用自動販売装置1に対して要求する信号。
料金表示要求 :画像形成装置用自動販売装置1の操作表示部10の料金表示部18に表示したい料金を表す信号。
終了 :複写機100の操作部の終了ボタンが押下されたことを表す信号。
サイズ信号 :複写機100の転写紙のサイズを表す信号。
モード信号 :フルカラー印刷か白黒印刷か、片面印刷か両面印刷か、紙種は何か等の複写条件を表す信号。
動作信号 :複写機100が動作中であるか否かを表す信号。
料金指令 :画像形成装置用自動販売装置1のテーブル料金で課金するか、または、複写機100側で指示した料金で課金するかを示す信号。なお、複写機100側で指示する場合は料金も一緒に画像形成装置用自動販売装置1に通知することになる。
課金指令 :画像形成装置用自動販売装置1に課金を行わせるタイミングに出力する信号。
単価要求 :ある複写条件における単価を画像形成装置用自動販売装置1に対して要求する信号。
料金表示要求 :画像形成装置用自動販売装置1の操作表示部10の料金表示部18に表示したい料金を表す信号。
終了 :複写機100の操作部の終了ボタンが押下されたことを表す信号。
(2)画像形成装置用自動販売装置1から複写機100への信号
投入金額 :画像形成装置用自動販売装置1に投入された金額を表す信号であり、投入金額の情報が変化するたびに出力する。
単価 :画像形成装置用自動販売装置1のテーブルの金額(単価)を表す信号。
許可信号 :画像形成装置用自動販売装置1が課金できる状態にあるか否かを表す信号。
課金完了 :複写機100からの課金指令に対して課金動作が完了したことを表す信号。
つり銭情報 :各硬貨、紙幣のつり銭状況を伝える信号。
投入金額 :画像形成装置用自動販売装置1に投入された金額を表す信号であり、投入金額の情報が変化するたびに出力する。
単価 :画像形成装置用自動販売装置1のテーブルの金額(単価)を表す信号。
許可信号 :画像形成装置用自動販売装置1が課金できる状態にあるか否かを表す信号。
課金完了 :複写機100からの課金指令に対して課金動作が完了したことを表す信号。
つり銭情報 :各硬貨、紙幣のつり銭状況を伝える信号。
次に、上記構成からなる画像形成装置用自動販売装置における処理動作について説明する。なお、本実施例の画像形成装置用自動販売装置1は、現金等だけでなく、ポイントカードを利用してコピーを行うことができ、また、コピーの利用状況に応じて、ポイントの蓄積を行うことができるものである。なお、ポイントカードは、溜まったポイントを、例えば、使用したい場合に、特典を受けられたり、または、ある規定値に達すると特典を受けられたり、商品と交換できるといったサービスを受けることのできるポイントカードであり、その運用状況に応じて、ポイント数をポイントカードに記載できる物理的な上限値まで溜められる方式と、ある所定の規定値に達するまで溜められる方式と、に切り換えて使用することができるものである。
まず、図4を参照しながら本実施例における画像形成装置用自動販売装置の基本処理について説明する。なお、以下の処理動作は、画像形成装置用自動販売装置1では、メイン制御部31が行うものとする。
まず、画像形成装置用自動販売装置1は、現金(貨幣:硬貨)がコイン投入口16から投入されるか否かを判定し(ステップS101)、現金が投入されると判定すると(ステップS101/YES)、ポイントカードがポイントカード挿入/返却口6から挿入されているか否かを判定することになる(ステップS102)。
なお、現金が投入されると、図4には示していないが、画像形成装置用自動販売装置1は、現金の投入金額を操作表示部10の投入金額表示部15に表示させ、複写機100に対して、その金額と許可信号とを通知することになる。そして、複写機1は、モード信号、サイズ信号を画像形成装置用自動販売装置1に通知することになる。そして、画像形成装置用自動販売装置1は、複写機1から通知されるモード信号と、サイズ信号とからRAM40の料金テーブルを参照して、その単価を複写機100に通知し、その後、複写機100から通知される料金表示要求に応じて操作表示部10の料金表示部18に料金を表示することになる。
なお、複写機100側では、操作部上で置数が設定されるので、「単価×置数」と画像形成装置用自動販売装置1から伝えられる投入金額とを比較して、投入金額が足りない場合には、『投入金額が足りません』等の警告を表示することになる。また、複写機100は、料金表示要求でトータルの料金(例えば、「単価×置数」の料金)を画像形成装置用自動販売装置1側に出力し、画像形成装置用自動販売装置1は、その料金を表示することになる。このとき、複写条件が変えられる可能性もあるため、複写機100は、コピー動作をスタートさせないが、複写条件の選択キー(例えば、転写紙サイズのキー等) は受け付けることとする。
そして、画像形成装置用自動販売装置1は、投入金額と料金とを比較して、料金よりも投入金額が大きければ、上記許可信号をオン状態とし、少なければ許可信号をオフ状態とすることになる。
次に、上記ステップS102の判定において、ポイントカードが挿入されていないと判定した場合は(ステップS102/NO)、画像形成装置用自動販売装置1は、例えば、「ポイントカードを入れるとポイントが溜まります」等のアナウンスを操作表示部10、または、ポイント表示部7に表示し(ステップS103)、複写機100側でコピースタートがあったか否かを判定する(ステップS104)。また、上記ステップS102の判定において、ポイントカードが挿入されていると判定した場合は(ステップS102/YES)、複写機100側でコピースタートが行われたか否かを判定することになる(ステップS104)。
なお、複写機100は、コピースタートキーが押下されると、コピー動作(複写動作)を開始して、画像形成装置用自動販売装置1への動作信号をオンにし、転写紙の排出タイミングで、課金指令を画像形成装置用自動販売装置1に出力することになる。
そして、画像形成装置用自動販売装置1は、複写機100から課金要求があると、再度投入金額と料金とを比較して、投入金額より料金のほうが少額であると判定すると、料金不足である旨を複写機100に通知し、投入金額のほうが料金よりも多いと判定すると、複写機100から指示された料金を投入金額から減算し、投入金額を再表示することになる(ステップ105)。
そして、複写機100から終了通知があると、画像形成装置用自動販売装置1は、許可信号をオフ状態にし、その後、複写機100から課金要求があると、複写機100から指示された料金を投入金額から減算し、投入金額を再表示した後、残金を返却して、投入金額を表示して(ステップS105)、ポイントカードがあるか否かを判定することになる(ステップS106)。
そして、上記ステップS106の判定において、ポイントカードがあると判定すると(ステップS106/YES)、画像形成装置用自動販売装置1は、利用料金に対応するポイント数をポイントカードのポイントに加算し(ステップS107)、ポイントカードが満額(ポイント数が、ポイントカードに設定されている上限ポイント、または、ポイントカードに記載可能な上限ポイントになっている)か否かを判定する(ステップS108)。また、上記ステップS106の判定において、ポイントカードがないと判定した場合は(ステップS106/NO)、ポイントカードが満額か否かを判定する(ステップS108)。
そして、上記ステップS108の判定において、ポイントカードが満額と判定した場合は(ステップS108/YES)、画像形成装置用自動販売装置1は、当該ポイントカードを排出して、処理を終了することになる(ステップS109)。また、上記ステップS108の判定において、ポイントカードが満額でないと判定した場合は(ステップS108/NO)、そのまま処理を終了することになる。
次に、情報に課金する場合の処理動作について説明することとする。
上述のように、コピーを行う場合、通常のコピーは、コピーモードや紙サイズにより単価が変化するが、情報を出力する場合は、コピーモードや紙サイズ等の項目に料金が依存しないときがある。例えば、複写機100内部に情報を蓄積して、その蓄積した情報を出力する場合や、複写機100がLAN(Local Area Network)等で接続され遠隔地に蓄積されている情報を出力する場合等であり、具体的には、地図のデータを出力する場合は「画像形成代金+情報料」という課金になる。即ち、複写機100の操作部上、または、複写機100に接続されたパーソナルコンピュータにより情報の出力が選択された場合に、複写機100は、画像形成装置用自動販売装置1のRAM40の料金テーブルではなく、複写機100からの料金指令により課金する旨を画像形成装置用自動販売装置1に出力することになる。この出力には、例えば、情報種類の出力、投入金額情報の要求、及び、料金表示要求等が含まれることになる。画像形成装置用自動販売装置1は、硬貨が投入されると、投入金額と料金とを比較し、上記の通常のコピーの場合と同様に処理を実行することとする。
上述のように、コピーを行う場合、通常のコピーは、コピーモードや紙サイズにより単価が変化するが、情報を出力する場合は、コピーモードや紙サイズ等の項目に料金が依存しないときがある。例えば、複写機100内部に情報を蓄積して、その蓄積した情報を出力する場合や、複写機100がLAN(Local Area Network)等で接続され遠隔地に蓄積されている情報を出力する場合等であり、具体的には、地図のデータを出力する場合は「画像形成代金+情報料」という課金になる。即ち、複写機100の操作部上、または、複写機100に接続されたパーソナルコンピュータにより情報の出力が選択された場合に、複写機100は、画像形成装置用自動販売装置1のRAM40の料金テーブルではなく、複写機100からの料金指令により課金する旨を画像形成装置用自動販売装置1に出力することになる。この出力には、例えば、情報種類の出力、投入金額情報の要求、及び、料金表示要求等が含まれることになる。画像形成装置用自動販売装置1は、硬貨が投入されると、投入金額と料金とを比較し、上記の通常のコピーの場合と同様に処理を実行することとする。
また、画像形成装置用自動販売装置1は、複写動作/情報出力完了時は、スタート時と同様に、投入金額と料金とを比較し、料金が足りない場合は『投入金額が足りません』等の警告を表示することになる。
また、画像形成装置用自動販売装置1は、返却ボタン20が押下されると、許可信号をオフにして、複写機100は、それ以降の転写紙の給紙は行わないことになる。複写機100は、給紙を開始した転写紙の画像形成が全て完了し、画像形成した転写紙の排出を完了すると、動作信号をオフにし、ユーザが作業を完了したと判断し、複写条件等をデフォルトの状態に戻すことになる。
画像形成装置用自動販売装置1は、動作信号がオフすると、つり銭の返却動作を開始させる。即ち、複写機100の操作表示部の終了ボタンが押下されると、複写機100は、全ての作業が終了したと判断し、コピー条件等を全てクリアして、画面をデフォルトの状態に戻す。また、複写機100は、終了ボタンが押下されたことを画像形成装置用自動販売装置1に通知し、画像形成装置用自動販売装置1は、複写機100からの動作信号がオフしていることを確認した後、残金を返却する。そして、画像形成装置用自動販売装置1は、上記ポイントカードに対する制御処理を図5に示すように行うことになる。
