JP2005089827A - Al−Si共晶合金、Al合金製鋳物、鋳造用Al合金およびそれらの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明のAl−Si共晶合金は、全体を100質量%としたときに9〜13質量%のSiと主成分であるAlとからなり、Al−Si共晶からなる粒状の共晶粒がAl−Si共晶からなる共晶マトリックス中に分散した複合共晶組織を有することを特徴とする。このAl−Si共晶合金は、成分組成的な偏在がなく、鋳造性に優れ、Si量も多いため、強度、耐摩耗性、耐熱性等に優れる。
【選択図】図3
Description
このように多くの利点を備えたセミソリッド鋳造法は、例えば、下記の特許文献に開示されている。特許文献1はAl−Si亜共晶合金について開示したものであり、特許文献2はAl−Si過共晶合金について開示したものである。
なお、上記特許文献3の段落0010には、共晶組成に近いAl−Si系合金にSrを添加すると、共晶Siを微細化し延性を向上させ得る旨が記載されている。しかし、Srの添加に依る共晶Si微細化の効果は、従来から知られているものに過ぎない。また、上記特許文献3には、Mg合金にSrを添加したものしか開示されておらず、共晶組成に近いAl−Si系合金にSrを添加したものは開示されていない。さらに、後述する本発明のような複合共晶組織に関する記載は特許文献3に全くない。ちなみに、Mg合金にSrを添加しているのは鋳造引けを改善するためであって、本発明の意図とするところと全くことなる。
すなわち、本発明のAl−Si共晶合金は、全体を100質量%としたときに9〜13質量%のSiと主成分であるAlとからなり、Al−Si共晶からなる粒状の共晶粒がAl−Si共晶からなる共晶マトリックス中に分散した複合共晶組織を有することを特徴とする。
本発明は、そのような複合共晶組織をもつAl合金製鋳物としても把握できる。
すなわち、本発明は、全体を100質量%としたときに9〜13質量%のSiと主成分であるAlとからなる溶湯またはスラリを鋳型に注入し凝固させて得られ、Al−Si共晶からなる粒状の共晶粒がAl−Si共晶からなる共晶マトリックス中に分散した複合共晶組織を有することを特徴とするAl合金製鋳物としても良い。
本発明は、そのAl合金製鋳物を鋳造する際の原料(ビレット、スラグ等)となる鋳造用Al合金としても把握できる。
すなわち、本発明は、全体を100質量%としたときに9〜13質量%のSiと主成分であるAlとからなり、Al−Si共晶からなる粒状の共晶粒がAl−Si共晶からなる共晶マトリックス中に分散した複合共晶組織を有しており、加熱した際に、該共晶粒からなる固相と該共晶マトリックスの溶融した液相とが共存したスラリとなり得ることを特徴とする鋳造用Al合金としても良い。
上記Al−Si共晶合金は、例えば、次のようにして得られ、本発明はその製造方法として把握しても良い。
すなわち、本発明は、全体を100質量%としたときに9〜13質量%のSiと主成分であるAlとからなる溶湯を、Al−Si共晶が晶出しない第1冷却域で冷却する第1冷却工程と、該第1冷却工程後の溶湯を、Al−Si共晶からなる粒状の共晶粒が晶出する第2冷却域で冷却する第2冷却工程とを備え、該共晶粒がAl−Si共晶からなる共晶マトリックス中に分散した複合共晶組織を有するAl−Si共晶合金が得られることを特徴とするAl−Si共晶合金の製造方法としても良い。
上記Al合金製鋳物は、例えば、次のようにして得られ、本発明はその製造方法として把握しても良い。
