JP2005091854A - 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 現像剤容器内には、現像スリーブ4−2と平行で、現像剤容器内の現像剤と非磁性トナーを、攪拌・搬送し、現像スリーブ4−2へ現像剤を供給するための、回転自在な第1スクリュー4−6と、これと平行で、対向する方向に、現像剤を攪拌・搬送させ、現像剤を循環させる、回転自在な第2スクリュー4−7とを有する現像装置において、磁界を発生する磁界発生手段4―13を、第2スクリュー4−7の上に、少なくとも1つは有する。
【選択図】 図7
Description
さらに、現像剤容器内に補給されたトナーをほぐし、トナーと現像剤を十分混合させ、トナーがキャリアと効率よく接触できる現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置を提供することである。
さらに、小型化でき、コストダウンすることができる現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置を提供することである。
さらに、磁界発生手段を取り外せ、現像剤容器内の現像剤を交換することができる現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置を提供することである。
さらに、本体側に磁界発生手段を設け、プロセスカートリッジから部品を外すことで、ランニングコストを下げることができるプロセスカートリッジを提供することである。
本発明の現像装置は、非磁性トナーと磁性キャリアを含有する二成分現像剤を収容する現像剤容器に設けられた補給口を経て現像剤容器内へ非磁性トナーが供給される現像装置であって、現像剤容器内には、現像スリーブと平行で、現像剤容器内の現像剤と非磁性トナーを、攪拌・搬送し、現像スリーブへ現像剤を供給するための、回転自在な第1の現像剤攪拌・搬送手段と、この第1の現像剤攪拌・搬送手段と平行で、第1の現像剤攪拌・搬送手段と対向する方向に、現像剤を攪拌・搬送させ、現像剤を循環させる、回転自在な第2の現像剤攪拌・搬送手段とを有する現像装置において、磁界を発生する磁界発生手段を、第2の現像剤攪拌・搬送手段の上に、少なくとも1つは有することを特徴とする。
また、本発明の現像装置は、さらに、前記磁界発生手段は、補給口の現像剤搬送方向下流に配置されていることを特徴とする。
また、本発明の現像装置は、さらに、前記磁界発生手段は、第2の現像剤攪拌・搬送手段上で、現像装置の断面において進行方向に対し、第2の現像剤攪拌・搬送手段の回転方向が、左回転の場合は中心軸より左側に、右回転の場合は中心軸より右側に、配置されていることを特徴とする。
また、本発明の現像装置は、さらに、前記第2の現像剤攪拌・搬送手段の上に着脱可能な状態で配置されている磁界発生手段を覆うカバーを設け、前記カバーが、薄い非磁性部材で構成され、その中に有する磁界発生手段は固定されていないことを特徴とする。
また、本発明の現像装置は、さらに、前記磁界発生手段は、画像形成装置本体側に取り付けられていることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、さらに、潜像を担持する感光体と、帯電部材を感光体表面に接触又は近接させて感光体を帯電する帯電装置と、感光体に潜像を形成する潜像形成装置と、感光体の潜像にトナーを付着させて現像する現像装置と、感光体とこれに接触しつつ表面移動する表面移動部材との間に転写電界を形成して感光体に形成されたトナー像を表面移動部材との間に挟持される記録部材上又は表面移動部材上に転写する転写装置と、感光体上のトナーをクリーニングするクリーニング装置と、記録部材上のトナー像を熱と圧力で定着する定着装置とをを備える画像形成装置において、請求項6に記載のプロセスカートリッジを有することを特徴とする。