即ち、画像形成装置用自動販売装置1は、ポイントカードユニット38によるポイントカードの挿入の有無を示す検出結果をポイントカード制御部37からメイン制御部31に出力し、メイン制御部31が、このポイントカード挿入の有無の検出結果に基づいて、ポイントカードが挿入されたか否かを判定することになる(ステップS201)。
そして、上記ステップS201において、ポイントカードが挿入されたと判定すると(ステップS201/YES)、メイン制御部31は、ポイントカード制御部37を介してポイントカードユニット38に当該ポイントカードのデータを読み取らせ(ステップS202)、当該ポイントカードが正規のポイントカードであるか否かを判定することになる(ステップS203)。
そして、上記ステップS203において、挿入されたポイントカードが正規のポイントカードであると判定した場合は(ステップS203/YES)、メイン制御部31は、挿入されたポイントカードの現在のポイントをポイント表示部7に表示すると共に、ポイント数を蓄積する旨を示すポイント蓄積ランプを点灯させ(ステップS204)、複写機100でコピーが開始されたか否かを判定することになる(ステップS205)。
そして、上記ステップS205において、複写機100でコピーが開始されると判定すると(ステップS205/YES)、メイン制御部31は、複写機100でのコピー料金に応じたポイントを算出し、その算出したポイントをポイントカードの現在のポイント(RAM40に記憶しているポイント)に加算し、該加算したポイントをポイント表示部7に表示すると共に、ポイントを蓄積する旨を示すポイント蓄積ランプを点灯させることになる(ステップS206)。
次に、メイン制御部31は、ポイントカードが満額か否かを判定し(ステップS207)、満額でないと判定した場合は(ステップS207/NO)、返却レバー20が押下されたか否かを判定し(ステップS208)、返却レバー20が押下されていないと判定した場合は(ステップS208/NO)、再び上記ステップS205に戻り、複写機100でのコピーに応じたポイントを現在のポイントカードのポイントに加算して、加算結果のポイントをポイント表示部7に表示することになる(ステップS205〜S208)。
また、上記ステップS205において、複写機100でのコピーが開始されないと判定した場合は(ステップS205/NO)、メイン制御部31は、返却レバー20が押下されたか否かを判定することになる(ステップS208)。
そして、上記ステップS208において、返却レバー20が押下されたと判定した場合は(ステップS208/YES)、メイン制御部31は、コピーが終了して、ポイントカードの取り出しが要求されていると判断し、最終的に加算したRAM40のポイントをポイントカードに書き込み、ポイント表示部7に表示している現在のポイントを消灯させると共に、ポイント蓄積ランプを消灯させたあと(ステップS209)、ポイントカードユニット38を駆動させ、ポイントカードを排出させて処理を終了することになる(ステップS210)。
また、上記ステップS207において、ポイントカードが満額と判定した場合は(ステップS207/YES)、複写機100に設定されている複写条件をそのまま保持させた状態で、複写機100のコピー動作を一時停止させ(ステップS211)、加算したポイントをポイントカードに書き込み、ポイント表示部7に表示している現在のポイントを消灯させると共に、ポイント蓄積ランプを消灯させたあと(ステップS209)、ポイントカードユニット38を駆動させ、ポイントカードを排出させてスタートに戻ることになる(ステップS210)。このとき、メイン制御部31は、ポイントカードユニット38に当該満額ポイントカードに満額である旨を示す満額マーク、例えば、熱転写による所定の満額マークの印字、または、パンチ穴の形成等を行うことになる。
また、ここで、新たなポイントカードが投入されると、メイン制御部31は、上記と同様に、続きのコピー動作を行えるようにして、この続きのコピー動作での加算ポイントを上記と同様な処理を行い、新たなポイントカードに加算して書き込むことになる(ステップS201〜S211)。
また、上記ステップS203において、挿入されたポイントカードが正規のポイントカードでないと判定した場合には(ステップS203/NO)、メイン制御部31は、ポイントカードユニット38に当該ポイントカードを排出させて、処理を終了することになる(ステップS210)。
このように、本実施例における画像形成装置用自動販売装置1は、転写紙への画像形成を行う複写機100に接続され、その複写機100と相互に通信し、複写機100での画像形成動作の許可・不許可を許可・不許可信号で制御すると共に、複写機100からの画像形成枚数、画像形成サイズ等の画像形成情報信号、及び、画像形成サイズ、白黒またはカラー画像形成等の画像形成モードに応じた画像形成1枚当たりの対価の設定されている対価テーブルに基づいて、複写機100の課金管理を行い、貨幣または貨幣に相当する媒体(例えば、プリペイドカード)等を含む現金等の投入金額、画像形成情報信号、及び、対価テーブルに基づいて、許可・不許可信号を複写機100に出力して、複写機100での画像形成を制御するに際し、所定の上限ポイントまでポイントを記録可能なポイントカードが着脱可能に挿入されて、当該挿入されたポイントカードのポイントの読み取り、及び、書き込みを行うポイントカードユニット38の読み取った当該ポイントカードの残ポイントをRAM40に記憶し、メイン制御部31が、画像形成に使用された現金等の金額を所定の換算規定に基づいてポイント数に換算して、RAM40の残ポイントに当該換算ポイントを加算し、当該加算後のポイントをポイントカードユニット38にポイントカードへ書き込ませると共に、ポイントカードとして上限ポイントまでポイントの書き込まれている満額ポイントカードがポイントカードユニット38に挿入されると、当該満額ポイントカードのポイントのうち、所定の特典ポイント分を使用して画像形成を行う特典画像形成を許可している。したがって、本実施例の画像形成装置用自動販売機1は、現金等の他に、満額ポイントカードを使用してコピー等の画像形成を行うことが可能となり、ポイントカードのポイントの有効利用を図り、画像形成装置用自動販売装置1の利用性を向上させることができることになる。
また、本実施例の画像形成装置用自動販売装置1は、満額ポイントカードを使用した特典画像形成処理を行っている際に、操作表示部10やポイント表示部7に当該画像形成で使用するポイント情報等を表示出力させている。したがって、ポイントカードのポイント管理を容易に行うことが可能となり、より一層利用性を向上させることができることになる。
さらに、本実施例の画像形成装置用自動販売装置1は、満額ポイントカードを使用した特典画像形成処理を行っている際に、換算規定に基づいて画像形成で使用するポイント等を金額に換算して、当該換算した金額を操作表示部10やポイント表示部7に表示出力させている。したがって、ポイントを金額換算した情報で表示して、あと、どれだけの特典画像形成を行えるか等のポイントカードのポイント管理をより一層分かりやすい状態で行えるようにすることが可能となり、より一層利用性を向上させることができることになる。
次に、図6を参照しながら、ポイントカードを途中で挿入した場合の処理について説明する。
まず、画像形成装置用自動販売装置1のメイン制御部31は、現金が投入されているか否かを判定し(ステップS301)、現金が投入されていると判定した場合は(ステップS301/YES)、ポイントカードがポイントカード挿入/返却口6から挿入されているか否かを判定する(ステップS302)。
また、上記ステップS302において、ポイントカードがないと判定した場合は(ステップS302/NO)、メイン制御部31は、例えば、「ポイントカードを入れるとポイントが溜まります」等のアナウンスを操作表示部10、または、ポイント表示部7に表示し(ステップS303)、複写機100側でコピースタートがあったか否かを判定する(ステップS304)。また、上記ステップS302において、ポイントカードが挿入されていると判定した場合は(ステップS302/YES)、メイン制御部31は、未加算分のポイントがRAM40に保存されているか否かを判定し(ステップS305)、未加算分のポイントが保存されていると判定した場合は(ステップS305/YES)、当該保存されている未加算分のポイントを加算してポイントカードに書き込んで、複写機100側でコピースタートがあったか否かを判定することになる(ステップS304)。
なお、メイン制御部31は、未加算分のポイントを加算してポイントカードに書き込んだ際、加算後のポイントをポイント表示部7に表示することも可能である。
次に、上記ステップS304において、複写機100でコピーが開始されたと判定した場合は(ステップS304/YES)、メイン制御部31は、上述したように、複写機100でコピー動作が行われ、複写機100から終了通知があるまで待ち、終了通知があり課金要求があると、複写機100から指示された料金を投入金額から減算し(ステップS307)、投入金額を再表示した後、投入金額を表示して、ポイントカードがあるか否かを判定する(ステップS308)。
そして、上記ステップS308において、ポイントカードがあると判定した場合は(ステップS308/YES)、メイン制御部31は、利用料金に対応するポイント数をポイントカードのポイントに加算し(ステップS309)、ポイントカードが満額(ポイント数が、ポイントカードに設定されている上限ポイント、または、ポイントカードに記載可能な上限ポイントになっている)か否かを判定し(ステップS310)、ポイントカードが満額でないと判定した場合は(ステップS310/NO)、残金が「0」か否かを判定する(ステップS311)。
そして上記ステップS311において、残金が「0」でないと判定した場合は(ステップS311/NO)、メイン制御部31は、返却レバー20または複写機100の操作部の終了ボタンが押下されたか否かを判定し(ステップS312)、返却レバー20または終了ボタンが押下されないと判定した場合は(ステップS312/NO)、再びステップS302に戻り、ポイントカードがあるか否かの判定から上記と同様な処理を行い(ステップS302〜S312)、ステップS304において、コピースタートが行われないと判定した場合は(ステップS304/NO)、残金が「0」か否かを判定することになる(ステップS311)。
また、上記ステップS308において、ポイントカードがないと判定した場合は(ステップS308/NO)、メイン制御部31は、未加算分のポイントをRAM40に保存し(ステップS314)、残金が「0」か否かを判定する(ステップS311)。
さらに、上記ステップS310において、ポイントカードが満額であると判定した場合は(ステップS310/YES)、メイン制御部31は、ポイントを書き込めないため、ポイントカードユニット38に当該ポイントカードを排出させ、書き込めなかった未加算分のポイントをRAM40に保存して、処理を終了することになる(ステップS313)。
また、上記ステップS311において、残金が「0」であると判定した場合は(ステップS311/YES)、メイン制御部31は、ポイントをポイントカードに書き込めるだけ、書き込んだあとに、ポイントカードユニット38に当該ポイントカードを排出させ、書き込めなかった未加算分のポイントをRAM40に保存して、処理を終了することになる(ステップS313)。
