JP2005090650A - 軸受構造 - Google Patents

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Abstract


【課題】 組み付け時に軸受メタルの真円度が悪化することを防止できる軸受構造を提供する。
【解決手段】 半割円筒形状の第1及び第2メタル4,5を回転軸6を挟み込むように配置し、それら第1及び第2メタル4,5同士を互いの端面4a,5aで突き合わせて締め付けてなる軸受構造であって、上記第1及び第2メタル4,5に、上記端面4a,5aから周方向に延出すると共に、上記回転軸6の軸心Cと垂直な線Lに対して傾斜した傾斜スリット10を設けたものである。
【選択図】 図3

Description

本発明は、内燃機関のクランク軸のジャーナルやクランクピン等を支持するための軸受構造に係り、特に、組み付け時に軸受メタルが径方向に変形して真円度が悪化することを防止した軸受構造に関するものである。
内燃機関のクランク軸のジャーナルやクランクピン等を支持する軸受構造として、図1に示すようなものが知られている。
この軸受構造は、半円形状の内面1aを有するボディ1と、ボディ1の上部にボルト7により取り付けられ、同じく半円形状の内面2aを有するキャップ2と、それらボディ1及びキャップ2の内面1a,2aに組み込まれる軸受メタル3とを備える。軸受メタル3は、ボディ1の内面1a側に組み付けられる半割円筒形状の下メタル5と、キャップ2の内面2a側に組み付けられる半割円筒形状の上メタル4とからなる2分割構造である。
係る軸受構造では、上メタル4と下メタル5とをそれぞれキャップ2及びボディ1の内面2a,1aに組み付け、それらキャップ2及びボディ1を回転軸6を挟み込むように配置して上メタル4と下メタル5とを互いの端面4a,5a(周方向両側端面)で突き合わせてボルト7により締め付けるようになっている。このような軸受構造は、例えば特許文献1,2等に開示されている。
実開平5−96539号公報 特開平9−112535号公報
ところで、係る軸受構造では、ボディ1及びキャップ2に対する上下メタル4,5の安定性及び密着性を確保して、上下メタル4,5が回転軸6と共回りすることを防止する必要がある。そこで、上下メタル4,5の周方向長さをキャップ2及びボディ1の内面2a,1aの周方向長さよりも若干長く形成し、キャップ2をボディ1に締め付けたときに上下メタル4,5を圧縮するようにしている。
例えば、図5に示すように、ボディ1及びキャップ2の内面1a,2aと同形状の内面8を有する治具9を用意し、その治具9に対して、上メタル4又は下メタル5を、一方の端面4a,5a(図中左側の端面)が治具9の上面9aと同一面上に位置するように配置し、他方の端面4a,5aに所定の負荷Fをかけたときに、負荷Fをかけた方の端面4a,5aが治具9の上面9aから所定寸法hだけ突出するようなサイズに設計される。
このように、上下メタル4,5の両方ともボディ1及びキャップ2の内面1a,2aよりも大きく設計されるため、両メタル4,5をボディ1とキャップ2との間に組み付けると、ボディ1とキャップ2との接合面には上記寸法hの2倍の隙間が生じることになる。そして、ボルト7により、この隙間2hがなくなるまでキャップ2をボディ1に対して締め付けるのであるが、この締め付け時に上下メタル4,5及びキャップ2が径方向に変形してしまい、真円度が悪化するという問題があった。
これを、図6を用いて説明する。
まず、図6(a)に示すように、ボディ1の内面1aに下メタル5を装着し、そのボディ1に対して、内面2aに上メタル4を装着したキャップ2を組み付ける。この際、下メタル5及び上メタル4の一方(図中左側)の端面4a,5aをボディ1の上面1bと同一面上に位置させ、それと同じ側(図中左側)でキャップ2の下面2bとボディ1の上面1bとを接触させる。従って、他側ではキャップ2の下面2bとボディ1の上面1bとの間に上述した初期隙間2hが生じる。