すなわち、本発明は、全体を100質量%としたときに9〜13質量%のSiと主成分であるAlとからなると共にAl−Si共晶からなる固相が液相と共存したスラリを調製するスラリ調製工程と、該スラリを鋳型に注入する注入工程と、該注入されたスラリを冷却して凝固させる凝固工程とを備え、Al−Si共晶からなる粒状の共晶粒がAl−Si共晶からなる共晶マトリックス中に分散した複合共晶組織を有するAl合金製鋳物が得られることを特徴とするAl合金製鋳物の製造方法としても良い。
上記鋳造用Al合金は、例えば、次のようにして得られ、本発明はその製造方法として把握しても良い。
すなわち、本発明は、全体を100質量%としたときに9〜13質量%のSiと主成分であるAlとからなる溶湯を、Al−Si共晶が晶出しない第1冷却域で冷却する第1冷却工程と、該第1冷却工程後の溶湯を、Al−Si共晶からなる粒状の共晶粒が晶出する第2冷却域で冷却する第2冷却工程とを備え、該共晶粒がAl−Si共晶からなる共晶マトリックス中に分散した複合共晶組織を有すると共に加熱した際に該共晶粒からなる固相と該共晶マトリックスの溶融した液相とが共存したスラリとなり得る鋳造用Al合金が得られることを特徴とする鋳造用Al合金の製造方法としても良い。
上記本発明の作用および効果について説明する。なお、以下では主に、Al−Si共晶合金およびその製造方法について説明するが、それらはAl合金製鋳物、鋳造用Al合金およびそれらの製造方法にも適宜該当するものである。本発明のAl合金製鋳物および鋳造用Al合金は、上位概念である本発明のAl−Si共晶合金に包含される下位概念だからである。
(1)組成
本発明のAl−Si共晶合金は、主成分がAlでSiが上記組成範囲内であり(以下、この範囲の組成を「共晶組成」という。)、複合共晶組織が形成される限り、その他の合金元素の種類や組成は問わない。このような合金元素として、例えば、SrやCuがある。
Srは、本発明の複合共晶組織を得る上で、非常に有効な元素である。上記共晶組成をもつAl合金の溶湯にSrを含有させることで、その溶湯中から共晶粒となるAl−Si共晶の固相が粥状に晶出し易くなる。そしてその溶湯は、全体が粥状のスラリとなった後に凝固する。つまり、粥状凝固をする。一方、その溶湯中にSr等を含有させない場合、溶湯は鋳型のキャビティ壁面から共晶組織を形成するようになり、表皮形成型の凝固形態となり易い。この場合、共晶組織が形成されるとしても、本発明でいうような複合共晶組織は得難い。
本発明のAl−Si共晶合金は、前述したように、共晶マトリックス中に共晶粒が分散した複合共晶組織をもつことを大きな特徴とする。共晶粒や共晶マトリックスの組織の形態は問わないが、その組織が微細である程、機械的性質等に優れるので好ましい。また、共晶粒の形状は、球形状に近い程、界面における共晶マトリックスとの整合性が良く、強度、靱性等の点で好ましい。共晶粒の平均粒径は、例えば、3mm以下が好ましい。共晶粒のアスペクト比は、例えば、1〜1.5が好ましい。
本発明のAl−Si共晶合金を製造する場合、所定組成の溶湯からAl−Si共晶が晶出する前の冷却速度が重要と考えられる。勿論、本発明の場合でも、鋳型内の溶湯中から共晶が晶出している段階では、その期間の長短は別にして、温度が基本的に変化せず、その部分(第2冷却域)での冷却速度はほぼ零と考えられる。
本発明者が鋭意研究したところ、この第2冷却域で、粒状の固相(共晶粒)が晶出して溶湯が粥状のスラリとなるか否かは、そこに至る前の第1冷却域における冷却方法が重要であることが解った。このAl−Si共晶が晶出する前の第1冷却域における冷却速度(これを適宜「第1冷却速度」という。)が遅すぎると、粒状のAl−Si共晶が晶出したとしても、その周囲に粗大な針状のSi相が出現して、機械的性質が低下する。一方、その第1冷却速度が速すぎると、鋳物から鋳型への単位時間当りの熱流量が多く、第2冷却域における凝固初期において表皮形成型の凝固形態を呈するため好ましくない。