さらに、上記ステップS312において、返却レバー20または終了ボタンが押下されたと判定した場合は(ステップS312/YES)、ポイントをポイントカードに書き込めるだけ,書き込んだあとに、ポイントカードユニット38に当該ポイントカードを排出させ、書き込めなかった未加算分のポイントをRAM40に保存して、処理を終了することになる(ステップS313)。
このように、硬貨が投入されてから残金が「0」になるか、返却レバー20または終了ボタンが押下されるまでは、同一人によるコピー作業であると判断し、当該コピー動作中のポイントを未加算分のポイントとしてRAM40に保存し、当該同一人によるコピー処理が終了するまでの間に、ポイントカードが挿入されると、保存している未加算分のポイントをポイントカードのポイントに加算して、ポイントを有効に活用することになる。
次に、図7から図9を参照しながら、満額ポイントカードの利用性を向上させる満額ポイントカードの処理動作について説明する。
まず、画像形成装置用自動販売装置1のメイン制御部31は、図7に示すように、ポイントカードユニット38に挿入されているポイントカードが満額か否かを判定し(ステップS401)、満額ポイントカードであると判定した場合は(ステップS401/YES)、後述する満額ポイントカード使用処理を実行することになる(ステップS402)。
また、上記ステップS401において、ポイントカードが満額でないと判定した場合は(ステップS401/NO)、メイン制御部31は、現金が投入されているか否かを判定し(ステップS403)、現金が投入されていると判定した場合は(ステップS403/YES)、ポイントカードがポイントカード挿入/返却口6から挿入されているか否かを判定する(ステップS404)。
また、上記ステップS404において、ポイントカードがないと判定した場合は(ステップS404/NO)、メイン制御部31は、例えば、「ポイントカードを入れるとポイントが溜まります」等のガイダンスを操作表示部10、または、ポイント表示部7に表示して(ステップS405)、複写機100側でコピースタートがあったか否かを判定する(ステップS406)。また、上記ステップS404において、ポイントカードが挿入されていると判定した場合は(ステップS404/YES)、複写機100側でコピースタートがあったか否かを判定することになる(ステップS406)。
そして、複写機100でコピーが開始されると、メイン制御部31は、上述のように、複写機100でコピー動作が行われて、複写機100から終了通知があるまで待ち、終了通知があり課金要求があると、複写機100から指示された料金を投入金額から減算し(ステップS407)、投入金額を再表示したあと、投入金額を表示して、ポイントカードがあるか否かを判定する(ステップS408)。
そして、上記ステップS408において、ポイントカードがあると判定した場合は(ステップS408/YES)、メイン制御部31は、RAM40に保存していた利用料金に対応するポイント数をポイントカードのポイントに加算して(ステップS409)、ポイントカードが満額であるか否かを判定し(ステップS410)、ポイントカードが満額でないと判定した場合は(ステップS410/NO)、リターンして、上記と同様の処理を行い(ステップS401〜S410)、最終的に、上述のように、返却レバー20または複写機100の操作部の終了ボタンが押下されると、処理を終了することになる。
また、上記ステップS408において、ポイントカードがないと判定した場合は(ステップS408/NO)、メイン制御部31は、未加算分のポイントをRAM40に保存し、ポイントカードが満額であるか否かを判定し(ステップS410)、ポイントカードが満額でないと判定した場合は(ステップS410/NO)、リターンして、上記と同様な処理を行い(ステップS401〜S410)、最終的に、上述のように、返却レバー20または複写機100の操作部の終了ボタンが押下されると、処理を終了することになる。
また、上記ステップS410において、ポイントカードが満額であると判定した場合は(ステップS410/YES)、メイン制御部31は、ポイントを書き込めないため、ポイントカードユニット38に当該ポイントカードを排出させ(ステップS411)、書き込めなかった未加算分のポイントをRAM40に保存して、リターンして、上記と同様な処理を行い(ステップS401〜S410)、最終的に、上述のように、返却レバー20または複写機100の操作部の終了ボタンが押下されると、処理を終了することになる。
ここで、利用者は、満額ポイントカードが排出されると、新規のポイントカードを使用してポイントを加算するか、当該満額ポイントカードを再度挿入して、特典コピーを行うかを選択することができることになる。そして、メイン制御部31は、上記ステップS402の満額ポイントカード使用処理を、図8に示すように行うことになる。
即ち、メイン制御部31は、ポイントカード挿入/返却口6から挿入されているポイントカードが満額ポイントカードであるか否かを判定し(ステップS501)、満額ポイントカードでないと判定した場合は(ステップS501/NO)、満額ポイントカードの使用処理を終了することになる。
また、上記ステップS501において、満額ポイントカードが挿入されていると判定した場合は(ステップS501/YES)、メイン制御部31は、当該ポイントカードのポイントをポイント表示部7に表示すると共に、当該ポイント数を当該ポイントでコピーできる料金分(現金換算値)に換算して、換算した現金換算値をポイント表示部7に表示し(ステップS502)、満額ポイントカードのポイントが不足しているか否かを判定する(ステップS503)。
例えば、1ポイントが5円相当であり、また、100ポイントで500円分のコピーがとれる場合には、100ポイントと表示し、現金換算値の表示である『ただいまの金額』の表示としては、500円と表示させる。この場合、ポイント表示と現金換算値表示の両方の表示が利用者にとって紛らわしい場合は、何れか一方だけの表示でも可能である。
また、上記ステップS503において、満額ポイントカードのポイントが不足していると判定した場合は(ステップS503/YES)、メイン制御部31は、後述する不足処理を行うことになる(ステップS508)。また、上記ステップS503において、満額ポイントカードのポイント不足がないと判定した場合は(ステップS503/NO)、複写機100側でコピースタートがあったか否かを判定する(ステップS504)。ここで、利用者は、満額カードを用いて、特典コピーを行うか、商品と交換できるといったサービスを受けるか等の選択を行うことになる。
そして、上記ステップS504において、コピースタートがされていないと判定した場合は(ステップS504/NO)、メイン制御部31は、満額ポイントカードの使用処理を終了し、また、コピースタートがされていると判定した場合は(ステップS504/YES)、複写機100でのコピー料金に応じたポイントを算出して、その算出したポイントを満額ポイントカードの現在のポイントから減算し(ステップS505)、その減算したポイントをポイント表示部7に表示すると共に、満額ポイントカードのポイントがコピーを続けるのに不足しているか否かを判定することになる(ステップS506)。
例えば、白黒コピーの単価が10円で1ポイントが5円の場合、白黒コピーを1枚とる毎に2ポイントが減算され、『ただいまの金額』の表示からも10円減算されることになる。また、例えば、カラーコピーの単価が50円で、1ポイントが5円のとき、満額ポイントカードの残ポイントが8ポイントであった場合、残ポイント数が少ないため、コピーをとることは不可能となる。
さらに、満額ポイントカードを使用した特典コピーを行っているときには、満額ポイントカードを使用した特典コピーであることを分かりやすくするために、例えば、「ポイント使用中」等の表示を行うことになる。
そして、上記ステップS506において、満額ポイントカードのポイントが不足していないと判定した場合は(ステップS506/NO)、メイン制御部31は、ステップS501に戻り、上記と同様な処理を行うことになる。
また、上記ステップS506において、満額ポイントカードのポイントが不足していると判定した場合は(ステップS506/YES)、メイン制御部31は、複写機100に設定されている複写条件をそのまま保持させた状態で、複写機100のコピー動作を一時停止させ(ステップS507)、不足処理を実行することになる(ステップS508)。
即ち、例えば、上述のように、カラーコピーの単価が50円で、1ポイントが5円のとき、満額ポイントカードの残ポイントが8ポイントであった場合、残ポイント数が少ないため、コピーをとることは不可能であるが、この場合、白黒コピーにコピーモードを変更して、カラーコピーでは不足しているポイントのポイントカードを、白黒コピーに使用することもできるが、利用者にとっては非常に使い勝手が悪くなる。
そこで、本実施例における画像形成装置用自動販売装置1は、複数の処理モードを設け、ポイントカードの残ポイントが中途半端な残ポイントであってもコピーをとることができるように、不足処理を行うことになる。
なお、画像形成装置用自動販売装置1は、この不足処理のモードとして、以下に説明するように、おまけモード、現金補足モード、及び、新規満額カード受付モードを具備している。そして、おまけモード、現金補足モード、及び、新規満額カード受付モードのどのモードを有効にするかは、画像形成装置用自動販売装置1側で設定することができるようになっており、図7と図8とに示した満額ポイントカードでの特典コピーが終了した場合は、複写機100の複写条件はそのまま保持させ、現金、現金+ポイントカード、他の満額カードの使用を選択可能とし、継続してコピーを行うことができるようにする。
即ち、メイン制御部31は、不足処理に移行すると、まず、ポイントカードの残ポイントが当該コピーモードのコピーを行うには不足していても、特定枚数として、特別に1枚分だけのコピーを許可するおまけモードがあるか否かを判定し(ステップS601)、おまけモードがあると判定した場合は(ステップS601/YES)、1枚だけコピーを許可して、当該コピーが終了すると、満額ポイントカード使用による不足処理を終了する(ステップS602)。
また、上記ステップS601において、おまけモードがないと判定した場合は(ステップS601/NO)、メイン制御部31は、ポイントが不足している旨のメッセージ、例えば、「ポイントが不足しています」等をポイント表示部7または操作表示部10に表示させ(ステップS603)、新規の満額ポイントカードがポイントカード挿入/返却口6から挿入されたか否かを判定し(ステップS604)、新規の満額ポイントカードが挿入されていると判定した場合は(ステップS604/YES)、図8で示した満額ポイントカード使用処理を実行することになる(ステップS605)。
即ち、新規満額ポイントカードを受け付けるモードでは、複数枚の満額ポイントカードの残ポイントを合算することにより、不足分を補うことになる。この場合、画像形成装置用自動販売装置1には複数枚のポイントカードが投入されるため、ポイントカードユニット38は、複数枚ポイントカードを処理することのできる機構を備えている。