そして、図6(b)に示すように、初期隙間2hがなくなるまでキャップ2をボディ1に対して締め付けて、上下メタル4,5を圧縮するのであるが、このとき、上下メタル4,5に生じる応力によって、上メタル4又は下メタル5の端面4a,5aが径方向内側へと変形してしまうことがある。あるいは、上下メタル4,5の反力によってキャップ2が径方向外側に変形してしまう可能性もある。この結果、上下メタル4,5の真円度が悪化する。
そこで、本発明の目的は、組み付け時に軸受メタルの真円度が悪化することを防止できる軸受構造を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、半割円筒形状の第1及び第2メタルを回転軸を挟み込むように配置し、それら第1及び第2メタル同士を互いの端面で突き合わせて締め付けてなる軸受構造であって、上記第1及び第2メタルに、上記端面から周方向に延出すると共に、上記回転軸の軸心と垂直な線に対して傾斜した傾斜スリットを設けたものである。
ここで、上記傾斜スリットが、上記第1及び第2メタルを径方向に貫通して形成されることが好ましい。
また、上記傾斜スリットが、上記回転軸の軸心に沿って間隔を隔てて複数設けられても良い。
また、上記傾斜スリットが、上記端面から遠ざかるにつれて、上記回転軸の軸心と平行に延出する上記第1及び第2メタルの幅方向の外側から内側に位置するように傾斜するようにしても良い。
本発明によれば、組み付け時に軸受メタルの真円度が悪化することを防止できるという優れた効果を発揮するものである。
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
本実施形態に係る軸受構造は、内燃機関のクランク軸のジャーナルを軸支するためのものであり、その基本的な構造は図1に示したものと同様である。
即ち、本実施形態に係る軸受構造は、半円形状の内面1aを有するボディ1と、ボディ1の上部にボルト7により取り付けられ、同じく半円形状の内面2aを有するキャップ2と、それらボディ1及びキャップ2の内面1a,2aに組み込まれる軸受メタル3とを備える。軸受メタル3は、ボディ1の内面1a側に組み付けられる半割円筒形状の下メタル(第1メタル)5と、キャップ2の内面2a側に組み付けられる半割円筒形状の上メタル(第2メタル)4とからなる2分割構造である。
この軸受構造は、上メタル4と下メタル5とをそれぞれキャップ2及びボディ1の内面2a,1aに組み付け、それらキャップ2及びボディ1を回転軸6を挟み込むように配置して上メタル4と下メタル5とを互いの端面4a,5a(周方向両側端面)で突き合わせた後、キャップ2をボディ1に対してボルト7により締め付けてなるものである。
また、上下メタル4,5の周方向長さは、ボディ1及びキャップ2の内面1a,2aの周方向長さよりも若干長く形成され、キャップ2をボディ1に対して締め付けたときに上下メタル4,5を圧縮するようになっている。
本実施形態の軸受構造の特徴は、上下メタル4,5の周方向両端部に、上下メタル4,5が圧縮されたときにそれらの端部を回転軸6の軸方向(図1において紙面裏表方向)に積極的に変形させるための傾斜スリットを備えた点にある。
図2及び図3を用いて、傾斜スリットについて説明する。図2は、上下メタル4,5の一方の端面4a,5a近傍を示す拡大斜視図であり、図3は上下メタル4,5の一方の端面4a,5a近傍を横方向(図1中A方向)から見た拡大側面図である。
傾斜スリット10は上下メタル4,5各々の周方向両端部にそれぞれ形成され、上下メタル4,5の端面4a,5aから周方向に延出する。
傾斜スリット10は、回転軸6(図1参照)の軸心Cとほぼ平行に延出する上下メタル4,5の幅方向においてほぼ中央部に形成された中央傾斜スリット10aと、その中央傾斜スリット10aよりも幅方向外側に形成された側部傾斜スリット10bとを備えている。
中央傾斜スリット10aは、上下メタル4,5の端部を径方向に貫通して(横断して)形成され(図2参照)、その断面形状が、回転軸6の軸心Cと垂直な線Lに対して所定角度θで傾斜した二つの内壁10a−1,10a−2によりほぼ二等辺三角形状に形成される。つまり、中央傾斜スリット10aの内壁10a−1,10a−2は、上下メタル4,5の端面4a,5aから周方向に遠ざかるにつれて幅方向外側から内側(中央側)に向かって位置するように傾斜する。また、中央傾斜スリット10aは、上下メタル4,5の幅方向ほぼ中央部に対して左右対称に形成される。