次に、本発明のAl合金製鋳物の製造方法について説明する。前述したように、この製造方法は、Al−Si共晶からなる固相と液相とが共存したスラリを調製するスラリ調製工程と、そのスラリを鋳型に注入する注入工程と、注入後のスラリを冷却、凝固させる凝固工程とを備えてなる。Al合金製鋳物の組織が本発明でいう複合共晶組織となる限り、各工程の詳細な内容は問わない。スラリ調製工程は、例えば、全体を100質量%としたときに9〜13質量%のSiと主成分であるAlとからなると共にAl−Si共晶からなる粒状の共晶粒がAl−Si共晶からなる共晶マトリックス中に分散した複合共晶組織を有する鋳造用Al合金を加熱して半溶融させる半溶融工程であると好適である。鋳造原料として複合共晶組織を有する鋳造用Al合金を使用することで、温度管理等だけで容易に前記スラリが得られるので、生産性や鋳造装置の簡素化等を図れる。勿論、スラリ調製工程は、例えば、完全に溶融している溶湯を鋳造機等のスリーブに通し、その中で冷却速度を調整して、上記スラリを得る工程であっても良い。このとき、注入工程は、得られた溶湯をスリーブから鋳型へ連続的に注入するものであると効率的である。
本発明のAl合金製鋳物は、鋳造後に熱処理を施しても良いが、熱処理を施さない鋳放し状態でも、優れた強度、耐摩耗性、耐熱性等を発揮する。本発明のAl−Si共晶合金からなるダイキャスト鋳造品(Al合金製鋳物)であれば、鋳造に要するサイクルタイムも短かく、鋳造後の加工等がほとんど不要であり、強度や耐摩耗性、耐熱性等に優れた鋳物が低コストで得られる。
本発明でいう複合共晶組織をもつ鋳造用Al合金(以下、「ビレット」という。)を用いて、所望形状のダイキャスト鋳造品(Al合金製鋳物)を製作することを想定し、以下のような試験を行った。
(ビレットの製造)
表1に示す成分組成をもつ溶湯を調製した。単位は質量%である。各溶湯をステンレス製の有底円筒形(φ60x38x80mm)の金型へ注湯した。注湯前の金型の温度は室温、溶湯の温度は645℃とし、注湯量は250gとした。
この金型のキャビティの全内壁面には、予め厚さ0.2mmの黒鉛シート(東レ(株)製、トレカクロス)を貼り付けておいた。この黒鉛シートは断熱シートであって、冷却速度を調整するために利用した。
試料No.2からなる溶湯を、黒鉛シートを貼り付けた金型へ注湯し、前述の場合と同様に鋳造した鋳造品のマクロ組織を、上記実施例と同様に観察した写真を図5に示す。この図5から、溶湯中にSrを含ませずに上記の鋳造方法を行った場合、Al−Si共晶組織が金型の壁面から形成されて内部へ進行する表皮形成型の凝固をしていることが解る。
表1に示した各組成のAl合金製鋳物をダイキャスト鋳造した。
ダイキャスト鋳造は、縦型ダイキャスト機を用いて次のように行った。
ダイキャスト機のスリーブ内に合金溶湯(645℃)を注湯し、これを放冷して半凝固状態のスラリとした。このスラリをプランジャ(φ40mm)で金型のキャビティへ加圧注入後(注入工程)、冷却速度を100℃/秒程度として凝固させた(凝固工程)。この他の鋳造条件は、スリーブ長さ:60mm、注湯量:200g、鋳造圧力:64MPa、射出(プランジャ)速度:0.6m/s、金型温度:室温、鋳物形状:幅60mmx高さ50mmx厚さ10mmの平板とした。得られたダイキャスト鋳造品をX線透過観察したところ、鋳造欠陥等がなく良好であった。
なお、ここでは、レオキャストによりダイキャスト鋳造品を製造したが、前述のビレット(チクソ用ビレット)を用いてチクソキャストしてダイキャスト鋳造品を製造しても良い。
Claims (13)
- 全体を100質量%としたときに9〜13質量%のケイ素(Si)と主成分であるアルミニウム(Al)とからなり、