図1は、本発明の現像装置が用いられる画像形成装置の主要な構成を概略的に示した模式図である。図1に示すように、中間転写ベルトを用いた、並べて備える複数の感光体にそれぞれ個別に現像装置を備え、各感光体上にそれぞれ単色トナー画像を形成し、それらの単色トナー画像を順次転写してシートに合成カラー画像を記録する、いわゆるタンデム型のカラー複写機の作像部分である。この画像形成装置では、図1に示すように、外周面に静電潜像が形成されるドラム状の潜感光体である感光ドラム1a〜dと、感光ドラム1a〜dの外周面を規定電位に帯電するための帯電ローラ2a〜dと、規定電位に帯電させた上記外周面に露光により静電潜像を形成する発光素子3a〜dと、上記静電潜像をトナーの可視画像化する現像装置4a〜dと、上記外周面に形成された可視画像を一旦転写する中間転写ベルト5と、転写紙に中間転写ベルト5の可視画像を転写する紙転写ベルト7と、定着装置8とを備えている。ここでは、感光体1と、帯電手段として帯電装置、現像手段として現像装置、クリ−ニング手段としてクリーニング装置を一体に支持し、画像形成装置本体に着脱自在にしたプロセスカ−トリッジで構成されている。
感光ドラム1上の転写残トナーはクリーニング装置9a〜dにより除去される。また、中間転写ベルト上の残トナーは中間転写クリーニングブレード12によって除去される。
現像装置4は、図3に示すように、潜感光体である感光ドラム1と対向して配置されており、現像剤容器4−1と現像剤容器4−1内の現像剤を担持する現像スリーブ4−2と、現像スリーブ4−2上に担持された現像剤の穂高を規制するためのブレード4−3を有している。
現像剤容器4−1は垂直方向に仕切られた現像スリーブ4−2上と近い方に位置する現像室4−4と、現像スリーブ4−2上から遠い方に位置する攪拌室4−5に区画されている。現像室4−4と攪拌室4−5には、非磁性トナー(以下、トナーという)と磁性キャリア(以下、キャリアという)とを含有する現像剤(二成分現像剤)が収容されており、現像室4−4と攪拌室4−5の現像剤は循環している。
現像室4−4と攪拌室4−5には、それぞれ現像スリーブと平行で、現像剤容器4−1内の現像剤とトナーを、攪拌・搬送し、現像スリーブ4−2上へ現像剤を供給するための、回転自在な第1の現像剤攪拌・搬送手段 4−6(以下、第1スクリュー4−6という)と、この第1スクリューと平行で、第1と対向する方向に、現像剤を攪拌・搬送させ、現像剤を循環させる、回転自在な第2の現像剤攪拌・搬送手段4−7(以下、第2スクリュー4−7という)が配置されている。
現像スリーブ4−2は、非磁性材料で構成され、内部には磁界を発生するマグネット4−8が固定配置されている。マグネット4−8を内蔵する現像スリーブ4−2は、規制ブレード4−3によって層厚規制された二成分現像剤の層を現像領域に担持搬送し、感光ドラム1と対向する現像領域でトナーを感光ドラム1に供給して感光ドラム1に形成されている静電潜像を現像するようになっている。
本実施形態にかかる画像形成装置は、図3において攪拌室4−5の上側で、図4及び図5に示すように、トナー補給口4−9の第2スクリュー4−7現像剤搬送方向下流側において、現像装置の断面において進行方向に対し、第2スクリューの回転方向が、左回転の場合は中心軸より左側に、右回転の場合は中心軸より右側に、磁界発生手段4−13を配置してある。このような構成にすることで、図4及び図6に示すように、現像剤が補給口4−9から現像剤搬送方向下流へ移動する間、磁界発生手段4−13に現像剤が引き寄せられ現像剤の穂4−10を形成する。
補給口4−9から供給された直後のトナーは、搬送される現像剤の上を搬送されるものが多いが、搬送される現像剤をとどまらせ穂を形成することで、図4及び図6に示すように、搬送されるトナー4−11が、現像剤の穂4−10に押し付けられ、トナーの固まりは崩れ、散らばらせられ、混合される。その工程とほぼ同時に磁界発生手段4−13の磁気力により穂4−10を形成していた現像剤もスクリューの羽根により、磁界発生手段4−13から引き離され分散されたトナーとともに下流に搬送される。
2 帯電装置
3 発光素子
4 現像装置
4−1 現像剤容器
4−2 現像スリーブ
4−3 規制ブレード
4−4 現像室
4−5 攪拌室
4−6 第1の現像剤攪拌・搬送手段(第1スクリュー)
4−7 第2の現像剤攪拌・搬送手段(第2スクリュー)
