JP2005088703A - 車両のブレーキ力制御装置 - Google Patents

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浩 時本
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Abstract

【課題】自動走行装置の作動時には,アシストブレーキ力発生手段のアシストブレーキ力発生タイミングを通常走行時よりも早めるようにして,ブレーキ操作の遅れを補う。
【解決手段】ブレーキ操作入力に応じた通常ブレーキ力を発生して車輪ブレーキ7a,7bを作動する通常ブレーキ力発生手段4と,ブレーキ操作時で,所定の実行条件が成立したとき,発生したアシストブレーキ力を前記車輪ブレーキ7a,7bに供給して該車輪ブレーキ7a,7bのブレーキ力を前記通常ブレーキ力よりも増加させるアシストブレーキ力発生手段13とを備える,車両のブレーキ力制御装置において,車両の自動走行装置の作動時には,前記実行条件を,アシストブレーキ力発生手段13のアシストブレーキ力発生タイミングを通常走行時よりも早める補正を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は,ブレーキ操作入力に応じた通常ブレーキ力を発生して車輪ブレーキを作動する通常ブレーキ力発生手段と,ブレーキ操作時で,所定の実行条件が成立したとき,発生したアシストブレーキ力を前記車輪ブレーキに供給して該車輪ブレーキのブレーキ力を前記通常ブレーキ力より増加させるアシストブレーキ力発生手段とを備える,車両のブレーキ力制御装置の改良に関する。
従来,かゝる車両のブレーキ力制御装置において,緊急ブレーキ時は,前記実行条件が成立したとして,アシストブレーキ力発生手段を作動させ,車輪ブレーキのブレーキ力を増強するようにしたものは,例えば下記特許文献1に開示されているように,既に知られている。
特開平9−290751号公報
自動車には,ドライバの運転負担の軽減のために,車速を希望する一定値に自動制御するオートクルーズ装置や,先行車両に一定の車間距離を置いて自動的に追従走行する自動追従装置等の自動走行装置を設けたものがある。
ところで,そのような自動走行装置を使用して自動車を運転した場合には,一般にドライバは,足をフロア上で,アクセルペダル及びブレーキペダルから離れた疲労の少ない場所に置くことが多く,こうした場合の緊急ブレーキ時には,ブレーキ操作が多少とも遅れ気味となる。
本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたもので,自動走行装置の作動時には,アシストブレーキ力発生手段のアシストブレーキ力発生タイミングを通常走行時よりも早めるようにして,ブレーキ操作の遅れを補うことができる,前記車両のブレーキ力制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために,本発明は,ブレーキ操作入力に応じた通常ブレーキ力を発生して車輪ブレーキを作動する通常ブレーキ力発生手段と,ブレーキ操作時で,所定の実行条件が成立したとき,発生したアシストブレーキ力を前記車輪ブレーキに供給して該車輪ブレーキのブレーキ力を前記通常ブレーキ力より増加させるアシストブレーキ力発生手段とを備える,車両のブレーキ力制御装置において,車両の自動走行装置の作動を検知する検知手段と,この検知手段の検知信号に基づいて前記実行条件を,アシストブレーキ力発生手段のアシストブレーキ力発生タイミングを通常走行時よりも早める側に補正する補正手段とを更に備えることを特徴とする。
尚,前記通常ブレーキ力発生手段は,後述する本発明の実施例中のマスタシリンダ4に対応し,また自動走行検知手段は第1及び第2自動走行センサ18,19に対応し,アシストブレーキ力発生手段はアシスト油圧発生弁13に対応し,補正手段は電子制御ユニット14に対応する。
本発明によれば,自動走行装置の作動時には,ドライバが足をアクセルペダル及びブレーキペダルから離れた疲労の少ない場所に置いていた状態から急ブレーキ操作に入ったことで,そのブレーキ操作が多少とも遅れ気味となっていても,アシストブレーキ力発生手段のアシストブレーキ力発生タイミングが通常走行時よりも早められることにより上記遅れを補い,車輪ブレーキを迅速且つ強力に作動させ,緊急ブレーキに的確に対応することができる。
本発明の実施の形態を,添付図面に示す本発明の好適な実施例に基づいて説明する。