Al−Si共晶からなる粒状の共晶粒がAl−Si共晶からなる共晶マトリックス中に分散した複合共晶組織を有することを特徴とするAl−Si共晶合金。 - さらに、0.003〜0.3質量%のストロンチウム(Sr)を含む請求項1に記載のAl−Si共晶合金。
- さらに、5質量%以下の銅(Cu)を含む請求項1または2に記載のAl−Si共晶合金。
- 全体を100質量%としたときに9〜13質量%のSiと主成分であるAlとからなる溶湯またはスラリを鋳型に注入し凝固させて得られ、
Al−Si共晶からなる粒状の共晶粒がAl−Si共晶からなる共晶マトリックス中に分散した複合共晶組織を有することを特徴とするAl合金製鋳物。 - 全体を100質量%としたときに9〜13質量%のSiと主成分であるAlとからなり、
Al−Si共晶からなる粒状の共晶粒がAl−Si共晶からなる共晶マトリックス中に分散した複合共晶組織を有しており、
加熱した際に、該共晶粒からなる固相と該共晶マトリックスの溶融した液相とが共存したスラリとなり得ることを特徴とする鋳造用Al合金。 - 全体を100質量%としたときに9〜13質量%のSiと主成分であるAlとからなる溶湯を、Al−Si共晶が晶出しない第1冷却域で冷却する第1冷却工程と、
該第1冷却工程後の溶湯を、Al−Si共晶からなる粒状の共晶粒が晶出する第2冷却域で冷却する第2冷却工程とを備え、
該共晶粒がAl−Si共晶からなる共晶マトリックス中に分散した複合共晶組織を有するAl−Si共晶合金が得られることを特徴とするAl−Si共晶合金の製造方法。 - 前記第1冷却工程は、少なくとも前記第1冷却域の末期の冷却速度を2〜10℃/secとする工程である請求項6に記載のAl−Si共晶合金の製造方法。
- 前記第1冷却域から前記第2冷却域へ移行する移行冷却域で、前記第1冷却工程の冷却速度より遅く前記第2冷却工程の冷却速度より速い冷却速度で該第1冷却工程後の溶湯を冷却する移行冷却工程を備える請求項6または7に記載のAl−Si共晶合金の製造方法。
- 前記移行冷却工程は、前記移行冷却域における最大の冷却速度を0.3℃/sec以上とする工程である請求項8に記載のAl−Si共晶合金の製造方法。
- 全体を100質量%としたときに9〜13質量%のSiと主成分であるAlとからなると共にAl−Si共晶からなる固相が液相と共存したスラリを調製するスラリ調製工程と、
該スラリを鋳型に注入する注入工程と、
該注入されたスラリを冷却して凝固させる凝固工程とを備え、
Al−Si共晶からなる粒状の共晶粒がAl−Si共晶からなる共晶マトリックス中に分散した複合共晶組織を有するAl合金製鋳物が得られることを特徴とするAl合金製鋳物の製造方法。 - 前記スラリ調製工程は、全体を100質量%としたときに9〜13質量%のSiと主成分であるAlとからなると共にAl−Si共晶からなる粒状の共晶粒がAl−Si共晶からなる共晶マトリックス中に分散した複合共晶組織を有する鋳造用Al合金を加熱して半溶融させる半溶融工程である請求項10に記載のAl合金製鋳物の製造方法。
- 前記注入工程は、前記スラリを金型のキャビティ内へ射出する射出工程である請求項10に記載のAl合金製鋳物の製造方法。
- 全体を100質量%としたときに9〜13質量%のSiと主成分であるAlとからなる溶湯を、Al−Si共晶が晶出しない第1冷却域で冷却する第1冷却工程と、
該第1冷却工程後の溶湯を、Al−Si共晶からなる粒状の共晶粒が晶出する第2冷却域で冷却する第2冷却工程とを備え、
該共晶粒がAl−Si共晶からなる共晶マトリックス中に分散した複合共晶組織を有すると共に加熱した際に該共晶粒からなる固相と該共晶マトリックスの溶融した液相とが共存したスラリとなり得る鋳造用Al合金が得られることを特徴とする鋳造用Al合金の製造方法。
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