また、上記ステップS604において、新規の満額ポイントカードが挿入されていないと判定した場合は(ステップS604/NO)、メイン制御部31は、現金がコイン投入口16から投入されたか否かを判定し(ステップS606)、現金が投入されたと判定すると(ステップS606/YES)、現金投入を許可するか否かを判定することになる(ステップS607)。なお、この現金投入の許可/不許可は、上述のように、設定スイッチ35で画像形成装置用自動販売装置1の管理者等により予め設定され、設定内容がRAM40に保存されていることになる。
また、上記ステップS607において、現金投入を許可していると判定した場合は(ステップS607/YES)、メイン制御部31は、1枚だけコピーを許可して、当該コピーが終了すると、満額ポイントカード使用による不足処理を終了し(ステップS608)、現金投入を許可していないと判定した場合は(ステップS607/NO)、投入された現金(硬貨)を返却口4へ返却して、不足処理を終了することになる(ステップS609)。
即ち、ポイントカードのポイントが足りない分を現金で補充することを認める場合には、例えば、カラーコピーが50円、1ポイントが5円の場合、満額ポイントカードの残ポイントが8ポイント、すなわち、10円足りないときには、現金を10円入れることで、カラーのコピーを許可することになる。
この場合、現金+満額ポイントカードの残ポイントが単価よりも多い場合は、ポイントカードからの減算を優先させる。すなわち、カラーコピーが50円、1ポイントが5円であり、満額ポイントカードの残ポイントが8ポイント(40円相当)であり、投入された硬貨が100円であった場合、ポイントカードの8ポイントと現金10円とを使用してコピーを許可し、コピーが終了されると、90円をつり銭として返却することになる。
また、上記ステップS606において、現金が投入されないと判定した場合は(ステップS606/NO)、メイン制御部31は、不足処理を継続することができないと判断して、処理を終了することになる。
このように、本実施例における画像形成装置用自動販売装置1は、現金等を使用した画像形成処理中に、ポイントカードユニット38に挿入されているポイントカードのポイントが上限ポイントまで到達して当該ポイントカードが満額ポイントカードになり、ポイントカードユニット38に、新たにポイントカードが挿入されると、当該新規ポイントカードに満額ポイントカードに書き込みきれないポイントを書き込んでいることになる。したがって、コピー等の画像形成中にポイントカードが満額になった場合には、新規カードにポイント付けを行い、満額となったあとの画像形成に対してもポイントの加算を行うことが可能となり、ポイントカードの有効利用をより一層向上させることができることになる。
また、本実施例の画像形成装置用自動販売装置1は、現金等を使用した画像形成処理中に、ポイントカードユニット38に挿入されているポイントカードが満額ポイントカードになると、当該満額ポイントカードの特典ポイントを使用した特典画像形成を許可していることになる。したがって、コピー等の画像形成中にポイントカードが満額となった場合には、画像形成動作を一度終了してからポイントカードを入れ換えるという煩わしい作業を行うことなく、その場で満額となったポイントカードの特典を使用して、画像形成処理を継続することが可能となり、より一層利用性を向上させることができることになる。
さらに、本実施例の画像形成装置用自動販売装置1は、現金等を使用した画像形成処理中に、ポイントカード制御手段に挿入されているポイントカードが満額ポイントカードになると、ポイントカード制御手段に挿入される新規ポイントカードへのポイント加算を伴う画像形成、ポイント加算を行わない画像形成、満額ポイントカードの特典ポイントを使用した特典画像形成のいずれかを選択に応じて処理することになる。したがって、ポイントカードが満額ポイントカードになった場合には、利用者の望む方法でコピー等の画像形成を継続することが可能となり、より一層利用性を向上させることができることになる。
また、本実施例の画像形成装置用自動販売装置1は、満額ポイントカードの特典ポイントを使用した特典画像形成処理が終了すると、ポイントカードユニット38に挿入される新規ポイントカードへのポイント加算を伴う画像形成、ポイント加算を行わない画像形成、他の満額ポイントカードの特典ポイントを使用した特典画像形成のいずれかを選択に応じて処理することになる。したがって、満額ポイントカードの特典画像形成が終了した場合に、利用者の望む方法でコピー等の画像形成を継続することが可能となり、より一層利用性を向上させることができることになる。
さらに、本実施例の画像形成装置用自動販売装置1は、満額ポイントカードの特典ポイントを使用した特典画像形成処理中に当該特典ポイントが不足すると、当該不足分の現金等の投入による補充を許可し、当該現金等の投入に応じて画像形成を継続している。したがって、利用者にとって中途半端な残ポイントのカードを数枚持つという煩わしさをなくすことが可能となり、より一層利用性を向上させることができることになる。
また、本実施例の画像形成装置用自動販売装置1は、満額ポイントカードの特典ポイントを使用した特典画像形成処理中の当該特典ポイントの不足分に対して現金等の投入による補充を許可するか否かを設定する設定スイッチ35の設定に応じて、特典ポイントの不足分に対して現金等の投入による補充の許可/不許可を制御していることになる。したがって、設定スイッチ35の設定により画像形成装置用自動販売装置の管理者の現金等のコピーと特典のコピーの集計とを行い易くすることが可能となり、管理性を向上させることができることになる。
さらに、本実施例の画像形成装置用自動販売装置1は、満額ポイントカードの特典ポイントを使用した特典画像形成処理中の当該特典ポイントの不足分の現金等の投入による補充で画像形成を行う場合、当該現金等よりも当該満額ポイントカードのポイントの使用を優先させて課金処理を行っていることになる。したがって、利用者が中途半端な残ポイントのカードを数枚持つという煩わしさをなくすことが可能となり、より一層利用性を向上させることができることになる。
また、本実施例の画像形成装置用自動販売装置1は、満額ポイントカードの特典ポイントを使用した特典画像形成処理中に当該特典ポイントが不足すると、当該不足分の他の満額ポイントカードの特典ポイントによる補充を許可し、当該他の満額ポイントカードの挿入に応じて画像形成処理を継続していることになる。したがって、利用者が中途半端な残ポイントのカードを数枚持つという煩わしさをなくすことが可能となり、より一層利用性を向上させることができることになる。
さらに、本実施例の画像形成装置用自動販売装置1は、満額ポイントカードの特典ポイントを使用した特典画像形成処理中に当該特典ポイントが不足すると、当該不足分の現金等の投入により補充した画像形成と、他の満額ポイントカードの特典ポイントにより補充した画像形成と、を選択に応じて処理していることになる。したがって、ポイントカードが満額ポイントカードになった場合に、利用者の望む方法でコピー等の画像形成を継続することが可能となり、より一層利用性を向上させることができることになる。
また、本実施例の画像形成装置用自動販売装置1は、満額ポイントカードの特典ポイントを使用した特典画像形成処理中に当該特典ポイントが不足すると、特定枚数のみの画像形成を特別に許可している。したがって、利用者が中途半端な残ポイントのカードを数枚持つという煩わしさをなくすことが可能となると共に、特別な特典画像形成を提供することができことになる。また、より一層利用性を向上させることができることになる。
次に、第2の実施例について説明する。
第1の実施例は、画像形成用自動販売装置の具備するポイントカード挿入/返却口6において、ポイントカードが挿入され、また、挿入されたポイントカードの返却を行うこととしたが、第2の実施例は、図10に示すように、ポイントカードの挿入口と、ポイントカードの返却口とを別々に設け、複数のポイントカードを連続して使用可能としたことを特徴とするものである。以下に、第2の実施例における処理動作について説明する。なお、本実施例ではポイントカードは磁気カードとし、データの書き換えを可能とする。
第1の実施例は、画像形成用自動販売装置の具備するポイントカード挿入/返却口6において、ポイントカードが挿入され、また、挿入されたポイントカードの返却を行うこととしたが、第2の実施例は、図10に示すように、ポイントカードの挿入口と、ポイントカードの返却口とを別々に設け、複数のポイントカードを連続して使用可能としたことを特徴とするものである。以下に、第2の実施例における処理動作について説明する。なお、本実施例ではポイントカードは磁気カードとし、データの書き換えを可能とする。
まず、図10を参照しながら、第2の実施例における画像形成用自動販売装置の外部構成について説明する。
第2の実施例における画像形成用自動販売装置は、ドアの上部中央部にはポイントカードの挿入口201が設けられており、そのポイントカードの挿入口201の下側には紙幣投入口202が設けられている。また、ドアの中央部左側にはドアキー203が設けられており、ドアの下側中央部には、ポイントカードの返却口204が設けられており、そのポイントカード返却口204の下側にはつり銭口205が設けられている。
次に、図11を参照しながら上記構成からなる画像形成用自動販売装置の内部構造について説明する。
第2の実施例における画像形成用自動販売装置は、ポイントカード挿入口206と、シャッター207と、搬送ローラ208と、カード停止位置209と、R(リード)/W(ライト)部210と、スタック部211と、分岐爪212と、ポイントカード返却口213と、廃棄カード回収BOX214と、を有して構成されている。
第2の実施例における画像形成用自動販売装置は、ポイントカード挿入口206と、シャッター207と、搬送ローラ208と、カード停止位置209と、R(リード)/W(ライト)部210と、スタック部211と、分岐爪212と、ポイントカード返却口213と、廃棄カード回収BOX214と、を有して構成されている。
次に、図11を参照しながら、第2の実施例における画像形成用自動販売装置の処理動作について説明する。まず、本実施例に使用されるポイントカードについて以下に定義する。
満額カードとは、規定の値までポイントが溜まったポイントカードを示唆する。
破棄カードとは、満額カードを使用してコピー等を行い、ポイントが0までいったポイントカードを示唆する。
ポイントカード情報とは、ポイントカードに書き込まれている情報を示唆する。なおポイントカード情報は以下の3つに分類される。
破棄カードとは、満額カードを使用してコピー等を行い、ポイントが0までいったポイントカードを示唆する。
ポイントカード情報とは、ポイントカードに書き込まれている情報を示唆する。なおポイントカード情報は以下の3つに分類される。
・固定部分:認証コード、店舗コード。
・変動部分:ポイントカードが満額カードかポイントカードかの認識コード、ポイント数。
・ログ部分:ポイント加算・減算履歴。
・変動部分:ポイントカードが満額カードかポイントカードかの認識コード、ポイント数。
・ログ部分:ポイント加算・減算履歴。
なお、上記の認証コードとは、1つ目として、画像形成用自動販売装置に登録されているコードとポイントカード挿入口206から挿入されたポイントカードのコードが一致した場合、その画像形成用自動販売装置用のポイントカードと認識し、ポイントの加算、減算を行う許可信号を、画像形成用自動販売装置自身に出すこと。2つ目として、このコードをグループごとに違うコードにすることで、グループの違い(例えば、コンビニエンスストアAというグループの店舗と、コンビニエンスストアBというグループの店舗の違い)を判断することができる。