図1は本発明に係るブレーキ力制御装置を備えた自動車のブレーキ装置の系統図,図2は上記ブレーキ力制御装置における電子制御ユニットで実行される制御ルーチンのフローチャートである。
図1において,自動車の車体に支持される倍力装置1の入力端に,ブレーキペダル2に連結した入力杆3が連接され,その出力端にマスタシリンダ4が連結される。倍力装置1は,ブレーキペダル2に加えられる踏力,即ち操作入力を増幅してマスタシリンダ4に伝達するものである。
マスタシリンダ4は,倍力装置1の出力に応じて発生した通常のブレーキ油圧を出力する一対の第1及び第2出力ポート5a,5bを備えるタンデム型に構成されており,各出力ポート5a,5bには,左右の前輪及び後輪にそれぞれ対応する車輪ブレーキ7L,7Rが主油路6a,6bを介して接続される。主油路6a,6bに接続される各種機器は基本的に同一であるので,説明の便宜上,一方の主油路6b側の機器についてのみ説明する。
主油路6bには公知のアンチロック制御弁装置8が介装される。主油路6bには,アンチロック制御弁装置8の上流側に,電動モータ9aにより駆動される油圧ポンプ9から延出するアシスト油路10が接続され,この油圧ポンプ9の吐出側には逆止弁11を介してアキュムレータ12が接続される。油圧ポンプ9は,マスタシリンダ4のリザーバ4a又は専用のリザーバから吸入した作動油をアキュムレータ12に圧送して蓄圧させる。
アシスト油路10には,アキュムレータ12の下流側にアシスト油圧発生弁13が介装される。
ブレーキペダル2近傍の車体には,該ペダル2の踏込み作動を検知するブレーキセンサ15が取り付けられ,またマスタシリンダ4には,その発生油圧を検知する油圧センサ16が付設され,これらセンサ15,16の出力信号は電子制御ユニット14に入力されるようになっている。
また車速を検知する車速センサ17と,オートクルーズ装置及び自動追従装置の作動をそれぞれ検知する第1及び第2自動走行センサ18,19とが設けられ,これらセンサ17,18,19の出力信号も電子制御ユニット14に入力されるようになっている。そして電子制御ユニット14は,車速センサ17の出力信号が所定値以上の車速を示し,且つ油圧センサ16の出力信号がマスタシリンダ4の所定値以上の出力油圧の上昇を示したとき,緊急ブレーキ状態と判断して,アシスト油圧発生弁13に制御信号を出力する。
上記制御信号によれば,アシスト油圧発生弁13は,マスタシリンダ4の出力油圧を所定の比率で増圧したアシスト油圧をアキュムレータ12から取り出して,アシスト油路10及び主油路6bを介して車輪ブレーキ7L,7Rに供給するようになっている。その際,上記アシスト油圧がマスタシリンダ4側に作用することを阻止するため,逆止弁20と,電子制御ユニット14からの指令で閉じられる常開型電磁開閉弁21とが主油路6bの上流部に並列に挿入される。
また電子制御ユニット14は,第1自動走行センサ18又は第2自動走行センサ19の出力信号によりオートクルーズ装置又は自動追従装置の作動状態を伝えてきたときは,緊急ブレーキ状態の判断基準となる閾値を下げ側,即ちアシスト油圧発生弁13の作動開始タイミングを早める側に補正する閾値補正機能を有する。
具体的には,オートクルーズ装置及び自動追従装置が作動していない状態での通常運転時において,緊急ブレーキ状態を判断する閾値を,車速でV,マスタシリンダ4の出力油圧でPと設定して,車速がV以上,且つマスタシリンダ4の出力油圧の単位時間当たりの増加率がΔP以上のときは緊急ブレーキ状態と判断するようにした場合には,オートクルーズ装置又は自動追従装置を作動させた自動走行時には,その閾値は,車速で(V−α),マスタシリンダ4の出力油圧で(P−β),同出力油圧の増加率で(ΔP−γ)と下げ補正される。
次に,この実施例の作用について,図2の電子制御ユニット14で実行される制御ルーチンのフローチャートを参照しながら説明する。
このフローチャートは,自動車のエンジンを始動したときからスタートする。ステップ1では,オートクルーズ装置又は自動追従装置の作動,不作動の状態が第1及び第2自動走行センサ18,19の出力信号から判別される。オートクルーズ装置及び自動追従装置の何れも不作動状態と判別されると,ステップ3に飛んで,ブレーキセンサ15からの信号の有無からブレーキ操作状態か否かが判別される。
ステップ3でブレーキ操作状態と判別されると,ステップ4に進み,ブレーキ状態が所定の緊急ブレーキ閾値を超えた状態にあるか否かを判別し,緊急ブレーキ閾値を超えたと判別したときは,ステップ5に進んでアシスト油圧発生弁13を作動させる。