側部傾斜スリット10bは、本実施形態では中央傾斜スリット10aの幅方向両側にそれぞれ二個づつ設けられ、中央傾斜スリット10aと同様に、上下メタル4,5の端部を径方向に貫通して形成される(図2参照)。側部傾斜スリット10bは、回転軸6の軸心Cと垂直な線Lに対して所定角度θで傾斜した二つの平行内壁10b−1,10b−2と、それら平行内壁10b−1,10b−2の端部に連続して形成され、回転軸6の軸心C(上下メタル4,5の幅方向)とほぼ平行に延出する底部10b−3とを備え、断面形状がほぼ平行四辺形状に形成される。側部傾斜スリット10bの平行内壁10b−1,10b−2は、上下メタル4,5の端面4a,5aから周方向に遠ざかるにつれて幅方向外側から内側(中央側)に向かって位置するように傾斜する。この傾斜角度θは、中央傾斜スリット10aの内壁10a−1,10a−2の傾斜角度θと等しい。側部傾斜スリット10bは、上下メタル4,5の幅方向ほぼ中央部に対して左右対称に形成される。従って、傾斜スリット10全体が、上下メタル4,5の幅方向ほぼ中央部に対して左右対称に形成されることになる。なお、図から明らかなように、本実施形態では、中央傾斜スリット10aの周方向延出長さは、側部傾斜スリット10bの周方向延出長さよりも短くなっている。
以上説明した傾斜スリット10は、上下メタル4,5各々の周方向両端部に同位置かつ同形状に形成される。
上下メタル4,5の端部に傾斜スリット10(中央傾斜スリット10a及び側部傾斜スリット10b)が形成されることによって、上下メタル4,5の端部が櫛歯状に形成される。つまり、上下メタル4,5の端部に、回転軸6の軸方向に間隔を隔てて複数の櫛歯11が形成され、それら各櫛歯11の先端面が、上下メタル4,5の端面4a,5a(組み付け時の突き合わせ面)となる。つまり、上下メタル4,5の端面4a,5aは、回転軸6の軸方向に間隔を隔てて複数(本実施形態では6個)形成される。
各櫛歯11は、上下メタル4,5の端面4a,5aから周方向に遠ざかるにつれて、幅方向外側から内側に位置するように傾斜し、上下メタル4,5の幅方向ほぼ中央部に対して左右対称に形成される。
次に本実施形態の軸受構造の作用を説明する。
軸受構造を組み付ける際には、まず、図6(a)に示すように、ボディ1の内面1aに下メタル5を装着し、そのボディ1に対して、内面2aに上メタル4を装着したキャップ2を組み付ける。この際、下メタル5及び上メタル4の一方(図中左側)の端面4a,5aをボディ1の上面1bと同一面上に位置させ、それと同じ側(図中左側)でキャップ2の下面2bとボディ1の上面1bとを接触させる。従って、他側ではキャップ2の下面2bとボディ1の上面1bとの間に初期隙間2hが生じる。
このとき、上メタル4に形成された複数の端面4aと、下メタル5に形成された複数の端面5aとは互いにズレ無く当接する。
そして、初期隙間2hがなくなるまでキャップ2を締め付けて上下メタル4,5を圧縮するのであるが、このとき、図4に示すように、上下メタル4,5に圧縮応力Pが発生する。すると、上下メタル4,5の端部に設けられた櫛歯11が、端面4a,5a側に向かうにつれて幅方向(回転軸6の軸方向)外側に位置するように傾斜しているため、圧縮応力Pが各櫛歯11を幅方向外側に屈曲・湾曲させる力fとして作用する。この力fにより上下メタル4,5の端部が回転軸6の軸方向外側に向かってほぼ左右対称に弾性変形する。そして、上下メタル4,5の端部が弾性変形したことにより発生する弾性力(バネ力)により上下メタル4,5が周方向に付勢され、上下メタル4,5がキャップ2及びボディ1の内面2a,1aに押し付けられて固定される。