また、店舗コードとは、ポイントカードを店舗間で共有して使用する場合、店舗ごとの画像形成用自動販売装置が保持する認識番号を示唆する。これにより、どこの店舗でポイントカードが使用されたかを記録することができるようになる。
なお、画像形成用自動販売装置は、以下のような設定を行うことが可能である。
・ポイントカードの上限を何ポイントにするか。
・満額カードの特典で無料コピーが撮れるようにするか、ポイントカードが満額になったら返却するか。
・無料コピーモード時において残ポイントが無くなった時にポイントカードを返却するか、返却しないか。
また、店舗コードとは、ポイントカードを店舗間で共有して使用する場合、店舗ごとの画像形成用自動販売装置が保持する認識番号を示唆する。これにより、どこの店舗でポイントカードが使用されたかを記録することができるようになる。
なお、画像形成用自動販売装置は、以下のような設定を行うことが可能である。
・ポイントカードの上限を何ポイントにするか。
・満額カードの特典で無料コピーが撮れるようにするか、ポイントカードが満額になったら返却するか。
・無料コピーモード時において残ポイントが無くなった時にポイントカードを返却するか、返却しないか。
(画像形成用自動販売装置の処理動作)
次に、第2の実施例における画像形成用自動販売装置の処理動作について説明する。
まず、第2の実施例における画像形成用自動販売機装置は、ポイントカードを挿入するためのポイントカード挿入口206が上部に設けられており、この上部にあるポイントカード挿入口206より挿入されたポイントカードが、R/W部210を通過し、スタック部211に移動して一時的に停止することになる(S1→S2→S3→S4)。
次に、第2の実施例における画像形成用自動販売装置の処理動作について説明する。
まず、第2の実施例における画像形成用自動販売機装置は、ポイントカードを挿入するためのポイントカード挿入口206が上部に設けられており、この上部にあるポイントカード挿入口206より挿入されたポイントカードが、R/W部210を通過し、スタック部211に移動して一時的に停止することになる(S1→S2→S3→S4)。
次に、R/W部210を通過した時にポイントカードに書かれたポイントカード情報をR/W部210において読み取ることになる。このとき、ポイントカードの認証コードが、画像形成用自動販売装置に登録されている認証コードと一致しなければ、ポイントカードはそのままポイントカード返却口213から返却されることになる(S4→S3→S5→S7)。また、ポイントカードの認証コードが、画像形成用自動販売装置に登録されている認証コードと一致していれば、ポイントカードか満額カードかの判断を行うことになる。
なお、画像形成用自動販売装置に挿入できるポイントカードは2枚まで可能な構成を構築しており、2枚目のポイントカードがポイントカード挿入口206より挿入された場合は、通過時にシャッター207が閉まることになり、ポイントカードの受け付けを拒否することになる。そして、新たな2枚目のポイントカードはR/W部210を通過し、R/W部210にてポイントカードのポイントカード情報を読み取ることになる(S1→S2→S3→S5)。この時、2枚目のポイントカードの認証コードが、画像形成用自動販売装置に登録されている認証コードと一致しなければ、2枚目のポイントカードはそのままポイントカード返却口213から返却されることになる(S5→S7)。また、2枚目のポイントカードの認証コードが、画像形成用自動販売装置に登録されている認証コードと一致していれば2枚目のポイントカードか満額カードかの判断を行い、カード停止位置209で待機することになる(S5→S3→S2)。
次に、各モード時における処理動作について説明する。
(満額カード時における処理動作)
画像形成用自動販売装置は、ポイントカードが満額カードである時には、満額カードで無料コピーを撮れる「無料コピーモード」と、ポイントカードが満額になったら利用者に返却する「満額カード返却モード」の設定が可能な構成を構築している。
そして、満額カードで無料コピーを撮る場合には、複写機100の表示部分で利用者に「満額カードで無料コピーを撮りますか?」の旨の表示を行い、満額カードを使用するか否かの確認を行うことになる。そして、画像形成用自動販売装置の設定により以下に示す、無料コピーモード時における処理動作と、満額カード返却モード時における処理動作と、が行われることになる。
画像形成用自動販売装置は、ポイントカードが満額カードである時には、満額カードで無料コピーを撮れる「無料コピーモード」と、ポイントカードが満額になったら利用者に返却する「満額カード返却モード」の設定が可能な構成を構築している。
そして、満額カードで無料コピーを撮る場合には、複写機100の表示部分で利用者に「満額カードで無料コピーを撮りますか?」の旨の表示を行い、満額カードを使用するか否かの確認を行うことになる。そして、画像形成用自動販売装置の設定により以下に示す、無料コピーモード時における処理動作と、満額カード返却モード時における処理動作と、が行われることになる。
(無料コピーモード時における処理動作)
まず、画像形成用自動販売装置1において満額カードが確認された際に、画像形成用自動販売装置1は複写機100側に複写動作許可信号を出力することになる。そして、画像形成用自動販売装置は、満額カードのポイント数を金額に変換し、画像形成用自動販売装置1の料金テーブル、又は、複写機100から指示された料金をコピー動作によって減算していくことになる。次に、画像形成用自動販売装置1は、コピー動作中に満額カードのポイントが不足した場合は、『ポイントが足りません』の旨の表示を行い、コピー動作不許可信号を複写機100側に通知することになる。複写機100はこれを受けて複写動作を停止させる。このとき、画像形成用自動販売装置1では、不足した分を現金または新たな満額カードを挿入して不足分を補うことが可能となる。そして、現金が投入された場合は、画像形成用自動販売装置1は複写機100にコピー動作許可信号を出力し、先に画像形成用自動販売装置1に投入された満額カードからポイント減算を行い、不足した分だけ、投入された現金から減算することになる。
まず、画像形成用自動販売装置1において満額カードが確認された際に、画像形成用自動販売装置1は複写機100側に複写動作許可信号を出力することになる。そして、画像形成用自動販売装置は、満額カードのポイント数を金額に変換し、画像形成用自動販売装置1の料金テーブル、又は、複写機100から指示された料金をコピー動作によって減算していくことになる。次に、画像形成用自動販売装置1は、コピー動作中に満額カードのポイントが不足した場合は、『ポイントが足りません』の旨の表示を行い、コピー動作不許可信号を複写機100側に通知することになる。複写機100はこれを受けて複写動作を停止させる。このとき、画像形成用自動販売装置1では、不足した分を現金または新たな満額カードを挿入して不足分を補うことが可能となる。そして、現金が投入された場合は、画像形成用自動販売装置1は複写機100にコピー動作許可信号を出力し、先に画像形成用自動販売装置1に投入された満額カードからポイント減算を行い、不足した分だけ、投入された現金から減算することになる。
また、画像形成用自動販売装置1において、新たな満額カードが挿入された場合は、ポイント数を金額に変換し、不足分が足りていれば、画像形成用自動販売装置1は複写機100にコピー動作許可信号を出力し、コピーの再開を行うことになる。そして、先に投入された満額カードが0まで減算された際に、先に投入された満額カードはR/W部210を通過して、満額カードの減算数、残ポイント数、店舗コードをポイントカードに書き込み、再び、R/W部210を通過し、正しく情報が書かれているか否かの確認を行うことになる(S4→S3→S5)。このとき、R/W部210において残ポイント数が0になったことが確認された場合は、画像形成用自動販売装置は、満額カードを廃棄カードと認識する。そしてその廃棄カードを、ポイントカード返却口213を介して返却してもらいたいか、または、廃棄カード回収BOX214に回収してもらいたいかの選択を利用者にしてもらうことになり、返却が選択された場合には、ポイントカード返却口213から廃棄カードが返却されることになる(S5→S7)。また、回収が選択された場合には、廃棄カード回収BOX214に搬送されることになる(S5→S6→S8)。そして、廃棄カードがポイントカード返却口213、又は、ポイントカード回収BOX214へ移動した際に、シャッター217を開け、さらなるポイントカードの挿入を許可することになる。
(満額カード返却モード時における処理動作)
まず、ポイントカード挿入口206から挿入されたポイントカードが満額カードの場合には、「ポイントが溜まっています。特典を受け取ることが出来ます」の旨の表示を行うことになり、分岐爪212を経由してポイントカード返却口213に移動することになる(S1→S2→S3→S5→S7)。なお、この満額カード返却モードでは無料コピーを撮ることはできない。この満額カード返却モードは、満額カードの特典を無料コピーではない他の特典とする場合に用いられることになる。
まず、ポイントカード挿入口206から挿入されたポイントカードが満額カードの場合には、「ポイントが溜まっています。特典を受け取ることが出来ます」の旨の表示を行うことになり、分岐爪212を経由してポイントカード返却口213に移動することになる(S1→S2→S3→S5→S7)。なお、この満額カード返却モードでは無料コピーを撮ることはできない。この満額カード返却モードは、満額カードの特典を無料コピーではない他の特典とする場合に用いられることになる。
(ポイントカードの返却処理)
次に、ポイントカードの返却処理について説明する。
まず、複写動作終了時における返却処理について説明する。
コピー終了後、返却レバーを押下した場合、もしくは、複写機100の具備する操作部上にある「終了」のボタンが押下された場合、ポイントカードはスタック部211よりR/W部210を通過し、今回使用した満額カードのポイント数、残ポイント数、店舗コードをポイントカードに書き込み、再び、R/W部210を通過して、正しく情報が書き込まれているか否かの確認を行うことになる(S4→S3→S5)。その後、分岐爪212を通過してポイントカード返却口213よりポイントカードが返却されることになる(S5→S7)。
次に、ポイントカードの返却処理について説明する。
まず、複写動作終了時における返却処理について説明する。
コピー終了後、返却レバーを押下した場合、もしくは、複写機100の具備する操作部上にある「終了」のボタンが押下された場合、ポイントカードはスタック部211よりR/W部210を通過し、今回使用した満額カードのポイント数、残ポイント数、店舗コードをポイントカードに書き込み、再び、R/W部210を通過して、正しく情報が書き込まれているか否かの確認を行うことになる(S4→S3→S5)。その後、分岐爪212を通過してポイントカード返却口213よりポイントカードが返却されることになる(S5→S7)。