4−8 マグネット
4−9 補給口
4−10 現像剤の穂
4−11 トナー
4−12 カバー
4−13
5 中間転写ベルト
6 レジストローラ
7 紙搬送ベルト
8 定着装置
9 クリーニング装置
10 トナー補給装置
11 トナーホッパー部
Claims (8)
- 非磁性トナーと磁性キャリアを含有する二成分現像剤を収容する現像剤容器に設けられた補給口を経て現像剤容器内へ非磁性トナーが供給される現像装置であって、
現像剤容器内には、現像スリーブと平行で、現像剤容器内の現像剤と非磁性トナーを、攪拌・搬送し、現像スリーブへ現像剤を供給するための、回転自在な第1の現像剤攪拌・搬送手段と、
この第1の現像剤攪拌・搬送手段と平行で、第1の現像剤攪拌・搬送手段と対向する方向に、現像剤を攪拌・搬送させ、現像剤を循環させる、回転自在な第2の現像剤攪拌・搬送手段とを有する現像装置において、
磁界を発生する磁界発生手段を、第2の現像剤攪拌・搬送手段の上に、少なくとも1つは有する
ことを特徴とする現像装置。 - 請求項1に記載の現像装置において、
前記磁界発生手段は、補給口の現像剤搬送方向下流に配置されている
ことを特徴とする請求項1の現像装置。 - 請求項1又は2に記載の現像装置において、
前記磁界発生手段は、第2の現像剤攪拌・搬送手段上で、現像装置の断面において進行方向に対し、第2の現像剤攪拌・搬送手段の回転方向が、左回転の場合は中心軸より左側に、右回転の場合は中心軸より右側に、配置されている
ことを特徴とする請求項1又は2の現像装置。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載の現像装置において、
前記第2の現像剤攪拌・搬送手段の上に着脱可能な状態で配置されている磁界発生手段を覆うカバーを設け、
前記カバーが、薄い非磁性部材で構成され、その中に有する磁界発生手段は固定されていない
ことを特徴とする現像装置。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載の現像装置において、
前記磁界発生手段は、画像形成装置本体側に取り付けられている
ことを特徴とする現像装置。 - 少なくとも、感光体と現像装置を一体に支持し、画像形成装置本体に着脱自在であるプロセスカ−トリッジにおいて、
前記画プロセスカートリッジは、請求項1ないし5のいずれかに記載の現像装置を有する
ことを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 潜像を担持する感光体と、帯電部材を感光体表面に接触又は近接させて感光体を帯電する帯電装置と、感光体に潜像を形成する潜像形成装置と、感光体の潜像にトナーを付着させて現像する現像装置と、感光体とこれに接触しつつ表面移動する表面移動部材との間に転写電界を形成して感光体に形成されたトナー像を表面移動部材との間に挟持される記録部材上又は表面移動部材上に転写する転写装置と、感光体上のトナーをクリーニングするクリーニング装置と、記録部材上のトナー像を熱と圧力で定着する定着装置とを を備える画像形成装置において、
前記画像形成装置は、請求項1ないし5のいずれかに記載の現像装置を有する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 潜像を担持する感光体と、帯電部材を感光体表面に接触又は近接させて感光体を帯電する帯電装置と、感光体に潜像を形成する潜像形成装置と、感光体の潜像にトナーを付着させて現像する現像装置と、感光体とこれに接触しつつ表面移動する表面移動部材との間に転写電界を形成して感光体に形成されたトナー像を表面移動部材との間に挟持される記録部材上又は表面移動部材上に転写する転写装置と、感光体上のトナーをクリーニングするクリーニング装置と、記録部材上のトナー像を熱と圧力で定着する定着装置とを を備える画像形成装置において、
前記画像形成装置は、請求項6に記載のプロセスカートリッジを有する
ことを特徴とする画像形成装置。
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