このように、本実施形態の軸受構造によれば、上下メタル4,5の端部に回転軸6の軸方向に傾斜した傾斜スリット10が設けられているため、上下メタル4,5を圧縮して組み付けたときに、上下メタル4,5の端部(櫛歯11)が回転軸6の軸方向に積極的に変形される。従って、上下メタル4,5が径方向に変形して真円度が悪化することを防止できる。これによって、上下メタル4,5と回転軸6、及び上下メタル4,5とボディ1及びキャップ2との接触状態(接触面積、接触面圧など)が周方向全域に亘ってほぼ均一となり、理想的な軸支状態を提供できる。
また、上下メタル4,5が径方向に変形することがないので、組み付け時の初期隙間2hを従来と同様とでき、上下メタル4,5とボディ1及びキャップ2との安定性及び密着性を充分確保できる。
また、上下メタル4,5の端部が回転軸6の軸方向に変形したことにより生じる弾性力が、上下メタル4,5をキャップ2及びボディ1に対して押し付ける力として作用するため、上下メタル4,5とボディ1及びキャップ2との安定性及び密着性を充分確保できる。
更に、傾斜スリット10が、上下メタル4,5の端部から周方向外側に向かうにつれて幅方向内側に向かうように傾斜しているため、上下メタル4,5の端面4a,5aから傾斜スリット10内に導入された潤滑油が幅方向中央側に集められる。従って、潤滑油が幅方向外側へと排出されることがなく、高い潤滑性能を確保できる。
なお、この軸受構造において、傾斜スリット10(中央傾斜スリット10a及び側部傾斜スリット10b)を、上下メタル4,5を径方向に貫通するように形成することは重要である。なぜなら、仮に傾斜スリット10が上下メタル4,5の径方向の一部分にのみ形成されたとした場合、傾斜スリット10が形成されていない部分を介して上下メタル4,5を径方向へと変形させてしまう力が発生する可能性があるからである。また、傾斜スリット10が上下メタル4,5の径方向の一部分にのみ形成された場合、上下メタル4,5の剛性が径方向において不均一となるため、均一な変形ができず、ねじりや波打ちといった現象が発生する可能性もある。
本発明は以上説明した実施形態に限定はされない。
例えば、傾斜スリット10の数、間隔(つまり櫛歯11の幅)、傾斜角度θ、周方向延出長さ、幅などは、上下メタル4,5の取り付け条件やサイズなどに合わせて適宜設定されるものである。
また、傾斜スリット10は上下メタル4,5の片側の端部にのみ形成しても良いし、上下メタル4,5のどちらか一方にのみ形成しても良い。
軸受構造の正面図である。 本発明の一実施形態に係る軸受構造の上下メタルの端部を示す拡大斜視図である。 図2の軸受構造の上下メタルの端部を示す拡大側面図である。 上下メタルを突き合わせて締め付けた状態を示す拡大側面図である。 上下メタルをボディ及びキャップの内面よりも大きく形成することを説明するための図である。 (a)は軸受構造の組み付け方法を説明する正面図である。
(b)は従来の軸受構造において、組み付け時に上メタルが径方向に変形した状態を示す図である。
符号の説明
1 ボディ
2 キャップ
3 軸受メタル
4 上メタル(第2メタル)
4a 端面
5 下メタル(第1メタル)
5a 端面
6 回転軸
10 傾斜スリット
10a 中央傾斜スリット
10b 側部傾斜スリット

Claims (4)

  1. 半割円筒形状の第1及び第2メタルを回転軸を挟み込むように配置し、それら第1及び第2メタル同士を互いの端面で突き合わせて締め付けてなる軸受構造であって、
    上記第1及び第2メタルに、
    上記端面から周方向に延出すると共に、上記回転軸の軸心と垂直な線に対して傾斜した傾斜スリットを設けたことを特徴とする軸受構造。
  2. 上記傾斜スリットが、上記第1及び第2メタルを径方向に貫通して形成される請求項1記載の軸受構造。
  3. 上記傾斜スリットが、上記回転軸の軸心に沿って間隔を隔てて複数設けられる請求項1又は2記載の軸受構造。
  4. 上記傾斜スリットが、上記端面から遠ざかるにつれて、上記回転軸の軸心と平行に延出する上記第1及び第2メタルの幅方向の外側から内側に位置するように傾斜する請求項1〜3いずれかに記載の軸受構造。
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