また、ポイントカードが上限まで加算された場合、ポイントカードはスタック部211よりR/W部210を通過し、今回のポイント加算数、残ポイント数、店舗コード、満額カード認識コードをポイントカードに書き込み、再び、R/W部210を通過し、正しく情報が書かれているか否かの確認を行うことになる(S4→S3→S5)。そして、ポイントカードは満額カードとなり、「ポイントが溜まりました」の旨の表示を行う。そして、ポイントカードは分岐爪212を通過してポイントカード返却口213より満額カードとして返却されることになる(S5→S7)。なお、ポイントカードの表面には、現在のポイント数、ポイントカードか満額カードか否かを利用者に分かるように記載することも可能である。
(複写動作中の返却処理)
次に、複写動作中の返却処理について説明する。
(ポイントカード2枚挿入時における処理動作)
まず、ポイントカードが2枚挿入されている場合における処理動作について説明する。
この場合は、まず、先にポイントカード挿入口206から挿入されたポイントカードから加算していくことになる。そして、1枚目のポイントカードが満額になった場合に、スタック部211よりR/W部210を通過し、ポイントカードの加算数、ポイント数、店舗コード、満額カード認識コードをポイントカードに書き込み、再び、R/W部210を通過し、正しく情報が書かれているか否かの確認を行うことになる(S4→S3→S5)。次に、ポイントカードは満額カードとなり、「ポイントが溜まりました」の旨の表示を行うことになる。そして1枚目のポイントカードは分岐爪212を通過してポイントカード返却口213より満額カードとして返却されるこことになる(S5→S7)。そして、2枚目のポイントカードはカード停止位置209からスタック部211に移動される(S2→S3→S4)。そしてシャッター217が開き、ポイントカード挿入口206からのポイントカードの挿入を可能にすることになる。
次に、複写動作中の返却処理について説明する。
(ポイントカード2枚挿入時における処理動作)
まず、ポイントカードが2枚挿入されている場合における処理動作について説明する。
この場合は、まず、先にポイントカード挿入口206から挿入されたポイントカードから加算していくことになる。そして、1枚目のポイントカードが満額になった場合に、スタック部211よりR/W部210を通過し、ポイントカードの加算数、ポイント数、店舗コード、満額カード認識コードをポイントカードに書き込み、再び、R/W部210を通過し、正しく情報が書かれているか否かの確認を行うことになる(S4→S3→S5)。次に、ポイントカードは満額カードとなり、「ポイントが溜まりました」の旨の表示を行うことになる。そして1枚目のポイントカードは分岐爪212を通過してポイントカード返却口213より満額カードとして返却されるこことになる(S5→S7)。そして、2枚目のポイントカードはカード停止位置209からスタック部211に移動される(S2→S3→S4)。そしてシャッター217が開き、ポイントカード挿入口206からのポイントカードの挿入を可能にすることになる。
(満額カード2枚挿入時における処理動作)
次に、満額カードが2枚挿入されている場合における処理動作について説明する。
この場合は、まず、先にポイントカード挿入口206から挿入された満額カードから減算していくことになる。そして、1枚目の満額カードが0まで減算された場合に、スタック部211よりR/W部210を通過し、満額カードの減算数、使用ポイント数、店舗コードをポイントカードに書き込み、再び、R/W部210を通過し、正しく情報が書かれているかの確認を行うことになる(S4→S3→S5)。次に、満額カードは廃棄カードとなり、「ポイントがなくなりました」の旨の表示を行う。そして、廃棄カードは分岐爪212を通過して廃棄カード回収BOX214へ収納されることになる(S5→S6→S8)。そして、2枚目のカードはカード停止位置209からスタック部211に移動されることになる(S2→S3→S4)。そして、シャッター207が開き、ポイントカード挿入口206からのカードの挿入を可能にすることになる。
次に、満額カードが2枚挿入されている場合における処理動作について説明する。
この場合は、まず、先にポイントカード挿入口206から挿入された満額カードから減算していくことになる。そして、1枚目の満額カードが0まで減算された場合に、スタック部211よりR/W部210を通過し、満額カードの減算数、使用ポイント数、店舗コードをポイントカードに書き込み、再び、R/W部210を通過し、正しく情報が書かれているかの確認を行うことになる(S4→S3→S5)。次に、満額カードは廃棄カードとなり、「ポイントがなくなりました」の旨の表示を行う。そして、廃棄カードは分岐爪212を通過して廃棄カード回収BOX214へ収納されることになる(S5→S6→S8)。そして、2枚目のカードはカード停止位置209からスタック部211に移動されることになる(S2→S3→S4)。そして、シャッター207が開き、ポイントカード挿入口206からのカードの挿入を可能にすることになる。
(ポイントカードと満額カードとを1枚ずつ挿入した時の処理動作)
次に、ポイントカードと満額カードとが1枚ずつ挿入されている場合における処理動作について説明する。
この場合は、ポイントカードと満額カードとの何れかのカードを先にポイントカード挿入口206から入れても良く、ポイントカードは加算、満額カードは減算を行うことになる。ただし、満額カードで無料コピーを撮っている場合は、ポイントカードの加算は行われないことになる。なお、ポイントカードのポイントが満額になった時、また、満額カードのポイントが0になったときの返却処理は上記それぞれの場合の動作に順ずることになる。
次に、ポイントカードと満額カードとが1枚ずつ挿入されている場合における処理動作について説明する。
この場合は、ポイントカードと満額カードとの何れかのカードを先にポイントカード挿入口206から入れても良く、ポイントカードは加算、満額カードは減算を行うことになる。ただし、満額カードで無料コピーを撮っている場合は、ポイントカードの加算は行われないことになる。なお、ポイントカードのポイントが満額になった時、また、満額カードのポイントが0になったときの返却処理は上記それぞれの場合の動作に順ずることになる。
(画像形成用自動販売装置1から複写機100へ)
複写動作が終了した際に、画像形成用自動販売装置1は複写機100側へポイントカードの使用状況を伝達することになる。複写機100側は伝達された情報を複写機100内にあるメモリに記録することになる。
なお、ポイントカードの場合は、認証コード、ポイントカードの加算数、店舗コードを1つのセットとして伝達することになる。
また、満額カードの場合は、認証コード、満額カードの減算数、店舗コードを1つのセットとして伝達することになる。
複写動作が終了した際に、画像形成用自動販売装置1は複写機100側へポイントカードの使用状況を伝達することになる。複写機100側は伝達された情報を複写機100内にあるメモリに記録することになる。
なお、ポイントカードの場合は、認証コード、ポイントカードの加算数、店舗コードを1つのセットとして伝達することになる。
また、満額カードの場合は、認証コード、満額カードの減算数、店舗コードを1つのセットとして伝達することになる。
なお、ポイントカードには、コピーを開始し(コピーを開始してからポイントカードが挿入された場合でも、画像形成用自動販売装置側においてポイントカードが挿入される前までのポイントも記録している)、ポイントカードが返却動作に入るまでに加算されたポイントが書き込まれることになる。そして、満額となったときには、満額カードであることを識別する認識コードがポイントカードに書き込まれることになる。なお、満額カードとなり無料コピーを使用した場合は、ポイントカードが返却されるまでにコピーを撮って減算されたポイント数がカード返却時の書き込み時に書き込まれることになる。
次に、図12を参照しながら、上記画像形成用自動販売装置においてポイントカードを使用した際の処理動作について説明する。
(ポイントカードを使用した際の処理動作)
まず、ポイントカードの挿入があるか否かを判定し(ステップS701)、ポイントカードの挿入があると判定した場合は(ステップS701/YES)、そのポイントカードが満額カードか否かを判定する(ステップS702)。そして、ポイントカードが満額カードであると判定した場合は(ステップS702/YES)、満額カードである場合に画像形成用自動販売装置に設定されている特典が無料コピーモードか否かを判定することになる(ステップS703)。
まず、ポイントカードの挿入があるか否かを判定し(ステップS701)、ポイントカードの挿入があると判定した場合は(ステップS701/YES)、そのポイントカードが満額カードか否かを判定する(ステップS702)。そして、ポイントカードが満額カードであると判定した場合は(ステップS702/YES)、満額カードである場合に画像形成用自動販売装置に設定されている特典が無料コピーモードか否かを判定することになる(ステップS703)。
そして、上記ステップS703において、無料コピーモードであると判定した場合は(ステップS703/YES)、コピースタートが押下されているか否かを判定し(ステップS704)、コピースタートが押下されていると判定した場合は(ステップS704/YES)、印刷処理を行い、ポイントの減算処理を行うことになる(ステップS705)。そして、満額カードのポイントが下限となったか否かを判定し(ステップS706)、満額カードのポイントが下限となったと判定した場合は(ステップS706/YES)、廃棄カードと判定し、廃棄カードの回収処理を行うことになる(ステップS707)。
また、上記ステップS702において、ポイントカードが満額カードでないと判定した場合は(ステップS702/NO)、現金投入があるか否かを判定し(ステップS708)、現金投入があると判定した場合は(ステップS708/YES)、コピースタートが押下されているか否かを判定することになる(ステップS709)。そして、コピースタートが押下されていると判定した場合は(ステップS709/YES)、印刷処理を行い、現金投入された金額から減算処理を行い(ステップS710)、ポイントカードにポイントを加算することになる(ステップS711)。そして、ポイントカードが満額になったか否かを判定し(ステップS712)、ポイントカードが満額になったと判定した場合は(ステップS712/YES)、ポイントカードの排出処理を行うことになる(ステップS713)。
次に、上記図12の処理動作において、挿入した満額カードのポイントを用いて無料コピーを行う際に、ポイント数が足りない時の処理動作について図13を参照しながら説明する。
まず、印刷処理を行う際に必要なポイント数(ポイント減算)が、ポイントカードのポイント残数(残ポイント数)がよりも多いか否かを判定し(ポイント減算>残ポイント数)(ステップS801)、ポイント減算が残ポイント数よりも多いと判定した場合は(ステップS801/YES)、コピー動作不許可信号を複写機に対して出力し(ステップS802)、コピーを継続するか否かを判定する(ステップS803)。そして、コピーを継続すると判定した場合は(ステップS803/YES)、新たなポイントカードが挿入されたか否かを判定し(ステップS804)、新たなポイントカードが挿入されたと判定すると(ステップS804/YES)、その新たに挿入されたポイントカードが満額カードか否かを判定する(ステップS805)。そして、新たに挿入されたポイントカードが満額カードであると判定した場合は(ステップS805/YES)、コピー動作許可信号を複写機に対して出力することになる(ステップS807)。また、上記ステップS804において、新たなポイントカードが挿入されていないと判定した場合は(ステップS804/NO)、現金の投入があるか否かを判定し(ステップS806)、現金の投入があると判定した場合は(ステップS806/YES)、コピー動作許可信号を複写機に対して出力することになる(ステップS807)。