アシスト油圧発生弁13は作動すると,マスタシリンダ4の出力油圧を所定の比率で増圧したアシスト油圧をアキュムレータ12から取り出して,アシスト油路10及び主油路6bを通して車輪ブレーキ7L,7Rに供給するので,マスタシリンダ4の出力油圧より高圧のアシスト油圧が車輪ブレーキ7L,7Rに供給されることになり,非力のドライバでも,車輪ブレーキ7L,7Rのブレーキ力を容易に増強することができる。
一方,ステップ1でオートクルーズ装置及び自動追従装置の何れか一方でも作動していることが判別されると,ステップ2に移って,前記閾値の下げ補正を行う。そしてブレーキペダル2の操作時には,ステップ3を経てステップ4に進み,下げ補正された閾値に基づいてブレーキ状態が緊急ブレーキ状態にあるが否かが判別され,緊急ブレーキ状態と判別されると,ステップ5に進んでアシスト油圧発生弁13を作動する。
このように,オートクルーズ装置及び自動追従装置の何れか一方でも作動している場合には,ブレーキ状態が緊急ブレーキ状態にあるが否かは,下げ補正された閾値に基づいて判別されるため,アシスト油圧発生弁13の作動開始タイミングが,通常運転の場合よりも早められることになる。
したがって,ドライバが足をアクセルペダル及びブレーキペダルから離れた疲労の少ない場所に置いていた状態から急ブレーキ操作に入ったことで,そのブレーキ操作が多少とも遅れ気味となっていても,アシスト油圧発生弁13の作動開始タイミングが早められたことにより上記遅れを補い,車輪ブレーキ7L,7Rを迅速且つ強力に作動させ,緊急ブレーキに的確に対応することができる。
本発明は,上記実施例に限定されるものではなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば,緊急ブレーキ状態の判断基準となる閾値のパラメータには,ブレーキペダル2の踏込み速度を取り入れることもできる。またアシストブレーキ力発生手段としては,負圧ブースタや油圧ブースタ内に組み込まれていて,倍力出力を増強させる公知の手段を採用することもできる。
本発明に係るブレーキ力制御装置を備えた自動車のブレーキ装置の系統図。 上記ブレーキ力制御装置における電子制御ユニットで実行される制御ルーチンのフローチャート。
符号の説明
4・・・・通常ブレーキ力発生手段(マスタシリンダ)
7a,7b・・・車輪ブレーキ
13・・・アシストブレーキ力発生手段(アシスト油圧発生弁)
14・・・補正手段(電子制御ユニット)
18,19・・・自動走行検知手段(第1及び第2自動走行センサ)

Claims (1)

  1. ブレーキ操作入力に応じた通常ブレーキ力を発生して車輪ブレーキ(7a,7b)を作動する通常ブレーキ力発生手段(4)と,ブレーキ操作時で,所定の実行条件が成立したとき,発生したアシストブレーキ力を前記車輪ブレーキ(7a,7b)に供給して該車輪ブレーキ(7a,7b)のブレーキ力を前記通常ブレーキ力より増加させるアシストブレーキ力発生手段(13)とを備える,車両のブレーキ力制御装置において,
    車両の自動走行装置の作動を検知する検知手段(18,19)と,この検知手段(18,19)の検知信号に基づいて前記実行条件を,アシストブレーキ力発生手段(13)のアシストブレーキ力発生タイミングを通常走行時よりも早める側に補正する補正手段(14)とを更に備えることを特徴とする,車両のブレーキ力制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010070150A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Toyota Motor Corp 牽引時と非牽引時とで制動助勢が異なる牽引駆動車
US8831830B2 (en) 2010-05-19 2014-09-09 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle controlling system
US8958970B2 (en) 2010-05-13 2015-02-17 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle control device and vehicle control system

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