次に、図14を参照しながら、本実施例の画像形成用自動販売装置において満額カードが2枚挿入された際の処理動作について説明する。
まず、画像形成用自動販売装置の具備するスタック部に満額カードがあるか否かを判定し(ステップS901)、スタック部に満額カードがあると判定した場合は(ステップ901/YES)、新たにポイントカードが挿入された否かを判定する(ステップS902)。そして、新たにポイントカードが挿入されたと判定した場合は(ステップS902/YES)、その挿入されたポイントカードが満額カードか否かを判定する(ステップS903)。
そして、上記ステップS903において、挿入されたポイントカードが満額カードであると判定した場合は(ステップS903/YES)、新たに挿入された2枚目の満額カード(満額カード2)をカード停止位置へ移動させることになる(ステップS904)。そして、先に挿入された1枚目の満額カード(満額カード1)からポイントの減算処理を行い(ステップS905)、1枚目の満額カード(満額カード1)のポイント数が下限となったか否かを判定することになる(ステップS907)。そして、1枚目の満額カード(満額カード1)のポイント数が下限となったと判定した場合は(ステップS907/YES)、1枚目の満額カード(満額カード1)を廃棄カードと判定し、その廃棄カードと判定されたカード(満額カード1)を、画像形成用自動販売装置の具備する廃棄カード回収BOXに移動させることになる(ステップS908)。そして、カード停止部位置に位置する2枚目の満額カード(満額カード2)を書き込み部(R/W部)に移動させ、1枚目の満額カードと同様な処理が行われることになる。
また、上記ステップS903において、挿入されたポイントカードが満額カードでないと判定した場合は(ステップS903/NO)、その挿入されたポイントカードを、画像形成用自動販売装置の具備するポイントカード返却口に移動させることになる(ステップS906)。
なお、本実施例における画像形成用自動販売装置と接続された複写機側では、ポイントカードの使用状況を管理することが可能であり、以下に示すデータを、図15に示す複写機100の具備するメモリ109において記録することになる。なお、メモリ109に記録する各データにはポイントが使用された認証コード、店舗コードを具備して記録されることになる。
・複写条件や転写紙のサイズ、各種モードなどにより決定された料金テーブルの各条件に対して行ったポイント加算データ。
・満額カードを使用してコピーを行った際に、複写条件や転写紙のサイズ、各種モードなどにより決定された料金テーブルの各条件に対して使用されたポイントのデータ。
・複写条件や転写紙のサイズ、各種モードなどにより決定された料金テーブルの各条件に対して行ったポイント加算データ。
・満額カードを使用してコピーを行った際に、複写条件や転写紙のサイズ、各種モードなどにより決定された料金テーブルの各条件に対して使用されたポイントのデータ。
なお、複写機の具備するメモリ109に記録された各データは、複写機の具部する表示部103に出力することが可能であり、例えば図16に示すように表示部103に表示されることになる。また、メモリ109に記録された各データを紙文書として出力することも可能であり、例えば図17に示すような紙文書を出力部104から出力することになる。以下に、図18を参照しながら、メモリ109に記録された各データを表示部103に表示する際の処理動作と、メモリ109に記録された各データを紙文書として出力部104から出力する際の処理動作について説明する。
(メモリ109に記録された各データを表示部103に表示する際の処理動作)
まず、複写機100の具備する操作部102にてメモリ109に記録されたデータを表示部103に表示するための出力指示を行う(ステップS1001)。次に、複写機制御部105は、操作部102にて行われた出力指示を受信した際に、課金制御部107に対してメモリ109のデータの呼出し指示を行うことになる(ステップS1002)。データの呼出し指示を受けた課金制御部107は、メモリ109からデータを取り出し、その取り出したデータを複写機制御部105に送信する(ステップS1003)。複写機制御部105は、課金制御部107から取得したデータを整理し、その整理したデータを表示部103に表示することになる(ステップS1004)。これにより、メモリ109に記録された各データが図16に示すように表示部103に表示されることになる。
まず、複写機100の具備する操作部102にてメモリ109に記録されたデータを表示部103に表示するための出力指示を行う(ステップS1001)。次に、複写機制御部105は、操作部102にて行われた出力指示を受信した際に、課金制御部107に対してメモリ109のデータの呼出し指示を行うことになる(ステップS1002)。データの呼出し指示を受けた課金制御部107は、メモリ109からデータを取り出し、その取り出したデータを複写機制御部105に送信する(ステップS1003)。複写機制御部105は、課金制御部107から取得したデータを整理し、その整理したデータを表示部103に表示することになる(ステップS1004)。これにより、メモリ109に記録された各データが図16に示すように表示部103に表示されることになる。
(メモリ109に記録された各データを紙文書として出力部104から出力する際の処理動作)
まず、複写機100の具備する操作部102にてメモリ109に記録されたデータを紙文書で出力するための出力指示を行う(ステップS1011)。次に、複写機制御部105は、操作部102にて行われた出力指示を受信した際に、課金制御部107に対してメモリ109のデータの呼出し指示を行うことになる(ステップS1012)。データの呼出し指示を受けた課金制御部107は、メモリ109からデータを取り出し、その取り出したデータを複写機制御部105に送信する(ステップS1013)。複写機制御部105は、課金制御部107から取得したデータを整理し、その整理したデータを画像形成部106に送信し、画像形成部106に対して画像形成の指示を行う(ステップS1014)。画像形成部106は、受信したデータを基に画像形成を行い、複写機制御部105は、画像形成部106において形成されたデータを紙文書として出力部104から出力することになる(ステップS1015)。これにより、メモリ109に記録された各データが図17に示すような紙文書として出力部104から出力されることになる。
まず、複写機100の具備する操作部102にてメモリ109に記録されたデータを紙文書で出力するための出力指示を行う(ステップS1011)。次に、複写機制御部105は、操作部102にて行われた出力指示を受信した際に、課金制御部107に対してメモリ109のデータの呼出し指示を行うことになる(ステップS1012)。データの呼出し指示を受けた課金制御部107は、メモリ109からデータを取り出し、その取り出したデータを複写機制御部105に送信する(ステップS1013)。複写機制御部105は、課金制御部107から取得したデータを整理し、その整理したデータを画像形成部106に送信し、画像形成部106に対して画像形成の指示を行う(ステップS1014)。画像形成部106は、受信したデータを基に画像形成を行い、複写機制御部105は、画像形成部106において形成されたデータを紙文書として出力部104から出力することになる(ステップS1015)。これにより、メモリ109に記録された各データが図17に示すような紙文書として出力部104から出力されることになる。
なお、本実施例における複写機は、外部のパーソナルコンピュータとネットワークを介して接続し、複写機のメモリ109に記録されたポイントカードの利用状況のデータをパーソナルコンピュータに送信し、パーソナルコンピュータにおいて、複数の複写機におけるポイントカードの利用情報を集中管理することも可能である。以下、図19、図20を参照しながら、複数の複写機とパーソナルコンピュータ(集計用PC)とが接続されたシステム構成において、ポイントカードの利用状況を管理する際の処理動作について説明する。
(複数の複写機でポイントカードを共有して使用している場合のポイントカードの管理)
まず、図19に示すように、複写機100を、LANなどを介して遠隔地にある集計管理を行う集計管理用パーソナルコンピュータ(集計用PC)300と接続する。そして、それぞれの複写機100と集計管理用パーソナルコンピュータ300との情報の送受信を可能にし、集計管理用パーソナルコンピュータ300が、各複写機100のポイントカードの使用状況データを取得する。さらに、集計管理用パーソナルコンピュータ300は、各店舗の画像形成用自動販売装置1の設定確認、設定変更も行うことも可能とする。なお、取得したデータは、集計管理用パーソナルコンピュータ300において認証コード、店舗コード別に加算(又は減算)ポイント数を集計していくことになる。なお、集計管理用パーソナルコンピュータ300は、認証コード、店舗コードにより、どこの店舗の情報かを判別することになる。以下、図20を参照しながら、図19に示すシステム構成における集計管理の処理動作について説明する。
まず、図19に示すように、複写機100を、LANなどを介して遠隔地にある集計管理を行う集計管理用パーソナルコンピュータ(集計用PC)300と接続する。そして、それぞれの複写機100と集計管理用パーソナルコンピュータ300との情報の送受信を可能にし、集計管理用パーソナルコンピュータ300が、各複写機100のポイントカードの使用状況データを取得する。さらに、集計管理用パーソナルコンピュータ300は、各店舗の画像形成用自動販売装置1の設定確認、設定変更も行うことも可能とする。なお、取得したデータは、集計管理用パーソナルコンピュータ300において認証コード、店舗コード別に加算(又は減算)ポイント数を集計していくことになる。なお、集計管理用パーソナルコンピュータ300は、認証コード、店舗コードにより、どこの店舗の情報かを判別することになる。以下、図20を参照しながら、図19に示すシステム構成における集計管理の処理動作について説明する。
まず、集計管理用パーソナルコンピュータ300は、各店舗に設置してある複写機100から複写機100の具備するメモリ109に記録してあるポイントカードの利用状況のデータを取得することになる(情報受信)(ステップS1101)。次に、集計管理用パーソナルコンピュータ300は、複数の複写機100から取得したデータを、各データに含まれる認証コードと、店舗コード別に分別し(情報の振り分け)(ステップS1102)、店舗毎にポイントの加算数とポイントの減算数との集計を行うことになる(情報の集計)(ステップS1103)。また、集計管理用パーソナルコンピュータ300は、各店舗とグループとのポイント減算数と満額カードの使用数との割合を算出する(データ作成)(ステップS1104)。そして、店舗がグループに属している場合は、画像形成用自動販売装置の設定が同じグループに属する他の店舗の設定と同じとなるように設定を確認し、各複写機の設定を管理することになる(ステップS1105)。
そして、集計管理用パーソナルコンピュータ300は、ある一定の期間(例えば、1カ月)単位で集計結果を複写機100に通知し、複写機100の具備する表示部103、または、出力部104により出力し、店舗側が集計結果を把握することとなる(情報のフィードバック)(ステップS1106)。また、集計管理用パーソナルコンピュータ300は、各店舗に設置する複写機100におけるポイントカードの使用状況を管理して満額カードの使用が多い店舗への補填を行うことになる(情報のフィードバック)(ステップS1106)。なお、補填を行う例としては、店舗と、その店舗の属するグループ全体とのポイント加算数と満額カード使用数とを金額に変換する。そして、それぞれのポイント加算数に対する使用数の割合を算出することになる。そして、グループの割合に対して、ある店舗の使用数の割合が高い時に補填を行うことになる。なお、補填の例としては、以下のようなものが挙げられる。
・満額カードで無料コピーをした際にかかった料金を、コピー会社が保守料金などから店舗に対して割引する。
・コピー会社が満額カードでの特典景品を店舗に提供する。
・満額カードで使用されたポイントを金額に変換し、コピー会社が店舗にその分の商品で還元する。
・満額カードで無料コピーをした際にかかった料金を、コピー会社が保守料金などから店舗に対して割引する。
・コピー会社が満額カードでの特典景品を店舗に提供する。
・満額カードで使用されたポイントを金額に変換し、コピー会社が店舗にその分の商品で還元する。
このように、図19に示すシステム構成を用いて、複写機100において、ポイントカードの利用状況を集計し、その集計した利用状況を集計管理用パーソナルコンピュータ300に送信し、集計管理用パーソナルコンピュータ300において集計管理を行い、各店舗のカード使用状況を管理して満額カードの使用が多い店舗への補填が行えるようにする。これにより、複数の店舗においてポイントカードを共有して使用している場合に、ある店舗ではポイントカードの加算が多く、また、ある店舗では満額カードの使用が多いなどという格差が生じた場合に、満額カードの使用が多い店舗に対して補填を行うことで、店舗間における不公平差をなくすことが可能となる。
本発明にかかる画像形成課金システムは、コンビニエンスストア等に設置されている画像形成用自動販売装置と画像形成装置とが接続されたシステム構成を構築する装置に適用可能である。
1 画像形成用自動販売装置
3 ドア
4 返却口
5 ドアキー
6 ポイントカード挿入/返却口
7 ポイント表示部
10 操作表示部
11 切換キー
12 出力状態表示部
13 つり銭切れランプ
14 係員呼出表示部
15 投入金額表示部
16 コイン投入口
17 使用可能コイン表示部
18 料金表示部
19 おつり返却操作部
20 返却レバー
31 メイン制御部
32 メインスイッチ
33 I/F部
34 つり銭制御部
35 設定スイッチ
36 コインメカニズム
37 ポイントカード制御部
38 ポイントカードユニット
39 電源ユニット
40 RAM
100 複写機
101、108 I/F部
102 操作部
103 表示部
104 出力部
105 複写機制御部
106 画像形成部
107 課金制御部
109 メモリ
201、206 ポイントカード挿入口
202 紙幣投入口
203 ドアキー
204、213 ポイントカード返却口
205 つり銭口
207 シャッター
208 搬送ローラ
209 カード停止位置
210 R/W部
211 スタック部
212 分岐爪
214 廃棄カード回収BOX
300 集計管理用パーソナルコンピュータ(集計用PC)
3 ドア
4 返却口
5 ドアキー
6 ポイントカード挿入/返却口
7 ポイント表示部
10 操作表示部
11 切換キー
12 出力状態表示部
13 つり銭切れランプ
14 係員呼出表示部
15 投入金額表示部
16 コイン投入口
17 使用可能コイン表示部
18 料金表示部
19 おつり返却操作部
20 返却レバー
31 メイン制御部
32 メインスイッチ
33 I/F部
34 つり銭制御部
35 設定スイッチ
36 コインメカニズム
37 ポイントカード制御部
38 ポイントカードユニット
39 電源ユニット
40 RAM
100 複写機
101、108 I/F部
102 操作部
103 表示部
104 出力部
105 複写機制御部
106 画像形成部
107 課金制御部
109 メモリ
201、206 ポイントカード挿入口
202 紙幣投入口
203 ドアキー
204、213 ポイントカード返却口
205 つり銭口
207 シャッター
208 搬送ローラ
209 カード停止位置
210 R/W部
211 スタック部
212 分岐爪
214 廃棄カード回収BOX
300 集計管理用パーソナルコンピュータ(集計用PC)
Claims (6)
- 記録媒体への像の形成を行う画像形成装置と接続し、前記画像形成装置において像の形成を実行させる画像形成用自動販売装置であって、
前記画像形成装置において像の形成を実行させるための媒体が投入された際に、前記像の形成を実行させるための出力信号を前記画像形成装置に出力する動作可能信号出力手段と、
前記画像形成装置において前記記録媒体への像を形成する際に必要な課金管理を、前記投入された媒体の情報を基に行い、前記画像形成装置に対して前記像の形成の可否を判断し、前記画像形成装置での画像形成を制御する印刷制御手段と、
前記媒体の一つであるポイントカードが投入された際に前記ポイントカードの情報の読み取りを行い前記画像形成装置における像の形成制御を行い、前記投入された場所とは異なる場所から前記ポイントカードを排出し、複数枚のポイントカードによる像の形成制御を行うポイントカード制御手段と、
を有することを特徴とする画像形成用自動販売装置。 - 前記ポイントカード制御手段により読み取ったポイントカードの残ポイントを記憶するポイント記憶手段と、
前記画像形成装置において像の形成を実行させた際に生じたポイント数を前記ポイントカード記憶手段に記憶した前記残ポイント数に加算、または、減算し、該加算、または、減算したポイント数を前記ポイントカードに書き込むポイント書込み制御手段と、を更に有することを特徴とする請求項1記載の画像形成用自動販売装置。 - 記録媒体への像の形成を行う画像形成装置と、前記画像形成装置において像の形成を実行させる画像形成用自動販売装置と、が接続されてなる画像形成課金システムであって、
前記画像形成用自動販売装置は、
前記画像形成装置において像の形成を実行させるための媒体が投入された際に、前記像の形成を実行させるための出力信号を前記画像形成装置に出力する動作可能信号出力手段と、
前記画像形成装置において前記記録媒体への像を形成する際に必要な課金管理を、前記投入された媒体の情報を基に行い、前記画像形成装置に対して前記像の形成の可否を判断し、前記画像形成装置での画像形成を制御する印刷制御手段と、
前記媒体の一つであるポイントカードが投入された際に前記ポイントカードの情報の読み取りを行い前記画像形成装置における像の形成制御を行い、前記投入された場所とは異なる場所から前記ポイントカードを排出し、複数枚のポイントカードによる像の形成制御を行うポイントカード制御手段と、
前記ポイントカード制御手段により読み取ったポイントカードの残ポイントを記憶するポイント記憶手段と、
前記画像形成装置において像の形成を実行させた際に生じたポイント数を前記ポイントカード記憶手段に記憶した前記残ポイント数に加算、または、減算し、該加算、または、減算したポイント数を前記ポイントカードに書き込むポイント書込み制御手段と、
を有し、
前記画像形成装置は、前記画像形成用自動販売装置から像の形成を行うための出力信号を受信した際に、前記記録媒体に像の形成を行う画像形成手段と、
前記ポイントカードにより前記画像形成装置において像の形成を実行させた際に生じたポイント数を記憶するポイント記憶手段と、
を有することを特徴とする画像形成課金システム。 - 前記画像形成装置は、
前記ポイント記憶手段に記憶した前記ポイント数の履歴情報を表示するポイントカード使用履歴情報表示手段を更に有することを特徴とする請求項3記載の画像形成課金システム。 - 前記画像形成装置は、
前記ポイント記憶手段に記憶した前記ポイント数の履歴情報を前記記録媒体に印刷出力するポイントカード使用履歴情報印刷手段を更に有することを特徴とする請求項3記載の画像形成課金システム。 - 前記ポイント数の履歴情報を集計して管理する集計装置を、前記画像形成装置とネットワークを介して更に接続し、
前記画像形成装置は、
前記ポイント記憶手段記憶した前記ポイント数の履歴情報を前記集計装置に送信するポイント情報送信手段を更に有し、
前記集計装置は、
前記画像形成装置から受信した前記ポイント数の履歴情報を集計管理する管理手段を有することを特徴とする請求項3から5の何れか1項に記載の画像形成課金システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003326749A JP2005092636A (ja) | 2003-09-18 | 2003-09-18 | 画像形成用自動販売装置及び画像形成課金システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003326749A JP2005092636A (ja) | 2003-09-18 | 2003-09-18 | 画像形成用自動販売装置及び画像形成課金システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005092636A true JP2005092636A (ja) | 2005-04-07 |
Family
ID=34456843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003326749A Pending JP2005092636A (ja) | 2003-09-18 | 2003-09-18 | 画像形成用自動販売装置及び画像形成課金システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005092636A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007065211A (ja) * | 2005-08-30 | 2007-03-15 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置管理システム、これに使用するカード、及び管理装置 |
-
2003
- 2003-09-18 JP JP2003326749A patent/JP2005092636A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007065211A (ja) * | 2005-08-30 | 2007-03-15 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置管理システム、これに使用するカード、及び管理装置 |
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